僧そう伽とぎ

關せき於與「僧そう伽とぎ」名稱めいしょう相近すけちか或ある相あい同どう的てき條目じょうもく，請見「僧侶そうりょ」。關せき於唐とう代だい高僧こうそう，請見泗州僧そう伽とぎ。

僧そう伽とぎ（巴ともえ利文としふみ：saṅgha；梵語ぼんご：संघ，saṃgha），簡稱為ため僧そう，又また譯わけ為ため僧そう眾、僧侶そうりょ、僧團そうだん、僧尼そうに、教團きょうだん、和合わごう眾、出家しゅっけ眾，印度いんど宗教しゅうきょう術語じゅつご，意譯いやく為ため大だい眾，源みなもと自じ古こ印度いんど傳統でんとう，最初さいしょ意い指ゆび由ゆかり多た人ひと所しょ組成そせい的てき團體だんたい。在ざい各かく沙門しゃもん傳統でんとう中ちゅう，如耆那教きょう等ひとし，聚集的てき弟子でし皆みな稱しょう為ため僧そう伽とぎ。佛教ぶっきょう也傳承でんしょう了りょう相しょう同どう傳統でんとう，將はた信奉しんぽう佛教ぶっきょう的てき出家しゅっけ、在家ありいえ弟子でし皆みな統すべ稱しょう為ため僧そう伽とぎ。在ざい一般いっぱん的てき使用しよう上じょう，若わか不ふ做特別べつ指定してい，僧そう伽とぎ大部たいぶ份用來らい泛指佛教ぶっきょう僧侶そうりょ，也就是ぜ受具足ぐそく戒的てき出家しゅっけ眾。

讀音方面ほうめん，「僧そう伽とぎ」的てき传承音おん「僧そう茄なす」（ㄑㄧㄝˊ，qié），「घा」(ghā)之の聲こえ母はは為ため牙きば音おん，音譯おんやく之の「伽とぎ」當為とうい牙きば音おん，唯ただ後ご顎あご化か為ため「ㆢ」(jj)，平聲ひょうしょう全ぜん浊归次つぎ清きよし（ㄑ，q）。不ふ过，也有やゆう人じん撇开音韻おんいん學がく传承规律，讀如全ちょん清きよし「僧そう加か」（ㄐㄧㄚ，jiā），这样读虽然しか在ざい北方ほっぽう话的听感上じょう更さら接近せっきん原音げんおん，却无法ほう通どおり过音おと韵学推断すいだん原音げんおん，更さら会かい使し吴赣方言ほうげん区く人士じんし错将其认作さくSangka。

詞し源げん及釋義しゃくぎ

僧そう伽とぎ，原意げんい是ぜ眾人集會しゅうかい，用よう於指代だい信奉しんぽう教法きょうほう的てき出家しゅっけ、在家ありいえ弟子でし之の集合しゅうごう，特とく指ゆび出家しゅっけ弟子でし之の集合しゅうごう。。其梵文ぼんぶんsamgha的てき本意ほんい是ぜ集合しゅうごう，印歐語いんおうご同どう源みなもと詞し包括ほうかつ拉ひしげ丁ひのと語ごassimulare（相似そうじ集合しゅうごう，相そう同どう），英語えいごassemble（集合しゅうごう，收集しゅうしゅう）、similar（相似そうじ的てき）等とう。

僧そう伽とぎ原はら是ただし古こ印度いんど時代じだい，各かく城じょう邦くに中ちゅう的てき貴族きぞく集會しゅうかい所しょ。在ざい佛陀ぶっだ時代じだい，各個かっこ不ふ同派どうは別べつ的てき沙門しゃもん修行しゅぎょう者しゃ，也各自かくじ設立せつりつ僧そう伽とぎ來らい聚集弟子でし。釋迦牟尼しゃかむに在ざい證あかし悟さとる之これ後ご，建立こんりゅう了りょう自己じこ的てき僧そう伽とぎ，並なみ制定せいてい學がく處しょ（戒律かいりつ）來らい規範きはん弟子でし。

佛教ぶっきょう

佛教ぶっきょう僧そう伽とぎ，分ふん成なり出家しゅっけ眾與あずか在家ありいえ眾兩りょう大部たいぶ份。佛教ぶっきょう出家しゅっけ眾，依よ性別せいべつ，可分かぶん為ため比丘びく、比丘尼びくに，稱しょう為ため出家しゅっけ二に眾，為ため僧そう伽とぎ的てき主體しゅたい。加か上じょう沙彌さや、沙彌さや尼あま、式しき叉また摩ま那な之これ後ご，稱しょう為ため出家しゅっけ五ご眾。傳統でんとう上じょう，比丘びく與あずか比丘尼びくに不能ふのう居住きょじゅう在ざい一いち處しょ，但ただし是ぜ在ざい每月まいつき誦戒時じ，比丘尼びくに可か請上座かみざ比丘びく加入かにゅう誦戒，並なみ進行しんこう說法せっぽう。在家ありいえ眾，依よ性別せいべつ，分ふん為ため優ゆう婆ばば塞ふさが與あずか優ゆう婆ばば夷えびす二に者しゃ，稱しょう為ため在家ざいけ二に眾。與あずか出家しゅっけ眾合稱たたえ為ため七なな眾弟子でし。

廣義こうぎ來らい說せつ，僧そう伽とぎ可か以包括ほうかつ出家しゅっけ眾與在家ありいえ眾，也就是ぜ七眾都可稱僧伽。狹義きょうぎ來らい說せつ，僧そう伽とぎ只ただ用よう來らい指ゆび出家しゅっけ眾，特別とくべつ是ぜ比丘びく與あずか比丘尼びくに，因いん為ため沙彌さや、沙彌さや尼あま與あずか式しき叉また摩ま那な三者皆依附於比丘與比丘尼團體中。最さい狹義きょうぎ的てき僧そう伽とぎ，只ただ指ゆび特定とくてい的てき比丘びく與あずか比丘尼びくに團體だんたい。

釋迦牟尼しゃかむに佛ふつ傳でん正ただし法ほう，由ゆかり僧そう伽とぎ守護しゅご，使つかい正法しょうぼう傳承でんしょう不ふ絕ぜっ，僧そう伽とぎ又また可か被ひ尊稱そんしょう為ため僧そう寶たから，意い即そく僧團そうだん內的四よん雙そう八はち輩やから聖せい弟子でし為ため珍寶ちんぽう。

上座かみざ部ぶ佛教ぶっきょう的てき《清淨せいじょう道どう論ろん》記載きさい：

“ 「四よん雙そう」：依よ雙そう數すう來らい說せつ，指ゆび證しょう得え初はつ道者どうしゃ（須陀洹）及證得どく（須陀洹）初はつ果はて者しゃ為ため一雙いっそう，如是にょぜ共有きょうゆう四よん雙そう。「八はち輩やから」：是ぜ依よ人ひと而言，即そく證あかし得とく初はつ道者どうしゃ（須陀洹）為一ためいち，初はつ果はて者しゃ為一ためいち，如是にょぜ共有きょうゆう八はち人にん。此句中ちゅう的てき人じん（purisa）與あずか補ほ特とく伽羅きゃら（puggala；梵文ぼんぶん是ぜpudgala）同義どうぎ；此處ここ的てき人じん指ゆび被ひ教化きょうか者しゃ。「世尊せそん的てき聲こえ聞眾」：指ゆび依よ此雙數すう的てき四よん雙そう，或ある依よ單獨たんどく的てき八はち輩やから補ほ特とく伽羅きゃら（人ひと）為ため世尊せそん的てき聲こえ聞眾。 ”

歷史れきし源流げんりゅう

釋迦牟尼しゃかむに成道じょうどう之これ後ご，在ざい鹿野かの苑えん初はつ轉てん法輪ほうりん，五ご比丘びく跟隨釋迦牟尼しゃかむに出家しゅっけ，這是出家しゅっけ眾的まと開ひらき端はし。耶舍與あずか其五十じゅう四よん名めい友人ゆうじん加入かにゅう僧團そうだん，耶舍的てき父母ちちはは成なり為ため首位しゅい優ゆう婆ばば塞ふさが與あずか優ゆう婆ばば夷えびす，以在家か身み份護持ごじ出家しゅっけ僧團そうだん，為ため在家ありいえ眾的まと開ひらき端はし。

隨ずい著ちょ佛教ぶっきょう傳でん布ぬの，出家しゅっけ眾與在家ありいえ眾的人數にんずう也日益えき增ぞう多た，在家ありいえ眾之中ちゅう，有ゆう高層こうそう的てき貴族きぞく王者おうじゃ，例れい如瓶びん沙すな王おう，也有やゆう一般いっぱん的てき農民のうみん、牧民ぼくみん、商人しょうにん，也有やゆう出身しゅっしん低てい微ほろ的てき賤民せんみん，甚至奴隸どれい、妓女ぎじょ等とう。

為ため了りょう使し正法しょうぼう久住ひさずみ，未生みしょう信者しんじゃ生せい信しんじ，已やめ生なま信者しんじゃ增益ぞうえき，釋迦牟尼しゃかむに制定せいてい尸しかばね羅ら與あずか學がく處しょ，作為さくい僧團そうだん修行しゅぎょう共ども居きょ的てき規範きはん。其堂弟おとうと提ひさげ婆ばば達たち多た，提出ていしゅつ天授てんじゅ五ご法ほう，希望きぼう用よう此來規範きはん僧團そうだん，遭到釋迦牟尼しゃかむに的てき拒絕きょぜつ。他た於是決定けってい另立僧團そうだん，這是僧團そうだん分裂ぶんれつ的てき開ひらき端はし。

在ざい釋迦牟尼しゃかむに般涅槃ねはん後ご，大だい迦葉聯れん同どう五ご百ひゃく阿羅漢あらかん在ざい王おう舍しゃ城じょう召開第だい一いち次じ結集けっしゅう，由ゆかり尊者そんじゃ優ゆう婆ばば離はなれ誦出戒律かいりつ，集しゅう結成けっせい在ざい會かい中將ちゅうじょう波なみ羅ら提ひさげ木き叉また集結しゅうけつ成なり戒經，尊者そんじゃ阿おもね難なん誦出經けい。經けい與あずか律りつ形成けいせい出家しゅっけ僧侶そうりょ與あずか在ざい家居かきょ士し共同きょうどう遵守じゅんしゅ的てき最高さいこう成文せいぶん規ぶんまわし章あきら。但ただし是ぜ僧團そうだん中ちゅう對たい於戒律かいりつ仍然有ゆう不同ふどう的てき看み法ほう，在ざい釋迦牟尼しゃかむに般涅槃ねはん後ご百ひゃく年ねん，僧團そうだん中ちゅう因いん為ため十じゅう事こと非ひ法ほう的てき爭議そうぎ，召開了りょう第だい二に次じ結集けっしゅう。僧團そうだん在ざい第だい二に次じ結集けっしゅう中ちゅう，分ふん成なり兩派りょうは，造成ぞうせい僧團そうだん根本こんぽん分裂ぶんれつ。隨ずい著ちょ佛教ぶっきょう廣こう泛被傳播でんぱ到いた印度いんど各地かくち，上座かみざ部ぶ與あずか大だい眾部又また各自かくじ分裂ぶんれつ出で許多きょた不同ふどう的てき僧團そうだん，進入しんにゅう部ぶ派は佛教ぶっきょう時期じき。

在ざい部ぶ派は佛教ぶっきょう時期じき，大乘だいじょう佛教ぶっきょう興起こうき，但ただし是ぜ大乘だいじょう佛教ぶっきょう僧團そうだん並なみ沒ぼつ有ゆう訂てい定てい自己じこ的てき戒律かいりつ，他た們仍然しか遵守じゅんしゅ著ちょ部ぶ派は佛教ぶっきょう的てき戒律かいりつ。大乘だいじょう佛教ぶっきょう僧團そうだん，其他部ぶ派は佛教ぶっきょう的てき僧團そうだん，主要しゅよう是ぜ基もと於經典きょうてん教義きょうぎ及對戒律かいりつ的てき解釋かいしゃく不同ふどう而分隔へだた的てき。

僧そう伽とぎ制度せいど

出家しゅっけ眾

主しゅ条目じょうもく：出家しゅっけ眾

比丘びく、比丘尼びくに、沙彌さや、沙彌さや尼あま、式しき叉また摩ま那な合ごう稱しょう出家しゅっけ五ご眾。

漢かん傳でん佛教ぶっきょう將はた比丘びく戒稱爲ため“大だい戒”，出家しゅっけ人じん還かえ可か以進一いち步ほ受菩薩戒ぼさつかい。在ざい日本にっぽん，由ゆかり於歷史れきし關係かんけい，出家しゅっけ人じん可か以食肉しょくにく娶めと妻つま，和かず其他國家こっか地區ちく僧團そうだん制度せいど不同ふどう。

在家ありいえ眾

主しゅ条目じょうもく：在家ありいえ眾、優ゆう婆ばば塞ふさが和わ優ゆう婆ばば夷えびす

優ゆう婆ばば塞ふさが、優ゆう婆ばば夷えびす合ごう稱しょう在家ざいけ二に眾。

對たい在家ありいえ眾最低さいてい的てき要求ようきゅう是ぜ接受せつじゅ三さん皈依，可視かし個人こじん決心けっしん，進しん一步由出家眾為他們授五戒ごかい，合ごう稱たたえ三さん歸き五戒ごかい。五戒是否需要全受，還かえ是ぜ可か以只受持うけもち其中一いち兩りょう條じょう，自じ古こ有ゆう許多きょた說法せっぽう。一般いっぱん認みとめ為ため，以受持じ五戒ごかい為ため圓滿えんまん；但ただし若わか信徒しんと自認じにん無法むほう全ぜん受持うけもち，則のり可か自じ行くだり決定けってい，選擇せんたく其中幾いく條じょう戒來受。受五戒者稱爲五戒優婆塞或五戒優婆夷；如果受三到いた四條しじょう者しゃ，稱たたえ爲ため多分たぶん優ゆう婆ばば塞ふさが或ある多分たぶん優ゆう婆ばば夷えびす；受三さん條じょう以下いか者しゃ，稱しょう爲ため少しょう分ぶん優ゆう婆ばば塞ふさが或ある少しょう分ぶん優ゆう婆ばば夷えびす。

佛教ぶっきょう戒律かいりつ有ゆう“開ひらけ、遮さえぎ、持じ、犯はん”四よん種しゅ情況じょうきょう，佛陀ぶっだ爲ため每ごと種しゅ情況じょうきょう詳細しょうさい地ち制定せいてい了りょう各自かくじ因緣いんねん條件じょうけん。如，受戒じゅかい後ご在ざい守もり戒過程ほど中ちゅう需要じゅよう臨時りんじ“開ひらけ遮さえぎ”，必須ひっす滿足まんぞく特定とくてい條件じょうけん，才能さいのう不破ふわ掉“戒體”，繼續けいぞく保持ほじ受戒じゅかい身み；如果不滿足ふまんぞく開ひらけ遮さえぎ條件じょうけん而毀犯はん戒律かいりつ，則のり稱しょう爲ため“犯はん戒”，甚至完全かんぜん破やぶ掉戒律かいりつ成なり“不可ふか悔”，則のり爲ため“破戒はかい”。破戒はかい會かい招引更さら嚴重げんじゅう的てき惡業あくごう，但ただし只ただ要よう誠心せいしん懺悔ざんげ，仍可以在下か次じ重じゅう新しん再さい受戒じゅかい一いち次じ。在ざい大乘だいじょう佛教ぶっきょう中ちゅう，在家ありいえ眾也可か進しん一いち步ほ受菩薩戒ぼさつかい。

因いん為ため在家ありいえ眾平日び需要じゅよう經營けいえい生活せいかつ雜事ざつじ，無法むほう精進しょうじん。在ざい布ぬの薩日にち，信徒しんと可か以進入しんにゅう寺院じいん，與あずか出家しゅっけ僧そう眾共居きょ一いち日にち一夜いちや，在ざい這一いち日にち一いち夜中よなか，信徒しんと需受持うけもち八戒はっかい，這稱為ため八はち關せき齋戒さいかい。這是在家ありいえ眾精進しょうじん用よう功こう的てき方法ほうほう。

雖然在家ありいえ眾可以參加さんか出家しゅっけ僧そう眾的活動かつどう，但ただし是ぜ一いち般來說せつ，僧團そうだん誦戒時じ，在家ありいえ眾不能ふのう參加さんか。在ざい某ぼう些部派は戒律かいりつ和わ大乘だいじょう佛教ぶっきょう傳統でんとう中ちゅう，有ゆう在家ありいえ居士こじ不能ふのう閱讀出家しゅっけ人じん毗奈耶（律藏りつぞう）的てき禁忌きんき。

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