呂りょ大だい防ぼう

呂りょ大だい防ぼう（1027年ねん—1097年ねん5月がつ29日にち），字じ微ほろ仲なか，京きょう兆ちょう府ふ藍田あいだ（今こん陝西せんせい藍田あいだ）人にん，北きた宋そう政治せいじ人物じんぶつ。與あずか呂りょ大だい忠ちゅう、呂りょ大だい鈞ひとし、呂りょ大だい臨並稱へいしょう藍田あいだ呂りょ氏し四よん賢けん。

生平おいだいら

其祖先さき為ため汲郡人じん。祖そ呂りょ通どおり，太ふとし常つね博士はかせ。父ちち呂りょ蕡，比ひ部ぶ郎ろう中ちゅう。仁じん宗むね皇すめらぎ祐ゆう元年がんねん（1049年ねん）進士しんし，任にん馮翊主おも簿ぼ、永壽えいじゅ縣けん縣令けんれい，縣けん無む井い，飲水のみみず困難こんなん，大だい防ぼう將はた泉いずみ水引みずひき入いり縣けん，縣民けんみん名めい之の曰“呂りょ公こう泉いずみ”。英えい宗むね即位そくい，改あらため太ふと常つね博士はかせ、監かん察御史し裏うら行ぎょう。因よし參與さんよ濮議而被貶黜。哲あきら宗時むねとき，召為翰林かんりん學士がくし，发遣开封府ふ。元げん祐ゆう元年がんねん（1086年ねん），升ます至いたり尚書しょうしょ左ひだり僕ぼく射しゃ兼けん門下もんか省しょう侍さむらい郎ろう，封ふう汲郡公こう。哲あきら宗時むねとき，以元げん祐ゆう黨爭とうそう，知ち隨ずい州しゅう，貶秘書しょ監かん。紹聖四よん年ねん（1097年ねん），再さい貶舒州しゅう團だん練ねり副使ふくし，循州（今いま惠めぐみ州しゅう市し）安置あんち，至いたり虔けん州しゅう信しん豐ゆたか（今こん江西えにし信しん豐ゆたか縣けん）病やまい卒そつ，其子呂りょ景山かげやま伴とも父ちち貶謫，大だい防ぼう臨死りんし前ぜん曰：“吾われ不ふ復ふく南みなみ矣，吾われ死し爾なんじ歸き，呂りょ氏し尚なお有餘ゆうよ種しゅ，苟在瘴鄉，無む俱全之の理り”。大だい忠ちゅう請歸葬そう，許もと之の。謚正愍。

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《宋そう史し·卷まき340》，出自しゅつじ脱だつ脱だっ《宋そう史ふみ》

注釋ちゅうしゃく

前任ぜんにん： 司つかさ马光

北きた宋そう尚なお书左仆射兼けん门下侍さむらい郎ろう 1089年ねん—1094年ねん

繼つぎ任にん： 章あきら惇あつし