日光にっこう東照宮とうしょうぐう

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	日光にっこう東照宮とうしょうぐう
假名かめい	にっこうとうしょうぐう
平文へいぶん式しき罗马字じ	Nikkō Tōshō-gū

日光にっこう東照宮とうしょうぐう
	日光にっこう東照宮とうしょうぐう／にっこうとうしょうぐう Nikkō Tōshō-gū
	陽明ようめい門もん
基本きほん信しん息いき
位置いち	日本にっぽん栃木とちぎ縣けん日光にっこう市し山やま內2301
宗教しゅうきょう	神道しんとう
主祭しゅさい神しん	德川とくがわ家康いえやす公おおやけ; （相あい殿しんがり）豐臣とよとみ秀吉ひでよし公おおやけ・源みなもと賴朝よりとも卿きょう
例祭れいさい	5月17日にち・18日にち
社格しゃかく	別格べっかく官かん幣ぬさ社しゃ
建けん筑详情じょう
本殿ほんでん構造こうぞう	權現造ごんげんづくり
建立こんりゅう时间	後水尾天皇ごみずのおてんのう元和がんわ三さん年ねん（1617年ねん）
地圖ちず

日光にっこう東照宮とうしょうぐう是ぜ一座いちざ位い於日本にっぽん栃木とちぎ縣けん日光にっこう市し山やま內，始はじめ建けん於元和がんわ三さん年ねん（1617年ねん）的てき神社じんじゃ，屬ぞく於德川とくがわ家か靈廟れいびょう之これ一いち，主要しゅよう祭祀さいし的てき是ぜ江戶えど幕府ばくふ第だい一いち代だい征夷大將軍せいいたいしょうぐん德川とくがわ家康いえやす公おおやけ，另外相がいしょう殿どの也配祀まつ太閤たいこう豐臣とよとみ秀吉ひでよし公おおやけ，以及鎌倉かまくら幕府ばくふ第だい一いち代だい將軍しょうぐん源みなもと賴朝よりとも卿きょう。元和がんわ二に年ねん四よん月がつ十じゅう七なな日にち（1616年ねん6月がつ1日にち）德川とくがわ家康いえやす逝世，朝廷ちょうてい賜たまもの予よ神かみ號ごう“東あずま照あきら大だい權現ごんげん”，並なみ將はた牌ぱい位い供奉ぐぶ在ざい大殿おおいどの內。在日ざいにち光こう東照宮とうしょうぐう是これ遍へん佈日本にっぽん全國ぜんこく的てき諸多しょた東照宮とうしょうぐう之總しそう本社ほんしゃ，神社じんじゃ原本げんぽん的てき正式せいしき名めい是ぜ不ふ加か上地じょうち名めい的てき「東照宮とうしょうぐう」，但ただし為ため了りょう作為さくい區分くぶん，因いん此習慣上會かい在社ざいしゃ名めい之の前ぜん加か上地じょうち名めい，而成為ため「日光にっこう東照宮とうしょうぐう」。

東照宮とうしょうぐう位い于日光にっこう山さん（又また稱たたえ為ため日光にっこう連山れんざん，由ゆかり男體山なんたいさん、女峰山にょほうさん以及太郎山たろうさん組成そせい）山麓さんろく。建築けんちく樣式ようしき採と「權現造ごんげんづくり」與あずか「八幡やはた造づくり」式しき樣さま，也就是ぜ以大量的りょうてき石材せきざい作為さくい地ち基もと再さい配合はいごう木製もくせい結構けっこう；八幡造則是以前後二進建築的結構，也就是ぜ說せつ整せい個こ東照宮とうしょうぐう除じょ了りょう以石材せきざい作為さくい地ち基之もとゆき外がい，還かえ有ゆう前まえ殿どの與あずか後ご（內）殿どの的てき分別ふんべつ。東照宮とうしょうぐう的てき社格しゃかく為ため別格べっかく官かん幣ぬさ社しゃ，例れい行ぎょう祭典さいてん日び期き為ため每年まいとし5月がつ17日にち與あずか5月がつ18日にち。東照宮とうしょうぐう旁つくり還かえ有ゆう輪はなわ王寺おうじ以及日光にっこう二荒ふたあら山さん神社じんじゃ，並稱へいしょう為ため「二に社しゃ一いち寺てら」。以「日光にっこう的てき神社じんじゃ與あずか寺院じいん」的てき一いち部分ぶぶん而被收入しゅうにゅう世界せかい遺產いさん名めい錄ろく之の列れつ。

歷史れきし

鎌倉かまくら幕府ばくふ時代じだい

源みなもと赖朝像ぞう

東照宮とうしょうぐう原ばら來らい稱しょう為ため東あずま照あきら社しゃ，但ただし是これ最早もはや可か以追溯さかのぼ到いた鎌倉かまくら幕府ばくふ時代じだい，並なみ且歷經けい室町むろまち幕府ばくふ一いち直ちょく到いた江戶えど幕府ばくふ創建そうけん。祭祀さいし對象たいしょう為ため德川とくがわ家康いえやす、相あい殿しんがり為ため豐臣とよとみ秀吉ひでよし以及源みなもと賴朝よりとも，其中由よし於源賴朝よりとも曾經駐ちゅう營於日光にっこう山さん，因いん此神社しゃ也祭祀さいし他た。

德川とくがわ家康いえやす像ぞう

繼つぎ太閤たいこう豐臣とよとみ秀吉ひでよし之これ後ご，德川とくがわ家康いえやす再さい以武力りょく攻おさむ破やぶ佔領了りょう各地かくち大名だいみょう的てき领地，於慶長けいちょう八はち年ねん二に月がつ十じゅう二に日にち（1603年ねん3月がつ24日にち），德川とくがわ家康いえやす受後こう陽成ようぜい天皇てんのう封ふう為ため征夷大將軍せいいたいしょうぐん，並なみ在ざい江戶えど（今いま東京とうきょう）建立こんりゅう幕府ばくふ並なみ统一全ぜん日本にっぽん。

元和がんわ二に年ねん四よん月がつ十じゅう七なな日にち（1616年ねん6月がつ1日にち）德川とくがわ家康いえやす病やまい逝於駿府すんぷ城じょう，享とおる壽ことぶき七なな十じゅう四よん歲さい。按德川とくがわ家康いえやす的てき遺のこ囑しょく，靈柩れいきゅう停とま靈れい於今天てん的てき靜岡しずおか縣けん靜岡しずおか市し駿河するが區く的てき久能山くのうざん東照宮とうしょうぐう。翌年よくねん元和がんわ三さん年ねん三さん月がつ十じゅう五ご日にち（1617年ねん）送おく葬そう隊伍たいご護送ごそう德川とくがわ家康いえやす的てき靈柩れいきゅう從したがえ久能山くのうざん東照宮とうしょうぐう出發しゅっぱつ，歷れき時じ將はた近きん一いち個月かげつ，四月八日護送靈柩的隊伍抵達下野げや國こく（今こん天てん的てき栃木とちぎ縣けん日光にっこう市し）山上さんじょう，先さき將はた靈柩れいきゅう安置あんち在ざい日光にっこう山やま的てき山洞やまほら裡うら。四よん月がつ十じゅう七なな日にち（6月がつ1日にち）為ため德川とくがわ家康いえやす逝世一いち周年しゅうねん忌日きじつ，當とう天てん在ざい江戶えど幕府ばくふ二に代だい將軍しょうぐん德川とくがわ秀忠ひでただ等ひとし人的じんてき參加さんか之の下した，舉行了りょう隆重たかしげ莊嚴しょうごん的てき安座あんざ大典たいてん，同時どうじ將はた新建しんたけ好このみ的てき神社じんじゃ命名めいめい為ため“東あずま照あきら社しゃ”，並なみ完成かんせい下か葬儀そうぎ式しき。並なみ由ゆかり後水尾天皇ごみずのおてんのう賜たまもの予よ神かみ號ごう“東あずま照あきら大だい權現ごんげん”，追贈ついぞう正せい一いち位い。而後水尾天皇ごみずのおてんのう也御賜たまもの一塊ひとかたまり“東あずま照あきら大だい權現ごんげん”的てき匾額，就掛在ざい東照宮とうしょうぐう入口いりくち處しょ的てき鳥居とりい上うえ。

德川とくがわ家光いえみつ像ぞう

江戶えど幕府ばくふ時代じだい

寛永かんえい十じゅう一いち年ねん（1634年ねん）九きゅう月がつ，江戶えど幕府ばくふ第だい三さん代だい將軍しょうぐん德川とくがわ家光いえみつ來き到いた東あずま照あきら社しゃ參拜さんぱい，經過けいか勘かん查後，開始かいし進行しんこう大だい規模きぼ的てき神社じんじゃ擴建工程こうてい，由ゆかり秋元あきもと泰やすし朝あさ擔任たんにん造營ぞうえい奉行ぶぎょう，甲良こうら宗廣むねひろ負ふ責せめ設計せっけい施工しこう，狩野かの探さがせ幽かそけ負ふ責せめ繪畫かいが。工程こうてい歷れき時じ一いち年ねん五ご個月かげつ，直ちょく到いた寬永かんえい十じゅう三さん年ねん（1636年ねん）才ざい完成かんせい了りょう大だい規模きぼ的てき神社じんじゃ擴建工程こうてい。動どう用よう木工もっこう170萬まん人にん，雜役ざつえき280萬まん人にん。耗資56萬まん8千せん兩りょう，銀ぎん100貫かん，米べい1000石せき。直ちょく到いた正保まさやす二に年ねん（1645年ねん），後こう光明こうみょう天皇てんのう下しも詔みことのり敕封宫號「東照宮とうしょうぐう」，才さい改あらため為ため現げん名な。慶安けいあん二に年ねん（1649年ねん），日光にっこう連山れんざん其中之の一いち的てき白根山しらねさん噴發，造成ぞうせい神社じんじゃ與あずか祭殿さいでん火災かさい與あずか損失そんしつ。1868年ねん時じ爆發ばくはつ戊辰戰爭ぼしんせんそう，舊きゅう幕府ばくふ軍ぐん將はた東照宮とうしょうぐう作為さくい據點きょてん閉門へいもん不出ふしゅつ，不ふ過か新しん政府せいふ軍ぐん指揮しき官かん板垣いたがき退助たいすけ最後さいご成功せいこう説せつ服ふく雙方そうほう一起將戰場轉移到別的地方，以免造成ぞうせい文化ぶんか古蹟こせき更さら大だい的てき損失そんしつ與あずか遺憾いかん。

1872年ねん（明治めいじ五ご年ねん），東照宮とうしょうぐう對たい婦女ふじょ與あずか牛うし馬うま動物どうぶつ的てき限きり制せい解禁かいきん開放かいほう（目前もくぜん早はや已やめ有ゆう女性じょせい司祭しさい在ざい東照宮とうしょうぐう服務ふくむ）。同年どうねん又また依よ照あきら1871年ねん5月がつ14日にち（明治めいじ4年ねん）制定せいてい的てき社格しゃかく制度せいど將はた日光にっこう東照宮とうしょうぐう、日光山輪王寺にっこうざんりんのうじ以及日光にっこう二荒山神社作明確的劃分。1873年ねん，東照宮とうしょうぐう列れつ入いれ「國くに幣ぬさ中社なかやしろ」的てき資格しかく（亦また即そく開ひらき銷花費ひ由よし政府せいふ負ふ責せめ因いん應おう）。1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）12月15日にち駐ちゅう日にち盟めい軍ぐん總そう司令しれい部ぶ（GHQ）發布はっぷ「神道しんとう指令しれい」，明あきら令れい政府せいふ對たい於「國家こっか神道しんとう」與あずか「神社じんじゃ神道しんとう」的てき保證ほしょう、支援しえん、保全ほぜん、監督かんとく以及廢除はいじょ等とう相關そうかん事項じこう，達成たっせい日本人にっぽんじん民みん享有きょうゆう宗教しゅうきょう自由じゆう，確立かくりつ對たい軍國ぐんこく主義しゅぎ的てき排除はいじょ與あずか廢止はいし國家こっか神道しんとう完成かんせい政教せいきょう分離ぶんり的てき結果けっか。

參觀さんかん資し訊

由よし於日本にっぽん全國ぜんこく有ゆう许多东照宫，所以ゆえん查詢時じ要注意ようちゅうい位い于日光にっこう市し的てき才ざい是ぜ本社ほんしゃ。東照宮とうしょうぐう于1999年ねん被かむ联合国教こっきょう科か文ぶん组织批准ひじゅん为世界せかい文化ぶんか遗产。^[1]

東照宮とうしょうぐう現在げんざい的てき社殿しゃでん群ぐん，大だい多た是ぜ寬永かんえい11年ねん（1634年ねん）的てき「寬永かんえい之の大造たいぞう替がえ」的てき建物たてもの。總そう奉行ぶぎょう（日光にっこう造營ぞうえい奉行ぶぎょう）是これ秋元あきもと泰やすし朝あさ、作事さくじ奉行ぶぎょう是ぜ藤堂とうどう高虎たかとら，施工しこう是ぜ從したがえ京都きょうと、大阪おおさか召集しょうしゅう宮大工みやだいく，在ざい作事さくじ方かた大だい棟梁とうりょう甲良こうら宗廣むねひろ一門的指揮下進行改建。东照宫内有ゆう许多著名ちょめい文物ぶんぶつ，“唐から门”上じょう雕刻的てき都みやこ是ただし中国ちゅうごく典故てんこ，如“許もと由ゆかり洗あらい耳みみ”、“竹林ちくりん七なな贤”等とう。有ゆう一いち个马厩うまや，上面うわつら雕刻三个用爪子捂着眼、耳みみ、嘴くちばし的てき猴子，取と自じ《论语》中ちゅう的てき“非禮ひれい勿視，非禮ひれい勿聽，非禮ひれい勿言，非禮ひれい勿動。”日本にっぽん的てき庚申こうしん年とし邮票曾取其图案あん。荷に兰贝娅特とく丽克丝女王おう访问日本にっぽん参まいり观时，见马厩うまや是ぜ空そら的てき，特とく地ち赠送一いち匹ひき荷に兰马。这些目前もくぜん都と成なる为日本にっぽん的てき文化ぶんか财產。