欽定きんてい古今ここん圖書としょ集成しゅうせい/方かた輿こし彙編/山川やまかわ典のり/山やま總そう部ぶ

欽定きんてい古今ここん圖書としょ集成しゅうせい
方ほう輿こし彙編 山川やまかわ典のり 山やま總そう部ぶ

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第だい四よん卷かん

　山やま總そう部ぶ彙考

　　詩經しきょう〈周しゅう南みなみ卷まき耳みみ　邶風旄丘　鄘風定之さだゆき方かた中ちゅう　載の馳はせ　魏ぎ風ふう陟のぼる岵　秦しん風ふう終おわり南みなみ　陳ひね風ふう

　　宛あて丘おか　周しゅう頌般〉

　　周しゅう禮あや〈地ち官かん山やま虞おそれ　夏なつ官かん山師やまし〉

　　爾しか雅みやび〈釋山しゃくやま　釋しゃく丘たかし〉

　　易えき緯ぬき〈洛らく書しょ甄耀度ど〉

　　山海さんかい經けい〈中山なかやま經けい〉

　　管かん子こ〈地ち數すう〉

　　史記しき〈夏なつ本紀ほんぎ〉

　　淮南ワイナン子こ〈墬形訓くん〉

　　說せつ文ぶん〈山やま〉

　　釋しゃく名めい〈釋山しゃくやま　釋しゃく丘たかし〉

　　風俗ふうぞく通義みちよし〈林はやし　麓ふもと　京きょう　陵りょう　丘おか　墟　阜　培つちかえ〉

　　博雅はくが〈釋山しゃくやま〉

　　圖書としょ編へん〈五ご鎮〉

　　洞ほら天福てんぷく地ち記き〈五ご鎮　十じゅう大洞おおほら天てん　三さん十じゅう六ろく洞ほら天てん　七なな十じゅう二に福地ふくち〉

　山やま總そう部ぶ總論そうろん

　　孔あな叢くさむら子こ〈論ろん書しょ〉

　　韓かん詩し外傳がいでん〈論ろん仁者じんしゃ樂山らくざん〉

　　朱子しゅし語ご類るい〈地理ちり〉

　　圖書としょ編へん〈山やま總そう敘　論ろん中國ちゅうごく之の山やま　天下てんか山分やまわけ四よん條じょう分ぶん主ぬし二に十じゅう八はち宿しゅく　論ろん周しゅう嶽だけ與あずか虞おそれ夏なつ商しょう

　　不同ふどう漢かん嶽だけ與あずか虞おそれ周しゅう不同ふどう　五嶽諸名山總敘〉

第だい五ご卷かん

　山やま總そう部ぶ藝文げいぶん一いち

　　尋ひろ山やま誌し　　　　　　　　　梁りょう陶とう弘ひろし景けい

　　山中さんちゅう楚すわえ辭じ五ご首しゅ　　　　　　　　江こう淹

　　江こう上之山うえのやま賦ふ　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　愛あい遠山とおやま　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　山やま賦ふ　　　　　　　　　　陳ちん張ちょう正ただし見み

　　小山こやま賦ふ　　　　　　　　　　唐から太ふとし宗むね

　　奉たてまつ和わ御製ぎょせい小山こやま賦ふ　　　　　　徐じょ充たかし容よう

　　掖わき庭山にわやま賦ふ　　　　　　　　　許もと敬けい宗むね

　　山やま呼よび萬まん歲さい賦ふ　　　　　　　　　韓かん鎡

　　山やま呼よび萬まん歲さい賦ふ　　　　　　　　張ちょう仲なか素もと

　　窗まど中ちゅう列れつ遠どお岫賦　　　　　　　　前人ぜんじん

　　愚ぐ公こう移うつり山さん賦ふ　　　　　　　　丘おか鴻ひろし漸やや

　　林はやし表ひょう吳くれ岫微賦ふ　　　　　　　冷ひや朝陽あさひ

　　土ど積せき成山なりやま賦ふ　　　　　　　　　周しゅう鉞

　　聚米為山いざん賦ふ　　　　　　　　　蔣防

　　聚米為山いざん賦ふ　　　　　　　　獨どく孤こ鉉

　　囚しゅう山やま賦ふ　　　　　　　　　　柳やなぎ宗はじめ元もと

　　題だい山やま賦ふ　　　　　　　　　　司つかさ空そら圖ず

　　山やま賦ふ　　　　　　　　　　　宋そう吳ご淑よし

　　後こう囚しゅう山やま賦ふ　　　　　　　　　　陳ひね造づくり

　　反はん小山こやま賦ふ〈有ゆう序じょ〉　　　　金きむ趙ちょう秉文

　　頑山賦ふ〈有ゆう序じょ〉　　　　　明あきら黃き淳じゅん耀

　山やま總そう部ぶ藝文げいぶん二に〈詩し〉

　　十じゅう五ご　　　　　　　　　　　魏ぎ文ぶん帝みかど

　　山路やまじ吟ぎん　　　　　　　　　晉すすむ夏なつ侯ほう湛じん

　　登のぼり半はん石山いしやま　　　　　　　　　　宗そう炳

　　登山とざん曲きょく　　　　　　　　　　齊ひとし謝しゃ脁

　　遊山ゆさん　　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　渡わたり西にし塞ふさが望もち江上こうじょう諸山しょざん　　　　　梁りょう江こう淹

　　賦ふ得とく山やま　　　　　　　　　　庾肩吾われ

　　山中さんちゅう雜ざつ詩し　　　　　　　　　　吳ご均ひとし

　　初はつ入山にゅうざん作さく　　　　　　　　　桓法闓

　　賦ふ得どく往往おうおう孤こ山やま映うつ　　　　　　陳ちん蕭しょう詮かい

　　詠えい山やま三さん首しゅ　　　　　　　　　釋しゃく惠めぐみ標しるべ

　　從したがえ駕が遊山ゆさん　　　　　　　　北きた齊ひとし袁奭

　　奉たてまつ和かず望のぞむ山やま應おう教きょう　　　　　　　　蕭しょう愨

　　和わ宇文うぶん內史春日かすが遊山ゆさん　　　北きた周あまね庾信

　　遊山ゆさん　　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　同どう會かい河陽かわよう公おおやけ新造しんぞう山池やまいけ聊得寓目ぐうもく〈同どう一いち作さく司し〉

　　　　　　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　詠えい畫が屏風びょうぶ二に首しゅ　　　　　　　　前人ぜんじん

　　賦ふ得どく巖穴がんけつ無む結構けっこう　　　　　隋ずい王おう由ゆかり禮れい

　　登とう名山めいざん篇へん　　　　　　　　　李り巨きょ仁ひとし

　　入山にゅうざん　　　　　　　　　　　李り德いさお林りん

　　詠えい山やま　　　　　　　　　　　　劉りゅう斌あきら

　　詠えい小山おやま　　　　　　　　　　唐から太ふとし宗むね

　　詠えい山やま　　　　　　　　　　　　李り嶠

　　入にゅう少しょう密みつ谿　　　　　　　　　沈佺期き

　　山中さんちゅう敘志　　　　　　　　　　王おう績

　　羈臥山中さんちゅう　　　　　　　　　盧の照あきら鄰

　　春はる晚ばん從したがえ李り長ちょう史し遊ゆう開ひらき道林どうりん故山こざん　駱賓王おう

　　還かえ山やま宅たく　　　　　　　　　　楊師道どう

　　赴彭州しゅう山行さんこう之の作さく　　　　　　　高こう適てき

　　送おく友人ゆうじん歸山きさん歌か二に首しゅ　　　　　　王おう維

　　早秋そうしゅう山中さんちゅう作さく　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　落日らくじつ憶山中ちゅう　　　　　　　　　李白りはく

　　冬日ふゆび歸き舊きゅう山やま　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　天寶てんぽう初はつ南みなみ曹小司し寇舅於我太夫たゆう人じん堂下どうした累るい土ど

　　為山いざん一簣盈尺以代彼朽木承諸焚香瓷甌甌

　　甚安矣旁植うえ慈竹蓋ぶた茲數峰ほう嶔岑嬋娟せんけん宛あて有ゆう塵ちり

　　外そと數すう致乃不知ふち興きょう之の所ところ至いたる而作是ぜ詩し

　　　　　　　　　　　　　　　　杜もり甫はじめ

　　秋山あきやま夕ゆう興きょう　　　　　　　　　　陶とう翰

　　奉たてまつ和わ夏なつ日び遊山ゆさん應おう制せい　　　　　蔡文恭きょう

　　山行さんこう留とめ客きゃく　　　　　　　　　王おう之の渙きよし

　　尋ひろ張ちょう逸いつ人じん山居さんきょ　　　　　　　劉りゅう長ちょう卿きょう

　　歲とし初はつ歸き舊居きゅうきょ酬むくい皇すめらぎ甫はじめ侍さむらい御ご見寄みより　　錢ぜに起おこり

　　窗まど裏山うらやま　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　遠山とおやま　　　　　　　　　　　皇すめらぎ甫はじめ冉

　　問とい李すもも二に司直しちょく所しょ居きょ雲山くもやま　　　　　前人ぜんじん

　　送おく丘おか員外いんがい還かえ山やま　　　　　　　韋應物ぶつ

　　送おく吉中よしなか孚まこと校こう書しょ歸き楚すわえ州しゅう舊きゅう山やま三さん首しゅ　盧の綸

　　山中さんちゅう即事そくじ　　　　　　　　　郎ろう士し元もと

　　累るい土山つちやま　　　　　　　　　　白しろ居きょ易えき

　　出山でやま吟ぎん　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　山中さんちゅう宿やど　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　山中さんちゅう作さく　　　　　　　　　　　顧況

　　山中さんちゅう春はる夜よる　　　　　　　　　　張ちょう籍せき　　送おく友人ゆうじん歸山きさん　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　逄鄭三さん遊山ゆさん　　　　　　　　　盧の仝

　　山中さんちゅう贈おく諸しょ暨丹丘おか明あきら府ふ　　　　　秦しん系けい

　　山行さんこう　　　　　　　　　　　戴叔倫りん

　　春山はるやま夜よる月がつ　　　　　　　　　于良史し

　　早はや發はつ故山こざん　　　　　　　　　　馬うま戴

　　山行さんこう　　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　山中さんちゅう作さく　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　山行さんこう　　　　　　　　　　　　殷いん遙はるか

　　秋月あきづき山中さんちゅう　　　　　　　　　　姚合

　　山中さんちゅう作さく　　　　　　　　　　馮道之の

　　山中さんちゅう　　　　　　　　　　　　曹松

　　奉たてまつ和かず盧の大夫たいふ新立しんだて假かり山やま　　　　　許もと渾

　　山中さんちゅう冬ふゆ夜よる　　　　　　　　　　張ちょう喬たかし

　　山中さんちゅう　　　　　　　　　　　　方かた干ひ

　　山中さんちゅう言げん事ごと　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　山中さんちゅう　　　　　　　　　　　司つかさ空そら圖ず

　　尋ひろ山やま　　　　　　　　　　　　李り頻しき

　　酬むくい故人こじん還かえ山やま　　　　　　　　　宋そう鼎かなえ

　　前山まえやま　　　　　　　　　　　裴夷直じき

　　仙山せんのやま行ぎょう　　　　　　　　　　　耿湋

　　山行さんこう　　　　　　　　　　　　杜もり牧まき

　　秋あき夜よる山中さんちゅう述じゅつ事ごと　　　　　　　　薛能

　　山中さんちゅう作さく　　　　　　　　　　　項こう斯

　　遠山とおやま　　　　　　　　　　　　吳ご融とおる

　　谿行即事そくじ　　　　　　　　　釋しゃく靈れい一いち

　　春山はるやま行こう　　　　　　　　　　僧そう貫ぬき休きゅう

　　題だい宮みや內飛來ひらい峰ほう冷泉れいせん堂どう　　　　宋そう高こう宗はじめ

　　看み山やま寄よせ宋そう中道ちゅうどう　　　　　　　梅うめ堯臣

　　幽谷ゆうこく晚ばん飲いん　　　　　　　　　歐おう陽ひ修おさむ

　　遠山とおやま　　　　　　　　　　　　前人ぜんじん

　　山中さんちゅう之の樂らく三さん首しゅ　　　　　　　　前人ぜんじん

　　郭かく熙畫秋山あきやま平ひら遠とお　　　　　　　蘇そ軾

　　書しょ王おう定國さだくに所藏しょぞう煙けむり江こう疊たたみ障さわ圖ず　　　前人ぜんじん

　　初はつ行あるき山さん　　　　　　　　　　晁あきら詠えい之の

　　山行さんこう　　　　　　　　　　　　曹緯

　　雨後うご秋山あきやま　　　　　　　　　　謝しゃ薖

　　寓ぐう瓊山遠どお萼がく館かん一夕夢遊山間小堂松竹環合

　　有ゆう道士どうし坐すわ道上みちがみ誦李太白たいはく送おく人ひと遊ゆう桃源とうげん序じょ中有ちゅうう

　　良田よしだ名池めいち竹ちく果はて森もり然しか三さん十じゅう六洞別有一天之語

　　覺さとし而異之の今こん假かり道みち容よう惠めぐみ當とう遊ゆう勾漏都と嶠白石せき羅ら

　　浮皆洞ほら天てん也豈神かみ者しゃ先さき告つげ將しょう有ゆう所しょ遇ぐう耶賦詩し以

　　紀之のりゆき　　　　　　　　　　　　李り綱つな

　　山居さんきょ雜ざつ詩し十じゅう四よん首しゅ　　　　　　　曹勛

　　山館やまだて　　　　　　　　　　　劉りゅう子こ翬

　　山行さんこう　　　　　　　　　　　　陸りく游ゆう

　　東園ひがしぞの醉よい望もち暮くれ山さん　　　　　　　楊萬まん里り

　　雲谷うんこく雜ざつ詩し十じゅう二に首しゅ〈錄ろく二に首しゅ〉　　朱しゅ熹

　　登山とざん

　　下山げざん

　　自じ西園にしぞの登山とざん　　　　　　　　　張ちょう栻

　　雲山くもやま操みさお為ため吳くれ子こ才ざい賦ふ　　　　　戴復古ふっこ

　　家いえ園えん假かり山やま　　　　　　　　金元かねもと德明のりあき

　　山中さんちゅう雜ざつ詩し二に首しゅ　　　　　　　元もと好こう問とい

　　山中さんちゅう　　　　　　　　　　　元もと黃き庚かのえ

　　日夕にっせき觀山かんざん　　　　　　　　　許もと有ゆう孚まこと

　　山中さんちゅう　　　　　　　　　　　　宋そう旡

　　夢ゆめ登とう高山こうざん得とく詩し　　　　　　　薩都剌

　　山居さんきょ　　　　　　　　　　　丁ちょう鶴づる年ねん

　　山中さんちゅう　　　　　　　　　　　　僧そう英えい

　　送おく人ひと還かえ山やま　　　　　　　　　僧そう善ぜん住じゅう

　　山中さんちゅう二に首しゅ　　　　　　　　　明あきら樊阜

　　暮くれ歸山きさん中ちゅう　　　　　　　　　　藍あい智さとし

　　春日かすが山中さんちゅう　　　　　　　　　　蔡羽

　　行あるき山中さんちゅう　　　　　　　　　　王おう同どう軌

　　東あずま巖いわお　　　　　　　　　　　方ほう弘ひろし靜せい

　　訪おとずれ程ほど山人さんじん不遇ふぐう　　　　　　　　前人ぜんじん

　　雪ゆき夜よる山行さんこう　　　　　　　　　僧そう斯學しがく

　　尋ひろ山やま　　　　　　　　　　　僧そう大だい香こう

　山やま總そう部ぶ選句せんく

第だい六ろく卷かん

　山やま總そう部ぶ紀き事ごと

　山やま總そう部ぶ雜錄ざつろく

　山やま總そう部外ぶがい編へん