光ひかり祿ろく大夫たいふ

光ひかり祿ろく大夫たいふ，中國ちゅうごく、朝鮮半島ちょうせんはんとう、越こし南みなみ、琉球りゅうきゅう古代こだい職しょく官かん名な。為ため君主くんしゅ近臣きんしん，依よ君主くんしゅ詔みことのり命いのち行事ぎょうじ。

歷史れきし

中國ちゅうごく

漢かん代だい初期しょき分ぶん為ため中ちゅう大夫たいふ、太ふと中なか大夫たいふ、諫大夫たいふ。漢かん武たけ帝みかど時どき改あらため中ちゅう大夫たいふ為ため光こう祿ろく大夫たいふ，秩比二に千せん石せき，為ため掌てのひら議論ぎろん之の官かん，大夫たいふ中ちゅう以光祿ろく大夫たいふ最さい顯要けんよう，西にし漢かん後期こうき，九きゅう卿きょう等とう高官こうかん多た由よし光こう祿ろく大夫たいふ陞遷上じょう來らい。晉すすむ代だい始はじめ於光祿ろく大夫たいふ外がい加か置おけ左ひだり光こう祿ろく大夫たいふ及右みぎ光こう祿ろく大夫たいふ。

隋ずい煬帝以九大夫たいふ和わ「八はち尉じょう」十じゅう七なな階かい構成こうせい本ほん階かい，九きゅう大夫たいふ即そく：光ひかり祿ろく大夫たいふ，從したがえ一いち品ひん；左ひだり光こう祿ろく大夫たいふ，正せい二に品ひん；右みぎ光こう祿ろく大夫たいふ，從したがえ二に品ひん；金きむ紫むらさき光こう祿ろく大夫たいふ，正せい三さん品ひん；銀ぎん青あお光こう祿ろく大夫たいふ，從したがえ三さん品ひん；正せい議ぎ大夫たいふ，正せい四よん品ひん；通つう議ぎ大夫たいふ，從したがえ四よん品ひん；朝あさ請大夫たいふ，正せい五ご品ひん；朝あさ散大さんだい夫おっと。

唐とう代だい、宋そう代だい以後いご成なり階かい官かん之の名な，為ため從したがえ二に品ひん官員かんいん。元もと代だい又また升ます為ため從したがえ一いち品ひん，明代あきよ以特進とくしん光こう祿ろく大夫たいふ爲ため文ぶん職しょく散ち官かん最さい高官こうかん階かい。

清しん代だい順治じゅんじ年間ねんかん文ぶん職しょく正せい從したがえ一いち品ひん均ひとし稱しょう光ひかり祿ろく大夫たいふ，在ざい光ひかり祿ろく大夫たいふ前ぜん加か「特進とくしん」二に字じ，為ため正せい一品いっぴん官かん，是ぜ文ぶん臣しん最高さいこう階かい官かん。