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聞得大君おおきみ

聞得大君おおきみ（琉球りゅうきゅう語ご：チフィ君くん／チフィジン ‧ チフィジンガナシー Cihwizin ‧ Cihwizinganasii）是これ琉球りゅうきゅう神道しんとう最さい高級こうきゅう祝しゅく女おんな（神かみ女おんな）的てき稱號しょうごう。在ざい琉球りゅうきゅう第だい二に尚しょう氏し王朝おうちょう時期じき，聞得大君おおきみ一職由國王親自任命，為ため高級こうきゅう神しん女おんな三さん十じゅう三さん君くん之の首席しゅせき，掌てのひら管かん琉球りゅうきゅう國こく的てき最高さいこう御嶽おんたけ齋場さいじょう御嶽おんたけ。

聞得大君おおきみ
琉球りゅうきゅう漢字かんじチフィ君くん
琉球りゅうきゅう國字こくじ頭あたまチフィウフジンガナシー ‧ チフィジン
拉ひしげ丁ひのと化かCihwiuhuzinganasii ‧ Cihwizin

第だい二に尚しょう氏し王朝おうちょう尚なお真ま王おう在位ざいい時期じき，為ため了りょう加か強きょう中央ちゅうおう集權しゅうけん，在ざい宗教しゅうきょう上うえ推行「祭政さいせい一致いっち」的てき政策せいさく，設置せっち聞得大君おおきみ一職以統轄全國境內的祝しゅく女おんな。聞得大君おおきみ由ゆかり國王こくおう直接ちょくせつ任命にんめい，而且只ただ能のう由ゆかり國王こくおう的てき親おや屬ぞく（如妃ひ嬪、翁おう主ぬし等ひとし）出だし任にん，尊稱そんしょう為ため「聞得大君おおきみ御殿ごてん」、「聞得大君おおきみ加か那な志こころざし」。

聞得大君おおきみ的てき宗教しゅうきょう職責しょくせき是ぜ為ため琉球りゅうきゅう的てき國家こっか安泰あんたい、海路かいろ安全あんぜん、五穀豐登祈禱。

歷史れきし

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琉球りゅうきゅう神道しんとう的てき祭司さいし全部ぜんぶ都みやこ由ゆかり女性じょせい擔任たんにん，稱たたえ為ため祝しゅく女おんな。早期そうき祝しゅく女おんな一職多由地方有力按司的てき近親きんしん擔任たんにん，成なり為ため地方ちほう的てき強大きょうだい宗教しゅうきょう家族かぞく勢力せいりょく。影響えいきょう比較ひかく大だい的てき祝しゅく女おんな勢力せいりょく為ため中山なかやま首くび里さと地區ちく的てき佐さ司し笠かさ（又また稱たたえ「差さ笠かさ」，琉球りゅうきゅう語ご：さすかさ）和わ北山きたやま國頭くにがみ地區ちく的てき阿おもね應おう理り屋や惠めぐみ（オーレー）。

當時とうじ祝しゅく女おんな家族かぞく的てき勢力せいりょく非常ひじょう大だい，有ゆう時じ甚至通過つうか所謂いわゆる「神かみ的てき旨むね意い」來らい壓制あっせい琉球りゅうきゅう王おう府ふ，限きり制せい國王こくおう的てき權力けんりょく。尚なお真ま王おう的てき母親ははおや宇喜也嘉（おぎやか）憑藉祝しゅく女おんな勢力せいりょく，迫さこ使つかい尚なお宣せん威い王おう禪ぜん位い給きゅう尚なお真しん。

為ため了りょう壓制あっせい祝しゅく女おんな集團しゅうだん的てき宗教しゅうきょう勢力せいりょく，尚なお真ま王おう在ざい即位そくい之の後進こうしん行ぎょう了りょう宗教しゅうきょう改革かいかく，設置せっち了りょう最高さいこう祝しゅく女おんな聞得大君おおきみ一いち職しょく，管理かんり首くび里さと城じょう內十御嶽おんたけ的てき宗教しゅうきょう儀式ぎしき，並なみ規定きてい聞得大君おおきみ一いち職しょく由よし國王こくおう任命にんめい。尚なお真ま王おう的てき妹いもうと妹いもうと音おと智さとし殿どの茂しげ金きん（號ごう月つき清きよし）被ひ任命にんめい為ため第だい一いち代だい聞得大君おおきみ。而原先さき的てき兩個りゃんこ最高さいこう祝しゅく女おんな佐さ司し笠かさ和わ阿おもね應おう理り屋や惠めぐみ則のり被ひ降くだ為ため聞得大君おおきみ的てき副手ふくしゅ。

原則げんそく上聞じょうぶん得とく大君おおきみ為ため終身しゅうしん職しょく，一般由先王的王妃或者其他王族女性擔任。

這一神職しんしょく到いた1879年ねん琉球りゅうきゅう處分しょぶん後こう依然いぜん被ひ保留ほりゅう，直ちょく到いた1944年ねん才ざい被ひ廢除はいじょ。近年きんねん尚しょう氏し王室おうしつ後人こうじん尚なお裕ひろし之これ女おんな尚なお圭子けいこ（户籍名めい野津のつ圭子けいこ，實業じつぎょう家か野津のつ乔之これ妻つま）亦また自稱じしょう聞得大君おおきみ，但ただし未み被ひ正式せいしき承認しょうにん。

聞得大君おおきみ的てき就任しゅうにん儀式ぎしき

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齋場さいじょう御嶽おんたけ、三さん庫こ理り

聞得大君おおきみ在ざい琉球りゅうきゅう神道しんとう中ちゅう的てき地位ちい相當そうとう於妹いもうと神しん（日にち语：おなり神しん）（おなり神しん）。聞得大君おおきみ的てき就職しゅうしょく儀式ぎしき稱しょう為ため「下した御ご新しん」（御ご新しん下くだり），在ざい琉球りゅうきゅう神道しんとう最大さいだい聖地せいち齋場さいじょう御嶽おんたけ舉行。該儀式しき的てき本質ほんしつ是ぜ聞得大君おおきみ與あずか琉球りゅうきゅう創造そうぞう之の神かみ之の間あいだ的てき聖せい婚こん。此後聞得大君おおきみ便びん自稱じしょう得え到いた了りょう王族おうぞく守護神しゅごじん君きみ手しゅ摩ま的てき靈力れいりょく，以君手しゅ摩ま的てき名義めいぎ發はつ號ごう施ほどこせ令れい。

聞得大君おおきみ在ざい就任しゅうにん儀式ぎしき之の後こう就會被ひ授予兩個りゃんこ神かみ名めい：「しませんこ あけしの」和かず「てだしろ」。其中，根據こんきょ《思おもえ草紙ぞうし》的てき記載きさい，「しませんこ あけしの」（勢理客じっちゃく）原本げんぽん是ぜ今歸仁なきじん城しろ附近ふきん管理かんり「こもけな御嶽おんたけ」的てき祝しゅく女おんな的てき稱號しょうごう。[1]「てだしろ」（太陽たいよう代だい）本來ほんらい是これ馬うま天たかし祝しゅく女おんな的てき神かみ名めい，聞得大君おおきみ一職創立後被剝奪，成なり為ため聞得大君おおきみ的てき神かみ名めい。

歷代れきだい聞得大君おおきみ一覽いちらん

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代數だいすう 姓氏せいし 名な／號ごう 童わらわ名めい 出生しゅっしょう 逝世 與あずか王室おうしつ的てき關係かんけい 位い號ごう、封ふう號ごう 就任しゅうにん 夫おっと婿むこ 墓はか葬そう
初代しょだい 尚なお氏し 月つき清きよし 音おと智さとし殿どの茂しげ金きん ？ ？ 尚なお圓えん王おう之これ女おんな
尚なお真ま王おう之これ妹いもうと		 翁おう主ぬし 尚なお真ま王おう代だい 玉たま陵りょう
二に代だい 尚なお氏し 梅南ばいなん[2] ？ 1577年ねん 浦添うらぞえ王子おうじ尚なお維衡（朝あさ滿まん）之の女おんな - 尚なお元もと王おう代だい 未婚みこん 玉たま陵りょう
三さん代だい 梅うめ岳たけし 真ま和志かずし ？ 1605年ねん 尚なお元もと王おう之これ妃ひ 1577年ねん 尚なお元もと王おう 玉たま陵りょう
四よん代だい 尚なお氏し 月つき嶺みね 思おもえ武たけ太ふとし金きん 1584年ねん 1653年ねん 尚なお永なが王おう之これ女おんな
大里おおさと王子おうじ尚なお熙（朝長ともなが）之の妻つま		 翁おう主ぬし 1650年ねん 大里おおさと王子おうじ朝長あさおさ尚なお熙 玉たま陵りょう
五ご代だい 圓心えんしん 1617年ねん 1677年ねん 尚なお豐ゆたか王おう弟おとうと金武かなたけ王子おうじ朝ちょう貞さだ尚なお盛もり之の女おんな 1653年ねん
六ろく代だい 章あきら氏し 月つき心こころ 思おもえ真鶴まなづる金きん 1645年ねん 1703年ねん 尚なお貞さだ王おう之これ妃ひ 王妃おうひ 1677年ねん 尚なお貞さだ王おう 玉たま陵りょう
七なな代だい 毛もう氏し 義ぎ雲くも 思おもえ戶と金きん 1664年ねん 1723年ねん 尚なお純じゅん王おう之これ妃ひ 王妃おうひ 1703年ねん 尚なお純じゅん王おう 玉たま陵りょう
八はち代だい 毛もう氏し 坤ひつじさる宏ひろし 思おもえ真鶴まなづる金きん 1664年ねん 1723年ねん 尚なお益えき王おう之これ妃ひ 王妃おうひ 1723年ねん 尚なお益えき王おう 玉たま陵りょう
九きゅう代だい 馬うま氏し 仁じん室しつ[3] 思おもえ龜かめ樽だる金きん 1705年ねん 1779年ねん 尚なお敬けい王おう之これ妃ひ 王妃おうひ
佐敷さしき按司加か那な志こころざし		 1766年ねん 尚なお敬けい王おう 玉たま陵りょう
十じゅう代だい 尚なお氏し 寬ひろし室しつ[4] 真鶴まなづる金きん 1719年ねん 1784年ねん 尚なお敬けい王おう之これ女おんな
尚なお穆きよし王おう之これ妹いもうと		 津嘉山つかざん翁おきな主ぬし 1780年ねん 具志頭ぐしかみ親方おやかた廷儀 蔡翼
十じゅう一いち代だい 尚なお氏し 順じゅん成なり[5] 思おもえ戶と金きん 1721年ねん 1789年ねん 尚なお敬けい王おう之これ女おんな
尚なお穆きよし王おう之これ妹いもうと
津嘉山つかざん翁おきな主ぬし尚しょう氏し寬ひろし室しつ之の妹いもうと		 瑞慶覽ずけらん翁おきな主ぬし 1784年ねん 伊江いえ王子おうじ朝あさ倚向依よ仁ひとし
十じゅう二に代だい 向むかい氏し 德澤とくさわ 真鍋まなべ樽たる金きん 1762年ねん 1795年ねん 尚なお哲あきら之これ妃ひ
高嶺たかね王子おうじ尚なお文ぶん龍りゅう（朝ちょう京きょう）之の女おんな		 王妃おうひ 1789年ねん 尚なお哲あきら 玉たま陵りょう
十じゅう三さん代だい 尚なお氏し 法ほう雲くも 恩おん龜かめ樽だる 1765年ねん 1834年ねん 尚なお穆きよし王おう之これ女おんな
尚なお哲あきら之これ妹いもうと		 翁おう主ぬし 1795年ねん 向むかい氏し識名しきな親方おやかた朝あさ睦あつし向むかい克かつ相しょう
十じゅう四よん代だい 向むかい氏し 仙せん德とく 思おもえ真ま牛うし金きん 1785年ねん 1869年ねん 尚なお溫ゆたか王おう之これ妃ひ 王妃おうひ 1834年ねん 尚なお溫ゆたか王おう 玉たま陵りょう
十じゅう五ご代だい 尚なお氏し 真鶴まなづる金きん[6] 1817年ねん ？ 尚なお灝王之これ女おんな 仲井間なかいま翁おう主ぬし 1870年ねん 玉城たまき按司向こう朝あさ敕
十じゅう六ろく代だい 尚なお氏し 真ま牛うし金きん[7] 1825年ねん 1909年ねん 尚なお灝王之これ女おんな 安里あさと翁おう主ぬし 明治めいじ年間ねんかん
（最後さいご一代官方任命的聞得大君） 		大だい宜むべ見み按司向こう朝あさ平ひらた
十じゅう七なな代だい 尚なお氏し 真鍋まなべ樽だる 1874年ねん 1944年ねん 尚なお泰たい王おう之これ女おんな 安室あむろ翁おう主ぬし 大正たいしょう年間ねんかん 伊江いえ朝ちょう猷
十じゅう八はち代だい 尚なお氏し 延子のぶこ 思おもえ戶と金きん 1887年ねん 1967年ねん 尚なお泰やすし王おう長子ながこ尚なお典てん長女ちょうじょ 翁おう主ぬし 1944年ねん 今歸仁なきじん朝ちょう英えい
十じゅう九きゅう代だい 尚なお氏し 文子ふみこ 1917年ねん 2004年ねん 尚なお泰たい王おう後人こうじん尚なお昌あきら長女ちょうじょ 井伊いい直愛なおみ
二に十じゅう代だい 尚なお氏し 圭子けいこ 1947年ねん 2019年ねん 尚なお泰たい王おう後人こうじん尚なお裕ひろし第だい三さん女じょ 野津のつ喬たかし
二に十じゅう一いち代だい 尚なお氏し 滿喜まき[8][9] 1984年ねん 尚なお泰たい王おう後人こうじん尚なお衛まもる第だい三さん女じょ 未婚みこん

相關そうかん條目じょうもく

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腳註

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  1. ^ 沖縄おきなわアソシエーショニズムへ[[Category:含有がんゆう日び語ご的てき條目じょうもく]]. [2011-10-16]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2019-06-18）.  网址－维基内ない链冲突 (帮助)
  2. ^ 向こう姓せい家か譜ふ（小禄ころく家か） 互联网档案あん馆的てき存そん檔，存そん档日期き2014-01-06.
  3. ^ 馬うま姓せい家か譜ふ（小緑こみどり家か）[永久えいきゅう失效しっこう連結れんけつ]
  4. ^ 《中山なかやま世よ譜ふ·尚なお敬けい王おう》：「長女ちょうじょ曰聞得とく大君おおきみ加か那な志こころざし。童わらわ名めい、眞鶴まなづる金きん。號ごう、寛ひろし室しつ」 互联网档案あん馆的てき存そん檔，存そん档日期き2012-02-17.
  5. ^ 《中山なかやま世よ譜ふ·尚なお敬けい王おう》：「次つぎ曰聞得とく大君おおきみ加か那な志こころざし。童わらわ名めい、思おもえ戸と金きん。號ごう、順じゅん成なり」 互联网档案あん馆的てき存そん檔，存そん档日期き2012-02-17.
  6. ^ 《中山なかやま世よ譜ふ·尚なお灝王》：「次つぎ曰聞得とく大君おおきみ加か那な志こころざし。童わらわ名めい、眞鶴まなづる金きん（嫁よめ向むかい氏朝うじとも敕。妻つま史し氏し所生しょせい）」 互联网档案あん馆的てき存そん檔，存そん档日期き2012-02-17.
  7. ^ 《中山なかやま世よ譜ふ·尚なお灝王》：「次つぎ曰安里さと翁おきな主ぬし。童わらわ名めい、眞ま牛うし金きん（嫁よめ向むかい氏朝うじとも平たいら。妻つま顧氏所生しょせい）」 互联网档案あん馆的てき存そん檔，存そん档日期き2012-02-17.
  8. ^ 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん　琉球りゅうきゅう歴史れきし文化ぶんか継承けいしょう振興しんこう会かい　尚なお本家ほんけ祭祀さいし. [2020-04-28]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-07-02）. 
  9. ^ 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん　琉球りゅうきゅう歴史れきし文化ぶんか継承けいしょう振興しんこう会かい　尚なお満喜まき「臨時りんじ聞得大君おおきみ挨拶あいさつ/第だい21代だい聞得大君おおきみとして」. [2020-05-14]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-07-13）. 

參考さんこう文獻ぶんけん

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