誅李崧等詔みことのり

誅李崧等詔みことのり
作者さくしゃ：劉りゅう承うけたまわ祐ゆう　後こう漢かん
(後こう漢かん隱かくれ帝みかど)

本ほん作品さくひん收錄しゅうろく於《全ぜん唐から文ぶん/卷まき0121》

稔みのり惡あく圖ず危，難なん逃天網もう，虧忠負ふ義ぎ，必速神しん誅。李り崧頃在ざい前ぜん朝あさ，最さい居きょ重じゅう位い，略ほぼ無む裨益ひえき，遂とげ致滅亡めつぼう。及事契ちぎり丹に，又また為ため親密しんみつ，士民しみん俱憤，險けん佞可知ち。先皇せんのう含垢揜瑕，推恩念ねん舊きゅう，擢居一いち品ひん，俾列三さん師し。不ふ謂いい潛せん有ゆう包藏ほうぞう，謀はかりごと危社稷しゃしょく，散ち差さ人じん使し，潛せん結ゆい奸凶，附近ふきん山陵さんりょう，擬なずらえ為ため叛亂はんらん。按其所しょ告つげ，鹹已伏ふく辜。宜むべ正せい典章てんしょう，用よう懲奸逆ぎゃく。其李崧、李り嶼、李り{山やま義よし}一家いっか骨肉こつにく，及同謀はかりごと作さく亂らん人じん，並なみ從したがえ極きょく法ほう。