林はやし光ひかり朝あさ

林はやし光ひかり朝あさ（1114年ねん—1178年ねん），字じ谦之，号ごう艾もぐさ轩，兴化军莆田（今こん屬ぞく福建ふっけん）人にん，宋そう代だい官員かんいん。

生平おいだいら

郑侠之これ女婿じょせい。宋そう徽宗政和まさかず四よん年ねん（1114年ねん）出生しゅっしょう。少年しょうねん好学こうがく，绍兴五ご年ねん（1135年ねん），赴礼れい部ぶ试不第だい，從したがえ尹いん焞游ゆう。绍兴八はち年ねん（1138年ねん）再さい试，又また不ふ中なか。随ずい名めい儒陸子むつこ正ただし学がく习，通つう晓六ろく经与あずか百ひゃく家いえ之これ学がく。绍兴十じゅう年ねん（1140年ねん），在ざい黄石こうせき东井红泉宫创办“红泉义学”，人称にんしょう为“南みなみ夫子ふうし”。一時いちじ儒風振起しんき，洛らく学がく广传。^[1]與あずか方ほう翥友好ゆうこう。隆りゅう兴元年ねん（1163年ねん）进士授左ひだり迪すすむ功こう郎ろう，调任袁州司つかさ戶と參さん軍ぐん，改あらため永福えいふく（今こん永えい泰やすし）知ち县。乾いぬい道みち五ご年ねん（1169年ねん）任にん秘ひ书省正字せいじ兼けん实录院いん检讨，迁著作ちょさく佐さ郎ろう。乾いぬい道どう九きゅう年ねん（1173年ねん），得とく罪ざい知ち枢密院すうみついん事ごと张说，被ひ外そと调任广西提ひさげ点てん刑けい狱，改あらため提ひさげ点てん广东刑けい狱。再さい迁国子くにこ祭さい酒しゅ，兼けん太子たいし左ひだり谕德。^[2]淳じゅん熙四よん年ねん（1177年ねん），升ます任にん中ちゅう书舍人じん兼けん侍さむらい讲。因よし反對はんたい权相曾觌荐举謝しゃ廓くるわ然しか赐同进士出身しゅっしん，並なみ任にん殿中でんちゅう侍さむらい御ご史し，憤いきどお而辭官かん。改あらため出で知ち婺州（今こん浙江せっこう金きん华）。晚年ばんねん提ひさげ举江州しゅう太平おうひら兴国宫，世せい称たたえ艾もぐさ轩先生せんせい。孝こう宗そう淳あつし熙五ご年ねん（1178年ねん）卒そつ，年ねん六ろく十じゅう五ご岁。^[3]谥文节。朱しゅ熹感かん叹地说：“某ぼう少年しょうねん过莆，见林谦之、方かた次じ云うん深ふか道理どうり，极精细。退すさ而思之の，忘寝食しょく者しゃ数すう时”。有ゆう《艾もぐさ軒のき集しゅう》10卷かん。^[4]

家庭かてい

屬ぞく長城ちょうじょう林はやし氏し，並なみ非ひ屬ぞく於九牧まき林りん的てき。

曾祖父そうそふ林りん南みなみ一いち

祖父そふ林はやし繁しげる

父ちち林はやし勉つとむ，母はは魯氏

娶めと徐じょ氏し、鄭てい氏し，生なま六ろく子女しじょ一いち^[5]

婿むこ黃き安やす石せき、方ほう大東だいとう。侄孫婿むこ方かた伯はく佑たすく。黃き安やす石せき父親ちちおや黃き府ふ (字じ用よう藏ぞう)和かず朱しゅ熹是姻親，黃き府ふ之の女じょ嫁よめ朱しゅ熹長子ちょうし。

外孫そとまご黃き近ちか (外孫そとまご媳吳氏し)、黃き遠とお (外孫そとまご媳詹氏し)。

注釋ちゅうしゃく

^ 《宋そう元学もとがく案あん·衡麓学がく案あん》记载：“自じ南みなみ渡わたり后きさき，洛らく学がく中ちゅう微ほろ，朱しゅ张未起おこり，以经行ぎょう倡东南みなみ，使つかい诸生函はこ咏体践，知ち圣贤之の心こころ不在ふざい训诂者しゃ，自じ莆南夫子ふうし始はじめ。”
^ 《宋そう史ふみ》卷まき433：“出で为提点てん广西刑けい狱，移うつり广东。召拜国子くにこ祭さい酒しゅ兼けん太子たいし左ひだり谕德。”
^ 周しゅう必大《朝あさ散ち郎ろう充たかし集あつまり英えい殿でん修おさむ撰せん林りん公おおやけ神道しんとう碑ひ》载：“艾もぐさ轩、公おおやけ自じ号ごう也。隆りゅう兴元年ねん（1163年ねん）调袁州しゅう司つかさ户参军，未み上うえ、召对，改あらため左ひだり承うけたまわ奉たてまつ郎ろう、知永ちなが福ぶく县。大臣だいじん论荐不ふ已やめ，召试馆职。乾いぬい道どう五ご年ねん（1169年ねん）七なな月がつ，遂とげ入にゅう为秘书省正字せいじ兼けん国史こくし编修、实录检讨官かん；六ろく年ねん、佐さ著作ちょさく兼けん司つかさ勳いさお司し封ふう郎ろう官かん；七なな年ねん、迁著作郎さくろう兼けん郎ろう礼れい部ぶ；八はち年ねん、进国子こ司し业兼太子たいし侍さむらい读、史ふみ职如故こ；九きゅう年ねん、请外、以直显谟阁提点てん广西刑けい狱。淳じゅん熙改元かいげん（1174年ねん），易えき使し东路；二に年ねん、茶ちゃ冦自荆湖剽ひょうげ江西えにし，薄うす嶺みね南みなみ，其锋锐甚。公おおやけ自じ将しょう郡ぐん兵へい，檄げき摧锋，统制路ろ海うみ。本ほん路ろ鈐辖黄き进，各かく以其军分控ひかえ要害ようがい。会かい有ゆう诏徙公こう转运副使ふくし，公おおやけ谓贼势方张，留とめ屯たむろ不ふ去さ，督とく二将遮击，俘获相しょう继。贼惊懼宵遁，上うえ闻之，喜き曰：林はやし某ぼう（光ひかり朝あさ）儒生じゅせい，乃知兵へい也。加か直ちょく宝たから文ぶん阁，召拜国子くにこ祭さい酒しゅ太子たいし左ひだり谕德。四よん年ねん（1177年ねん）二に月がつ乙おつ亥い，驾幸国子くにこ监，命いのち讲《中庸ちゅうよう》。上大かみおお称しょう善ぜん，面めん赐金紫むらさき。己おのれ丑うし，除じょ中ちゅう书舍人じん。为诰有ゆう古こ风。坐すわ缴奏新しん御ご史し除目じもく，改あらため权工部ぶ侍さむらい郎ろう。请外，以朝散ち郎ろう充たかし集あつまり英えい殿でん修おさむ撰せん、知ち婺州。引疾，提つつみ举江州しゅう太平おうひら兴国宫。五ご年ねん（1178年ねん）五ご月がつ六ろく日にち卒そつ。”
^ 《四よん庫こ全書ぜんしょ總そう目め》之の“艾もぐさ軒のき集しゅう”條じょう載の：“平生ひらお不ふ喜き著書ちょしょ，既すんで沒ぼつ後ご，其族孫まご同どう叔褒其遺文いぶん為ため十じゅう卷かん，陳ちん宏ひろし序じょ之の，後こう其甥方かた之の泰やすし搜求さがしもとめ遺のこ佚，輯為二に十じゅう卷かん。刻こく於鄱陽ひ，劉りゅう克かつ莊そう序じょ之の。”
^ 周しゅう必大《朝あさ散ち郎ろう充たかし集あつまり英えい殿でん修おさむ撰せん林りん公光きんみつ朝ちょう神道しんとう碑ひ》，墓はか志こころざし沒ぼつ載の林はやし光ひかり朝ちょう女婿じょせい名めい，但ただし卻在金きん墩黃氏し有ゆう記載きさい，林はやし光ひかり朝ちょう女婿じょせい是ぜ黃き安やす石せき。周しゅう必大不知ふち道どう其婿名字みょうじ，可能かのう不ふ熟じゅく悉黃家か。不ふ過か奇き怪かい的てき是ぜ，墓はか志こころざし沒ぼつ記載きさい其鄭氏し夫人ふじん。但ただし鄭てい俠的墓ぼ志こころざし名めい卻有記載きさい，林はやし光ひかり朝ちょう是ぜ鄭てい俠二に女婿じょせい。

延伸えんしん阅读

[编]

《宋そう史ふみ/卷まき433》，出自しゅつじ脱だつ脱だっ《宋そう史ふみ》

參考さんこう書目しょもく

《宋そう史ふみ》卷まき四よん三さん三さん

[1] 《宋そう元学もとがく案あん·衡麓学がく案あん》记载：“自じ南みなみ渡わたり后きさき，洛らく学がく中ちゅう微ほろ，朱しゅ张未起おこり，以经行ぎょう倡东南みなみ，使つかい诸生函はこ咏体践，知ち圣贤之の心こころ不在ふざい训诂者しゃ，自じ莆南夫子ふうし始はじめ。”

[2] 《宋そう史ふみ》卷まき433：“出で为提点てん广西刑けい狱，移うつり广东。召拜国子くにこ祭さい酒しゅ兼けん太子たいし左ひだり谕德。”

[3] 周しゅう必大《朝あさ散ち郎ろう充たかし集あつまり英えい殿でん修おさむ撰せん林りん公おおやけ神道しんとう碑ひ》载：“艾もぐさ轩、公おおやけ自じ号ごう也。隆りゅう兴元年ねん（1163年ねん）调袁州しゅう司つかさ户参军，未み上うえ、召对，改あらため左ひだり承うけたまわ奉たてまつ郎ろう、知永ちなが福ぶく县。大臣だいじん论荐不ふ已やめ，召试馆职。乾いぬい道どう五ご年ねん（1169年ねん）七なな月がつ，遂とげ入にゅう为秘书省正字せいじ兼けん国史こくし编修、实录检讨官かん；六ろく年ねん、佐さ著作ちょさく兼けん司つかさ勳いさお司し封ふう郎ろう官かん；七なな年ねん、迁著作郎さくろう兼けん郎ろう礼れい部ぶ；八はち年ねん、进国子こ司し业兼太子たいし侍さむらい读、史ふみ职如故こ；九きゅう年ねん、请外、以直显谟阁提点てん广西刑けい狱。淳じゅん熙改元かいげん（1174年ねん），易えき使し东路；二に年ねん、茶ちゃ冦自荆湖剽ひょうげ江西えにし，薄うす嶺みね南みなみ，其锋锐甚。公おおやけ自じ将しょう郡ぐん兵へい，檄げき摧锋，统制路ろ海うみ。本ほん路ろ鈐辖黄き进，各かく以其军分控ひかえ要害ようがい。会かい有ゆう诏徙公こう转运副使ふくし，公おおやけ谓贼势方张，留とめ屯たむろ不ふ去さ，督とく二将遮击，俘获相しょう继。贼惊懼宵遁，上うえ闻之，喜き曰：林はやし某ぼう（光ひかり朝あさ）儒生じゅせい，乃知兵へい也。加か直ちょく宝たから文ぶん阁，召拜国子くにこ祭さい酒しゅ太子たいし左ひだり谕德。四よん年ねん（1177年ねん）二に月がつ乙おつ亥い，驾幸国子くにこ监，命いのち讲《中庸ちゅうよう》。上大かみおお称しょう善ぜん，面めん赐金紫むらさき。己おのれ丑うし，除じょ中ちゅう书舍人じん。为诰有ゆう古こ风。坐すわ缴奏新しん御ご史し除目じもく，改あらため权工部ぶ侍さむらい郎ろう。请外，以朝散ち郎ろう充たかし集あつまり英えい殿でん修おさむ撰せん、知ち婺州。引疾，提つつみ举江州しゅう太平おうひら兴国宫。五ご年ねん（1178年ねん）五ご月がつ六ろく日にち卒そつ。”

[4] 《四よん庫こ全書ぜんしょ總そう目め》之の“艾もぐさ軒のき集しゅう”條じょう載の：“平生ひらお不ふ喜き著書ちょしょ，既すんで沒ぼつ後ご，其族孫まご同どう叔褒其遺文いぶん為ため十じゅう卷かん，陳ちん宏ひろし序じょ之の，後こう其甥方かた之の泰やすし搜求さがしもとめ遺のこ佚，輯為二に十じゅう卷かん。刻こく於鄱陽ひ，劉りゅう克かつ莊そう序じょ之の。”

[5] 周しゅう必大《朝あさ散ち郎ろう充たかし集あつまり英えい殿でん修おさむ撰せん林りん公光きんみつ朝ちょう神道しんとう碑ひ》，墓はか志こころざし沒ぼつ載の林はやし光ひかり朝ちょう女婿じょせい名めい，但ただし卻在金きん墩黃氏し有ゆう記載きさい，林はやし光ひかり朝ちょう女婿じょせい是ぜ黃き安やす石せき。周しゅう必大不知ふち道どう其婿名字みょうじ，可能かのう不ふ熟じゅく悉黃家か。不ふ過か奇き怪かい的てき是ぜ，墓はか志こころざし沒ぼつ記載きさい其鄭氏し夫人ふじん。但ただし鄭てい俠的墓ぼ志こころざし名めい卻有記載きさい，林はやし光ひかり朝ちょう是ぜ鄭てい俠二に女婿じょせい。

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