耶舍

耶舍（梵文ぼんぶん名めいYasa），又また譯わけ為ため耶輸陀，也稱智さとし度ど耶舍，佛陀ぶっだ弟子でし。是ぜ僧團そうだん中ちゅう第だい六ろく名めい比丘びく，第だい七なな位い阿羅漢あらかん。率りつ領りょう五ご十じゅう位い朋友ほうゆう皈依佛陀ぶっだ，成なり為ため常つね隨ずい眾一千せん二に百ひゃく五ご十じゅう人にん其中一いち眾。佛滅ぶつめつ百年後另有一位耶舍長老發起了第だい二に次じ結集けっしゅう。

生平おいだいら

耶舍，意思いし是ぜ上じょう傘かさ、寶たから蓋ぶた。因いん他た出生しゅっしょう時じ，天上てんじょう自然しぜん出現しゅつげん寶たから傘かさ，因いん此而名めい。

波なみ羅ら奈國迦尸尸しかばね城じょう的てき俱梨迦長者ちょうじゃ之子ゆきこ，自じ幼よう早はや慧とし，生活せいかつ豪華ごうか奢侈しゃし，住じゅう三さん時じ宮殿きゅうでん，卻希望きぼう擁よう有ゆう清淨せいじょう的てき生活せいかつ。在ざい縛ばく囉迦河かわ邊あたり，佛陀ぶっだ曾為耶舍說法せっぽう，講こう解かい布施ふせ、持戒じかい之の理り。之これ後ご耶舍出家しゅっけ，引領他た四よん位い朋友ほうゆう加入かにゅう僧團そうだん。之これ後ご，又また引領他た五ご十じゅう位い朋友ほうゆう出家しゅっけ。

智さとし度ど耶舍之の父ちち為ため耶輸伽とぎ父ちち，是ぜ佛教ぶっきょう史上しじょう歸依きえ三寶さんぼう的てき第だい一いち位い居士こじ（優ゆう婆ばば塞ふさが），其母亦また是ぜ第だい一いち位い女おんな居士こじ（優ゆう婆ばば夷えびす）。