滕王阁序

宋朝そうちょう人ひと笔下的てき滕王阁

滕王閣かく序じょ，原はら题作《滕王阁诗序じょ》，全ぜん名な《秋日しゅうじつ登のぼり洪ひろし府ふ滕王阁饯别序》，初はつ唐とう四よん傑すぐる之これ一いち王おう勃作品さくひん，是ぜ古今ここん傳でん誦的駢文名な篇へん。

背景はいけい

上うえ元もと二に年ねん（675年ねん）九月九日王勃探親路過南みなみ昌あきら，正せい值洪州都しゅうと督とく（洪ひろし州しゅう牧まき）阎伯屿重じゅう修おさむ滕王閣かく畢，於閣上大かみおお宴えん賓客ひんきゃく，餞別せんべつ新任しんにん新しん州しゅう刺史しし宇文うぶん氏し一いち行ぎょう；閻席上じょう假かり意い邀請在ざい座ざ賓客ひんきゃく為ため滕王閣かく寫うつし作さく序文じょぶん，不ふ料りょう王おう勃竟提ひさげ筆ひつ大作たいさく。

關せき於《滕王閣かく序じょ》的てき由來ゆらい，唐とう末まつ王おう定じょう保ほ的てき《唐から摭言》有ゆう一段いちだん生動せいどう的てき記載きさい，原はら來らい閻伯嶼本意ほんい是ぜ讓ゆずる其婿孟はじめ學士がくし作さく序じょ以彰其名，不ふ料りょう在ざい假かり謙讓けんじょう時じ，王おう勃卻提ひさげ筆ひつ就作。閻公初はつ憤然ふんぜん離はなれ席せき，至いたり配はい室しつ更衣ころもがえ，並なみ派は人じん伺其下か筆ひつ。初はつ聞「豫よ章あきら故こ郡ぐん，洪ひろし都と新しん府ふ」，閻公覺さとし得とく「亦また是ぜ老生ろうせい常談じょうだん」；接せっ著しる又また報ほう：「星ほし分ぶん翼つばさ軫，地ち接せっ衡廬。」閻又輕蔑けいべつ地ち說せつ：「無む非ひ是ぜ些舊事ごと罷やめ了りょう。」接せっ下か來らい的てき「臺たい隍枕夷えびす夏なつ之の交，賓まろうど主ぬし盡つき東南とうなん之の美よし」，公おおやけ聞之，沉吟不言ふげん；及至「落霞與あずか孤こ鶩齊飛ひ，秋水しゅうすい共ども長ちょう天てん一色いっしょく」一いち句く，乃大驚おどろき「此真天才てんさい，當とう垂たれ不朽ふきゅう矣！」，出立しゅったつ於勃側がわ而觀，遂とげ亟請宴えん所しょ，極ごく歡而罷やめ。不ふ過か閻公的てき女婿じょせい孟はじめ學士がくし不服ふふく氣き，說せつ這是前人ぜんじん早さ有ゆう的てき文章ぶんしょう，隨ずい即そく將はた此序文じょぶん一字不漏的背出，眾人大だい奇き之の。王おう勃靈機き一いち動どう，對たい孟はじめ學士がくし說せつ：「此序文じょぶん之これ後ご尚なお有ゆう小しょう詩し，可否かひ一いち併背出で？」隨ずい即そく在ざい此序文じょぶん後ご加か上じょう一いち首しゅ詩し，內容為ため：
滕王高だか閣かく臨江渚なぎさ，珮玉鳴な鸞罷歌舞かぶ。

畫が棟とう朝あさ飛ひ南浦みなみうら雲くも，珠たま簾すだれ暮くれ捲めく西山にしやま雨う。

閑雲潭影日び悠悠ゆうゆう，物もの換かわ星ほし移うつり幾度いくど秋あき。

閣かく中ちゅう帝みかど子こ今いま何なん在ざい？檻おり外がい長江ちょうこう空自くうじ流りゅう。

孟はじめ學士がくし見み後ご也甘拜はい下風かふう。

……

文ぶん徵しるし明あきら書法しょほう《滕王閣かく序じょ》

参まいり见

• 王おう勃
• 滕王阁
• 骈文
• 初はつ唐とう四よん傑すぐる

參考さんこう書目しょもく

• 唐から邦治くにじ：《王子おうじ安やす秋日しゅうじつ登のぼり洪ひろし府ふ滕王閣かく宴えん餞はなむけ序じょ詳しょう註》
• 道坂どうざか昭廣あきひろ：〈關せき於王勃〈滕王閣かく序じょ〉的てき幾いく個こ問題もんだい〉。