完かん颜勗

完かん颜勗（xù）（1099年ねん—1157年ねん），字じ勉つとむ道どう，原名げんめい乌野。金きむ穆きよし宗むね完かん顏がお盈みつる歌か之子ゆきこ，完かん颜昌之これ弟おとうと。子こ完かん颜宗秀しゅう。

好学こうがく问，金きむ人称にんしょう之の为「秀才しゅうさい」。金太きんた祖そ时从军攻辽。金太きんた宗むね即位そくい召与谋政事せいじ。1126年ねん，金きむ军陷北きた宋そう首都しゅと汴京，完かん颜勗被ひ派は去さ犒军。主しゅ帅完かん颜宗翰むねもと等とう問とい其所欲ほっ。他た说：『惟おもんみ好こう書しょ耳みみ。』載の數かず車くるま而還。

皇すめらぎ太ふとし弟おとうと完かん颜斜也死し后きさき，完かん颜勗首くび先さき倡议将太しょうた祖そ嫡长孙合ごう剌册立さくりつ为皇储谙班勃极烈れつ，并陆续得到いた权臣支持しじ，最さい后きさき成なり为事实。

金きむ熙宗时，修おさむ撰せん《祖宗そそう實錄じつろく》三さん卷かん，『自じ始祖しそ以下いか十じゅう帝みかど，綜為三さん卷かん。凡部族ぞく，既すんで曰某部ぶ，複ふく曰某水すい之の某ぼう，又また曰某鄉きょう某ぼう村むら，以別識之。凡與契ちぎり丹に往來おうらい及征伐せいばつ諸しょ部ぶ，其間詐いつわり謀はかりごと詭計きけい，一いち無む所しょ隱かくれ。事こと有ゆう詳しょう有ゆう略りゃく，咸得其實。』呈てい献金けんきん熙宗时，熙宗「焚香立りつ受之」，加か赏二に品ひん亲王俸傔。

皇すめらぎ统八はち年ねん(1148年ねん)，呈てい献けんじ《太ふとし祖そ實錄じつろく》二に十じゅう卷かん，賜たまもの黃金おうごん八はち十じゅう兩りょう，銀ぎん百ひゃく兩りょう，重じゅう彩いろどり五ご十じゅう端はし，絹きぬ百ひゃく匹ひき，通つう犀さい、玉たま鉤かぎ帶たい各かく一いち。出だし領りょう行ぎょう台だい尚書しょうしょ省しょう事ごと，召拜太ふとし保たもて，領りょう三さん省しょう、領りょう行ぎょう台だい，封ふう魯國王おう。

海うみ陵りょう王おう完かん颜亮刚到上京じょうきょう任にん职时，一次大臣开会迟到了。完かん颜勗面責めんせき之の曰：「吾われ年ねん五ご十じゅう餘あまり，猶なお不ふ敢後，爾しか少年しょうねん強健きょうけん，乃敢如此。」海うみ陵りょう王おう跪謝。海うみ陵りょう王おう弑熙宗むね称しょう帝みかど后きさき，为收买人望じんぼう并没有ゆう报复，封ふう完かん颜勗为秦漢かん國王こくおう，領りょう三さん省しょう、監修かんしゅう如故。到いた了りょう完かん颜宗本ほん無罪むざい被ひ杀，完かん颜勗头发胡えびす子こ突然とつぜん变白(见伍ご子こ胥白しろ发典故てんこ)，上表じょうひょう請告老ろう辞じ职。海うみ陵りょう王おう不ふ許もと，极力挽留，賜たまもの以玉帶たい，下しも詔みことのり命令めいれい完かん颜勗可か以呆在家ありいえ里さと和わ大臣だいじん議事ぎじ，入朝にゅうちょう可か以不拜はい。完かん颜勗再さい请，说有疾病しっぺい不能ふのう多た说话，海うみ陵りょう王おう没ぼつ有ゆう办法，只ただ好こう让完颜勗致仕ちし，進しん封ふう周しゅう宋そう國王こくおう。正隆まさたか元年がんねん(1156年ねん)，和金わきん国こく宗室そうしつ一いち起おこり从上京じょうきょう遷往中ちゅう都と。正隆まさたか二に年ねん(1157年ねん)，降くだ封ふう金きん源みなもと郡ぐん王おう。不ふ久ひさ病死びょうし。

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《金きむ史ふみ/卷まき66》，出自しゅつじ脱だつ脱だっ《遼りょう史し》

参考さんこう文献ぶんけん

《金きむ史ふみ·列傳れつでん第だい四よん》