女御にょうご

女御にょうご，是ぜ最さい早見はやみ於中國ちゅうごく古こ籍せき《周しゅう禮あや》中ちゅう的てき記載きさい：「女御にょうご：掌てのひら御ご敘於王おう之の燕つばめ寢ね。以歲時じ獻けんじ功こう事ごと。凡祭祀さいし，贊さん世よ婦ふ。大喪たいそう，掌てのひら沐浴もくよく。后きさき之の喪も，持もち翣從したがえ世よ婦ふ而吊於卿きょう大夫たいふ之これ喪も」。

隋ずい代だい，隋ずい文ぶん帝みかど後宮こうきゅう編制へんせい設しつらえ女御にょうご，定員ていいん三さん十じゅう八はち人にん，位い在世ざいせい婦ふ之の下した，但ただし由よし於皇后こうごう獨どく孤こ伽羅きゃら不ふ許もと丈夫じょうぶ納おさめ妾わらわ，故こ此並沒ぼつ有ゆう實際じっさい設置せっち。隋ずい煬帝置おけ寶林ほうりん二に十じゅう四よん員いん，品ひん正ただし第だい五ご；御ご女おんな二に十じゅう四よん員いん，品ひん正ただし第だい六ろく；采女うねめ三さん十じゅう七なな員いん，品ひん正ただし第だい七なな，三者合稱為女御。

日本にっぽん古代こだい宮廷きゅうてい中ちゅう，女御にょうご為ため天皇てんのう嬪妃位階いかい的てき一いち種しゅ，多た出自しゅつじ皇族こうぞく或ある大臣だいじん的てき女兒じょじ。女御にょうご地位ちい僅次於皇后こうごう和わ中宮なかみや，官かん階かい為ため三さん位い以上いじょう。

在ざい奈良なら時代じだい和わ平安へいあん時代じだい前期ぜんき，女御にょうご原本げんぽん是ぜ嬪的てき別稱べっしょう，但ただし在ざい平安へいあん時代じだい中期ちゅうき之これ後ご，隨ずい著ちょ後宮こうきゅう位い號ごう的てき更さら動どう，女御にょうご和わ嬪分為ため兩りょう種たね不ふ相等そうとう的てき意義いぎ，並なみ且取代だい了りょう嬪的位い號ごう，成なり為ため一個獨立且僅次於皇后和中宮的位號。女御にょうご也是皇太子こうたいし、親王しんのう側室そくしつ的てき位い號ごう。

在ざい戰國せんごく時代じだい由よし於皇室しつ財政ざいせい困こま窘，女御にょうご以及以上いじょう的てき後宮こうきゅう位階いかい無む以為繼ままし，直ちょく到いた安土あづち桃山ももやま時代じだい以及緊接著ちょ的てき江戶えど時代じだい之これ後ご才ざい恢復かいふく，並なみ開始かいし形成けいせい中宮なかみや由よし眾女御中おんちゅう選出せんしゅつ的てき慣例かんれい。

其他

• 如果內親王おう、女王じょおう成なり為ため女御にょうご，稱たたえ為ため王おう女御にょうご。
• 內定的てき皇后こうごう或ある中宮ちゅうぐう人選じんせん，仍必須ひっす先さき以女御にょうご的てき身分みぶん入にゅう內，待まち日び後ご再さい擢昇。
• 如果女御にょうご懷ふところ有ゆう皇女おうじょ，稱たたえ為ため皇女おうじょ腹ばら樣さま。
• 由よし於目前まえ日本にっぽん皇室こうしつ實行じっこう一夫一妻いっぷいっさい制せい，因いん此女御ご和わ其他除じょ皇后こうごう以外いがい的てき位い號ごう也不再さい使用しよう。
• 日本にっぽん歷史れきし上じょう第だい一いち位い女御にょうご是ぜ桓武かんむ天皇てんのう朝あさ的てき紀きの乙おつ魚ぎょ，而最後ご一いち位い女御にょうご則そく是ぜ九条くじょう夙子（孝明天皇こうめいてんのう女御にょうご、明治天皇めいじてんのう嫡母ちゃくぼ）。

注釋ちゅうしゃく

前ぜん一いち位い階かい： 中宮なかみや

日本にっぽん後宮こうきゅう位階いかい表ひょう

次つぎ一いち位い階かい： 更衣ころもがえ