曾陳易えき

曾陳易えき（1562年ねん—1635年ねん），字じ少しょう鲁，號ごう東陽とうよう，廣東かんとん廣州こうしゅう府ふ番ばん禺县人ひと。明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

萬まん曆れき二に十じゅう六ろく年ねん（1598年ねん）戊つちのえ戌いぬ科か進士しんし，授江西にし新しん淦あか知ち縣けん。多た善政ぜんせい，務つとむ簡易かんい近きん民みん，自じ題だい其堂曰：易えき事ごと難なん悦えつ。嘗重新しん學がく宫，請恤驛遞えきてい疲つかれ困こま，例れい增ぞう餼銀。淦あか歲とし苦く南北なんぼく二に米めーとる，乃酌糧かて數すう派は編へん。矢や心こころ公おおやけ慎まき，雖豪貴き勢家せいけ無む所しょ規ぶんまわし避。尋ひろ陞御史し，淦あか民みん懷ふところ之の，立たて祠ほこら祀まつ焉。天てん启元年ねん，復ふく除じょ江西えにし道どう御ご史し。二に年ねん（1625年ねん），升ます太ふと僕ぼく寺てら少しょう卿きょう。四よん年ねん，爲ため大だい理り寺てら右みぎ少しょう卿きょう，转左。五年升南京太仆寺卿管少卿事，七なな年ねん免官めんかん閑住。