高こう珩

高こう珩（1612年ねん—1697年ねん），字じ念ねん东，号ごう紫むらさき霞かすみ道人どうじん。山やま东淄川がわ（今いま淄博市し淄川区く）人にん。明あきら末清すえきよ初はつ政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

生なま于明万まん历四十じゅう年ねん（1612）八はち月がつ二に十じゅう九きゅう日にち，十じゅう四岁应童子试，十じゅう五岁补州博士弟子员^[1]。崇たかし祯十じゅう六ろく年ねん（1643年ねん）進士しんし，授翰林院かんりんいん庶吉士し。明あかり亡ほろび，降くだ李り自じ成なり，授官縣令けんれい。

入にゅう清後せいご，擔任たんにん秘ひ书院检讨。历官国子くにこ监祭まつり酒しゅ、詹事府ふ少しょう詹事、吏部侍さむらい郎ろう，以事改あらため太ふと常つね寺てら少しょう卿きょう，升ます遷都と察院左ひだり副ふく都と御ご史し，終おわり官かん刑部おさかべ侍さむらい郎ろう。與あずか蒲かば松まつ龄有ゆう交往，蒲かば松まつ龄曾與高だか珩、唐から梦赉等とう东游崂山^[2]。晚年ばんねん信しんじ佛ほとけ。康かん熙三さん十じゅう六ろく年ねん（1697年ねん）十じゅう一いち月がつ十じゅう一いち日にち去さ世よ。蒲がま松まつ龄有三さん首しゅ《挽念东高先生せんせい》七言しちごん律りつ诗悼之の。

著しる有ゆう《荒あら政まさし考こう略りゃく》、《四勉堂笺刻》、《栖云阁诗文集ぶんしゅう》等とう。

家族かぞく

十じゅう世せい祖そ高こう全あきら。父ちち高所こうしょ蕴，珩为次子じし^[3]。

注釋ちゅうしゃく

^ 《孝こう妇河畔かはん明あきら清しん名人めいじん传》
^ 唐から梦赉在ざい《志こころざし壑堂文集ぶんしゅう·杂记》中ちゅう记载：“壬みずのえ子こ夏なつ，游ゆう崂山，见海市し。时同行者ぎょうじゃ八はち人にん。初宿しやけ修おさむ真ま观，历上清きよし、下した清きよし庵あん，登とう八はち仙せん墩，水みず尽つき山やま穷，连天一碧いっぺき。再さい宿やど青石あおいし涧，观日出で。回かい至いたり番ばん辕岭，微雨びう初はつ晴はれ，东望海ぼうかい际，一城かずき在ざい白しろ云うん中ちゅう，堞数十じゅう仞，炮台敌楼，历历可か数すう。俄にわか见一いち人にん青あお衣ころも出いずる，路みち南みなみ行ぎょう，后きさき一人肩挑雨具从之，向こう西にし望もち，若わか凝しこり眸ひとみ。吾われ辈诸同人どうじん方かた惊疑，云うん去さ时未见此城じょう，且迁海うみ以后宁复存そん此岛乎？询之土人どじん从同行者ぎょうじゃ，乃曰：‘此海市し也，是ぜ为沧洲しゅう岛。’一いち食しょく顷，而埤堄渐低てい，青山あおやま露ろ髻たぶさ文ぶん，移うつり时城山しろやま尽つき出で，恍とぼけ如梦寐矣。”
^ 《淄川高だか氏し家か谱》

參考さんこう書目しょもく

王おう士し禛：《诰授通どおり奉たてまつ大夫たいふ刑部おさかべ左ひだり侍さむらい郎ろう念ねん东高公こう神道しんとう碑ひ铭》

[1] 《孝こう妇河畔かはん明あきら清しん名人めいじん传》

[2] 唐から梦赉在ざい《志こころざし壑堂文集ぶんしゅう·杂记》中ちゅう记载：“壬みずのえ子こ夏なつ，游ゆう崂山，见海市し。时同行者ぎょうじゃ八はち人にん。初宿しやけ修おさむ真ま观，历上清きよし、下した清きよし庵あん，登とう八はち仙せん墩，水みず尽つき山やま穷，连天一碧いっぺき。再さい宿やど青石あおいし涧，观日出で。回かい至いたり番ばん辕岭，微雨びう初はつ晴はれ，东望海ぼうかい际，一城かずき在ざい白しろ云うん中ちゅう，堞数十じゅう仞，炮台敌楼，历历可か数すう。俄にわか见一いち人にん青あお衣ころも出いずる，路みち南みなみ行ぎょう，后きさき一人肩挑雨具从之，向こう西にし望もち，若わか凝しこり眸ひとみ。吾われ辈诸同人どうじん方かた惊疑，云うん去さ时未见此城じょう，且迁海うみ以后宁复存そん此岛乎？询之土人どじん从同行者ぎょうじゃ，乃曰：‘此海市し也，是ぜ为沧洲しゅう岛。’一いち食しょく顷，而埤堄渐低てい，青山あおやま露ろ髻たぶさ文ぶん，移うつり时城山しろやま尽つき出で，恍とぼけ如梦寐矣。”

[3] 《淄川高だか氏し家か谱》

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