文ぶん徵しるし明あきら

文ぶん壁かべ（1470年ねん11月28日にち—1559年ねん3月がつ28日にち），字じ徵しるし明あきら，中年ちゅうねん後ご以字行ぎょう，更さら字じ徵しるし仲なか，号ごう衡山居士こじ、停とま云うん生せい，南みなみ直ただし隸蘇州そしゅう府ふ長洲ながす縣けん（今いま江こう苏苏州）人にん，祖そ籍せき湖みずうみ廣ひろ衡州府ふ衡山縣けん（今いま湖南こなん衡東），明代あきよ画家がか，与あずか唐から寅とら、沈周、仇かたき英えい合ごう称しょう为“明あかり四よん家いえ”（亦また称たたえ“吴门四よん家いえ”或ある“吴门四よん杰”）；并与唐から寅とら、祝ほうり允まこと明あきら、徐じょ祯卿并称“吴中四よん才子さいし”。一生いっしょう歷れき經けい成なり化か、弘治こうじ、正德まさのり、嘉よしみ靖やすし四よん朝あさ，晚年ばんねん与あずか老ろう师沈周并驾齐驱，继沈周しゅう之の后きさき成なり为吳ご派は领袖。

文ぶん徵しるし明あきら
大明だいめい翰林院かんりんいん待まち詔みことのり赠修职郎南京なんきん国子くにこ监博士はかせ
籍せき貫ぬき	南みなみ直ただし隸蘇州そしゅう府ふ長洲ながす縣けん（今いま江こう苏苏州）
族ぞく裔	漢かん族ぞく
字じ號ごう	字じ徵ちょう明あかり，更さら字じ徵しるし仲なか，号ごう衡山居士こじ、停とま云うん生せい
諡號しごう	贞献（私わたし谥）
出生しゅっしょう	成なり化か六ろく年ねん十じゅう一いち月がつ初はつ六ろく日にち （1470年ねん11月28日にち） 南みなみ直ただし隸蘇州そしゅう府ふ長洲ながす縣けん（今いま江こう苏苏州）
逝世	嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう八はち年ねん二に月がつ二に十じゅう日にち （1559年ねん3月がつ28日にち）（88歲さい） 南みなみ直ただし隸蘇州そしゅう府ふ長洲ながす縣けん（今いま江こう苏苏州）
墓はか葬そう	苏州相あい城ぐすく区く孙武纪念园
配偶はいぐう	昆こん山やま吴氏（吴愈之これ女おんな）
親おや屬ぞく	父ちち：文ぶん林りん 文ぶん师： 吴宽 书法师：李り应祯 绘画师：沈周
出身しゅっしん
诸生
著作ちょさく
《甫はじめ田た集しゅう》。 画が作さく: 《千せん岩いわ竞秀》、《万まん壑争流りゅう》、《湘君湘夫人じん图》、《石いし湖こ草堂そうどう》、《石いし湖こ诗画》、《横よこ塘诗意い》、《虎とら丘おか图》、《天平てんぴょう纪游图》、《灵岩山いわやま图》、《洞ほら庭にわ西山にしやま图》、《拙つたな政せい园图》等とう

家いえ世よ

先さき世よ衡山人じん，故こ一いち號ごう文ぶん衡山。先祖せんぞ与あずか文ぶん天てん祥さち同族どうぞく，以军功こう出世しゅっせ，明あきら初はつ文ぶん定てい开随朱しゅ元もと璋あきら征せい讨張士し誠まこと有功ゆうこう。祖父そふ文惠ふみえ入にゅう赘苏州しゅう人じん张声远家，遂とげ迁居长洲。父ちち文ぶん林りん，成なり化か間あいだ進士しんし，官かん至いたり浙江せっこう溫州うんしゅう府ふ知ち府ふ。兄あに文ぶん徵ちょう靜せい，弟おとうと文室ふむろ。

生平おいだいら

成なり化か六ろく年ねん十じゅう一いち月がつ初はつ六ろく日にち（1470年ねん11月28日にち），文ぶん征せい明あかり出生しゅっしょう于苏州しゅう德とく庆桥西北せいほく曹家巷ちまた。他た早年そうねん曾向王おう韦之これ父ちち王おう徽問とい學がく。十じゅう三岁至十五岁时随父在博ひろし平ひら县。十じゅう六ろく岁返回かい苏州，与あずか唐から寅とら、都みやこ穆きよし订下交谊，并跟随ずい都みやこ穆きよし学がく诗。十じゅう七なな、八はち岁间，文ぶん征せい明あかり因いん父ちち在ざい滁州南みなみ京太きょうた仆寺为官，跟随前ぜん往。期き间于太ふとし仆寺少しょう卿きょう吕㦂左右さゆう服ふく侍さむらい。十じゅう九きゅう岁為諸しょ生せい時じ，寫字しゃじ不ふ佳けい，被ひ列れつ三さん等とう，不ふ得とく參與さんよ鄉きょう試こころみ，始はじめ努力どりょく學習がくしゅう書法しょほう。奈仕途と不順ふじゅん，九きゅう試ためし皆みな墨すみ，一直未能考取功名。

弘治こうじ二に年ねん（1489），文ぶん征せい明あかり二に十じゅう岁，因いん不ふ喜き欢科举严格かく的てき章しょう法ほう，乃与祝ほうり允まこと明あきら、唐から寅とら、都みやこ穆きよし、杨循吉きち倡导写うつし作さく古こ文辞ぶんじ。这年他た在ざい承うけたまわ天てん寺てら双そう娥精舍しゃ参さん观沈周作しゅうさく《长江万まん里さと图》，颇有感かん悟さとる，遂とげ拜はい沈周为师。师徒二に人にん关系甚洽，文ぶん征せい明あかり说：“吾われ先生せんせい非人ひにん间人也，神仙しんせん中ちゅう人じん也！”云云うんぬん，而沈周しゅう也夸赞征明あかり说：“征せい明あかり庚かのえ甲かぶと（指ゆび年ねん龄）何なに异，乃聪慧とし若わか此？”按钱谦益えき所ところ辑《石田いしだ先生せんせい事ごと略りゃく》，沈周一开始担心教授文征明作画会影响他的学业，不ふ过最终还是ぜ将はた自己じこ的てき本ほん事ごと倾囊相しょう授。文ぶん征せい明あかり一生都非常尊敬这位师友，即そく使し日び后きさき成なり名めい，也一直认为自己无法在作画上超越沈周。弘治こうじ五ご年ねん（1492），文ぶん征せい明あかり师事吴江人ひと西村にしむら先生せんせい史ふみ鉴、赵宽，两人皆みな擅诗文ぶん。当年とうねん，于自宅たく营造了りょう停とま云うん馆。娶めと昆こん山人さんじん吴愈第だい三さん女じょ为妻。吴氏之の母はは夏なつ氏し，为太常つね卿きょう夏なつ㫤之これ女おんな。时文征せい明あかり交游范围进一いち步ほ扩大，与あずか吴爟、吴奕、蔡羽、钱同爱、陈淳、汤珍、王おう守まもる、王おう宠、张灵为处士し邢参“东庄十じゅう友とも”。明年みょうねん，因いん父ちち亲的关系结识庄しょう㫤，为忘年ねん交。这期间，文ぶん征せい明あかり逐渐笃定了りょう不ふ仕つかまつ之これ志こころざし。

弘治こうじ八はち年ねん（1495），师从吏部右みぎ侍さむらい郎ろう吴宽。宽与文ぶん征せい明あかり父ちち文ぶん林りん为同年どうねん进士，当とう时正在ざい家居かきょ丧，文ぶん林りん便びん将はた儿子送おく去ざ学がく习。吴宽非常ひじょう高だか兴，将はた自己じこ的てき古文こぶん法ほう悉数教きょう给文征せい明あかり，并在朝廷ちょうてい公卿くぎょう间称赞这位い学生がくせい。到いた了りょう秋あき天たかし，文ぶん征せい明前みょうまえ往应天てん府ふ参加さんか乡试，没ぼつ能のう中ちゅう举。同年どうねん画が《金きむ蕉落照あきら图》吴瑞（字じ德とく征せい）为之作さく诗，又また与あずか唐から寅とら商しょう讨作画さくが之の法ほう。弘治こうじ九きゅう年ねん（1496），学がく习荆浩、关仝的てき技法ぎほう。弘治こうじ十じゅう年ねん，文ぶん征せい明あかり因いん博はく古こ善ぜん议论，熟知じゅくち元もと、明あきら间故事こじ，与あずか唐から寅とら、祝ほうり允まこと明あきら、徐じょ祯卿一同いちどう被ひ人称にんしょう为“吴中四よん才子さいし”，时年二に十じゅう八はち岁。文ぶん征せい明あかり性格せいかく木き讷，不ふ近きん女色じょしょく，唐から寅とら、钱同爱、祝ほうり允まこと明あかり等とう往往おうおう以女子じょし诱惑、调戏征せい明あかり，终不为所动。

弘治こうじ十じゅう一いち年ねん（1498），与あずか唐から寅とら、顾兰上じょう南京なんきん应试，三人中只有文征明一人不售。翌年よくねん，徐じょ经、唐から寅とら卷まき入にゅう考こう题泄露ろ案あん，唐から寅とら被ひ黜为吏，不ふ久ひさ出走しゅっそう，将はた家事かじ托たく付づけ给文征せい明あかり。六月ろくがつ七なな日にち，父ちち丧。至いたり弘治こうじ十じゅう四よん年ねん除じょ丧，继续发奋读书。明年みょうねん，唐から寅とら归家，文ぶん征せい明あかり在ざい之の后きさき的てき一段时间内屡次规劝他不可颓丧，几乎导致两人失しつ和わ。后きさき来らい文ぶん征せい明あかり有ゆう诗描绘这一いち时期的てき唐から寅とら：“若わか非ひ纵酒应成病びょう，除じょ却梳头即是ぜ僧そう。”寅とら最さい后きさき写うつし了りょう一いち封ふう《答こたえ文ぶん征せい明あかり书》向むかい他た道みち歉。往后，文ぶん征せい明あきら多た与あずか友とも朋とも游ゆう于虎丘おか、太たい湖こ间。弘治こうじ十じゅう八はち年ねん，文ぶん征せい明あきら在ざい苏州已やめ经出名めい，吴爟、许国用よう雨中うちゅう来らい访求画が。

正德まさのり元年がんねん（1506）四よん月がつ，文ぶん征せい明あかり参与さんよ修おさむ撰せん的てき《姑しゅうと苏志》告つげ成なり。同年どうねん秋あき，沈周将はた自己じこ临摹的てき《富とみ春はる山居さんきょ图》送おく给文征せい明あかり。正德しょうとく二に年ねん，其兄文ぶん征せい静せい遇ぐう事ごと，征せい明あかり千方百计为兄解难。两个月がつ间，废寝忘食，终得保全ほぜん。至いたり秋季しゅうき，征せい明あきら在ざい应天府ふ应试，再度さいど落榜。此后，文ぶん征せい明あかり的てき书法逐渐为人所しょ道どう，当とう时士大夫たいふ多た求もとめ征せい明あかり书写墓ぼ志こころざし铭。正德しょうとく六ろく年ねん，文ぶん征せい明正めいせい式しき以字行ぎょう世よ，字じ则改为征仲なか。正德しょうとく七なな年ねん（1512），宁王朱しゅ宸濠遣や人じん来らい招文征せい明あかり，征せい明あかり硬かた是ぜ称しょう病びょう不ふ见，也不接受せつじゅ任にん何なん馈赠，连报书都没ぼつ有ゆう写うつし。当とう时唐寅とら、谢时臣しん、章あきら文ぶん都と应了宁王的てき招聘しょうへい，有人ゆうじん劝文征せい明也あきや看み在ざい王おう的てき地位ちい上じょう答こたえ应，但ただし他た只ただ是ぜ笑わらい而不语，作さく诗云：“千金逸骥空求骨，万里冥鸿肯受罗！”将はた自己じこ比ひ喻为翱翔万里苍冥的飞鸿，不可能ふかのう被ひ宁王所しょ网罗。其后宁王事おうじ败，大家たいか都と以为文ぶん征せい明あかり有ゆう先さき见之明あかり。八はち年ねん，应试又また不ふ售。十じゅう年ねん，代表だいひょう苏州府ふ县学生せい尚なお书吏部ぶ尚なお书陆完，对当时学校生こうせい员没有ゆう出世しゅっせ之の途と的てき问题作さく了りょう反映はんえい。十じゅう一いち年ねん，文ぶん征せい明あかり第だい七なな次じ应试，不ふ售。加か之の十じゅう四よん年ねん秋あき、嘉よしみ靖やすし元年がんねん秋あき两次应试，共きょう计九きゅう次じ，皆みな不ふ中なか。

嘉よしみ靖やすし二に年ねん（1523年ねん），由ゆかり刑部おさかべ尚しょう书林はやし俊しゅん、工こう部ぶ尚書しょうしょ李り充たかし嗣推荐於朝，經過けいか吏部考こう核かく，被ひ授職低てい俸微的てき翰林院かんりんいん待まち詔みことのり的てき職位しょくい。此時書畫しょが已やめ負ふ盛名せいめい，求もとめ其字畫が者しゃ眾多，由ゆかり此受到翰林院かんりんいん同僚どうりょう的てき嫉妒和わ排はい擠，心中しんちゅうの悒悒不ふ樂らく。其中尤ゆう其以杨维聪等とう人ひと最さい嫉妒文ぶん征せい明あかり，据すえ说有人じん尝说：“我わが衙门中ちゅう不ふ是ぜ画が院いん，乃容画が匠たくみ处此耶？” 文ぶん征せい明あきら自じ到いた京きょう第だい二年起上書請求辭職回家，三年內三次提出辭呈才獲批准。五ご十じゅう七なな歲さい辭じ歸き出で京きょう，放ひ舟ふね南下なんか，回かい蘇州そしゅう定てい居きょ。自じ此致力りょく於詩文書ぶんしょ畫が，不ふ復ふく求もとめ仕つかまつ進すすむ，以戲墨すみ弄ろう翰自遣や。

早さ登とう吳ご門もん四よん家いえ（沈周、文ぶん徵ちょう明あかり、唐から寅とら、仇かたき英えい）之の列れつ，晚ばん歲とし声誉せいよ卓たく著ちょ，號ごう稱しょう“文筆ぶんぴつ遍へん天下でんか”，四方求購書畫者踏破門檻，據よりどころ傳でん“海うみ宇欽慕きんぼ，縑素山積さんせき”。風儀ふうぎ整せい肅，日本にっぽん使者ししゃ登とう門もん求もとめ畫が，再拜さいはい而辭，答とう：“事こと關せき國體こくたい。”

年とし近きん九きゅう十じゅう時じ，還かえ孜孜しし不ふ倦，為ため人じん書しょ墓誌ぼし。嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう八はち年ねん二に月がつ二に十じゅう日にち（1559年ねん3月がつ28日にち），未み待まち寫うつし完かん，文ぶん徵ちょう明あかり“便びん置おけ筆ひつ端坐たんざ而逝”。享とおる壽ことぶき九きゅう十じゅう歲さい，是ぜ“吳ご中ちゅう四よん才子さいし”（唐から伯はく虎とら、文ぶん徵しるし明あきら、祝しゅく枝山えだやま、徐じょ禎ただし卿きょう）中ちゅう最さい長壽ちょうじゅ的てき一いち位い。门人私わたし谥“贞献”。朝廷ちょうてい勅みことのり赠修职郎、南京なんきん国子くにこ监博士はかせ。其墓葬そう位い于苏州相あい城ぐすく区く孙武纪念园内うち。

畫が作さく

文ぶん徵ちょう明あかり的てき书画造づくり诣极为全面めん，其诗、文ぶん、画が无一不精ぶしょう。人称にんしょう是ぜ“四よん绝”的てき全ぜん才ざい。他た虽学继沈周しゅう，但ただし仍具有ぐゆう自己じこ的てき风格。远学郭かく熙，近きん则取法ほう于赵孟頫等とう人ひと。他た一いち专多能たのう，能のう青あお绿，亦また能のう水墨すいぼく，能のう工こう笔，亦また能のう写うつし意い。山水さんすい、人物じんぶつ、花卉かき、兰竹等とう无一不ふ工こう。

文ぶん徵ちょう明あかり学がく字じ是ぜ从苏轼字じ入手にゅうしゅ的てき。后きさき来らい文ぶん徵ちょう明あかり从李り应祯学がく书，李り应祯书宗欧おう阳询，平たいら正ただし婉和，清きよし润端方かた，虽非书法大だい师，却是一いち位い书法教育きょういく家か。他た是ぜ祝しゅく枝山えだやま的てき岳父がくふ，又また是ぜ文ぶん徵ちょう明あかり的てき启蒙老ろう师。他た除じょ了りょう把わ学がく书心得こころえ悉数传授给文徵ちょう明あかり外がい，还鼓励他突破とっぱ传统，自じ创新格かく。在ざい文ぶん徵ちょう明あかり二に十じゅう二に岁时，李り应祯看み了りょう他た的てき苏体字じ，对文徵ちょう明あかり说：“破やぶ却工夫くふう何なん至いたり随ずい人じん脚あし？就令学がく成なり王羲之おうぎし，只ただ是ぜ他人たにん书耳！”这些话影响了文ぶん徵ちょう明あかり一生いっしょう。

文ぶん徵しるし明あきら在ざい书法史上しじょう以兼善ぜん诸体闻名，尤ゆう擅长行ぎょう书和小しょう楷，王おう世よ贞在《艺苑言げん》上じょう评论说：“待まち诏（文ぶん徵ちょう明あかり）以小楷名海内かいだい，其所沾沾者しゃ隶耳，独どく篆不轻为人じん下か，然しか亦また自じ入いれ 能のう品ひん。所ところ书《千文ちふみ》四よん体たい，楷法绝精工こう，有ゆう《黄き庭にわ》、《遗教》笔意，行ぎょう体たい苍润，可か称しょう玉だま版ばん《圣教》，隶亦妙みょう得え《受禅じゅぜん》三昧ざんまい，篆书斤きん斤きん阳冰门风，而楷有ゆう小しょう法ほう，可か宝たから也。”

文ぶん徵ちょう明あかり书法温ゆたか润秀劲，稳重老成ろうせい，法度はっと谨严而意态生动。虽无雄ゆう浑的气势，却具晉すすむ唐とう书法的てき风致。他た的てき书风较少具有ぐゆう火ひ气，在ざい尽つき兴的书写中ちゅう，往往おうおう流露りゅうろ出で温ゆたか文ぶん的てき儒雅之の气。也许仕途と坎坷的てき遭际消磨しょうま了りょう他た的てき英えい年ねん锐气，而大器晚成たいきばんせい却使他た的てき风格日び趋稳健けん。他た的てき传世书法有ゆう《醉よい翁おきな亭てい记》、《滕王阁序》、《赤あか壁かべ赋》、《渔父辞じ》、《离骚》、《北きた山移やまうつり文ぶん》、《四よん體たい千せん文ぶん》、《草書そうしょ千せん字じ文ぶん》、《題だい宋そう高だか宗むね賜たまもの岳だけ飛ひ手しゅ敕》、《仇かたき英えい畫が趙ちょう孟はじめ頫寫經けい換かわ茶ちゃ圖ず文ぶん徵ちょう明あかり書しょ心こころ經けい合あい璧》等とう；画が作さく有ゆう《雨あめ餘あまり春はる树图》、《影かげ翠みどり轩图》、《洞ほら庭にわ西山にしやま图》、《绿荫清きよし话图》、《绿荫草堂そうどう图》、《松まつ壑飞泉いずみ图》、《石いし湖こ诗图》、《失しつ竹ちく》、《江南こうなん春はる图》、《古木ふるき寒泉かんせん图》、《塞ふさが村むら钟馗图》、《松まつ声ごえ一いち榻图》、《好こう雨あめ听泉图》、《兰竹》、《梨花りか白しろ燕つばめ图》、《水みず亭てい诗思图》、《仿王蒙こうむ山水さんすい》、《东园图》、《關山せきやま積雪せきせつ圖ず》、《仿趙伯はく驌後赤あか壁かべ圖ず》等とう；著ちょ有ゆう《莆田集しゅう》。

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  文ぶん徴ちょう明あかり 1542年ねん 倣李成なり寒かん林りん圖ず 紙し本ほん墨画ぼくが 大だい英えい博物館はくぶつかん
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  文ぶん徵ちょう明あかり 东园图 横よこ卷まき绢本设色 纵30.2厘りん米まい 横よこ126.4厘りん米まい 现藏于北京ぺきん故こ宫博物はくぶつ院いん
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  文ぶん徵しるし明あきら 惠山えさん茶会ちゃかい圖ず，1518年ねん
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  文ぶん徴ちょう明あかり 1542年ねん 倪賛像ぞう題跋だいばつ　上海しゃんはい博物館はくぶつかん

書法しょほう

明あきら仇かたき英えい畫が趙ちょう孟はじめ頫寫經しゃきょう換かわ茶ちゃ圖ず文ぶん徵ちょう明あかり書しょ心こころ經けい合あい璧 现藏于美國びくに克利かつとし夫おっと蘭らん藝術げいじゅつ博物館はくぶつかん

明あきら仇かたき英えい畫が《上林うえばやし图》，文ぶん徵ちょう明あかり書しょ《上林うえばやし賦ふ》，现藏于臺灣たいわん國立こくりつ故こ宫博物はくぶつ院いん

詩作しさく

《暮春ぼしゅん齋とき居きょ即事そくじ》

“ 經けい旬しゅん寡人事じんじ，蹤迹小しょう窗まど前まえ。
暝色連れん殘ざん雨う，春寒しゅんかん宿野しゅくの煙けむり。
茗杯眠ねむり起おこり味あじ，書卷しょかん靜せい中ちゅう緣えん。
零落れいらく梅枝ばいし瘦，風吹ふぶき更さら可憐かれん。 ”

《石いし湖こ》

“ 石いし湖こ煙けむり水すい望もち中ちゅう迷，湖上こじょう花はな深ふか鳥とり亂らん啼。
芳かおる草くさ自生じせい茶ちゃ磨すり嶺みね，畫かく橋きょう東ひがし注ちゅう越來ごえく溪けい。
涼風すずかぜ枭枭青あお蘋末，往事おうじ悠悠ゆうゆう白日はくじつ西にし。
依よ舊きゅう江波えば秋月しゅうげつ墜，傷心しょうしん莫唱夜よる烏がらす棲。 ”

《感懷かんかい》

“ 五ご十じゅう年來ねんらい麋おうしか鹿しか蹤，苦にが爲ため老おい去ざ入にゅう樊籠。
五ご湖こ春夢しゅんむ扁舟へんしゅう雨う，萬まん裏うら秋風あきかぜ兩りょう鬓蓬。
遠とお志こころざし出で山成やまなり小しょう草くさ，神かみ魚ぎょ失しつ水すい困こま沙すな蟲ちゅう。
白頭はくとう漫赴公おおやけ車しゃ召，不滿ふまん東方とうほう一笑いっしょう中ちゅう。 ”

《月夜つきよ登とう閶門西にし虹にじ橋きょう》

“ 白霧しらぎり浮空去さ渺びょう然しか，西にし虹にじ橋きょう上月こうづき初はつ圓えん。
帶おび城じょう燈火ともしび千せん家いえ市し，極きょく目め帆ほ樯萬まん裏うら船せん。
人語じんご不ふ分ぶん塵ちり似に海うみ，夜寒よさむ初はつ重水じゅうすい生せい煙けむり。
平生ひらお無限むげん登とう臨興，都と落風欄らん露ろ楯だて前まえ。 ”

《夏なつ日び睡ねむ起おこり》

“ 綠陰りょくいん如水にょすい夏なつ堂どう涼りょう，翠みどり簟含風ふう午うま夢ゆめ長ちょう。
老おい去ざ自じ於閒有ゆう得え，困こま來らい每まい與あずか客きゃく相しょう忘。
松まつ窗まど試筆しひつ端溪たんけい滑すべり，石鼎せきてい烹雲顧渚香が。
一鳥不鳴心境寂，此身真ま不ふ愧羲皇すめらぎ。 ”

代表だいひょう作さく

文ぶん徵ちょう明あかり《江南こうなん春はる圖ず》局部きょくぶ

• 《雨あめ餘あまり春樹はるき圖ず》1507年ねん（正德まさのり二に年ねん）國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《關山せきやま積雪せきせつ圖ず》1532年ねん（嘉よしみ靖やすし十じゅう一いち年ねん）國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《江南こうなん春はる圖ず》1547年ねん（嘉よしみ靖やすし二に十じゅう六ろく年ねん）國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《枯木かれき寒泉かんせん圖ず》1549年ねん，國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《真しん賞しょう齋とき圖ず》1549年ねん，上海しゃんはい博物館はくぶつかん
• 《千せん巖いわお競きおい秀しゅう圖ず》1550年ねん，國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《虞おそれ山やま七なな星ほし檜ひのき圖ず》----年とし，檀だん香山かやま藝術げいじゅつ博物館はくぶつかん
• 《溪けい橋きょう策さく杖つえ圖ず》國立こくりつ故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《春はる深ふか高樹たかぎ圖ず》
• 《山雨さんう圖ず》
• 《臨溪幽かそけ賞しょう圖ず》
• 《綠陰りょくいん長ちょう夏なつ圖ず》
• 《松まつ壑飛泉いずみ圖ず》
• 《石いし湖みずうみ圖ず》
• 《洞ほら庭にわ西山にしやま圖ず》
• 《金かね焦こげ落照圖ず》
• 《金かね陵りょう十じゅう景けい圖ず》
• 《拙つたな政せい園えん圖ず》
• 《東園ひがしぞの圖ず》卷まき 故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《惠山えさん茶會ちゃかい圖ず》卷まき 故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《蘭らん竹ちく圖ず》卷まき 故こ宮みや博物はくぶつ院いん
• 《臨溪幽かそけ賞しょう》軸じく 故こ宮みや博物はくぶつ院いん

後代こうだい

长子文ぶん彭，字じ寿ことぶき承うけたまわ，号ごう三さん桥，著名ちょめい书法篆刻てんこく家か，明あきら清流せいりゅう派は篆刻てんこく开山祖そ师。

次子じし文嘉ぶんか，字じ休きゅう承うけたまわ，号ごう文ぶん水すい，工こう石刻せっこく，擅画山水さんすい，著ちょ有ゆう《和かず州しゅう诗》、《钤山堂どう书画记》等とう。

孫まご文ぶん肇はじめ祉

曾孫そうそん文ぶん震ふるえ孟はじめ，禮れい部ぶ左ひだり侍さむらい郎ろう兼けん東ひがし閣かく大だい學士がくし

曾孫そうそん文ぶん震ふるえ亨とおる，著ちょ有ゆう《長物ちょうぶつ志こころざし》

玄孫げんそん女おんな文ぶん俶，明代あきよ畫家がか

玄孫げんそん文ぶん秉

來らい孫まご文ぶん點てん，清しん代だい畫家がか

参考さんこう文献ぶんけん

• Craig Clunas（柯律格かく）著ちょ，劉りゅう宇珍等とう譯やく：《雅みやび債さい：文ぶん徵ちょう明あかり的てき社交しゃこう性せい藝術げいじゅつ》（北京ぺきん：三さん聯れん書しょ局きょく，2012）。

延伸えんしん阅读

[编]

《國くに朝あさ獻けんじ徵ちょう錄ろく·卷まき之の二に十じゅう二に》，出自しゅつじ焦こげ竑《國くに朝あさ獻けんじ徵ちょう錄ろく》

《明あかり史し卷まき二に百ひゃく八はち十じゅう七なな》，出自しゅつじ《明あかり史し》

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	明あかり四よん家いえ 又また称しょう：吴门四よん家いえ、吴门 四よん杰、天てん门四杰
	沈周 | 文ぶん征せい明あきら | 唐から寅とら | 仇かたき英えい