齊ひとし懿公

齊ひとし懿公 前ぜん612年ねん—前まえ609年ねん
政權せいけん	齊ひとし國こく
君主くんしゅ	齊ひとし懿公
歷れき時じ	4年ねん
齊ひとし懿公在位ざいい年ねん在ざい《春秋しゅんじゅう》經けい時代じだい的てき位置いち

小說しょうせつ《東あずま周あまね列國れっこく志こころざし》插畫そうが：齊ひとし懿公竹ちく池ち遇ぐう變へん

齊ひとし懿公（？—前まえ609年ねん），姜きょう姓せい，名めい商人しょうにん，齊ひとし桓公かんこう之子ゆきこ、母親ははおや為ため密みつ姬ひめ。桓公かんこう在世ざいせい時じ，商人しょうにん與あずか大夫たいふ邴歜之これ父ちち爭そう田た邑之界かい，管かん仲なか以商人じん理屈りくつ，將はた田た斷だん歸き邴氏，商人しょうにん銜恨於心。桓公かんこう去さ世よ，六ろく公子こうし無む虧、齊ひとし孝こう公こう昭あきら、齊昭なりあき公おおやけ潘はん、齊ひとし懿公商人しょうにん、齊ひとし惠めぐみ公おおやけ元もと、公子こうし雍，爭そう立りつ相しょう攻おさむ，豎刁、易えき牙きば擁立ようりつ公子こうし無む虧（無む詭）。齊ひとし桓公かんこう橫よこ屍かばね在ざい床ゆか，蛆うじ出で於戶。

齊昭なりあき公おおやけ死後しご，其子被ひ公子こうし商人しょうにん殺ころせ死し，公子こうし商人しょうにん即位そくい，是ぜ為ため齊ひとし懿公。後ご盡つき奪だつ邴氏之の田た，掘ほ邴原屍かばね而刖之の，又また恨管仲なか，削そぎ其家封ふう邑。齊ひとし懿公好色こうしょく，淫いん慾よく宮中きゅうちゅう，奪だつ參さん乘じょう（馬車ばしゃ的てき車夫しゃふ）庸いさお職しょく之これ妻つま。邴原之子ゆきこ邴歜懷ふところ恨在心しん，和かず懿公參さん乘じょう庸いさお職しょく合ごう謀はかりごと，乘じょう懿公出で遊ゆう殺ころせ之これ，歸かえり告つげ齊ひとし祖廟そびょう，從容しょうよう出で逃。齊ひとし人じん恨懿公こう驕おご恣ほしいまま，廢はい其子而迎公子こうし元もと於衛，稱たたえ齊ひとし惠めぐみ公おおやけ。

參まいり見み

• 《史記しき·齊ひとし太ふと公おおやけ世よ家か》

前任ぜんにん： 侄齊ひとし君くん舍しゃ

齊ひとし國こく君主くんしゅ 前ぜん613年ねん—前まえ609年ねん

繼つぎ任にん： 兄あに齊ひとし惠めぐみ公おおやけ