四よん征せい將軍しょうぐん

四よん征せい將軍しょうぐん，即そく征せい東ひがし將軍しょうぐん、征せい西にし將軍しょうぐん、征せい南みなみ將軍しょうぐん、征せい北きた將軍しょうぐん，是ぜ中國ちゅうごく古代こだい的てき高級こうきゅう將軍しょうぐん官かん名めい。

沿革えんかく

諸しょ征せい將軍しょうぐん之の名めい最早もはや出現しゅつげん於漢かん代だい，當時とうじ的てき地位ちい與あずか名號みょうごう將軍しょうぐん相しょう同どう，位い次じ低てい於代表だいひょう中央ちゅうおう朝廷ちょうてい的てき重じゅう號ごう將軍しょうぐん，但ただし外そと軍ぐん作戰さくせん時じ為ため外がい軍ぐん最高さいこう長官ちょうかん依よ律りつ法ほう號令ごうれい諸しょ位い將軍しょうぐん、校こう尉じょう等とう軍ぐん官かん執と掌てのひら征伐せいばつ作戰さくせん，重じゅう號ごう將軍しょうぐん或ある皇帝こうてい在ざい場じょう時じ則のり做為輔弼ほひつ侍さむらい奉たてまつ助じょ佐さ軍務ぐんむ。

漢かん光武みつたけ帝みかど時とき，岑彭曾擔任たんにん征せい南みなみ將軍しょうぐん，馮異曾為征せい西にし將軍しょうぐん。

東ひがし漢かん末すえ年ねん丞相じょうしょう曹操そうそう因いん戰亂せんらん經常けいじょう征伐せいばつ四方しほう，乃常置じょうち四よん征せい將軍しょうぐん，秩二に千せん石せき。魏ぎ文ぶん帝みかど時どき將官しょうかん職しょく制定せいてい九きゅう品ひん，四よん征せい將軍しょうぐん為ため第だい二に品ひん，地位ちい次じ於三公みつきみ，晉すすむ朝あさ時どき則そく為ため第だい三さん品ひん，加か大だい並なみ開府かいふ則そく位い同どう諸公しょこう，乃成為ため常設じょうせつ的てき高級こうきゅう將軍しょうぐん官かん名めい。南北なんぼく朝あさ時とき亦また為次ためじ於大將軍だいしょうぐん的てき高級こうきゅう將軍しょうぐん。唐から朝あさ之これ後ご廢除はいじょ。

特殊とくしゅ案あん例れい

在ざい正常せいじょう情況じょうきょう下か四征將軍比四鎮將軍的品位高，但ただし在ざい三さん國こく時期じき的てき蜀しょく國こく，四鎮將軍的品位卻比四征將軍高。

參考さんこう

• 《晉すすむ書しょ》卷まき二に十じゅう四よん／志こころざし第だい十じゅう四よん／職しょく官かん
• 《魏ぎ略りゃく》「四よん征せい，魏ぎ武たけ帝みかど置おけ，秩二に千せん石せき。黃き初はつ中ちゅう，位い次じ三さん公おおやけ。漢かん舊きゅう諸しょ征せい與あずか偏へん裨雜號ごう同どう。」
• 《通つう典てん》職しょく官かん志こころざし