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第二次结集 - 维基百科,自由的百科全书

だい结集


上座かみざ佛教ぶっきょう

佛教ぶっきょう大綱たいこうえいOutline of Buddhism 佛教ぶっきょう主題しゅだい

初期しょき佛教ぶっきょう
佛教ぶっきょう大綱たいこうえいOutline of Buddhism 佛教ぶっきょうぬし

ななひゃく結集けっしゅう,也通稱つうしょうため毘舍はなれ結集けっしゅう毘舍はなれ集結しゅうけつだい結集けっしゅうだい集結しゅうけつ佛教ぶっきょう術語じゅつご,“結集けっしゅうある集結しゅうけつゆびそうとぎしゅう會合かいごう經典きょうてん釋迦しゃかぶんほとけ佛滅ぶつめつひゃくねん[1]いん毘舍はなれ比丘びくぎょうじゅうことだい眾部記載きさいためもとめ乞金ぜに一事いちじ[2]),耶舍长老發起ほっきななひゃく阿羅漢あらかん比丘びくざい毗舍离进行结集,進行しんこう羯磨表決ひょうけつ其為ほう,以保持ほじ戒律かいりつ[3]てき嚴格げんかく執行しっこう[4]

律藏りつぞう記載きさい

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上座かみざ記載きさい

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上座かみざ佛教ぶっきょうともえとし律藏りつぞう》以及かんでん佛教ぶっきょうじゅう誦律》、《よんふんりつ》、《ふんりつ記載きさいよし於毘しゃ离比おかゆうじゅうこと违反戒律かいりつ[1]

ぜんりつ毘婆すな じゅう誦律 よんふんりつ ふんりつ
1 しおきよし 1 しおきよし 7 とくあずかしおども宿やど 1 しおはじかみごうども宿やどきよし
2 ゆびきよし 2 ゆびきよし 1 とくゆびしょうしょく 2 りょうゆびしょうしょくしょくきよし
3 ふく坐食ざしょくきよし
3 聚落しゅうらくあいだきよし 3 きん聚落しゅうらくきよし 2 とくむらあいだ 4 えつ聚落しゅうらくしょくきよし
4 住處すみかきよし 5 如是にょぜきよし 3 とくてら
5 隨意ずいいきよし 6 しょうきよし 4 とく聽可 9 もとめ聽淨
6 久住ひさずみきよし 8 ぎょうほうきよし 5 とく常法じょうほう 8 さきしょ習淨
7 なま和合わごうきよし 4 なま和合わごうきよし 6 とく 5 酥油みつせきみつ酪淨
8 みずきよし 7 ひん住處すみかきよし 8 とくいん闍樓さけ 6 いんかくろうとぎしゅきよし
9 えき縷尼だんきよし 9 縷邊えきあまだんきよし 9 とく畜不わり截坐 7 さくすわ隨意ずいい大小だいしょうきよし
10 金銀きんぎんきよし 10 金銀きんぎん寶物ほうもつきよし 10 とく受取うけとり金銀きんぎん 10 受蓄金銀きんぎんせんきよし

耶舍長老ちょうろういたり毘舍はなれとう眾居めん指出さしでもとめ乞金ぜにほう[5]為平ためひらいきよし此引はつてきいさかいろん[6]なな百名比丘集會讨论十事是否符合律法。經過けいか東西とうざいかた比丘びくかく推舉よん長老ちょうろう[7]單獨たんどく於別しょぎょう表決ひょうけつ[8]ためじゅうことほう”,上座かみざかく律藏りつぞう本身ほんみぼつゆう記述きじゅつ這次羯磨こうごう誦經じゅきょうてん[9]てき情況じょうきょう

だい眾部記載きさい

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だい眾部方面ほうめん訶僧祇律ぼつゆう記述きじゅつだい結集けっしゅう發生はっせい時間じかん記載きさいだい二次結集因求乞ぜにぬさ財物ざいぶつ一事いちじ[2]これいさかいろん而起[10]ざいだいいち結集けっしゅうだい結集けっしゅうちゅう結集けっしゅうりつ藏前くらのまえことさき明確めいかくりょう結集けっしゅう原則げんそくなみちょうあずかかい眾人みとめどう[11]ようたいしょ比丘びく住處すみか所作しょさ制限せいげん國土こくどほう[12]ぼう持戒じかい比丘びく所行しょぎょうほうぼう長老ちょうろう比丘びく所行しょぎょうほう這四しゃよんだいきょう[13][14]進行しんこう取捨しゅしゃなみ且不とくぎょうほんぞくほうごうたたえきよしほう[15]いち制限せいげんきよし方法ほうほうきよしさん戒行きよしよん長老ちょうろうきよし風俗ふうぞくきよし當時とうじななひゃく比丘びく[16]ゆうはなれ尊者そんじゃてき弟子でし娑婆しゃば尊者そんじゃ[17]結集けっしゅう律藏りつぞうざい最後さいご論定ろんていりょうとくもとめ乞金ぜに」:“乃至ないししょ長老ちょうろう中須なかずはちしゃもとめはち,須衣しゃもとめころも,須藥しゃもとめやくゆう方便ほうべんとく[18]もとめ金銀きんぎん及錢。”

金銀きんぎんがくしょ

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とくもとめ乞金ぜにてきよりどころ金銀きんぎんがくしょ[19]ざいせいしゃ莫制」[20]原則げんそく上座かみざだい眾部ぼつゆう它補いれなみひさげまた[21]上座かみざしょ律藏りつぞう記載きさい金銀きんぎん戒」[22][23]類似るいじてき寶物ほうもつ戒」[24]やめけい涵蓋りょうとくもとめ乞受蓄金銀きんぎんとう具體ぐたい財物ざいぶつゆうせきほそぶしだい眾部訶僧祇律記載きさい佛陀ぶっだ允許いんきょせいびょう比丘びく使つかいきよしじん[25]蓄莫貪ちょ[26]

根本こんぽん分裂ぶんれつ

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みなみ佛教ぶっきょう岛史てき记载:上座かみざ放逐ほうちくしゃ、毘舍离的ばつ耆族あく比丘びく集合しゅうごうりょう一万人进行大型集结竄改佛教教義,しょうだい結集けっしゅう[27]まんにん結集けっしゅうしるべ致了上座かみざだい众部發生はっせい根本こんぽん分裂ぶんれつ,此後佛教ぶっきょう也因教義きょうぎ戒律かいりつぶん歧而さんせい不同ふどういたり佛滅ぶつめつ滿まん百年時就約有十八個部派。

ざいきた佛教ぶっきょうちゅう根據こんきょせつ一切いっさいゆうだい毘婆すなろん記載きさいせつ一切いっさいゆう自稱じしょうため上座かみざしょ根源こんげんあずかだい众部分裂ぶんれつ原因げんいんだいてん比丘びく提出ていしゅつりょうざい阿羅漢あらかんあまり習和しょうどう機緣きえんじょうてきこう說法せっぽうそくしょ谓“だいてんこと”,《ことむねろんしょう此根ほん分裂ぶんれつ發生はっせいざい孔雀くじゃく帝國ていこくおもねそだておう時代じだい[28]ほうあらわ訶僧祇律私記しき記載きさいだい眾部しょう最早もはやあずかだい眾部分裂ぶんれつてき法藏ほうぞう[29]かえゆう根據こんきょ舍利しゃりどるといけい記載きさいだい迦葉しょ結集けっしゅうてき律藏りつぞう就是だい眾律,ざいたつみとぎ王朝おうちょう滅法めっぽうこう佛教ぶっきょう復興ふっこうゆう上座かみざ比丘びくぞうこう戒律かいりつ造成ぞうせいりょう分裂ぶんれつ[30]

一些現代研究者認同佛教根本分裂的時期晚於第二次集結[31]

まいり

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注釋ちゅうしゃく引用いんよう

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  1. ^ 1.0 1.1 よんふんりつ·ななひゃくしゅうほう毘尼》:「なんじ世尊せそん涅槃ねはんひゃくさい。毘舍はなればつ闍子比丘びくくだりじゅうこと。……かれ於布薩日。檀越だんおち布施ふせ金銀きんぎん。而共ぶん。」
    ともえとし律藏りつぞう·ななひゃく犍度》:なんじ世尊せそん涅槃ねはんひゃくねん,毘舍はなればつ耆子しょ比丘びく,於毘しゃはなれじょうじゅうこと。……なんじ,毘舍はなればつ耆子しょ比丘びく於布薩日,以水ちゅう滿まんどうはちおけ比丘びく眾中,げん毘舍はなれしょゆうばばふさが來者らいしゃ:「しょともそうとぎ需要じゅようあずかそうとぎいち迦利すな槃、はん迦利すな槃、四分迦利沙槃、いちすな迦!」
    じゅう誦律·なな百比丘集滅惡法品》:「ふつ涅槃ねはんいちひゃくいちじゅうさい。毘耶はなれこくじゅうこと。……毘耶はなれしょ比丘びくまた憍薩こく大金おおかねはち憍薩こくにゅう毘耶はなれこく次第しだい乞錢。ずい多少たしょうみなちょばちちゅう。」
    わたるすなふさがふんりつ·ななひゃくしゅうほう》:「ふつどろ洹後ひゃくさい。毘舍はなれしょばつ耆比おかはじめおこりじゅうほう。……かれしょ比丘びくつね以月はちにちじゅうよんにちじゅうにちもり滿みつるはちすいしゅうすわひと眾處。もちばちちょぜん以為吉祥きっしょう要人ようじんもとめほどこせときしょ白衣はくい男女だんじょ大小だいしょう經過けいか前者ぜんしゃ便びんゆびはちすいげん。此中吉祥きっしょうあずか衣鉢いはつかわ屣藥じき。」
  2. ^ 2.0 2.1 訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ななひゃくしゅう法藏ほうぞう》:「ふつ般泥洹後。長老ちょうろう比丘びくざい毘舍はなれすなうずたかそう伽藍がらんなんじしょ比丘びくしたがえ檀越だんおち乞索。さく如是にょぜあいごと長壽ちょうじゅ世尊せそんざいとくぜん食後しょくごしょく衣服いふく供養くよう世尊せそんどろ洹後。わがとう孤兒こじだれとうあずかなんじ布施ふせそう財物ざいぶつ如是にょぜあいごえ而乞。時人じじんあるあずか一罽利沙槃二罽利沙槃乃至十罽利沙槃。いたりぬの薩時もりちょなかもちかかわはちりょうぶん次第しだい而與。」
  3. ^ ながおもね含經·梵動けい》:「うんなにしょうえん威儀いぎ戒行凡夫ぼんぷ寡聞かぶんちょく所見しょけん如實にょじつ稱讚しょうさんかれたたえ嘆言。沙門しゃもん瞿曇めつころせじょころせ。捨於がたなつえふところ慙愧ざんきしん。慈愍一切いっさい。此是しょうえん威儀いぎ戒行。かれ寡聞かぶん凡夫ぼんぷ以此歎佛。また嘆。沙門しゃもん瞿曇捨不あずかめつあずかゆう盜心とうしんまた嘆。沙門しゃもん瞿曇捨於いんほっきよしおさむ梵行。一向いっこうまもる戒。習婬いっ所行しょぎょう清潔せいけつまた嘆。沙門しゃもん瞿曇捨滅妄語もうごところげん至誠しせい所說しょせつ真實しんじつ誑世じん沙門しゃもん瞿曇捨滅兩舌りょうぜつ以此げん壞亂かいらん於彼。以彼げん壞亂かいらん於此。ゆういさかい訟者のうれい和合わごうやめ和合わごうしゃぞう歡喜かんきゆうしょ言說げんせつ不離ふり和合わごう誠實せいじつにゅうしんところげん沙門しゃもん瞿曇捨滅惡口わるぐちわかゆう麤言きずそん於人。ぞうかれゆい恨長怨憎しゃ。如此麤言つきみな不為ふためつね善言ぜんげんえつ人心じんしん。眾所あいらく。聽無いやあしただしせつ此言。沙門しゃもん瞿曇捨滅綺語きごかたり法語ほうご律語りつごとめこれただしせつごと
    沙門しゃもん瞿曇捨離飲酒いんしゅちょ香華こうげかん歌舞かぶ坐高ざこうゆか非時ひじしょく金銀きんぎん畜妻いき.僮僕.婢使。畜象.うまいのししひつじにわとりいぬ及諸鳥獸ちょうじゅう畜象へいうまへいくるまへい步兵ほへい畜田たくしゅふえ五穀ごこく以手けんあずか人相にんそう以斗ばかり欺誑於人。また販賣はんばいけんようだんとうまた受觝さいよこせいはしまた陰謀いんぼうめんゆうこと非時ひじくだりためやしなえことぶきりょうはら而食。其所いたりしょ衣鉢いはつ隨身ずいじんたとえ如飛とりはね翮身俱。此是持戒じかいしょうしょう因緣いんねんかれ寡聞かぶん凡夫ぼんぷ以此歎佛。」
    ながおもね含經·おもねひるけい》:「わか居士こじ居士こじ及餘種姓すじょう。聞正ほうしゃそくせい信樂しがらき。……かれ於異。捨家財產ざいさん。捐棄親族しんぞくじょひげかみふくさん法衣ほうえ出家しゅっけ修道しゅうどうあずか出家しゅっけじんどう捨飾このみしょ戒行。……ちょ香華こうげ瓔珞ようらく。……金銀きんぎん七寶不取不用。……」
    ちゅうおもね含經·梵志ひん·ぞうあと喻經》:「ある居士こじ居士こじ。聞已とくしん。於如來にょらい正法しょうぼうりつかれとくしんじやめ。……かれ於後。捨少財物ざいぶつ及多財物ざいぶつ。捨少親族しんぞく及多親族しんぞくじょひげかみちょ袈裟けさころもいたりしん. 捨家.いえがくどうかれ出家しゅっけやめ。捨親ぞくしょう。受比丘びくよう修習しゅうしゅうきん戒。守護しゅごしたがえ解脫げだつまたふくぜん威儀いぎ禮節れいせつ纖芥ざいつねふところ畏怖いふ受持うけもちがく戒。……かれはなれ華鬘けまん瓔珞ようらくぬり脂粉しふんだんはなかずら瓔珞ようらくぬり脂粉しふんかれ華鬘けまん瓔珞ようらくぬり脂粉しふんきよしじょ其心。……かれはなれ受生しょくぞうたからだん受生しょくぞうたからかれ於受生色せいしょくぞうたからきよしじょ其心。……」
  4. ^ ちゅうおもね含經·梵志ひん·瞿默揵連けい》:「あめぜいしろ曰。おもねむずかし前後ぜんご所說しょせつなん不相應ふそうおうおもねなんこう如是にょぜせつ一比丘與世尊共等等。また一比丘為世尊在時所立。此比丘びくわが涅槃ねはんためしょ比丘びくしょいいれいわがひとしいましょしゃまた一比丘與眾共和集拜。此比丘びく世尊せそん涅槃ねはんためしょ比丘びくしょいいれいわがひとしいましょしゃおもねむずかしなんじなんいんなんえんいませつ有可ゆか尊敬そんけい耶。尊者そんじゃおもねなんこたえ曰。あめぜい世尊せそんみる如來にょらいしょちょとう正覺しょうがくせつゆうじゅうほう而可尊敬そんけいわがひとし若見わかみ比丘びくゆう此十ほうしゃのりども愛敬あいきょう尊重そんちょう供養くようむねたてまつれいごと於彼比丘びくうんなんためじゅうあめぜい比丘びく修習しゅうしゅうきん戒。守護しゅごしたがえ解脫げだつまたふくぜん威儀いぎ禮節れいせつ纖芥ざいつねふところ畏怖いふ受持うけもちがく戒。あめぜいわがひとし若見わかみ比丘びくきょくぎょうぞうじょう戒者。のりども愛敬あいきょう尊重そんちょう供養くようむねたてまつれいごと於彼比丘びく。……」
  5. ^ よんふんりつ·ななひゃくしゅうほう毘尼》:「ゆう耶舍迦那。聞毘しゃはなれ比丘びくぎょう如是にょぜごとそく往跋闍子比丘びくしょすすむ檀越だんおちぬの薩時布施ふせ眾僧金銀きんぎんそうちゅう唱令。あずかとぎ比丘びくそくげんわが受。なに以故。沙門しゃもん釋子しゃくしおう受取うけとり金銀きんぎん沙門しゃもん釋子しゃくし捨棄たまたからちょかざりこのみ。……かれそくげん。毘舍はなれゆうばばふさが瞋。なんじ教化きょうかれいときそく使つかいども往。耶舍とぎ比丘びくいたり毘舍はなれゆうばばふさがところかたり如是にょぜごとなんじじつ瞋我耶。……世尊せそんざいおうしゃじょう。……沙門しゃもん釋子しゃくしおう受取うけとり金銀きんぎん除去じょきょかざりこのみわがせつなんじ以此ごと不信ふしんわが耶。かれはなれおごげんわがため不信ふしんわがゆう信樂しがらき於汝。なんじじゅう此毘しゃはなれわがとう供給きょうきゅう衣服いふく飲食いんしょく醫藥いやくしょ須之ぶつときとぎ比丘びくあずかしょはなれおご解說かいせつれいとく歡喜かんきやめあずかかれ使比丘びく俱。かえばば闍子比丘びくしょはるかとぎ比丘びくらいそくとい使比丘びくごととぎ比丘びくやめかい喻諸はなれおごしん耶。こたえげんなんじそくげんかれやめ信樂しがらきとぎもちとうさく沙門しゃもん釋子しゃくし。……かれ毘舍はなれ比丘びくかたりとぎ比丘びくごとなんじさきののし眾僧。ざいこたえごとわがののし眾僧。かれそく和合わごう與作よさく。」
    ふんりつ·ななひゃくしゅうほう》:「時長ときながろう耶舍迦蘭陀子。ざいかれ獼猴水邊みずべじゅうかく講堂こうどうかたりしょ比丘びくごとなんじ莫作此求ほどこせわがおやしたがえふつ聞。わかゆうほうもとめほどこせほどこせほうもとめ俱得ざいかたりしょ比丘びくやめふくしょ白衣はくい男女だんじょ大小だいしょうなんじとう莫作此施。わがおやしたがえふつ聞。わかほうもとめほどこせほどこせほうもとめ俱得ざい。……於是しょ比丘びく便びん以耶しゃぜんきょう白衣はくいためののし白衣はくい與作よさく下意かい羯磨。羯磨やめ耶舍ごとわがおやしたがえふつ聞。若僧わかぞう與作よさく下意かい羯磨。おう一比丘為伴謝諸白衣。しょ比丘びく便びんしろ二羯磨差一比丘伴之。耶舍そくはたいたり白衣はくいしょせい值五百優婆塞聚在一處。……耶舍さら諸人もろびとごと世尊せそん一時在王舍城耆域菴羅園。……而終とく受畜金銀きんぎんたまたから及用販賣はんばい。……しょゆうばばふさがげんわがとう於此ちゅう不信ふしんらくこん毘舍はなれただゆう大德だいとく沙門しゃもん釋子しゃくしねがい受我とうつきことぶきじゅう此四ごと供養くよう。耶舍しゃしょゆうばばふさがやめあずかそう使比丘びく俱還僧坊そうぼう。……ばつ比丘びくふく以耶しゃぜんきょうしょ比丘びくためののしそうはんいっひさげかたりごとなんじとうざい悔過。耶舍こたえごとわが無罪むざいうんなん悔過。ばつ比丘びく便びん聚集。よく與作よさくざい羯磨。於是耶舍便びん以神あし往波しゅんこく。」
    じゅう誦律·なな百比丘集滅惡法品》:「ゆう長老ちょうろう耶舍陀迦らん提子ひさげ。毘耶はなれじゅう。……長老ちょうろう耶舍陀聞ごとやめごとさくほう使つかいまい毘耶はなれしょ白衣はくいしょかたりごと沙門しゃもん釋子しゃくしおう乞金銀寶ぎんぽぶつ畜。ふつ種種しゅじゅ因緣いんねんためあましゅう聚落しゅうらくぬし說法せっぽう。……沙門しゃもん釋子しゃくし中佛ちゅうふつ聽乞金銀きんぎん寶物ほうもつ畜。……毘耶はなれ比丘びく。……あつまりそうあずか耶舍陀作下意かい羯磨れいこう毘耶はなれしょ白衣はくい懺悔ざんげ。……なんじ耶舍陀。明日あしたしょくちょころもばちにゅう毘耶はなれじょう乞食こじきしょくやめいた毘耶はなれしょ白衣はくいしょ懺悔ざんげ事事ことごと說法せっぽう使つかいしょ白衣はくいとくしんごとふつ種種しゅじゅ因緣いんねんためあましゅうせつ。……如是にょぜ長老ちょうろう耶舍陀事事ことごと說法せっぽうしょ白衣はくいそくとくしんかい沙門しゃもん釋子しゃくしおう乞金銀寶ぎんぽぶつ畜。……毘耶はなれしょ比丘びく。……あつまりそうあずか耶舍陀作羯磨とく毘耶はなれじゅう。」
  6. ^ じゅう誦律·なな百比丘集滅惡法品》:「毘耶はなれしょ比丘びくこたえ。……毘耶はなれ比丘びくゆう法語ほうごおもね槃提いたる嚫那ばばおおくにしょ比丘びく法語ほうご一切いっさい諸佛しょぶつみな東方とうほう。」
    よんふんりつ·ななひゃくしゅうほう毘尼》:「とき毘舍はなればば闍子比丘びく。……さくごと長老ちょうろうかれなみえびすなみなしこく比丘びくどもいさかい世尊せそんざいなみえびすこく。」
    ともえとし律藏りつぞう·ななひゃく犍度》:「毘舍はなればつ耆子しょ比丘びくもち其沙门之いたりことぶきはなればばしょ。……『請大德だいとく長老ちょうろう於僧とぎちゅう,如此ごと諸佛しょぶつ世尊せそんせい於東おひがしかた國土こくどえびす比丘びく如法にょほうせつしゃ比丘びく是非ぜひほうせつしゃ。』」
  7. ^ ともえとし律藏りつぞう》:「なみえびす比丘びくことぶき一切いっさいことぶきすならんことぶき闍宗、ことぶきばばすなあいなみ比丘びくことぶきはなればばことぶき三浮陀舍那婆斯、ことぶき耶舍迦乾陀子、ことぶきおさむ。」
    じゅう诵律》:「何等なんらおもねばんひっさげいたる嚫那ばば多國たこくよんきゃく比丘びく。一薩婆伽羅婆梨婆羅(一切いっさい上座かみざ沙羅さらさん耶輸陀。四級闍蘇彌羅。ためよんきゃく比丘びく何等なんら東方とうほうよんきゅう比丘びくいち上座かみざなしばば長老ちょうろうさん菩伽。さんおさむ。四薩波摩伽羅摩。……八人作烏迴鳩羅。」《薩婆毘尼毘婆すな·ななめついさかい》:「がらす迴鳩しゃがらす迴名ばとめい平等びょうどうこころ其平如秤。」
    よんふんりつ》:「ときなみえびす比丘びくかたりなし比丘びくごとなんじとういま出平いでひら當人とうにんかれそくげん上座かみざ一切いっさいはなればば、耶舍、曼那。ひら當人とうにんなみなし比丘びくかたりえびす比丘びくごとなんじとうまたおう出平いでひら當人とうにんかれそくげん長老ちょうろうさん浮陀、ばばさがせむら長老ちょうろう沙留さるる闍蘇ひら當人とうにん。」
    ふんりつ》:「彼此ひし眾應かくもとめ四人僧為白二羯磨差為斷事主。ばつ比丘びくさきもとめよんにんいちめい一切いっさい二名にみょうはなればば三名さんみょう闍宗。よんめいおさむなみ比丘びくまたもとめよんにんいちめいさん浮陀。二名ふたなすならん三名さんみょう長髮ちょうはつよんめいばばすなあい。」
  8. ^ よんふんりつ》:「かれしょ上座かみざさくねんわがひとしわかざい眾中とい此事おそれ更生こうせいあまりいさかいごと不知ふちだれだれわがひとしいまやすしざいべつしょどもたいらろん耶。かれしょ長老ちょうろうさくねんわがとう於何べつしょ而平むべ此事。そくげんとう於婆なしりんちゅう。」
    ふんりつ》:「於是はなればばそくしゅうそうよくろんあま而多らん便びんしろそうごと今日きょうほっどもろん毘尼ほう。而多らんとくゆうだん。……しょ上座かみざそうやめどもさくなにもと閑靜かんせいひら曠。きょう於中ろんあまほうそくあまね觀察かんさつただ毘羅耶女しょほどこせえんこのみ。」
    ともえとし律藏りつぞう》:ときしょ長老ちょうろう比丘びくせいねん:「わがとうおう於何しょめつ此諍ごと耶?」しょ長老ちょうろう比丘びくげんねん:「此婆迦園可愛かわい而聲おんしょうわがとうおうむべ於婆迦園めつ此諍ごと。」しょ長老ちょうろう比丘びくよくほろびかれいさかいごと而往ばば迦園。
    じゅう誦律》:「長老ちょうろう三菩伽僧中唱。大德だいとくそう聽。わがとうそうちゅうめつ惡事あくじわかゆうさとし比丘びくごとごとおう如是にょぜめつごとおう如是にょぜめつわがいまとうそうちゅうさく羯磨。一切僧當忍聽滅是事。……すな樹林じゅりんちゅうあずかうわ座敷ざしきすわ竟。そうにん默然もくぜんゆえごと如是にょぜ。」
  9. ^ ぜんりつ毘婆すな·ばつ闍子ひんだいしゅう法藏ほうぞう》:「世尊せそん涅槃ねはんやめいちひゃくさい。毘舍はなればつ闍子比丘びく。毘舍はなれちゅうじゅうほうおこり。……しょばつ闍子おさむとぎめい阿須あず阿須あずなんじさくおうとうばつ闍子とうなんじ長老ちょうろう耶須かかわ迦乾陀子。於跋闍中彷徉而行。聞已。わがおうかくれじゅう壞十りょくほうわかため方便ほうべんめつ此惡ほうそく往至毘舍はなれいたやめなんじ長老ちょうろう耶須かかわ迦乾陀子。於毘しゃはなれ大林おおばやしばと咤伽沙羅さらちゅうじゅうなんじばつ闍子比丘びくせつ戒時。取水しゅすい滿まんはちおけ比丘びくそうちゅうなんじ毘舍はなれしょゆうばばふさがらいまいばつ闍子比丘びくさく如是にょぜごとかたりしょゆうばばふさがおうあずか眾僧ぜに隨意ずいいあずかはんぜにわかいちぜに使つかい眾僧とく衣服いふく一切いっさいおうせつ。此是しゅう毘尼なな百比丘不減不長。めいなな百比丘集毘尼義。於集眾中まん比丘びくしゅう長老ちょうろう耶斯比丘びく發起ほっき此事。於跋闍子比丘びく眾中。長老ちょうろうはなればばとい薩婆迦。薩婆迦比丘びくこたえ律藏りつぞう中斷ちゅうだん十非法及消滅諍法。大德だいとくわがとうやからこんおうほう及毘あまつう三藏者至三達智比丘。やめ。於毘しゃはなればば迦園ちゅう。眾已聚集。如迦はつしゅう法藏ほうぞうこと。一切佛法中垢洗除已。ぞうさらといおもね含問。枝葉えだはとい諸法しょほう聚問。一切法及毘尼藏盡出。此是だいはちがつとくしゅう竟。」
  10. ^ 訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ななひゃくしゅう法藏ほうぞう》:「ときりつ耶舍はついたり得分とくぶんといごと。此是なんぶつこたえごとつぎとく罽利すな醫藥いやくじき。耶舍こたえげん過去かこといごと何故なぜ過去かこほどこせそう。耶舍こたえげん不淨ふじょうしょ比丘びくごとなんじそしそうげん不淨ふじょう。此中おうさく舉羯すりそく便びんためさく舉羯すり。」
  11. ^ 訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ひゃく比丘びくしゅう法藏ほうぞう》:「ゆうはなれげんしょ長老ちょうろうわか使つかいわがしゅうしゃ如法にょほうしゃ隨喜ずいき如法にょほうしゃおうさえぎわか不相應ふそうおうおうさえぎ。勿見尊重そんちょうよしねがい告示こくじみなごと長老ちょうろうゆうはなれただししゅう如法にょほうしゃ隨喜ずいきほうしゃ臨時りんじ當知とうち尊者そんじゃゆうはなれそくさくねんわがいまうんなん結集けっしゅう律藏りつぞうきよしほう如法にょほう如律隨喜ずいき如法にょほうりつしゃおうさえぎ。……しょ比丘びくこたえごと相應そうおうしゃようわか不相應ふそうおうしゃ臨時りんじおうとうさえぎ。」
  12. ^ 訶僧祇律》:「ふつじゅうおうしゃじょう。……びんすな王法おうほう有作ゆうさくぞくしゃれい出國しゅっこく。以是ためきょうときゆう一賊七反驅出。なおかえこうころせ村城むらしろなんじ有人ゆうじん捉得此賊ばくおくあずかおう白王しらおうげん。此賊ななたんだしなおかえこうころせ村城むらしろねがいおう。……おうげんはた截其小指こゆびなんじ有司ゆうしそくはた罪人ざいにんきゅう截其ゆびこわおうゆう悔。どきおうそくためし咬指つうことなんにんそく便びんしん勅語ちょくご大臣だいじん。莫截かれゆびしんこたえおうげんやめ截其ゆびおう甚愁悔即ねんごとわがいま便びんため法王ほうおうこれまつ法王ほうおうはじめおっとため王者おうじゃゆうねんみんぶつなに有人ゆうじんおうきず截人ゆび
    なんじびんすなおうやましみことのりげん往詣世尊せそんいただきれいふつあし却坐いちめんはくふつごと世尊せそんわが曾祖そうそ先王せんおう罪人ざいにんほうただ以手はくあたま次第しだい諸王しょおう及至我身わがみ惡法あくほうしげるせいややすすき。謬得ためおうきず人體じんたいおもんみ無道むどう愧懼じつふか
    ふつつげ大王だいおう治國ちこくぬすめひとしいくぜにざいおういたりぬすめひとしいくぜにおう出國しゅっこくぬすめひとしいくぜに應用おうよう刑罰けいばつなんじびんすなおうしろふつごと世尊せそん。以じゅう九錢為一罽利沙槃。ぶん一罽利沙槃為四分。わかぬすめ一分若一分直罪應至死。なんじ世尊せそんためびんすなおう隨順ずいじゅん說法せっぽう示教しきょう示教しきょうやめゆう憒即じょれいふつ而退。
    おうひさなんじ世尊せそん往眾比丘びくしょじき而坐つげしょ比丘びくこうびんすなおうらいいたりしょためさくれいいちめんすわ。而白わがげん世尊せそん我先われさき曾祖そうそ罪人ざいにんほう以手はくあたませい相承そうしょう乃至ないし我身わがみわがそくといごと大王だいおうぬすめいたりいくぜにざいおういたり乃至ないしおうばつおうごとじゅう九錢為一罽利沙槃。ぶん一罽利沙槃以為四分。わかぬすめ一分若一分直罪應至死。わがためびんすなおう隨順ずいじゅん說法せっぽう歡喜かんき而去。ふつつげしょ比丘びくしたがえこん當知とうちじゅう九故錢名一罽利沙槃。ぶん一罽利沙槃為四分。わかぬすめいちふんわかいちふんじきはんえびす。」
  13. ^ ながおもね含經·ゆうこうけい》:「ふつつげしょ比丘びくとうあずかなんじとうせつよんだい教法きょうほうたい聽。たい聽。ぜん思念しねんしょ比丘びくごとただしか世尊せそんねがいらくよく聞。なにいいためよんわかゆう比丘びくさく如是にょぜごと諸賢しょけんわが於彼むらかれじょうかれこく躬從ふつ聞。躬受きょうしたがえ其聞しゃおう不信ふしんまたおう毀。とう於諸けい推其虛實きょじつりつほうきわむ其本まつわか其所げんけいりつほうとうかれげんふつせつ此。なんじ謬受耶。所以ゆえんしかしゃわがしょけいりつほうなんじさきしょげんあずかほう相違そういけんなんじ莫受。莫為じんせつとう捐捨わか其所げんけいりつほうしゃとうかれげんなんじしょげんふつ所說しょせつ所以ゆえんしかしゃわがしょけいりつほうなんじさきしょげんあずか法相ほうしょうおうけんなんじとう受持うけもちこうためじんせつまき勿捐捨。此為だい一大いちだい教法きょうほう也。ふく比丘びくさく如是にょぜごとわが於彼むらかれじょうかれこく和合わごう眾僧.多聞たもん耆舊。おやしたがえ其聞。おや受是ほうりつきょうしたがえ其聞しゃおう不信ふしんまたおう毀。とう於諸けい推其虛實きょじつほうりつきわむ其本まつ。……此為だいだい教法きょうほう也。ふく比丘びくさく如是にょぜごとわが於彼むらかれじょうかれこく眾多比丘びくほうもちりつもち律儀りちぎしゃおやしたがえ其聞。おや受是ほうりつきょうしたがえ其聞しゃおう不信ふしんまたおう毀。とう於諸けい推其虛實きょじつほうりつきわむ其本まつ。……ためだいさんだい教法きょうほう也。ふく比丘びくさく如是にょぜごとわが於彼むらかれじょうかれこくいち比丘びくほうもちりつもち律儀りちぎしゃおやしたがえ其聞。おや受是ほうりつきょうしたがえ其聞しゃおう不信ふしんまたおう毀。とう於諸けい推其虛實きょじつほうりつきわむ其本まつ。……ためだいよんだい教法きょうほう也。」
  14. ^ 根本こんぽんせつ一切有部毘奈耶雜事》:「なんじ世尊せそんつげおもねなん陀曰。如是にょぜおうきょうゆう真偽しんぎはじめしたがえ今日きょうとうけいきょう於人。うんなにきょう於人。わか苾芻らいさく如是にょぜことぶきわがしたがえ如來にょらいおや聞是聞已憶持。せつ經典きょうてんせつ此律きょう佛語ふつご。此苾芻聞かれせつおうすすむたたえまた勿毀訾。おう聽其ぜん文句もんくとう住處すみかけん經文きょうもん及以りつきょうわかかれ所說しょせつあずかけいりつ相違そういしゃおうつげかれげんことぶきなんじ所說しょせつしゃ佛語ふつごなんじあくけいりつとう須捨棄。ふくおもねなん陀。わか苾芻らいさく如是にょぜことぶきわが於某住處すみかゆうだい眾。耆宿きしゅく善明ぜんみょう律藏りつぞうわが於彼しょおや聞是聞已憶持。みなけいりつ佛語ふつご。……わかかれ所說しょせつあずかけいりつ相違そういしゃおうつげかれげんことぶきなんじ所說しょせつしゃ佛語ふつごなんじあくけいりつとう須捨棄。ふくおもねなん陀。わか苾芻らいさく如是にょぜことぶきわが於某住處すみかゆう眾多苾芻。みな持經じきょうりつははけいわが於彼しょおや聞是聞已憶持。みなけいりつ佛語ふつご。……ふくおもねなん陀。わか苾芻らいさく如是にょぜことぶきわが於某住處すみかいち苾芻。みこと宿やど智者ちしゃわが於彼しょおや聞是聞已憶持。みなけいりつ佛語ふつご。……ふくおもねなん陀。わか苾芻らいさく如是にょぜことぶきわがしたがえ如來にょらいおや聞是聞已憶持。せつ經典きょうてんせつ此律きょう。……わかかれ所說しょせつあずかけいりつ相違そういしゃおうつげかれげんことぶきなんじ所說しょせつしゃ佛語ふつごなんじぜんけいりつきょうとう受持うけもち。……ふくおもねなん陀。はつよんしゅめい大黑だいこくせつなんじとう苾芻おうぜんおもえ至極しごく觀察かんさつふかあく。此非けい。此非りつ佛教ぶっきょうとう須捨棄。よんしゅめい大白たいはくせつなんじとう苾芻おうぜんおもえ至極しごく觀察かんさつふかぜん。此實けい。此實りつ佛教ぶっきょうとうぜん受持うけもちおもねなん陀。いい苾芻依於經きょう於人。如是にょぜおうがくわか此者非我ひが所說しょせつ。」
  15. ^ 訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ひゃく比丘びくしゅう法藏ほうぞう》:「きよしほう如法にょほう如律隨喜ずいき如法にょほうりつしゃおうさえぎ何等なんら制限せいげんきよししゃしょ比丘びく住處すみかさく制限せいげんあずかよんだいきょう相應そうおうしゃよう不相應ふそうおうしゃ捨。めい制限せいげんきよし方法ほうほうきよししゃ國土こくどほうなんじあずかよんだいきょう相應そうおうしゃよう不相應ふそうおうしゃ捨。めい方法ほうほうきよし。戒行きよししゃ我見がけんぼう持戒じかい比丘びくぎょうほうわかあずかよんだいきょう相應そうおうしゃようわか不相應ふそうおうしゃ捨。めい戒行きよし長老ちょうろうきよししゃ我見がけん長老ちょうろう比丘びく尊者そんじゃ舍利しゃりどるれんくだり此法。あずかよんだいきょう相應そうおうしゃよう不相應ふそうおうしゃ捨。めい長老ちょうろうきよし風俗ふうぞくきよししゃとく如本ぞくほう非時ひじしょく飲酒いんしゅぎょういん如是にょぜ一切本是俗淨。出家しゅっけきよしめい風俗ふうぞくきよし。」
  16. ^ 訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ななひゃくしゅう法藏ほうぞう》:「とき尊者そんじゃ娑婆しゃばざい偷羅こく。耶舍そく往詣かれさくごと長老ちょうろうわが舉行隨順ずいじゅんほうといごとなんじ何故なぜ舉。こたえごと如是にょぜ如是にょぜごとかれげんなんじ無事ぶじ舉。わがきょう長老ちょうろうほう食味しょくみしょく。耶舍聞是やめさくごとしょ長老ちょうろうわがとうおうさらしゅうあまぞう。勿令佛法ぶっぽう頹毀。といごとほし何處どこ結集けっしゅうこたえごとかえかれごとおこりしょとき偷羅こくそうとぎしゃ羯鬧耆しゃまもるじょうすななんじ中國ちゅうごくゆうななひゃくそうしゅうゆう一部いちぶあまあましゃまたしたがえ世尊せそんめん受者。またしたがえ聲聞しょうもん受者。ときゆう凡夫ぼんぷがくじん無學むがくじん三明さんめいろくつうとくりょく自在じざいななひゃくそうあつまり毘舍はなれすなうずたかそう伽藍がらんいむかざりゆかしとねなんじだい迦葉、いたるあたまゆうなみたちあたま尊者そんじゃおもねなんみなやめ般泥洹。なんじ尊者そんじゃ耶輸陀そう上座かみざ。」
  17. ^ 訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ひゃく比丘びくしゅう法藏ほうぞう》:「ふつ有無うむりょう智慧ちえためにょうえきしょ眾生授優はなれゆうはなれ授陀娑婆しゃば。」《訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ななひゃくしゅう法藏ほうぞう》:「しょ比丘びくごと尊者そんじゃ娑婆しゃばおう結集けっしゅう。陀娑婆しゃばげん長老ちょうろうさら有餘ゆうよ長老ちょうろう比丘びくおう結集けっしゅうしょ比丘びくごと。雖有しょ上座かみざただし世尊せそん長老ちょうろう和上わじょう成就じょうじゅじゅうよんほうもちりつだいいちなんじしたがえめん受。おうとう結集けっしゅう。」
  18. ^ 訶僧祇律·さん十尼薩耆波夜提法》:「ふつつげしょ比丘びくなんじとうとう如是にょぜがくとく金銀きんぎんわがゆう方便ほうべんとく金銀きんぎん。」
  19. ^ ざつおもね含經·きゅういちいちけい》:「一時いちじふつじゅうおうしゃじょう迦蘭陀竹えんときゆうあまたまたぶさ聚落しゅうらくぬしらいまいふつしょ。……ふつつげ聚落しゅうらくぬし。……沙門しゃもん釋子しゃくしため受畜金銀きんぎん寶物ほうもつしゃ清淨せいじょうわかためおのれ受畜金銀きんぎん寶物ほうもつしゃ沙門しゃもんほうしゃく種子たねほう。……ふつつげ聚落しゅうらくぬしわか沙門しゃもん釋子しゃくしため受畜金銀きんぎん珍寶ちんぽう清淨せいじょうしゃよく功德くどく悉應清淨せいじょうあまたまたぶさ聚落しゅうらくぬし聞佛所說しょせつ歡喜かんきさくれい而去。なんじ世尊せそんあまたまたぶさ聚落しゅうらくおもやめつげ尊者そんじゃおもねむずかしわかしょ比丘びくとめ迦蘭陀竹えんじゅうしゃ。悉呼れいしゅう於食どう。……世尊せそん往詣食堂しょくどうだい眾前すわすわやめつげしょ比丘びく今日きょうゆうあまたまたぶさ聚落しゅうらくぬしらいりょうしょさく如是にょぜごと先日せんじつ國王こくおうしゅうしょ大臣だいじんさく如是にょぜ論議ろんぎ沙門しゃもん釋子しゃくしため受畜金銀きんぎん寶物ほうもつため清淨せいじょう。其中有ちゅううげん清淨せいじょうしゃゆうげん清淨せいじょうしゃこんとい世尊せそんげん清淨せいじょうしゃためしたがえふつ聞。ため妄說。如上じょじょうこうせつかれあまたまたぶさ聚落しゅうらくぬし聞我所說しょせつ歡喜かんき隨喜ずいきさくれい而去。しょ比丘びく國王こくおう大臣だいじんどもしゅう論議ろんぎかれあまたまたぶさ聚落しゅうらくぬし於大おだい眾前ほえせつ沙門しゃもんしゃく種子たねおうため受畜金銀きんぎん寶物ほうもつしょ比丘びくなんじとうしたがえ今日きょう須木すきさく.須草さくそう.須車さくしゃ.須作じんさくさくじんまきためおのれ受取うけとり金銀きんぎん種種しゅじゅ寶物ほうもつ。」
    相應そうおう·ろくしょへん·だいはち聚落しゅうらくぬし相應そうおう·S.42.10.いただきたぶさ》:「なんじ世尊せそんじゅうおうしゃじょう外之そとゆき竹林ちくりん迦蘭陀園。……摩利まり就羅とぎ聚落しゅうらくぬしらいいたり世尊せそん住處すみか禮拜れいはい世尊せそんすわ於一めん。……聚落しゅうらくぬし!於此沙門しゃもん釋子しゃくしとう,於金銀きんぎんためきよし彼等かれら受此,彼等かれら此。沙門しゃもん釋子しゃくしとう,棄摩あま黃金おうごん,以離金銀きんぎん聚落しゅうらくぬし!以金銀きんぎんためきよししゃのりしゅほしまたきよし聚落しゅうらくぬし!以五種欲為淨者,此應ため沙門しゃもんほう[これにん],釋子しゃくしほう[これにん]。しかのり聚落しゅうらくぬしさく如是にょぜごとくさくさ所要しょようしゃ而求,たきぎたきぎ所要しょようしゃ而求,くるま車之くるまの所要しょようしゃ而求,にんひと所要しょようしゃ而求。聚落しゅうらくぬし無論むろん如何いか事由じゆうあまり不言ふげんもとめ金銀きんぎん。」
    訶僧祇律·さん十尼薩耆波夜提法》:「ふつじゅうおうしゃじょう迦蘭陀竹えんこうせつ如上じょじょうなんじしゅう聚落しゅうらくぬしいた世尊せそんしょ。……ふつごと沙門しゃもん釋子しゃくしおう金銀きんぎんわか有人ゆうじんげんおう金銀きんぎん誹謗ひぼうわがじつほう隨順ずいじゅん。於現ほうちゅうためぎゃくろんなに以故。わかとく金銀きんぎんしゃまたおうとく畜五ほっ何等なんらいちしゃ分別ふんべつしょく愛染あいぞめちょ乃至ないし受觸愛染あいぞめちょ當知とうち是非ぜひ沙門しゃもんしゃくたねほう。……ふつつげしょ比丘びくなんじとうとう如是にょぜがくとく金銀きんぎんわがゆう方便ほうべんとく金銀きんぎん。」
    よんふんりつ·ななひゃくしゅうほう毘尼》:「耶舍とぎ比丘びくいたり毘舍はなれゆうばばふさがところかたり如是にょぜごと。……世尊せそんざいおうしゃじょう。……たまたぶさ長者ちょうじゃこう於異。往世尊せそんしょ。……ふつごと。……沙門しゃもん釋子しゃくしおう受取うけとり金銀きんぎんじょ捨珠たからちょかざりこのみ。其有受取うけとり金銀きんぎんしゃのり受五ほしわか受五ほっのり沙門しゃもん釋子しゃくしほう長者ちょうじゃなんじ若見わかみ沙門しゃもん釋子しゃくし捉持金銀きんぎん決定けっていおう沙門しゃもんほうさくせつ。聽為ちく[竺-+韋]草木くさきゆえもとめ金銀きんぎんおわりおう受取うけとり金銀きんぎんはなれおご。以此因緣いんねん沙門しゃもん釋子しゃくしおう受取うけとり金銀きんぎん。棄捨たまたからちょかざりこうはなれおご。」
    ふんりつ·ななひゃくしゅうほう》:「耶舍さら諸人もろびとごと世尊せそん一時在王舍城耆域菴羅園。……ゆういち大臣だいじんめいたまたぶさ。……往白世尊せそん。……ふつごと。……わがつねせつ此沙もん釋子しゃくしおう受畜金銀きんぎんたまたから及用販賣はんばい。……若人わこうど以五ほしためきよしじんそく以受畜金銀きんぎんたまたから及用販賣はんばいためきよし若人わこうど以受畜金銀きんぎんたまたから及用販賣はんばいためきよしじんそく以五ほしためきよし若人わこうどわが出家しゅっけ具足ぐそく戒。而以受畜金銀きんぎんたまたから及用販賣はんばいためきよししゃ當知とうちじん必定ひつじょう不信ふしん法律ほうりつわが雖常せつ須車もとめしゃ。須人求人きゅうじん隨所ずいしょ須物みな聽求。而終とく受畜金銀きんぎんたまたから及用販賣はんばい
    じゅう誦律·なな百比丘集滅惡法品》:「長老ちょうろう耶舍陀聞ごとやめごとさくほう使つかいまい毘耶はなれしょ白衣はくいしょかたりごと沙門しゃもん釋子しゃくしおう乞金銀寶ぎんぽぶつ畜。ふつ種種しゅじゅ因緣いんねんためあましゅう聚落しゅうらくぬし說法せっぽうしたがえ今日きょう比丘びく。須薪乞薪。須草乞草。須乘。須さくじんさくじん沙門しゃもん釋子しゃくし中佛ちゅうふつ金銀きんぎん寶物ほうもつ。」
  20. ^ 訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ひゃく比丘びくしゅう法藏ほうぞう》:「ゆう比丘びくごとしょ長老ちょうろう世尊せそんさきおもねむずかしよくためしょ比丘びく捨細ほろ戒。ため捨何とうゆう比丘びくごと世尊せそんわか捨細ほろ戒者。正當せいとう威儀いぎゆうげん不正ふせい威儀いぎまたとう捨眾がくゆうげんまた捨四波羅提提舍尼。ゆうげんまたおう捨九じゅうよるひさげゆうげんまたおう捨三すてぞう十尼薩耆波夜提。ゆうげんまたおう不定ふていほうときろくぐん比丘びくげんしょ長老ちょうろうわか世尊せそんざいしゃ一切いっさいつき捨。だい迦葉威德いとくいむたかしなお世尊せそんさくごと。咄咄莫作ごえ即時そくじ一切いっさい咸皆默然もくぜんだい迦葉ごとしょ長老ちょうろうわかやめせいふくひらけしゃとう致外じんげん。瞿曇在世ざいせいほうおきもり今日きょうどろ洹法よう頹毀。しょ長老ちょうろうせいしゃ莫制。やめせいしゃわがひとしとう隨順ずいじゅんがく
  21. ^
    よんふん比丘びく戒本 わか比丘びくぜにわかかねぎんわかきょうじん捉,わかおけ受者,あま薩耆いっひさげ わか比丘びく種種しゅじゅ賣買ばいばい寶物ほうもつしゃあま薩耆いっひさげ わか比丘びくわかたからちゅうたからそうかざりわかわかきょうじん捉,じょそう伽藍がらんちゅう寄宿きしゅくしょなみいっひさげ
    よんふんそう戒本 わか比丘びく金銀きんぎんわかぜにわかきょうじんわかくち受者。あま薩耆いっひさげ わか比丘びく種種しゅじゅ賣買ばいばい金銀きんぎん寶物ほうもつしゃあま薩耆いっひさげ わか比丘びくわかたから及寶そうかざりわかきょうじん捉。じょそう伽藍がらんちゅう寄宿きしゅくしょなみいっひさげ
    ともえとし律藏りつぞう·Pātimokkha Yo pana bhikkhu jātarūparajataṃ uggahṇeyya vā uggahṇāpeyya vā upanikkhittaṃ vā sādiyeyya, nissaggiyaṃ pācittiyaṃ. Yo pana bhikkhu nānappakārakaṃ rūpiyasaṃvohāraṃ samāpajjeyya, nissaggiyaṃ pācittiyaṃ. Yo pana bhikkhu ratanaṃ vā ratanasammataṃ vā aññatra ajjhārāmā vā ajjāvasathā vā uggaṇheyya vā uggaṇhepeyya vā, pācittiyaṃ.
    訶僧祇律だい比丘びく戒本 わか比丘びく生色せいしょくしょくわか使つかいじん捉舉しみ著者ちょしゃあま薩耆よるひさげ わか比丘びく種種しゅじゅ販賣はんばい生色せいしょくしょくあま薩耆よるひさげ わか比丘びくそう住處すみか內寶わか名寶めいほうわかわか使つかいじんじょ內取ためぬしらいもとめしゃあずかなみよるひさげ
    十誦比丘波羅提木叉戒本 わか比丘びく金銀きんぎんわか使つかいじんわかきょうあま薩耆よるひさげ わか比丘びく。以金銀きんぎんかい種種しゅじゅぶつあま薩耆よるひさげ わか比丘びくわかたからわか名寶めいほうわかわかぶつなみよるひさげ
    わたるすなふさがふん戒本 わか比丘びく金銀きんぎん及錢。わか使つかいじん捉。わか發心ほっしん受。あま薩耆いっひさげ わか比丘びく。以金銀きんぎん及錢種種しゅじゅ賣買ばいばいあま薩耆いっひさげ わか比丘びくわかたからわかたからひとしぶつわかわかきょうじんじょ僧坊そうぼう內及宿やどしょなみいっひさげ
    ふん戒本 わか比丘びくかねわか使つかいじんあま薩耆よるひさげ わか比丘びく種種しゅじゅ用金ようきんあま薩耆よるひさげ わか比丘びくわかたからわかたからわかきょうじんなみよるひさげ
    解脫げだつ戒經 わか比丘びくたからあま薩耆いっひさげ わか比丘びく種種しゅじゅ貿易ぼうえき寶物ほうもつあま薩耆いっひさげ わか比丘びくわかたからわかたからわかわかきょうじんなみいっひさげ
    根本こんぽんせつ一切いっさいゆう戒經 わかふく苾芻。金銀きんぎんぜにとうわかきょう捉。どろ薩祇いっそこ わかふく苾芻。種種しゅじゅ出納すいとうもとめ利者きけものどろ薩祇いっそこ迦。 わかふく苾芻。たから及寶るいわかきょうじん捉。じょざいてら內及白衣はくいしゃなみいっそこ迦。
  22. ^ よんふんりつ·さんじゅう捨墮ほう》:「なんじふつざい閱城耆闍崛山ちゅう。……ばつなん釋子しゃくし晨朝ちょころもばちまい大臣だいじん就座而坐。とき大臣だいじんげん。……こんゆう此錢正爾しょうじにく大德だいとくしょうとめまちばつなん陀問ごとかれためわがあずかぜに耶。こたえげんなんじわかためわがあずかわがぜに須肉。ときそくおけぜに於地あずかときばつなん陀得此錢やめもちやどりき肆上而去。しょ居士こじみなどもいや沙門しゃもん釋子しゃくし販賣はんばいぜにざいもちぜにらいおけ肆上而去。……ときたまたぶさ大臣だいじん。……そく往詣世尊せそんしょ。……ふつつげ大臣だいじん。……沙門しゃもん釋子しゃくしとく捉持金銀きんぎんわかぜに沙門しゃもん釋子しゃくし捨離珍寶ちんぽうたま瓔。ちょかざりこのみなんじいま當知とうちわかおう金銀きんぎんわかぜに不離ふりたま珍寶ちんぽうまたおう受五ほっわか受五ほっ沙門しゃもん釋子しゃくしほう大臣だいじんなんじいま當知とうち若見わかみ沙門しゃもん釋子しゃくし以我ため。而捉金銀きんぎんわかぜに珍寶ちんぽうのり決定けってい沙門しゃもん釋子しゃくしほうわがゆう如是にょぜごと比丘びくわかため作屋さくやゆえもとめ材木ざいもくちくくさ樹皮じゅひとく受。おうため受。……世尊せそんなんじ以此因緣いんねんしゅう比丘びくそう。……自今じこんやめあずか比丘びくゆい戒。しゅう十句義乃至正法久住。よくせつ戒者とう如是にょぜせつわか比丘びくぜにわか金銀きんぎんわかきょうじんわかおけものあま薩耆いっひさげ。……なんじ世尊せそんざい閱祇耆闍崛山ちゅうときばつなん陀往肆上以錢えきぜに持去もちさしょ居士こじやめみなそしいやごと沙門しゃもん釋子しゃくし以錢えきぜにぜんのう賣買ばいばい。……世尊せそんなんじ以此因緣いんねんしゅう比丘びくそう。……自今じこんやめあずか比丘びくゆい戒。しゅう十句義乃至正法久住。よくせつ戒者とう如是にょぜせつわか比丘びく種種しゅじゅ賣買ばいばい寶物ほうもつしゃあま薩耆いっひさげ。」
    よんふんりつ·ななひゃくしゅうほう毘尼》:「とき耶舍とぎ。……往離ばばしょ。……かれそくといはなればば多言たげん。……大德だいとく長老ちょうろうとく受取うけとり金銀きんぎんこたえごとおうなんじといげんざい何處どこせいこたえごとざいおうしゃじょういんばつなん釋子しゃくしせい。」
  23. ^ ふんりつ·捨墮ほう》:「ふつざいおうしゃじょうなんじなん陀跋なん陀。用金ようきんぎん金銀きんぎんぜにざつぜに買物かいものまたうれぶつこれときゆうぐんこういたおうしゃじょう伺覓富室ふむろ二比丘大以金銀及錢買物又賣物取之。……便びん於後いたりおもねねりわかしょ捉諸比丘びく。拷責金銀きんぎん及諸ぜにぶつしょ比丘びくごととうやめはなれ金銀きんぎん及錢。ふく受畜此不淨ふじょうぶつこうごとなんじとう妄語もうごわがおや比丘びくよう賣買ばいばい。拷之垂死すいしつきだつ衣鉢いはつ而去。……ふつ以是ごとしゅう比丘びくそう。……以十利故為諸比丘結戒。したがえこん戒應如是にょぜせつわか比丘びく金銀きんぎん及錢種種しゅじゅ賣買ばいばいあま薩耆いっひさげ。……ふつざいおうしゃじょうなんじなん陀跋なん陀。金銀きんぎん及錢。きょうじん捉。ひとほどこせまた受。しょ居士こじそししか。……ふつ以是ごとしゅう比丘びくそう。……以十利故為諸比丘結戒。したがえこん戒應如是にょぜせつわか比丘びく金銀きんぎん及錢。わか使つかいじんわか發心ほっしんあま薩耆いっひさげ。」
    ふんりつ·ななひゃくしゅうほう》:「於是はなればばとい一切いっさい上座かみざごと。……受畜金銀きんぎん及錢きよしこたえげん不淨ふじょうまたとえざい何處どこせいこたえげんざいおうしゃじょうまたといいんだれせいこたえげんいんなん陀跋なん陀。またといはん何事なにごとこたえげんはん受畜金銀きんぎん及錢。あま薩耆いっひさげ。」
  24. ^ じゅう誦律·さんじゅうあま薩耆ほう》:「ふつざいおうしゃじょうなんじ六群比丘自手取寶。しょ居士こじ呵責かしゃくごと沙門しゃもん釋子しゃくしげんぜんこう有德うとくうんなん手取てどりたから。如王如大臣だいじん。……ふつ以是ごとしゅう比丘びくそう。……以十利故與比丘結戒。したがえこん戒應如是にょぜせつわか比丘びく手取てどりたからわか使つかいあま薩耆よるひさげたからしゃめいため金銀きんぎん。」《じゅう誦律·きゅうじゅういっひさげ》:「ふつざい維耶はなれ。……なんじばつなん陀釋おこりちょころもばちよく入城にゅうじょう乞食こじきしょ童子どうじはるかどもしょういいごと。此跋なん釋子しゃくし憙作あくざい若見わかみざい聞罪うたぐつみ慚愧ざんきいやあしわがひとしいまとうためしそく以寶物價ぶっかちょくいちせんしる道中どうちゅう捨遠はるかときばつなん釋子しゃくしいた寶物ほうもつしょ。四顧無人取著腋下。しょ童子どうじそく圍繞いじょう捉言。なんじ比丘びくほう他物たぶつあずか便びん偷取耶。こたえげん偷。何故なぜ耶。こたえごとわがいいくそ物故ぶっこ。……ふつ以是ごとしゅう比丘びくそうかたりしょ比丘びく如是にょぜ罪惡ざいあく及過ざいみなよしきむ銀寶ぎんぽ物故ぶっこ種種しゅじゅ因緣いんねん訶已。かたりしょ比丘びく。以十利故與比丘結戒。したがえこん戒應如是にょぜせつわか比丘びくわかたからわかたからきょうなみいっひさげたからしゃぜにきむぎん硨磲瑪瑙めのう琉璃真珠しんじゅたからしゃどうてつ白鑞しろめなまりすずにせたま。」
    じゅう誦律·なな百比丘集滅惡法品》:「長老ちょうろうさん菩伽おこりごうしゅこう上座かみざ薩婆伽羅きゃらなしばば如是にょぜごと。……大德だいとく上座かみざ金銀きんぎん寶物ほうもつきよしじつきよしこたえ不淨ふじょう不淨ふじょうとくなんざいこたえとくなみいっひさげふつ何處どこゆい戒。こたえ毘耶はなれためばつなん陀結戒。とく金銀きんぎん寶物ほうもつ。」
    はな奈耶·二不定及三十捨墮法》:「ふつ世尊せそんゆう鞞舍はなれ獼猴江石えいし臺所だいどころときばつなん陀釋子平しへいだんちょころもばちにゅう鞞舍はなれぶんまもるとき鞞舍はなれじょう內有しょ童子どうじじゅうがいちまたあたまはるかばつなん陀釋子來こらいかえあいいいごと。此跋なん陀是兇橫あく比丘びくわがひとし金銀きんぎんためしちょどうあたまわかしゃわがひとしとう捉牽こう耆老。ときばつなん釋子しゃくしひろいた其所。便びん金銀きんぎんしょ童子どうじぜん牽捉。なんじため比丘びくなに以不あずか金銀きんぎんばつなん陀答。わがまたぬすめ。此落墮地。わがこれ。……世尊せそんつげ曰。わか比丘びくわか金銀きんぎんきょうもの捨墮。……世尊せそんつげ曰。わか比丘びくすわ販賣はんばい金銀きんぎんもとめあずか世人せじんべつしゃ捨墮。」《はな奈耶·いっひさげほう》:「世尊せそんつげ曰。わか比丘びく金寶きんぽう瓔珞ようらくわかきょうじんもの。」
  25. ^ よんふん比丘びく戒本》:「わかおうわか大臣だいじんわか婆羅門ばらもんわか居士こじ居士こじ使つかいため比丘びくおくころももち如是にょぜころもあずかぼうかぶと比丘びく。……(1)かれ使比丘びくごと:『大德だいとくゆう執事しつじじん?』須衣比丘びくおうげん:『ゆう若僧わかぞう伽藍がらんみんわかゆうばばふさが,此是比丘びく執事しつじじんつねためしょ比丘びく執事しつじ。』(2)かれ使往至執事しつじじんしょあずかころもやめかえいたり比丘びく所作しょさ如是にょぜごと:『大德だいとくしょしめせぼうかぶと執事しつじじんわがやめあずかころも大德だいとく,往彼とうとくころも。』(3)須衣比丘びくとう執事しつじじんしょわかたんさんたんためさく憶念おくねんおうげん:『わが須衣。』わかたんさんたんためさく憶念おくねんわかとくころもしゃぜんわかとくころもおうよんたんたんろくたんざいぜん默然もくぜんじゅうれいかれ憶念おくねんわかよんたんたんろくたんざいぜん默然もくぜんじゅうとくころもしゃぜん;……(4)わかとくころもしたがえ所得しょとくころもしょわか往、わか使つかい往,げん:『なんじ先遣せんけん使ころもあずかぼうかぶと比丘びく比丘びく竟不とくころもなんじかえ,莫使しつ,此是。』」
    じゅう誦律·比丘びく誦》:「とうぶつ無盡むじんしゃ。毘耶はなれしょ估客。ようとうぶつこぼしてんとく供養くようとうじんもとめほっいたどおしょもち此物あずか比丘びくごと長老ちょうろうとうぶつなんじとういきれいとく供養くようとう。……ふつごと。聽僧坊そうぼうきよしじんわかゆうばばふさがだしいきとうぶつとく供養くようとうめいとうぶつ。」
  26. ^ 訶僧祇律·さん十尼薩耆波夜提法》:「ふくふつじゅうしゃまもるじょうこうせつ如上じょじょう世尊せそん以五ごと利益りえきゆえ五日いつかいちぎょうしょ比丘びくぼうなん陀優なみなん陀住しょどきなん陀優なみなん陀。かずぜにしゅじょうちょ。往詣世尊せそんあたまめんれいあし却住いちめんふつ而故といじょうなん以著こたえげん世尊せそんわがすうぜにじょうゆう佛語ふつごなん陀。なんじとううんなん捉生しょくしょくしたがえ今日きょう聽手ききて生色せいしょくしょくふくふつじゅう毘舍はなれ大林おおばやししげるかく精舍しょうじゃこうせつ如上じょじょうときゆう陀夷。ときいたしるにゅう聚落しゅうらくころもばちいたりいちどろ師家しか。其家はじめさくふしかい訖。其婦出迎でむかえさくれい。……しろごとこうしょくやめつきいまあずか尊者そんじゃぜに於店じょうやすこうしょくこたえごと世尊せそんせい戒。聽我捉錢。なんじ以錢繫我ころもかく。……ふつごと。此是惡事あくじしたがえ今日きょうころも繫亦聽。ふくふつじゅう迦維まもるじょうこうせつ如上じょじょう世尊せそん以五ごと利益りえきゆえ五日いつかいちぎょうしょ比丘びくぼういち比丘びく痿黃羸瘦。ふつ而故とい比丘びく忍苦にんく不安ふあんかくれじゅうこたえごと世尊せそんわが不安ふあんかくれ疾病しっぺい苦惱くのう佛語ふつご比丘びくなんじ不能ふのうさくずいびょうしょくずいびょうやく耶。こたえごと我聞がもん世尊せそんせい戒。とく捉生しょくしょくふく無人むじんあずかわが受苦じゅく惱。ふつごとしたがえ今日きょう聽病じんとく使きよしじん畜莫貪ちょふつつげしょ比丘びくとめ迦維まもるじょう比丘びくみな悉令しゅう。以十利故與諸比丘制戒。乃至ないしやめ聞者とうじゅう聞。わか比丘びく捉生しょくしょくわか使つかいじん捉舉貪ちょものあま薩耆よるひさげ。……生色せいしょくしゃ金也きんやしょくしゃぎん生色せいしょくしょくしゃぜにとう市用いちもちぶつ。捉者。わか捉。わかじん捉。舉者。わか舉。わかきょうじん舉。むさぼ著者ちょしゃさくねんわが當用とうよう此物とくほっいいしょくごえ香味こうみさわひとしめいむさぼちょむさぼ著者ちょしゃ。如清淨せいじょう持戒じかい比丘びく擔糧しょく麨糒まい麪等。どきさくねんわがゆう方便ほうべんほっしょく此食。ただし於此不淨ふじょうぶつちゅうなま清淨せいじょうぶつそうわがとう受用じゅようあま薩耆よるひさげ。」
    訶僧祇律·ざつ誦跋みぞほう·ななひゃくしゅう法藏ほうぞう》:「乃至ないししょ長老ちょうろう中須なかずはちしゃもとめばち。須衣しゃもとめころも須藥しゃもとめやくゆう方便ほうべんとくもとめ金銀きんぎん及錢如是にょぜしょ長老ちょうろうおうとう隨順ずいじゅんがく。」
  27. ^ しまおうみつる页面そん档备份そん互联网档あん):よし上座かみざとうしょ放逐ほうちくあく比丘びくばつ耆子とうとく其他支持しじこう眾多ひとせつほう。(さん〇)集合しゅうごういちまんにん進行しんこう結集けっしゅうほう所以ゆえん此法結集けっしゅうしょうためだいごう誦。(さんいち

    此大あい誦之比丘びくとう決定けってい違背いはい正法しょうぼうきょうほう〕,破壞はかい根本こんぽん輯錄而作其他輯錄。(さん

    彼等かれら於某しょしょ輯錄けいうつりいたり其他しょ,於破壞はかいほう。(さんさん比丘びくとう於異もんせつもんせつりょうよしりょうよしまたみなぶんべん,(さんよん彼等かれらしたがえ佛陀ぶっだみつ所說しょせつ放置ほうち於餘しょ彼等かれらしょ比丘びく,於文ちゅうしつ眾多しん。(さん彼等かれら一部いちぶ甚深りつ而作類似るいじ奇異きいりつ。(さんろく)〔りつ〕內容摘要てきようただなみばばおもね達磨だるまこれろんなみ致參毗陀、あま泥沙でいさ、闍多迦之一部いちぶじょ此而がい彼等かれら造作ぞうさく不同ふどうしゃ。(さんなな彼等かれら捨棄〔せき於〕名詞めいしせい措辭そじ文體ぶんたい修飾しゅうしょく原則げんそく,以改作かいさく其〔全部ぜんぶ〕。(さんはち
  28. ^ ことむねろん》:如是にょぜ傳聞でんぶんふつうすとぎ梵般涅槃ねはん。百有餘年去聖時淹。如日ひさぼつ竭陀こく俱蘇じょうおうごうゆうすべ贍部。かん一白いっぱくぶたあまねじんしん佛法ぶっぽうだい眾初やぶいいいん四眾共議大天五事不同。ぶんため兩部りょうぶ一大いちだい眾部。上座かみざよん眾者なにいちりゅうぞう眾。邊鄙へんぴ眾。さん聞眾。よん大德だいとく眾。其五ごとしゃ。如彼頌言。『餘所よそさそえ無知むち猶豫ゆうよれいいれみちいんごえおこりめい佛教ぶっきょう』。
  29. ^ ほうあらわ訶僧祇律私記しき》:「ちゅう天竺てんじく昔時せきじ。暫有あくおう御世みよしょ沙門しゃもん避之よん奔。三藏さんぞう比丘びくぼしはなれあくおうすんでさらゆうぜんおうかえ請諸沙門しゃもんかえくに供養くようときともえれんどる邑有ひゃくそうよくだんごと而無律師りっしまたりつぶんしょうけたまわあんそくひといた祇洹精舍しょうじゃうつしとくりつほん于今でんしょう。……ふつどろ洹後。だい迦葉しゅう律藏りつぞうため大師だいしむね……。だい迦葉滅後めつごつぎ尊者そんじゃおもねなん……。つぎ尊者そんじゃまつ田地でんち……。つぎ尊者そんじゃしゃばば斯……。つぎ尊者そんじゃゆう崛多……。於是とげゆうめいせいはつくもり崛多べつため一部いちぶつぎわたるすなふさがべつため一部いちぶつぎ迦葉維復ため一部いちぶつぎ薩婆。……上諸かみもろ義宗よしむねかくこと。……於是並立へいりつ紛然ふんぜんきおいおこりかく以自ためときおもねそだておうげんわがいまなん以測其是非ぜひ。於是といそう佛法ぶっぽうだんごとうんなにみなげんほうおうしたがえおうげんわかなんじしゃ當行とうこう籌知なん眾多。於是ぎょう籌取ほん眾籌しゃ甚多。以眾おおゆえめい訶僧祇。」
  30. ^ 舍利しゃりどるといけい》:「ゆう孔雀くじゃく輸柯おうひろけいりつ。其孫めいどるすなみつ。……毀塔滅法めっぽう殘害ざんがいいきしんよん眾。……其後ゆうおうせい甚良ぜん。……國土こくど男女だんじょふくども出家しゅっけ如是にょぜ比丘びく比丘尼びくにかえふくしげるしげる。……ときゆう比丘びくめい曰總聞。はかしょ羅漢らかん及與國王こくおうわかわがけいりつだてだいかんためもとめがくらいなんときゆういち長老ちょうろう比丘びくこう名聞みょうもん亟立いさかいろんしょうわがりつ開張かいちょうぞうひろ。迦葉しょゆいめい曰大眾律。そと綜所のこ誑諸はじめがくべつためぐんとう互言是非ぜひときゆう比丘びくもとめおう判決はんけつおうしゅうぎょう黑白くろしろ籌。せんれい眾曰。わからくきゅうりつくろ籌。わからくしんりつしろ籌。ときくろしゃ乃有まんすうときしろしゃただゆうひゃくすうおう以皆ため佛說ぶっせつこうらく不同ふどうとくどもしょがくきゅうしゃしたがえ以為めいため訶僧祇也。がくしんしゃしょう而是上座かみざしたがえ上座かみざためめいため俾羅也。俾羅。……訶僧祇其あじ純正じゅんせい。其餘ちゅう如被添甘露かんろしょてんいんただしいん甘露かんろ棄於すい人間にんげんいんみず俱進。あるときけしやましあるときゆいびょう。其讀誦とくしょうしゃまたふく如是にょぜ智慧ちえじん能取のとろのう捨。しょ愚癡ぐちじん不能ふのう分別ふんべつ。」
  31. ^ しるしじゅんはなしゅう·ろん毘舍はなれななひゃく結集けっしゅう》;「ななひゃく结集てき論定ろんていじゅうことほう」,ため現存げんそん各部かくぶりつてき一致いっち傳說でんせつ見當けんとうてき佛教ぶっきょう ,雖有がくだん分化ぶんかてきじょうがたかえぼっゆう發展はってんいた宗派しゅうは對立たいりつてき階段かいだん。」