通つう判ばん

通つう判ばん，中國ちゅうごく古代こだい官職かんしょく之の一いち，五ご代だい十じゅう國こく顺义元年がんねん（921年ねん）始はじめ置おけ。

學界がっかい認みとめ為ため通どおり判ばん一職始創立於北きた宋そう，朝廷ちょうてい为加强きょう对地方ちほう的てき控ひかえ制せい，防止ぼうし知ち州しゅう职权过重，专擅作さく大だい，以通判ばん负责监督知ち州しゅう，两者相互そうご牵制，全ぜん称しょう通つう判ばん某ぼう州しゅう军州事ごと，俗称ぞくしょう通つう判ばん、通とおり州しゅう、州しゅう判ばん、监郡、郡こおり佐たすく、州しゅう佐さ、治ち中ちゅう、别驾、郡こおり丞すすむ，雅称がしょう泥どろ轼。事實じじつ上じょう，五ご代だい十じゅう国こく时期，吳くれ王おう楊溥於顺义元年ねん（921年ねん）已やめ设立此职，表ひょう張ちょう延のべ翰為ため江え州しゅう觀察かんさつ巡じゅん官かん，通つう判ばん軍ぐん府ふ事ごと。南みなみ唐とう保ほ大だい元年がんねん（943年ねん）繼つぎ設しつらえ有ゆう通どおり判ばん一いち職しょく，張ちょう易えき“以水部員ぶいん外郎ういろう，通つう判ばん歙州刺史しし。”明朝みょうちょう期間きかん為ため各かく府ふ的てき副ふく職しょく，位い於知ち府ふ、同どう知ち之これ下か。在ざい清朝せいちょう通つう判ばん也稱為ため“分ぶん府ふ”，管轄かんかつ地ち為ため廳ちょう，此官職しょく配置はいち於地方ちほう建けん制せい的てき京きょう府ふ或ある府ふ，功こう能のう為ため輔助知ち府ふ政務せいむ，分掌ぶんしょう糧かて鹽しお鐵てつ都と捕と，品等ひんとう為ため正せい六ろく品ひん。通つう判ばん多た半はん設立せつりつ在ざい邊あたり陲地帶たい，以彌補ほ知ち府ふ管轄かんかつ不足ふそく之の處しょ。1911年ねん，清きよし亡ほろび，該官職しょく廢除はいじょ。

通つう判ばん也被用作ようさく古代こだい廳ちょう長ちょう的てき別名べつめい，如：噶瑪蘭らん厅通つう判ばん。

參考さんこう文獻ぶんけん

• 孫まご文ぶん良りょう：《中國ちゅうごく官制かんせい史し》，1993年ねん，台北たいぺい：文津ふみつ出版しゅっぱん社しゃ。