范钟（？—1249年ねん），字じ仲なか和かず，婺州兰溪縣けん（今いま浙江せっこう省しょう兰溪縣けん）人にん，南みなみ宋そう大臣だいじん。
嘉よしみ定じょう二に年ねん（1209年ねん），范钟中ちゅう进士。历任调武学がく博士はかせ、太平おうひら州しゅう（治ち今いま安徽あんき当とう涂）通つう判ばん、徽州（今こん安徽あんき黄き山やま市し）知ち州しゅう、刑部おさかべ郎ろう官かん、尚なお右みぎ郎ろう官かん兼けん崇たかし政まさし殿どの说书。他た对宋そう理さとし宗むね说：“宋そう仁ひとし宗むね以忧勤つとむ致治，宋そう徽宗余よ患至今日きょう。”宋そう理さとし宗そう命いのち他た为吏部郎ろう中ちゅう兼けん说书，后きさき任にん秘ひ书少监、国子くにこ司つかさ业兼国史こくし编修、实录检讨。嘉よしみ熙三さん年ねん（1239年ねん），任にん端はし明あきら殿どの学士がくし、签书枢密院すうみついん事ごと。嘉よしみ熙四よん年ねん（1240年ねん），任にん参まいり知ち政事せいじ。淳あつし祐ゆう四よん年ねん（1244年ねん），知ち枢密院すうみついん事こと。淳あつし祐ゆう五ご年ねん（1245年ねん），拜はい左ひだり丞相じょうしょう兼けん枢くるる密使みっし，封ふう东阳郡こおり公こう。数次すうじ请求归田里さと，淳あつし祐ゆう六ろく年ねん（1246年ねん）宋そう理さとし宗そう应许。加か观文殿どの大だい学士がくし、醴泉观使兼けん侍さむらい读，他た坚辞不ふ受，来らい保持ほじ晚ばん节。淳あつし祐ゆう九きゅう年ねん（1249年ねん）范钟卒そつ，赠少しょう师，朝あさ廷赐谥“文ぶん肃”。范钟著ちょ有ゆう《礼れい记解かい》，为相守もり法ほう，重じゅう名器めいき，清德せいとく雅量がりょう与あずか杜もり范、李り宗そう勉つとむ齐名。
