慢 (佛教ぶっきょう)

慢（巴ともえ利文としふみ與あずか梵語ぼんご：Māna，藏ぞう文ぶん：nga rgyal），佛教ぶっきょう術語じゅつご，意譯いやく為ため憍傲、傲慢ごうまん、虛榮きょえい。以無明むみょう產さん生せい的てき薩迦耶見為ため根源こんげん，導しるべ致對於自我じが產さん生せい錯誤さくご的てき認知にんち，因いん而產生せい的てき心こころ態たい與あずか見解けんかい，都と可か被ひ稱しょう為ため慢，又また稱たたえ我慢がまん。無論むろん是認ぜにん為ため自己じこ比ひ別人べつじん優越ゆうえつ，自己じこ比ひ別人べつじん低劣ていれつ或ある是ぜ自己じこ跟別人相にんそう同どう，這種種しゅ心こころ態たい都と可か以被稱しょう為ため慢，它會導しるべ致對自己じこ或ある對たい別人べつじん的てき不ふ尊重そんちょう，產さん生せい痛苦つうく與あずか煩惱ぼんのう。它被認みとめ為ため是ぜ五ご毒どく、六ろく煩惱ぼんのう之の一いち，《俱舍論ろん》將はた其列入いれ八はち不定ふてい地ち法ほう中なか。

概論がいろん

慢，是ぜ一いち種しゅ心理しんり狀態じょうたい（心しん所しょ），因よし為ため我執がしゅう（薩迦耶見）而升起おこり。

分類ぶんるい

• 四よん慢：増上慢ぞうじょうまん、卑下ひげ慢、我慢がまん、邪よこしま慢。
• 七なな慢：慢、過か慢、慢過慢、我慢がまん、增上慢ぞうじょうまん、下劣げれつ慢、邪よこしま慢。