黄き衷

黃き衷
大明だいめい兵部ひょうぶ侍さむらい郎ろう
籍せき貫ぬき	廣東かんとん廣州こうしゅう府ふ南海なんがい縣けん
字じ號ごう	字じ子こ和わ
出生しゅっしょう	成なり化か十じゅう年ねん（1474年ねん）
逝世	嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう二に年ねん（1553年ねん）
出身しゅっしん
弘治こうじ九年丙辰科進士出身

黃き衷（1474年ねん—1553年ねん），字じ子こ和わ，廣東かんとん廣州こうしゅう府ふ南海なんがい縣けん人じん，軍籍ぐんせき，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ。

生平おいだいら

廣こう東鄉とうごう試ためし第だい十じゅう三さん名めい舉人。弘治こうじ九きゅう年ねん（1496年ねん）中ちゅう式しき丙へい辰たつ科か二に甲かぶと第だい九きゅう十じゅう名めい進士しんし。授南京なんきん户部主事しゅじ。歷れき官かん补南京なんきん兵部ひょうぶ员外郎ういろう，升ます礼れい部ぶ郎ろう中ちゅう，改あらため调吏部。後任こうにん湖みずうみ州しゅう知ち府ふ，不ふ久ひさ，升しょう迁福建都けんと转运使し。福建ふっけん巡じゅん抚胡えびす世よ寧やすし薦こも以总管かん粮政之の重任じゅうにん，遂とげ授广西にし参政さんせい，以督粮為務つとむ。嘉よしみ靖やすし二に年ねん（1523年ねん）擢右副ふく御ご史し，巡じゅん抚云うん南みなみ。嘉よしみ靖やすし五ご年ねん（1526年ねん），剿定湖北こほく盗とう有功ゆうこう，當時とうじ仁じん寿ことぶき宫和显陵進行しんこう营建，调升工こう部ぶ右みぎ侍さむらい郎ろう兼けん佥都御ご史し，負ふ責せめ督とく运木材ざい。官かん至いたり兵部ひょうぶ侍さむらい郎ろう。後こう以足傷きず辭じ官かん歸き里さと。嘉よしみ靖やすし年間ねんかん，擔任たんにん廣州こうしゅう矩のり州しゅう書院しょいん山やま長ちょう。終身しゅうしん以教育きょういく為ため職しょく。嘉よしみ靖やすし三さん十じゅう二に年ねん（1553年ねん）卒そつ。

著作ちょさく

著しる有ゆう《矩のり洲しゅう文集ぶんしゅう》10卷かん、《诗集》10卷かん、奏そう议10卷かん、《海うみ语》3卷かん等とう。

家族かぞく

曾祖そうそ黃き緣えん保ほ；祖父そふ黃き銘めい福ぶく；父ちち黃き璉，母はは蕭しょう氏し。

参考さんこう文献ぶんけん

官かん衔
前任ぜんにん： 耿明	明朝みょうちょう湖みずうみ州しゅう府ふ知ち府ふ 1511年ねん－1514年ねん	繼つぎ任にん： 呂りょ盛もり