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末田底迦 - 维基百科,自由的百科全书

末田すえだそこ

重定しげさだこう闡提

末田すえだそこ梵文ぼんぶん:Madhyantika),またわけため闡提すえ闡提末田すえだ末田すえだ末田すえだ鐸迦すえだん末田すえだひさげひさげ印度いんど佛教ぶっきょう僧侶そうりょあかし阿羅漢あらかんはてさき上座かみざだい眾部きょうみことてき早期そうき大師だいしため罽賓佛教ぶっきょうてきひらきそうしゃ

按南でん佛教ぶっきょう記載きさいやく於西もとまえ260ねん前後ぜんこうおもねそだておういたり罽賓つてきょうかんでん佛教ぶっきょうみこと其為西方せいほうだいさん[1]れつためこれいち

名字みょうじ音義おんぎ

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名字みょうじ意譯いやくためちゅう水中すいちゅう金地きんじ河中かわなかひとし

傳承でんしょうけい

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根本こんぽんせつ一切有部毘奈耶雜事》、《おもねいくおうつたえかずおもねそだておうけい記載きさいざいおもねがたいれ涅槃ねはんまえゆき山中さんちゅうひゃく仙人せんにんらいいた們以おもねなんため和尚おしょう而出家並いえなみ具足ぐそく們都しょうとく阿羅漢あらかんはて們因ためざいつね河中かわなか受戒じゅかい而叫做“末田すえだ”,們被佛陀ぶっだ授記いた罽賓傳法でんぼう[2]。《根本こんぽんせつ一切有部毘奈耶雜事[3]、《おもねいくおうつたえ[4]かずおもねそだておうけい[5]記載きさいしょうかずおさむあずか末田すえだそこ迦皆ためおもねなん弟子でしどう受阿なんづけほう。《分別ふんべつ功德くどくろん》也記載きさい哂陀與まつ田底たそこ迦皆おもねなん弟子でし[6]

ただしざい此傳せつてき後來こうらい版本はんぽん如梁やくおもねそだておうけいちゅうりょう末田すえだそこ迦付ほうきゅうしょうかず修之のぶゆきせつ[7][8]かんでん佛教ぶっきょうしたがえあずますすむ慧遠えおん開始かいし主要しゅよう接受せつじゅ這個說法せっぽう,以末田底たそこ迦為西方せいほうさんしょうかずおさむためよん

生平おいだいら事蹟じせき

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みなみでんぜんりつ毘婆すな記載きさい哂陀具足ぐそくとき,以末田底たそこ迦為阿闍梨あじゃり[9]參與さんよだいさん集結しゅうけつこれおもねそだておういたり罽賓傳播でんぱ佛教ぶっきょう[10]。《しま記載きさい末田すえだそこ迦至犍陀つてきょう

だいから西域せいいき》引迦濕わたるこくこころざし記載きさいざい佛滅ぶつめつじゅうねんはた佛教ぶっきょうでんいれ迦濕わたるこく[11]かえためがらす仗那こくいち寺院じいん建造けんぞう彌勒菩薩みろくぼさつぞう[12]。《おもねいくおうつたえ記載きさいしょう鬱金香うっこんこう引入罽賓[13]

現代げんだい考證こうしょう

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ざいせつ一切いっさいゆうてき歷史れきし傳說でんせつちゅう,《おもねいくおうつたえとう記載きさいひさげ尊者そんじゃ[14]しょうかずおさむ尊者そんじゃ[15]ゆう毱多尊者そんじゃ[16]おもねそだておう[17]ため佛滅ぶつめつひゃくねんこれてき人物じんぶつすんでしかたいゆう師承ししょう關係かんけいてきしょうかずおさむあずかゆう毱多使用しよう同樣どうようてき時間じかん描述,這個“ひゃくねん時限じげん而非かくせつな時間じかん。《根本こんぽんせつ一切有部毘奈耶雜事記載きさい佛滅ぶつめつ滿まん百歲時末田地那到迦濕わたるこくつてきょう鄔波きゅうおおざい佛滅ぶつめつひゃくねんこう大作たいさく佛事ぶつじぼつゆうひさげおご搦迦在世ざいせい時間じかん[3]

しるし順法じゅんぽうみとめためいんためおもねがたあずか末田すえだそこ在世ざいせい中間なかま相差おうさつやくひゃくねん末田すえだそこ迦應おもねなん弟子でし,而是さいつてある三傳さんでん弟子でし可能かのういんためまつ田底たそこ迦是罽賓佛教ぶっきょうてきひらきそうしゃ,其弟子でしためりょう抬高てき份,いん此先はた變成へんせいおもねがたてきつくりささえ弟子でしあずかしょうかずおさむどう受付うけつけほうこれ甚至はたしょうかずおさむあらためなりまつ田底たそこ弟子でしはた末田すえだそこ迦列ためおもねなん弟子でしてき佛教ぶっきょう文獻ぶんけん主要しゅよう出自しゅつじ罽賓,さくつくりしょう

註釋ちゅうしゃく

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  1. ^ そうゆう薩婆目錄もくろくじょ》:「だい迦葉羅漢らかんでんだいいちおもねなん羅漢らかんだい末田すえだ羅漢らかんだいさん(わけ中也ちゅうや)。しゃばば羅漢らかんだいよんゆう羅漢らかんだい世子せいし菩薩ぼさつだいろく迦旃のべ羅漢らかんだいななばば須蜜菩薩ぼさつだいはちよしぐり瑟那羅漢らかんだいきゅう長老ちょうろうわき羅漢らかんだいじゅううま菩薩ぼさつだいじゅういちばと羅漢らかんだいじゅう。……」
  2. ^ おもねいくおうつたえまき4:「尊者そんじゃおもねなんよくにゅう涅槃ねはん即時そくじ大地だいちろくしゅ震動しんどうときゆき山中さんちゅうひゃく仙人せんにんみなつう,而作ねんこん此大,以何因緣いんねんろくしゅ震動しんどうかんおもねなんよくにゅう涅槃ねはん以大ろくしゅ震動しんどうかれ仙人せんにん中有ちゅうういちしるべくびはたひゃく仙人せんにんつばさしたがえ而來,いたりおもね難所なんしょ敬禮けいれい其足,合掌がっしょう而言:聽我出家しゅっけおもねなんしんねんごとわが諸賢しょけんせい弟子でしこん當來とうらいいたりさくねんやめ五百羅漢ごひゃくらかん自然しぜんいたり尊者そんじゃおもねなんかれ河水こうすい變成へんせい金地きんじ乃至ないしひゃく仙人せんにん出家しゅっけみなとく羅漢らかんしょ仙人せんにんざいつね河中かわなか受戒じゅかいそくめいためひさげ。……尊者そんじゃおもね難語なんごごと世尊せそん以法づけしょく於我,而入涅槃ねはんわがいままたづけしょくなんじ佛法ぶっぽう而入涅槃ねはんなんじとうとう於罽まろうどこくちゅう,豎立佛法ぶっぽうふつわが涅槃ねはんとうゆうひさげ比丘びくとう持佛じぶつほうざい罽賓こく。」
  3. ^ 3.0 3.1 根本こんぽんせつ一切有部毘奈耶雜事》:「尊者そんじゃおもねなんほう末田すえだげん世尊せそん以教づけ迦攝しかこう涅槃ねはんだい迦攝てんづけ於我わがいまづけなんじ所有しょゆう教法きょうほうとうぜん護持ごじ世尊せそん曰:『迦濕わたるこくゆかしょ須易とくあずかてい相應そうおうさいためだいいち。』ふつふくなんじ:『わが涅槃ねはん滿まんひゃくさいときゆういち苾芻めい末田すえだれいわが教法きょうほう流行りゅうこう此國。』なんじこんおう於彼宣揚せんようひじり。」「どきことぶきおもねなん陀。つげおご搦迦苾芻曰。尊者そんじゃだい迦攝。以世尊せそんきょうづけしょく於我やめ涅槃ねはんわがいまてんづけ於汝。而取めつなんじ守護しゅごとうすえこくゆう牟論荼山づくり住處すみか。於此こく中有ちゅうう長者ちょうじゃ世尊せそんやめ當為とういてらぬしまた此國內有うり人名じんめい曰笈とうゆういちめい鄔波きゅうおおなんじ出家しゅっけ世尊せそん:『かれめいため相好そうごうぼとけしかわが涅槃ねはんひゃくねんのち大作たいさく佛事ぶつじ。』」
  4. ^ おもねいくおうつたえ》:「尊者そんじゃおもね難語なんごげん世尊せそん以法づけしょく於我而入涅槃ねはんわがいままたづけしょくなんじ佛法ぶっぽう而入涅槃ねはんなんじとうとう罽賓國中くになかたて立佛たちぼとけほうふつわが涅槃ねはんとうゆうひさげ比丘びくとう持佛じぶつほうざい罽賓こく。」「尊者そんじゃおもね難語なんごしょうかずおさむふつ以法づけしょく尊者そんじゃ迦葉。迦葉以法づけしょく於我。わがいまほしにゅう涅槃ねはんなんじとう擁護ようご佛法ぶっぽう突羅こくゆうゆうとめ曼荼やまとう於彼りつ塔寺とうでらときゆう長者ちょうじゃ兄弟きょうだいにんいちめい二名ふたな拔利。佛說ぶっせつ檀越だんおちとう於此ゆうとめ曼荼やまづくり僧房そうぼうおもねねりわかしょ突羅國有こくゆう長者ちょうじゃめい毱多。とうせいいちめいゆう毱多なんじこう使出家しゅっけふつ人我じんがひゃくねんとう大作たいさく佛事ぶつじ。」
  5. ^ おもねそだておうけい》:「長老ちょうろうおもねなん語末ごまつ田地でんちごと世尊せそんづけ訶迦法藏ほうぞうにゅう涅槃ねはん訶迦づけわがにゅう涅槃ねはんわがいまよく涅槃ねはん。此法ぞうなんじおう受持うけもちほとけやめせつ罽賓こくだいいち坐禪ざぜんてらわがにゅう涅槃ねはん百年後當有比丘名末田地。其應もち法藏ほうぞうにゅう罽賓こくなんじおうはた法藏ほうぞういれかれこく。」「おもねなんづけしょくしゃばばわたしふくせつ世尊せそんづけ法藏ほうぞう訶伽竟入涅槃ねはん訶迦づけしょくわが竟入涅槃ねはんこん我欲がよくにゅう涅槃ねはん。此佛法藏ほうぞうおうとう受持うけもち守護しゅご。於摩偷羅國有こくゆう山名やまなゆうりゅう漫陀(こぼしだい醍醐だいご)。偷羅國有こくゆう長者ちょうじゃせいいちめい哆(こぼし)。二名ふたなばば哆(こぼしぐん)。ふつしょ。於彼山中さんちゅうおうとうおこりてらふくゆう偷羅こくうれしょうぬしめいきゅうきゅうとうせい名優めいゆうきゅうなんじとう教化きょうかれい其出。其是世尊せそんしょあいほとけわが涅槃ねはんひゃくねんとうさく佛事ぶつじ。」
  6. ^ 分別ふんべつ功德くどくろんまき2:「おもねがたやめしょうひゃく弟子でしいたり中路なかじひさしすい岸上きしかみ上船じょうせんほってきいたりすいはんおう以至がん。毘舍はなれうけたまわおもねがたまたひゃく童子どうじむかえよくてきこく,以神りょくせい船令せんれいじゅう中流ちゅうりゅうどき弟子でしいちめいぜんひっさげ二名にみょう呻提。つげぜんひさげなんじいたり羯賓きょうあらわ佛法ぶっぽうかれゆう佛法ぶっぽうこうれい流布るふつげ呻提曰:なんじいたりなぎさこく興隆こうりゅう佛法ぶっぽうしょくるい訖作じゅうはちへん出火しゅっか燒身しょうしん。」
  7. ^ おもねそだておうけいまき7:「おもねなんまつ田地でんち(こぼしちゅう)にゅう涅槃ねはん末田すえだづけしゃばばわたし(こぼし紵衣)にゅう涅槃ねはん。」
    いたるぜんけいまきのぼる:「佛滅ぶつめつ尊者そんじゃだい迦葉,尊者そんじゃおもねがた尊者そんじゃまつ田地でんち尊者そんじゃしゃばば斯。尊者そんじゃゆう崛。尊者そんじゃばば須蜜。尊者そんじゃそう伽羅きゃらまた尊者そんじゃたち乃至ないし尊者そんじゃわかみつ諸持もろもちほうしゃ以此としとう次第しだい傳授でんじゅ。」
  8. ^ 舍利しゃりどるといけい》:「迦葉でんづけおもねがたおもねなんふくづけまつ田地でんち末田すえだふくづけしゃばばわたししゃばばわたしでんづけゆうきゅうゆうばばきゅうゆう孔雀くじゃく輸柯おう。」
  9. ^ ぜんりつ毘婆すなまき2:「眾僧やめ受,そく推目揵連子つれこみかど須為和尚おしょうしかつつみばばため阿闍梨あじゃり,授十戒じっかい大德だいとくまつ闡提ため阿闍梨あじゃりあずか具足ぐそく戒。哂陀ねん滿まんじゅうそく具足ぐそく戒,於戒壇かいだんちゅうとくさんたちさとし六神通漏盡羅漢。」
  10. ^ ぜんりつ毘婆すなまき2:「そく大德だいとく:『まつ闡提!なんじいたり罽賓、揵陀吒國ちゅうしかつつみばばいたり醯婆まつ陀羅こく。勒棄いたりばばばばわたしこくくもりとくいたり阿波あわらん迦國。訶曇とくいたり訶勒吒國。しか勒棄いたり臾那世界せかいこく(かん也)。すえしめせいたりゆき山邊やまべこく。須那迦鬱いたり金地きんじこく哂陀、うつみかどよるさんばばろう拔陀!いたりこくかく豎立佛法ぶっぽう。』於是しょ大德だいとく各各おのおの眷屬けんぞくにん,而往諸國しょこく豎立佛法ぶっぽう。」
  11. ^ だいから西域せいいき·迦濕わたるこく》:「くにこころざし曰:くに地本じもと龍池たついけ也。むかしふつ世尊せそんがらす仗那こくくだ惡神あくじんやめほしかえ中國ちゅうごくむなしとう此國上告じょうこくおもねなん曰:『わが涅槃ねはんこう有末ありすえ田底たそこ迦阿羅漢らかんとう於此建國けんこくやすじんひろあげ佛法ぶっぽう。』如來にょらい寂滅じゃくめつのちだいじゅうねんおもねなん弟子でし末田すえだそこ羅漢らかんしゃとくろく神通じんずうはち解脫げだつ。聞佛かかこころけいえつ便びんらいいたり此於だい山嶺さんれい。……とき阿羅漢あらかん既得きとく其地。うんだい神通力じんずうりきりつひゃく伽藍がらん。於諸異國いこくかい鬻賤じん。以充やく使。以供そう眾。」
  12. ^ だいから西域せいいき·がらす仗那こく》:「いたりたちうららかわそくがらす仗那こく舊都きゅうと也。黃金おうごん鬱金香うっこんこうたちうらら川中かわなかだい伽藍がらんがわゆうこく木慈きじ菩薩ぼさつぞう金色きんいろあきら昱,れい鑒潛どおりこうひゃくしゃく末田すえだそこ(きゅう曰末田地でんちなまりりゃく也)阿羅漢あらかんこれしょづくり也。羅漢らかん以神通力つうりき,攜引たくみじんます睹史てん(きゅう曰兜りつ也,また曰兜じゅつなまり也)おやかんみょうしょうさんかえしこれこう乃畢焉。」
  13. ^ おもねいくおうつたえ》:「ひさげ將人まさとこうこう山中さんちゅうほしうつきんしゅらいいたり罽賓じゅうとき香山かやまりゅう瞋恚しんにまもるこれりゅうふくといげんいくしゅ耶。こたえげんずいゆう佛法ぶっぽうとい曰佛ほういくこたえげん佛法ぶっぽうせんさいりゅうげんずいゆう佛法ぶっぽうあずかなんじうつきん。」
  14. ^ おもねいくおうつたえ》:「佛語ふつごおもねなんなんじ捉我ころもそく便びん捉衣。とげそくしょうはたむかい罽賓くにいた罽賓やめふつつげおもねむずかし。此地ひらたただし甚大じんだいひろしこうおもねなんしろふつごと如是にょぜ世尊せそんふくつげおもねむずかしわがひゃくねんゆう比丘びくめい田地でんちとうやす佛法ぶっぽう於罽まろうどこく。此罽まろうどこくにょうぼうしゃ坐禪ざぜんだいいち。」
    おもねそだておうけい》:「なんじ世尊せそんおもねなんげんなんじとう捉我ころもかく時世じせいとうとはたおもねなんのぼり虛空こくう罽賓くにいたりやめおもねなんげんなんじ此處ここら山林さんりんおもねなんこたえごとやめ見世みせたかしふくつげおもねむずかし。此罽まろうどこくわがにゅう涅槃ねはんひゃくねんとうゆう末田すえだ比丘びく。於此りつ罽賓こく。」
  15. ^ おもねいくおうつたえ》:「ふくつげおもねなんげんなんじ今見いまみ青樹あおきりんただしかやめおもねなん此是ゆうとめ慢荼やまわがひゃくねんゆう比丘びくめいしょうかずおさむ。於優とめ慢荼やまとうさく僧房そうぼう。而度ゆう毱多。」
    おもねそだておうけい》:「おもねむずかしなんじ今見いまみかれとおあおりんおもねなんこたえごとやめ見世みせたかしふつごとかれ山名やまなゆうろう漫陀。如來にょらいにゅう涅槃ねはんひゃくねんとうゆうしゃばばわたし比丘びく於彼山起やまおこしてらまた說法せっぽう教化きょうかゆうきゅうれい其出。」
  16. ^ おもねいくおうつたえ》:「ふつ突羅こくつげおもねなんげんわがひゃくねん突羅國有こくゆう毱多長者ちょうじゃ之子ゆきこめいゆう毱多教授きょうじゅぜんほう弟子でしちゅうさいためだいいち。雖無そうこのみ如我。わが涅槃ねはんやめとう大作たいさく佛事ぶつじ。其所教化きょうか阿僧あそう祇眾せいみなれい解脫げだつ。」
    おもねそだておうけい》:「(ふついたり偷羅こく。於彼こくつげおもねなんげん。於此偷羅こくわがにゅう涅槃ねはんひゃくねんとうゆううりしょうぬしめいきゅうゆうめいゆうきゅうおおあいふつとうさく佛事ぶつじ教化きょうか人證じんしょう阿羅漢あらかんはて。……おもねなん當知とうちわがのち教化きょうか弟子でしゆうきゅうさいためだいいち。」
  17. ^ おもねいくおうつたえ》:「ばばとぎばばじゅうおうしゃじょう迦蘭陀竹りん。……なんじ世尊せそんあずかおもねなんざいちまたちゅうくだり小兒しょうに。……ふつつげおもねむずかし如是にょぜ如是にょぜおもねむずかしふつ無緣むえん而微笑也えみやなんじ今見いまみ小兒しょうに也。やめ見世みせたかしふつごとわがわか涅槃ねはんひゃくねんのち。此小兒しょうにしゃとうさくうたて聖王せいおうよんふんいち。於はなじょうさくせい法王ほうおうごうおもねじょとぎわかわが舍利しゃり而作八萬四千寶塔饒益眾生。」
    おもねそだておうけい》:「ふつじゅうおうしゃじょう竹林ちくりん迦蘭陀精しゃ。……なんじ世尊せそんぎょう至大しだい於大おだい中有ちゅうう小兒しょうに。……ふつごとおもねむずかしわが於今しゃいんわらいゆう因緣いんねん如來にょらいおうただしあまねげん此含わらいおもねなんなんじ小兒しょうに以手ささげすなおけばちちゅうおもねなんしろぼとけただしかやめ世尊せそんまたげん。此兒しゃわがにゅう涅槃ねはんひゃくねんとうせいなみ吒利どるしろおうめいおもねいくため四分轉輪王信樂正法。とうこう供養くよう舍利しゃりおこり八萬四千塔饒益多人。」