左ひだり炘

左ひだり炘（？—1851年ねん），字じ號ごう不ふ詳しょう。漢かん軍ぐん正せい黃旗きはた人じん，清朝せいちょう將領しょうりょう。明あかり末まつ將領しょうりょう左ひだり良りょう玉だま八はち世せい孫まご。一等いっとう子こ左ひだり廷桐之子ゆきこ。

生平おいだいら

道みち光こう十じゅう六ろく年ねん（1836年ねん），以勳戚子弟してい賞しょう授侍さむらい衛まもる處しょ三さん等とう侍さむらい衛まもる。十じゅう七なな年ねん（1837年ねん）承うけたまわ襲かさね一等いっとう子爵ししゃく位い，兼けん世よ管かん佐さ領りょう。

二に十じゅう二に年ねん（1842年ねん），升ます授二に等とう侍さむらい衛まもる，委ゆだね充たかし侍さむらい衛まもる領りょう班はん。二に十じゅう七なな年ねん（1847年ねん），升ます兩りょう廣こう督とく標しるべ左ひだり營參まいり將しょう。

咸豐元年がんねん（1851年ねん），廣こう寧やすし縣けん屬ぞく江こう谷たに屯たむろ賊ぞく匪溫大だい貨五ご等とう滋しげる擾，竄入ざんにゅう廣西ひろせ賀が縣けん境さかい內，左ひだり炘受兩りょう廣こう總督そうとく徐じょ廣ひろ縉檄げき令れい，協同きょうどう肇はじめ慶けい府ふ知ち府ふ蔡振武たけし入にゅう廣西ひろせ攻おさむ剿，遭到伏ふく擊げき，與あずか副將ふくしょう齋清さいせい阿おもね、護まもる都と司し郭かく維彪、守備しゅび劉りゅう恩おん錫すず、千せん總そう侯ほう建けん祁、把わ總そう梁はり興きょう富とみ、邱先源げん、外そと委い郭かく安やすし皆みな陣じん亡ほろび。賜たまもの諡おくりな壯たけし毅あつし，加か一いち雲くも騎き尉じょう世よ職しょく，入にゅう祀まつ京師けいし昭あきら忠ちゅう祠ほこら。

世よ爵承襲かさね

一等いっとう子こ 左ひだり夢ゆめ庚かのえ 始はじめ封ふう

一等いっとう子こ 左ひだり元もと廕 一いち次じ襲かさね 左ひだり夢ゆめ庚かのえ兄けい之の孫まご

一等いっとう子こ 左ひだり世永よなが 二に次じ襲かさね

一等いっとう子こ 左ひだり宏ひろし銳するど 三さん次じ襲かさね

一等いっとう子こ 左ひだり淵ふかし 四よん次じ襲かさね

一等いっとう子こ 左ひだり濤 五ご次じ襲かさね

一等いっとう子こ 左ひだり廷桐 六ろく次じ襲かさね

一等いっとう子こ 左ひだり炘 七なな次じ襲かさね

一等いっとう子こ 惠めぐみ成なり 八はち次じ襲かさね

一等いっとう子こ 訥勒賀が 九きゅう次じ襲かさね