ギェンツェン・ノルブ (僧sēng)

（中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guóの認rèn定dìngによる） パンチェン・ラマ11世shì
1990年nián2月yuè13日rì –
生shēng地dì	中zhōng国guó チベット自zì治zhì区qūナクチュ地dì区qūラリ県xiàn
宗zōng派paì	チベット仏fó教jiaòゲルグ派paì

ギェンツェン・ノルブ（堅jiān賛zàn諾nuò布bù、ཆོས་ཀྱི་རྒྱལ་པོ་་、Gyaltsen Norbu、1990年nián2月yuè13日rì – ）は、中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guóチベット自zì治zhì区qū嘉jiā黎lí県xiàn出chū身shēnのチベット族zú[1]の僧sēngである。

ダライ・ラマ14世shì認rèn定dìngのパンチェン・ラマ11世shìゲンドゥン・チューキ・ニマに対duì抗kàngして、中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guóによりパンチェン・ラマ11世shì（対duì立lìパンチェン・ラマ）に認rèn定dìngされた（在zaì位weì 1995年nián – ）。

カナ表biaŏ記jìのバリエーション

チベット人rénは基jī本běn的deに姓xìngを名míng乗chéngる習xí慣guànがなく、「ギェンツェン・ノルブ」全quán体tĭが名míngであるが、マスコミ各gè社shèが、独dú自zìの呼hū称chēngを用yòngいている。

• 毎meĭ日rì新xīn聞wén：ギャインツァイン・ノルブ、ノルブ
• 産chăn経jīng新xīn聞wén：ノルブ

生shēngい立lìち

パンチェン・ラマ10世shìが1989年nián1月yuè28日rì、中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guóチベット自zì治zhì区qūにおいて心xīn疾jí患huànで入rù寂jìした。インドに亡wáng命mìng中zhōngのガンデンポタン（チベット亡wáng命mìng政zhèng府fŭ）とダライ・ラマ14世shìは転zhuăn生shēng者zhěの探tàn索suŏを始shĭめ、1995年nián5月yuè14日rì、ゲンドゥン・チューキ・ニマという6歳suìの男nán児érをパンチェン・ラマの転zhuăn生shēng者zhěとして認rèn定dìngした。しかし、中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guóのチベット自zì治zhì区qū当dāng局júはこの認rèn定dìngを認rènめず、ゲンドゥン・チューキ・ニマを拉lā致zhìするとともに（ゲンドゥン・チューキ・ニマの消xiaō息xīは今jīnも判pàn明míngしていない）、1995年nián11月yuè29日rìに当dāng時shí6歳suìだったギェンツェン・ノルブを金jīn瓶píng掣chè籤qiānによりパンチェン・ラマの転zhuăn生shēng霊líng童tóngとした。これを受shoùけて中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guó国guó務wù院yuàn（中zhōng国guó政zhèng府fŭ）はギェンツェン・ノルブがパンチェン・ラマ11世shìを継jì承chéngすることを許xŭ可kěした。

• ギェンツェン・ノルブをパンチェンラマ11世shìに選xuăn定dìngした金jīn瓶píng掣chè籤qiānの儀yí式shìに参cān列lièしたチベット仏fó教jiaòの高gaō僧sēngのひとりで、クンブム・チャムパーリン寺sìの僧sēng院yuàn長cháng兼jiān中zhōng国guó仏fó教jiaò協xié会huì副fù主zhŭ席xíのアキャ・リンポチェ（後hoùにインドに亡wáng命mìng）は、後hoùにこの金jīn瓶píng掣chè籤qiānの儀yí式shìのからくりを暴baò露lùする証zhèng言yánをおこなっている。アキャ・リンポチェによると、この儀yí式shìの責zé任rèn者zhěであった中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guó国guó務wù院yuàn宗zōng教jiaò局jú前qián局jú長chángの葉xié小xiaŏ文wénが、儀yí式shìの後hoùに北beĭ京jīngに戻lìる飛feī行xíng機jīの中zhōngで誇kuāらしげに「我wŏ々は転zhuăn生shēng者zhěを選xuăn定dìngする過guò程chéngで、（中zhōng略lWè）選xuănぶことになっている人rénの名míng前qiánを書shūいた象xiàng牙yáの籤qiānを包baōむ錦jĭnのカバーの中zhōngに綿miánをつめ、我wŏ々が選xuănんだ人rén（注zhù：ギェンツェン・ノルブ）の籤qiānが高gaōくなるようにした。こうして選xuănぶことになっていた人rénの籤qiānをうまくあてた」と語yŭった、という。

→詳xiáng細xìは「パンチェン・ラマ11世shì問wèn題tí」を参cān照zhaò

幼yoù少shaŏ期qīは北beĭ京jīngで学xué習xíに励lìんでいたが、現xiàn在zaìは歴lì代daìのパンチェン・ラマが座zuò主zhŭを務wùめるチベット自zì治zhì区qūのタシルンポ寺sìに於wūいてチベット仏fó教jiaòの仏fó事shìに従cóng事shìしている。

主zhŭな活huó動dòng

2005年nián2月yuè3日rìには、中zhōng国guó共gòng産chăn党dăng総zŏng書shū記jì（最zuì高gaō指zhĭ導daŏ者zhě）の胡hú錦jĭn濤taōと会huì見jiànし、カタ（表biaŏ敬jìngの白baí絹juàn帯daì）を寄jì贈zèngした。これに対duìして胡hú錦jĭn濤taōはギェンツェン・ノルブならびにチベット仏fó教jiaò界jiè、チベット族zúに祝zhù意yìを述shùべた。

2005年nián12月yuè8日rìにはタシルンポ寺sìで即jí位weì10周zhoū年niánの祝zhù賀hè式shì典diănが催cuīされた。2006年nián3月yuè18日rìには（招zhaō福fú除chú災zaīの）摸mō頂dĭngを執zhíり行xíngった。

2006年nián4月yuè中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guó浙zhè江jiāng省shěngで開kaī催cuīされた第dì1回huí世shì界jiè仏fó教jiaòフォーラムに登dēng壇tánした。2009年nián3月yuè〜4月yuè中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guó江jiāng蘇sū省shěngと台taí湾wān（中zhōng華huá民mín国guó）台taí北beĭ市shìで開kaī催cuīされた第dì2回huí世shì界jiè仏fó教jiaòフォーラムでは、「中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guóでは信xìn教jiaòの自zì由yoúが保baŏたれており、台taí湾wānのチベット支zhī持chí団tuán体tĭの中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guó批pī判pànは事shì実shíと合hé致zhìしていない」と発fā言yánをした。

2008年nián3月yuèには、全quán国guó人rén民mín代daì表biaŏ大dà会huì常cháng務wù委weĭ員yuán会huìのメンバーに選xuăn出chūされる見jiàn込みであると伝yúnえられたが、選xuăn出chūは見jiàn送sòngられた。

2010年nián2月yuèには、25人rénいる中zhōng国guó仏fó教jiaò協xié会huìの副fù会huì長chángのひとりに選xuăn出chūされた。この任rèn命mìngは、中zhōng国guó当dāng局júによるチベット政zhèng策cèを宗zōng教jiaò面miànから引yĭnき締dìめる狙jūいがあるとみられている。この際jì、ギェンツェン・ノルブは「祖zŭ国guó統tŏng一yī、民mín族zú団tuán結jié、世shì界jiè平píng和héのために貢gòng献xiànしていく」と、中zhōng国guó共gòng産chăn党dăngそのままの発fā言yánを行xíngった。続xùいて同tóng月yuè28日rì、中zhōng国guóの国guó政zhèng助zhù言yán機jī関guānである中zhōng国guó人rén民mín政zhèng治zhì協xié商shāng会huì議yìの全quán国guó委weĭ員yuánに選xuăn出chūされた。この組zŭ織zhīは中zhōng国guó共gòng産chăn党dăngと各gè界jièとの統tŏng一yī戦zhàn線xiàn組zŭ織zhīであり、この任rèn命mìngは、将jiāng来laí、ギェンツェン・ノルブに中zhōng国guó宗zōng教jiaò界jièを代daì表biaŏするポストを与yŭえる布bù石shíだと見jiànなされている。

しかし、ダライ・ラマ14世shìとは異yìなり国guó際jì社shè会huìや仏fó教jiaò界jièでの認rèn知zhī度dùは低dīく、また上shàng述shùの活huó動dòngから中zhōng国guó共gòng産chăn党dăngの傀kuĭ儡leĭとみなされている。チベット人rén社shè会huìでも、親qīn中zhōng国guó派paìの人rén々を除chúくならば、真zhēnのパンチェン・ラマの認rèn定dìngにはダライ・ラマの承chéng認rènが不bù可kě欠qiànであると考kaŏえられており、それを持chíたないギェンツェン・ノルブは正zhèng統tŏng性xìngを欠qiànいているとみなされている。

ギェンツェン・ノルブをモデルとしたフィクション

• さいとう・たかを『ゴルゴ13』第dì353話huà「白baí龍lóng昇shēngり立lìつ」 - 「パンチェン・ラマ11世shì問wèn題tí」をテーマとした劇jù画huà。登dēng場chángする「ノプチェ」という少shaŏ年niánが、ギェンツェン・ノルブをモデルとしている。物wù語yŭ中zhōngではノプチェ少shaŏ年niánは、中zhōng国guó当dāng局júが仕shì立lìて上shàngげた傀kuĭ儡leĭのパンチェン・ラマで、ゴルゴ13が起qĭこした騒saō動dòngの中zhōngで玉yù座zuòから転zhuănげ落luòちて地dì面miànに倒daŏれ込み、チベットの民mín衆zhòngから「中zhōng国guóの押yāし付fùけたニセの生shēngまれ変biànわり」と罵màられる、という姿zīで描miaóかれている。

参cān考kaŏ文wén献xiàn

• イザベル・ヒルトン／三sān浦pŭ順shùn子zĭ訳yì『ダライ・ラマとパンチェン・ラマ』（ランダムハウス講jiăng談tán社shè、2006、ISBN 4-270-10054-0）

関guān連lián項xiàng目mù

• パンチェン・ラマ11世shì問wèn題tí
• ゲンドゥン・チューキ・ニマ - ダライ・ラマ14世shìにより認rèn定dìngされたパンチェン・ラマ11世shì。

外waì部bùリンク

• パンチェン・ラマについて（ダライ・ラマ法fă王wáng日rì本běn代daì表biaŏ部bù事shì務wù所suŏ）

先xiān代daì チューキゲンツェン

パンチェン・ラマの転zhuăn生shēng （中zhōng華huá人rén民mín共gòng和hé国guóによる認rèn定dìng） 対duì立lì11世shì:1995-

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