范长生せい

范长生せい（？年とし—318年ねん），西にし晋すすむ时道士どうし，一いち名めい延久のべひさ，又また名な重久しげひさ，或ある名な文ぶん（一作いっさく支ささえ），字じ元もと壽ことぶき。涪陵丹心たんしん（黔江）人にん，“蜀しょく之の八はち仙せん”之の一いち。

成都せいと一いち带天てん师道首くび领，出身しゅっしん土ど著ちょ豪族ごうぞく，西にし晋すすむ流民りゅうみん起おこり义军大成たいせい政せい权（“成なり汉”，五ご胡えびす十じゅう六ろく国こく时期之の“十じゅう六ろく国こく”之の一いち）丞相じょうしょう，封ふう为“四时八节天地太师”，西山にしやま侯ほう。在ざい范长生せい“休きゅう养生息せいそく，薄うす赋兴教きょう”的てき劝导下か，大成たいせい政せい权一いち度ど昌あきら盛もり。

出生しゅっしょう至いたり成なり汉建立こんりゅう前まえ

蜀しょく后きさき主ぬし延のべ熙十じゅう一いち年ねん（公おおやけ元もと248年ねん），涪陵郡ぐん（郡こおり治おさむ在ざい今いま彭水县郁いく山やま镇）反はん，车骑将はた军邓芝率りつ兵へい征せい讨、平定へいてい。平定へいてい后きさき，朝廷ちょうてい为免再生さいせい事端じたん，将はた涪陵五千余户强行迁往成都，其中即そく有ゆう范长生せい一家いっか。当とう时，一些处于战乱的人们，为摆脱だつ现实苦く难的困こま扰和寻求精神せいしん的てき寄よせ托たく而皈依宗教しゅうきょう。因よし此，由ゆかり张道陵りょう创建的てき“天てん师道”，在ざい成都せいと一带盛极一时。饱受战乱与あずか歧视之の苦く的てき范长生せい，也加入かにゅう了りょう天てん师道，长期住じゅう在ざい成都せいと西山にしやま（青あお城山しろやま）。因いん他た注ちゅう重信しげのぶ义，博学はくがく多才たさい，深ふか得え天てん师道教徒きょうと的てき敬服けいふく，被ひ拥为成都せいと一带天师道的首领。

他た从事道教どうきょう修おさむ炼，欲よく为神仙しんせん，得とく长生久ひさ视之术。宋そう代だい祝ほうり穆きよし《方ほう舆胜览》云うん“先さき主ぬし（刘备）征之まさゆき不ふ起おこり，就封为逍遥しょうよう公こう”，“刘禅易えき其宅为长生せい观”。《列れつ仙せん传》说蜀才ざい“年とし百ひゃく余あまり岁，人にん奉たてまつ为仙，称しょう曰长生せい”。《资治通どおり鉴》云うん：“长生博学はくがく多た艺能，年ねん近きん百ひゃく岁，蜀しょく人じん奉たてまつ之これ如神。”

出仕しゅっし成なり汉

范长生家せいか世世せぜ代代だいだい掌握しょうあく部ぶ曲きょく，他た本人ほんにん又また是ぜ天てん师道的てき宗教しゅうきょう首領しゅりょう。到いた李り流りゅう据すえ郫城しろ时，他た领有千せん余あまり户人家か，住じゅう在ざい青あお城山しろやま下か。青あお城山しろやま是ただし天てん师道的てき一いち个治所しょ，是ぜ有名ゆうめい的てき洞ほら天福てんぷく地ち。《寰宇记》卷まき七なな十じゅう三引みびき《道みち书福地ち记》说：“上うえ有ゆう没ぼつ溺おぼれ池ち，有ゆう甘露かんろ、芝草しばくさ”。又また引《玉たま匮经》说：“此（指ゆび青あお城山しろやま——引者）第だい五ご大洞おおほら，宝山たからやま九きゅう室しつ之の天てん，黄き帝みかど所ところ秦はた（当とう是ぜ奏そう之の误——引者）拜はい为五岳だけ丈たけ人じん。黄き帝みかど刻こく石せき拜はい谒纂书犹存そん。又また有ゆう石せき日月じつげつ象ぞう。天てん师立青あお城じょう治ち于其中ちゅう。”青あお城じょう治ち不在ふざい二に十じゅう四よん治之はるゆき中ちゅう，或ある者もの是ぜ别治、游ゆう治おさむ、下した治之はるゆき类。天てん师道的てき治ち犹如世俗せぞく的てき官かん府ふ，管理かんり道民どうみん的てき宗教しゅうきょう行政ぎょうせい机つくえ构，组织比ひ较严密みつ，教主きょうしゅ与あずか教きょう民みん的てき关系，实际上じょう是ぜ统治者しゃ与あずか被ひ统治者しゃ的てき关系，形成けいせい一种超乎国家行政组织之外的统治力量。范长生せい在ざい青あお城山しろやま下か拥有部ぶ曲きょく，必然ひつぜん也拥有ゆう道民どうみん。他た能のう拿出粮食供きょう军，这充分ぶん显示了りょう他た有ゆう雄ゆう厚あつ的てき经济实力，而且又また是ぜ一个拥有武装的道教主。罗尚平ひら西にし将はた军府参さん军徐舆看中ちゅう了りょう范长生せい这股力量りきりょう，他た向こう罗尚要求ようきゅう为汶山太守たいしゅ，联合范长生せい，共同きょうどう攻おさむ李り流りゅう；罗尚不ふ许。徐じょ舆怨怒いか，出で降ぶ李り流りゅう；李り流用りゅうよう为安西あんざい将すすむ军。徐じょ舆，涪陵人じん，与あずか范长生せい算さん是ぜ同どう乡。通つう过徐舆的游ゆう说，范长生せい资给流民りゅうみん军粮食しょく。李り流りゅう的てき军粮问题，暂时得え到いた解かい决，摆脱了りょう饥饿的てき困こま境さかい。

经过李り特とく、李り流りゅう领导流民りゅうみん军三さん年ねん为实践，李り雄つよし认识到いた不ふ得とく蜀しょく中土なかつち著ちょ的てき支持しじ是ぜ危险的てき。李り流通りゅうつう过徐舆的游ゆう说，流民りゅうみん军得到いた范长生せい的てき大力だいりき支持しじ，使つかい流民りゅうみん军渡过难关，转危为安。尽つき管かん范长生せい原籍げんせき是ぜ涪陵丹に兴，但ただし范氏在ざい蜀しょく中ちゅう居住きょじゅう已やめ有ゆう百ひゃく年ねん，有ゆう土地とち，有ゆう千せん余よ家いえ部ぶ曲きょく，又また是ぜ道教どうきょう首くび领，与あずか蜀しょく人じん有ゆう千せん丝万まん缕联系けい，即そく是ぜ说，有ゆう相当そうとう实力。故こ“李り雄つよし以范长生有名ゆうめい德とく、为蜀人じん所しょ重じゅう，欲よく迎むかい以为君くん而臣之の”，以缓和わ六郡流民与蜀中土著的矛盾。

范长生せい认为自己じこ无法领导流民りゅうみん大だい军，于是，他た充分じゅうぶん利用りよう披在身上しんじょう的てき道みち袍ほう，传达天意てんい，说“推步大元おおもと五ご行ぎょう，大会たいかい甲子きのえね，独どく锺于李り，非ひ吾われ节也”（《十じゅう六ろく国こく春秋しゅんじゅう》）。不ふ接受せつじゅ皇帝こうてい位い，更さら劝李雄ゆう自立じりつ。

光ひかり熙元年がんねん（公おおやけ元もと306年ねん）三さん月がつ，范长生せい从青城山しろやま来らい到いた成都せいと。六月ろくがつ，李り雄つよし即そく皇帝こうてい位い，国号こくごう大成たいせい，改元かいげん宴えん平ひらめ，以范长生为丞相しょう，加か号ごう“四时八节天地太师”（《通つう鉴考异》引《华阳国こく志こころざし》），封ふう西山にしやま侯こう，“复其部ぶ曲きょく，军征不ふ预，租赋一入ひとしお其家”（《华阳国こく志こころざし·大だい同志どうし》）。这是李り雄和ゆうわ流民りゅうみん上じょう层给范长生せい的てき酬むくい谢：政治せいじ上じょう是ぜ丞相じょうしょう，当とう朝あさ一品いっぴん；经济上じょう，他た的てき部ぶ曲きょく不ふ负担徭役，他た的てき土地とち也不向こう大成たいせい政せい权输纳租赋。他た成なり了りょう十じゅう足そく的てき封建ほうけん贵族，既すんで有ゆう土地とち，又また有ゆう依よ附ふ农民，还获得とく豁免赋役的てき特とく权。范长生せい从支持しじ流民りゅうみん集しゅう团到加入かにゅう大成たいせい政せい权，标帜着ぎ六ろく郡ぐん氐叟侯こう王おう、汉族大だい地主じぬし与あずか蜀しょく中大ちゅうだい地主じぬし的てき合流ごうりゅう，构成大成たいせい政せい权的统治核心かくしん，这就是ぜ大成たいせい政せい权的阶级实质。范长生せい在ざい大成たいせい政せい权内所しょ享有きょうゆう的てき经济特とく权与西にし晋すすむ的てき贵族王公おうこう并无两样，也就是ぜ大だい地主じぬし特とく权在大成たいせい政せい权中的てき合法ごうほう化か。

此时的てき范长生せい已やめ是ぜ耄ほけ耋之年ねん，李り雄つよし则年方かた三さん十じゅう，老少ろうしょう同心どうしん，君臣くんしん和わ谐。在ざい范长生せい“清心せいしん寡欲かよく，敬天けいてん爱民”的てき涉わたる世よ宗旨しゅうし影かげ响下，在ざい其“休きゅう养生息せいそく，薄うす赋兴教きょう，切きり莫穷兵へい黩武”的てき劝导下か、大成たいせい宽和政せい役やく，轻徭薄うす赋，建けん官学かんがく，兴文教きょう，端はし风化，罚不妄举，刑けい不ふ滥及，恩威おんい远播。来らい称しょう臣しん依よ附ふ的てき人ひと增ぞう多た，大成たいせい一いち度ど昌あきら盛もり。

公おおやけ元もと318年ねん（东晋元もと帝みかど太ふとし兴元年がんねん）四よん月がつ，范长生せい卒そつ于成都と。

范长生死せいし后きさき，其子范贲被ひ李り雄つよし封ふう为丞相しょう。

347年ねん，成なり汉被东晋大将たいしょう桓温所ところ灭，成なり汉将领邓定、隗文等とう人ひと因いん此推范贲为帝，根ね据すえ史し书记载，范贲“以妖异惑众”，因いん此蜀地ち很多人じん归附。

349年ねん，东晋益えき州しゅう刺史しし周しゅう抚、龙骧将はた军朱しゅ焘攻おさむ击范贲，范贲被ひ杀，遂とげ平定へいてい益えき州しゅう。

评价

范长生せい“博学はくがく多能たのう”（《资治通どおり鉴》语），尤ゆう精せい书法。其笔触豪放ごうほう，饱满大方おおかた，与あずか慕容倍ばい、王おう猛たけし齐名。在ざい道教どうきょう中ちゅう拥有相当そうとう的てき历史地位ちい。他た著ちょ有ゆう《道德どうとく经注》，《周しゅう易えき注ちゅう》（见李り鼎かなえ祚《周しゅう易えき集しゅう解かい》）。旧きゅう时四川しせん青あお城山しろやま有ゆう“长生宫”，为范长生的てき纪念之の地ち。宋そう代だい诗人陆游曾到此游览，吟ぎん诗说：“碧あお天てん万まん里さと月がつ正中せいちゅう，清きよ夜よる珥节长生宫。”

而青城じょう传说人物じんぶつ中ちゅう，晋すすむ朝あさ谯秀《蜀しょく记》记有“蜀しょく中八なかばち仙せん”：容よう成なり公こう、李り耳みみ、董ただし仲なか舒、张道陵りょう、范长生せい、李り八はち百ひゃく、严君平ひらめ（严遵）、尔朱洞ほら。又また有ゆう“青あお城じょう五ご隐”：薛昌、范长生せい、勾符台だい、张愈、杨慎。他た均ひとし列れつ其中。

张陵、范长生せい在ざい氐羌的てき巫みこ术基础上创立了りょう道教どうきょう初はつ型がた的てき“五斗米ごとべい道どう”。从“夷えびす事ごと道どう；蛮事鬼おに”与あずか“荆人鬼おに；越えつ人じん魍”两种分ぶん类看来らい：荆楚的てき蛮苗是ぜ信しん鬼おに主ぬし的てき，巴ともえ夷えびす（及蜀）是ぜ信道のぶみち术的，海うみ滨越人じん是重これしげ魍祥的てき。长江上じょう（巴ともえ蜀しょく）中ちゅう（荆楚）游ゆう的てき老ろう君くん（彭祖）之の道みち术是道教どうきょう的てき先さき启，东海（齐鲁与吴越）的てき魍祥与あずか中原なかはら的てき圣贤是ぜ方かた术与人物じんぶつ神しん的てき前ぜん因いん，各かく兄弟きょうだい民族みんぞく的てき巫みこ术合成ごうせい综杂的てき道教どうきょう。

后きさき人じん在ざい青あお城山しろやま为其立りつ庙，尊崇そんすう他た为“长生大帝たいてい”。故里ふるさと黔江县城，也建有ゆう范公祠ほこら，直ちょく到いた1990年ねん扩建新城しんじょう才ざい拆迁。清きよし康かん熙初年しょねん，彭水于迁乔乡水田すいでん坝，为纪念ねん双そう丞相じょうしょう范长生せい父子ふし而修建けん遂とげ家か寺院じいん----长生观，占うらない地ち750平方へいほう米まい，建けん筑面积588平方へいほう米まい，现为小学校しょうがっこう舍しゃ。

参考さんこう资料

1. 《资治通どおり鉴·晋すすむ纪》司つかさ马光
2. 《成なり汉王朝おうちょう史し略りゃく》
3. 中国ちゅうごく道教どうきょう协会《青あお城じょう道教どうきょう仙せん缘录》