劉りゅう藩はん

劉りゅう藩はん（4世せい纪—412年ねん），沛國沛縣人ひと。東あずま晉すすむ將領しょうりょう，劉りゅう毅あつし堂どう弟おとうと。曾參與さんよ討伐とうばつ桓玄、北きた伐き南みなみ燕つばめ及平定へいてい盧の循之亂らん等とう戰役せんえき，但ただし在ざい劉りゅう裕ひろし消滅しょうめつ劉りゅう毅あつし勢力せいりょく時じ被ひ誅殺ちゅうさつ。

生平おいだいら

元もと興きょう三さん年ねん（402年ねん），劉りゅう裕ひろし起おこり兵へい討伐とうばつ篡位稱しょう帝みかど的てき桓玄，時じ劉りゅう藩はん與あずか劉りゅう毅あつし等とう人じん都と有ゆう參與さんよ。後こう劉りゅう藩はん獲え授兗州しゅう刺史しし。義ぎ熙五ご年ねん（409年ねん），劉りゅう裕ひろし北きた伐き南みなみ燕つばめ，劉りゅう藩はん亦また有ゆう隨ずい軍ぐん，在ざい進攻しんこう臨朐城じょう時じ，南みなみ燕つばめ帝みかど慕容超ちょう親しん至いたり該城督戰とくせん，劉りゅう藩はん與あずか劉りゅう敬たかし宣せん等とう諸しょ將しょう在ざい城南じょうなん與あずか南みなみ燕つばめ軍ぐん奮力作戰さくせん，讓ゆずる檀まゆみ韶、胡えびす藩はん軍ぐん得とく以乘虛きょ攻おさむ下城げじょう池ち，並なみ逼慕容よう超ちょう走はし赴城南大みなみおお軍ぐん，接せっ著ちょ晉すすむ軍ぐん再度さいど進攻しんこう，遂とげ大破たいは燕つばめ軍ぐん。慕容超ちょう遂とげ敗はい還かえ廣こう固かた，次じ年ねん在ざい晉すすむ兵へい圍かこえ困こま下しも只ただ得とく投降とうこう，成功せいこう滅めつ南みなみ燕つばめ。就在劉りゅう裕ひろし攻おさむ燕つばめ之の時とき，廣州こうしゅう刺史しし盧の循起兵へい，連敗れんぱい江え州しゅう刺史しし何なに無む忌き及豫州しゅう刺史しし劉りゅう毅あつし，直ちょく逼建康やすし，劉りゅう裕ひろし遂とげ在ざい滅めつ燕つばめ後ご急きゅう急きゅう南みなみ返かえし防ぼう守もり，並なみ在ざい七月成功擋住盧循的進攻，逼使其退還かえ江え州しゅう。接せっ著ちょ，劉りゅう裕ひろし積極せっきょく準備じゅんび水軍すいぐん討伐とうばつ盧の循，並なみ在ざい同年どうねん十月帶著劉藩及檀韶等領水軍自建康出發，進攻しんこう盧の循。十二月じゅうにがつ，劉りゅう裕ひろし於江州しゅう大破たいは盧の循，盧の循率領りょう敗はい部ぶ南みなみ奔廣州しゅう，劉りゅう藩はん則のり率りつ孟はじめ懷ふところ玉だま等とう人ひと輕けい兵へい追擊ついげき。義ぎ熙七なな年ねん（411年ねん）二に月がつ，劉りゅう藩はん攻おさむ克かつ始はじめ興きょう，殺ころせ死し退すさ守もり當地とうち的てき盧の循姐夫おっと徐じょ道みち覆くつがえ。

義ぎ熙八はち年ねん（412年ねん），因いん荊州刺史しし劉りゅう道みち規ぶんまわし因いん病びょう離職りしょく，劉りゅう毅あつし遂とげ接せっ任にん荊州刺史しし。劉りゅう毅あつし到いた任にん後ご積極せっきょく在ざい當地とうち組ぐみ建けん自己じこ勢力せいりょく，不ふ久ひさ又また稱しょう疾やまし，請調兗州刺史しし劉りゅう藩はん到いた荊州當とう自己じこ副手ふくしゅ。劉りゅう裕ひろし先さき同意どうい其請求せいきゅう，但ただし在ざい劉りゅう藩はん自じ廣陵こうりょう（今こん江蘇ちぁんすー揚あげ州しゅう西北せいほく）入にゅう建たて康やすし（今こん南京なんきん）時じ，劉りゅう裕ひろし卻於九きゅう月がつ十じゅう二に日にち用よう晉すすむ安やす帝みかど名義めいぎ發はつ佈詔書しょ，誣稱劉りゅう毅あつし兄弟きょうだい與あずか尚書しょうしょ僕ぼく射しゃ謝しゃ混こん，共謀きょうぼう不軌ふき，於是收おさむ劉りゅう藩はん等ひとし人じん下獄げごく並なみ賜たまもの死し，又また率りつ軍ぐん攻おさむ打だ劉りゅう毅あつし。

參考さんこう資料しりょう

• 《資し治ち通どおり鑑かん》（卷まき一いち一いち五ご及一一いち六ろく）
• 《宋そう書しょ·武ぶ帝みかど紀き》
• 《晉すすむ書しょ·劉りゅう毅あつし傳でん》