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提婆達多 - 维基百科，自由的百科全书
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提ひさげ婆ばば達たち多た

釋迦牟尼しゃかむに佛堂ぶつどう兄けい，阿おもね難なん親おや兄けい長ちょう

提ひさげ婆ばば達たち多た（梵語ぼんご、巴ともえ利とし語ご：देवदत्‍त，Devadatta）[1]，一いち譯やく提ひさげ婆ばば達たち兜かぶと、地ち婆ばば達たち兜かぶと、諦たい婆ばば達たち兜かぶと、調しらべ婆ばば達たち兜かぶと，法ほう顯あらわ略りゃく譯やく作さく調達ちょうたつ[2]；Deva即そく提ひさげ婆ばば，意い為ため天神てんじん；Datta意い為ため授予、賜たまもの予よ，故こ義ぎ譯やく為ため天授てんじゅ， 提つつみ婆ばば達たち多た是ぜ親おや人じん向上こうじょう天てん祈いのり禱才生せい下か的てき，所しょ以取名めい為ため「提ひさげ婆ばば達たち多た」，[3]為ため阿おもね難がた的てき兄あに長ちょう，釋迦牟尼しゃかむに佛ほとけ的まと堂どう兄弟きょうだい。提ひさげ婆ばば达多曾經加入かにゅう釋迦しゃか佛ふつ的てき僧團そうだん，但ただし是ぜ後來こうらい因いん為ため意見いけん不ふ合ごう與あずか權力けんりょく鬥爭，另外成立せいりつ教派きょうは。提ひさげ婆ばば达多死後しご，其教派は並なみ没ぼつ有ゆう因いん为他死亡しぼう而解散かいさん，東あずま晉すすむ法ほう顯あらわ、唐とう代だい玄げん奘遊歷ゆうれき天竺てんじく時じ，还曾看み过此派は活かつ动。法ほう顯あらわ、玄げん奘记载提婆ばば达多派は只ただ供奉ぐぶ过去三さん佛ふつ，独どく不ふ奉たてまつ释迦文ぶん佛ほとけ（釋迦牟尼しゃかむに）。

提ひさげ婆ばば達たち多た在ざい原始げんし佛教ぶっきょう中ちゅう犯はん下か五逆ごぎゃく重罪じゅうざい，破やぶ和合わごう僧そう，背叛はいはん佛教ぶっきょう，設計せっけい謀はかりごと害がい釋迦しゃか佛ふつ，是これ極ごく為ため負まけ面めん的てき人物じんぶつ。《增ぞう壹いち阿おもね含經》[4]記載きさい提ひさげ婆ばば達たち多た在地ざいち獄中ごくちゅう「身體しんたい苦痛くつう如斯」。大乘だいじょう佛教ぶっきょう的てき《妙法みょうほう蓮華れんげ經けい》中ちゅう，則のり紀き錄ろく提つつみ婆ばば達たち多おお亦また被ひ釋迦しゃか佛ふつ授記，將來しょうらい成佛じょうぶつ。有ゆう些佛教ぶっきょう典籍てんせき說せつ，其實提ひさげ婆ばば達たち多た是ぜ來らい示現じげん作さく反はん派は角かく色しょく，讓ゆずる眾生體せいたい悟さとる作さく五ご逆ぎゃく罪ざい者しゃ會かい墮落だらく地獄じごく。在ざい《大だい方便ほうべん佛ふつ報恩ほうおん經けい》中ちゅう說せつ過去かこ諸佛しょぶつ皆みな有ゆう提ひさげ婆ばば達たち多た，而提婆ばば達たち多た在ざい阿鼻地獄あびじごく中なか「如比丘びく入いれ三さん禪ぜん樂たのし」。

生平おいだいら

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出身しゅっしん

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提ひさげ婆ばば達たち多た怒いか殺ころせ獻けんじ給きゅう悉達多た的てき寶たから象ぞう[5]

提ひさげ婆ばば達たち多た出身しゅっしん剎帝利り釋迦しゃか族ぞく，祖父そふ為ため師し子こ頰王，師し子こ頰王有ゆう淨きよし飯めし王おう、白しろ飯めし王おう、斛飯王おう、甘露かんろ飯めし王おう四よん子し。提ひさげ婆ばば達たち多た之の父ちち為ため甘露かんろ飯めし王おう[6]，但ただし不同ふどう經典きょうてん則そく有ゆう異說いせつ。

提ひさげ婆ばば達たち多おお為ため釋迦牟尼しゃかむに佛ほとけ侍者じしゃ阿おもね難がた之これ兄けい長ちょう。提ひさげ婆ばば達たち多た是ぜ釋迦牟尼しゃかむに佛ふつ的てき堂どう兄けい[7]，一說いっせつ堂どう弟おとうと[8]。

佛典ぶってん載の其“四よん月がつ七なな日にち食しょく時じ生せい，身長しんちょう一いち丈たけ五ご尺しゃく四よん寸すん”[9]、“大だい姓せい出家しゅっけ，聰明そうめい，有ゆう大神おおがみ力つとむ，顏貌かおかたち端正たんせい”[10]。

出家しゅっけ

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釋迦牟尼しゃかむに成佛じょうぶつ後ご，返かえし回かい故國ここく迦毗羅ら衛まもる城じょう，向むかい宗室そうしつ說法せっぽう，淨きよし飯めし王おう鼓こ勵臣民しんみん出家しゅっけ追隨ついずい佛陀ぶっだ，有ゆう釋迦しゃか族ぞく五ご百ひゃく人にん出家しゅっけ，其中有ちゅうう拔提王おう、阿おもね難がた、阿おもね那な律りつ陀、優ゆう婆ばば離はなれ，以及提ひさげ婆ばば達たち多た等とう人じん。

《十じゅう誦律》中ちゅう記載きさい提ひさげ婆ばば達たち多た：“出家しゅっけ做比丘びく，十じゅう二に年ねん中ちゅう善心ぜんしん修行しゅぎょう：讀經どきょう、誦經じゅきょう、問とえ疑うたぐ、受法、坐禪ざぜん。爾なんじ時じ佛ふつ所しょ說法せっぽう，悉皆しっかい受持うけもち。”[11]《出で曜經》中ちゅう則そく言げん其：“十じゅう二に年ねん中ちゅう，坐禪ざぜん入定にゅうじょう，心こころ不ふ移うつり易えき，誦佛經けい六ろく萬まん”[12]。由よし此可見み其廣學がく博文ひろぶみ，精進しょうじん難なん得とく。《西域せいいき记》一いち書しょ记有“大石おおいし室しつ，提つつみ婆ばば达多于此入定にゅうじょう”。他た弘ひろし化か王おう舍しゃ城じょう時とき，受到摩ま竭陀国こく王子おうじ阿おもね阇世的てき尊敬そんけい，“阿おもね阇世日日ひび将はた从五百ひゃく乘じょう车，朝暮ちょうぼ问讯提ひさげ婆ばば达多，并供养五百ひゃく釜がま饮食”[10]。等ひとし到いた佛ふつ陀沿恒つね河かわ回かい到いた王おう舍しゃ城じょう，不ふ久ひさ就爆發はつ提つつみ婆ばば達たち多た“破やぶ僧そう”事件じけん。

提ひさげ婆ばば達たち多た的てき惡行あくぎょう

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破やぶ僧そう

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主しゅ条目じょうもく：破やぶ僧そう

提ひさげ婆ばば達たち多た以其聰明そうめい、口才こうさい、博學はくがく、禪定ぜんじょう、苦行くぎょう，在ざい摩ま揭陀國くに弘法ぐほう時じ，以種種しゅ神通じんずう，深ふか受王子こ阿おもね闍世的てき禮れい敬けい，在ざい王おう舍しゃ城じょう一帶受到僧俗二眾崇仰，自認じにん與あずか佛陀ぶっだ同どう「姓せい瞿曇生せい釋家しゃっけ」。因よし而提婆ばば達たち多た乃以佛陀ぶっだ「為ため諸しょ四よん眾，教授きょうじゅ勞ろう倦 」為ため由ゆかり，向むかい佛ふつ「索さく眾」。要求ようきゅう「令れい僧そう屬ぞく我わが，我わが當とう將しょう導しるべ」，佛陀ぶっだ則そく以舍利しゃり弗どる智慧ちえ第だい一いち，目め犍連神通じんずう第だい一いち，都と未み交託統すべ攝と教授きょうじゅ眾僧之の責せめ，何なに況きょう提ひさげ婆ばば達たち多た如此的てき「噉唾癡人ちじん 」。遂とげ令れい提ひさげ婆ばば達たち多た心しん生せい嫌いや恨，而提婆ばば達たち多た所しょ理解りかい教義きょうぎ，也與舍利しゃり弗どる、目め犍連不同ふどう。提ひさげ婆ばば達たち多た弟子でし瞿迦梨なし、迦留盧の提ひさげ舍しゃ等とう則のり時じ常つね謗そし毀佛陀ぶっだ兩りょう大だい脅おびえ侍さむらい 。

阿おもね闍世篡奪父ちち王おう頻しき婆ばば娑しゃば羅ら之これ位い後ご，提つつみ婆ばば達たち多た更さら受王家か利り養やしなえ恭敬きょうけい，地位ちい聲ごえ勢ぜい益えき加か尊みこと隆たかし。因よし名聞みょうもん利り養やしなえ之の故こ，刻こく意い於苦行くぎょう更さら加か精せい嚴げん，而我慢がまん愈いよいよ熾おき，更さら加か企くわだて求もとめ統すべ攝と僧そう眾的權力けんりょく 。

釋迦牟尼しゃかむに佛ふつ規定きてい：「從したがえ我わが出家しゅっけ之の弟子でし，不ふ分ぶん種姓すじょう，一律いちりつ平等びょうどう。」然しか而佛為ため釋迦しゃか族ぞく太子たいし，部分ぶぶん釋迦しゃか族ぞく的てき比丘びく則のり不ふ免めん自覺じかく優越ゆうえつ，以為佛滅ぶつめつ後ご，當とう由よし釋迦しゃか族ぞく比丘びく統すべ攝と僧團そうだん。提ひさげ婆ばば達たち多た四よん伴とも黨とう三さん聞達ぶんたつ多おお、騫荼達たち婆ばば、瞿迦梨なし、迦留盧の提ひさげ舍しゃ等とう皆みな出身しゅっしん釋迦しゃか族ぞく[13]；而擁護ようご堤つつみ婆ばば達たち多た的てき“六ろく群ぐん比丘びく”也都以出身しゅっしん釋迦しゃか族ぞく[14]，或ある與あずか佛陀ぶっだ關係かんけい密みつ切きり，而自覺じかく優越ゆうえつ，不ふ願ねがい接受せつじゅ十方比丘攝化教誡。而這種しゅ心こころ態たい顯あらわ與あずか佛法ぶっぽう不ふ合ごう。

提ひさげ婆ばば達たち多た五ご法ほう

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主しゅ条目じょうもく：提ひさげ婆ばば達たち多た五ご法ほう

提ひさげ婆ばば達たち多た宣揚せんよう五ご項こう苦行くぎょう規定きてい，這五項規定不被釋迦牟尼佛所接受，後世こうせい稱しょう為ため提ひさげ婆ばば達たち多た五ご法ほう、天授てんじゅ五ご法ぽう或ある調達ちょうたつ五ご事こと。

關せき於這五ご項こう規定きてい的てき內容，各かく經典きょうてん的てき說法せっぽう有ゆう些許不同ふどう。

  1. 「盡つき形がた壽ことぶき應おう為ため住じゅう蘭らん若わか者もの。至いたり村落そんらく者しゃ罪ざい。」
  2. 「盡つき形がた壽ことぶき應おう為ため乞食こじき者しゃ。受請食しょく者しゃ罪ざい。」
  3. 「盡つき形がた壽ことぶき應おう著ちょ糞くそ掃衣者しゃ，受居士し衣ころも者しゃ罪ざい。」
  4. 「盡つき形がた壽ことぶき應おう為ため樹下じゅか住じゅう者しゃ。住じゅう屋者やじゃ罪ざい。」
  5. 「盡つき形がた壽ことぶき應おう不ふ食しょく魚肉ぎょにく。食しょく魚肉ぎょにく者しゃ罪ざい。」盡つき形がた壽ことぶき的てき意思いし 就是一生いっしょう
  • 《四よん分ふん律りつ》卷まき4：1.盡つき形がた壽ことぶき乞食こじき，2.盡つき形がた壽ひさし著ちょ糞くそ掃衣，3.盡つき形がた壽ことぶき露坐ろざ，4.5.盡つき形がた壽ことぶき不ふ食しょく酥、鹽しお、魚さかな與あずか肉にく。
  • 《五ご分ふん律りつ》卷まき25：1.不ふ食鹽しょくえん，2.不ふ食しょく酥乳，3.不ふ食しょく魚肉ぎょにく，4.乞食こじき，5.春はる夏なつ八はち月がつ日び露坐ろざ、冬ふゆ四月日坐於草庵。
  • 《十じゅう誦律》卷まき4：1.盡つき形がた壽ことぶき受著衲衣，2.盡つき形がた壽ことぶき受乞食しょく法ほう，3.盡つき形がた壽ことぶき受一いち食しょく法ほう，4.盡つき形がた壽ことぶき受露地ち坐すわ法ほう，5.盡つき形がた壽ことぶき受斷肉にく法ほう。
  • 《根本こんぽん說せつ一切有部毗奈耶破僧事》卷まき10：1.不ふ食しょく乳酪にゅうらく，2.不ふ食しょく魚肉ぎょにく，3.不ふ食鹽しょくえん，4.衣服いふく長ちょう績，5.住じゅう在ざい村中むらなか、不ふ住じゅう阿おもね蘭らん若わか[15]。
  • 《大だい毗婆沙すな論ろん》：「云うん何なん五ご法ほう？一者盡壽著糞掃衣，二者盡壽常乞食，三者盡壽唯一坐食，四者盡壽常居迴露，五者盡壽不食一切魚肉血昧鹽蘇乳等。」

共通きょうつう的てき點てん為ため

  1. 不ふ吃ども肉にく不ふ吃ども魚さかな，遵守じゅんしゅ頭陀ずだ苦行くぎょう，乞食こじき（化か緣えん），在ざい森林しんりん空地くうち中ちゅう禪ぜん坐すわ修行しゅぎょう，遠とお離はなれ人じん群ぐん，不ふ居住きょじゅう在房ありふさ屋や中ちゅう。

另立僧團そうだん

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主しゅ条目じょうもく：提ひさげ婆ばば達たち多た派は

佛教ぶっきょう律藏りつぞう（按《十じゅう誦律》之これ說せつ）稱しょう提ひさげ婆ばば達たち多た以此五法行籌表決，有ゆう四伴黨及五百初學比丘依循他，於伽耶かや山住やまずみ下か，另立僧そう伽とぎ，又また推行不ふ符合ふごう佛陀ぶっだ教きょう法律ほうりつ制せい的てき各種かくしゅ非ひ法ほう非ひ律りつ，於「界さかい內別行ぎょう僧そう事ごと」，於是破やぶ僧そう[16]。根據こんきょ說せつ一切いっさい有ゆう部ぶ律藏りつぞう的てき說法せっぽう，由ゆかり於舍利しゃり弗どる、目め犍連的てき開ひらけ導みちびけ，最後さいご只ただ餘あまり瞿迦梨なし等とう四よん伴とも黨とう留とめ下か，提つつみ婆ばば達たち多た則のり因いん五ご逆ぎゃく重罪じゅうざい墮入地獄じごく。

印しるし順法じゅんぽう師し認みとめ為ため提ひさげ婆ばば達たち多た的てき破やぶ僧そう，衍生了りょう釋迦しゃか族ぞく比丘びく與あずか十方じっぽう比丘びく不和ふわ，一直延續到七なな百ひゃく結集けっしゅう的てき時代じだい，是ぜ後來こうらい佛教ぶっきょう分化ぶんか的てき一大いちだい因いん素もと[17]。

害がい佛ふつ惡行あくぎょう

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依よ南みなみ傳つたえ、北きた傳つたえ佛典ぶってん記載きさい，提つつみ婆ばば達たち多た索さく眾不成なり，舍利しゃり弗どる、目め犍連帶れんたい領りょう五ご百ひゃく比丘びく返かえし回かい佛ふつ所しょ。提ひさげ婆ばば達たち多おお後のち心こころ懷ふところ嫌いや恨，誓ちかい報ほう此怨，慫恿阿おもね闍世王子おうじ禁錮きんこ其父，自立じりつ為ため王おう。遂とげ有ゆう刺客しかく殺ころせ佛ふつ、推石壓あつ佛ふつ、狂きょう象ぞう害がい佛ふつ、爪つま毒どく傷きず佛ふつ、拋車擊げき佛ふつ等とう害がい佛ふつ惡行あくぎょう。並なみ因いん阿おもね闍世王おう日び漸やや疏遠，斥責、毆打おうだ蓮華れんげ色しょく比丘尼びくに致死ちし。而往昔むかし宿世しゅくせ與あずか佛ふつ結ゆい怨，誓言せいげん生生世世しょうじょうせぜ為ため佛ふつ伴ばん友とも，壞佛亂らん佛ふつ，有ゆう爭そう女おんな、漁師りょうし兒じ、共きょう命いのち鳥とり、金色きんいろ鹿しか等とう本ほん生せい因緣いんねん。

與あずか富とみ蘭らん那な·迦葉的てき相識そうしき

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提ひさげ婆ばば達たち多た失しつ手しゅ殺害さつがい蓮華れんげ色しょく比丘尼びくに後ご，心中しんちゅうの甚憂，以手支ささえ颊，退すさ在ざい一いち边，愁思しゅうし而坐[18]。此情此景被ひ六ろく師し外道げどう之これ一いち的てき富とみ蘭らん那な·迦葉看み到いた，並なみ加か以誘導ゆうどう，告訴こくそ提ひさげ婆ばば達たち多た無む善惡ぜんあく業報ごうほう[19]，到いた此提婆ばば達たち多た一切いっさい的てき善根ぜんこん皆みな斷絕だんぜつ。

佛教ぶっきょう經典きょうてん中ちゅう的てき形象けいしょう

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部ぶ派は佛教ぶっきょう

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《增ぞう一いち阿おもね含經》卷まき四よん十じゅう七なな記載きさい，提つつみ婆ばば達たち多た身み陷おちい地獄じごく，佛ふつ為ため阿おもね難なん說せつ提ひさげ婆ばば達たち多た未來みらい生せい處しょ，因いん提ひさげ婆ばば達たち多た命いのち終おわり之の時とき，受地火ひ所しょ燒しょう，生なま懺悔ざんげ心しん，「經歷けいれき一いち賢けん劫こう，當とう生なま四天王してんのう上じょう，復ふく輾轉てんてん生せい三さん十じゅう三さん天てん、焰天、兜かぶと率りつ天てん、化か自じ在天ざいてん、他た化か自じ在天ざいてん，六ろく十じゅう劫こう中ちゅう，不ふ復ふく墮三惡道さんなくどう，往來おうらい天人てんにん中ちゅう，最後さいご受身うけみ，剃そ除じょ鬚ひげ髮かみ，著ちょ三さん法衣ほうえ」，後こう成なり「辟支佛ほとけ」。名めい曰南無なむ。

《根本こんぽん說せつ一切有部破僧事》則のり記載きさい：提つつみ婆ばば達たち多た造みやつこ三さん無む間あいだ業ぎょう，遭受無む間あいだ地獄じごく火ひ燃もえ炙あぶ，痛苦つうく不堪ふかん。阿おもね難がた見み其受苦く，心こころ生なま悲愍，要よう提ひさげ婆ばば達たち多た以至誠しせい皈依世尊せそん。提ひさげ婆ばば達たち多た深ふか心こころ慇重，口くち自じ唱言：「今日きょう我身わがみ乃至ないし徹てっ骨こつ，於薄伽とぎ畔ほとり，至心ししん歸伏きふく。」隨ずい後ご即そく墮無間あいだ地獄じごく中ちゅう。世尊せそん告つげ諸しょ比丘びく：「提ひさげ婆ばば達たち多た善根ぜんこん已やめ續つづけ，於一大劫生於無隙大地獄中。其罪畢以後ご，得とく人身じんしん。輾轉てんてん修習しゅうしゅう，終おわり得とく證しょう悟さとる缽剌底そこ迦佛陀ぶっだ，名めい為ため具ぐ骨こつ。」

大乘だいじょう佛教ぶっきょう

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《妙法みょうほう蓮華れんげ經けい‧提ひさげ婆ばば達たち多た品ひん第だい十じゅう二に》則のり記錄きろく佛ふつ告つげ諸もろ菩薩ぼさつ及天てん人ひと四よん眾「我わが念ねん過去かこ劫こう，為ため求もとめ大法たいほう故こ，雖作世よ國王こくおう，不ふ貪むさぼ五ご欲よく樂らく。椎しい鐘がね告つげ四方しほう：誰だれ有ゆう大法たいほう者しゃ，若わか為ため我わが解說かいせつ，身み當為とうい奴僕どぼく。」而有阿おもね私わたし仙人せんにん為ため其宣講こう妙みょう法華經ほけきょう。而因此阿私わたし仙人せんにん即そく為ため提ひさげ婆ばば達たち多た，以其多おお善ぜん知識ちしき，成就じょうじゅ佛陀ぶっだ“波なみ羅ら密ひそか、慈悲じひ喜捨きしゃ、三十二相さんじゅうにそう、八はち十じゅう種しゅ好このみ，紫むらさき磨みがく金色きんいろ，十じゅう力りょく、四よん無む所しょ畏かしこ、四よん攝と法ほう、十じゅう八不共神通道力，成なり等とう正覺しょうがく。”

因いん此佛陀為其授記き，預言よげん“提ひさげ婆ばば達たち多た卻後過か無量むりょう劫こう，當とう得とく成佛じょうぶつ，號ごう曰天王おう如來にょらい，應おう供きょう、正ただし遍へん知ち、明あきら行ぎょう足あし、善ぜん逝、世間せけん解かい、無む上士じょうし、調しらべ御ご丈夫じょうふ、天人てんにん師し、佛ふつ、世尊せそん。世界せかい名めい天道てんとう。時どき天王てんのう佛ふつ住じゅう世よ二に十じゅう中ちゅう劫こう，廣こう為ため眾生說せつ於妙法ほう，恆つね河かわ沙すな眾生得とく阿羅漢あらかん果はて，無量むりょう眾生發はつ緣えん覺さとし心こころ，恆つね河かわ沙すな眾生發はつ無上むじょう道心どうしん，得とく無な生なま忍しのぶ至いたる不退轉ふたいてん。”

《大方おおがた等とう大だい集しゅう月がつ藏ぞう经》本ほん事こと品ひん第だい四よん記載きさい，于过去世よ第だい三さん十じゅう一劫毗舍浮如来時，有ゆう一婆羅門弗沙耶若精進修行，應おう誓ちかい而千年之中不坐不卧七日七夜限食一揣，感化かんか了りょう其弟八はち人にん修行しゅぎょう。弗どる沙耶さや若わか就是釋迦牟尼しゃかむに佛ふつ的てき過去かこ生せい。弟おとうと八はち人にん中ちゅう，二人但乐离欲化众生，故こ修おさむ六波罗蜜而得无碍智，就是後來こうらい的てき弥勒みろく與あずか維摩诘。餘あまり六ろく人にん以欲心しん修行しゅぎょう，喜好きよし障碍しょうがい他人たにん，就是後來こうらい的てき罗睺罗阿修おさむ罗王、毗摩质多罗阿修おさむ罗王、波なみ罗陀阿修おさむ罗王、婆ばば稚やや毗卢遮那な阿おもね修おさむ罗王、波なみ旬しゅん、提つつみ婆ばば达多。 在ざい［佛ふつ说兴起行きぎょう经卷下地したじ婆ばば达兜掷石缘经第だい七なな］佛陀ぶっだ開示かいじ與あずか提つつみ婆ばば達たち多た結ゆい怨的原因げんいん 闻如是ぜ。一时佛在阿耨大泉。与あずか大だい比丘びく众五百ひゃく人にん俱。皆みな是ぜ阿おもね罗汉。六ろく通つう神足こうたり。唯ただ除じょ一いち比丘びく。阿おもね难也。是ぜ时佛告つげ舍利しゃり弗どる。往昔おうせき过去世よ。于罗阅只城じょう。有ゆう长者名めい曰须檀まゆみ。大だい富多とみた饶。财宝象ぞう马七珍しっちん。僮仆侍さむらい使し。产业备足。子こ名めい须摩提ひさげ。其父须檀。奄然命いのち终。须摩提ひさげ有ゆう异母弟おとうと。名めい修おさむ耶舍。摩ま提ひさげ心こころ念ねん。我わが当とう云うん何なん设计不ふ与あずか修おさむ耶舍分ぶん。须摩提ひさげ复念。唯ただ当とう杀之。乃得不ふ与あずか耳みみ。须摩提ひさげ语修耶舍。大だい弟おとうと共ども诣耆闍崛山上さんじょう。有ゆう所しょ论说去来きょらい。修おさむ耶舍曰可尔。须摩提ひさげ。即そく执弟手しゅ上山かみのやま。既すんで上山うえやま已やめ。将はた至いたり绝高崖がけ头。便びん推置崖がけ底そこ。以石堆うずたか之これ。便びん即そく命いのち绝。佛ふつ语舍利しゃり弗どる。汝なんじ知ち尔时长者须檀者しゃ不ふ。则今父ちち王おう真ま净是也これや。尔时子こ须摩提ひさげ者しゃ。则我身わがみ是ぜ。弟おとうと修おさむ耶舍者しゃ。则今地ち婆ばば达兜是ぜ。佛ふつ语舍利しゃり弗どる。我わが尔时贪财害がい弟おとうと。以是罪ざい故ゆえ。无数千せん岁。在地ざいち狱中烧煮。为铁山やま所しょ堆うずたか。尔时残ざん缘。今こん虽得阿おもね惟おもんみ三さん佛ほとけ。故こ不能ふのう免めん此宿对。我わが于耆闍崛山やま。经行为地。婆ばば达兕。举崖石せき长六ろく丈たけ广三さん丈たけ。以掷佛ふつ头。耆闍崛山神しん。名な金きん埤罗。以手接せっ石せき。石いし边小片へん。迸ほとばし堕中佛ふつ脚あし拇指ぼし。即そく破やぶ血ち出で。于是世尊せそん。即そく说宿命いのち偈げ曰 　我わが往以财故　　杀其异母弟おとうと 　推着高だか崖がけ下か　　以石堆うずたか其上 　以是因いん缘故　　久ひさ受地狱苦 　于其地ち狱中　　为铁山やま所しょ堆うずたか 　由よし是ぜ残余ざんよ殀　　地ち婆ばば达下石せき 　崖がけ片へん落伤脚あし　　破やぶ我わが脚あし拇指ぼし 　因いん缘终不朽ふきゅう　　亦また不着ふちゃく虚空こくう 　当とう护三さん因いん缘　　莫犯身口意しんくい 　今いま我わが成なり尊みこと佛ふつ　　得とく为三界かい将はた 　阿おもね耨大泉中おおいずみなか　　说此先さき世よ缘 佛ふつ语舍利しゃり弗どる。汝なんじ观如来らい。众恶已やめ尽つき。诸善普ふ具ぐ。诸天龙神。帝王ていおう臣民しんみん。一切いっさい众生。皆みな欲ほっ度ど之の。尚なお有ゆう宿やど缘。不能ふのう得とく免めん。况复愚ぐ冥めい未み得道とくどう者しゃ。舍利しゃり弗どる等とう。当とう学がく如是にょぜ。莫犯身口意しんくい。佛ふつ说是已やめ。舍利しゃり弗どる及五百ひゃく罗汉。阿おもね耨大龙王天てん龙鬼神しん干ひ沓くつ和わ阿おもね须伦迦楼罗甄陀罗摩ま休きゅう勒。闻佛所しょ说。欢喜受行

參考さんこう條目じょうもく

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注釋ちゅうしゃく

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  1. ^ 《大だい唐から西域せいいき記き》卷まき六ろく
  2. ^ 《法ほう顯あらわ傳でん》中ちゅう天竺てんじく、東天とうてん竺記游ゆう
  3. ^ 釋しゃく太虛たいきょ《法華經ほけきょう講演こうえん錄ろく》：「乞於天てん而生，故こ名めい天授てんじゅ。」
  4. ^ 《增ぞう壹いち阿おもね含經》：提つつみ婆ばば達たち兜かぶと罪人ざいにん，身み出火しゅっか光こう，長ちょう三さん十じゅう肘ひじ。若わか有ゆう眾生，興起こうき愛あい念ねん之の心しん，欲よく使し提つつみ婆ばば達たち兜かぶと身み永なが處しょ無為むい，以二大海水澆灌其身，水みず尋ひろ時じ盡つき，火ひ終おわり不滅ふめつ。猶なお如以二渧水著熱鏊上，終おわり無む增減ぞうげん。提ひさげ婆ばば達たち兜かぶと愚人ぐじん亦また如是にょぜ，以二大海水澆灌其身，水みず尋ひろ時じ盡つき，火ひ終おわり不滅ふめつ，提つつみ婆ばば達たち兜かぶと身體しんたい苦痛くつう如斯。
  5. ^ 根本こんぽん說せつ一切有部毘奈耶破僧事卷3
  6. ^ 見み《起おこり世よ經卷きょうかん第だい十じゅう》：淨きよし飯めし王おう生せい二に子し，一いち名めい悉達多た，二に名めい難なん陀；白しろ飯めし二に子し，一いち名めい帝みかど沙すな，二に難なん提ひさげ迦；斛飯二に子し，一阿泥婁駄，二跋提梨迦；甘露かんろ飯めし二に子し，一阿難陀，二に提ひさげ婆ばば達たち多た。
  7. ^ 《五ご分ふん律りつ》一いち十じゅう五ご
  8. ^ 釋しゃく太虛たいきょ《法華經ほけきょう講演こうえん錄ろく》：「提ひさげ婆ばば，天てん也。達いたる多た。授也。斛飯王おう之子ゆきこ。佛ふつ之の堂どう弟おとうと。」
  9. ^ 《十じゅう二に游ゆう经》
  10. ^ 10.0 10.1 《四よん分ふん律りつ》四よん
  11. ^ 《十じゅう诵律》三さん六ろく
  12. ^ 《出で曜经》一いち五ご
  13. ^ 《有ゆう律りつ破やぶ僧そう事ごと》九きゅう
  14. ^ 《戒因缘经》卷まき三さん、《四よん分ふん律りつ》卷まき六ろく、《毗奈耶律》卷まき十一といち
  15. ^ 《根本こんぽん說せつ一切有部毗奈耶破僧事》卷まき10：「於是提ひさげ婆ばば達たち多た謗そし毀聖說せつ，決けつ生せい耶見，定てい斷だん善根ぜんこん，但ただし有ゆう此生，更さら無む後世こうせい。作さく是ぜ知己ちき，於其徒と眾，別べつ立りつ五ご法ほう。使つかい告知こくち曰：『爾なんじ等とう應おう知ち，沙門しゃもん喬たかし答こたえ摩ま及諸徒と眾，咸食乳酪にゅうらく，我わが等ひとし從したがえ今更いまさら不ふ應おう食しょく。何なに緣由えんゆ此？令れい彼かれ犢兒鎮嬰饑ひだる苦く。又また沙門しゃもん喬たかし答こたえ摩ま聽食魚肉ぎょにく，我わが等ひとし從したがえ今いま，更さら不ふ應おう食しょく。何なに緣由えんゆ此？於諸眾生為ため斷だん命いのち事ごと。又また沙門しゃもん喬たかし答こたえ摩ま聽食其鹽，我わが等ひとし從したがえ今更いまさら不ふ應おう食しょく。何なに緣由えんゆ此？由よし其鹽內多塵ちり多おお故ゆえ。又また沙門しゃもん喬たかし簽摩受用じゅよう衣ころも時じ，截其縷績，我わが等ひとし從したがえ今こん受用じゅよう衣ころも時じ，留とめ長ちょう縷績。何なに緣由えんゆ此？壞彼織お師し作さく功勞こうろう故ゆえ。又また沙門しゃもん喬たかし答こたえ摩ま住じゅう阿おもね蘭らん若わか處しょ，我わが等ひとし從したがえ今住いまずみ村むら舍しゃ。何なに緣由えんゆ此？棄捐施主せしゅ所しょ施ほどこせ物故ぶっこ。』」故こ內攝頌曰：「不ふ餐於乳酪にゅうらく，魚肉ぎょにく以及鹽しお，長ちょう績在村中むらなか，是ぜ天授てんじゅ五ご法ほう。」
  16. ^ 《十じゅう誦律》：佛ふつ在ざい王おう舍しゃ城しろ方かた黑石くろいし聖きよし山さん，與あずか大だい比丘びく眾七なな百ひゃく人にん俱。爾なんじ時じ世尊せそん中前ちゅうぜん著ちょ衣ころも持じ鉢ばち，阿おもね難なん隨ずい後ご入にゅう王おう舍しゃ城じょう乞食こじき。食後しょくご往詣講堂こうどう，於眾僧そう前ぜん敷じき坐すわ處しょ坐すわ。調達ちょうたつ亦また如是にょぜ，中前ちゅうぜん著ちょ衣ころも持じ鉢ばち，迦留羅ら提ひさげ舍しゃ隨ずい後ご，入にゅう王おう舍しゃ城じょう乞食こじき。食後しょくご詣まい講堂こうどう隨ずい次第しだい坐すわ，坐すわ已やめ調達ちょうたつ僧そう中ちゅう唱言：「比丘びく應おう盡つき形がた受著納おさめ衣ころも、應おう盡つき形がた受乞食しょく、應おう盡つき形がた受一いち食しょく、應おう盡つき形がた受露地ち住じゅう、應おう盡つき形がた受斷肉にく魚ぎょ。是ぜ五ご法ほう隨順ずいじゅん少欲しょうよく知足ちそく、易えき養やしなえ易えき滿まん、知ち時じ知ち量りょう、精進しょうじん持戒じかい清淨せいじょう、一心いっしん遠とお離はなれ、向こう泥どろ洹門。若わか比丘びく行ぎょう是ぜ五ご法ほう，疾やまし得とく泥どろ洹。」調達ちょうたつ爾なんじ時じ，非ひ法ほう說法せっぽう法ほう說せつ非ひ法ほう、善ぜん說せつ非ひ善ぜん非ひ善ぜん說せつ善ぜん、犯はん說せつ非ひ犯おかせ、非ひ犯はん說せつ犯はん、輕けい說せつ重じゅう、重じゅう說せつ輕けい、有ゆう殘ざん說せつ無殘むざん、無殘むざん說せつ有ゆう殘ざん、常つね所行しょぎょう法ほう說せつ非常ひじょう所行しょぎょう法ほう、非常ひじょう所しょ行法ぎょうほう說せつ常つね所行しょぎょう法ほう、言說げんせつ非ひ言げん、非ひ言說げんせつ言ごと。佛ふつ爾なんじ時じ自じ約やく勅みことのり調達ちょうたつ：「汝なんじ莫作方便ほうべん破やぶ和合わごう僧そう，莫受持じ破やぶ僧そう因緣いんねん事ごと。汝なんじ與あずか僧そう共ども和合わごう，和合わごう者しゃ歡喜かんき無む諍いさかい，一心一學如水乳合安樂行。汝なんじ莫非法ほう說法せっぽう、法ほう說せつ非ひ法ほう、非ひ善ぜん說せつ善ぜん、善ぜん說せつ非ひ善ぜん、非ひ犯はん說せつ犯はん、犯はん說せつ非ひ犯おかせ、輕けい說せつ重じゅう、重じゅう說せつ輕けい、有ゆう殘ざん說せつ無殘むざん、無殘むざん說せつ有ゆう殘ざん、常つね所行しょぎょう法ほう說せつ非常ひじょう所行しょぎょう法ほう、非常ひじょう所しょ行法ぎょうほう說せつ常つね所行しょぎょう法ほう、言說げんせつ非ひ言げん、非ひ言說げんせつ言ごと。」調達ちょうたつ聞佛如是にょぜ約やく勅みことのり，不ふ捨破僧そう因緣いんねん事ごと。當とう佛ふつ約やく勅みことのり調達ちょうたつ不ふ捨是事ごと，爾なんじ時じ迦留羅ら提ひさげ舍しゃ比丘びく，在ざい調達ちょうたつ後ご以扇扇おうぎ調達ちょうたつ。加か留とめ羅ら提ひさげ舍しゃ比丘びく，即時そくじ偏へん袒右肩かた、合掌がっしょう白しろ佛ふつ言ごと：「如佛讚歎さんたん頭陀ずだ功德くどく，上人しょうにん調達ちょうたつ亦また讚歎さんたん頭陀ずだ功德くどく。佛ふつ何なに以生妬心としん？」佛ふつ言ごと：「癡ち人じん！我わが有ゆう何なん妬心としん？過去かこ諸佛しょぶつ讚歎さんたん納おさめ衣ころも、聽著納おさめ衣ころも。我わが今いま亦また讚歎さんたん納おさめ衣ころも、聽著納おさめ衣ころも，亦また聽著居士こじ衣ころも。癡ち人じん！過去かこ諸佛しょぶつ讚歎さんたん乞食こじき、聽乞食しょく。我わが今いま亦また讚歎さんたん乞食こじき、聽乞食しょく，亦また聽請食しょく。癡ち人じん！過去かこ諸佛しょぶつ讚歎さんたん一いち食しょく、聽一いち食しょく。我わが今いま讚歎さんたん一いち食しょく、聽一いち食しょく，亦また聽再食しょく。癡ち人じん！過去かこ諸佛しょぶつ讚歎さんたん露地ろじ住じゅう、聽露地ち住じゅう。我わが今いま讚歎さんたん露地ろじ住じゅう、聽露地ち住じゅう，亦また聽房舍しゃ住じゅう。癡ち人じん！我わが不ふ聽噉三さん種しゅ不淨ふじょう肉にく：若見わかみ、若わか聞、若わか疑うたぐ。見み者しゃ，自じ眼め見み是ぜ畜生ちくしょう為ため我わが故殺こさつ。聞者，從したがえ可か信人のぶと聞為汝なんじ故殺こさつ是ぜ畜生ちくしょう。疑うたぐ者しゃ，是ぜ中ちゅう無な屠ほふ賣うれ家か，又また無む自じ死者ししゃ，是ぜ人じん凶惡きょうあく，能のう故こ奪だつ畜生ちくしょう命いのち。癡ち人じん！如是にょぜ三種肉我不聽噉。癡ち人じん！我わが聽噉三さん種しゅ淨きよし肉にく。何等なんら三さん？不ふ見み、不ふ聞、不ふ疑うたぐ。不ふ見み者しゃ，不ふ自じ眼め見み為ため我わが故殺こさつ是ぜ畜生ちくしょう。不ふ聞者，不ふ從したがえ可か信人のぶと聞為汝なんじ故殺こさつ是ぜ畜生ちくしょう。不ふ疑うたぐ者しゃ，是ぜ中有ちゅうう屠ほふ兒こ，是ぜ人じん慈心，不能ふのう奪だつ畜生ちくしょう命いのち。我わが聽噉如是にょぜ三さん種しゅ淨きよし肉にく。癡ち人じん！若わか大だい祠ほこら，所謂いわゆる象ぞう祠ほこら、馬うま祠ほこら、人ひと祠ほこら、和かず闍毘耶祠、三若みわか波は陀祠、隨意ずいい祠ほこら，若わか諸しょ世よ會かい殺生せっしょう處しょ祠ほこら，如是にょぜ大だい祠ほこら世よ會かい中ちゅう，不ふ聽沙門もん釋子しゃくし噉肉。何なに以故？是ぜ大だい祠ほこら世よ會かい，皆みな為ため客きゃく故ゆえ。」佛說ぶっせつ是ぜ已やめ，即そく從したがえ坐すわ起おこり入室にゅうしつ坐禪ざぜん。爾なんじ時じ調達ちょうたつ作さく是ぜ言ごと：「我わが調達ちょうたつ僧そう中ちゅう唱言：『比丘びく應おう盡つき形がた著ちょ納おさめ衣ころも、應おう盡つき形がた乞食こじき、應おう盡つき形がた一いち食しょく、應おう盡つき形がた露地ろじ住じゅう、應おう盡つき形がた不ふ噉肉魚ぎょ。』隨ずい何なん比丘びく，憙樂是ぜ五ご法ほう者しゃ，便びん起おこり捉籌。」唱已調達ちょうたつ及四伴即起捉籌。調達ちょうたつ第だい二に復ふく作さく是ぜ言ごと：「我わが調達ちょうたつ僧そう中ちゅう唱言：『比丘びく應おう盡つき形がた著ちょ納おさめ衣ころも、應おう盡つき形がた乞食こじき、應おう盡つき形がた一いち食しょく、應おう盡つき形がた露地ろじ住じゅう、應おう盡つき形がた不ふ噉肉魚ぎょ。』隨ずい何なん比丘びく，喜樂きらく是ぜ五ご法ほう者しゃ，便びん起おこり捉籌。」唱第二に語ご已やめ，有ゆう二に百ひゃく五ご十じゅう比丘びく，從したがえ坐すわ起おこり捉籌。調達ちょうたつ第だい三さん復ふく作さく是ぜ言ごと：「我わが調達ちょうたつ僧そう中ちゅう唱言：『比丘びく應おう盡つき形がた著ちょ納おさめ衣ころも、應おう盡つき形がた乞食こじき、應おう盡つき形がた一いち食しょく、應おう盡つき形がた露地ろじ住じゅう、應おう盡つき形がた不ふ噉肉魚ぎょ。』隨ずい何なん比丘びく，憙樂是ぜ五ご法ほう者しゃ，便びん起おこり捉籌。」第だい三唱さんしょう已やめ，復ふく有ゆう二に百ひゃく五ご十じゅう比丘びく，從したがえ坐すわ起おこり捉籌。爾なんじ時じ調達ちょうたつ，即そく將はた是ぜ眾還自じ住處すみか，更さら立法りっぽう制せい。調達ちょうたつ作さく是ぜ言ごと：「應おう盡つき形がた著ちょ納おさめ衣ころも、應おう盡つき形がた乞食こじき、應おう盡つき形がた一いち食しょく、應おう盡つき形がた露地ろじ住じゅう、應おう盡つき形がた不ふ噉肉魚ぎょ，隨ずい何なん比丘びく，不ふ憙樂、不ふ忍受にんじゅ是ぜ五ご法ほう者しゃ，是ぜ人じん去さ我わが等ひとし遠とお，與あずか我わが別べつ異い不ふ共とも語ご。」
  17. ^ 印しるし順じゅん. 華はな雨う集しゅう（三さん） 論ろん提つつみ婆ばば達たち多た之の「破やぶ僧そう」. 
  18. ^ 《根本こんぽん说一切有部毗奈耶破僧事》，唐から朝あさ義ぎ净譯わけ
  19. ^ 晡剌拿曰：“我わが常つね谓诸舍しゃ迦种内ない唯ただ汝なんじ一个解了聪明。岂谓汝なんじ今いま亦また成なり愚ぐ蠢。岂有后きさき世よ，令れい汝なんじ见忧?若わか有ゆう后きさき世よ，汝なんじ造づくり斯业者しゃ，我わが亦また为斯愁思しゅうし而住。”彼かれ为开解かい天授てんじゅ情じょう故こ，便びん于对面めん扑破己おのれ瓶びん，而告曰：“纵天世よ间不能ふのう令れい此更为和会かい。更さら无后世よ，谁往受之?作者さくしゃ受者并成虚きょ说。然しか而可往劫毕罗伐窣睹城じょう，自称じしょう天子てんし，为王而住。我わが当とう作さく汝なんじ第一声だいいっせい闻。”于时提ひさげ婆ばば达多便びん谤无圣，邪よこしま见遂兴，能のう令れい一切いっさい善根ぜんこん断だん绝。

參考さんこう文獻ぶんけん

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  • 《提ひさげ婆ばば达多的てき传说》(1966, B. Mukhevjee)
  • 《根本こんぽん说一切有部毗奈耶破僧事》，唐から朝あさ義ぎ净譯わけ

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