臧燾

臧燾（353年ねん—422年ねん），字じ德とく仁ひとし，南朝なんちょう東ひがし莞ふとい郡ぐん莒县（今山いまやま东省莒县）人にん，武たけ敬たかし皇后こうごう兄あに，少しょう好學こうがく，善ぜん《三さん禮れい》，後こう雖為外戚がいせき貴顯きけん，仍自奉たてまつ簡約かんやく。

晉すすむ孝こう武たけ帝みかど太ふと元もと年間ねんかん，衛まもる將軍しょうぐん謝しゃ安やす開始かいし建立こんりゅう國學こくがく，徐じょ、兗二に州しゅう刺史しし謝しゃ玄げん舉薦臧燾為ため助じょ教きょう。後來こうらい顧慮こりょ母親ははおや年ねん老おい，家中いえじゅう貧窮ひんきゅう，臧燾跟弟弟おとうと臧熹一起放棄仕途，以耕こう種しゅ謀はかりごと生せい，自己じこ節約せつやく而供養くよう雙そう親おや十じゅう多年たねん。父母ちちはは去さ世よ後ご，臧燾守もり喪も六ろく年ねん，以居喪も過か哀あい而出名めい。守まもり喪も期き滿まん後ご，被ひ任命にんめい為ため臨沂縣令けんれい。

劉りゅう裕ひろし在ざい家鄉かきょう京口きょうぐち起おこり兵へい討伐とうばつ桓玄後ご，臧燾任にん太たい學がく博士はかせ，參まいり右みぎ將軍しょうぐん何なに無む忌き軍事ぐんじ。義ぎ熙初年しょねん，隨ずい府ふ轉てん鎮南參さん軍ぐん，不ふ久ひさ參まいり劉りゅう裕ひろし中ちゅう軍ぐん軍事ぐんじ，入にゅう補ほ尚書しょうしょ度ど支ささえ郎ろう，改あらため掌てのひら祠ほこら部ぶ，承うけたまわ襲かさね封ふう爵為高陵こうりょう亭ちん侯こう。

後來こうらい臧燾升ます為ため通つう直ちょく郎ろう，復ふく任にん劉りゅう裕ひろし鎮軍、車くるま騎き、中ちゅう軍ぐん、太ふとし尉じょう諮はか議ぎ參さん軍ぐん。劉りゅう裕ひろし北きた伐き關せき、洛らく，大だい司馬しば琅邪王おう一同いちどう出征しゅっせい，任命にんめい臧燾為ため大だい司馬しば從事じゅうじ中ちゅう郎ろう，總攬そうらん留とめ府ふ之の事こと。義ぎ熙十じゅう四よん年ねん（418年ねん），任命にんめい為ため侍さむらい中ちゅう。元もと熙元年がんねん（419年ねん），因いん腳病離職りしょく。

劉りゅう裕ひろし登のぼり基はじめ後ご，召拜臧燾為ため太ふとし常つね，雖然身み為ため外戚がいせき顯あらわ貴とうと，然しか而更加か自我じが約束やくそく，住じゅう茅屋ぼうおく吃ども蔬菜そさい，不ふ改變かいへん原はら有ゆう的てき習慣しゅうかん，所得しょとく俸祿，與あずか親戚しんせき共用きょうよう。永えい初はじめ三さん年ねん（422年ねん），臧燾退職たいしょく，拜はい光ひかり祿ろく大夫たいふ，加か金きむ章あきら紫綬しじゅ。同年どうねん去さ世よ，時じ年ねん七なな十じゅう歲さい。少しょう帝みかど追贈ついぞう他た左ひだり光こう祿ろく大夫たいふ，加か散ち騎き常つね侍さむらい。

子こ孙

长子臧邃，护军司し马，宜むべ都と太守たいしゅ
- 长子臧谌之の，尚なお书都官かん郎ろう，乌程令れい
- 臧凝之の，尚なお书右丞すすむ
  - 臧夤，沈攸之の部下ぶか征せい西にし功こう曹
  - 臧稜，南みなみ齊ひとし後ご軍ぐん參さん軍ぐん
    - 臧嚴
- 臧潭之の，左ひだり民みん尚なお书
  - 臧未甄，南みなみ梁はり江夏えなつ太守たいしゅ
    - 臧盾
      - 臧長博はく
      - 臧仲博はく
    - 臧厥
      - 臧操
- 臧澄之の，太子たいし左ひだり积弩将はた军
少子しょうし臧绰，太子たいし中ちゅう舍人とねり，新しん安やす太守たいしゅ
- 臧焕，武たけ昌あきら太守たいしゅ
臧氏，嫁よめ员外散ち骑侍郎ろう傅でん邵