汪ひろし鋆

汪ひろし鋆（yún）（1816年ねん—？）字じ硯すずり山さん、亦また作さく研けん山やま，又また字じ汪ひろし度ど，清しん代だい江こう苏仪徵ちょう人じん。

嘉よしみ慶けい二に十じゅう一いち年ねん（1816年ねん）出生しゅっしょう。早年そうねん師し從したがえ李り馨かおる門もん。咸豐年間ねんかん，太平たいへい軍ぐん攻おさむ克かつ儀ぎ徵ちょう，汪ひろし鋆與吳ご讓ゆずる之これ避難ひなん於泰州しゅう首くび富とみ姚正鐮的てき栖雲山館やまだて。吳ご讓ゆずる之の為ため汪ひろし硯すずり山さん所しょ刻こく印章いんしょう約やく五ご十じゅう枚まい。工こう於詩，精せい於金石せき，能のう篆刻てんこく；又また善ぜん畫が山水さんすい花卉かき，亦また能のう畫が人じん像ぞう。光ひかり绪八はち年ねん（1882年ねん），黄き锡禧與あずか汪ひろし鋆、方ほう濬颐、刘溎年ねん等とう结消寒かん會かい。卒そつ年ねん不ふ詳しょう。有ゆう《揚あげ州しゅう畫が苑えん錄ろく》四よん卷かん，又また著しる有ゆう《十じゅう二硯齋金石過眼錄》、《十じゅう二に硯すずり齋とき詩し錄ろく》、《春はる草堂そうどう隨筆ずいひつ》等とう。今いま南京なんきん博物はくぶつ院いん藏ぞう有ゆう《江こう浙纪游ゆう图册》。