采女うねめ

采女うねめ，後世こうせい又また稱たたえ彩女あやめ，是ぜ中國ちゅうごく、日本にっぽん、越こし南みなみ古代こだい的てき女官にょかん名な，因いん其選自じ臣民しんみん家か，故こ曰「采女うねめ」。

上古じょうこ女おんな仙せん

采女うねめ，原はら指ゆび上古じょうこ女おんな仙せん之の一いち。據よりどころ《墉城集しゅう仙せん錄ろく》記載きさい，采女うねめ為ため商しょう王宮おうきゅう女おんな。少しょう得とく養やしなえ神しん之の道みち，年ねん二に百ひゃく七なな十じゅう餘あまり，視し如十じゅう五ご六ろく歲さい少女しょうじょ。相傳そうでん商しょう王おう留とめ彭祖於掖庭にわ，使つかい采女うねめ間道かんどう於彭祖そ。采女うねめ問とい延のべ年ねん益えき壽之としゆき法ほう，彭祖說せつ：〝服ふく元もと君くん太一たいち金きむ丹まこと，可か白日はくじつ昇天しょうてん，上うえ補ほ仙せん官かん﹔愛あい精せい養やしなえ神しん，服ふく食しょく草くさ藥やく，可か以長生ちょうせい，但ただし不能ふのう役やく使し鬼神きじん，乘じょう虛きょ飛行ひこう﹔陰陽いんよう運うん砼，導しるべ引屈伸くっしん，使つかい百ひゃく節せつ砼行，關せき機き無な滯とどこお，坐すわ忘煉液えき，皆みな可か以令人じん久壽きゅうじゅ〞。采女うねめ面めん受修道しゅうどう之の要よう，以教商しょう王おう，王おう行こう彭祖之の道みち亦また壽ことぶき三さん百ひゃく歲さい。

女官にょかん名めい

中國ちゅうごく

始はじめ見み於東ひがし漢かん，位い在ざい美人びじん、宮人みやびと之これ下か。漢かん光武みつたけ帝みかど時とき，六ろく宫称号ごう有ゆう皇后こうごう、贵人、美人びじん、宫人、采女うねめ，其中美人びじん、宮人みやびと、采女うねめ无爵秩，只ただ在ざい岁时赏赐充たかし给。 至いたり北きた齊ひとし時とき，世よ祖そ置おけ采女うねめ為ため後宮こうきゅう低位ていい嬪御。隋ずい朝あさ時とき，隋ずい煬帝置おけ采女うねめ三さん十じゅう七なな員いん，為ため七なな品ひん，自じ此為妃ひ嬪位號ごう。唐から朝あさ初期しょき沿襲前ぜん朝あさ舊制きゅうせい，置おけ采女うねめ二に十じゅう七なな員いん，但ただし品しな秩改あらため為ため正せい八はち品ひん。金かね朝あさ後宮こうきゅう中ちゅう，采女うねめ為ため八はち十じゅう一いち御ご妻つま中なか的てき第だい三さん等とう，位い在ざい寶林ほうりん、御ご女おんな之これ下か。

日本にっぽん

日本にっぽん自じ飛鳥あすか時代ときよ起おこり仿效中國ちゅうごく唐とう朝あさ，設置せっち采女うねめ，主要しゅよう作為さくい天皇てんのう和かず皇后こうごう的てき近きん身み侍女じじょ，亦また作為さくい天皇てんのう側室そくしつ。當時とうじ地方ちほう豪族ごうぞく會かい向こう天皇てんのう獻上けんじょう自己じこ的てき女兒じょじ作為さくい人質ひとじち表示ひょうじ順じゅん服ふく朝廷ちょうてい，這些女子じょし進すすむ宮後みやうしろ就成為ため采女うねめ。平安へいあん時代じだい采女うねめ不ふ再さい常設じょうせつ，只ただ在ざい特定とくてい儀式ぎしき時じ才ざい出現しゅつげん。