张第

張ちょう第だい
大明だいめい陝西せんせい臨洮府ふ知ち府ふ
籍せき貫ぬき	山東さんとう茌平縣けん
族ぞく裔	漢かん族ぞく
字じ號ごう	字じ汝なんじ登とう，號ごう仰おおせ峰ほう
出生しゅっしょう	二に月がつ十じゅう二に日にち
逝世	卒そつ年ねん不ふ詳しょう
配偶はいぐう	娶めと劉りゅう氏し
出身しゅっしん
嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう七年戊午科舉人 隆りゅう慶けい五ご年ねん（1571年ねん）辛からし未み科か同どう進士しんし出身しゅっしん
著作ちょさく
《弄ろう斧おの集しゅう》

张第（1538年ねん—？），字じ汝なんじ登とう，号ごう仰おおせ峰ほう。山やま东東あずま昌あきら府ふ茌平县城しろ东南八はち里庄さとしょう人じん，軍籍ぐんせき。明朝みんちょう政治せいじ人物じんぶつ，隆りゅう庆进士し。官かん至いたり陕西临洮府ふ知ち府ふ。

生平おいだいら

嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう七なな年ねん（1558年ねん）戊つちのえ午うま科か山やま东乡试第五ご十じゅう名めい举人，隆りゅう庆五ご年ねん（1571年ねん）辛からし未み科か會かい試ためし第だい三さん百ひゃく三さん十じゅう六ろく名めい，三甲さんこう四よん十じゅう六ろく名めい进士，除じょ邯郸知ち县。万まん历二に年ねん（1574年ねん）调温ゆたか县令れい。后きさき历任西安しーあん府ふ同どう知ち，南京なんきん户部郎ろう中ちゅう，广平府ふ知ち府ふ，临洮府ふ知ち府ふ等とう职，勅みことのり封ふう中ちゅう宪大夫たいふ。

事跡じせき

第だい任にん邯郸知ち县时，与あずか张成教きょう纂修了しゅうりょう现存最早もはや的てき《邯郸县志》。后きさき调温县令，因いん山西さんせい右みぎ参政さんせい朱しゅ裳も率りつ邑绅请修《温ゆたか县志》，第だい逐合大だい曹之成案せいあん而荟萃之，编次成なり帙ちつ。万まん历六ろく年ねん（1579年ねん），首部しゅぶ《温ゆたか县志》付づけ刻こく成なり书。《邯郸县志》载：“张第，茌平进士，隆りゅう庆末令れい邯郸。性せい仁慈じんじ，敏さとし于任事ごと。凡地方ちほう利り病びょう，民生みんせい休戚きゅうせき，无不究きわむ心こころ。外そと不ふ炫赫赫かくかく名めい，而民实受其福。如：抗こう鄢米之の议，减薄地ち之の征せい，修おさむ祭器さいき以肃祀典てん，表おもて贞节以扶风教，皆みな实政也。邑乘久ひさ阙，询访士し儒，旁つくり搜さがせ遗佚。于万历元年勒成一书，邑之文献ぶんけん，始はじめ有ゆう所しょ徵ちょう。尤ゆう政せい绩之显著者しゃ。”入にゅう祀まつ邯郸名めい宦祠。《茌平县志》载：“其器宇恢宏ひろし，与あずか人ひと无竞，所ところ至いたる有ゆう政せい声ごえ，入にゅう人才じんさい传，享とおる祀まつ忠ちゅう义祠”。

著作ちょさく

其所著ちょ，有ゆう《弄ろう斧おの集しゅう》，今こん其书无存。《邯郸县志》存そん其议略りゃく三さん篇へん：《赵垒堤つつみ不ふ应筑议》、《抗こう鄢米议》、《税ぜい粮议》。另有诗二に首しゅ，《过卢英えい堡》和かず《题丛台だい》现附下か。

• 过卢英えい堡

当年とうねん仙せん迹已荒あら芜，此地犹闻旧姓きゅうせい卢。

不ふ见青驹何处去，独どく余あまり风月满平湖みずうみ。

• 题丛台だい

丛台上じょう苑えん春はる芳よし菲，王おう孙公子こうし胡えびす不ふ归。

翠みどり华旧路ろ莽丛起おこり，黄昏たそがれ老ろう树鸦孤こ飞。

三さん千粉黛在何许，十じゅう二に朱しゅ栏今是非ぜひ。

人生じんせい何なん必羡轻肥，层檐广厦争そう崇たかし巍たかし。

黄金おうごん费尽一いち抔土，但ただし令れい千せん载空沾衣。

家族かぞく

曾祖そうそ张宽。祖父そふ张荣。父ちち张经，省しょう祭さい官かん。嫡母ちゃくぼ邵氏，生母せいぼ孟はじめ氏し。慈侍下か。