《說せつ苑えん》,又また名な《新しん苑えん》,為ため西にし漢かん人ひと劉りゅう向むかい所ところ著ちょ雜事ざつじ小說しょうせつ集しゅう,宋朝そうちょう人ひと曾鞏校こう閱。全書ぜんしょ共ども二に十じゅう卷かん,收錄しゅうろく了りょう先さき秦しん到いた西にし漢かん期間きかん的てき一いち些歷史れきし故事こじ和わ傳說でんせつ,並なみ附ふ有ゆう作者さくしゃ的てき評論ひょうろん,體現たいげん了りょう儒家じゅか的てき思想しそう和わ觀念かんねん。在ざい《四よん庫こ全書ぜんしょ》中ちゅう為ため子こ部ぶ儒家じゅか類るい。
1.子こ不孝ふこう,非ひ吾子あご也;交不信しんじ,非ひ吾われ友也ともや。
2.食しょく其口而百ひゃく節せつ肥こえ,灌其本ほん而枝葉は茂しげ;本ほん傷者しょうしゃ枝えだ槁けやき,根深ねぶか者しゃ末まつ厚あつ。
3.為ため善ぜん者しゃ得道とくどう,為ため惡者わるもの失しつ道どう。
4.惡あく語ご不ふ出口でぐち,苟言不ふ留とめ耳みみ。
5.力ちから勝しょう貧ひん,謹勝禍か,慎まき勝まさる害がい,戒勝災わざわい。