段だん澐

段だん澐
昵称	華北かほく趙ちょう子こ龍りゅう
出生しゅっしょう	1905年ねん 大だい清きよし湖南こなん省しょう衡州府ふ衡陽縣けん
逝世	1954年ねん（48—49歲さい） 中華民國ちゅうかみんこく台北たいぺい市し
效こう命いのち	中華民國ちゅうかみんこく
军种	中華民國ちゅうかみんこく陸軍りくぐん
服役ふくえき年ねん份	1926年ねん－1954年ねん
军衔	陸軍りくぐん中將ちゅうじょう
部ぶ队	第だい六ろく軍ぐん十じゅう八はち師し五ご十じゅう三さん團だん
统率	國民こくみん革命かくめい軍ぐん第だい95師長もろなが 第だい87軍ぐん軍ぐん長ちょう兼けん塘沽防ぼう守もり司令しれい 代だい第だい17兵團へいだん司令しれい 台灣たいわん防衛ぼうえい總そう司令しれい部ぶ中將ちゅうじょう副ふく總そう司令しれい
参与さんよ战争	衡陽保衛やすえ戰せん，桂かつら柳やなぎ會戰かいせん，平津ひらつ戰役せんえき
获得勋章	青天白日せいてんはくじつ勋章

段だん澐（1905年ねん—1954年ねん），字じ湘泉，中國ちゅうごく湖南こなみ衡永郴桂道どう衡州府ふ（今いま衡陽市し）人にん，中華民國ちゅうかみんこく陸軍りくぐん中將ちゅうじょう，曾任台灣たいわん防衛ぼうえい總そう司令しれい部ぶ副ふく總そう司令しれい。在國ざいこく共ども內戰中ちゅう，於1946年ねん兩度りょうど擊げき潰つぶせ華北かほく人民じんみん解放かいほう軍ぐん，得とく到いた華北かほく趙ちょう子こ龍りゅう的てき稱號しょうごう。在ざい台灣たいわん白色はくしょく恐怖きょうふ時代じだい，1952年ねん以知匪不報ほう的てき罪名ざいめい入獄にゅうごく而於1954年ねん遭槍決けつ，後世こうせい研究けんきゅう者しゃ多た認みとめ為ため段だん澐案為ため冤案。

生平おいだいら

1925年ねん7月がつ，考こう入いれ黃埔軍こうほぐん校こう第だい四よん期き步兵ほへい科か；1926年ねん1月がつ，黃埔軍こうほぐん校こう第だい四よん期き畢業後ご，歷任れきにん黃埔軍こうほぐん校こう入にゅう伍ご生せい總そう隊たい第だい二に團だん排はい長ちょう、區く隊長たいちょう。國民こくみん革命かくめい軍ぐん第だい六ろく軍ぐん十じゅう八はち師し五ご十じゅう三さん團だん連れん、營、團長だんちょう，第だい一いち師し第だい一團いちだん團長だんちょう，第だい二に十じゅう四よん師し一いち一いち四よん團だん團長だんちょう，第だい十じゅう九きゅう師し參謀さんぼう長ちょう，第だい五十二師一五四旅少將旅長。抗日こうにち戰爭せんそう爆發ばくはつ後ご，任にん陸軍りくぐん預あずか備第三師副師長兼第二團團長，寶たから雞警備けいび司令しれい，軍政ぐんせい部ぶ第だい四新兵補訓處副處長兼敘南師管區司令，後ご入いれ峨嵋山やま中央ちゅうおう軍ぐん官かん訓練くんれん團だん戰術せんじゅつ研究けんきゅう班はん第だい三さん期き、陸軍りくぐん大學だいがく將官しょうかん班はん甲かぶと級きゅう第だい三さん期き，革命かくめい實踐じっせん研究けんきゅう院いん第だい一いち期き深ふか造づくり;1942年ねん9月がつ，任にん第だい一戰區第九十五師副師長，率りつ部ぶ隨ずい37軍ぐん軍ぐん長ちょう羅ら奇き參加さんか徐じょ州しゅう會戰かいせん、長ちょう衡會戰かいせん、浙贛戰役せんえき、常德じょうとく會戰かいせん和わ桂かつら柳やなぎ會戰かいせん。1944年ねん12月，任にん有ゆう「趙ちょう子こ龍りゅう師し」美よし譽ほまれ之の稱たたえ的てき國民こくみん革命かくめい軍ぐん第だい九きゅう十じゅう五ご師し師長もろなが;1945年ねん4月がつ30日にち，37軍ぐん番號ばんごう被ひ撤消，95師し改あらため隸62軍ぐん，赴越南みなみ參加さんか受降儀式ぎしき，任にん召南警備けいび司令しれい。1945年ねん10月がつ，曾開赴台灣たいわん接受せつじゅ日び軍ぐん投降とうこう，任にん嘉よしみ義ぎ警備けいび司令しれい。

1946年ねん，受降事ごと畢該師し隨ずい軍部ぐんぶ赴華北きた，隸屬れいぞく保ほ定てい綏靖公おおやけ署しょ。1946年ねん5月がつ，62軍ぐん整せい編へん為ため62師し時じ95師し被ひ整せい編へん為ため95旅たび，段だん澐任旅たび長ちょう。1946年ねん9月がつ，段だん澐率部ぶ在ざい「勝かつ芳之よしゆき役やく」、「固かた安之やすゆき役やく」兩次りょうじ攻おさむ堅けん戰せん擊げき潰つぶせ華北かほく解放かいほう軍ぐん。國防こくぼう部ぶ見み95師し屢立戰功せんこう，就給該部隊たい換かわ了りょう美び式しき裝備そうび，段だん澐也被ひ調しらべ升ます為ため整せい編へん第だい208師し（三さん旅たび九きゅう團だん制せい的てき甲種こうしゅ師し）師長もろなが。1948年ねん9月がつ，明あきら令れい授予授陸軍ぐん中ちゅう將軍しょうぐん銜，國防こくぼう部下ぶか令れい各かく整せい編へん師し、旅たび都と改あらため回かい原ばら來らい的てき軍ぐん、師し番號ばんごう，整せい208師し擴編為ため87軍ぐん的てき番號ばんごう，所屬しょぞく三さん個こ旅たび改稱かいしょう師し，段だん澐升任にん87軍ぐん軍ぐん長ちょう（轄第220師し，師長もろなが路みち靜せい澄きよし；第だい221師し，師長もろなが王おう永ひさし樹じゅ；第だい222師し，師長もろなが周しゅう雨う寰 ），奉たてまつ命いのち守もり北きた塘、塘沽第だい87軍ぐん軍ぐん長ちょう兼けん塘沽防ぼう守もり司令しれい、代だい第だい十じゅう七なな兵團へいだん司令しれい。1949年ねん1月がつ15日にち，第だい四よん野戰やせん軍ぐん攻おさむ克かつ天津てんしん，當とう天下てんか午うま，塘沽守もり軍ぐん即そく從したがえ無線むせん電でん台だい得え到いた了りょう消息しょうそく，段だん澐直接ちょくせつ向こう南京なんきん發はつ報ほう後ご，連夜れんや率りつ87軍ぐん3個こ師し登とう艦かん撤離至いたり上海しゃんはい，隸屬れいぞく京きょう滬杭警備けいび總そう司令しれい湯ゆ恩おん伯はく指揮しき，並なみ在ざい之これ後ご的てき上海しゃんはい戰役せんえき中ちゅう做出了りょう傑出けっしゅつ貢獻こうけん。1949年ねん4月がつ25日にち，段だん澐就奉命いのち率りつ87軍ぐん駐ちゅう防ぼう浙東、舟山ふなやま時とき，溪けい口こう交警倒たおせ戈ほこ，蔣中正ちゅうせい總統そうとう處しょ境さかい甚危，乘じょう「太ふとし康やすし」號ごう艦かん去さ台灣たいわん時じ，還かえ專門せんもん召見軍ぐん長ちょう段だん澐，親授しんじゅ機宜きぎ，要よう他た堅守けんしゅ象山ぞうざん半島はんとう兼けん管かん穿ほじ山やま半島はんとう沿海えんかい島嶼とうしょ的てき防禦ぼうぎょ，確保かくほ舟山ふなやま基地きち的てき安全あんぜん，段だん澐隨即そく派兵はへい敉平叛亂はんらん。不ふ久ひさ，他た被ひ調しらべ到いた台灣たいわん擔任たんにん台灣たいわん防衛ぼうえい總そう司令しれい部ぶ副ふく總そう司令しれい。

1951年ねん妹いもうと夫おっと謝しゃ小しょう球だま、堂どう兄けい段だん徽楷來き台だい。1952年ねん8月がつ段だん澐被保ほ密みつ局きょく逮捕たいほ，罪名ざいめい是ぜ「知ち匪不報ほう」，被ひ關せき了りょう一いち年ねん半はん。在ざい沒ぼつ有ゆう判決はんけつ書しょ的てき情況じょうきょう下か，於1954年ねん2月がつ3日にち以「共きょう諜」嫌疑けんぎ與あずか其胞兄けい段だん復ふく、妹いもうと夫おっと謝しゃ小しょう球だま、堂どう兄けい段だん徽楷被ひ押赴刑場けいじょう槍やり決けつ。保ほ密みつ局きょく督とく察室主任しゅにん谷たに正文まさふみ認みとめ為ため，「段だん澐叛亂はんらん案あん」是ぜ假かり案あん。陸軍りくぐん總そう部ぶ情報じょうほう署長しょちょう張ちょう揚よう明あきら亦また對たい此案有ゆう異議いぎ。

先後せんご列れつ名めい在ざい1999年ねん綠みどり島とう人權じんけん紀き念ねん碑ひ以及2013年ねん舉辦的てき「遲おそ來き的てき愛あい─白色はくしょく恐怖きょうふ時期じき政治せいじ受難じゅなん者しゃ遺書いしょ特とく展てん」、與あずか前者ぜんしゃ名めい單たん大だい致相同どう2013年ねん列れつ名めい北京ぺきん西山にしやま無名むめい英雄えいゆう廣場ひろば。

段だん澐出生しゅっしょう於湖南みなみ衡南縣けん茅かや市し鎮茅洞ほら橋きょう泉水せんすい江こう，身み後ご骨ほね殖ふえ由よし長ちょう媳蔣先さき來らい將はた其從台灣たいわん新北しんきた市し中和ちゅうわ春秋しゅんじゅう墓はか園えん遷葬於湖南みなみ衡南縣けん譚たん子こ山やま鎮楊湖村こそん大だい樂らく皂歸園えん。