CreateDialog

CreateDialog[expr]

expr を含ふくむダイアログ型がたのノートブックを作成さくせいし，フロントエンドでこれを開ひらく．

CreateDialog[expr,obj]

ノートブックオブジェクト obj で表あらわされるノートブックを expr から得えられるノートブックで置おき換かえる．

詳細しょうさいとオプション

CreateDialogは，デフォルトで，オプションを典型てんけい的てきなダイアログボックスにふさわしい外見がいけんと動作どうさになるように設定せっていしたノートブックを作成さくせいする．オプションの設定せってい値ちにはDeployed->True，ShowCellBracket->False，WindowFloating->False，WindowSize->All等ひとしがある．
CreateDialogによって作成さくせいされたダイアログ型がたのノートブックは，デフォルトで，主しゅディスプレースクリーンの中央ちゅうおうで開ひらかれる．WindowMarginsを明示めいじ的てきに設定せっていしてこれを変更へんこうすることができる．
CreateDialog[expr]は，デフォルトで，expr を1つの出力しゅつりょくセルに入いれる．
expr が完全かんぜんなノートブック式しきの場合ばあい，CreateDialog[expr]はその式しきに対応たいおうするノートブックを作成さくせいし，これを開ひらく．
expr がセルあるいはセルのリストの場合ばあい，CreateDialog[expr]はこのセルからなるノートブックを作成さくせいする．
CreateDialogは任意にんいのノートブックオプションを取とることができる．
WindowTitleに明示めいじ的てきな設定せってい値ちが与あたえられていない場合ばあい，ダイアログの名前なまえは表示ひょうじされない．
追加ついか的てきなオプションのModalは，CreateDialogが作成さくせいしたダイアログをモーダルにするかどうかを指定していする．
デフォルト設定せっていのModal->Falseでは，ダイアログが開ひらいている場合ばあいでも他たのウィンドウが使つかえる．Modal->Trueとすると，ダイアログが閉とじられるまで他たのWolframシステムウィンドウは使つかえない．このため，ダイアログを閉とじる機能きのうがない場合ばあい，Wolframシステムはフリーズする．
CreateDialogで作成さくせいされたウィンドウ内ないで例たとえばボタンをクリックした結果けっかとしてDialogReturnが実行じっこうされると，そのウィンドウは閉とじられる．
CreateDialogで作つくられたダイアログでは，を押おすことは，事実じじつ上じょうDefaultButtonをクリックすることに等ひとしく，を押おすことはCancelButtonをクリックすることに等ひとしい．
ダイアログにDefaultButtonあるいはCancelButtonが含ふくまれていない場合ばあい，またはを押おすとダイアログはさらなるアクションなしに閉とじられる．
CreateDialogは作成さくせいしたノートブックに対応たいおうするNotebookObjectを返かえす．
CreateDialog[expr,obj]は，ノートブックオブジェクト obj で表あらわされるノートブックに含ふくまれるデータは何なにであれ上書うわがきする．