明月めいげつ幾いく時じ有ゆう？把わ酒しゅ問とい青天せいてん。不知ふち天上てんじょう宮みや闕，今夕こんゆう是ぜ何なん年ねん。 我欲がよく乘じょう風ふう歸き去さ，惟おもんみ[1]恐おそれ瓊樓玉だま宇，高こう處しょ不ふ勝かち寒かん。起おこり舞まい弄ろう清しん影かげ，何なに似に在ざい人間にんげん。 轉うたて朱しゅ閣かく，低てい綺あやぎぬ戶ど，照あきら無む眠ねむり。不ふ應おう有ゆう恨，何事なにごと長ちょう[2]向別むこうべつ時じ圓えん？[3] 人ひと有ゆう悲歡離合りごう，月がつ有ゆう陰晴いんせい圓えん缺かけ，此事古いにしえ難なん全ぜん。但ただし願人がんにん長久ちょうきゅう，千里せんり共きょう嬋娟せんけん。
本ほん北きた宋そう作品さくひん在ざい全ぜん世界せかい都と属ぞく于公有こうゆう领域，因いん为作者しゃ逝世已やめ经遠遠とお超ちょう过100年ねん。
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