太ふとし姬ひめ

太ふとし姬ひめ，是ぜ中國ちゅうごく北きた齊ひとし一朝いっちょう，尊みこと封ふう給きゅう皇后こうごう之これ母はは的てき封ふう號ごう，地位ちい相當そうとう尊とうと貴き，位い列れつ長ちょう公主こうしゅ之これ上じょう^[1]。此外，在ざい南朝なんちょう宋そう時とき，也曾改あらため太ふとし妃ひ為ため太ふとし姬ひめ^[2]。另周武たけ王おう之の长女/成なり王おう之の姐あね。

沿革えんかく

北きた齐第一いち位い皇后こうごう李り祖そ娥的てき生母せいぼ崔ちぇ幼よう妃ひ，于天保ほ二年被封为太姬^[3]。

陸りく令れい萱かや是ぜ北きた齊ひとし後のち主おも高こう緯ぬき的てき乳母うば，因いん幫助穆きよし黃き花はな登とう上じょう皇后こうごう之の位くらい，被ひ穆きよし黃き花はな認みとめ為ため義母ぎぼ並なみ得とく封ふうじ太ぶと姬ひめ，稱たたえ陸りく太ふとし姬ひめ。

参考さんこう资料

^ 《資し治ち通どおり鑑かん·卷まき第だい一いち百ひゃく七なな十じゅう一いち》：太ふとし姬ひめ者しゃ，齊ひとし皇后こうごう母はは號ごう也，視し一いち品ひん，班はん在ざい長ちょう公主こうしゅ上じょう。
^ 《資し治ち通どおり鑑かん·卷まき133》：戊つちのえ辰たつ，尊みこと帝みかど母はは陳ちん貴たか妃ひ為ため皇すめらぎ太たい妃ひ，更さら以諸國こく太たい妃ひ為ため太ふとし姬ひめ。
^ 《汉魏南北なんぼく朝あさ墓はか志こころざし汇编·齊ひとし故こ太ふとし姬ひめ崔ちぇ夫人ふじん之の銘めい》：齊ひとし故こ博はく陵りょう郡ぐん君くん崔ちぇ太ふとし姬ひめ墓誌ぼし銘めい」夫人ふじん□，崔ちぇ諱いみな幼よう妃ひ，博はく陵りょう安平あびら人じん也。自じ神かみ降くだ常つね羊ひつじ，□釣つり滋しげる水すい，既すんで有ゆう石せき耳みみ之の□，實じつ表ひょう玉だま璜之瑞みず。□□□」漢かん，□□世よ生せい，間あいだ關せき魏たかし晉すすむ，名めい臣しん代だい有ゆう。祖そ饒にょう陽ひ恭きょう侯こう辯べん，懷ふところ蘭らん秉蕙，動どう見み清風せいふう。父ちち儀ただし□楷玉色しょく□□□□」生せい□。夫人ふじん襲かさね彩いろどり芝田しばた，騰あが芳よし桂かつら薄うす，幼よう承うけたまわ師し訓くん，早はや擅家風ふう。容止ようし端はし華はな，操みさお尚なお明あかり遠とお，俯仰ふぎょう折おり旋，動どう合あい嬪則。披」尋ひろ典てん記き，顧問こもん圖ず史し，初はつ有ゆう尚書しょうしょ之これ號ごう，卒そつ得とく博士はかせ之の名な。婉淑自然しぜん，孝こう感かん天てん至いたり，非禮ひれい不言ふげん，非ひ義ぎ不動ふどう。年とし在ざい」幼よう沖おき，先君せんくん早世そうせい，嬰號孺慕，毀削絕ぜっ人じん。豈あに真しん感かん被風ひふ雲くも，哀切あいせつ神しん鬼おに。故こ亦また林はやし鳥とり變へん聲ごえ，櫪くぬぎ馬ば垂たれ泣。司つかさ空文くうぶん」簡公，一時いちじ龜かめ鏡きょう，當世とうせい偉人いじん。理り屬ぞく河かわ魴，言げん刈かり其楚，集しゅう木き遷喬，來らい嬪作好こう，義ぎ若わか芣衛，和わ似に琴瑟きんしつ。組くみ□鍼」紝之工こう，執と巾はば奉たてまつ？之の敬けい，顛沛必行，造次ぞうじ無む怠だる。至いたり於神衿えり爽悟，□問とい知ち機き，小しょう大だい以情，幽かそけ□咸照，聞東」識士，窺溏知賢ともかた，不ふ食しょく鮮禽之の俎まないた，未み聽濮水すい之の曲きょく。恭きょう承うけたまわ中外ちゅうがい，親睦しんぼく等とう夷えびす，一いち有芳ありよし風ふう，庶□咸仰。高祖こうそ」神武じんむ皇帝こうてい，位い居い二に相そう，身み眺ながめ八はち維，意い忉過庭にわ，禮れい求もとめ盛もり族ぞく。乃為第だい二に息いき娉第□女おんな焉。地ち接せっ九天きゅうてん，庭にわ羅ら百ひゃく」兩りょう，高門たかかど轉てん闢，洞戶どうと增ぞう輝てる。文ぶん簡公尺じゃく木き一いち登とう，垂たれ天てん漸やや運うん，摶扶搖ゆら以抑揚よくよう，軼雲氣き而驤首くび，紱佩相しょう榮さかえ，夷えびす」嶮□蒞，跡あと著ちょ民みん老おい，聲こえ滿まん廟堂びょうどう。雖知外表そとおもて才ざい賢けん，自じ成なり惠めぐみ主しゅ；良よ由ゆかり內有仁明にんみょう，剋此陰德いんとく。俄にわか而逝日び忽ゆるがせ流りゅう，」驚おどろき川がわ易えき遠とお，鳴な環かん徒と想おもえ，舉案不ふ追おい。夫人ふじん上じょう禱七なな星ほし，傍はた走はし群ぐん窆，義よし若わか帷とばり堂どう，禮れい成なり晝ひる哭，緝諧閫內，訓育くんいく諸もろ」孤こ，為ため仁じん淑よし之の妻つま，成なり不ふ疑うたぐ之これ母はは。顯あらわ祖そ文宣ふみのぶ皇帝こうてい道どう高だか納おさめ麓ふもと，位い極ごく登庸とうよう。我わが有ゆう懿親，命いのち爵分土ど。縱たて□□母はは受□□□□龐氏得とく安あん昌之まさゆき名めい。人ひと實じつ異こと時じ，跡あと似に同日どうじつ，乃封博はく陵りょう郡ぐん君くん。及捫天てん效こう祉，小しょう君くん有ゆう任にん，便びん」是ぜ塗ぬり山やま□室しつ，□異い洽ひろし水すい之の門もん。西にし漢かん王おう陳ひね，無む暇ひま扶？；東京とうきょう陰かげ鄧，未み議ぎ擁よう帚。望もち朝あさ庶□□新しん事こと多た法ほう革かわ，」授受じゅじゅ或ある異こと，徽秩同どう，前ぜん哲あきら後ご王おう，咸崇名號みょうごう，姬ひめ美之みゆき來らい，抑そもそも亦また師し古いにしえ。天保てんぽう二に年ねん，乃除太ふとし姬ひめ。朝ちょう服ふく翟衣，寵ちょう」增ぞう禁きん內，夕ゆう□□□，□□戚里。上うえ銅どう街がい而北轉てん，歷れき馳はせ道どう而南度ど。隆りゅう赫□□，□世よ榮さかえ之の。加か以德重じゅう庶姜，」望もち尊みこと群ぐん母はは，注ちゅう之これ□□，心こころ屈こごめ一いち人にん之の膝ひざ。性せい本ほん淳和じゅんな，雅まさ崇たかし撝退。珠たま璧盈前まえ，□□衿えり袍ほう，庭にわ走はし澮避之の榮さかえ，□」鍾鼎食しょく之の貴とうと，□如河漢かん，怳若浮雲うきぐも。愛好あいこう沖おき虛むなし，崇たかし尚なお黃き老ろう，食しょく止とめ七珍しっちん，衣ころも□□色いろ。儉以自じ持じ，嚴いむ而率下か，」□臺たい絕ぜっ浮雲うきぐも之の影かげ，濯龍無む流水りゅうすい之の聲こえ。自じ非ひ蹈德履くつ仁ひとし，正視せいし貽教，何なに以□□太陰たいいん，剋生□母はは。既得きとく黃き」羊ひつじ之の社しゃ，兼けん膺積□之の慶けい。銅どう鉤かぎ尚ひさし在ざい，玉樹たまき羅ら生せい，莫不摭爵析珪，懷ふところ□□□，上うえ致雲霞うんか，傍はた列れつ旌棨。五ご子し」告つげ歸き，鐃管相しょう次じ，白しろ珩連響ひびき，青あお蓋ぶた成なり陰かげ。開ひらき歲とし發はつ春はる，高こう秋あき杪節，或ある上うえ□□，□登のぼり輕けい輦，泛蓮舟ぶね於積水すい，養よう」螭帳於高臺だい，歌うた奏そう正せい聲こえ，絃調雅典まさのり，貴き壽ことぶき稱しょう觴，欣欣きんきん如也。爰始洛らく都と，至いたり於鄴食しょく，瞻彼崤函，實じつ阻同氣き。」悲言別べつ烏がらす，泣對分ぶん荊，飲いん淚なみだ盡つき於百ひゃく年ねん，茹荼窮きゅう於四紀き。同どう遊ゆう邳市，定てい紀き平生へいぜい，相あい遇ぐう漢かん宮みや，當とう是ぜ無む日ひ。迴□釋しゃく典のり，刻こく意い法門ほうもん，洞ほら識苦空そら，懸かか鮓すし常樂じょうらく。帷とばり屏へい象ぞう馬ば之の翫，羅ら綺あやぎぬ玉だま帛之珍めずらし，施ほどこせ捨無遺のこ，藏ぞう篋俄盡つき。而虞」□既すんで夕ゆう，鍾漏將しょう窮きゅう，闕掌亡ほろび珠たま，倚閭無む見み，里さと痾增感かん，氣き疹彌留とめ，一瞬いっしゅん不ふ停とま，萬事ばんじ□汪ひろし。以武平ひらめ六ろく年ねん十じゅう」二月廿二日薨於鄴之道政里，春秋しゅんじゅう七なな十じゅう有ゆう四よん。七なな年ねん十じゅう一月七日歸祔於司空文簡公之塋。日月じつげつ」罷やめ照あきら，黃泉よみ或ある開ひらけ，勒此琬琰，遺のこ諸しょ後來こうらい。銘めい曰：」□山やま峻たかし極ごく，赤水あかみず窅深，玉たま能生のう氣き，珠たま亦また成なり林りん。高こう賢けん磥硌，代だい出で兼けん金きん，淑人よしと窈窕ようちょう，世せい仰おおせ徽音。琬嫕凝しこり情じょう，閑」和わ表ひょう質しつ，麗うらら匹ひき穠李，明あきら同どう皎こう日び。早はや承うけたまわ庭訓ていきん，幼よう持じ兄けい筆ひつ，孝紀たかのり孔あな門もん，憂う深ふか魯室。既すんで留とめ珪璧，實み等とう蘭らん蓀，言げん□」師し氏し，來らい儀ぎ盛もり門もん。車くるま隨ずい風ふう轄，蓋ぶた逐魚軒のき，梁はり□謝しゃ敏さと，羊子ようこ慚言。初號しょごう女おんな師し，遂とげ成なり婦道ふどう，芳よし蘭らん呈てい夢ゆめ，陰かげ暉あきら□」抱だき。既すんで膺鍾德とく，庶同偕老，一いち歎良人じん，空そら悲宿草そう。閶闔忽ゆるがせ啟けい，照あきら陽ひ洞ほら開ひらけ，門もん高だか許もと郭かく，地ち壓あつ娥邰。五ご侯こう同どう拜はい，」四よん馬うま俱來，軒けん旗はた納おさめ那な，〔注ちゅう〕笳管徘徊はいかい。德とく冠かんむり楚すわえ姬ひめ，節せつ踰梁寡，聲こえ滿まん日月じつげつ，譽ほまれ高だか朝野ちょうや。靜せい以治內，廉れん而御下か，竇」絕ぜっ嬌人，梁はり兼けん駐ちゅう馬うま。永えい言げん秦はた塞ふさが，生死せいし離はなれ居きょ，雲くも無む寄よせ響ひびき，雁かり絕ぜっ歸き書しょ。留とめ心こころ真ま寂さび，託たく志こころざし清きよし虛きょ，浮生忽ゆるがせ盡つき，天たかし□」□如。四よん●將はた引，三さん龜かめ並なみ吉きち，文物ぶんぶつ成行しげゆき，辰たつ榮さかえ總出そうで。空そら遺のこ一いち子し，悲絰數すう室しつ，□□□□，□□□□。

[1] 《資し治ち通どおり鑑かん·卷まき第だい一いち百ひゃく七なな十じゅう一いち》：太ふとし姬ひめ者しゃ，齊ひとし皇后こうごう母はは號ごう也，視し一いち品ひん，班はん在ざい長ちょう公主こうしゅ上じょう。

[2] 《資し治ち通どおり鑑かん·卷まき133》：戊つちのえ辰たつ，尊みこと帝みかど母はは陳ちん貴たか妃ひ為ため皇すめらぎ太たい妃ひ，更さら以諸國こく太たい妃ひ為ため太ふとし姬ひめ。

[3] 《汉魏南北なんぼく朝あさ墓はか志こころざし汇编·齊ひとし故こ太ふとし姬ひめ崔ちぇ夫人ふじん之の銘めい》：齊ひとし故こ博はく陵りょう郡ぐん君くん崔ちぇ太ふとし姬ひめ墓誌ぼし銘めい」夫人ふじん□，崔ちぇ諱いみな幼よう妃ひ，博はく陵りょう安平あびら人じん也。自じ神かみ降くだ常つね羊ひつじ，□釣つり滋しげる水すい，既すんで有ゆう石せき耳みみ之の□，實じつ表ひょう玉だま璜之瑞みず。□□□」漢かん，□□世よ生せい，間あいだ關せき魏たかし晉すすむ，名めい臣しん代だい有ゆう。祖そ饒にょう陽ひ恭きょう侯こう辯べん，懷ふところ蘭らん秉蕙，動どう見み清風せいふう。父ちち儀ただし□楷玉色しょく□□□□」生せい□。夫人ふじん襲かさね彩いろどり芝田しばた，騰あが芳よし桂かつら薄うす，幼よう承うけたまわ師し訓くん，早はや擅家風ふう。容止ようし端はし華はな，操みさお尚なお明あかり遠とお，俯仰ふぎょう折おり旋，動どう合あい嬪則。披」尋ひろ典てん記き，顧問こもん圖ず史し，初はつ有ゆう尚書しょうしょ之これ號ごう，卒そつ得とく博士はかせ之の名な。婉淑自然しぜん，孝こう感かん天てん至いたり，非禮ひれい不言ふげん，非ひ義ぎ不動ふどう。年とし在ざい」幼よう沖おき，先君せんくん早世そうせい，嬰號孺慕，毀削絕ぜっ人じん。豈あに真しん感かん被風ひふ雲くも，哀切あいせつ神しん鬼おに。故こ亦また林はやし鳥とり變へん聲ごえ，櫪くぬぎ馬ば垂たれ泣。司つかさ空文くうぶん」簡公，一時いちじ龜かめ鏡きょう，當世とうせい偉人いじん。理り屬ぞく河かわ魴，言げん刈かり其楚，集しゅう木き遷喬，來らい嬪作好こう，義ぎ若わか芣衛，和わ似に琴瑟きんしつ。組くみ□鍼」紝之工こう，執と巾はば奉たてまつ？之の敬けい，顛沛必行，造次ぞうじ無む怠だる。至いたり於神衿えり爽悟，□問とい知ち機き，小しょう大だい以情，幽かそけ□咸照，聞東」識士，窺溏知賢ともかた，不ふ食しょく鮮禽之の俎まないた，未み聽濮水すい之の曲きょく。恭きょう承うけたまわ中外ちゅうがい，親睦しんぼく等とう夷えびす，一いち有芳ありよし風ふう，庶□咸仰。高祖こうそ」神武じんむ皇帝こうてい，位い居い二に相そう，身み眺ながめ八はち維，意い忉過庭にわ，禮れい求もとめ盛もり族ぞく。乃為第だい二に息いき娉第□女おんな焉。地ち接せっ九天きゅうてん，庭にわ羅ら百ひゃく」兩りょう，高門たかかど轉てん闢，洞戶どうと增ぞう輝てる。文ぶん簡公尺じゃく木き一いち登とう，垂たれ天てん漸やや運うん，摶扶搖ゆら以抑揚よくよう，軼雲氣き而驤首くび，紱佩相しょう榮さかえ，夷えびす」嶮□蒞，跡あと著ちょ民みん老おい，聲こえ滿まん廟堂びょうどう。雖知外表そとおもて才ざい賢けん，自じ成なり惠めぐみ主しゅ；良よ由ゆかり內有仁明にんみょう，剋此陰德いんとく。俄にわか而逝日び忽ゆるがせ流りゅう，」驚おどろき川がわ易えき遠とお，鳴な環かん徒と想おもえ，舉案不ふ追おい。夫人ふじん上じょう禱七なな星ほし，傍はた走はし群ぐん窆，義よし若わか帷とばり堂どう，禮れい成なり晝ひる哭，緝諧閫內，訓育くんいく諸もろ」孤こ，為ため仁じん淑よし之の妻つま，成なり不ふ疑うたぐ之これ母はは。顯あらわ祖そ文宣ふみのぶ皇帝こうてい道どう高だか納おさめ麓ふもと，位い極ごく登庸とうよう。我わが有ゆう懿親，命いのち爵分土ど。縱たて□□母はは受□□□□龐氏得とく安あん昌之まさゆき名めい。人ひと實じつ異こと時じ，跡あと似に同日どうじつ，乃封博はく陵りょう郡ぐん君くん。及捫天てん效こう祉，小しょう君くん有ゆう任にん，便びん」是ぜ塗ぬり山やま□室しつ，□異い洽ひろし水すい之の門もん。西にし漢かん王おう陳ひね，無む暇ひま扶？；東京とうきょう陰かげ鄧，未み議ぎ擁よう帚。望もち朝あさ庶□□新しん事こと多た法ほう革かわ，」授受じゅじゅ或ある異こと，徽秩同どう，前ぜん哲あきら後ご王おう，咸崇名號みょうごう，姬ひめ美之みゆき來らい，抑そもそも亦また師し古いにしえ。天保てんぽう二に年ねん，乃除太ふとし姬ひめ。朝ちょう服ふく翟衣，寵ちょう」增ぞう禁きん內，夕ゆう□□□，□□戚里。上うえ銅どう街がい而北轉てん，歷れき馳はせ道どう而南度ど。隆りゅう赫□□，□世よ榮さかえ之の。加か以德重じゅう庶姜，」望もち尊みこと群ぐん母はは，注ちゅう之これ□□，心こころ屈こごめ一いち人にん之の膝ひざ。性せい本ほん淳和じゅんな，雅まさ崇たかし撝退。珠たま璧盈前まえ，□□衿えり袍ほう，庭にわ走はし澮避之の榮さかえ，□」鍾鼎食しょく之の貴とうと，□如河漢かん，怳若浮雲うきぐも。愛好あいこう沖おき虛むなし，崇たかし尚なお黃き老ろう，食しょく止とめ七珍しっちん，衣ころも□□色いろ。儉以自じ持じ，嚴いむ而率下か，」□臺たい絕ぜっ浮雲うきぐも之の影かげ，濯龍無む流水りゅうすい之の聲こえ。自じ非ひ蹈德履くつ仁ひとし，正視せいし貽教，何なに以□□太陰たいいん，剋生□母はは。既得きとく黃き」羊ひつじ之の社しゃ，兼けん膺積□之の慶けい。銅どう鉤かぎ尚ひさし在ざい，玉樹たまき羅ら生せい，莫不摭爵析珪，懷ふところ□□□，上うえ致雲霞うんか，傍はた列れつ旌棨。五ご子し」告つげ歸き，鐃管相しょう次じ，白しろ珩連響ひびき，青あお蓋ぶた成なり陰かげ。開ひらき歲とし發はつ春はる，高こう秋あき杪節，或ある上うえ□□，□登のぼり輕けい輦，泛蓮舟ぶね於積水すい，養よう」螭帳於高臺だい，歌うた奏そう正せい聲こえ，絃調雅典まさのり，貴き壽ことぶき稱しょう觴，欣欣きんきん如也。爰始洛らく都と，至いたり於鄴食しょく，瞻彼崤函，實じつ阻同氣き。」悲言別べつ烏がらす，泣對分ぶん荊，飲いん淚なみだ盡つき於百ひゃく年ねん，茹荼窮きゅう於四紀き。同どう遊ゆう邳市，定てい紀き平生へいぜい，相あい遇ぐう漢かん宮みや，當とう是ぜ無む日ひ。迴□釋しゃく典のり，刻こく意い法門ほうもん，洞ほら識苦空そら，懸かか鮓すし常樂じょうらく。帷とばり屏へい象ぞう馬ば之の翫，羅ら綺あやぎぬ玉だま帛之珍めずらし，施ほどこせ捨無遺のこ，藏ぞう篋俄盡つき。而虞」□既すんで夕ゆう，鍾漏將しょう窮きゅう，闕掌亡ほろび珠たま，倚閭無む見み，里さと痾增感かん，氣き疹彌留とめ，一瞬いっしゅん不ふ停とま，萬事ばんじ□汪ひろし。以武平ひらめ六ろく年ねん十じゅう」二月廿二日薨於鄴之道政里，春秋しゅんじゅう七なな十じゅう有ゆう四よん。七なな年ねん十じゅう一月七日歸祔於司空文簡公之塋。日月じつげつ」罷やめ照あきら，黃泉よみ或ある開ひらけ，勒此琬琰，遺のこ諸しょ後來こうらい。銘めい曰：」□山やま峻たかし極ごく，赤水あかみず窅深，玉たま能生のう氣き，珠たま亦また成なり林りん。高こう賢けん磥硌，代だい出で兼けん金きん，淑人よしと窈窕ようちょう，世せい仰おおせ徽音。琬嫕凝しこり情じょう，閑」和わ表ひょう質しつ，麗うらら匹ひき穠李，明あきら同どう皎こう日び。早はや承うけたまわ庭訓ていきん，幼よう持じ兄けい筆ひつ，孝紀たかのり孔あな門もん，憂う深ふか魯室。既すんで留とめ珪璧，實み等とう蘭らん蓀，言げん□」師し氏し，來らい儀ぎ盛もり門もん。車くるま隨ずい風ふう轄，蓋ぶた逐魚軒のき，梁はり□謝しゃ敏さと，羊子ようこ慚言。初號しょごう女おんな師し，遂とげ成なり婦道ふどう，芳よし蘭らん呈てい夢ゆめ，陰かげ暉あきら□」抱だき。既すんで膺鍾德とく，庶同偕老，一いち歎良人じん，空そら悲宿草そう。閶闔忽ゆるがせ啟けい，照あきら陽ひ洞ほら開ひらけ，門もん高だか許もと郭かく，地ち壓あつ娥邰。五ご侯こう同どう拜はい，」四よん馬うま俱來，軒けん旗はた納おさめ那な，〔注ちゅう〕笳管徘徊はいかい。德とく冠かんむり楚すわえ姬ひめ，節せつ踰梁寡，聲こえ滿まん日月じつげつ，譽ほまれ高だか朝野ちょうや。靜せい以治內，廉れん而御下か，竇」絕ぜっ嬌人，梁はり兼けん駐ちゅう馬うま。永えい言げん秦はた塞ふさが，生死せいし離はなれ居きょ，雲くも無む寄よせ響ひびき，雁かり絕ぜっ歸き書しょ。留とめ心こころ真ま寂さび，託たく志こころざし清きよし虛きょ，浮生忽ゆるがせ盡つき，天たかし□」□如。四よん●將はた引，三さん龜かめ並なみ吉きち，文物ぶんぶつ成行しげゆき，辰たつ榮さかえ總出そうで。空そら遺のこ一いち子し，悲絰數すう室しつ，□□□□，□□□□。

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