妃ひ嬪

关于宮みや御ご，请见「宫女」。

妃ひ嬪是ぜ指ゆび君主くんしゅ經過けいか冊さつ封ふう的てき妾わらわ室しつ，又また有ゆう嬪妃、嬪御、妃ひ子こ等とう別稱べっしょう，廣義こうぎ上じょう可か以包括ほうかつ所有しょゆう君主くんしゅ妾わらわ室しつ。除のぞき欧おう洲しゅう基督教きりすときょう国家こっか外がい，大だい多数たすう古代こだい国家こっか都と实行一夫多妻いっぷたさい制せい，君主くんしゅ拥有众多妻子さいし或ある妾わらわ室しつ是ぜ极为常つね见的。在ざい存在そんざい嫡庶之これ分ぶん的てき状じょう况下，他た们的一いち位い或ある数すう位い正妻せいさい，根ね据すえ丈夫じょうぶ的てき头衔获得皇后こうごう、王おう后きさき、王妃おうひ的てき册さつ封ふう。其余的てき妻子さいし或ある妾わらわ室しつ获得等とう级较低ひく的てき册さつ封ふう。正妻せいさい或ある妾わらわ室しつ未み获册封ふう的てき例れい子こ亦また是ぜ存在そんざい的てき。一种情况是君主的正妻在君主即位後，只ただ册さつ封ふう為ため妃ひ嬪。在ざい某ぼう些地區ちく或ある時代じだい，正室せいしつ在ざい君主くんしゅ登のぼり基はじめ後先あとさき冊さつ封ふう為ため妃ひ嬪，過か一段時間再冊封為皇后、王おう后きさき或ある王妃おうひ更さら成なり為ため定じょう制せい。亦また有ゆう一些君主正室是因為失寵、犯罪はんざい、出身しゅっしん低てい微ほろ或ある其他原因げんいん，在ざい君主くんしゅ即位そくい後ご只ただ被ひ冊さつ封ふう為ため妃ひ嬪，未み獲え封ふう后きさき。亦また有ゆう妾わらわ室しつ獲得かくとく封ふう后きさき，正室せいしつ僅封妃ひ嬪的情況じょうきょう，如後こう唐とう莊そう宗むね李り存そん勗つとむ登のぼり基はじめ後ご僅把正室せいしつ韓かん氏し封ふう為ため淑よし妃ひ，卻把妾わらわ室しつ劉りゅう玉たま娘むすめ立たて為ため皇后こうごう。還かえ有ゆう君主くんしゅ另立她人为皇后こうごう、王おう后きさき、王妃おうひ，正妻せいさい无任何なん册さつ封ふうじ，如曹魏ぎ时的虞おそれ妃ひ，在ざい魏ぎ明あかり帝みかど登のぼり基はじめ後ご僅維持いじ王妃おうひ身み份。妃ひ嬪通过册封ふうじ，她们拥有不ふ同等どうとう级位号ごう、待遇たいぐう。东亚一夫一妻いっぷいっさい多た妾わらわ制せい婚姻こんいん影かげ响下，君主くんしゅ通常つうじょう会かい拥有1位い皇后こうごう、数量すうりょう不等ふとう的てき妃ひ嫔，妃ひ嫔可从数すう人にん至いたり万まん人にん不等ふとう。中国ちゅうごく通俗つうぞく文化ぶんか中なか，描绘为“三さん宫六院いん七なな十じゅう二に妃ひ”、“后きさき宫妃嫔三さん千せん”、“佳けい丽三さん千せん”。除じょ了りょう正式せいしき册さつ封ふう的てき妻妾さいしょう外がい，后きさき宫中有ちゅうう人数にんずう众多的てき宫女，因いん為ため皇帝こうてい有ゆう权与她们发生性せい关系並なみ有機ゆうき會かい成なり為ため妃ひ嬪，而会被ひ视为君主くんしゅ的てき准じゅん妾わらわ室しつ。因よし此广义上，君主くんしゅ妾わらわ室しつ的てき人数にんずう可か至いたり万まん人にん，甚至数すう万まん。与あずか君主くんしゅ发生性せい关系的てき宫中女性じょせい，如未获册封ふう為ため妃ひ嬪，以中国こく明朝みょうちょう后きさき宫为例，通常つうじょう有ゆう2种待遇たいぐう，1种将她视为君主くんしゅ妾わらわ室しつ，获得相しょう应待遇たいぐう，如胡えびす氏し，1种仍被ひ视为普通ふつう宫人，如戴银娘むすめ、王おう满堂。伊い斯蘭教法きょうほう允まこと许一夫多妻いっぷたさい制せい，并允许男性せい穆きよし斯林与あずか女おんな奴やつ发生性せい关系。虽然一般いっぱん伊い斯蘭婚姻こんいん中なか的てき四よん妻つま制せい中なか的てき4位い妻子さいし并不存在そんざい嫡庶之これ分ぶん，但ただし古代こだい伊い斯兰君主くんしゅ一般いっぱん不ふ實行じっこう四よん妻つま制せい，其配偶はいぐう人數にんずう並なみ沒ぼつ有限ゆうげん制せい，除じょ了りょう可か以同時じ有ゆう多た於4名めい正妻せいさい外がい，還かえ可か有ゆう多た名めい不同ふどう等級とうきゅう的てき妃ひ嬪、無む配偶はいぐう身み份的姬ひめ侍さむらい。

《揮扇仕つかまつ女おんな圖ず》的てき中ちゅう唐とう时期妃ひ嬪。

東亞とうあ

中国ちゅうごく

主しゅ条目じょうもく：中國ちゅうごく后妃こうひ

明代あきよ宫廷画が师描绘明あかり宪宗的まと妃ひ嬪

在ざい中国ちゅうごく历代的てき史ふみ书中なか，由ゆかり于妃嫔人数にんずう众多，相そう较于皇后こうごう，通常つうじょう对她们很难全部ぶ记录。一位皇帝即使拥有众多妃嫔，也可能かのう只ただ有ゆう寥寥りょうりょう数すう人にん被ひ记录。歷代れきだい紀傳きでん體たい史書ししょ中ちゅう后妃こうひ傳でん所しょ記載きさい的てき妃ひ嬪未必みひつ包括ほうかつ皇帝こうてい擁よう有ゆう的てき所有しょゆう妃ひ嬪。例れい如唐から太ふとし宗むね就至少しょう有ゆう三名妃嬪未載於史書，包括ほうかつ一いち名めい姓名せいめい失しつ傳でん的てき昭あきら儀ぎ、一いち名めい姓名せいめい失しつ傳でん的てき婕妤以及刀かたな人じん高こう惠めぐみ通どおり，她們僅見於昭あきら陵りょう墓誌ぼし記載きさい。更さら极端的てき情じょう况是无一人ひとり被ひ记录（如汉隐帝みかど）。

中國ちゅうごく妃ひ嬪制度せいど有明ありあけ確かく記載きさい始はじめ見み於《周しゅう礼あや》，周しゅう天子てんし正室せいしつ為ため王おう后きさき，以下いか為ため妃ひ嬪，包括ほうかつ三さん夫人ふじん、九きゅう嫔、二に十じゅう七なな世よ妇、八十一やそいち御ご妻つま。後世こうせい不ふ少しょう朝代あさしろ的てき妃ひ嬪編制へんせい多た在ざい周しゅう禮れい的てき基礎きそ上じょう再さい作さく調整ちょうせい。實際じっさい上じょう歷朝れきちょう妃ひ嬪制度せいど以及位い號ごう變化へんか不ふ小しょう，同どう一いち位い號ごう在ざい不同ふどう時代じだい，實際じっさい地位ちい也有やゆう差異さい。妃ひ嬪位號ごう最多さいた的てき時代じだい是ぜ北きた齊ひとし，當とう中なか二に十じゅう七なな世せい婦ふ和かず八十一やそいち御ご女おんな每まい人ひと皆みな有ゆう不同ふどう的てき位い號ごう。

明あきら清きよし兩朝りょうちょう因いん有ゆう档案留とめ存そん，對たい於皇帝こうてい妃ひ嫔人数にんずう有ゆう较为全面ぜんめん的てき了解りょうかい。明朝みんちょう嘉よしみ靖やすし帝みかど和かず清朝せいちょう康かん熙帝分ぶん别是明あきら清しん两朝拥有最多さいた妃ひ嫔的皇帝こうてい。嘉よしみ靖やすし帝みかど除じょ四よん位い皇后こうごう外がい，正式せいしき册さつ封ふう的てき妃ひ嫔有近きん七なな十じゅう人にん。明あかり孝こう宗むね則のり未み冊さつ封ふう妃ひ嬪，是ぜ中国ちゅうごく历史上じょう少しょう见的一いち帝みかど一いち后きさき。而清朝あさ内うち务府的てき奏そう折おり显示，康かん熙四よん十じゅう六ろく年ねん（1707年ねん），康かん熙帝后きさき宫中仅乾いぬい清きよし宫、景けい阳宫、毓庆宫就有大小だいしょう答こたえ应二に百ひゃく多た人じん。除じょ此之外がい，康かん熙帝有ゆう四位皇后和六十多位有記載的妃嫔。光ひかり绪帝则是清朝せいちょう皇帝こうてい中ちゅう后妃こうひ人数にんずう最少さいしょう的てき，仅一后きさき二に妃ひ。

一般认为清逊帝溥仪是ぜ中国ちゅうごく最さい后きさき一いち位い皇帝こうてい，他た在ざい遜へりくだ清きよ小しょう朝廷ちょうてい和わ滿まん洲しゅう國こく時代じだい沿用清朝せいちょう後宮こうきゅう制度せいど，除じょ皇后こうごう外がい，先後せんご共有きょうゆう淑よし妃ひ文ぶん繡、祥さち貴人きじん譚たん玉だま齡よわい（後ご追つい封ふう為ため明あかり賢けん貴とうと妃ひ）、福貴ふき人じん李り玉たま琴きん三さん位い妃ひ嬪。袁世凱稱しょう帝みかど建立こんりゅう中華ちゅうか帝國ていこく，亦また把わ眾妾冊さつ封ふう為ため妃ひ嬪，分ふん為ため妃ひ、嬪二に等とう。中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく建立こんりゅう后きさき，确立一夫一妻いっぷいっさい的てき婚姻こんいん制度せいど，此时已やめ為ため平民へいみん的てき溥仪亦また仅有一いち位い妻子さいし。此后陆续兴起的てき秘密ひみつ结社政せい权並なみ自立じりつ為ため君くん的てき领袖仍旧效こう法ほう古代こだい皇帝こうてい“广选妃ひ嫔”，以至产生强つよ奸案及命いのち案あん。1985年ねん，“大だい有ゆう国こく”案あん中ちゅう，曾应龙有四よん十じゅう多た位い“妃ひ嫔”。政府せいふ镇压时，“妃ひ嫔”被ひ强迫きょうはく“殉国じゅんこく”，其中两人被ひ“大臣だいじん”杀害。

朝あさ鲜半岛

現代げんだい復原ふくげん朝鮮ちょうせん王朝おうちょう親しん蠶かいこ禮れい中なか由ゆかり女おんな演えんじ員いん扮ふん演えんじ的てき後宮こうきゅう嬪御

主しゅ条目じょうもく：朝鮮半島ちょうせんはんとう後宮こうきゅう

三國みくに至いたる統一とういつ新しん羅ら

高句麗こうくり國王こくおう會かい娶めと一至多名王后，元もと配はい王おう后きさき稱しょう正せい后きさき，其餘稱しょう小しょう后きさき。小しょう后きさき以下いか為ため妃ひ嬪，皆みな稱しょう夫人ふじん，定員ていいん三さん人にん，依よ序じょ為ため正せい夫人ふじん、中ちゅう夫人ふじん、小しょう夫人ふじん。

新しん羅ら實行じっこう骨ほね品ひん制せい，規定きてい只ただ有ゆう聖せい骨ほね（純じゅん王族おうぞく）才ざい可か成なり為ため國王こくおう正室せいしつ，真ま骨ほね（父系ふけい具ぐ王族おうぞく血統けっとう的てき貴族きぞく）或ある以下いか則のり只ただ可か為ため嬪御，有ゆう次つぎ妃ひ、夫人ふじん、宮みや主ぬし、娘むすめ主ぬし等とう稱號しょうごう，但ただし實際じっさい受封資格しかく不明ふめい。當時とうじ實行じっこう對偶たいぐう婚こん，男女だんじょ皆みな同時どうじ有ゆう多た名めい配偶はいぐう，因いん此嬪御ご亦また非ひ只ただ與國よこく王おう有性ゆうせい關係かんけい。當時とうじ有ゆう一支以母系計算的大だい元もと神かみ統みつる，所出しょしゅつ之の女性じょせい不ふ論ろん父系ふけい血統けっとう為ため何なに，皆みな專門せんもん以身體しんたい侍さむらい奉たてまつ國王こくおう並なみ為ため王室おうしつ繁しげる衍後代だい，稱たたえ為ため色いろ供きょう之の臣しん。當とう中ちゅう聖ひじり骨こつ出身しゅっしん者しゃ與國よこく王おう生せい下か子女しじょ若わか繼つぎ位い為ため王おう，則のり可か成なり為ため太ふとし后きさき，如真智まち王おう之これ母はは思おもえ道どう夫人ふじん。實際じっさい上うえ妃ひ嬪當中ちゅう也只有ゆう聖せい骨ほね出身しゅっしん者しゃ所生しょせい子女しじょ才ざい有權ゆうけん繼承けいしょう王位おうい。直ちょく至いたり聖せい骨ほね血脈けちみゃく完全かんぜん斷絕だんぜつ，真ま骨ほね才ざい可か繼承けいしょう王位おうい，於是真ま骨ほね出身しゅっしん的てき妃ひ嬪也可か能成よしなり為ため太ふとし后きさき。

在ざい百濟くだら，國王こくおう常つね奪だつ臣下しんか之の妻つま為ため妃ひ嬪。

高麗こうらい王朝おうちょう

高こう麗うらら初期しょき，王おう后きさき以下いか的てき後宮こうきゅう妃ひ嬪皆稱しょう夫人ふじん，宮中きゅうちゅう入にゅう侍者じしゃ封ふう大だい夫人ふじん或ある夫人ふじん，居きょ於首都しゅと以外いがい地方ちほう、國王こくおう管かん治ち地方ちほう的てき場合ばあい入にゅう侍者じしゃ封ふう院いん夫人ふじん、堂どう夫人ふじん。穆きよし宗むね時どき增設ぞうせつ宮みや主ぬし在ざい夫人ふじん之の下した。自じ顯宗けんそう開始かいし，妃ひ嬪編制へんせい改あらため為ため貴き妃ひ、淑よし妃ひ、德とく妃ひ、賢けん妃ひ，合ごう稱たたえ四よん夫人ふじん，在ざい宮みや主ぬし之の上うえ，又また置おけ院主いんじゅ於宮主ぬし之の下した。忠ちゅう烈れつ王おう增設ぞうせつ院いん妃ひ在ざい四よん夫人ふじん之の上うえ，又また置おけ府ふ主ぬし於宮主ぬし之の下した。忠ちゅう宣せん王おう之これ後ご，妃ひ位い號ごう不ふ限きり於四夫人ふじん，歷代れきだい皆みな有ゆう改變かいへん。忠ちゅう惠めぐみ王おう廢除はいじょ宮みや主ぬし、府ふ主ぬし、院主いんじゅ等位とうい號ごう，增置ぞうち翁おう主ぬし。

朝鮮ちょうせん王朝おうちょう

朝鮮ちょうせん王朝おうちょう初期しょき，後宮こうきゅう嬪御位い號ごう尚なお未み抵定，有ゆう翁おう主ぬし、宮みや主ぬし、嬪、淑よし儀ぎ等位とうい號ごう，到いた成なり宗むね即位そくい後ご，後宮こうきゅう制度せいど才ざい完成かんせい，正妻せいさい（王妃おうひ）以下いか有ゆう嬪、貴人きじん、昭あきら儀ぎ、淑よし儀ぎ 、昭あきら容よう、淑よし容よう、昭あきら媛ひめ、淑よし媛ひめ ，品しな秩依よ次じ為ため正せい一品いっぴん至いたり從したがえ四よん品ひん。燕つばめ山さん君くん後期こうき，自じ創そう淑華しゅくか、麗うらら媛ひめ、閑娥等とう三さん個こ位い號ごう，但ただし這三さん個こ位い號ごう隨ずい著ちょ中ちゅう宗むね反はん正せい一いち併消失しょうしつ。高こう宗はじめ九きゅう年ねん（1872年ねん）十じゅう一月下令將先王嬪御所用的翁おう主ぬし、宮みや主ぬし等とう封ふう爵改為ため嬪。高こう宗むね稱しょう帝みかど建立こんりゅう大韓たいかん帝國ていこく後ご，正室せいしつ改稱かいしょう皇后こうごう，下しも有ゆう皇すめらぎ貴とうと妃ひ、妃ひ、嬪、貴人きじん等ひとし。

日本にっぽん

主しゅ条目じょうもく：日本にっぽん後宮こうきゅう制度せいど

日本にっぽん在ざい飛鳥あすか時代ときよ至いたり平安へいあん時代じだい前期ぜんき，天皇てんのう除じょ皇后こうごう外そと，還かえ有ゆう妃ひ、夫人ふじん、嬪三さん等とう妃ひ嬪。飛鳥あすか時代じだい只ただ有ゆう皇族こうぞく出身しゅっしん者しゃ可か立たて為ため皇后こうごう，非ひ皇族こうぞく出身しゅっしん者しゃ則そく只ただ可か成なり為ため妃ひ嬪。《大寶たいほう律令りつりょう》頒佈後ご，妃ひ嬪位階かい維持いじ妃ひ、夫人ふじん、嬪三さん等とう，但ただし規定きてい了りょう各かく級きゅう妃ひ嬪的人數にんずう和わ出身しゅっしん。妃ひ定員ていいん二に人にん，必須ひっす為ため四よん位い以上いじょう的てき內親王おう。夫人ふじん定員ていいん三さん人にん，出身しゅっしん限げん制せい在ざい三さん位い以上いじょう的てき公卿くぎょう之これ女おんな。嬪定員いん四よん人にん，出身しゅっしん限げん制せい在ざい五ご位い以上いじょう貴族きぞく之これ女おんな。此規定きてい在ざい奈良なら時代じだい一いち直ちょく沿用。

平安へいあん時代じだい中期ちゅうき，妃ひ、夫人ふじん、嬪這三位號在變的名存實亡，而原本げんぽん為ため嬪之これ代だい稱しょう的てき女御にょうご一いち詞し，成なり為ため一個獨立的位號且僅次於皇后；原げん為ため低てい階かい女官にょかん的てき更衣ころもがえ則のり成なり為ため妃ひ嬪位號ごう，取と代だい了りょう消失しょうしつ的てき位い號ごう空そら缺かけ，且和女御にょうご同樣どうよう的てき並なみ無限むげん制せい人數にんずう。到いた在ざい一条天皇いちじょうてんのう時期じき，由ゆかり於權臣けんしん之の間あいだ相しょう爭そう的てき結果けっか，將はた原本げんぽん代だい稱しょう皇后こうごう的てき中宮なかみや一いち詞し，強つよ改あらため為ため地位ちい等とう同どう於皇后こうごう之これ號ごう，開ひらき了りょう一いち帝みかど二に后きさき的てき先例せんれい，詳細しょうさい解釋かいしゃく請參考さんこう中宮なかみや。而皇后こうごう、中宮なかみや以下いか則のり為ため妃ひ嬪，有ゆう女御にょうご、更衣ころもがえ兩りょう級きゅう，皆みな不ふ限きり人數にんずう。此後又また有ゆう從したがえ女御にょうご中ちゅう擢升皇后こうごう和わ中宮ちゅうぐう的てき慣例かんれい，而皇太子こうたいし妃ひ在ざい皇太子こうたいし登のぼり基はじめ為ため天皇てんのう後ご，也常常つねづね先さき冊さつ封ふう為ため女御にょうご，之これ後ご再さい晉すすむ皇后こうごう或ある中宮ちゅうぐう。此外，平安へいあん時代じだい中期ちゅうき開始かいし，一些未被冊封為妃嬪的天皇妾室稱為御息所みやすんどころ。

室町むろまち時代ときよ起おこり，由ゆかり於皇室しつ財政ざいせい緊絀，不ふ少しょう出身しゅっしん高貴こうき的てき宮中きゅうちゅう女性じょせい被ひ臨幸りんこう後ご仍不獲え冊さつ封ふう為ため妃ひ嬪，維持いじ宮人みやびと或ある女官にょかん身み份，最多さいた只ただ成なり為ため御息所みやすんどころ。而妃嬪位號ごう維持いじ女御にょうご和わ更衣ころもがえ兩りょう級きゅう。至いたり明治維新めいじいしん，日本にっぽん實行じっこう一夫一妻いっぷいっさい制せい，天皇てんのう配偶はいぐう只ただ有ゆう皇后こうごう一いち人にん，不ふ再さい冊さつ封ふう妃ひ嬪，妃ひ嬪制度せいど廢除はいじょ。

越こし南みなみ

阮朝成なり泰たい帝みかど的てき兩りょう位い妃ひ嬪

主しゅ条目じょうもく：越えつ南みなみ後宮こうきゅう

李り朝ちょう、陳ひね朝あさ

由よし於史料りょう不足ふそく，越こし南みなみ在ざい李り朝ちょう之これ前まえ的てき妃ひ嬪制度せいど不明ふめい。李り太ふとし宗むね建立こんりゅう李り朝ちょう後ご定立ていりつ後宮こうきゅう制度せいど，皇后こうごう與あずか妃ひ嬪共十じゅう三さん人にん，妃ひ嬪之下か為ため御ご女おんな，定員ていいん十じゅう三さん人にん。而李り聖きよし宗むね、李り神かみ宗はじめ、李り英えい宗むね在位ざいい期間きかん，皇后こうごう以下いか首位しゅい妃ひ封ふう元もと妃ひ，又また有ゆう宸妃、貴き妃ひ、德とく妃ひ、淑よし妃ひ、賢けん妃ひ、次つぎ妃ひ等位とうい號ごう，妃ひ以下いか為ため夫人ふじん。陳ひね朝あさ承前しょうぜん朝あさ制度せいど，皇后こうごう以下いか有元ありもと妃ひ、宸妃、慧とし妃ひ等とう妃ひ位い號ごう，以下いか為ため夫人ふじん。

後こう黎はじむ朝あさ、莫朝、鄭てい主ぬし、阮主、西山にしやま朝ちょう

後こう黎はじむ朝あさ建立こんりゅう，黎はじむ聖ひじり宗はじめ重じゅう新しん定立ていりつ妃ひ嬪制度せいど。皇后こうごう以下いか的てき妃ひ嬪有三さん妃ひ、九きゅう嬪、六ろく職しょく。三さん妃ひ為ため貴とうと妃ひ、明あかり妃ひ、敬けい妃ひ。九嬪再分為三昭（昭あきら儀ぎ、昭あきら容よう、昭あきら媛ひめ）、三さん修おさむ（修おさむ儀ぎ、修おさむ容よう、修おさむ媛ひめ）、三さん充たかし（充たかし儀ぎ、充たかし容よう、充たかし媛ひめ）。六ろく職しょく為ため婕妤、傛華、宣せん榮さかえ、才人さいじん、良人りょうじん、美人びじん。但ただし實際じっさい使用しよう的てき妃ひ位い號ごう又また有ゆう次つぎ妃ひ、惠めぐみ妃ひ、宸妃等ひとし。莫朝時どき皇后こうごう以下いか有ゆう宮みや妃ひ、次つぎ妃ひ。黎はじむ中興ちゅうこう朝あさ時期じき恢復かいふく後ご黎はじむ朝ちょう初期しょき制度せいど。鄭てい主ぬし時期じき，鄭てい王おう之の正室せいしつ為ため正妃せいひ，下しも有ゆう次じ妃ひ、宸妃、淑よし妃ひ、德とく妃ひ、賢けん妃ひ、宣せん妃ひ等位とうい號ごう。阮主時期じき則そく有ゆう妃ひ、夫人ふじん、宮みや嬪等位とうい號ごう。

阮朝

阮朝初期しょき後宮こうきゅう制度せいど尚ひさし未み完備かんび，皇后こうごう以下いか有ゆう妃ひ、嬪、宮みや嬪等位い號ごう。明あかり命いのち十じゅう七なな年ねん（1836年ねん）明あかり命いのち帝みかど訂てい立りつ後宮こうきゅう制度せいど，不ふ冊立さくりつ皇后こうごう，正室せいしつ也只冊さつ封ふう為ため妃ひ嬪，死後しご才ざい追つい封ふう為ため皇后こうごう。最高さいこう為ため皇すめらぎ貴とうと妃ひ，下しも有ゆう一いち階かい妃ひ（貴き妃ひ、賢けん妃ひ、宸妃）、二に階かい妃ひ（嘉よしみ妃ひ、淑よし妃ひ、惠めぐみ妃ひ）、三さん階かい嬪（貴き嬪、賢けん嬪、莊そう嬪）、四よん階かい嬪（德とく嬪、淑よし嬪、惠めぐみ嬪）、五ご階かい嬪（麗うらら嬪、安やす嬪、和かず嬪）、六ろく階かい婕妤、七なな階かい貴人きじん、八はち階かい美人びじん、九きゅう階かい才人さいじん。才人さいじん以下いか不入ふにゅう階かい，為ため宮みや娥、采女うねめ。十じゅう九きゅう年ねん（1838年ねん），五階嬪次序改為安嬪、麗うらら嬪、和かず嬪。

紹治三さん年ねん（1843年ねん），紹治帝みかど訂てい立りつ後宮こうきゅう位い號ごう，一いち階かい妃ひ位い號ごう為ため貴とうと妃ひ、端はし妃ひ、令れい妃ひ，二に階かい妃ひ位い號ごう為ため誠まこと妃ひ、貞さだ妃ひ、淑よし妃ひ，三階嬪位號為貴嬪、良りょう嬪、德とく嬪，四よん階かい嬪位號ごう為ため徽嬪、懿嬪、柔やわら嬪，五ご階かい嬪位號ごう為ため嫻嬪、雅まさ嬪、順じゅん嬪。六ろく年ねん（1846年ねん），端はし妃ひ改あらため為ため良りょう妃ひ，良りょう嬪改為ため瑞みず嬪。

嗣德三さん年ねん（1850年ねん），嗣德帝みかど訂てい立りつ後宮こうきゅう位い號ごう，一いち階かい妃ひ位い號ごう為ため純じゅん妃ひ、善ぜん妃ひ、雅みやび妃ひ，二に階かい妃ひ位い號ごう為ため恭きょう妃ひ、勤つとむ妃ひ、昭あきら妃ひ，三さん階かい嬪位號ごう為ため謙けん嬪、慎まき嬪、淵ふち嬪、泰たい嬪，四よん階かい嬪位號ごう為ため寬ひろし嬪、佳けい嬪、慧とし嬪、簡嬪，五ご階かい嬪位號ごう改あらため為ため靜せい嬪、謹嬪、信しん嬪、婉嬪。十じゅう三さん年ねん（1860年ねん），改あらため淵ふち嬪為端はし嬪，慧とし嬪為儉嬪。十じゅう四よん年ねん（1861年ねん），改あらため純じゅん妃ひ為ため忠ちゅう妃ひ，改あらため勤つとむ妃ひ為ため敦あつし妃ひ，泰たい嬪為妙みょう嬪，佳けい嬪為諒りょう嬪。十じゅう五ご年ねん（1862年ねん），改あらため昭あきら妃ひ為ため敏さとし妃ひ，靜せい嬪為厚あつ嬪。

同慶どうけい朝あさ九きゅう階かい位い號ごう包括ほうかつ二に階かい觀かん妃ひ、偕妃、隨ずい嬪、正せい嬪、宜むべ嬪、裕ひろし嬪等。

成なり泰たい朝あさ九きゅう階かい位い號ごう包括ほうかつ玄げん妃ひ（妶妃）、節ふし妃ひ、盛もり嬪、懋嬪、懌嬪等とう。

維新いしん朝あさ九階位號只設置了二階妙妃一位。

啟けい定てい朝あさ九きゅう階かい位い號ごう包括ほうかつ一いち階かい恩おん妃ひ、一いち階かい厚あつ妃ひ、二に階かい惠めぐみ妃ひ、三さん階かい惠めぐみ嬪、三さん階かい妙みょう嬪、四よん階かい裕ひろし嬪、五ご階かい恬嬪等とう。

保ほ大だい九きゅう年ねん（1934年ねん），保ほ大帝たいてい廢除はいじょ九きゅう階かい位い號ごう，只ただ立たて皇后こうごう。

琉球りゅうきゅう

琉球りゅうきゅう國こく的てき後宮こうきゅう制度せいど至いたり第だい二に尚しょう氏し王朝おうちょう才ざい有明ありあけ確かく記載きさい，正室せいしつ為ため王妃おうひ，下しも為ため嬪御，分ふん為ため夫人ふじん、妻つま兩りょう等とう。

東南とうなん亞あ、南みなみ亞あ

不ふ少しょう東南とうなん亞あ國家こっか王室おうしつ在ざい古代こだい亦また實行じっこう一夫多妻いっぷたさい制せい，在ざい王おう后きさき以下いか有ゆう多た名な妃ひ嬪，亦また有ゆう多た個こ等級とうきゅう。

泰たい國こく

主しゅ条目じょうもく：泰たい國こく爵位しゃくい § 王室おうしつ配偶はいぐう

泰たい國こく卻克里さと王朝おうちょう君主くんしゅ在ざい王おう后きさき以下いか有ゆう多た個こ等級とうきゅう的てき妃ひ嬪，分ふん為ため妃ひ（泰たい語ご：พระมเหสี）和かず妾わらわ（泰たい語ご：พระสนม）兩りょう大類おおるい，各かく細分さいぶん為ため多た個こ等級とうきゅう。現任げんにん國王こくおう瑪哈·哇集拉ひしげ隆りゅう功いさお除じょ王おう后きさき外がい有ゆう一いち名めい妃ひ嬪詩し妮娜·旺哇集しゅう拉ひしげ帕，位い號ごう為ため昭あきら坤ひつじさる帕，曾於そお2019年ねん10月がつ被ひ廢はい為ため庶人並なみ囚しゅう禁きん，2020年ねん9月がつ復位ふくい。

中東ちゅうとう

土ど耳みみ其

鄂圖曼帝國後くなしり宮中きゅうちゅう的てき妃ひ嬪，其中一いち名めい妃ひ嬪在分娩ぶんべん中ちゅう

土ど耳みみ其在ざい鄂圖曼帝國こく時期じき初期しょき，蘇そ丹まこと正室せいしつ稱しょう蘇そ丹まこと夫人ふじん，其之下か為ため可か敦あつし，可か敦あつし之の下しも為ため的てき庶妃，有ゆう御ご妻つま（土ど耳みみ其語：Kadın）、幸人ゆきと（土ど耳みみ其語：Ikbal））、睞人（土ど耳みみ其語：Gözde）等ひとし庶妃。她們多おお為ため宮みや女おんな出身しゅっしん，獲え蘇そ丹まこと寵ちょう幸こう的てき宮みや女おんな稱たたえ為ため寵ちょう宮人みやびと（土ど耳みみ其語：Has odalık）。有ゆう些會被ひ封ふう為ため睞人或ある幸人ゆきと，晉すすむ身み妃ひ嬪行列ぎょうれつ。幸人ゆきと生育せいいく皇子おうじ後こう則のり升ます為ため御ご妻つま。自じ17世紀せいき起おこり廢除はいじょ蘇そ丹まこと夫人ふじん及可敦あつし稱號しょうごう，蘇そ丹まこと正室せいしつ改稱かいしょう皇后こうごう（土ど耳みみ其語：Kadınefendi），人數にんずう可か多た於一いち人にん，還かえ可か擁よう有ゆう多た位い妃ひ（土ど耳みみ其語：Hanımefendi）、御ご妻つま、幸人ゆきと或ある睞人。除じょ非ひ得え到いた蘇そ丹まこと特許とっきょ，可か敦あつし或ある妃ひ以下いか的てき各かく級きゅう庶妃皆みな不可ふか在ざい蘇そ丹まこと面前めんぜん坐すわ在ざい椅子いす上うえ，她們只ただ能のう鋪しき上じょう坐すわ墊席地ち而坐。

非ひ洲しゅう

斯威士し蘭らん

斯威士し蘭らん至いたり今こん仍實行じっこう一夫多妻いっぷたさい制せい，國王こくおう除じょ兩りょう名な王おう后きさき（斯瓦蒂语：tesulamsiti）外そと還かえ可か以有不ふ限きり人數にんずう的てき妃ひ。傳統でんとう上じょう國王こくおう會かい再さい從したがえ全國ぜんこく各かく氏族しぞく選せん妃ひ以鞏固きょうこ王室おうしつ和わ各かく氏族しぞく的てき關係かんけい，此外亦また可か隨意ずいい納おさめ民みん女おんな為ため妃ひ。被ひ選せん中ちゅう為ため國王こくおう準じゅん妾わらわ室しつ的てき女性じょせい稱たたえ為ため秀しゅう女おんな（斯瓦蒂语：liPhovela），秀しゅう女おんな要よう直ちょく至いたり懷ふところ孕，國王こくおう才ざい會かい舉行大だい婚こん（斯瓦蒂语：luDvendve）正式せいしき冊さつ封ふう為ため妃ひ。當地とうち制度せいど只ただ有ゆう妃ひ的てき兒じ子こ才ざい有ゆう資格しかく繼承けいしょう皇位こうい。

先さき朝あさ妃ひ嬪

主しゅ条目じょうもく：先さき朝あさ君主くんしゅ遺のこ孀

又また稱しょう先さき朝あさ嬪妃、先さき朝あさ嬪御或ある先さき朝あさ老婦ろうふ等とう，是ぜ用よう以總稱そうしょう不ふ包括ほうかつ皇后こうごう、皇太后こうたいごう、太皇太后たいこうたいこう、王おう太ふとし后きさき、皇すめらぎ太たい妃ひ、皇すめらぎ太夫たゆう人じん、王おう太ふとし妃ひ等ひとし在ざい內的先帝せんてい遺のこ孀。

來らい源みなもと

妃ひ嬪有些是經過けいか一定いってい的てき制度せいど選出せんしゅつ，亦また有ゆう些是由ゆかり宮みや女おんな晉すすむ升ます，還かえ有ゆう些是君主くんしゅ自じ行ぎょう從したがえ民間みんかん所しょ納おさめ，亦また有ゆう些是臣民しんみん或ある藩はん屬ぞく所しょ進貢しんこう的てき貢みつぎ女おんな。而君主くんしゅ在ざい即位そくい前まえ的てき妻妾さいしょう，若わか不能ふのう被ひ立たて為ため后きさき，通常つうじょう也會冊さつ封ふう為ため妃ひ嬪。

在ざい中國ちゅうごく，由ゆかり于贞操观念的てき影かげ响。自じ西にし汉时代起おこり，有ゆう过婚史し的てき女性じょせい就被认为不ふ宜よろし接近せっきん皇帝こうてい。东汉后きさき宫选妃时即要所ようしょ选之人じん为未婚みこん处女。后きさき世よ已やめ婚こん女子じょし通常つうじょう是ぜ通どおり过其它途径みち成なり为君主くんしゅ妃ひ嬪。唐から太ふとし宗そう李り世よ民みん贵妃韋珪的てき夫おっと家か在ざい隋ずい朝あさ时即因いん谋反而“籍せき没ぼつ其家”。唐とう初はつ，她成为秦王おう李り世よ民みん的てき妾わらわ室しつ。李り世よ民みん登のぼり基はじめ后きさき，韋珪获封贵妃。

参まいり见

• 太ふとし妃ひ
• 妃ひ
• 嬪
• 正妃せいひ
• 掖わき庭にわ
• 王室おうしつ情婦じょうふ
• 嬖人
• 姬ひめ侍さむらい

延伸えんしん阅读

[编]

《欽定きんてい古今ここん圖書としょ集成しゅうせい·明倫めいりん彙編·宮みや闈典·妃ひ嬪部》，出自しゅつじ陈梦雷かみなり《古今ここん圖書としょ集成しゅうせい》