王おう節たかし

王おう節たかし
《吳くれ郡ぐん名めい賢けん圖ず傳でん贊さん》之の王おう教諭きょうゆ像ぞう
大だい清きよし湖みずうみ廣こう桃源とうげん縣けん儒學じゅがく教諭きょうゆ
籍せき貫ぬき	南みなみ直ただし隸蘇州そしゅう府ふ吳くれ縣けん
字じ號ごう	字じ貞明ていめい，號ごう惕齋
出生しゅっしょう	明あかり萬まん曆れき二に十じゅう七なな年ねん（1599年ねん）
逝世	清せい順治じゅんじ十じゅう七なな年ねん（1660年ねん）
出身しゅっしん
崇たかし禎ただし十じゅう二に年ねん己おのれ卯う科か舉人

王おう節たかし（1599年ねん—1660年ねん），字じ貞明ていめい，號ごう惕齋，南みなみ直ただし隸蘇州そしゅう府ふ吳くれ縣けん人ひと，明あきら末清すえきよ初はつ詩人しじん、官員かんいん。

生平おいだいら

王おう節たかし早年そうねん為ため諸しょ生せい，尚なお氣節きせつ。天啟てんけい年間ねんかん，魏ぎ忠ちゅう賢けん得とく勢ぜい，周しゅう順じゅん昌あきら下獄げごく，吳くれ縣けん士民しみん以為冤。王おう節たかし偕諸人じん要求ようきゅう應おう天てん巡じゅん撫なで毛け一いち鷺さぎ上聞じょうぶん民情みんじょう，遭到拒絕きょぜつ。王おう節たかし直ちょく斥毛一いち鷺さぎ，被ひ除名じょめい監禁かんきん。天啟てんけい七なな年ねん（1627年ねん），魏ぎ忠ちゅう賢けん敗はい，王おう節たかし方かた得え還かえ。不ふ久ひさ，閹黨顧秉謙けん去さ職しょく歸かえり吳くれ，王おう節たかし不ふ顧應天てん巡じゅん撫なで曹文衡叱責しっせき，偕吳中ちゅう諸しょ生なま將しょう其驅逐くちく。

崇たかし禎ただし十じゅう二に年ねん（1639年ねん）己おのれ卯う科か應おう天てん鄉きょう試ためし舉人。清しん軍ぐん破やぶ南都なんと，領りょう江南えな。府縣ふけん敦あつし促王節ぶし就會試ためし。王おう節ぶし對たい家人かじん道どう：「宋そう末まつ，諸しょ儒教じゅきょう授郡邑，或ある主しゅ書院しょいん山やま長ちょう，吾われ其就職しゅうしょく也」。署しょ湖みずうみ廣ひろ桃源とうげん縣けん教諭きょうゆ。不ふ久ひさ請歸。卒そつ年ねん六ろく十じゅう二に。