李り希のぞみ烈れつ

李り希のぞみ烈れつ（？—786年ねん5月がつ9日にち），唐とう代だい燕つばめ州しゅう辽西人ひと。唐から德とく宗むね时为淮西节度使し，是ぜ李り忠臣ただおみ的まと族ぞく侄，后きさき叛唐自立じりつ，杀害来らい劝降的てき颜真卿きょう，自己じこ最さい终被部将ぶしょう毒どく杀。

謀叛ぼうほん

德とく宗そう建けん中ちゅう二に年ねん（781年ねん），李り希のぞみ烈れつ奉たてまつ诏讨伐成德しげのり节度使し李り宝たから臣しん之子ゆきこ自立じりつ为继任にん节度使し的てき李り惟おもんみ岳だけ，並なみ加か封ふう为南平なべら郡ぐん王おう。六月ろくがつ，进驻随ずい州しゅう，直ちょく捣李惟おもんみ岳だけ盟友めいゆう山南さんなん东道节度使し梁りょう崇たかし义军部襄じょう阳，梁りょう崇たかし义兵败自杀。建けん中ちゅう三さん年ねん（782年ねん），兼任けんにん平ひら卢、淄青节度使し，奉たてまつ命いのち征せい讨自立じりつ为淄青あお节度使し的てき叛将李り纳，李り希のぞみ烈れつ反はん與河よこう北きた藩はん镇朱しゅ滔、田た悦えつ等とう勾结，據よりどころ許もと州しゅう（今こん河南かなん许昌市し），自称じしょう天下でんか都と元もと帅、建けん兴王，並なみ鑄い行軍こうぐん都と統みつる印しるし。

稱しょう帝みかど

建けん中ちゅう四よん年ねん正月しょうがつ，李り希のぞみ烈れつ派は部將ぶしょう李り克かつ誠まこと襲擊しゅうげき汝なんじ州しゅう（今いま河南かなん臨汝），生なま擒とりこ別べつ駕が李り元もと平たいら，又また遣や大将たいしょう董ただし待まち名めい等とう攻おさむ取と尉じょう氏し（今こん河南かなん尉じょう氏し），围攻郑州（今いま河南かなん郑州），东都大震たいしん。建けん中ちゅう四よん年ねん（783年ねん）十じゅう二に月がつ，攻おさむ入にゅう汴州（今こん河南かなん开封），兴元元年がんねん正月しょうがつ初はつ一いち癸みずのと酉とり朔ついたち（784年ねん1月がつ27日にち）以汴州为大梁やな府ふ，稱しょう楚すわえ帝みかど，设置百官ひゃっかん，任命にんめい孙广、郑贲、李り绶、李り元もと平ひら为宰相しょう，年ねん號ごう武たけ成しげる。

涇原兵へい變へん

建けん中ちゅう四よん年ねん（783年ねん）八はち月がつ，李り希のぞみ烈れつ發はつ兵へい三さん萬まん，圍かこえ攻おさむ襄じょう城じょう（今いま河南かなん襄じょう縣けん），九きゅう月がつ，唐から德とく宗むね為ため解かい襄じょう城じょう之の圍かこえ，詔みことのり令れい涇原（今いま甘肅かんせい涇川）等とう各かく道みち兵馬へいば援救襄じょう城じょう，不ふ料りょう爆發ばくはつ涇原兵へい變へん，涇原軍ぐん人造じんぞう反攻はんこう陷おちい首都しゅと長安ながやす；唐から德とく宗むね倉皇そうこう出で逃至奉天ほうてん（今いま陝西せんせい乾いぬい縣けん），並なみ發はつ佈《罪つみ己おのれ詔みことのり》。

覆滅ふくめつ

李り希のぞみ烈れつ率りつ兵へい五ご万まん围寧やすし陵りょう（今こん河南かなん寧やすし陵りょう），淮南ワイナン节度使し陈少游ゆう投降とうこう，李り希のぞみ烈れつ引汴水すい灌城，濮州刺史しし刘昌和かず寧やすし陵りょう西城にししろ都と知ち鎮遏使し高こう彥昭坚守，浙西節度せつど使し韓かん滉ひろし派は遺のこ王おう栖曜救援きゅうえん，栖曜擇三さん千弩手善游者，夜や渡わたり汴水，希まれ烈れつ竟不知ふち。一いち早はや，發はつ弓ゆみ射しゃ死し登城とじょう者しゃ，希まれ烈れつ即そく被ひ击退。興きょう元もと元年がんねん十じゅう月がつ，李り希のぞみ烈れつ又また派は部将ぶしょう翟崇晖袭取陈州（今こん河南かなん淮阳）。宋そう亳节度ど使し刘洽遣や隴右幽かそけ州しゅう節度せつど使し曲きょく環たまき等とう联兵三さん万まん，于陈州しゅう城西じょうさい击破之の，十一月じゅういちがつ，生なま擒とりこ翟崇晖，斩首三さん万まん五ご千せん级。這時卢杞因いん嫉恨平原ひらばら郡ぐん太守たいしゅ颜真卿きょう，向むかい德いさお宗そう建けん议派颜真卿きょう去さ安やす抚李希まれ烈れつ，又また任命にんめい左ひだり龙武大将たいしょう军哥舒曜为东都と。颜真卿きょう至いたり汝なんじ州しゅう，李り希のぞみ烈れつ反はん逼顏真ま卿きょう投降とうこう，真ま卿きょう不ふ肯，被ひ拘かかわ押。戰火せんか蔓延まんえん到いた河南かなん，李り希のぞみ烈れつ为劉りゅう玄げん佐さ（即そく刘洽）所しょ败，逃归蔡州。贞元元年がんねん（785年ねん）正月しょうがつ五ご日にち，顏かお真ま卿きょう被ひ李り希のぞみ烈れつ缢杀于汝州しゅう。贞元二に年ねん（786年ねん）初はつ，李り希のぞみ烈れつ連續れんぞく進しん犯はん襄じょう州しゅう、鄭てい州しゅう，均ひとし被ひ唐とう軍ぐん擊退げきたい。唐から军收复汴州しゅう，希まれ烈れつ逃往蔡州（今いま河南かなん汝なんじ南みなみ）。四よん月がつ，李り希のぞみ烈れつ吃ども變質へんしつ的てき牛肉ぎゅうにく致病，四よん月がつ丙へい寅とら（786年ねん5月がつ9日にち），被ひ部将ぶしょう陈仙奇き使つかい醫師いし陳ちん山やま甫はじめ毒死どくし，又また殺ころせ其兄弟きょうだい妻子さいし七なな口くち，遂とげ降ぶ唐から，德とく宗むね命いのち陳ちん仙せん奇き為ため節度せつど使し，吳ご少しょう誠まこと又また殺ころせ陳ちん仙せん奇き。

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《舊きゅう唐とう書しょ·卷まき145》，出自しゅつじ刘昫《舊きゅう唐とう書しょ》

《新しん唐とう書しょ·卷まき225中なか》，出自しゅつじ《新しん唐とう書しょ》

參考さんこう書目しょもく

• 《新しん唐とう書しょ·李り希のぞみ烈れつ傳でん》
• 《汝なんじ陽ひ縣けん志こころざし·列れつ女おんな傳でん·竇桂娘むすめ》

前任ぜんにん： 唐から德とく宗むね

楚すわえ 784年ねん－786年ねん

繼つぎ任にん： 唐から德とく宗むね