火ひ漆うるし

火ひ漆うるし，又また稱たたえ封ふう蠟（英語えいご：sealing wax）等とう，是ぜ歐おう洲しゅう傳統でんとう用よう於封口こう信しん件けん或ある瓶びん口こう的てき一いち种蠟材料ざいりょう，往往おうおう易えき熔化、具有ぐゆう黏性並なみ且熔化か後ご迅速じんそく凝固ぎょうこ。主要しゅよう用よう松脂まつやに、石いし蠟等とう加か以顏料りょう製せい成なり。

火ひ漆うるし常常つねづね預あずか製せい成なり兩側りょうがわ印しるし有ゆう圖案ずあん的てき四よん角かく棒狀ぼうじょう，直接ちょくせつ加熱かねつ一端使其滴落；有ゆう時じ製せい成なり顆粒かりゅう狀じょう，此時往往おうおう盛もり於金屬ぞく製せい的てき火ひ漆うるし勺しゃく中ちゅう，置おけ於火焰上加熱かねつ。包裝ほうそう火ひ漆うるし的てき盒中，常つね附ふ有用ゆうよう於加熱ねつ的てき蠟燭。

用よう於封緘信封ふう時じ，使つかい其熔化か並なみ滴しずく與信よしん封ふう之の上うえ，待まち凝固ぎょうこ前ぜん緊緊蓋ぶた刻こく有ゆう紋章もんしょう徽記等とう圖案ずあん的てき金屬きんぞく印章いんしょう於上。儘管現在げんざい火ひ漆うるし主要しゅよう用よう於裝飾そうしょく用途ようと，不ふ過か在ざい古代こだい，火ひ漆うるし主要しゅよう是ぜ一いち種しゅ保ほ密みつ措施。由よし於開封かいふう時じ火ひ漆うるし印しるし將しょう會かい碎裂，所以ゆえん若わか是ぜ印しるし記き完かん整せい，只ただ要よう印しるし有ゆう複雜ふくざつ圖案ずあん的てき印章いんしょう未み被ひ複製ふくせい或ある盜用とうよう，一定いってい程度ていど上じょう可か以保證ほしょう在ざい收おさむ信人のぶと開封かいふう之の前ぜん此封信しん件けん未み被ひ開封かいふう過か。利用りよう以上いじょう的てき特性とくせい，王室おうしつ或ある政府せいふ常常つねづね利用りよう其加密みつ信しんじ件けん。有ゆう時じ將はた火ひ漆うるし直接ちょくせつ印しるし與信よしん件けん上じょう充當じゅうとう印章いんしょう。有ゆう時じ使つかい火ひ漆うるし熔化在ざい用よう於封閉卷軸じく的てき繩なわ子こ上じょう^{[註 1]}。

用よう於酒瓶びん封ふう裝そう時じ，將しょう用よう瓶びん蓋ぶた封ふう好このみ的てき酒さけ瓶びん頭部とうぶ，浸ひた於融化か的てき火ひ漆うるし中ちゅう，待まち其凝固ぎょうこ。

名稱めいしょう[编辑]

火ひ漆うるし的中てきちゅう文名ぶんめい稱しょう來らい源げん不明ふめい，可能かのう與あずか火ひ漆うるし常用じょうよう的てき朱しゅ紅色こうしょく有ゆう關せき。在ざい諸多しょた歐おう洲しゅう語ご言げん（英語えいご、法語ほうご、德とく語ご、意い大利おおとし語ご等とう）中ちゅう^{[註 2]}和わ亞あ洲しゅう語ご言げん中ちゅう均ひとし可か直譯ちょくやく爲ため「封ふう蠟」。俄にわか語ご的てき「сургуч」可能かのう源げん自じ突厥语族。

歷史れきし[编辑]

早さ在ざい希まれ伯はく来らい圣经中ちゅう已やめ有ゆう記載きさい^[1]。歷史れきし上じょう曾使用しよう瀝青れきせい、蜂はち蠟、威い尼あま斯松脂あぶら（一種歐洲落葉松中的樹脂，呈てい黃き綠色みどりいろ）等とう。中ちゅう世紀せいき後期こうき，由ゆかり葡萄ぶどう牙きば人じん從したがえ東ひがし印度いんど獲得かくとく了りょう新しん的てき火ひ漆うるし配はい方かた，即そく一定いってい比例ひれい混合こんごう虫ちゅう漆うるし、松脂まつやに、樹脂じゅし、石灰せっかい、熟じゅく石膏せっこう等とう，再さい從したがえ西にし班はん牙きば傳でん到いた歐おう洲しゅう各地かくち，17世紀せいき末まつ傳つて到いた俄にわか國こく^{[註 3]}。最早もはや火ひ漆うるし是ぜ無色むしょく的てき，後來こうらい用よう硃砂染しみ成なり硃紅色しょく。

隨ずい着ぎ相關そうかん保ほ密みつ技術ぎじゅつ和わ現代げんだい郵政ゆうせい體系たいけい的てき發展はってん，火ひ漆うるし已やめ淡あわ出で歷史れきし舞臺ぶたい。

現代げんだい使用しよう[编辑]

在ざい現代げんだい，火ひ漆うるし比ひ起用きよう於安全ぜん驗けん證しょう，更さら像ぞう是ぜ一いち種しゅ復古ふっこ儀式ぎしき。現代げんだい在ざい美術びじゅつ工藝こうげい、西にし文書ぶんしょ法ほう等とう領域りょういき，作爲さくい裝飾そうしょく配合はいごう追求ついきゅう復古ふっこ之これ用よう。在ざい渲染歷史れきし場景じょうけい，懷古かいこ氛圍的てき作品さくひん中ちゅう，常常つねづね有ゆう火ひ漆うるし信しん封ふう的てき出現しゅつげん。有ゆう時じ爲ため了りょう體現たいげん高級こうきゅう感かん，在ざい商品しょうひん包裝ほうそう上じょう附ふ有ゆう模も仿火漆うるし印しるし的てき印しるし製せい標しるべ籤くじ或ある樹脂じゅし製せい的てき鈕ぼたん釦ぼたん等とう。

注ちゅう释[编辑]

^ 稱しょう作さく「letter close」。
^ 英語えいご：sealing wax、法語ほうご：cire à cacheter；德とく語ご：Siegelwachs/Siegellack；義よし大利おおとし語ご：ceralacca
^ 很多語ご言げん中ちゅう，火ひ漆うるし都と有ゆう別名べつめい叫さけべ做「西にし班はん牙きば蠟」，例れい如法にょほう語ご：cire d’Espagne。

参考さんこう文献ぶんけん[编辑]

引用いんよう[编辑]

^ 《列れつ王おう紀おさむ上じょう》第だい21章しょう第だい1节

来らい源みなもと[编辑]

火ひ漆うるし. 現代げんだい漢語かんご大だい詞し典てん（第だい七なな版はん）.

參まいり見み[编辑]

封ふう泥どろ

[1] 稱しょう作さく「letter close」。

[2] 英語えいご：sealing wax、法語ほうご：cire à cacheter；德とく語ご：Siegelwachs/Siegellack；義よし大利おおとし語ご：ceralacca

[4] 很多語ご言げん中ちゅう，火ひ漆うるし都と有ゆう別名べつめい叫さけべ做「西にし班はん牙きば蠟」，例れい如法にょほう語ご：cire d’Espagne。

[3] 《列れつ王おう紀おさむ上じょう》第だい21章しょう第だい1节

[註 1]

[註 2]

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[註 3]