蔣燦

蒋灿石刻せっこく像ぞう刻こく于1827（清道きよみち光こう七なな年ねん），清きよし孔あな继尧绘，石せき蕴玉正せい书赞，谭松坡镌，为《沧浪亭てい五ご百ひゃく名めい贤像》之の一いち。

蔣燦（1593年ねん—1661年ねん），字じ韜仲、號ごう雉園，晚ばん號ごう慕皆，南みなみ直ただし隸蘇州そしゅう府ふ長洲ながす縣けん人ひと，明朝みょうちょう、南明なんめい政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

蔣燦是ぜ清流せいりゅう縣けん知ち縣けん蔣育馨かおる次子じし，天啟てんけい元年がんねん（1621年ねん）辛からし酉とり科か應おう天てん鄉きょう試ためし舉人，崇たかし禎ただし元年がんねん（1628年ねん）戊つちのえ辰たつ科か進士しんし，授餘よ姚知ち縣けん，調しらべ上うえ蔡知ち縣けん，修おさむ築城ちくじょう牆、管理かんり保ほ伍ご、訓練くんれん勇士ゆうし以防禦ぼうぎょ流りゅう賊ぞく。

後來こうらい蔣燦陞兵部ひょうぶ主事しゅじ，歷れき陞員外いんがい郎ろう、郎ろう中ちゅう，擢山東さんとう布ぬの政せい使し司し參議さんぎ、兵備へいび天津てんしん，修繕しゅうぜん天津てんしん衛まもる衛まもる城じょう，興きょう建けん三さん臺だい，保全ほぜん南みなみ浙、南みなみ直ただし、長ちょう蘆あし的てき糧かて餉；因いん事ごと造づくり貶謫到福建ふっけん，後こう得とく赦免しゃめん，北京ぺきん失陷しっかん後ご和わ王おう宗そう昌あきら沿海えんかい路ろ到いた南京なんきん。南京なんきん失しつ守もり，他た杜もり門かど照あきら顧母親ははおや，母親ははおや死後しご哭到瞎眼，六ろく十じゅう九きゅう歲さい去さ世よ。著ちょ有ゆう《春秋しゅんじゅう講義こうぎ》、《羼提齋とき集しゅう》、《半はん關せき文ぶん稾》、《津つ門もん奏そう疏》等とう。沈德潛せん輯《明あきら詩し別べつ裁さい集しゅう》卷まき十じゅう錄ろく有ゆう其《題だい杜もり少しょう陵りょう像ぞう》二に首しゅ。

家族かぞく

夫人ふじん為ため嚴いむ訥孫まご女おんな，側室そくしつ黃き氏し與あずか吳ご氏し。有ゆう六ろく子し：長子ちょうし蔣垣（字じ師し維，號ごう公おおやけ藩はん，1613-1634）為ため長洲ながす庠生，配はい盛もり符ふ升ます妹いもうと盛氏もりうじ，嗣弟蔣圻次子じし蔣之逵為ため後ご。蔣燦次子じし蔣埏早はや亡ほろび。蔣燦三さん子し蔣圻（字じ胤たね侯こう，號ごう雪ゆき菴，1617-1664）為ため蘇州そしゅう府ふ庠生，配はい王おう汝なんじ哲あきら女おんな，有ゆう六ろく子し，其中次子じし蔣之逵（原名げんめい蔣鎬）出だし嗣兄蔣垣，五ご子し蔣廷鎔出で嗣弟蔣垓。蔣燦四よん子し蔣址（字じ定じょう侯こう，號ごう士し安やす，1627-1701）為ため長洲ながす庠生，配はい馮明玠女おんな，繼ままし張ちょう氏し，有ゆう二に子し。蔣燦五ご子し蔣垓（字じ兆ちょう侯こう，1636-1665），順治じゅんじ十じゅう四よん年ねん（1657年ねん）丁ちょう酉とり科か舉人，順治じゅんじ十じゅう六ろく年ねん（1659年ねん）己おのれ亥い科か會かい試こころみ副ふく榜，配はい安やす氏し，嗣兄蔣圻五ご子し蔣廷鎔。蔣燦六ろく子し蔣壎（字じ協きょう侯こう，1649-1671）為ため蘇州そしゅう府ふ庠生，配はい朱しゅ氏し，有ゆう一いち子し。

毛もう綸、毛もう宗はじめ崗父子ふし與あずか婁關蔣氏家族かぞく交往密みつ切きり。順治じゅんじ年間ねんかん，蔣燦聘毛綸為孫まご輩やから授業じゅぎょう。其後，毛もう宗はじめ崗與蔣燦多た位い子こ侄孫輩やから有ゆう文學ぶんがく往來おうらい，包括ほうかつ探さがせ討《琵琶びわ記き》等とう。毛もう宗はじめ崗還曾應蔣燦曾孫そうそん蔣深等とう人ひと之の請，著ちょ《稚やや園えん公おおやけ戊つちのえ辰たつ硃卷並なみ遺のこ囑しょく手跡しゅせき合あい裝そう冊さつ題跋だいばつ》等とう。

參考さんこう文獻ぶんけん

• 錢ぜに海うみ岳だけ《南明なんめい史し》·卷まき八はち十じゅう九きゅう·列傳れつでん第だい六ろく十じゅう五ご
• 乾いぬい隆たかし《長洲ながす縣けん志こころざし》·卷まき二に十じゅう·科目かもく
• 乾いぬい隆たかし《長洲ながす縣けん志こころざし》·卷まき二に十じゅう四よん·人物じんぶつ三さん

官かん衔
前任ぜんにん： 祁逢吉きち	明朝みんちょう餘あまり姚縣知ち縣けん 1628年ねん－1631年ねん	繼つぎ任にん： 梁りょう佳けい植うえ
前任ぜんにん： 羅ら袞	明朝みょうちょう上じょう蔡縣知ち縣けん 崇たかし禎ただし年間ねんかん	繼つぎ任にん： 胡えびす舜しゅん封ふう