瀛社

瀛社，台灣たいわん傳統でんとう詩し社しゃ，創そう於1909年ねん，與あずか櫟くぬぎ社しゃ、南みなみ社しゃ為ため台灣たいわん日にち治ち時期じき三さん大だい詩し社しゃ之の一いち。2005年ねん正式せいしき立案りつあん，改名かいめい為ため臺灣たいわん瀛社詩し學會がっかい。

創立そうりつ

據よりどころ林はやし正三しょうさん考こう據よりどころ，瀛社創立そうりつ於1909年ねん(明治めいじ四よん十じゅう二に年ねん)農のう曆れき二に月がつ十じゅう六ろく日にち，由ゆかり《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》漢かん文部もんぶ記者きしゃ謝しゃ汝なんじ銓，連れん同どう洪ひろし以南いなん、倪希昶あきら、趙ちょう一山ひとやま、林はやし蘭らん馨かおる創そう社しゃ，召集しょうしゅう北きた台灣たいわん詩人しじん一いち百ひゃく五ご十じゅう餘人よにん，於艋舺平樂へいらく游ゆう酒樓しゅろう舉行成立せいりつ會かい。公おおやけ推洪以南いなん為ため首くび任にん社長しゃちょう，謝しゃ汝なんじ銓為副ふく社長しゃちょう。創そう社しゃ之これ後ご，每月まいつき召開吟ぎん宴えん作詩さくし，每年まいとし召開大會たいかい，由ゆかり顏かお雲くも年ねん推動，並なみ與あずか桃園ももぞの桃もも社しゃ、新しん竹たけ竹たけ社しゃ時どき開ひらく擊げき缽聯れん吟ぎん大會たいかい，顏かお氏し任にん三さん社しゃ聯れん吟ぎん會かい會長かいちょう，顏かお氏し過か世よ後ご，三社聯吟活動漸息。

運うん作さく

日にち治ち時期じき，除じょ台灣たいわん本地ほんじ外がい，尚なお有ゆう中國ちゅうごく福建ふっけん文人ぶんじん、日本にっぽん旅たび台だい商人しょうにん加入かにゅう活動かつどう，與あずか南みなみ社しゃ、櫟くぬぎ社しゃ並稱へいしょう於一いち時じ。1921年ねん於台北たいぺい春風しゅんぷう得意とくい樓ろう辦理首くび次じ全ぜん台たい詩人しじん大會たいかい。

經常けいじょう性せい活動かつどう：例會れいかい、大會たいかい

例會れいかい月がつ開ひらけ一いち次じ，以課題かだい為ため主ぬし，設立せつりつ值東，起おこり初はつ為ため社しゃ內詩友とも的てき封ふう閉性切磋せっさ活動かつどう，後ご受中央ちゅうおう部ぶ擊げき缽吟會かい影響えいきょう，課題かだい與あずか擊げき缽吟會かい並存へいそん，形成けいせい定期ていき擊げき缽吟會かい，並なみ轉てん為ため開放かいほう形式けいしき。

大會たいかい年ねん開ひらけ一いち次じ，另有一說いっせつ為ため秋季しゅうき、春季しゅんき大會たいかい共ども兩次りょうじ。

不定期ふていき活動かつどう：多た社しゃ聯れん吟ぎん

分ぶん為ため區域くいき性せい的てき瀛桃聯れん吟ぎん會かい、瀛桃竹ちく三さん社しゃ聯れん吟ぎん會かい、瀛星聯れん吟ぎん會かい，後ご再さい擴大かくだい為ため全島ぜんとう詩し社しゃ聯れん吟ぎん會かい，以及其他不定ふてい時じ、不同ふどう目的もくてき、不同ふどう對象たいしょう所しょ舉辦的てき聯れん吟ぎん會かい。

相關そうかん團體だんたい

瀛社屬ぞく開放かいほう性質せいしつ，接近せっきん詩し社しゃ的てき聯合れんごう社しゃ，除じょ了りょう原始げんし社員しゃいん，也接受其他た詩し社しゃ全社ぜんしゃ加入かにゅう。1924年ねん(大正たいしょう十じゅう三さん年ねん)，北きた台灣たいわん各かく詩し社しゃ引薦社員しゃいん加入かにゅう瀛社，如瀛東小社しょうしゃ、天籟てんらい吟社ぎんしゃ、星ほし社しゃ、小しょう鳴な吟社ぎんしゃ、萃英吟社ぎんしゃ、高山たかやま文ぶん社しゃ、松まつ社しゃ、聚奎吟社ぎんしゃ等ひとし，或ある以全社しゃ加入かにゅう，或ある以個人こじん身分みぶん參與さんよ，瀛社儼然げんぜん為ため台灣たいわん北部ほくぶ詩し社しゃ聯合れんごう社しゃ。

瀛社另有附屬ふぞく組織そしき，社員しゃいん依よ年齡ねんれい、地域ちいき、交游，亦また另行組成そせい吟ぎん會かい，可視かし為ため瀛社次じ級きゅう組織そしき，如中央ちゅうおう擊げき缽吟會かい、食しょく飯めし會かい、婆ばば娑しゃば會かい、同意どうい吟ぎん會かい、有志ゆうし吟ぎん會かい等とう。

社員しゃいん

日にち治ち時期じき

可分かぶん為ため兩りょう期き計算けいさん，第だい一いち期き為ため瀛社成立せいりつ，至いたり1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）9月がつ4日にち重おも新しん整理せいり會かい籍せき為ため止どめ。第だい二に期き為ため1924（大正たいしょう13年ねん）9月がつ至いたり1939（昭和しょうわ14年ねん）10月がつ。

第だい一いち期き：1924年ねん以前いぜん

瀛社初期しょき約やく有ゆう一いち百ひゃく五ご十じゅう餘よ名めい社員しゃいん，然しか而流動りゅうどう頗大，目前もくぜん已やめ難なん查考具體ぐたい姓名せいめい、人數にんずう。成員せいいん除じょ台灣たいわん本地ほんじ詩人しじん外がい，亦また涵蓋日本にっぽん寓居ぐうきょ文人ぶんじん，根據こんきょ《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》上じょう的てき作品さくひん，曾發表はっぴょう的てき日本にっぽん社員しゃいん有山ありやま口こう東ひがし軒のき、安江やすえ五ご溪けい、石川いしかわ柳城やなしろ、中瀨なかせ溫あつし岳だけ、伊藤いとう壺つぼ溪けい、村田むらた天民てんみん、尾崎おざき白水しろみず等とう日び籍せき人士じんし。重要じゅうよう成員せいいん如洪以南いなん、謝しゃ汝なんじ銓、顏かお雲くも年ねん、許もと梓あずさ桑くわ、李り碩せき卿きょう、黃玉おうぎょく階かい等とう人ひと。瀛社自じ成立せいりつ至いたり1924年ねん止やめ，根據こんきょ《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》揭載けいさい的てき瀛社訊息與あずか名めい冊さつ，約やく有ゆう110名めい，加か上じょう未み有ゆう入會にゅうかい紀き錄ろく者しゃ16名めい，總計そうけい約やく126名めい，詳細しょうさい資料しりょう無法むほう掌握しょうあく。

第だい二に期き：1924年ねん以後いご

自じ1924年ねん起おこり，瀛社社員しゃいん會かい籍せき重じゅう整せい，每年まいとし秋季しゅうき重じゅう新編しんぺん組ぐみ，分ふん為ため十じゅう二に組くみ或ある六ろく組くみ，輪りん值舉行ぎょう例會れいかい。根據こんきょ1923年ねん開始かいし發表はっぴょう的てき〈吟ぎん會かい輪わ值表〉，新しん社員しゃいん53人にん，舊きゅう社員しゃいん36人にん，共きょう計けい89人にん。1925年ねん10月がつ26日にち、10月28日にち輪わ值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》9148號ごう、9150號ごう，顯示けんじ社員しゃいん共ども77人にん。1926年ねん10月がつ25日にち輪わ值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》9512號ごう顯示けんじ，社員しゃいん總數そうすう80人にん，基もと隆たかし地區ちく成員せいいん，原はら屬ぞく小しょう鳴な吟社ぎんしゃ，後こう納入のうにゅう為ため瀛社基もと隆たかし分部わけべ，或ある納入のうにゅう分ぶん組ぐみ輪わ值，或ある另行舉行期き外がい例會れいかい。1929年ねん輪わ值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》10569號ごう顯示けんじ總計そうけい50人にん。1930年ねん10月がつ重おも新しん改組かいそ，輪りん值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》10948號ごう顯示けんじ總計そうけい43人にん，不ふ含基隆たかし組ぐみ。1931年ねん10月がつ重おも新しん改組かいそ，輪りん值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》11302號ごう，總計そうけい48人にん，不ふ含基隆たかし組ぐみ。1932年ねん10月がつ重おも新しん改組かいそ，輪りん值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》11656號ごう，含基隆たかし組ぐみ共ども計けい57人にん。1933年ねん10月がつ改組かいそ，輪りん值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》12032號ごう，不ふ含基隆たかし組ぐみ共ども51人にん。1934年ねん9月がつ改組かいそ，輪りん值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》12385號ごう，包含ほうがん基もと隆たかし組ぐみ共ども76人にん。1936年ねん10月がつ改組かいそ，輪りん值表刊かん於《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》13118號ごう，包含ほうがん基もと隆たかし組ぐみ共ども41人にん。1937年ねん4月がつ1日にち起おこり，因いん《臺灣たいわん日にち日にち新報しんぽう》取消とりけし漢文かんぶん版ばん，詩し社しゃ活動かつどう轉てん於《風ふう月報げっぽう》刊かん載の。1937年ねん11月，刊かん於《風ふう月報げっぽう》51號ごう，共きょう計けい42人にん。1938年ねん10月がつ《風ふう月報げっぽう》74號ごう，總計そうけい36人にん，不ふ含基隆たかし組ぐみ。1939年ねん10月がつ《風ふう月報げっぽう》96號ごう刊かん載の，共きょう計けい44名めい。

戰後せんご至いたり今いま

1945年ねん中華民國ちゅうかみんこく接せっ管かん臺灣たいわん，臺灣たいわん政治せいじ局きょく勢ぜい劇變げきへん，1949年ねん國民こくみん政府せいふ遷台，大陸たいりく官員かんいん、文人ぶんじん亦また開始かいし參與さんよ台灣たいわん古典こてん詩壇しだん活動かつどう。如孔あな德成とくなり擔任たんにん瀛社顧問こもん，何なに志こころざし浩ひろし擔任たんにん名譽めいよ社長しゃちょう等とう。1964年ねん社員しゃいん分ぶん春はる、夏なつ、秋あき、冬ふゆ四よん組くみ；1975年ねん分ぶん為ため六ろく組くみ；1985年ねん開始かいし改稱かいしょう花はな朝あさ、端はし陽ひ、觀かん蓮はちす、中秋ちゅうしゅう、光ひかり復ふく、冬至とうじ六ろく組くみ；1993年ねん增設ぞうせつ榮譽えいよ社員しゃいん一いち組くみ；1999年ねん設しつらえ上巳じょうし、端はし陽ひ、觀かん蓮はちす、中秋ちゅうしゅう、光ひかり復ふく等とう組ぐみ；2000年ねん設しつらえ清和せいわ、端はし陽ひ、觀かん蓮はちす、中秋ちゅうしゅう、光ひかり復ふく等とう組ぐみ；2005年ねん改あらため為ため花はな朝あさ、清和せいわ、觀かん蓮はちす、中秋ちゅうしゅう、小春こはる、冬至とうじ等とう組ぐみ。

歷れき屆とどけ幹部かんぶ

1. 第だい一任いちにん(1918年ねん─1926年ねん)：社長しゃちょう─洪ひろし以南いなん；副ふく社長しゃちょう─謝しゃ汝なんじ銓；總そう幹事かんじ─魏ぎ清德せいとく、劉りゅう篁村こうそん（成立せいりつ初はつ未み立たて社長しゃちょう，至いたり1918年ねん7月がつ推舉產さん生せい。）
2. 第だい二に任にん(1926年ねん─1953年ねん)：社長しゃちょう─謝しゃ汝なんじ銓；副ふく社長しゃちょう─魏ぎ清德せいとく
3. 第だい三さん任にん(1953年ねん─1964年ねん)：社長しゃちょう─魏ぎ清德せいとく；副ふく社長しゃちょう─李り建けん興きょう；總そう幹事かんじ─張ちょう鶴づる年ねん
4. 第だい四よん任にん(1964年ねん─1978年ねん)：社長しゃちょう─李り建けん興きょう；副ふく社長しゃちょう─張ちょう晴はる川がわ；總そう幹事かんじ─張ちょう晴はる川がわ、江こう紫むらさき元もと
5. 第だい五ご任にん(1978年ねん─1999年ねん)：社長しゃちょう─杜もり萬吉まんきち；副ふく社長しゃちょう─張ちょう鶴づる年ねん、黃き得う時とき、莊そう幼よう岳だけ、黃き鷗波；總そう幹事かんじ─魏ぎ壬みずのえ貴とうと、陳ひね焙あぶ焜
6. 第だい六ろく任にん(1999年ねん─2003年ねん)：社長しゃちょう─黃き鷗波；副ふく社長しゃちょう─陳ひね焙あぶ焜；總そう幹事かんじ─林はやし正三しょうさん、陳ちん炳澤
7. 第だい七なな任にん(2003年ねん─2004年ねん)：社長しゃちょう─陳ひね焙あぶ焜；副ふく社長しゃちょう─林はやし正三しょうさん；總そう幹事かんじ─林はやし正三しょうさん、翁おう正雄まさお
8. 第だい八はち任にん(2004年ねん─2005年ねん)：社長しゃちょう─林はやし正三しょうさん；副ふく社長しゃちょう─翁おう正雄まさお、陳ちん欽財；總そう幹事かんじ─洪ひろし淑よし珍ちん

2000年ねん後ご活動かつどう

2007年ねん11月，國立こくりつ台灣たいわん文學ぶんがく館かん委託いたく國立こくりつ台灣たいわん大學だいがく臺灣たいわん文學ぶんがく研究所けんきゅうじょ辦理「瀛社成立せいりつ一百週年學術研討會」，同年どうねん，台北たいぺい市し文獻ぶんけん委員いいん會かい策さく畫策かくさく畫が「瀛社百年紀念特展」。

相あい關聯かんれん結ゆい

• 瀛社網もう站