(Translated by https://www.hiragana.jp/)
後漢書/卷95 - 维基文库,自由的图书馆 とべ转到内容ないよう

こう漢書かんしょ/まき95

維基文庫ぶんこ自由じゆうてき圖書館としょかん
 禮儀れいぎじょう こう漢書かんしょ 《こころざしだい
禮儀れいぎちゅう 立夏りっか 請雨 はい皇太子こうたいし はい王公おうこう ももしるし 立秋りっしゅう 貙劉 あん ほこらぼし 立冬りっとう 冬至とうじだいうし 衛士えじ 朝會ちょうかい
禮儀れいぎ 

こうかん書志しょしだい 禮儀れいぎちゅう 立夏りっか請雨はい皇太子こうたいしはい王公おうこうももしるし立秋りっしゅう貙劉あんほこらぼし立冬りっとう  

冬至とうじ臘大儺土うし衛士えじ朝會ちょうかい立夏りっかにちよるつきこく京都きょうと百官ひゃっかんみなころもあかいたり季夏きかころも,郊。其禮:ほこらとくまつり

自立じりつはるいたり立夏りっかつき立秋りっしゅうぐん國上くにがみさわわかしょう,*()*こおりけんかく掃除そうじ社稷しゃしょく;其旱也,公卿くぎょうかんちょう以次ぎょう雩禮もとめ。[いち]閉諸ころも皁,きょう土龍むぐらもち,[]たて土人どじんまい佾,ななにち一變いっぺん故事こじ。[さん]はんかかわしゅさく*[縈]*しゃしゅ。[よん]禱賽以少ろう如禮。[]  ちゅう[いち]おおやけひつじでん曰:「だい雩,ひでりさい也。」なにきゅうちゅう曰:「きみおや南郊なんこう,以六事謝過自責曰:『せい不善ふぜんあずかみん失職しっしょくあずか宮室きゅうしつたかしあずか謁盛あずかつと苴行あずか?讒夫倡與?』使つかいわらわ男女だんじょかくはちにんまい而呼雩,いい雩。」春秋しゅんじゅうしげる曰:「大旱たいかん雩祭而請大水おおみず而攻しゃ天地てんち所為しょい陰陽いんようこれしょおこり也。ある請焉,ある*(いか)**[おさむ]*焉,なに*(如)*也?曰:大旱たいかんめつかげ也。めつかげしゃとうといや卑也。かた義也よしや,雖大甚,はい請之而已,敢有也?大水おおみずしゃかげめつ也。かげめつしゃ,卑勝みこと也。以賤りょうたかしゃぎゃくふし而攻しゅいと而脅ため不義ふぎ,此亦春秋しゅんじゅうかしこきょう禦也。へん天地てんちくらいせい陰陽いんようじょ,*(さだ)**[じき]*あるき其道而不*(忘)**[]*其難,義之よしゆきいたり也。」

またなか舒奏おううん:「もとめこれかたそんえきかげねがい大王だいおうおさむ廣陵こうりょう女子じょしためじんしゅくしゃいちがつ租,たまものしょみこしゃしょみこ毋大しょうみなしょう聚於かくもんためしょうだん,以脯しゅさいおんなどく寬大かんだい便びんところうつり巿,巿便丈夫じょうぶ丈夫じょうぶとくしょうしたがえ飲食いんしょくれい吏妻かく往視其夫,みないたそくおこりあめちゅう而已。」ふくけんちゅうひだりでん曰:「だい雩,なつさいてんめい。雩,とお也,とおため百谷求膏雨也。

龍見たつみ而雩。りゅうかく、亢也。いいよんがつ□,りゅうほしたい萬物ばんぶつはじめもりまち而大,雩祭以求也。」一說いっせつだい雩者,まつり於帝而祈也。一說いっせつ,郊,まつてんいのり農事のうじ;雩,さい山川やまかわ而祈也。かんきゅう:「もとめふとしつね禱天宗廟そうびょう社稷しゃしょく山川やまかわ以賽,かく如其つねろうれい也。よんがつ立夏りっかひでり,乃求禱雨而已;ひでりふくじゅう禱而やめ;訖立秋りっしゅう,雖旱とく禱求也。」

ちゅう[]山海さんかいけい曰:「大荒おおあら東北とうほくすみ有山ありやまめい曰凶こうおかおうりゅうところ南極なんきょくころせ蚩尤あずかほこちちとくふくじょうしたすうひでりひでり而為おうりゅうじょう,乃得大雨おおあめ。」かく璞曰:「いま土龍むぐらもちほん此氣おう自然しぜんめいかん非人ひにんしょのうため也。」ただしなか舒云:「はるひでりもとめれいけん邑以すいれいみん社稷しゃしょく家人かじんほこら。毋伐名木めいぼく,毋斬山林さんりん。暴巫聚蛇はちにち。於邑東門ひがしもん外為がいためよんつうだんぽうはちしゃくうえあお繒八。其神どもこうまつり以生ぎょはちげんしゅ清酒せいしゅ*(搏)**[膊]*脯。みこ絜清辯口べんこうしゃ以為しゅくしゅくときさんにちふくあおころもさき再拜さいはい,乃跪ひねひねやめふく再拜さいはい,乃起。しゅく曰:『ひろし天生あもう五穀ごこく以養じんこん五穀ごこくびょうひでりこわなりけいしん清酒せいしゅ*(搏)**[膊]*脯,再拜さいはい請雨。あめこうだい澍,たてまつ牲禱。』以甲、おつためだいあお龍一りゅういちちょう八丈はちじょうきょ中央ちゅうおうためしょうりゅうななかくちょうよんたけ於東おひがしかたみな東鄉とうごう,其閒相去あいさりはちしゃくしょうはちにんみなときさんにちふくあおころもまい嗇夫またときさんにちふくあおころも而立じりつ。*(しょうら)**[鑿]*しゃどおり於閭がいみぞえび罶,錯置しゃなかいけかたはちしゃくふかいちしゃくおけすいえび罶焉。清酒せいしゅ*(搏)**[膊]*脯。しゅくときさんにちふくあおころも拜跪はいきちんはじめ如初。三歲雄雞與三歲豭豬,みな燔之於よんつうしん宇。れいみん闔邑うらみなみもんおけすい其外,ひらきうら北門きたもんろう豭豬いちおけうら北門きたもんそと。巿中またおけいち豭豬。聞*(かれ)*ごえみなしょう豬尾,死人しにんこつうめこれ開山かいさんふちせきたきぎ而焚けつ信道のぶみち橋之はしの壅塞行者ぎょうじゃけつ瀆之。こう而得ほう以豚いちさけしおきびざいあし。以茅ためせき,毋斷。なつもとむれいけん邑以すい家人かじんまつ,毋舉こうさらだい浚井。暴釜於壇,杵臼きなうす於術,ななにちため四通之壇於邑南門之外,ぽうななしゃくうえあか繒七。其神蚩尤。まつり以赤雞七,げんしゅ清酒せいしゅ*(搏)**[膊]*脯。しゅくときさんにちふくあかころも拜跪はいきちんはじめ如春。以丙、ちょうにちためあか大龍おおたついちちょうななたけ居中きょちゅうまたためしょうりゅうろく,*[かく]*ちょうさんたけしゃく,於南かたみな南鄉なんごう,其閒相去あいさりななしゃく壯者そうしゃななにんみなときさんにちふくあかころも而舞

つかさそら嗇夫またときさんにちふくあかころも而立じりつ。鑿社而通閭外みぞえび罶,錯置しゃなかいけかたななしゃくふかいちしゃくさけ脯祭。ときころもあか拜跪はいきちんはじめ如初。さんさいゆう雞、豭豬,燔之よんつうしん宇。ひらきかげ閉陽如春也。季夏きか,禱山りょう以助れいけん邑一徙巿於邑南門之外,にちきん男子だんしとくぎょういれ巿。家人かじんほこらちゅうため。毋舉こう。聚巫巿旁,為之ためゆきゆいぶたためよんつうだん中央ちゅうおううえ繒五。其神きびまつり以*(毋)**[はは]*□げんしゅ清酒せいしゅ*(搏)**[膊]*脯。れいかくためしゅくときさんにちころもころもみな如春ほこら。以戊、おのれにちため大黃だいおう龍一りゅういち長五ちょうごたけきょ中央ちゅうおうまたためしょうりゅうよんかく長二ちょうじたけしゃく,於中央ちゅうおうみな南鄉なんごう,其閒相去あいさりしゃく丈夫じょうぶにんみなときさんにちふくころも而舞ろうしゃまたときさんにちころもころも而立じりつまたつう社中しゃちゅう於閭がいみぞえび罶池かたしゃくふかいちしゃくみな如前。あき,暴巫□いたりきゅうにち。毋舉火事かじせんじきん家人かじんほこらもんため四通之壇於邑西門之外,ぽうきゅうしゃくうえしろ繒九。其神*(ふとし)**[しょう]*ひろしまつり桐木きりきさかなきゅうげんしゅ清酒せいしゅ*(搏)**[膊]*脯。ころも白衣はくい如春。以庚、からしため大白おおしろ龍一りゅういちちょうきゅうたけきょ中央ちゅうおうためしょうりゅうはちかくちょうよんたけしゃく,於西かたみな西鄉さいごう,其閒相去あいさりきゅうしゃく。□しゃきゅうにんみなときさんにちふく白衣はくい而舞司馬しばまたときさんにちころも白衣はくい而立じりつえび罶池かたきゅうしゃくふかいちしゃく如前。

ふゆまいりゅうろくにち,禱於名山めいざん以助家人かじんほこら。毋壅すいため四通之壇於邑北門之外,ぽうろくしゃくうえくろ繒六。其神げんめいまつり以黑いぬろくげんしゅ清酒せいしゅ*(搏)**[膊]*脯。しゅくときさんにちころもげんころもほうりあや如春。以壬、みずのとため大黑おおくろ龍一りゅういち長六ちょうろくたけきょ中央ちゅうおう

またためしょうりゅうかく長三ちょうぞうたけ,於北方ほっぽうみな北鄉きたごう,其閒相去あいさりろくしゃくろうしゃろくにんみなときさんにちころも黑衣くろご而舞じょうまたときさんにちふく黑衣くろご而立じりつえび罶池みな如春。

よんみなかのえ子日ねのひれい吏民夫婦ふうふみな偶處。凡求大體だいたい丈夫じょうぶよくぞう而居,女子じょしよくかず而樂。」おうりゅうゆうつばさほうげん曰:「ぞうりゅう致雨。艱矣哉,りゅう乎!りゅう乎!」しんろん曰:「りゅう歆致さく土龍むぐらもち,吹律,及諸方術ほうじゅつ不備ふびしつらえたんとい:『もとめ所以ゆえんため土龍むぐらもちなに也?』曰:『龍見たつみしゃ,輒有風雨ふうう興起こうき,以迎おくこれえん其象るい而為。』」ちゅう[さん]しゅうあや曰:「□まいそち而舞ひでり暵之ごと。」ていげん曰:「□,あか皁染為之ためゆき也。」

ひでり歎,註:「也,もちいかりいろしゃよく其有而去。」

ちゅう[よん]かんきゅう曰:「なりみかどさんねんろくがつはじめいのちしょかんとめしゅなわはん縈社,げきつづみおさむみずひでりつね不和ふわ。」たから曰:「しゅいと縈社。しゃ太陰たいいん也。しゅ火色ひいろ也。いと,*(維)**[はなれ]*ぞく天子てんし於社,せめ腢陰也;諸侯しょこうようぬさ於社,請上公也きみや於朝,退すさおさむ也。此聖じんいや勝之かつゆきほう也。」

ちゅう[]漢書かんしょ曰:「たけみかどもとふういたなながつ畢賽秋冬あきふゆはるもとめ。」古今ここんちゅう曰:「たけみかどもとふうろくねんがつひでりおんな及巫丈夫じょうふ不入ふにゅう也。」

はい皇太子こうたいしただし百官ひゃっかんかいじょう,謁者引皇太子たいしとうすわ殿下でんか北面ほくめんそらとう太子たいし西北せいほくひがし面立おもだち。讀策しょ畢,ちゅうつねさむらい皇太子こうたいし璽綬東向こちむき授太太子たいし再拜さいはいさん稽首。謁者さん皇太子こうたいししんぼう,*(かぶと)**[ちゅう]*謁者しょうせい曰「」。三公みつきみます階上はしかみ殿どのことぶきまんさいよし大赦たいしゃ天下でんかともたまものれい畢,やめ

はい諸侯しょこう王公おうこうただしいしかんかいじょう,謁者引光祿ろくくんまえ。[いち]謁者引當ひきあてはい*[しゃ]*まえとうすわふく殿下でんかひかり祿ろくくんまえいちはい,舉手曰;「せいみことのり其以ぼうためぼう。」*[]*讀策しょ畢,謁者しょうしんぼう再拜さいはい尚書しょうしょろう以璽印綬いんじゅづけさむらいさむらいまえひがし面立おもだち,授璽印綬いんじゅ王公おうこう再拜さいはい頓首とんしゅさん*()*。さん謁者曰:「ぼうおうしんぼうしんふうじぼうおおやけぼうはつ*[じょ]*,しゃ。」ちゅう謁者ほう謹謝。さんしゃたて曰:「*(しゃ)*皇帝こうていためこうきょう。」*(みなかんむり)**[おもすわ,受策しゃはい]*しゃおこり就位しゅういともたまものれい畢,やめ。*[さん]*ちゅう[いち]ちょうまことかん曰「ふとし常住じょうじゅうぶた東向こちむき讀文」,あずか此異也。

ちゅう[]ちょうまことかんゆうなつつとむさくぶん,曰:「維元はつろくねんさんがつ甲子きのえねせいみことのり以大おおとり臚勤ため。曰:『ちんうけたまわてんじょおもんみ稽古けいこけんなんじ於位ためかん輔。往率きゅうしょくけいじき五教ごきょう五教ごきょうざいひろし

左右さゆうちん躬,せんりょくよんひょう乂皇。於戲!じつおもんみ秉國ひとしつくり祗厥いとぐちあきら天工てんこうまきあずかつとむ*(而)**[其]*戒之!』」ちゅう[さん]しんあきら曰:かんりつ皇后こうごうくにれいだい,而志其儀,りょうりょうあん蔡質しょたてそう皇后こうごういま以備闕。うん:「尚書しょうしょれいしん囂、ぼくしゃしんかなえ尚書しょうしょしんあさひしんじょうしん滂、しん謨、しんまい稽首ごと:『ふくおもんみ陛下へいかくつそくひつじさるどうあい陰陽いんよう。腢臣大小だいしょう鹹以ちょうあきみや未定みてい,遵舊てんしょうひょう仍聞,れき乃聽。れい月吉つきよし,以宋人為じんい皇后こうごうおうせい,腢生兆庶莫不式舞。えきしょう「受茲かい祉」,うん祿ろくひゃくぶく子孫しそんせんおく」,まんぽう幸甚こうじん

今吉いまよしにち以定,しん請太でんふとしじょうつかさつかさそらふとしつねじょうれつ禮儀れいぎせいしょじょう,腢臣わらわとく上壽じょうじゅ,如故事こじしん囂、しんかなえしんあさひしんじょうしん滂、しん謨、しんまい愚闇ぐあんたち大義たいぎまこと惶誠おそれ頓首とんしゅ死罪しざい,稽首再拜さいはい以聞。』せい曰:『。』維建やすしよんねんなながつ乙未おとみせいみことのり:『皇后こうごうみことあずかみかどひとしからだ供奉ぐぶ天地てんち,祗承宗廟そうびょうはは臨天ゆう莘興いんきょうつとむははしゅうだいたかしぶたゆう內德。ちょうあきみや闕,中宮なかみや曠位,そう貴人きじん*(じょう)**[秉]*よしひめ懿,たい河山かわやま威容いようあきら曜,とくかんむりにわ。腢寮しょ咨,*(ひと)**[僉]*曰宜哉。ぼくめどぎかめうけたまわ有司ゆうしそうむべたたえ紱組,以*(臨)**[はは]*兆民ちょうみん

こん使つかいふとしじょうかさね使ぶしたてまつ璽綬,そうただしためふくたて貴人きじんため皇后こうごうこう其往踐爾けいむね禮典れいてん,肅慎ちゅう饋,がえちんいのちえいおわりてん祿ろく。』皇后こうごうはつ即位そくいあきらいさお殿どのふとしじょう使ぶしたてまつ璽綬,天子てんし臨軒,百官ひゃっかん陪位。皇后こうごう北面ほくめんふとしじょうじゅうぶた東向こちむきそうただし大長おおちょうあき西向にしむきそうただし讀策ぶん畢,皇后こうごうはいしょうしんわらわ,畢,じゅうふとしじょうかさね授璽綬,ちゅうつねさむらいちょう*(らく)**[あき]*ふとしぼく高鄉たかさとこうらんちょう跪受璽綬,そう於殿まえ女史じょし授婕妤,婕妤ちょう跪受,以授あきらあきら受,ちょう跪以たい皇后こうごう皇后こうごうふくおこりはいしょうしんわらわ。訖,黃門こうもん鼓吹こすいさんつう畢,腢臣以次こう即位そくい大赦たいしゃ天下でんか皇后こうごう秩比國王こくおう即位そくい威儀いぎあか紱玉璽。」

仲夏ちゅうかこれがつ萬物ばんぶつかたもり日夏ひなついたる陰氣いんきもえさくおそれぶつ楙。其禮:以朱さくれん葷菜,わたる牟*[しらき]*蠱鐘。以桃しるしちょうろくすんぽうさんすん五色ごしきしょぶん如法にょほう,以施門戶もんこだい以所ひさしためかざりなつきんぎょうさくあし茭,げん交也。[いち]いんじんすいとく,以螺くびまき閉塞へいそく使つかい如螺也。しゅうじん木德きとく,以桃ためさらげんしょうさら也。かん兼用けんようがつにちしゅさくしょくしるしため門戶もんこかざり,以難とめ惡氣わるぎ。[]日夏ひなついたるきん舉大とめずみけしせき冶皆ぜっどめいたり立秋りっしゅう,如故事こじ浚井あらためすいにち冬至とうじ,鑽燧あらためくも。  ちゅう[いち]風俗ふうぞくどおり曰:「つて曰『萑葦ゆうくさむら』。りょ春秋しゅんじゅう曰『*[]*はじめとくいんはらい於廟,熏以萑葦』。しゅうあやきょう大夫たいふ之子ゆきこめい曰門。』論語ろんご曰『だれのうよし*(しゃ)*』。

ようあししゃよくじん子孫しそんしげる*(うえ)**[ふえ]*。しつ其類,ゆう如萑あし。茭者交易こうえき陰陽いんようだいきょうしゃ也。」

ちゅう[]ももしるしほんかんせい所以ゆえん輔卯きんじょ也。

さき立秋りっしゅうじゅうはちにち,郊黃みかど日夜にちやつきこく京都きょうと百官ひゃっかんみなころもいたり立秋りっしゅうむかい於黃郊,らくそうがねみやうたみかど臨,冕而執戚,まいくも翹、いくいのち所以ゆえんやしなえくん也。

立秋りっしゅうにちよるつきこく京都きょうと百官ひゃっかんみなころもしろほどこせ皁領えんちゅうころもむかい*[於]*しろ郊。

れい畢,みなころも絳,いたり立冬りっとう

立秋りっしゅうにち,*()**[しろ]*郊禮畢,はじめあげ威武いぶ牲於郊東もん,以薦りょうびょう。其儀:

輿こしえびす白馬はくばしゅたてがみ,躬執いしゆみしゃ牲。牲以鹿しか麛。[いち]太宰だざいれい、謁者かくいちにん*[以]*しゃはせ*()*おくりょうびょう。*[於是じょう輿こし]*かえみや使者ししゃつぎたば帛以たまもの武官ぶかん

[],武官ぶかん肄兵,習戰じん牲之れいめい曰貙りゅうへいかんみな肄孫、兵法ひょうほうろくじゅうよんじんめい曰乘。[さん]立春りっしゅん使者ししゃつぎたば帛以たまもの文官ぶんかん。[よん]貙劉れいほこらさきおそれ執事しつじつげさきおそれやめ,烹鮮有司ゆうし*[つげ]*,乃逡巡しゅんじゅん牲。しゃ畢,有司ゆうしつげごと畢。[]  ちゅう[いち]がつれい曰:「天子てんし乃厲*(□)**[かざり]*,ゆみはさみ以獵。」がつれい章句しょうく曰:「おやゆみ以射禽,所以ゆえんきょう兆民ちょうみん*()*せんごと也。よん閑習,以救無辜むこ,以伐有罪ゆうざい所以ゆえん強兵きょうへいみんやす忘危也。」

ちゅう[]かんかんめい秩曰:「たまものふとしじょう將軍しょうぐんかくろくじゅうひき金吾きんごしょこうじょうかくさんじゅうひき武官ぶかんばい於文かん。」

ちゅう[さん]がつれい孟冬もうとう天子てんしこうたけ,習射角力すもうしょくちゅう曰:「角力すもう,如漢じょう,引*(閾)**[せき]*蹋踘ぞく也。」今月こんげつれい季秋きしゅう天子てんし乃教りょう,以習えびすつきれい章句しょうく曰:「よせえびすごときょう於田りょう武事ぶじ不可ふかそらしつらえ,必有以誡,よせきょう於田りょうあいだ肄五へい

天子てんし諸侯しょこう無事ぶじ而不ため不敬ふけい以禮ため暴天ぶつ。」しゅうあや:「司馬しば以旗致民,ひられつじん,如戰じんおうみち諸侯しょこう賁鼓,ぐんはたすすむそちひっさげたびそち鼙,そつちょう鐃,りょう司馬しば鐸,公司こうし鐲,以教坐作ざさ進退しんたいやましじょ疏數ふし。」士卒しそつ聽聲はたずい而前□,曰師耳目じもくざいわれ旗鼓きこはるきょうたび以搜なつきょう茇捨以苗あききょうへい以獮ふゆきょうだい閱以かりでんはるなつしめせくだりれい禽供ごと而已。

あきしゃころせりょうただし,其禮もり獨斷どくだん曰:「めぐかり*[こう]*りょうかえ公卿くぎょう以下いかひね雒陽ていまえがいじょうじょう輿こしいた公卿くぎょう以下いかおがめ天子てんし下車げしゃ公卿くぎょう*[おや]*識顏しょくしかかえみや

古語こご曰『ざいくるまため』,ただ此時施行しこう。」しょ曰:「けんやすじゅういちねんさんがつ,曹公おやこう藉田。有司ゆうしそう:『四時講武於農隙。かんうけたまわしんせいさんこうただ十月車駕幸長安水南門,かい營士,ためはちじん進退しんたいめい曰乘今金いまかねかわ偃,士民しみんもと習,よんこうたけただし立秋りっしゅう吉日きちじつ大朝おおあさしゃごう曰治へい上合かみあいれいめいしたうけたまわかんせい也。』」ちゅう[よん]かんかんめい秩曰:「たまものつかさそら帛四じゅうひききゅうきょうじゅうひき。」古今ここんちゅう曰:「たてたけしはちねん立春りっしゅんたまものこうじゅうひききょうじゅうひき。」

ちゅう[]古今ここんちゅう曰:「えいひら元年がんねんろくがつおつはつれい百官ひゃっかん貙膢,しろまくみなしも。」風俗ふうぞく通稱つうしょうかんしょ山居さんきょ谷汲たにくしゃ,膢臘而寘すいすわえぞくつねじゅうがつさい飲食いんしょく也。また曰*(とう)**[嘗]*あたらしはじめころせ*[也]*。しょく*[しん]*曰貙膢。」

仲秋ちゅうしゅうこれがつ縣道けんどうみなあんみん年始ねんしななじゅうしゃ,授之以王つえ,餔之糜粥。はちじゅうきゅうじゅうれい有加ゆかたまものおうつえちょう*[きゅう]*せきはし以鳩とりためかざりばとしゃむせとり也。よく老人ろうじんむせ

これがつ也,まつ老人ろうじんぼし於國南郊なんこう老人ろうじんびょう

季秋きしゅうこれがつほこらぼし於城みなみだんこころほしびょう

立冬りっとうにちよるつきこく京都きょうと百官ひゃっかんみなころも皁,むかい於黑郊。れい畢,みなころも絳,いたり冬至とうじぜっごと

冬至とうじ前後ぜんこう君子くんしやすせいたい百官ひゃっかんぜっごと聽政,吉辰きっしん而後しょうごとぜっごとこれにちよるつきこく京都きょうと百官ひゃっかんみなころも絳,いたり立春りっしゅんしょへんふく執事しつじしゃ先後せんご其時みないちにち

にち冬至とうじ夏至げし陰陽いんよう晷景長短ちょうたんごくほろ所生しょせい也。[いち]使つかいはちのうはちにんある吹黃がねりつあいだ竽;ある撞黃がねかねあるたび晷景,けんすい輕重けいちょうみずいちしょうふゆじゅうじゅうさんりょうあるげきがねかおるあるがね瑟,軫閒きゅうしゃくじゅうげんみやしょ於中,左右さゆうためしょうせいすみはねあるげきがねさきさんにちふとし謁之。いたりなつよんはじめふゆそくよんなか,其氣いたり焉。  ちゅう[いち]白虎びゃっこどおり曰:「いたり所以ゆえんきゅうへい不興ふきょうごと,閉關,しょうたびくだりなに?此日陰ひかげ陽氣ようきほろ王者おうじゃうけたまわ天理てんりぶつりつ天下でんかしずかふくぎょうやく,以扶助ふじょほろなり萬物ばんぶつ也。夏至げし陰氣いんき始動しどう冬至とうじ陽氣ようきはじめもええき曰:『先王せんおう以至閉關,しょうたびくだり。』夏至げしかげはじめおこりはんだいねつなに陰氣いんきはじめおこり陽氣ようき推而じょうだいねつ也。冬至とうじはじめおこり陰氣いんき推而じょう大寒だいかん也。」

さきいたりこくふとしれい與八よはちのう*(ろう)**[そく]*すわ於端もんひだりじゅく。*(太子たいし)**[だい]*樂器がっきなつあかふゆくろれつまえ殿どのぜん西上にしがみかねためはし守宮やもりしつらえせき於器みなみ北面ほくめん東上とうじょう正德しょうとくせきつづみ南西なんせいめんれい晷儀東北とうほくさんこくちゅう黃門こうもんへい,引太れい、八能之士入自端門,就位しゅういこくさむらいちゅう尚書しょうしょ、謁者みな陛。一刻いっこくじょう輿こし親御おやご臨軒,やすたいしずかきょ以聽たいれいまえとうのきため北面ほくめん跪。舉手曰:「八能之士以備,請行事ぎょうじ。」せい曰「」。たいれい稽首曰「だく」。起立きりつしょう退すさ,顧令正德しょうとく曰:「行事ぎょうじ。」正德しょうとく曰「だく」。みな復位ふくい正德しょうとくりついのちはちのう曰:「以次行事ぎょうじあいだおん以竽。」はちのう曰「だく」。五音ごいんかくさんじゅうため闋。

正德しょうとく曰:「ごう音律おんりつ。」さき唱,五音ごいんなみさくじゅう闋,みなおん以竽。[いち]訖,正德しょうとく曰:「八能士各言事。」八能士各書板言事。ぶん曰:「しんぼうげん今月こんげつ若干じゃっかん甲乙こうおつ冬至とうじがね音調おんちょうくんどう孝道たかみち□。」しょうしんかくみんせいごとはねぶつかくいちいた

いやのり召太れいかく板書ばんしょふう以皁囊,おく西にし陛,跪授尚書しょうしょほどこせとうのき北面ほくめん稽首,はいじょうふうごと尚書しょうしょ授侍ちゅうつねさむらいむかえ受,ほう聞。以小黃門こうもんはた麾節たいれいまえ*(曰)**[しろ]*れい畢。せい曰「」。たいれいぜん稽首曰「だく」。たいいのち八能士詣太官受賜。陛者以次やめ日夏ひなついたるれいまた如之。[]  ちゅう[いち]らくせい曰:「おっと聖人せいじん作樂さくら不可ふか以自娛也,所以ゆえんかん得失とくしつこうしゃ也。聖人せいじん備於いちにん,必從はちのう撞鐘しゃ當知とうちがねげきしゃ當知とうち吹管すいかんしゃ當知とうちかん,吹竿しゃ當知とうち竽,げきかおるしゃ當知とうちかおるつづみきんしゃ當知とうちきんはち*(曰)*ある調しらべ陰陽いんようある調律ちょうりつれきある調しらべ五音ごいん撞鐘しゃ以知法度はっとつづみきんしゃ以知四海しかいげきかおるしゃ以知民事みんじかね音調おんちょうのりくんどうとくくんどうのりがね、蕤賓りつおうくんどうのりかねおん不調ふちょうがねおん不調ふちょうのりがね、蕤賓りつおうつづみ音調おんちょうのりしんどうとくしんどうのりふとしまぶしりつおうかん音調おんちょうのりりつれきせいりつれきただしのりえびす則之のりゆきりつおうかおる音調おんちょうのりみんどうとく

みんどうのりりんがねりつおう竿ざお音調おんちょうのり法度はっととく法度はっとのりしゃりつおうきん音調おんちょうのり四海しかいあいとし百川ももがわいちごうとく鬼神きじん道行みちゆき祭祀さいしみち,如此,のりしゅうとあらいりつおうらくみなのりおうがねりつおう天地てんち和氣わけいたるのり和氣わきおう和氣わきいたりのり天地てんち和氣わきおうかね音調おんちょうしもしん以法ぬしつづみ音調おんちょうしゅ以法しんかおる音調おんちょうしゅ以德ほどこせ百姓ひゃくしょうきん音調おんちょうしゅ以德及四海しかい。八能之士常以日冬至成天文,にち夏至げしなり地理ちりさくかげらく以成天文てんもんさくらく以成地理ちり。」

ちゅう[]蔡邕獨斷どくだん曰:「冬至とうじ陽氣ようき始動しどう夏至げし陰氣いんきはじめおこりおうしか鹿角かづのかいへいよくやすしこころざしよくしず聽事,むかえおく*(凡田りょう)**[にち。臘]*しゃさいおわり大祭たいさいたて吏民えんいんむかえただしおくむかえ正月しょうがつとしくびまた如臘冬至とうじ陽氣ようきおこりきみ道長みちなが夏至げし陰氣いんきおこりくんどうおとろえつづみ以動觿,かね以止觿,よるつきのりおこりひるつきかねのりいき。」

季冬きとうこれがつほしかいとしおわり陰陽いんよう以交,勞農ろうのうだいとおる臘。[いち]  ちゅう[いち]高堂こうどうたかし曰:「帝王ていおうかく以其ぎょうもり而祖,以其おわり而臘。せい於寅,もり於午,おわり於戌,以午,以戌臘。」はたしず曰:「れいいでゆきゆうさいさいおわりゆう蠟臘,正月しょうがつ必祖まつかん以午,以戌臘。うま南方なんぽう以祖。ふゆしゃさいおわりもの畢成,以戌臘。而小すう學者がくしゃよし為之ためゆきせつてん文也ふみや。」

さきいちにちだい儺,[いち]いい逐疫。[]其儀:せんちゅう黃門こうもん子弟していねんじゅうさい以上いじょうじゅう以下いかひゃくじゅう人為じんい侲子。みなあか幘皁せいだい□。[さん]かたしょう黃金おうごんよんもくこうむくまがわげんころもしゅほこあげたてじゅう二獸有衣毛角。ちゅう黃門こうもんぎょう,□從僕じゅうぼくしゃ將之まさゆき,以逐惡鬼あっき於禁ちゅうよる上水じょうすい朝臣あそんかいさむらいちゅう尚書しょうしょ、謁者、とら賁、羽林はばやしろうはた執事しつじみなあか幘陛□。じょう輿こし御前ごぜん殿どの黃門こうもんれいそう曰:「侲子備,請逐疫。」於是ちゅう黃門こうもん倡,振子ふりこ,曰:「かぶとさくしょく□,胇胃しょくとらはくしょくあが簡食不祥ふしょう,攬諸しょくとがめはくしょくゆめつよりょうあかり共食ともぐいはりつけ寄生きせいずいしょくかん,錯斷食だんじききょきゅうあが共食ともぐい蠱。凡使じゅうかみついあくきょう,赫女軀,ひしげおんなふしかいおんなにく,抽女はいちょうおんな不急ふきゅう後者こうしゃためかて!」[よん]いんさくかたしょうあずかじゅうじゅう□。嚾呼,しゅう前後ぜんごしょうさん炬火きょかおく疫出はしもん;[]門外もんがい騶騎でん炬出みや司馬しば闕門門外もんがい五營騎士傳火棄雒水中。[ろく]百官官府各以木面獸能為儺人師訖,しつらえもも梗、いく櫑、あし茭畢,執事しつじ陛者やめ。[なな]あし戟、ももつえ以賜こうきょう將軍しょうぐんとくこう諸侯しょこうくも。[はち]  ちゅう[いち]譙周論語ろんごちゅう曰:「儺,□これ也。」

ちゅう[]かんきゅう曰:「顓頊ゆうさんなま而亡ため疫鬼。いちきょすいため*(とら)**[しいたげおに]*;いちきょ若水わかみずため罔兩蜮鬼;いちきょじん宮室みやむろすみ*(漚庾)*,ぜんおどろきじん小兒しょうに。」

つきれい章句しょうく曰:「にちゆき北方ほっぽう宿やど北方ほっぽうだいかげおそれ為所しどころそもそもいのち有司ゆうしだい儺,所以ゆえん扶陽そもそもかげ也。」しょくれいちゅううん:「所以ゆえん逐衰而迎しん。」

ちゅう[さん]かんきゅう曰:「かたしょうそちひゃく隸及わらわ*(おんな)**[]*,以桃とげつづみ且射,以赤丸あかまる五穀ごこく播灑。」譙周論語ろんごちゅう曰:「以葦しゃ。」薛綜曰:「侲之げんぜんぜんわらわ幼子おさなご也。」

ちゅう[よん]東京とうきょう曰:「*(捐)**[捎]*魑魅すだま,斮獝きょうへびのうかたりょうしゅうこうちち於清泠,おぼれじょ魃於しん潢。ざん夔魖與罔象,殪□なか而殲ゆうひかり。」ちゅう曰:「魑魅すだま山澤やまさわかみ。獝狂,惡鬼あっきゆだねへびだい如車こしきほうりょうくささわしんこうちちおんな魃皆ひでりおにあくみずゆえしゅうおぼれ於水ちゅう使つかい不能ふのうためがい。夔魖、罔象,木石ぼくせきかい。□なかゆうひかり兄弟きょうだいはちにんつねざい人閒にんげんさくかいがい也。」孔子こうし曰:「木石ぼくせきかい夔、罔兩,みずかいりゅう、罔象。」*(しん)**[韋]*あきら曰:「木石ぼくせき*[いい]*やま*(かい)*也。夔いちそく越人えつじんいい*[これ]*やま□。罔兩,やましらげ好學こうがく人聲ひとごえ,而迷惑めいわくじんりゅうかみぶつ也,しょ常見つねみ曰怪。罔象,しょくじんいちめい沐□。」

埤蒼曰:「獝狂,あたまおに。」

ちゅう[]東京とうきょう曰:「煌火はせ而星りゅう,逐赤疫於よん裔。」ちゅう曰:「煌,こう。逐,おどろきはし。煌然こう如星はせあか疫,疫鬼惡者わるもの也。」侲子あいさんぎょうしたがえひがしじょじょう西にしじょ

ちゅう[ろく]東京とうきょうちゅう曰:「□せんにんざいはし門外もんがいせんざいがいためさんさらおくいたり雒水,凡さんやから,逐鬼とう雒水ちゅう。仍上天池あまいけぜっ其橋樑,使つかいふくかえ。」

ちゅう[なな]山海さんかいけい曰:「東海とうかい中有ちゅううついたちさんうえゆう大桃おおももいつきわだかまこごめさん千里せんり,其卑えだもん東北とうほく鬼門きもんまんおに出入でいり也。うえ有二ゆうじ神人しんじんいち曰神荼,いち曰郁櫑,しゅ閱領觿鬼あくがいじんしゃ以葦さく,而用しょくとら。」於是みかどほう而象驅除くじょ畢,いんりつもも梗於門戶もんこじょうかくいく櫑持あしさく,以御きょうおにかくとら於門,とうしょくおに也。史記しき曰:「ひがしいたり於蟠。」

風俗ふうぞくどおり曰:「みかど*[しょ]*『上古じょうこときゆうかみ荼與いく兄弟きょうだいにん性能せいのうおに。』もも梗,梗者さら也,さいおわり更始こうし,受介祉也。はたせつはじめ嘗君曰:『土偶どぐう人語じんごもも梗,今子いまこ東國とうごく桃木もものきそぎためじん。』とらしゃぶつ百獸ひゃくじゅうこれちょうのうげき鷙牲しょく魑魅すだましゃ也。」

ちゅう[はち]かんかんめい秩曰:「大將軍だいしょうぐん三公みつきみ,臘賜ぜにかくさんじゅうまん牛肉ぎゅうにくひゃくきん粳米うるちまいひゃく斛;とくこうじゅうまんきょうじゅうまんこうじょうまん尚書しょうしょすすむろうかくまんせんせんせきろくひゃくせきかくななせんさむらい、謁者、ろう尚書しょうしょれいかくせんろうかん蘭台らんだいれいさんせんちゅう黃門こうもん羽林はばやしとら賁士にんどもさんせん:以為とうほこら門戶もんどただしかくずい多少たしょう受也。」

これがつ也,たてうし六頭於國都郡縣城外丑地,以送大寒だいかん。[いち]  ちゅう[いち]がつれい章句しょうく曰:「これがつ*(かい)**[昏]*たてうしうしためうしさむはたごく其物るい形象けいしょう,以示送達そうたつ,且以ます也。」

きょう衛士えじただし百官ひゃっかんかいじょう,謁者ぶし引故衛士えじいれはしもんまもる司馬しばはたかねまもるぎょうくだりじょうさむらいぶし慰勞いろう,以詔おんといしょやましにが,受其あきらそうしょよくごと。畢饗,たまもの作樂さくらかん以角抵。らく闋罷すすむ以農くわ。[いち]  ちゅう[いち]しゅうあや*(曰)*以下いかのりゆう胥有ていげんちゅう曰:「此謂みんきゅう傜役,わかいままもる*[]*矣。」蔡邕曰:「きゃく平樂へいらくきょう衛士えじ,瑰偉壯觀そうかん也。」

まい*(がつついたち)*としくび*[正月しょうがつ]*,ため大朝おおあさ受賀。其儀:よるつきななこくかね,受賀。

及贄,おおやけほう璧,ちゅうせんせきせんせき羔,千石せんごくろくひゃくせきかりよんひゃくせき以下いか雉。[いち]  百官ひゃっかん賀正がしょうがつ。[]せんせき以上いじょう上殿かみどのしょうまんさい。[さん]舉觴すわまえつかさむなしたてまつあつものだいつかさみのりたてまつめしそうしょく舉之らく百官ひゃっかん受錫えんきょう大作たいさくらく。[よん]其每ついたちただじゅう月旦げったんしたがえ故事こじしゃ高祖こうそじょうはたこれがつ元年がんねんとしくび也。[]  ちゅう[いち]けんじみかど起居ききょちゅう曰:「きゅうてん,巿長かりけんやす八年始令執雉。」

ちゅう[]けつうたぐようちゅう曰:「いにしえしゃ朝會ちょうかいみなにえほうはくけいおとこ璧,かわ帛,きょう羔,大夫たいふかり雉。かんほぼ其制,せいだん大會たいかい諸侯しょこうたま璧,こも以鹿がわ公卿くぎょうやめしょ如古れいいにしえしゃころもがわようがわ帛為ぬさたま以象とく,璧以しょうごと以貨ぼつれい,庶羞踰牲,うたげころも喻祭ふく輕重けいちょうむべ也。」

ちゅう[さん]蔡邕獨斷どくだん曰:「三公奉璧上殿,こうすわ北面ほくめんふとしつねさん曰:『皇帝こうていためくんきょう。』三公みつきみふく皇帝こうていすわ,乃進璧。古語こご曰『すわのりおこり』,此之いい也。」

ちゅう[よん]蔡質かん曰:「せい月旦げったん天子てんし幸德こうとくよう殿どの,臨軒。おおやけきょうはた大夫たいふ百官ひゃっかんかく陪*[]*朝賀ちょうが。蠻、貊、えびす、羌朝貢ちょうこう畢,ぞくぐんけい吏,みな*[陛]*覲,にわ燎。

宗室そうしつしょりゅう*(ざつ)**[おや]*かいまんにん以上いじょうたて西にしめんくらい*(おおやけおさめこもたいかんたまものしょくしゅ西入にしいり東出とうで)*既定きてい上壽じょうじゅ。*[腢]*けい中庭なかにわきた面立おもだちふとしかんじょうくえたまもの腢臣酒食しゅしょく,*[西入にしいり東出とうで]*。*(みつぎごと)*よんにんほう殿下でんかとら賁、羽林はばやし*[ちょう]**()*ゆみ*(つまみ)**[はさみ]*,陛戟左右さゆうえびすあたま偪脛陪前向後こうご左右さゆうちゅうろうしょう*(じゅう)**[]*ひがし*(西にし)**[みなみ]*,羽林はばやしとら賁將*(じゅう)**[]*東北とうほく五官ごかんしょう*(じゅう)**[]*中央ちゅうおう,悉坐就賜。さくきゅうまろうど*(とおる)**[]*らく。捨利*[しし]*したがえ西方せいほうらいおどけ於庭ごく,乃畢いれ殿どのまえげきすいため比目魚ひらめ跳躍ちょうやくうがいすいさくきり鄣日。畢,化成かせいりゅうちょう八丈はちじょう出水しゅっすい遨戲於庭,炫耀日光にっこう。以兩だいいとなわけいりょうはしら*(中頭なかがみ)*あいだ相去あいさりすうたけりょう倡女たいまいぎょう於繩じょう對面たいめんどう逢,きりかたかたぶけまた蹋局出身しゅっしんぞうがた於斗ちゅうしょうかおるなみさく,*[倡]*らく畢,さくぎょりゅう曼延。しょう黃門こうもんさんつう,謁者引公卿くぎょう腢臣以次はい微行びこうやめ。卑官ざいまえみことかんざい德陽とくよう殿どの周旋しゅうせんようまんにん。陛高たけみなぶん石作いしづくりだんげきぬますい於殿しゅはりたまかいきんばしらこくちりばめさくみやわきこう,廁以あお翡翠かわせみいちはしらさんたい,韜以あか緹。天子てんしせいだんぶしかいあさひゃく僚於此。いた偃師,みやよんじゅうさんもちしゅちぇ闕、德陽とくよう,其上うつりつあずかてんれん。」雒陽みやかく簿うん:「德陽とくよう宮殿きゅうでん南北なんぼくぎょうななたけ東西とうざいぎょうさんじゅうななたけよんしゃく。」

ちゅう[]蔡邕曰:「腢臣朝見ちょうけんばんあさじゅうがつついたち,以問えびすひろこう曰:『きゅう公卿くぎょう以下いか每月まいつきつねあさ先帝せんてい以其頻,はぶけただろくがつじゅうがつついたちあさこうふくろくがつついたち盛暑せいしょしょう。』」蔡邕禮樂れいがくこころざし曰:「かんらくよんひんいち曰大らくてん郊廟、うえりょう殿しんがりしょしょく舉之らく。郊樂,やす所謂いわゆる先王せんおう以作らくたかしとくいんこも上帝じょうてい』,しゅうかんわからくろくへんのり天神てんじんみなくだとく而禮也』。宗廟そうびょうらくおそれしょ所謂いわゆる琴瑟きんしつ以詠,こうらいかり』,うん『肅雍先祖せんぞ聽』。しょく舉樂,王制おうせいいい天子てんししょく舉以らく』,しゅうかんおう大食たいしょくそくれいそう鐘鼓しょうこ』。二曰周頌雅樂,てん辟雍、きょうろくむね社稷しゃしょくらく。辟雍、きょうこうけい所謂いわゆるうつりふうえきぞく,莫善於樂』,れい曰『揖讓而治天下でんかしゃ禮樂れいがくいい也』。社稷しゃしょく,*[]*所謂いわゆる琴瑟きんしつげき,以御田みたしゃ也。れい曰『おっとらくほどこせ於金せきえつ於聲おんよう宗廟そうびょう社稷しゃしょくこと山川やまかわ鬼神きじん』,此之いい也。さん曰黃もん鼓吹こすい天子てんし所以ゆえん宴樂えんらく腢臣,所謂いわゆる『坎坎わがつくばいつくばいまいしゃ也。其短しょう、鐃歌,軍樂ぐんがく也。其傳曰『みかど、岐伯所作しょさ,以建あげとくかぜすすむ』也。ぶたしゅうかん所謂いわゆるおう[]だい*(とし)**[けんじ]*のりれい凱樂,ぐんだいけんじのりれい凱歌がいか』也。孝章たかあき皇帝こうていおやちょよんしょうれつざいしょく舉,またせいくもだいじゅうもんかく以其がつまつ而奏。熹平よんねん正月しょうがつちゅう出雲いずもだいじゅうもんしん下大しもおおらくかん習誦,こえあずかきゅう並行へいこうしゃみなとうせんろく,以成らくこころざし。」

校勘こうかん

[编辑]

さん一一七頁六行郡國上雨澤若少*()*こおりけんかく掃除そうじ社稷しゃしょくこう引侯やすしせついい衍。按:つうてんこおりけんさんつうこころざしこうなみ刪「こおりけんのりかく無所屬むしょぞくいまほうやすしせつ,刪「

さん一一七頁七行反拘朱索*[縈]*しゃよりどころこう。按:つうてんゆう「縈」

さん一一七頁九行政不善與民失職與按:今本いまもとこうひつじでんなんちゅうぜんさくいち」,あずかしょく」□いん

さんいちいちななぺーじいちいちぎょうある*(いか)**[おさむ]*焉何*(如)*也據こうあらため刪。按:つうてんさくあるおさむ焉」。御覽ごらんひゃくじゅう引「なに如也」さくなに也」。うん「如」しょう

さんいちいちはちぺーじいちぎょう*(さだ)**[じき]*あるき其道而不*(忘)**[]*其難よりどころこうあらためあずかどおりてんあい

さん一一八頁三行女獨擇寬大便處移巿按:うんおんなうたぐ衍。また按:「だいはらふとし」,逕改正かいせい

さん一一八頁四行大雩夏祭天名按:「だいはらてん」,逕改正かいせい

さんいちいちはちぺーじいちぎょう家人かじんほこら按:「はらどう」,逕改正かいせい

さんいちいちはちぺーじいちいちぎょう清酒せいしゅ*(搏)**[膊]*脯據こうあらためしたどう。按:つうこうさく「搏」,つうてんさく「膊」。こういい搏與膊通,せつぶんさく「脯膊」。

さんいちいちはちぺーじいちよんぎょう*(しょうら)**[鑿]*しゃどおり於閭がいみぞよりどころこうあらため

さん一一八頁一五行置水蝦罶焉按:輿こし春秋しゅんじゅうしげるしょう雲通うずいてんうたぐ衍文えんぶん

さんいちいちはちぺーじいちななぎょう聞*(かれ)*ごえよりどころこう刪。按:つうこうゆうかれつうてんさく「聞鼓」,かれ、「こえ

さん一一八頁一七行取死人骨埋之按:つうこうひとさくはい」。

さん一一八頁一七行決信道橋之壅塞不行者決瀆之按:輿こしくもうたぐとうさくけつ瀆之行者ぎょうじゃ」,つうてんさくつうはし道之みちゆき壅塞」。

さん一一九頁二行更大浚井按:「だい一本いっぽんさく」。輿こしくも藝文げいぶん類聚るいじゅうさくみず」,うたぐ

さんいちいちきゅうぺーじよんぎょう*[かく]*ちょう三丈五尺據盧校補。按:つうてんゆうかく

さん一一九頁七行令縣邑一徙巿按:つうてんれいけん邑」しもゆう十日とおか

さんいちいちきゅうぺーじはちぎょうさい以*(毋)**[はは]*□よりどころ汲本あらため。按:つうこうさくはは」,ちゅううん母音ぼいんれいいいじゅんはは」。

さんいちいちきゅうぺーじいちぎょう其神*(ふとし)**[しょう]*ひろしよりどころこうあらため。按:どおりてんあらため

さんいちぺーじよんぎょうあか皁染為之ためゆき也汲ほん「皁」さくくさ」。按:くも此注ぜん後人こうじん補綴ほてつこうかんまいすめらぎまい」,康成やすなりしたがえ故事こじさく「□」,またはるかん樂師がくしちゅうまたさくすめらぎ」。おもんみこうこうしょう染羽そめば,以朱たたえ秫」,ていつかさみのりうん秫,あかあわ」,こん此注さく康成やすなりまた誤記ごき。「皁」もうほんさくくさ」,皁字,しかまたあやまとうさくあわ」。

さんいちぺーじ六行成帝三年六月始命諸官止雨汲本、殿しんがりほんさんさく」。按:めぐみとういいきたそうほんさく」。くもどおりてんつうこころざしみなさく」,ただしなりみかど改元かいげんねん

さんいちぺーじななぎょういと*(維)**[はなれ]*ぞくよりどころこうあらため。按:くもどおりてんつうこころざし俱作「ぞくはなれ」。

さんいちぺーじ一二行謁者贊皇太子臣某*(かぶと)**[ちゅう]*謁者しょうせい曰可よりどころ汲本あらため。按:うん「謁者さん皇太子こうたいししんぼう,「かぶと」乃「なか鬥。またこう引柳したがえたつせついいなりみかどたてはじめよんねんやめ中書ちゅうしょかん,以中しょためちゅう謁者れいかんきゅうさくかぶと

さんいちぺーじいちよんぎょう謁者引當ひきあてはい*[しゃ]*ぜんよりどころこう。按:つうてんゆうしゃ

さんいちいちぺーじぎょう王公おうこう再拜さいはい頓首とんしゅさん*()*よりどころこう刪。按:くもどおりてん王公おうこうさくとう受策しゃ」。

さんいちいちぺーじさんぎょうぼうこうぼうはつ*[じょ]*しゃよりどころこう。按:つうてんゆうじょ

さんいち一頁三行贊者立曰*(しゃ)*皇帝こうていためこうきょう*(みなかんむり)**[おもすわ受策しゃはい]*しゃおこり就位しゅういよりどころこう刪補,あずかどおりてんあい

さんいち一頁六行丁孚漢儀有夏勤策文按:「つとむはらどう」,逕改正かいせい

さんいちいちぺーじろくぎょう維元はつろくねんさんがつ按:くもあんやすみかどえいはつ三年四月丙寅大鴻臚夏勤為司徒。わかもとはつりゅう愷乃だいつとむしゃ

さんいちいちぺーじはちぎょうつとむ*(而)**[其]*戒之よりどころこうあらためあずかどおりてんあい

さんいち一頁一四行制曰可按:「下原しもばる衍「これ,逕刪。

さんいち一頁一四行維建寧四年七月乙未集解引錢大昕說,いいれいみかどさくなながつみずのとうし」。こん按:れいみかどたてやすしよんねんなながつおのれついたち乙未おとみみずのとうし

さんいちいちぺーじいちぎょうそう貴人きじん*(じょう)**[秉]*よしひめ懿據汲本あらため

さんいちいちぺーじいちろくぎょう*(ひと)**[僉]*曰宜哉據汲本あらためあずかどおりてんあい

さんいちいちぺーじいちろくぎょう以*(臨)**[はは]*兆民據盧校改,あずかどおりてんあい

さんいち二頁一行今使太尉襲持節奉璽綬按:あつまりかい引錢だい昕說,いいあんれいみかどふとしじょう聞人かさねさんがつ免官めんかん,此立乃在なながつある所書ところがき月日つきひあやま

さんいち二頁二行太尉住蓋下「じゅうはらちゅう」,逕據汲本、殿しんがりほん改正かいせい。按:つうてんさくふとしじょうりつ階下かいか」。

さんいちぺーじさんぎょうちょう*(らく)**[あき]*ふとしぼくよりどころこうあらため。按:くもどおりてんらくさくあき」,

さんいちぺーじろくぎょうわたる牟*[しらき]*蠱鐘よりどころ汲本、殿しんがりほん。按:あつまりかい引錢だい昕說,いいわたる未詳みしょう

さんいち二頁七行以桃印長六寸方三寸按:くもそうこころざししるしさく」。

さんいち二頁八行慎其閉塞按:「ふさがはらかん」,逕改正かいせい

さんいちぺーじいちぎょうけしせき冶皆ぜっどめ按:「冶」はらおさむ」,逕改正かいせい

さんいちぺーじいちいちぎょう*[]*はじめとくいんよりどころ汲本、殿しんがりほん

さんいち二頁一二行誰能出不由戶*(しゃ)*よりどころ汲本、殿しんがりほん刪。

さんいちぺーじいちぎょうよくじん子孫しそんしげる*(うえ)**[ふえ]*よりどころ殿どのほんあらため

さんいちさんぺーじさんぎょうむかい*[於]*しろ郊據汲本、殿しんがりほん

さんいちさんぺーじぎょう立秋りっしゅうにち*()**[しろ]*郊禮畢據こうあらため。按:くもどおりてんどういましたがえそうこころざし

さんいちさんぺーじろくぎょう*[以]*しゃはせ*()*おくりょうびょうよりどころこう刪。按:くもどおりてんゆう「以」,此脫。「衍,そうこころざし

さんいちさんぺーじななぎょう*[於是じょう輿こし]*かえみやよりどころしゅうかい引惠とうせつ

さんいちさんぺーじきゅうぎょう烹鮮有司ゆうし*[つげ]*よりどころこうあらため

さんいちさんぺーじいちぎょう天子てんし乃厲*(□)**[かざり]*うん「□」とうさくかざり」,がつれい正義せいぎくも俗本ぞくほんさく「飭」,此又てん鬥。こんよりどころあらため

さんいちさんぺーじいちぎょう所以ゆえんきょう兆民ちょうみん*()*せんごと也據こう刪。

さんいちさんぺーじいちさんぎょう引*(閾)**[せき]*蹋踘ぞく也據こうあらため

さんいちよんぺーじよんぎょうじゅんかり*[こう]*りょうかえよりどころ汲本、殿しんがりほん

さんいちよんぺーじぎょう公卿くぎょう*[おや]*識顏しょくよりどころ汲本、殿しんがりほん

さんいちよんぺーじいちぎょう膢臘而寘すい按:こういいこん風俗ふうぞくどおり「寘」さくかい」,こん韓非子かんぴし「寘水」さくあいのこ以水」。

さんいちよんぺーじいちいちぎょうまた曰*(とう)**[嘗]*あたらしはじめころせ*[也]*しょく*[しん]*曰貙膢據こう刪補,あずかこん風俗ふうぞくどおりあい

さんいちよんぺーじいちさんぎょうおうつえちょう*[きゅう]*せきよりどころこう。按:くもよりどころ御覽ごらんななひゃくじゅう

さんいちぺーじいちぎょう*(ろう)**[そく]*すわ於端もんひだりじゅくよりどころ汲本あらため

さんいちぺーじいちぎょう*(太子たいし)**[だい]*樂器がっきよりどころこうあらため。按:あつまりかい引錢だい昕說,いい太子たいしとうさくだい」,また引惠とうせついいとうさくふとしつね」。かんぶん引蔡邕禮樂れいがくこころざしかんらくよんひんいち曰大らくのりぜにせつ

さんいち六頁五行皆音以竽按:あつまりかい引黃やませついい此承じょうあいだおん以竽」げん,「みなしもとうだっあいだ

さんいち六頁七行否則召太史令各板書按:こう引錢大昭たいしょうせついい板書ばんしょ」閩本さくしょばん」。

さんいち六頁八行施當軒北面稽首按:うんほどこせうたぐ「旋」鬥。

さんいちろくぺーじきゅうぎょうふとしれいまえ*(曰)**[しろ]*れい畢據こうあらため。按:あつまりかい引惠とうせついいきたそうほんさくしろ」。

さんいちろくぺーじいちぎょうはち*(曰)*ある調しらべ陰陽いんようよりどころこう刪。

さんいち六頁一六行琴音調則四海合歲氣百川一合德按:うんいちあるさく「以」。

さんいちななぺーじよんぎょうむかえおく*(凡田りょう)**[にち臘]*しゃとしおわり大祭たいさいよりどころ殿どのほんあらためあずか校本こうほん獨斷どくだんあい

さんいちななぺーじはちぎょうはたしず曰按:「はたはらやすし」,逕改正かいせい

さんいち八頁四行司馬闕門門外按:あつまりかい引黃やませついいしん蕙田よりどころきゅうほん,「門外もんがいさくこれがい」。

さんいち八頁五行郁櫑汲本、殿しんがりほん「櫑」さく「儡」,ちゅうどう文選ぶんせん東京とうきょうさくるい」。按:いく儡之「儡」あるさくるい」,さく「櫑」しゃうたぐ此誤。

さんいちはちぺーじはちぎょうため*(とら)**[しいたげおに]*よりどころこうあらため。按:しいたげそくおこりとらあずかしいたげがたきん而鬥。文選ぶんせん東京とうきょうちゅうせいさくおこりおに」。

さんいちはちぺーじはちぎょういちきょじん宮室みやむろすみ*(漚庾)*按:文選ぶんせん東京とうきょうちゅう「漚庾」とうそくすみおとちゅう,而誤にゅう正文せいぶんしゃこん刪。

さんいち八頁一一行方相帥百隸及童*(おんな)**[]*よりどころこうあらため。按:文選ぶんせんちゅうさく」。

さんいちはちぺーじいちさんぎょう*(捐)**[捎]*魑魅すだまよりどころこうあらため。按:文選ぶんせんちゅうさく「捎」。

さんいちはちぺーじいちろくぎょう*(しん)**[韋]*あきら曰木せき*[いい]*やま*[かい]*也據こうあらため。按:此劉あきら引韋あきらちゅう國語こくごぶん,「しんとうさく「韋」。「石山いしやまかい也」こん國語こくご韋昭ちゅうさく木石ぼくせきいいやま也」,韋注あらため

さんいちはちぺーじいちろくぎょう越人えつじんいい*[これ]*やまよりどころ汲本、殿しんがりほん。按:「□」こん國語こくご韋注さく「繅」。

さんいちはちぺーじいちろくぎょう好學こうがく人聲ひとごえ按:こん國語こくご韋注「がくさく「□」。

さんいちきゅうぺーじいちぎょういちめい沐□按:汲本、殿しんがりほん「□」さく「□」,ぶん弨依國語こくご韋注あらためためしゅ」。

さんいち九頁一二行尚書令各五千按:うんれいしもうたぐだっふみ

さんいち九頁一三行以為當祠門戶直按:「噹」はらとみ」,逕據汲本、殿しんがりほん改正かいせい

さんいちきゅうぺーじいちぎょうこれがつ*(かい)**[昏]*たてうしよりどころこうあらため

さんいちさんぺーじよんぎょうしゅうあや*(曰)*以下いかよりどころこう刪。

さんいちさんぺーじろくぎょうごと*(つきついたち)*としくび*[正月しょうがつ]*よりどころこうあらため。按:うん每月まいつきついたちとしくび」鬥,いましたがえどおりてん

さんいちさんいちぺーじいちぎょう百官ひゃっかんかく陪*[]*朝賀ちょうがよりどころこうおぎなえあずかどおりてんあい

さんいちさんいちぺーじぎょうみな*[陛]*覲據汲本、殿しんがりほん

さんいちさんいちぺーじぎょう宗室そうしつしょりゅう*(ざつ)**[おや]*かい萬人以上據盧校改,あずかどおりてんあい

さんいちさんいちぺーじぎょう*(おおやけおさめこもたいかんたまものしょくしゅ西入にしいり東出とうで)*既定きていよりどころこう刪,あずかどおりてんあい

さんいちさんいちぺーじさんぎょう*[腢]*けい中庭なかにわきた面立おもだちよりどころこう。按:つうてんだて

さんいちさん一頁三行太官上食賜腢臣酒食*[西入にしいり東出とうで]*よりどころこう。按:つうてんさくふとしかんたまもの酒食しゅしょく西入にしいり東出とうで」。

さんいちさんいちぺーじさんぎょう*(みつぎごと)*四人執法殿下據盧校刪。

さんいちさんいちぺーじさんぎょうとら賁羽りん*[ちょう]**()*ゆみ*(つまみ)**[はさみ]*よりどころこうあらためあずかどおりてんあい

さんいちさんいちぺーじよんぎょう左右さゆうちゅうろうしょう*(じゅう)**[]*ひがし*(西にし)**[みなみ]*よりどころこうあらためあずかどおりてんあい

さんいちさんいちぺーじぎょうさくきゅうまろうど*(とおる)**[]*らくよりどころこうあらためあずかどおりてんあい

さんいちさんいちぺーじぎょう捨利*[しし]*したがえ西方せいほうらいよりどころこうおぎなえあずかどおりてんあい

さんいちさん一頁六行以兩大絲繩系兩柱*(中頭なかがみ)*あいだ按:つうてんさくまた以絲なわけいりょうはしらあいだ」,中頭なかがみこんよりどころ刪。

さんいちさんいちぺーじななぎょう*[倡]*らく畢作ぎょりゅう曼延よりどころこうおぎなえあずかどおりてんあい

さんいちさん一頁八行陛高二丈按:つうてん二丈にじょうさくいちたけ」。

さんいちさん一頁九行激沼水於殿下按:くもろく衍,つうてん

さんいちさん一頁九行玉階金柱按:つうてんかいさく「陛」。

さんいちさんいちぺーじいちななぎょう*[]*所謂いわゆる琴瑟きんしつげきよりどころ殿どのほん

さんいちさんぺーじぎょうおう*[]*だい*(とし)**[けんじ]*のりれい凱樂よりどころこうあらため。按:しゅうあやれいしもゆうそう