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アンドレ・ジェダルジュ

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アンドレ・ジェダルジュ
André Gedalge
1908ねんごろ
基本きほん情報じょうほう
生誕せいたん 1856ねん12月17にち
フランスの旗 フランス帝国ていこく パリ
死没しぼつ (1926-02-05) 1926ねん2がつ5にち(69さいぼつ
フランスの旗 フランス共和きょうわこく シェシー
学歴がくれき パリ音楽おんがくいん
ジャンル クラシック音楽おんがく
職業しょくぎょう 作曲さっきょく
音楽おんがく理論りろん

アンドレ・ジュダルジュAndré Gedalge-発音はつおんれい[1], 1856ねん12月17にち1926ねん2がつ5にち)は、フランス作曲さっきょく音楽おんがく理論りろん

略歴りゃくれき[編集へんしゅう]

パリ音楽おんがくいんエルネスト・ギロー師事しじし、ローマしょうだいせき受賞じゅしょうした。19世紀せいきまつオペラバレエ連作れんさくして注目ちゅうもくびるが、しん世代せだい台頭たいとうとともに教育きょういくしゃとしての定評ていひょうる。かれ数多かずおお弟子でしなかにはナディア・ブーランジェふくまれており、ブーランジェはジュダルジュからおそわったとおり、フーガ最上さいじょう過程かてい位置いちづけた。

現在げんざいジュダルジュは「フーガの教程きょうていTraité de la Fugue著者ちょしゃとしてられている。モーリス・ラヴェルは「ジュダルジュ先生せんせいからは技術ぎじゅつまなびました」と回顧かいこしたとおり、きびしいエクリチュール弟子でしつたえた。Enochしゃから復刻ふっこく販売はんばいされている。

ルイジ・ケルビーニ先生せんせいは『対位法たいいほうとフーガ』という名著めいちょのこされたが、じつ先生せんせいはんれいには若干じゃっかんあやまりがあり、わたしがそれをなおしました」というコメントにあるように、「対位法たいいほう教程きょうていTraité de contrepoint原稿げんこうのこされていた(Traité de la Fugue巻頭かんとうではつづけかんとともにTraité de contrepoint刊行かんこう予告よこくされていた)が、ながらく発表はっぴょうであった。21世紀せいきはいあたらしく出版しゅっぱんされ、編者へんしゃによってウェブじょうでも公開こうかいされている。

主要しゅよう作品さくひん[編集へんしゅう]

オペラ[編集へんしゅう]

  • Pris au piège (1890ねんオペラ・コミック
  • Le Petit Savoyard (1891ねん) パントマイム
  • Le Rabbin (1891ねん) オペラ・コミック
  • Hélène (1893ねん) Drama
  • La farce du cadi (1897ねん
  • Sita, Légende dramatique
  • Yvette, パントマイム

バレエ[編集へんしゅう]

  • Phoebé (1900ねん

交響こうきょうきょく協奏曲きょうそうきょく[編集へんしゅう]

  • 交響こうきょうきょくだい1ばん長調ちょうちょう(1893ねん
  • ピアノ協奏曲きょうそうきょく短調たんちょう 作品さくひん16(1899ねん
  • 交響こうきょうきょくだい2ばん短調たんちょう(1902ねん/1912ねんオーケストレーション改訂かいてい
  • 交響こうきょうきょくだい3ばん長調ちょうちょう(1910ねん
  • ヴァイオリン協奏曲きょうそうきょく
  • 交響こうきょうきょくだい4ばん短調たんちょう未完みかん

室内楽しつないがく[編集へんしゅう]

  • 弦楽げんがくよん重奏じゅうそうきょく短調たんちょう(1892ねん
  • ヴァイオリンとピアノのためのソナタだい1ばんト長調とちょうちょう 作品さくひん12(1897ねん
  • ヴァイオリンとピアノのためのソナタだい2ばん短調たんちょう 作品さくひん19(1900ねん

著書ちょしょ[編集へんしゅう]

  • Traité de la fugue(1901ねん
  • l'Enseignement de la Musique par l'éducation de l'oreille (1922ねん
  • Traité de contrepoint (2008ねん出版しゅっぱん)

ディスク[編集へんしゅう]

  • André Gedalge – Pièces instrumentales et mélodies Geneviève Laurenceau, violin – Mario Hacquard, baritone – Lorène de Ratuld and Claude Collet, piano – Benny Sluchin, trombone – Antoine Curé, trumpet. CD Polymnie (2007)

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]