摯恂

摯恂（？年とし—？年ねん），字じ季き直じき，京きょう兆ちょう人ひと，東ひがし漢かん時期じき人物じんぶつ。摯峻的てき第だい十じゅう二に代だい孫まご。

生平おいだいら

摯恂精通せいつう《禮れい》、《易えき》，研究けんきゅう五經ごきょう，博はく通どおり百ひゃく家いえ之の言げん。又また善ぜん長ちょう寫うつし文章ぶんしょう，詞し論ろん清美きよみ，隱居いんきょ於南山なんざん，教授きょうじゅ儒家じゅか學術がくじゅつ，名聲めいせい在ざい關西かんさい相當そうとう響ひびき亮あきら。馬うま融とおる曾隨他た學習がくしゅう，摯恂因よし驚おどろき詫わび於馬融とおる的てき才ざい學がく，便びん把わ女兒じょじ嫁よめ給きゅう了りょう他た。

永和えいわ年間ねんかん時じ，公卿くぎょう們以摯恂「行為こうい舉止如同顏かお回かい、閔損，學がく擬なずらえ董ただし仲なか舒，文筆ぶんぴつ與あずか司馬しば相しょう如相近すけちか，和わ賈誼一樣いちよう有ゆう才ざい，有ゆう治ち國安くにやす邦之くにゆき才ざい」舉薦他た，於是受公おおやけ車しゃ徵しるし召，但ただし遭摯恂まこと推辭，大將軍だいしょうぐん竇武也曾舉薦摯恂，但ただし也不接受せつじゅ，其清美的びてき聲譽せいよ在ざい當時とうじ廣ひろ為ため流傳りゅうでん，最後さいご他た壽ことぶき終おわり正せい寢ね。