邢顒

邢顒（2世紀せいき—223年ねん），字じ子こ昂のぼる，河間こうま郡ぐん鄚縣（今いま河北かほく省しょう任にん丘おか市し）人にん。東ひがし漢かん末まつ及三さん國こく時人じじん，曾投效こう曹操そうそう和わ在ざい曹魏任官にんかん，於曹魏ぎ官かん至いたり太ふとし常つね。

生平おいだいら

邢顒曾獲東ひがし漢かん舉孝廉れん和わ被ひ司つかさ徒と辟命，但ただし都と不ふ應おう命いのち，而且改易かいえき姓氏せいし和わ表ひょう字じ，到いた右みぎ北平きたひら郡ぐん，跟隨田た疇在ざい北方ほっぽう游ゆう歷れき。建たて安やすし十じゅう年ねん（205年ねん），曹操そうそう斬き袁譚，消滅しょうめつ袁紹在ざい冀州殘餘ざんよ勢力せいりょく，平定へいてい冀州。邢顒向田むかいだ疇稱讚しょうさん曹操そうそう，勸すすむ田た疇協助じょ曹操そうそう安定あんてい天下でんか，及後收拾しゅうしゅう行裝こうそう回かい到いた故鄉こきょう。

後こう曹操そうそう辟邢顒為冀州從事じゅうじ，及後任こうにん廣こう宗むね縣けん長ちょう，因いん舊きゅう將しょう逝世而棄官かん悼喪。監察かんさつ部門ぶもん向こう曹操そうそう報告ほうこく，但ただし曹操そうそう認みとめ為ため他た對たい故人こじん忠實ちゅうじつ，始終しじゅう一致いっち，不要ふよう問罪もんざい。後こう改あらため任にん司し空そら掾じょう，再任さいにん行くだり唐とう縣令けんれい，任にん內鼓勵人民じんみん進行しんこう農業のうぎょう生產せいさん，大だい行くだり教育きょういく。後こう轉任てんにん丞相じょうしょう門下もんか督とく，遷左ひだり馮翊，後こう因いん病びょう離職りしょく。此時，曹操そうそう為ため各かく兒こ子こ選せん屬官ぞっかん，任命にんめい邢顒為ため平原へいげん侯こう曹植的まと家か丞すすむ。邢顒與曹植都と以禮防備ぼうび，不作ふさく屈こごめ撓たわわ，於是和わ曹植合あい不ふ來らい。及後邢顒轉てん參さん丞相じょうしょう軍事ぐんじ，轉てん東ひがし曹掾。

當日とうじつ曹操そうそう選せん立たて繼承けいしょう人じん時じ，曹操そうそう詢問邢顒的てき意見いけん，邢顒說せつ：「以庶代だい宗むね，先さき世よ之の戒也。願ねがい殿下でんか深ふか重じゅう察之。（廢はい長ちょう立たて幼よう，先代せんだい已やめ有ゆう例れい子こ作為さくい警戒けいかい。希望きぼう殿下でんか慎重しんちょう考慮こうりょ。）」表明ひょうめい支持しじ作為さくい嫡長子ちょうし的てき曹丕。曹操そうそう因いん而在立りつ曹丕為ため繼承けいしょう人後じんご任命にんめい為ため魏ぎ國こく太子たいし少しょう傅でん，後こう遷太子たいし太ふとし傅でん。

黃き初はつ元年がんねん（220年ねん），曹丕登とう位い稱しょう帝みかど，邢顒任にん侍さむらい中ちゅう尚書しょうしょ僕ぼく射しゃ，賜たまもの爵關せき內侯，後ご出で任にん司つかさ隷校尉じょう，再さい徙太ふとし常つね。黃き初はつ四よん年ねん（223年ねん），邢顒逝世。

後代こうだい

子こ

• 邢友，嗣子しし，嗣爵关内侯こう。

曾孫そうそん

• 邢喬，母はは李り氏し，西にし晉すすむ尚書しょうしょ吏部郎ろう、司つかさ隸校尉じょう，於306年ねん被ひ范陽王おう司馬しば虓殺害さつがい。

評價ひょうか

• 田た疇：「邢顒，民みん之の先覺せんかく也。」
• 冀州人民じんみん：「德行とっこう堂堂どうどう邢子昂のぼる。」
• 劉りゅう楨：「（平原へいげん侯こう）家か丞すすむ邢顒，北きた土ど之の彥，少しょう秉高節ぶし，玄げん靜せい澹泊たんぱく，言げん少しょう理り多た，真ま雅之まさゆき士し也。」
• 曹操そうそう：「（邢）顒篤於舊君くん，有ゆう一致いっち之の節ふし。」

延伸えんしん阅读

[编]

《三國志さんごくし·卷まき12》，出自しゅつじ陳ちん壽ひさし《三國志さんごくし》

參考さんこう資料しりょう

• 《三國志さんごくし．魏ぎ書しょ．邢顒傳でん》