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)
ALS・2003
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ALS
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ALS・2003
ALS
◆2003/01/11
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』97
号
ごう
謹賀
きんが
新年
しんねん
/2003
年
ねん
年賀状
ねんがじょう
◆2003/01/26
日
にち
日本
にほん
テレビ
系列
けいれつ
NNNドキュメント' 03”「コメと
難病
なんびょう
とパソコンと」
深夜
しんや
0
時
じ
25
分
ふん
〜55
分
ふん
(27
日
にち
未明
みめい
) ナレーター:
斉藤
さいとう
慶子
けいこ
http://www.ntv.co.jp/document/
*
鎌田
かまた
竹
たけ
司
し
を
取材
しゅざい
◆2003/01/27
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』98
号
ごう
緊急
きんきゅう
事態
じたい
/
障害
しょうがい
者
しゃ
の
命
いのち
が
危
あぶ
ない
◇2003/01/29
立岩
たていわ
:
[maee:0599]
転送
てんそう
:
情報
じょうほう
040
◇2003/01/30
立岩
たていわ
:
[maee:0604]
転送
てんそう
:
情報
じょうほう
041
他
ほか
◆2003/01/30
木
き
19:30〜20:00
「どうなる
障害
しょうがい
者
しゃ
のホームヘルプ」
NHK
教育
きょういく
『にんげんゆうゆう』
*
橋本
はしもと
みさお
を
取材
しゅざい
cf.
立岩
たていわ
真
しん
也2003/03/25
「
障害
しょうがい
学
がく
?の
本
ほん
・2」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・25)
『
看護
かんご
教育
きょういく
』44-03(2003-03):(
医学書院
いがくしょいん
)
◆2003/02/06
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』99
号
ごう
新年
しんねん
おめでとうございます/わの
会
かい
新年
しんねん
会
かい
での
挨拶
あいさつ
◆2003/02/03 ヘルパー
吸引
きゅういん
問題
もんだい
の
検討
けんとう
委員
いいん
会
かい
・
第
だい
1
回
かい
*
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/02/s0203-2.html
「
第
だい
1
回
かい
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会議
かいぎ
事
ごと
録
ろく
」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/02/txt/s0203-2.txt
傍聴
ぼうちょう
記
き
(
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
新潟
にいがた
県
けん
支部
しぶ
のHP
内
ない
)
http://homepage3.nifty.com/jalsaechigo/newshouse-9/9-28.03-2-3kouroushoukaigi1.html
◆2003/02/10 ヘルパー
吸引
きゅういん
問題
もんだい
の
検討
けんとう
委員
いいん
会
かい
・
第
だい
2
回
かい
*
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/02/s0210-3.html
「
第
だい
2
回
かい
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会議
かいぎ
事
ごと
録
ろく
」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/02/txt/s0210-1.txt
傍聴
ぼうちょう
記
き
(
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
新潟
にいがた
県
けん
支部
しぶ
のHP
内
ない
)
http://homepage3.nifty.com/jalsaechigo/newshouse-9/9-28-2.03-2-10kouroushoukaigi2.html
◆2003/02/14
金
きん
ALS
診療
しんりょう
ガイドラインに
関
かん
する
国際
こくさい
シンポジウムALS
http://www.jhsf.or.jp/seminar/200302/20030214-1.pdf
◆2003/02/18
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』100
号
ごう
新
あたら
しい
世界
せかい
/
新参
しんざん
者
しゃ
のひとりごと
◆2003/02/19 ヘルパー
吸引
きゅういん
問題
もんだい
の
検討
けんとう
委員
いいん
会
かい
・
第
だい
3
回
かい
*
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/02/s0219-5.html
「
第
だい
3
回
かい
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会議
かいぎ
事
ごと
録
ろく
」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/02/txt/s0219-2.txt
傍聴
ぼうちょう
レポート(
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
新潟
にいがた
県
けん
支部
しぶ
のHP)
http://homepage3.nifty.com/jalsaechigo/
「
医師
いし
、マスコミ、
法曹界
ほうそうかい
委員
いいん
は(
専門
せんもん
委員
いいん
7
人
にん
中
ちゅう
5
人
にん
)
医療
いりょう
行為
こうい
とかの
解釈
かいしゃく
に
拘
かかわ
らず
病院
びょういん
から
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
への
時代
じだい
の
流
なが
れの
中
なか
で、
現実
げんじつ
に
困
こま
っている
実態
じったい
を
考
かんが
えてどうすればヘルパー
吸引
きゅういん
が
可能
かのう
かを
考
かんが
えていくべきとの
認識
にんしき
をお
持
も
ちのように
見受
みう
けられるが、
従前
じゅうぜん
からヘルパー
吸引
きゅういん
に
絶対
ぜったい
反対
はんたい
している
看護
かんご
師
し
側
がわ
委員
いいん
が、
吸引
きゅういん
は
気管
きかん
からの
出血
しゅっけつ
、
不衛生
ふえいせい
による
感染
かんせん
症
しょう
を
招
まね
く
危険
きけん
があるので、
看護
かんご
師
し
でないと
駄目
だめ
だと
危険
きけん
を
楯
だて
にして
頑強
がんきょう
に
反対
はんたい
している
構図
こうず
になっています。これからあと2
回
かい
の
検討
けんとう
委員
いいん
会
かい
が
予定
よてい
されているようです。」(Kさんより)
◆2003/02/26
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』101
号
ごう
選挙
せんきょ
権
けん
のこととお
願
ねが
い
◆2003/02/28
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』102
号
ごう
署名
しょめい
運動
うんどう
まとめ
二
に
/
吸引
きゅういん
問題
もんだい
その
後
ご
◆2003/03/02
越川
こしかわ
勝敏
かつとし
→
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
「ヘルパー
吸引
きゅういん
を
認
みと
めてください。」
◆2003
大西
おおにし
洋司
ようじ
→
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
看護
かんご
協会
きょうかい
宛
あて
メール
◇2003/03/05
立岩
たていわ
:
[maee:0793] HP
更新
こうしん
◆2003/03/05
吸引
きゅういん
を
必要
ひつよう
とする
関係
かんけい
者
しゃ
交流
こうりゅう
会
かい
金沢
かなざわ
公明
こうめい
「
速報
そくほう
」+
橋本
はしもと
操
みさお
「
金沢
かなざわ
報告
ほうこく
に
寄
よ
せて」
◆2003/03/05
埼玉
さいたま
県議会
けんぎかい
「ヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
による
喀痰
かくたん
吸引
きゅういん
に
関
かん
する
意見
いけん
書
しょ
」
◆2003/03/08
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』103
号
ごう
署名
しょめい
運動
うんどう
まとめ
三
さん
/
吸引
きゅういん
問題
もんだい
重大
じゅうだい
局面
きょくめん
◆2003/03/10 ヘルパー
吸引
きゅういん
問題
もんだい
の
検討
けんとう
委員
いいん
会
かい
・
第
だい
4
回
かい
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/txt/s0310-2.txt
17
時
じ
〜19
時
じ
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
9
階
かい
・
会議
かいぎ
室
しつ
◆2003/03/12 「18
万
まん
人
にん
のホームヘルパーこんなこともできないの?」
テレビ朝日
てれびあさひ
『ニュースステーション』「ホームヘルパーの
医療
いりょう
行為
こうい
」について10
分
ふん
程度
ていど
放映
ほうえい
記録
きろく
:
http://www.alpha-planning.com/helper_qin.htm
藤本
ふじもと
栄
さかえ
『ALSを
楽
たの
しく
生
い
きる』
http://www.alpha-planning.com/als_enjoy.html
◆2003/03/13
埼玉
さいたま
県
けん
のホームヘルパー
団体
だんたい
が「ホームヘルパーと
医療
いりょう
行為
こうい
の
研究
けんきゅう
」
報告
ほうこく
書
しょ
(「
平成
へいせい
14
年度
ねんど
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
老人
ろうじん
保健
ほけん
事業
じぎょう
推進
すいしん
等
とう
」の
補助
ほじょ
金
きん
による)と
要望
ようぼう
書
しょ
を
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
、
老健
ろうけん
局長
きょくちょう
に
提出
ていしゅつ
、
合
あ
わせて
記者
きしゃ
会見
かいけん
要望
ようぼう
主旨
しゅし
:「ホームヘルパーの
医療
いりょう
行為
こうい
について
一部
いちぶ
是認
ぜにん
する。ヘルパーの
資格
しかく
制度
せいど
・
身分
みぶん
保障
ほしょう
を
確立
かくりつ
し、
資質
ししつ
の
向上
こうじょう
が
急務
きゅうむ
。その
突破口
とっぱこう
としてヘルパーが
実施
じっし
可能
かのう
な
医療
いりょう
行為
こうい
(
生活
せいかつ
支援
しえん
の
行為
こうい
)について、
国
くに
としての
範囲
はんい
を
示
しめ
し、
早期
そうき
実現
じつげん
を
図
はか
っていただきたい」
◆2003/03/14
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』104
号
ごう
署名
しょめい
運動
うんどう
まとめ
四
よん
/
命
いのち
輝
かがや
け
◆2003/03/26 ヘルパー
吸引
きゅういん
問題
もんだい
の
検討
けんとう
委員
いいん
会
かい
・
第
だい
5
回
かい
→
「
第
だい
5
回
かい
厚労省
こうろうしょう
「ヘルパー
吸引
きゅういん
検討
けんとう
会
かい
」
速報
そくほう
」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/txt/s0326-5.txt
10:00-12:00
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
18
階
かい
22
会議
かいぎ
室
しつ
第
だい
4
回
かい
目
め
の
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
◆2004/04/04
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
医
い
政局
せいきょく
設置
せっち
「
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
」ヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
による
痰
たん
の
吸引
きゅういん
検討
けんとう
に
関
かん
する
意見
いけん
・
要望
ようぼう
書
しょ
◆2003/04/11
坂口
さかぐち
大臣
だいじん
の
吸引
きゅういん
問題
もんだい
に
関
かん
する
発言
はつげん
閣議
かくぎ
後
ご
記者
きしゃ
会見
かいけん
概要
がいよう
より(H15.04.11(
金
かね
)9:21〜9:30
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
記者
きしゃ
会見
かいけん
場
じょう
)
◆2003/04/15
ヘルパー
吸引
きゅういん
問題
もんだい
の
検討
けんとう
委員
いいん
会
かい
・
第
だい
6
回
かい
17
時
じ
30
分
ふん
〜20
時
じ
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
9
階
かい
省議
しょうぎ
室
しつ
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/04/txt/s0415-2.txt
◆2003/04/16
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』110
4/22
厚労省
こうろうしょう
で
会
あ
いましょう
◆2003/04/21
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』111
婦人
ふじん
参政
さんせい
権
けん
◆2003/04/22
「
難病
なんびょう
ALS:
患者
かんじゃ
のたん
吸引
きゅういん
、ヘルパーも
可能
かのう
厚労省
こうろうしょう
分科
ぶんか
会
かい
」
『
毎日新聞
まいにちしんぶん
』
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030422k0000e040050002c.html
◆2003/04/22
ヘルパー
吸引
きゅういん
問題
もんだい
の
検討
けんとう
委員
いいん
会
かい
・
第
だい
7
回
かい
10:00−12:00
場所
ばしょ
:
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
9F
省議
しょうぎ
室
しつ
→
概要
がいよう
報告
ほうこく
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/04/txt/s0422-3.txt
◆2003/04/23
「「たん
吸引
きゅういん
」、ヘルパーらに
解禁
かいきん
ALS
患者
かんじゃ
に
限
かぎ
り」
『
朝日新聞
あさひしんぶん
』2003/04/23
◆2003/04/27 17:00-17:25TBSニュースの
森
もり
(2003/04/26 18:30〜19:00の
予定
よてい
→
変更
へんこう
)
ヘルパー
等
とう
の
吸引
きゅういん
問題
もんだい
が
取
と
り
上
あ
げられる
「ALSを
楽
たの
しく
生
い
きる」のビデオライブコーナーに
録画
ろくが
http://www.alpha-planning.com/als_enjoy.html
◇2003/04/28
立岩
たていわ
真
しん
也
[maee:0913] 「
整
ととの
うまでの
措置
そち
」?
ALSメイリングリスト
◆2003/05/02
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』112
桃源郷
とうげんきょう
の
家
いえ
(
仮称
かしょう
)のこと
◆2003/05/02
「ALS たんぱく
質
しつ
異常
いじょう
で
筋
すじ
萎縮
いしゅく
──
国際
こくさい
チーム
確認
かくにん
」
『
読売新聞
よみうりしんぶん
』2003/05/02
朝刊
ちょうかん
他
た
◆2003/05/05
「
難病
なんびょう
ALSの
進行
しんこう
抑制
よくせい
か
岡山大
おかやまだい
の
栄養
えいよう
因子
いんし
投与
とうよ
で」
共同通信
きょうどうつうしん
ニュース
速報
そくほう
◆2003/05/10
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』112
「
吸引
きゅういん
」
認
みと
める
方向
ほうこう
/
第
だい
8
回
かい
分科
ぶんか
会
かい
は13
日
にち
◆2003/05/10
「「
医療
いりょう
」と「
介護
かいご
」の
境
さかい
ヘルパーによる「たん
吸引
きゅういん
」
一部
いちぶ
患者
かんじゃ
だけ
可能
かのう
に」
『
読売新聞
よみうりしんぶん
』2003-05-10
◆2003/05/13
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
(
第
だい
8
回
かい
=
最終
さいしゅう
回
かい
)
報告
ほうこく
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/04/txt/s0513-2.txt
◆2003/05/14
「<ALS
治療
ちりょう
>メチルコバラミンの
大量
たいりょう
投与
とうよ
で
鈍化
どんか
徳島
とくしま
大発
だいはつ
」
毎日新聞
まいにちしんぶん
ニュース
速報
そくほう
・
他
た
◆2003/05/19
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
→
厚生
こうせい
労働
ろうどう
大臣
だいじん
「ヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
によるたんの
吸引
きゅういん
実施
じっし
に
関
かん
する
要望
ようぼう
書
しょ
」
◆2003/05/19
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』114
ヘルパーの「
吸引
きゅういん
」
可
か
/
総括
そうかつ
◇2003/05/25
立岩
たていわ
真
しん
也
「『こんな
夜更
よふ
けにバナナかよ』」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・27)
『
看護
かんご
教育
きょういく
』44-05(2003-05):(
医学書院
いがくしょいん
)
◆2003/05/25
鎌田
かまた
竹
たけ
司
し
氏
し
逝去
せいきょ
◆2003/05/30
『
障害
しょうがい
連
れん
事務
じむ
局
きょく
FAX
ふぁっくす
レター』
40
号
ごう
DPI
東京
とうきょう
、
居宅
きょたく
生活
せいかつ
支援
しえん
サービスで
再
ふたた
び
要望
ようぼう
書
しょ
を
提出
ていしゅつ
◇2003/06/01
立岩
たていわ
真
しん
也
「ただいきるだけではいけないはよくない(
上
うえ
)」
『
中日新聞
ちゅうにちしんぶん
』2003-06-01:06
◆2003/06/03
「たん
吸引
きゅういん
、
点眼
てんがん
…ヘルパーに
解禁
かいきん
へ
厚労相
こうろうしょう
方針
ほうしん
」
『
読売新聞
よみうりしんぶん
』2003/06/03
夕刊
ゆうかん
他
た
◆2003/06/10
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』115
ごあいさつ/
朗報
ろうほう
が
相次
あいつ
ぎました
◆2003/06/12
「
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
の
支援
しえん
急
いそ
げ
停電
ていでん
時
じ
の
対応
たいおう
など、
行政
ぎょうせい
・
医療
いりょう
一体
いったい
で /
宮城
みやぎ
」
『
朝日新聞
あさひしんぶん
』2003/06/12
朝刊
ちょうかん
:27(
宮城
みやぎ
1)
◆2003/06/15
渡辺
わたなべ
春樹
はるき
『蹄跡──ALS
患者
かんじゃ
となった
眼科
がんか
医
い
の
手記
しゅき
』
西田
にしだ
書店
しょてん
,359p. 2300 ※
◆2003/06/21
「
山辺
やまべ
出身
しゅっしん
眼科
がんか
医
い
ALS
闘病
とうびょう
渡辺
わたなべ
さん
渡米
とべい
し
診療
しんりょう
帰国
きこく
し
開業
かいぎょう
成功
せいこう
、そして
発病
はつびょう
疾走
しっそう
人生
じんせい
の
記録
きろく
難病
なんびょう
研究
けんきゅう
の
力
ちから
に
売
う
り
上
あ
げ、
寄付
きふ
へ」
『
山形
やまがた
新聞
しんぶん
』2003/06/21
◇2003/06/25
立岩
たていわ
真
しん
也
「『こんな
夜更
よふ
けにバナナかよ』・2」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・28)
『
看護
かんご
教育
きょういく
』44-06(2003-06):(
医学書院
いがくしょいん
)
◆2003/06/29
「蹄跡 ALS
患者
かんじゃ
となった
眼科
がんか
医
い
の
手記
しゅき
渡辺
わたなべ
春樹
はるき
著
ちょ
日米
にちべい
で
奮闘
ふんとう
ー
男
おとこ
の
自叙伝
じじょでん
」
『
山形
やまがた
新聞
しんぶん
』2003/06/29
◆2003/06/30
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』116
いま
日本
にっぽん
の
税制
ぜいせい
に
劇的
げきてき
変化
へんか
が
◆2003/07/03
「ALS
患者
かんじゃ
の
医師
いし
が
自叙伝
じじょでん
難病
なんびょう
との
戦
たたか
い、
米国
べいこく
研修
けんしゅう
、
趣味
しゅみ
の
乗馬
じょうば
への
思
おも
い
長女
ちょうじょ
が1
年
ねん
かけ
口述
こうじゅつ
筆記
ひっき
売
う
り
上
あ
げは
研究
けんきゅう
費
ひ
に」
『
河北
かほく
新報
しんぽう
』
◆2003/07/08
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』117
税金
ぜいきん
の
歴史
れきし
から
◇2003/07/15
立岩
たていわ
真
しん
也
「
介護
かいご
保険
ほけん
的
てき
なもの・
対
たい
・
障害
しょうがい
者
しゃ
の
運動
うんどう
2」
『
月刊
げっかん
総合
そうごう
ケア』13-07(
医歯薬出版
いしやくしゅっぱん
)
◆2003/07/17
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』118
税金
ぜいきん
を
考
かんが
える
◆2003/07/22
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』119
障害
しょうがい
者
しゃ
の
代筆
だいひつ
投票
とうひょう
実現
じつげん
cf.
障害
しょうがい
者
しゃ
と
選挙
せんきょ
◆2003/07/31〜08/01
第
だい
8
回
かい
日本
にっぽん
難病
なんびょう
看護
かんご
学会
がっかい
学術
がくじゅつ
集会
しゅうかい
メインテーマ「
難病
なんびょう
療養
りょうよう
者
しゃ
の
自己
じこ
決定
けってい
を
支
ささ
える」
◆2003/07/30
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』120
新
あたら
しい
出発
しゅっぱつ
、
協力
きょうりょく
の「わ」を
大
おお
きく、
強
つよ
く
◆2003/08/11 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
はずれ、ALSの
男性
だんせい
死亡
しぼう
医療
いりょう
事故
じこ
か」
『
朝日新聞
あさひしんぶん
』
◆2003/08/13 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
停止
ていし
し
患者
かんじゃ
死亡
しぼう
仙台
せんだい
・
長町
ながまち
病院
びょういん
」
『
河北
かほく
新報
しんぽう
』2003-08-13
◆2003/09/03
「「ALS」
語
かた
り
交流
こうりゅう
患者
かんじゃ
ら1200
人
にん
、
支援
しえん
制度
せいど
など
討議
とうぎ
」
『
毎日新聞
まいにちしんぶん
』2003/09/03:26
新潟
にいがた
2
◆2003/09/03
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』121
ALS
日誌
にっし
17
看護
かんご
学生
がくせい
の
合宿
がっしゅく
◆2003/09/06〜07
ALSヘルパー
研修
けんしゅう
会
かい
於:
東京
とうきょう
◆2003/09/08
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』122
ごあいさつ/ガイドヘルパー
講習
こうしゅう
会
かい
で
◆2003/09/13〜14
第
だい
8
回
かい
JALSA
講習
こうしゅう
会
かい
交流
こうりゅう
会
かい
於:
新潟
にいがた
http://homepage3.nifty.com/jalsaechigo/8tokigoannai.htm
◆2003/09/18
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』123
全国
ぜんこく
交流
こうりゅう
会
かい
/
新潟
にいがた
◆2003/09/27
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』124
ヒトゲノム
解析
かいせき
に
積極
せっきょく
参加
さんか
を!
◆2003/10/10 「ALS
患者
かんじゃ
在宅
ざいたく
支援
しえん
3か
年
ねん
計画
けいかく
12月に
中央
ちゅうおう
相談
そうだん
窓口
まどぐち
を
設置
せっち
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
」
http://club.carenet.co.jp/JM/2003/10/1010_05.asp?SID=
◆2003/10/30
「ALS
患者
かんじゃ
ら「
蚊帳
かや
の
外
そと
」
改正
かいせい
法
ほう
の
施行
しこう
間
ま
に
合
あ
わず」
共同通信
きょうどうつうしん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031030-00000125-kyodo-soci
◆2003/10/15
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』125
今
いま
を
生
い
きるALS
患者
かんじゃ
の
役割
やくわり
◆2003/11/07
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』126
軽
かる
すぎないか
◆2003/11/30
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』127
落成
らくせい
おめでとうございます/
源泉
げんせん
徴収
ちょうしゅう
と
年末
ねんまつ
調整
ちょうせい
◆2003/12/01 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
事故
じこ
、
対策
たいさく
進
すす
まず=
基準
きじゅん
不適合
ふてきごう
を
依然
いぜん
使用
しよう
−
全
ぜん
医
い
労
ろう
の
緊急
きんきゅう
調査
ちょうさ
」
◆
山崎
やまざき
摩耶
まや
(
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
常任
じょうにん
理事
りじ
) 20031201
「ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
3か
年
ねん
計画
けいかく
と
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
推進
すいしん
」
,『
訪問
ほうもん
看護
かんご
と
介護
かいご
』8-12(2003-12):951-957 [B]
◆2003/12/09
佐々木
ささき
公一
こういち
『
週刊
しゅうかん
/ALS
患者
かんじゃ
のひとりごと』128
イラクとアメリカと
日本
にっぽん
と
◆2003/12/12
照
あきら
川
がわ
貞
さだ
喜
き
『
泣
な
いて
暮
く
らすのも
一生
いっしょう
笑
わら
って
暮
く
らすのも
一生
いっしょう
』,
岩波書店
いわなみしょてん
,168p. 1600
◆
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
20031219 「ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
の3
年
ねん
計画
けいかく
」
http://www.nurse.or.jp/koho/h15/press1219-2.pdf
(36.5KB)
>TOP
◆2003/03/02
越川
こしかわ
勝敏
かつとし
→
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
「ヘルパー
吸引
きゅういん
を
認
みと
めてください。」
題名
だいめい
:ヘルパー
吸引
きゅういん
を
認
みと
めてください。
宛先
あてさき
:
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
差出人
さしだしにん
:"
越川
こしかわ
勝敏
かつとし
"
送信
そうしん
日時
にちじ
:2003/03/02 17:57
ヘルパー
吸引
きゅういん
を
認
みと
めてください。
突然
とつぜん
メールを
差
さ
し
上
あ
げる
失礼
しつれい
をお
許
ゆる
しください。
私
わたし
は59
歳
さい
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
ALS
患者
かんじゃ
の
越川
こしかわ
と
申
もう
します。
今
こん
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
の「
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
」で
検討
けんとう
されている、ヘルパーに
吸引
きゅういん
を
認
みと
める
必要
ひつよう
性
せい
を
御
ご
理解
りかい
戴
いただ
くためメールを
致
いた
しました。
@
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
実態
じったい
私
わたし
は
週
しゅう
3
日
にち
1
日
にち
1.5
時
じ
間
あいだ
の
訪問
ほうもん
看護
かんご
を
受
う
けています。
排泄
はいせつ
処理
しょり
、
清
きよし
拭
ぬぐえ
が
1人
ひとり
では
大変
たいへん
だろうとヘルパーとペアでお
願
ねが
いしています。(
患者
かんじゃ
の
私
わたし
もその
方
ほう
が
身体
しんたい
的
てき
にもコミュニケーションも
楽
らく
なんです。
良
よ
く
人
ひと
が
変
か
わるのも
理由
りゆう
)。あと
気
き
切
きり
部
ぶ
と
胃
い
ろうの
消毒
しょうどく
&ガーゼ
交換
こうかん
で30〜40
分
ぶん
の
仕事
しごと
です。
残
ざん
時間
じかん
はリハビリをやってもらってます。
吸引
きゅういん
は1
回
かい
程度
ていど
です。
慣
な
れない
人
ひと
に
呼吸
こきゅう
器
き
等
とう
触
ふ
れると
心配
しんぱい
なので、
妻
つま
が
呼吸
こきゅう
器
き
の
加湿
かしつ
器
き
の
排水
はいすい
や
水
みず
補給
ほきゅう
、カニューレのエア
確認
かくにん
、
吸引
きゅういん
を
済
す
ませて
外出
がいしゅつ
するので、つまり
妻
つま
の
用足
ようた
し、ストレスを
解消
かいしょう
するため1.5
時
じ
間
あいだ
の
訪問
ほうもん
を
頼
たの
んでいるのが
現状
げんじょう
です。マンパワー
不足
ふそく
で
看護
かんご
STもこれ
以上
いじょう
の
派遣
はけん
は
出来
でき
ないと
言
い
ってます。
妻
つま
の
希望
きぼう
は3〜4
時
じ
間
あいだ
訪問
ほうもん
してくれないと
帰宅
きたく
時間
じかん
が
気
き
になってストレス
解消
かいしょう
どころかかえって
溜
た
まると
言
い
ってます。
分科
ぶんか
会
かい
に
貴
き
協会
きょうかい
が
提出
ていしゅつ
し、
紹介
しょうかい
しているSTの
事例
じれい
は
何
なん
千
せん
箇所
かしょ
のほんの
一部
いちぶ
数
すう
%の
話
はな
しではないですか?そんなSTが
身近
みぢか
にあればヘルパー
吸引
きゅういん
を
要望
ようぼう
しませんよ。
しかし
現実
げんじつ
問題
もんだい
としてマンパワー
不足
ふそく
、
難病
なんびょう
対策
たいさく
予算
よさん
を
考
かんが
えれば、
看護
かんご
協会
きょうかい
や
看護
かんご
師
し
側
がわ
委員
いいん
の
言
い
われている
事
こと
は
非
ひ
現実
げんじつ
的
てき
な
絵空事
えそらごと
で、
家族
かぞく
介護
かいご
者
しゃ
を、
又
また
家族
かぞく
の
介護
かいご
負担
ふたん
を
慮
おもんばか
って
死
し
を
選択
せんたく
していく
患者
かんじゃ
の
事
こと
を
無視
むし
した
非
ひ
人道的
じんどうてき
な
事
こと
だと
認識
にんしき
してください。
今
いま
、この
時
とき
も
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
するかどうするか
思
おも
い
悩
なや
んでいる
患者
かんじゃ
、24
時
じ
間
あいだ
介護
かいご
を
何
なん
年
ねん
も
毎日
まいにち
強
し
いられている
人
ひと
の
身
み
になって、
長時間
ちょうじかん
の
介護
かいご
サービス
態勢
たいせい
作
づく
りには、ヘルパー
吸引
きゅういん
が
必要
ひつよう
不可欠
ふかけつ
だという
現実
げんじつ
を
真剣
しんけん
に
考
かんが
えて
下
くだ
さるよう
切望
せつぼう
します!
A
吸引
きゅういん
の
危険
きけん
性
せい
?
看護
かんご
職
しょく
関係
かんけい
委員
いいん
の
川村
かわむら
先生
せんせい
が、
吸引
きゅういん
は
気管
きかん
の
出血
しゅっけつ
や
不衛生
ふえいせい
による
感染
かんせん
症
しょう
の
危険
きけん
があるから、
医療
いりょう
知識
ちしき
のある
看護
かんご
師
し
でないと
駄目
だめ
だと
言
い
う
発言
はつげん
が、
実情
じつじょう
を
御存知
ごぞんじ
ない
他
ほか
の
委員
いいん
やヘルパー
協会
きょうかい
参考
さんこう
人
じん
を
惑
まど
わせています。そんなに
危険
きけん
な
行為
こうい
を
何故
なぜ
慢性
まんせい
睡眠
すいみん
不足
ふそく
の
家族
かぞく
がやっていて
問題
もんだい
が
無
な
いのでしょうか?
全身
ぜんしん
性
せい
介護
かいご
人
じん
派遣
はけん
や
自薦
じせん
ヘルパー
制度
せいど
で
問題
もんだい
が
無
な
いのですか?
私
わたし
の
妻
つま
と
娘
むすめ
は
在宅
ざいたく
に
向
む
けて、
看護
かんご
師
し
から
数
すう
分
ぶん
の
説明
せつめい
と1
度
ど
だけ
手技
しゅぎ
を
教
おし
えてもらっただけです。
勿論
もちろん
一見
いっけん
のヘルパーでは
例
たと
え
研修
けんしゅう
を
受
う
けた
人
ひと
でも
患者
かんじゃ
としては
不安
ふあん
です。
看護
かんご
師
し
でも
慣
な
れてない
人
ひと
はもたもたして
時間
じかん
がかかり、
息
いき
が
続
つづ
かず
困
こま
ります。
私
わたし
達
たち
患者
かんじゃ
はそれぞれ
個人
こじん
差
さ
があります。
従
したが
って
慣
な
れた
人
ひと
に
吸引
きゅういん
も
含
ふく
め
介護
かいご
サービスをお
願
ねが
いしたいと
思
おも
います。マイナース、マイヘルパーの
制度
せいど
化
か
を
願
ねが
っています。この
事
こと
により
安全
あんぜん
は
確保
かくほ
されます。
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
のポイント
私
わたし
の
提案
ていあん
・
要望
ようぼう
!
@は、
長時間
ちょうじかん
の
介護
かいご
サービス
態勢
たいせい
作
づく
りにより
家族
かぞく
の
介護
かいご
負担
ふたん
を
軽減
けいげん
する
為
ため
、
介護
かいご
ヘルパーに
吸引
きゅういん
等
とう
のいわゆる
医療
いりょう
類似
るいじ
行為
こうい
を
認
みと
める。
Aは、
患者
かんじゃ
とのコミュニケーション、
吸引
きゅういん
の
安全
あんぜん
を
確保
かくほ
する
為
ため
慣
な
れが
必要
ひつよう
であり、
所謂
いわゆる
マイナース、マイヘルパー
制度
せいど
を
訪問
ほうもん
看護
かんご
ST、ヘルパーSTに
義務
ぎむ
ずける。
Bは、
吸引
きゅういん
手技
しゅぎ
指導
しどう
養成
ようせい
は
一番
いちばん
熟練
じゅくれん
している
家族
かぞく
介護
かいご
者
しゃ
又
また
は
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
が
行
おこな
う。
資格
しかく
、
研修
けんしゅう
制度
せいど
は
設
もう
けない。
高齢
こうれい
化
か
の
進展
しんてん
、
病院
びょういん
から
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
への
流
なが
れの
中
なか
で
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
の
仕事
しごと
はより
高度
こうど
化
か
し、
増大
ぞうだい
して
行
い
きます。
介護
かいご
ヘルパーの
役割
やくわり
分担
ぶんたん
は
時代
じだい
の
流
なが
れ、
要請
ようせい
ではないでしょうか?
以上
いじょう
貴
き
協会
きょうかい
の
英断
えいだん
を
切
せつ
にお
願
ねが
いします。
越川
こしかわ
勝敏
かつとし
TEL&Fax 047−491−5724
E−mail
caw05541@pop21.odn.ne.jp
>TOP
◆
大西
おおにし
洋司
ようじ
→
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
厚労省
こうろうしょう
でヘルパー
吸引
きゅういん
の
是非
ぜひ
を
討議
とうぎ
する
会議
かいぎ
が
開
ひら
かれており、
貴
き
会
かい
は
訪問
ほうもん
看護
かんご
婦
ふ
の
充実
じゅうじつ
で
対処
たいしょ
すべき
旨
むね
、
主張
しゅちょう
されている
由
よし
伺
うかが
いました。
訪問
ほうもん
看護
かんご
婦
ふ
の
充実
じゅうじつ
には
異論
いろん
ありませんが、
在宅
ざいたく
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
患者
かんじゃ
さんを
往診
おうしん
している
者
もの
として、それだけでは
家族
かぞく
の
苦労
くろう
=
患者
かんじゃ
さんの
苦労
くろう
の
軽減
けいげん
には、
相当
そうとう
の
時間
じかん
がかかると
予想
よそう
されます。おまけに、
病院
びょういん
は
在院
ざいいん
期間
きかん
がどんどん
短
みじか
くなっており、
勢
いきお
い
在宅
ざいたく
患者
かんじゃ
が
増加
ぞうか
しています。
在宅
ざいたく
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
のQOL
向上
こうじょう
のために、ヘルパー
吸引
きゅういん
を
認
みと
める
方向
ほうこう
に
方針
ほうしん
を
転換
てんかん
していただけませんか。
現実
げんじつ
には、
私
わたし
も
何人
なんにん
かの
無
む
資格
しかく
者
しゃ
に
指導
しどう
して、
在宅
ざいたく
を15
年
ねん
している
患者
かんじゃ
さんを
診
み
ています。
特
とく
に
問題
もんだい
はありません。
家族
かぞく
以外
いがい
の
無
む
資格
しかく
者
しゃ
吸引
きゅういん
がなければ、
呼吸
こきゅう
器
き
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
は
不可能
ふかのう
に
近
ちか
いのです。そして、
十分
じゅうぶん
教育
きょういく
・
指導
しどう
すれば、
特
とく
に
問題
もんだい
はありません。
家族
かぞく
による
吸引
きゅういん
と
同
おな
じ
事
ごと
であります。
難病
なんびょう
在宅
ざいたく
患者
かんじゃ
さんとご
家族
かぞく
に
対
たい
して、
英断
えいだん
をなされるよう
期待
きたい
いたします。
新潟
にいがた
県
けん
西蒲原
にしかんばら
郡
ぐん
巻
まき
町
まち
大西
おおにし
医院
いいん
神経
しんけい
内科
ないか
/
内科
ないか
大西
おおにし
洋司
ようじ
onishi@medical.email.ne.jp
>TOP
「3・5
吸引
きゅういん
を
必要
ひつよう
とする
関係
かんけい
者
しゃ
交流
こうりゅう
会
かい
速報
そくほう
」
関係
かんけい
者
しゃ
各位
かくい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
の
金沢
かなざわ
です。
今夜
こんや
の
交流
こうりゅう
会
かい
(3
月
がつ
5
日
にち
、
大手町
おおてまち
サンケイプラザ)は
急
きゅう
な
呼
よ
びかけにも
関
かか
わらず、
約
やく
80
名
めい
の
方々
かたがた
が
参加
さんか
し、6
時半
じはん
から
会場
かいじょう
閉
し
め
切
き
りの9
時
じ
まで
本音
ほんね
で
語
かた
り
合
あ
い、
終了
しゅうりょう
後
ご
もロビーで
輪
わ
になって
交流
こうりゅう
が
続
つづ
いていました。
患者
かんじゃ
さん・ご
家族
かぞく
からはそれぞれ、ヘルパーに
吸引
きゅういん
をやってもらい、
生
い
きてこられたことや
看護
かんご
協会
きょうかい
委員
いいん
が
現実
げんじつ
を
理解
りかい
してくれないことに
対
たい
するいらだちが
強
つよ
く
出
だ
されました。
橋本
はしもと
委員
いいん
長
ちょう
からは「いのちをかけて
取
と
り
組
く
む」との
決意
けつい
表明
ひょうめい
もありました。
関係
かんけい
団体
だんたい
からは
筋
すじ
ジス
協会
きょうかい
、バクバクの
会
かい
、SMA(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
症
しょう
)
家族
かぞく
の
会
かい
、SSPE
青空
あおぞら
の
会
かい
(
亜
あ
急性
きゅうせい
・・・、
子供
こども
が
呼吸
こきゅう
器
き
、
学校
がっこう
で
教師
きょうし
の
吸引
きゅういん
を
運動
うんどう
している)、ヤコブ
病
びょう
サポ−トネットワーク、脊損の
方々
かたがた
が
参加
さんか
。
初
はじ
めての
交流
こうりゅう
会
かい
にもかかわらず、
同
おな
じ
思
おも
いで、
分科
ぶんか
会
かい
の
動
うご
きを
注視
ちゅうし
しており、ALS
協会
きょうかい
に
対
たい
して、
感謝
かんしゃ
と
期待
きたい
が
述
の
べられました。また、
訪問
ほうもん
介護
かいご
事業
じぎょう
所
しょ
からや、
協会
きょうかい
顧問
こもん
の
弁護士
べんごし
事務所
じむしょ
からもかけつけてくれ「
危険
きけん
があるなら、
何故
なぜ
、
家族
かぞく
にさせているのか、
法律
ほうりつ
云々
うんぬん
いう
前
まえ
に
考
かんが
えてもらいたい」。
遺族
いぞく
からは「
十
じゅう
数
すう
年
ねん
、
患者
かんじゃ
家族
かぞく
の
相談
そうだん
を
行
おこな
っているが、
吸引
きゅういん
事故
じこ
は
聞
き
いていない、
長
なが
い
期間
きかん
、
家族
かぞく
がヘルパーに
教
おし
え、やってこれているのに、
難易
なんい
度
ど
が
高
たか
い、
危険
きけん
だと
強調
きょうちょう
するのは
納得
なっとく
できない」の
声
こえ
もありました。
マスコミからは
読売新聞
よみうりしんぶん
、
毎日
まいにち
、
日経
にっけい
など
テレビ局
てれびきょく
は
朝日
あさひ
、
日本
にほん
テレビが
来
き
ました。そういった
中
なか
で、
全
すべ
ての
方
ほう
が、
本名
ほんみょう
で
実際
じっさい
と
意見
いけん
を
述
の
べ、
司会
しかい
をしていた
私
わたし
も、
数
すう
回
かい
、
目頭
めがしら
が
熱
あつ
くなりました。
3月
さんがつ
7
日
にち
には
埼玉
さいたま
県議会
けんぎかい
で「ヘルパー
吸引
きゅういん
を
国
くに
に
要請
ようせい
する
議案
ぎあん
」が
予定
よてい
されています。
今後
こんご
の
行動
こうどう
提起
ていき
として、
分科
ぶんか
会
かい
メンバーへ
理解
りかい
を
求
もと
める
働
はたら
きかけや3・10
分科
ぶんか
会
かい
の
傍聴
ぼうちょう
、
本日
ほんじつ
参加
さんか
者
しゃ
による
連絡
れんらく
協議
きょうぎ
会
かい
を
設置
せっち
し、
今後
こんご
の
連絡
れんらく
協議
きょうぎ
を
強
つよ
くすることが
提案
ていあん
され、
参加
さんか
者
しゃ
の
同意
どうい
が
得
え
られました。
当日
とうじつ
の
配布
はいふ
資料
しりょう
が
必要
ひつよう
な
方
ほう
は
事務
じむ
局
きょく
の
海野
うみの
氏
し
(090−8588−1556)に
申
もう
し
込
こ
みください。
とりあえず、
概要
がいよう
を
速報
そくほう
としてご
報告
ほうこく
します。
「
金沢
かなざわ
報告
ほうこく
に
寄
よ
せて」
お
疲
つか
れ
様
さま
でした。
急
きゅう
な
企画
きかく
だったのに、
予想
よそう
以上
いじょう
の
方々
かたがた
にご
参集
さんしゅう
いただき
心
しん
躍
おど
る
思
おも
いがいたしました。
この
問題
もんだい
を
解決
かいけつ
しなければ、
支援
しえん
費
ひ
支給
しきゅう
方式
ほうしき
も
介護
かいご
保険
ほけん
も
無意味
むいみ
な
事
こと
は、
誰
だれ
もが
承知
しょうち
しているところです。
一
いち
日
にち
も
早
はや
く
解決
かいけつ
して、
家族
かぞく
が6
時
じ
間
あいだ
は
熟睡
じゅくすい
できる
日
ひ
が
来
く
るよう
力
ちから
を
合
あ
わせて
頑張
がんば
りましょう。
バクバクのお
父様
とうさま
の「
私
わたし
達
たち
の
子供
こども
は
生
う
まれた
時
とき
から
呼吸
こきゅう
器
き
をつけている」 この
言葉
ことば
の
重
おも
みを
愛
いと
しく
抱
だ
きしめて、この
問題
もんだい
を
必
かなら
ず
思
おも
い
通
どお
りの
結果
けっか
を
引
ひ
き
出
だ
すまでオッシャー!!(
何
なん
語
ご
?)の
気合
きあい
で
行
い
きます。
今後
こんご
とも、
宜
よろ
しくご
指導
しどう
下
くだ
さいますよう、お
願
ねが
い
申
もう
し
上
あ
げます。
〜〜♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪#♪〜〜
橋本
はしもと
操
みさお
URL
http://plaza9.mbn.or.jp/~sakurakai/
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cf.
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
橋本
はしもと
みさお/
橋本
はしもと
操
みさお
神経
しんけい
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
等
とう
に
対
たい
するヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
による
喀痰
かくたん
吸引
きゅういん
に
関
かん
する
意見
いけん
書
しょ
神経
しんけい
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
、
特
とく
に
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)の
患者
かんじゃ
は
病状
びょうじょう
の
進行
しんこう
とともに
呼吸
こきゅう
筋
すじ
麻痺
まひ
が
出現
しゅつげん
し、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
装着
そうちゃく
を
余儀
よぎ
なくされる。ALS
患者
かんじゃ
は
他
た
の
臓器
ぞうき
には
異
こと
常
つね
が
生
しょう
じないことから
自宅
じたく
における
介護
かいご
も
可能
かのう
であるが、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
装着
そうちゃく
下
か
において
は
三
さん
十
じゅう
分
ふん
に
一
いち
度
ど
程度
ていど
の
喀痰
かくたん
(かくたん)の
吸引
きゅういん
が
不可欠
ふかけつ
である。
しかしながら、
現在
げんざい
吸引
きゅういん
行為
こうい
が
認
みと
められているのは
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
師
し
に
限
かぎ
られてお
り、
介護
かいご
保険
ほけん
などで
利用
りよう
可能
かのう
なヘルパー
等
とう
の
介護
かいご
者
しゃ
が
吸引
きゅういん
を
行
おこな
うことは
認
みと
められてい
ない。そのため、
看護
かんご
師
し
から
簡単
かんたん
な
吸引
きゅういん
の
指導
しどう
を
受
う
けただけの
家族
かぞく
が、
二
に
十
じゅう
四
よん
時
じ
間
あいだ
、
患者
かんじゃ
に
付
つ
き
添
そ
わざるを
得
え
ず、
加重
かじゅう
な
負担
ふたん
を
強
し
いられた
家族
かぞく
は
介護
かいご
に
疲弊
ひへい
し、ひいては
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
継続
けいぞく
が
困難
こんなん
となり、その
生存
せいぞん
権
けん
のまっとうすら
危
あや
ういものとなっているの
である。
よって、
国
くに
においては、
家族
かぞく
の
負担
ふたん
を
軽減
けいげん
し、ALS
患者
かんじゃ
の
自宅
じたく
での
療養
りょうよう
の
継続
けいぞく
と
質的
しつてき
向上
こうじょう
を
図
はか
るため、
神経
しんけい
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
等
とう
に
対
たい
するヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
による
喀痰
かくたん
吸引
きゅういん
を
可
か
能
のう
とする
法
ほう
制度
せいど
の
整備
せいび
を
行
おこな
うよう
強
つよ
く
求
もと
める。
右
みぎ
、
地方
ちほう
自治
じち
法
ほう
第
だい
九
きゅう
十
じゅう
九
きゅう
条
じょう
の
規定
きてい
により
意見
いけん
書
しょ
を
提出
ていしゅつ
する。
平成
へいせい
十
じゅう
五
ご
年
ねん
三
さん
月
がつ
七
なな
日
にち
埼
玉
たま
県
けん
議
ぎ
会
かい
議
ぎ
長
なが
衆議院
しゅうぎいん
議長
ぎちょう
┐
参議院
さんぎいん
議長
ぎちょう
│
内閣
ないかく
総理
そうり
大臣
だいじん
├
様
さま
厚生
こうせい
労働
ろうどう
大臣
だいじん
┘
>TOP
◆
第
だい
5
回
かい
厚労省
こうろうしょう
「ヘルパー
吸引
きゅういん
検討
けんとう
会
かい
」
速報
そくほう
各位
かくい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
理事
りじ
の
金沢
かなざわ
です。
本日
ほんじつ
開催
かいさい
された
第
だい
5
回
かい
「
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
せき
する
分科
ぶんか
会
かい
」の
概要
がいよう
を
速報
そくほう
として
報告
ほうこく
します。
正式
せいしき
には
後日
ごじつ
、
発表
はっぴょう
される
厚労省
こうろうしょう
の
議事
ぎじ
録
ろく
を
参照
さんしょう
ください。
今回
こんかい
は
訪問
ほうもん
看護
かんご
支援
しえん
モデルや
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
研究
けんきゅう
臨床
りんしょう
テストによる
吸引
きゅういん
の
改善
かいぜん
事例
じれい
等
とう
が
報告
ほうこく
がされたことや
日本
にっぽん
神経
しんけい
学会
がっかい
より「
条件
じょうけん
付
つ
きヘルパー
の
吸引
きゅういん
可
か
」の
意見
いけん
書
しょ
がだされたこと、また
各
かく
分科
ぶんか
会
かい
の
委員
いいん
のヘルパー吸
引に
対
たい
する
見解
けんかい
が
鮮明
せんめい
になってきた
等
ひとし
の
前進
ぜんしん
面
めん
がありますが、
依然
いぜん
として
看護
かんご
職
しょく
委員
いいん
の「
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
充実
じゅうじつ
による
吸引
きゅういん
の
検討
けんとう
が
必要
ひつよう
」「ヘルパー
吸引
きゅういん
は
危険
きけん
」と
他
た
の
委員
いいん
の「
現実
げんじつ
的
てき
対応
たいおう
として
条件
じょうけん
付
つ
きヘルパー
吸引
きゅういん
を
認
みと
める」
との
溝
みぞ
が
埋
うず
まらないため、ヘルパー
吸引
きゅういん
についてのかみ
合
あ
った
議論
ぎろん
に
進
すす
ま
ない
結果
けっか
となっています。
次回
じかい
の
検討
けんとう
会
かい
は4
月
がつ
早々
そうそう
に
開催
かいさい
されるものとは
思
おも
いますが(
日時
にちじ
は
未定
みてい
)
昨年
さくねん
11
月
がつ
に
坂口
さかぐち
大臣
だいじん
が
私
わたし
達
たち
の
要望
ようぼう
に
対
たい
して「まだまだ
様々
さまざま
な
問題
もんだい
がより
多
おお
くあるんでしょうが、
今日
きょう
はその
中
なか
で、
介護
かいご
者
しゃ
に
対
たい
します
吸引
きゅういん
の
問題
もんだい
に
絞
しぼ
っておいでいただいたと
思
おも
っております。できるだけ
早
はや
く
検討
けんとう
会
かい
をつ
くって、
少
すく
なくとも
来春
らいしゅん
、
桜
さくら
の
花
はな
の
咲
さ
くころまでには
決着
けっちゃく
をつけたい」
という
大変
たいへん
思
おも
いやりのある
約束
やくそく
は
残念
ざんねん
ながら
守
まも
れそうにありません。
そのため
分科
ぶんか
会
かい
後
ご
、ALS
協会
きょうかい
や
関係
かんけい
団体
だんたい
と
意見
いけん
交換
こうかん
し、
近日
きんじつ
中
ちゅう
に
共同
きょうどう
アピールを
出
だ
すことにしました。
皆
みな
さんの
意見
いけん
をも
盛
も
り
込
こ
み、また
今後
こんご
の
取組
とりく
みに
生
い
かしていきたいたいと
考
かんが
えていますので、メーリングリスト
上
じょう
や
金沢
かなざわ
(
末尾
まつび
記載
きさい
の
連絡
れんらく
先
さき
)、
ALS
協会
きょうかい
吸引
きゅういん
問題
もんだい
解決
かいけつ
促進
そくしん
委員
いいん
会
かい
:
海野
うみの
事務
じむ
局長
きょくちょう
、
橋本
はしもと
みさお
委員
いいん
長
ちょう
または
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
事務
じむ
局
きょく
宛
あ
てに
意見
いけん
をお
寄
よ
せください。
1.
第
だい
5
回
かい
分科
ぶんか
会
かい
の
議事
ぎじ
概要
がいよう
日時
にちじ
、
場所
ばしょ
:
3月
さんがつ
26
日
にち
10
時
じ
〜12
時
じ
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
会議
かいぎ
室
しつ
議事
ぎじ
:@
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
対策
たいさく
の
現状
げんじょう
と
課題
かだい
について
Aたんの
吸引
きゅういん
の
医学
いがく
的
てき
整理
せいり
Bその
他
た
約
やく
1
時
じ
間
あいだ
15
分
ふん
、
4
よっ
つの
資料
しりょう
説明
せつめい
が
関係
かんけい
者
しゃ
より
行
おこな
われた。
(1)「
在宅
ざいたく
オリエンテーションマニュアル」・「
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
技術
ぎじゅつ
指導
しどう
マニュアル」(
国立
こくりつ
療養
りょうよう
所
しょ
高松
たかまつ
病院
びょういん
)
*
医事
いじ
課
か
よりALS
呼吸
こきゅう
器
き
装着
そうちゃく
患者
かんじゃ
が
在宅
ざいたく
移行
いこう
に
当
あ
たっての
病院
びょういん
のマニュアルを
紹介
しょうかい
。
委員
いいん
より「
何
なん
時
じ
から
運用
うんよう
してい
るのか」「
衛生
えいせい
材料
ざいりょう
の
病院
びょういん
からの
供給
きょうきゅう
はどうなっているか」
「マニュアルを
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
はどう
評価
ひょうか
しているか」
等
とう
の
質問
しつもん
があったが、「
次回
じかい
に
報告
ほうこく
」となった。
(2-1)「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
装着
そうちゃく
者
しゃ
等
とう
医療
いりょう
依存
いぞん
度
ど
の
高
たか
い
長期
ちょうき
療養
りょうよう
者
しゃ
への24
時
じ
間
あいだ
在宅
ざいたく
支援
しえん
システムに
関
かん
する
研究
けんきゅう
」(
看護
かんご
協会
きょうかい
調査
ちょうさ
追加
ついか
集計
しゅうけい
結果
けっか
)
*
山崎
やまざき
委員
いいん
(
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
常任
じょうにん
理事
りじ
)より、
回答
かいとう
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステ
ーションでの
呼吸
こきゅう
器
き
利用
りよう
者
しゃ
468
名
めい
、
有効
ゆうこう
回収
かいしゅう
率
りつ
30.7%
推定
すいてい
訪問
ほうもん
看護
かんご
S
利用
りよう
呼吸
こきゅう
器
き
患者
かんじゃ
数
すう
2,524
名
めい
。
24
時
じ
間
あいだ
対応
たいおう
を
可能
かのう
にするための
条件
じょうけん
:@
訪問
ほうもん
看護
かんご
Sの
課題
かだい
(
職員
しょくいん
の
増員
ぞういん
、
看護
かんご
師
し
の
資質
ししつ
向上
こうじょう
)A
医療
いりょう
環境
かんきょう
B
機器
きき
業者
ぎょうしゃ
。
提供
ていきょう
サービス:@
吸引
きゅういん
A
本人
ほんにん
・
家族
かぞく
への
指導
しどう
B
排
はい
痰
たん
ケア。
利用
りよう
者
しゃ
本人
ほんにん
・
家族
かぞく
のサービス:@
日
び
中
ちゅう
の
長時間
ちょうじかん
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービス
Aレスパイトのための
入院
にゅういん
(2-2)「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
装着
そうちゃく
等
とう
医療
いりょう
依存
いぞん
度
ど
の
高
たか
い
長期
ちょうき
療養
りょうよう
者
しゃ
への24
時
じ
間
あいだ
在宅
ざいたく
支援
しえん
システムに
関
かん
する
研究
けんきゅう
−「
痰
たん
の
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
」の
臨床
りんしょう
的
てき
評価
ひょうか
研究
けんきゅう
(
中間
なかま
報告
ほうこく
)
*
訪問
ほうもん
看護
かんご
振興
しんこう
財団
ざいだん
の
佐藤
さとう
氏
し
より、
平成
へいせい
13
年
ねん
に
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
の「ALS
基金
ききん
」で
山本
やまもと
氏
し
(
大分
おおいた
協和
きょうわ
病院
びょういん
)
徳永
とくなが
氏
し
(
徳永
とくなが
装
そう
器
き
研究所
けんきゅうじょ
)により
開発
かいはつ
研究
けんきゅう
を
開始
かいし
された「
痰
たん
の
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
」
の
追加
ついか
研究
けんきゅう
@
性能
せいのう
改善
かいぜん
A
吸引
きゅういん
カテーテルの
留意
りゅうい
位置
いち
の
安定
あんてい
化
か
BALS
患者
かんじゃ
への
臨床
りんしょう
テストの
中
なか
間
あいだ
報告
ほうこく
がされた。
当初
とうしょ
より、@
新
あたら
しい
圧力
あつりょく
センサーを
採用
さいよう
し、(センサーを吸
引器チューブのみから
呼吸
こきゅう
器
き
気道
きどう
にも
追加
ついか
)Aカテーテルの
位置
いち
をカニューレ
先端
せんたん
位置
いち
に
合
あ
わせるB24
時
じ
間
あいだ
病院
びょういん
内
ない
で2
名
めい
の
患者
かんじゃ
に
対
たい
しテスト
結果
けっか
:
患者
かんじゃ
本人
ほんにん
の
呼吸
こきゅう
困難
こんなん
はなく、
痰
たん
も
有効
ゆうこう
に
除去
じょきょ
され、
実用
じつよう
化
か
の
見通
みとお
しをえることができた。
質問
しつもん
として
実用
じつよう
化
か
の
見通
みとお
しについては「
数
すう
年
ねん
」、
適用
てきよう
範囲
はんい
は「
今後
こんご
の
臨床
りんしょう
テストの
中
なか
で」との
報告
ほうこく
があった。
(3)「ALS
療養
りょうよう
者
しゃ
の
看護
かんご
支援
しえん
モデルに
関
かん
する
検討
けんとう
(
中間
なかま
報告
ほうこく
)
ALS
患者
かんじゃ
の
看護
かんご
支援
しえん
モデルに
関
かん
する
検討
けんとう
会
かい
(
新道
しんどう
幸恵
ゆきえ
)
看護
かんご
協会
きょうかい
の
山崎
やまざき
委員
いいん
より、
青森
あおもり
県
けん
保健
ほけん
大学
だいがく
での
研究
けんきゅう
事例
じれい
報告
ほうこく
。
呼吸
こきゅう
管理
かんり
看護
かんご
支援
しえん
モデル(トータルアセスメント、スクイー
ジング、
胸骨
きょうこつ
部
ぶ
の
温
ぬる
罨法
あんぽう
、
体位
たいい
交換
こうかん
による
痰
たん
のドレナージ、
口腔
こうくう
・
気道
きどう
の
吸引
きゅういん
、ケア
成果
せいか
の
確認
かくにん
)を
実施
じっし
できる
看護
かんご
師
し
を
育
そだて
成
なり
するために
教育
きょういく
訓練
くんれん
プログラムを
開発
かいはつ
・
実施
じっし
。
合計
ごうけい
15
名
めい
(ナースセンター
看護
かんご
師
し
3
名
めい
特別
とくべつ
介護
かいご
人
じん
5
名
めい
、
訪問
ほうもん
看
み
護
まもる
師
し
4
名
めい
、その
他
た
3
名
めい
)が
参加
さんか
し、
在宅
ざいたく
ALS
呼吸
こきゅう
器
き
患者
かんじゃ
(3
名
めい
)
に
週
しゅう
3
回
かい
、
約
やく
1
時
じ
間
あいだ
、
介入
かいにゅう
看護
かんご
を
行
おこな
った。
介入
かいにゅう
看護
かんご
により「
痰
たん
の喀出が
促
うなが
され、
患者
かんじゃ
の
良好
りょうこう
な
呼吸
こきゅう
状態
じょうたい
が
続
つづけ
き、
表情
ひょうじょう
がいきいきとなり、
夜間
やかん
の
吸引
きゅういん
回数
かいすう
も
減少
げんしょう
」との
結果
けっか
が
得
え
られた。
呼吸
こきゅう
管理
かんり
については
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
がキーパーソンとなり
医療
いりょう
、
福祉
ふくし
関係
かんけい
者
しゃ
、
機器
きき
会社
かいしゃ
をマネジメントすることが
望
のぞ
ましい。
(4)「ホームヘルパーの
吸引
きゅういん
可否
かひ
に
関
かん
する
日本
にっぽん
神経
しんけい
学会
がっかい
の
意見
いけん
」
日本
にっぽん
神経
しんけい
学会
がっかい
理事
りじ
長
ちょう
金澤
かなざわ
一郎
いちろう
福永
ふくなが
委員
いいん
(
国立
こくりつ
療養
りょうよう
所
しょ
南
みなみ
九州
きゅうしゅう
病院
びょういん
長
ちょう
)より
意見
いけん
書
しょ
の
説明
せつめい
[
意見
いけん
書
しょ
要旨
ようし
]
「
新潟
にいがた
地区
ちく
会員
かいいん
および
本
ほん
学会
がっかい
理事
りじ
・
東大
とうだい
医学部
いがくぶ
神経
しんけい
内科
ないか
辻
つじ
省
しょう
次
じ
教授
きょうじゅ
か
らの
発案
はつあん
によりホームヘルパーの
吸引
きゅういん
行為
こうい
について
学会
がっかい
内
ない
で
議論
ぎろん
し
た。これらの
行為
こうい
は
医師
いし
・
看護
かんご
師
し
の
行
おこな
うとされているが、
現状
げんじょう
は
医
い
療
機関
きかん
で
指導
しどう
を
受
う
けた
家族
かぞく
・ボランテアが
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
と
共
とも
に
行
い
って
いる。
むしろ、
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
は
比較的
ひかくてき
短
みじか
い
時間
じかん
しか
現場
げんば
にいることができな
い
状況
じょうきょう
から、
夜
よる
間
あいだ
を
含
ふく
めて
多
おお
くの
時間
じかん
帯
たい
を
家族
かぞく
やボランテアの
人達
ひとたち
が
介護
かいご
を
担
にな
っている。この
状況
じょうきょう
は
仮
かり
に
看護
かんご
師
し
を
増員
ぞういん
したとしても、
家族
かぞく
やボランテアにかかる
負担
ふたん
の
大幅
おおはば
な
軽減
けいげん
は
困難
こんなん
と
推量
すいりょう
する。
吸引
きゅういん
行為
こうい
に
起
お
こりうる
危険
きけん
については、
適切
てきせつ
な
指導
しどう
を
受
う
けておれば
特例
とくれい
療養
りょうよう
者
しゃ
(
出血
しゅっけつ
傾向
けいこう
や
狭窄
きょうさく
のある
方
ほう
)を
除
のぞ
き、
特別
とくべつ
の
医学
いがく
知識
ちしき
・
技術
ぎじゅつ
がない
非
ひ
医療
いりょう
関係
かんけい
者
しゃ
でも
安全
あんぜん
にできると
考
かんが
える。」
「
本
ほん
学会
がっかい
として
次
つぎ
の
建議
けんぎ
をしたい。@
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
者
しゃ
の
看護
かんご
に
際
さい
し、
適切
てきせつ
な
指導
しどう
を
受
う
けたホームヘルパーは、
担当
たんとう
する
療養
りょうよう
者
しゃ
に
限
かぎ
り、
吸引
きゅういん
を
行
くだり
うことができる。A
吸引
きゅういん
を
行
おこな
うヘルパーは
変化
へんか
・
異常
いじょう
・
不審
ふしん
点
てん
などに
つき、
適時
てきじ
看護
かんご
師
し
、
主治医
しゅじい
に
報告
ほうこく
、その
指導
しどう
を
受
う
ける。」
*
川村
かわむら
委員
いいん
(
都立
とりつ
保健
ほけん
科学
かがく
大学
だいがく
保健
ほけん
科学
かがく
部
ぶ
看護
かんご
学科
がっか
教授
きょうじゅ
)より「ヘルパー
が
吸引
きゅういん
して
安全
あんぜん
という
根拠
こんきょ
が
示
しめ
されていない」
「
学会
がっかい
内
ない
で
議論
ぎろん
したというが
他
た
の
職種
しょくしゅ
の
方
ほう
が
看護
かんご
に
介入
かいにゅう
することに
懸念
けねん
がある」という
意見
いけん
が
出
だ
され
福永
ふくなが
委員
いいん
より「どこをもって
安全
あんぜん
とするか、ヘルパーしかいない
時
とき
痰
たん
がつまり、
吸引
きゅういん
ができない
危険
きけん
の
方
ほう
が
高
たか
い。
学会
がっかい
として
全体
ぜんたい
として
安全
あんぜん
と
考
かんが
えている」
等
とう
のやりとりがされた。
2.
資料
しりょう
に
対
たい
する
質疑
しつぎ
後
ご
、
約
やく
40
分
ふん
、
以下
いか
の
意見
いけん
がだされた。
@
全体
ぜんたい
の
進
すす
め
方
かた
について
確認
かくにん
したい。この
場
ば
は
学会
がっかい
でもないので、いつまで
も
議論
ぎろん
してもしょうがない。(
福永
ふくなが
委員
いいん
)
*
前田
まえだ
座長
ざちょう
(
都立
とりつ
大学
だいがく
法学部
ほうがくぶ
教授
きょうじゅ
)より「
在宅
ざいたく
医療
いりょう
の
充実
じゅうじつ
や
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
の
開発
かいはつ
、
青森
あおもり
のモデル
研究
けんきゅう
もすばらしい。
全国
ぜんこく
に
広
ひろ
げられるとよい。ただ、
技術
ぎじゅつ
論
ろん
まで
論議
ろんぎ
はしない。
それらを
踏
ふ
まえて、
現実
げんじつ
に
困
こま
っている
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
に
対
たい
してどうするかを
検討
けんとう
することが
必要
ひつよう
。
日本
にっぽん
神経
しんけい
学会
がっかい
の
建議
けんぎ
も
重
おも
いものがある。ヘルパーの
吸引
きゅういん
を
認
みと
めるのかどうか、どういう
条件
じょうけん
ならば
許
ゆる
せるのか
検討
けんとう
したい。
*
医事
いじ
課
か
より「
大臣
だいじん
の
言
い
われた”
桜
さくら
の
咲
さ
くころ”になったが
大事
だいじ
なことは
論議
ろんぎ
を
深
ふか
めること」
A
青森
あおもり
の
事例
じれい
で
看護
かんご
師
し
のエキスパートがやると
良
よ
い
効果
こうか
がでるなど、
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
充実
じゅうじつ
は
必要
ひつよう
と
考
かんが
えるが、
全部
ぜんぶ
看護
かんご
師
し
でカバーできないことも
事実
じじつ
であろう。
家族
かぞく
でもよいことがあるのでは。
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
充実
じゅうじつ
と
条件
じょうけん
付
つ
きで
ヘルパーの
吸引
きゅういん
を
認
みと
めていくべきだ。(
五
ご
阿弥
あみ
委員
いいん
:
読売新聞
よみうりしんぶん
論説
ろんせつ
委員
いいん
)
B
青森
あおもり
のモデルのようにやればヘルパーによる
吸引
きゅういん
がいらないエリア、
患者
かんじゃ
がででくるのではないかと
思
おも
う。
国
くに
療
高松
たかまつ
病院
びょういん
マニュアルには
不備
ふび
がある。
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
はチャンと
指導
しどう
でき
いないのではないか。
難病
なんびょう
拠点
きょてん
病院
びょういん
での
退院
たいいん
時
じ
調整
ちょうせい
会議
かいぎ
が
不十分
ふじゅうぶん
になって
いる。
療養
りょうよう
ネットワークをどのように
埋
う
めていくのか。
800〜2500
名
めい
のALS
在宅
ざいたく
呼吸
こきゅう
器
き
患者
かんじゃ
を
埋
う
めることができないのか
検討
けんとう
しないと、ヘルパーの
吸引
きゅういん
は
言
い
えない。
専門
せんもん
看護
かんご
師
し
を
付
つ
けてよい。
家族
かぞく
の
支援
しえん
をどうするか。
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
の
開発
かいはつ
は
評価
ひょうか
できる。
今
いま
あるもの
でどこまでやれるのかだすべき。(
山崎
やまざき
委員
いいん
)
C
大
だい
掃除
そうじ
に
対
たい
するアクセスを
阻害
そがい
してはならない。
青森
あおもり
の
事例
じれい
(A)では
近
ちか
い
ことはやっていたが、
肺
はい
機能
きのう
は
落
お
ちていた。
簡単
かんたん
になることで
大
だい
掃除
そうじ
が
できなくなることが
心配
しんぱい
。
家族
かぞく
の
日常
にちじょう
的
てき
行為
こうい
の
中
なか
でそのようなアセスメン
トが
必要
ひつよう
で、その
延長線
えんちょうせん
上
じょう
にヘルパーができることがある。
(
星
ほし
委員
いいん
:
医師
いし
会
かい
常任
じょうにん
理事
りじ
)
D
星
ぼし
委員
いいん
の
意見
いけん
に
基本
きほん
的
てき
賛成
さんせい
。
患者
かんじゃ
の
状態
じょうたい
によって
異
こと
なる。
責任
せきにん
は
基本
きほん
的
てき
に
医師
いし
にあると
思
おも
うが、どう
考
かんが
えるのかが
必要
ひつよう
。
国
くに
療
高松
たかまつ
病院
びょういん
マニュアルでは
医師
いし
の
指導
しどう
的
てき
役割
やくわり
が
見
み
えない。
医師
いし
、
看護
かんご
師
し
の
役割
やくわり
分担
ぶんたん
、その
延長線
えんちょうせん
上
じょう
にヘルパーがある。
緊急
きんきゅう
避難
ひなん
の
検討
けんとう
でなく、
制度
せいど
の
議論
ぎろん
をする
必要
ひつよう
があり、そうでなければ
議論
ぎろん
が
混乱
こんらん
する。(
星
ほし
委員
いいん
:
国学院大学
こくがくいんだいがく
法学部
ほうがくぶ
教授
きょうじゅ
)
E
青森
あおもり
モデルの
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
のスペシャリストを
現在
げんざい
の
制度
せいど
上
じょう
にどのように
乗
の
せようと
考
かんが
えているのか。また、
特定
とくてい
の
条件
じょうけん
での
吸引
きゅういん
事例
じれい
が
寄
よ
せられ
ている。
次回
じかい
事務
じむ
局
きょく
と
相談
そうだん
して
提出
ていしゅつ
したい。
(
伊藤
いとう
委員
いいん
:
東北大学
とうほくだいがく
大学院
だいがくいん
医学
いがく
系
けい
研究
けんきゅう
科
か
講師
こうし
)
*
都道府県
とどうふけん
での
研修
けんしゅう
や
診療
しんりょう
報酬
ほうしゅう
等
とう
を
今
いま
考
かんが
えているところ(
山崎
やまざき
委員
いいん
)
*
次回
じかい
提出
ていしゅつ
願
ねが
う(
前田
まえだ
座長
ざちょう
)
Fご
家族
かぞく
が
医
い
行為
こうい
をしていて
何故
なぜ
、
法律
ほうりつ
にふれないのか、ヘルパーの
医
い
行
ぎょう
為
ため
との
関係
かんけい
で
検討
けんとう
が
必要
ひつよう
。(
星
ほし
委員
いいん
)
G
医療
いりょう
だけ、
看護
かんご
だけの
議論
ぎろん
はどうかと
思
おも
う。
連携
れんけい
ができていない。
前回
ぜんかい
も
述
の
べたが
尾道
おのみち
の
事例
じれい
等
とう
、トータルで
支
ささ
えられることが
必要
ひつよう
。
(
五
ご
阿弥
あみ
委員
いいん
)
3.
前田
まえだ
座長
ざちょう
のまとめ
ポイントは
今
いま
ある
社会
しゃかい
資源
しげん
を
使
つか
えば、ヘルパーの
吸引
きゅういん
は
必要
ひつよう
ないのかを
明
あき
らかにし、
患者
かんじゃ
団体
だんたい
が
納得
なっとく
できるものが
必要
ひつよう
。
事務
じむ
局
きょく
で
現状
げんじょう
の
資源
しげん
でどこまでできるのか
資料
しりょう
を
出
だ
して
欲
ほ
しい。
医師
いし
と
看護
かんご
師
し
のどちらがキーパーソンか、
安全
あんぜん
等
とう
の
議論
ぎろん
もあるが、
日々
ひび
困
こま
っ
ている
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
を
考
かんが
えれば、
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
の
完成
かんせい
を
待
ま
って
結論
けつろん
を
出
だ
せない。
4.
次回
じかい
分科
ぶんか
会
かい
設定
せってい
できておらず、
後日
ごじつ
調整
ちょうせい
して
連絡
れんらく
する。(
医事
いじ
課
か
事務
じむ
局
きょく
)
以上
いじょう
金沢
かなざわ
公明
こうめい
>TOP
4、
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
医
い
政局
せいきょく
設置
せっち
「
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
」ヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
による
痰
たん
の
吸引
きゅういん
検討
けんとう
に
関
かん
する
意見
いけん
・
要望
ようぼう
書
しょ
平成
へいせい
15
年
ねん
4
月
がつ
4
日
にち
厚生
こうせい
労働
ろうどう
大臣
だいじん
坂口
さかぐち
力
ちから
殿
しんがり
医
い
政局
せいきょく
長
ちょう
篠崎
しのざき
英夫
ひでお
殿
しんがり
分科
ぶんか
会
かい
委員
いいん
各
かく
位
くらい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
会長
かいちょう
松本
まつもと
茂
しげる
ヘルパー
等
とう
による
痰
たん
の
吸引
きゅういん
実現
じつげん
を
求
もと
める
連絡
れんらく
会
かい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
吸引
きゅういん
問題
もんだい
解決
かいけつ
促進
そくしん
委員
いいん
会
かい
委員
いいん
長
ちょう
橋本
はしもと
みさお
日本
にっぽん
筋
きん
ジストロフィー
協会
きょうかい
理事
りじ
長
ちょう
河端
かわばた
静子
しずこ
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
をつけた
子
こ
の
親
おや
の
会
かい
会長
かいちょう
大塚
おおつか
孝司
たかし
SMA(
脊髄
せきずい
性
せい
筋
すじ
萎縮
いしゅく
症
しょう
)
家族
かぞく
の
会
かい
事務
じむ
局長
きょくちょう
比企
ひき
弘治
こうじ
SSPE
青空
あおぞら
の
会
かい
事務
じむ
局長
きょくちょう
中村
なかむら
一
いち
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
医
い
政局
せいきょく
設置
せっち
「
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
」
ヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
による
痰
たん
の
吸引
きゅういん
検討
けんとう
に
関
かん
する
意見
いけん
・
要望
ようぼう
書
しょ
この
度
たび
は
私
わたし
達
たち
の
要望
ようぼう
に
対
たい
し、2
月
がつ
3
日
にち
より3
月
がつ
26
日
にち
まで5
回
かい
に
渉
わたる
り、
鋭意
えいい
ご
検討
けんとう
いただいてきたことに
心
しん
より
感謝
かんしゃ
申
もう
し
上
あ
げます。
さて、
私
わたし
達
たち
は「
桜
さくら
の
花
はな
の
咲
さ
くころまでに
決着
けっちゃく
を」という
昨年
さくねん
11
月
がつ
の
坂口
さかぐち
大臣
だいじん
の
答弁
とうべん
に
大
おお
きな
期待
きたい
を
抱
いだ
き、
分科
ぶんか
会
かい
の
成
な
りゆきを
注視
ちゅうし
してきました。しかし、この
間
あいだ
の
経過
けいか
をみますと
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
拡充
かくじゅう
議論
ぎろん
に
中心
ちゅうしん
がおかれ、いまだに
私
わたし
達
たち
が
大臣
だいじん
に
要望
ようぼう
した「ヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
による
痰
たん
の
吸引
きゅういん
実施
じっし
」について
踏
ふ
み
込
こ
んだ
検討
けんとう
がなされていないことに、
憂慮
ゆうりょ
を
禁
きん
じえません。
検討
けんとう
が
分科
ぶんか
会
かい
のタイトルに
示
しめ
されているような
限定
げんてい
された
枠組
わくぐ
み
内
ない
でとどまることは、はなはだ
遺憾
いかん
です。
分科
ぶんか
会
かい
では「
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
に
的
まと
を
絞
しぼ
って
検討
けんとう
し、
他
た
への
応用
おうよう
は
後
うしろ
で」として
扱
あつか
われていますが、
私
わたし
達
たち
の
要望
ようぼう
は「ALS
等
とう
の
吸引
きゅういん
を
必要
ひつよう
とする
患者
かんじゃ
に
医師
いし
の
指導
しどう
を
受
う
けたヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
が
日常
にちじょう
生活
せいかつ
の
場
ば
で
吸引
きゅういん
を
行
おこな
うことを
認
みと
めてください」(11月12
日
にち
、
大臣
だいじん
提出
ていしゅつ
要望
ようぼう
書
しょ
)に
示
しめ
した
通
とお
りであり、「
吸引
きゅういん
を
必要
ひつよう
とする
患者
かんじゃ
に、ヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
が、
日常
にちじょう
生活
せいかつ
の
場
ば
で、
吸引
きゅういん
を
行
おこな
う」ことが
最終
さいしゅう
的
てき
なまとめに
盛
も
り
込
こ
まれるよう、
改
あらた
めて
要望
ようぼう
致
いた
します。
検討
けんとう
の
中
なか
で
看護
かんご
職
しょく
委員
いいん
より「
吸引
きゅういん
は
難易
なんい
度
ど
が
高
たか
く
危険
きけん
。
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
の
拡充
かくじゅう
による
解決
かいけつ
の
検討
けんとう
をしないで、ヘルパーによる
吸引
きゅういん
検討
けんとう
は
拙速
せっそく
である」との
見解
けんかい
がありますが、
関係
かんけい
する
主治医
しゅじい
が
属
ぞく
する
日本
にっぽん
神経
しんけい
学会
がっかい
からは「
適切
てきせつ
な
指導
しどう
を
受
う
けておれば
特例
とくれい
療養
りょうよう
者
しゃ
を
除
のぞ
き、
特別
とくべつ
の
医学
いがく
知識
ちしき
・
技術
ぎじゅつ
がない
非
ひ
医療
いりょう
関係
かんけい
者
しゃ
でも
安全
あんぜん
にできる」「
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
者
しゃ
の
看護
かんご
に
際
さい
し、
適切
てきせつ
な
指導
しどう
をうけたホームヘルパーは、
担当
たんとう
する
療養
りょうよう
者
しゃ
に
限
かぎ
り
吸引
きゅういん
できる」との
見解
けんかい
が
示
しめ
されております。また、
私
わたし
達
たち
の
要望
ようぼう
書
しょ
は
医師
いし
・
看護
かんご
師
し
の
指導
しどう
を
受
う
けた
家族
かぞく
および
家族
かぞく
と
同等
どうとう
とみなされるヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
が
長
なが
い
間
あいだ
、
安全
あんぜん
に
吸引
きゅういん
を
実施
じっし
してきた
多
おお
くの
経験
けいけん
例
れい
に
裏付
うらづ
けられたものであります。
すでに
東京
とうきょう
では
桜
さくら
は
満開
まんかい
です。いよいよ
介護
かいご
保険
ほけん
が
見直
みなお
され、
支援
しえん
費
ひ
制度
せいど
もスタートしましたが、「ヘルパーの
吸引
きゅういん
は
不可
ふか
」との
説明
せつめい
がなされているところもあり、
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
は
吸引
きゅういん
をしてくれる
介護
かいご
事業
じぎょう
所
しょ
・
介護
かいご
人
じん
の
確保
かくほ
にますます
必死
ひっし
の
努力
どりょく
を
強
し
いられております。
分科
ぶんか
会
かい
において、すみやかに「ヘルパー
等
とう
介護
かいご
者
しゃ
による
痰
たん
の
吸引
きゅういん
」が
重点的
じゅうてんてき
に
検討
けんとう
されて、
全国
ぜんこく
の
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
の
期待
きたい
に
叶
かな
う
有効
ゆうこう
な
施策
しさく
が
一
いち
日
にち
も
早
はや
く
提言
ていげん
されることを
切
せつ
に
要望
ようぼう
致
いた
します。
以上
いじょう
*『JALSA』059
号
ごう
(2003/05/17):26に
掲載
けいさい
されている
同
おな
じ
文書
ぶんしょ
の
日付
ひづけ
は4
月
がつ
3
日
にち
になっている。
>TOP
◆2003/04/11
坂口
さかぐち
大臣
だいじん
の
吸引
きゅういん
問題
もんだい
に
関
かん
する
発言
はつげん
閣議
かくぎ
後
ご
記者
きしゃ
会見
かいけん
概要
がいよう
より(H15.04.11(
金
かね
)9:21〜9:30
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
記者
きしゃ
会見
かいけん
場
じょう
)
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2003/04/k0411.html
ALS
患者
かんじゃ
さん
等
とう
の
吸引
きゅういん
の
問題
もんだい
なのですけれども、
先
せん
だっての
国会
こっかい
の
委員
いいん
会
かい
の
答弁
とうべん
でもありましたけれども、
今月
こんげつ
中
ちゅう
に
結論
けつろん
を
出
だ
したいというお
考
かんが
えのようでしたけれども、
検討
けんとう
会
かい
の
方
ほう
はどうも
反対
はんたい
等
とう
の
声
こえ
もあって
平行
へいこう
線
せん
をたどっていて、
実際
じっさい
5
月
がつ
の
検討
けんとう
会
かい
の
日程
にってい
まで
組
く
まれている
様
よう
なのですけれども、
今月
こんげつ
中
ちゅう
にまとめられるのかどうかということが
一
いち
点
てん
と、
併
あわ
せてある
程度
ていど
政治
せいじ
的
てき
に
患者
かんじゃ
さんなり
家族
かぞく
の
負担
ふたん
を
軽減
けいげん
するというような
観点
かんてん
から
政治
せいじ
的
てき
なご
決断
けつだん
をすることも
可能
かのう
なのではないかという
気
き
もするのですが。
(
坂口
さかぐち
大臣
だいじん
)
患者
かんじゃ
さんの
団体
だんたい
には、サクラの
花
はな
の
咲
さ
く
頃
ころ
にはというお
約束
やくそく
をしたわけでありますので、まあ5
月
がつ
の1
日
にち
には
北海道
ほっかいどう
も
咲
さ
くという
話
はなし
でございますので、もうそろそろやはり
結論
けつろん
をだしていただかなければならないというふうに
思
おも
います。
意見
いけん
が
平行
へいこう
をしているようでございましたら、
平行
へいこう
のままでも
結構
けっこう
だというふうに
思
おも
います。
最後
さいご
は
私
わたし
の
所
ところ
で
決断
けつだん
をさせていただきたいと
思
おも
っております。
◆4/15
第
だい
6
回
かい
厚労省
こうろうしょう
「
吸引
きゅういん
問題
もんだい
検討
けんとう
分科
ぶんか
会
かい
」
開催
かいさい
関係
かんけい
者
しゃ
各位
かくい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
理事
りじ
の
金沢
かなざわ
です。
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
の
次回
じかい
「
吸引
きゅういん
問題
もんだい
検討
けんとう
分科
ぶんか
会
かい
」の
日時
にちじ
、
場所
ばしょ
が
確定
かくてい
しましたのでお
知
し
らせします。
4
月
がつ
4
日
にち
の
患者
かんじゃ
関係
かんけい
団体
だんたい
で
提出
ていしゅつ
した「
意見
いけん
・
要望
ようぼう
書
しょ
」
にも
述
の
べていますが、これからの
分科
ぶんか
会
かい
の
動向
どうこう
は、
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
・
家族
かぞく
の
支援
しえん
態勢
たいせい
に
大
おお
きな
影響
えいきょう
を
与
あた
えます。
多
おお
くの
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
、
関係
かんけい
者
しゃ
の
傍聴
ぼうちょう
参加
さんか
を
呼
よ
びかけます。
第
だい
6
回
かい
分科
ぶんか
会
かい
開催
かいさい
4
月
がつ
15
日
にち
(
火
ひ
)17
時
じ
30
分
ふん
〜20
時
じ
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
9
階
かい
省議
しょうぎ
室
しつ
第
だい
7
回
かい
分科
ぶんか
会
かい
予定
よてい
・・・
詳細
しょうさい
は
後
こう
報
ほう
4
月
がつ
22
日
にち
(
火
ひ
)
以上
いじょう
金沢
かなざわ
公明
こうめい
E−Mail
zad97059@pine.zero.ad.jp
>TOP
◆Wed, 23 Apr 2003 01:39:23 +0900
海野
うみの
幸太郎
こうたろう
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
による
第
だい
7
回
かい
吸引
きゅういん
検討
けんとう
会
かい
結果
けっか
(
概要
がいよう
ご
報告
ほうこく
)
各位
かくい
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
(
第
だい
7
回
かい
)
日時
にちじ
:
平成
へいせい
15
年
ねん
4
月
がつ
22
日
にち
(
火
ひ
)10:00-12:00
場所
ばしょ
:
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
省議
しょうぎ
室
しつ
(9
階
かい
)
患者
かんじゃ
さん7
名
めい
を
含
ふく
む
数
すう
多
おお
くの
方
ほう
が
傍聴
ぼうちょう
。これまでで
一番
いちばん
の
立
た
ち
見
み
がでる
状況
じょうきょう
で
あった。
既
すで
に
TV
てれび
や
新聞
しんぶん
等
とう
で「
厚労省
こうろうしょう
、ヘルパー
吸引
きゅういん
認
みと
める」と
報道
ほうどう
されている
のをご
覧
らん
になった
方
ほう
もいると
思
おも
いますが、
個人
こじん
的
てき
には
報道
ほうどう
が
先行
せんこう
している
感
かん
もあ
り、
傍聴
ぼうちょう
した
視点
してん
から
本日
ほんじつ
の
内容
ないよう
を
下記
かき
します。
今日
きょう
の
分科
ぶんか
会
かい
で、
以下
いか
案
あん
が
示
しめ
された。
「
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
によるたんの
吸引
きゅういん
の
実施
じっし
についても、
一定
いってい
の
条件
じょうけん
の
下
した
では
当面
とうめん
の
措置
そち
として
行
おこな
うこともやむを
得
え
ないものと
考
かんが
えられる。なお、この
取
と
り
扱
あつか
いにつ
いては、
今後
こんご
のおける
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
変化
へんか
に
応
おう
じて、
適宜
てきぎ
適切
てきせつ
に
見直
みなお
すことが必
要
よう
である」と。
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
行
おこな
うことについて、
認
みと
めることの
案
あん
が
示
しめ
されたこ
とは
大変
たいへん
大
おお
きな
前進
ぜんしん
である。
会議
かいぎ
の
中
なか
では、この
案
あん
を
下
した
に
様々
さまざま
な
議論
ぎろん
が
行
おこな
われ
た。しかし、
本日
ほんじつ
会議
かいぎ
でこれが
結論
けつろん
であるとは
明言
めいげん
していないと
捉
とら
えています
(
傍聴
ぼうちょう
された
方
ほう
、
是非
ぜひ
補足
ほそく
ください)。
次回
じかい
5
月
がつ
13
日
にち
18:00から
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
9F
省
しょう
議
ぎ
室
しつ
でまとめが
行
おこな
われる
予定
よてい
。
ただし、
上記
じょうき
案
あん
が
示
しめ
されたものの@「
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
のたんの
吸引
きゅういん
は
業
ごう
として
行
おこな
う
ものではない」A「ALS
以外
いがい
、
在宅
ざいたく
以外
いがい
については
触
ふ
れられていない」B「吸
引は
医療
いりょう
行為
こうい
である」C「
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
のたんの
吸引
きゅういん
は
医師
いし
や
看護
かんご
職員
しょくいん
の
指導
しどう
の
下
した
となっているが、
国
くに
や
都道府県
とどうふけん
の
明確
めいかく
な
役割
やくわり
は
不明
ふめい
」など
問題
もんだい
点
てん
が
残
のこ
る。
(
以下
いか
、
長文
ちょうぶん
になるので、お
時間
じかん
のあるときに、どうぞ)
議事
ぎじ
1、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
がたんの
吸引
きゅういん
を
行
おこな
う
場合
ばあい
の
条件
じょうけん
について
2、 これまでの
議論
ぎろん
の
取
と
りまとめ
Q
医療
いりょう
サービスとは
A
医師
いし
、
看護
かんご
師
し
による
医療
いりょう
サービスのこと
Q
家族
かぞく
介護
かいご
が
前提
ぜんてい
となっている
考
かんが
え
方
かた
は
改
あらた
めていくべきでは。
A これまでの
議論
ぎろん
の
取
と
りまとめにあるように「
患者
かんじゃ
が
家族
かぞく
の
介護
かいご
のみに
依存
いぞん
し
なくても
円滑
えんかつ
な
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
生活
せいかつ
を
送
おく
ることができる」
考
かんが
えている。
Q
資料
しりょう
1の2の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
管理
かんり
について「
退院
たいいん
」に「
医学
いがく
的
てき
判断
はんだん
基
もと
づく」を
追
おい
加
か
。
A
次回
じかい
までに
整理
せいり
する。
Q
資料
しりょう
1の2の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
管理
かんり
について「
患者
かんじゃ
の
病状
びょうじょう
」に「
療養
りょうよう
環境
かんきょう
」を
追
おい
加
か
。
A
次回
じかい
までに
整理
せいり
する。
Q
資料
しりょう
1の1の
趣旨
しゅし
で「
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
」の
表現
ひょうげん
について。
A
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
だけであると、
全
すべ
てが
入
はい
るため、
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
以外
いがい
の
者
もの
を
付
つ
け
加
くわ
えた。
Q
非
ひ
医療
いりょう
職
しょく
というい
方
いかた
もあるが。
A
非
ひ
医療
いりょう
職
しょく
というい
方
いかた
は
使用
しよう
していないし、
使用
しよう
する
予定
よてい
はない。
Q
資料
しりょう
1の1
趣旨
しゅし
に「たんの
吸引
きゅういん
について
危険
きけん
性
せい
をかんがみれば」を
追加
ついか
すべ
きでは。
A そのようにしたいと
思
おも
う。
意見
いけん
在宅
ざいたく
移行
いこう
への
準備
じゅんび
等
とう
を
家族
かぞく
がやることに
疑問
ぎもん
。
医療
いりょう
が
責任
せきにん
をもってやるべ
き。
Q
資料
しりょう
1の
趣旨
しゅし
1の○2「
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
の
現状
げんじょう
」に
適切
てきせつ
な
説明
せつめい
文
ぶん
が
必要
ひつよう
。
A これまでの
議論
ぎろん
を
踏
ふ
まえて
説明
せつめい
文
ぶん
は
足
た
します。
Q
連携
れんけい
図
ず
における、
介護
かいご
保険
ほけん
との
関連
かんれん
は?
A この
図
ず
は、あくまでも
訪問
ほうもん
看護
かんご
と
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
との
連携
れんけい
について、
示
しめ
したも
のであり、それについては
触
ふ
れていない。
Q
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
のたんの
吸引
きゅういん
は
業
ごう
として
行
おこな
うものではないのですか。
A
業
ぎょう
として
行
おこな
うものではない。
今回
こんかい
はヘルパーだけでなく、
全
すべ
てが
入
はい
るので、
業
ごう
としない
考
かんが
えを
含
ふく
んだ。
Q であれば、その
財政
ざいせい
的
てき
な
裏
うら
づけはどうするのか。
A
再
さい
検討
けんとう
する。
Q ヘルパーは
業
ごう
として
関
かか
わるはずなので、きちんと
財政
ざいせい
的
てき
な
裏付
うらづ
けも
含
ふく
めて
整
せい
理
り
してほしい。
A
整理
せいり
します。
Q たんの
吸引
きゅういん
の
指導
しどう
等
とう
は、
都道府県
とどうふけん
が
主体
しゅたい
になるのか。
A
連携
れんけい
図
ず
は
難病
なんびょう
対策
たいさく
の
関連
かんれん
の
視点
してん
から
記
しる
した。(
都道府県
とどうふけん
が
主体
しゅたい
になるとの
明
あきら
確
かく
な
回答
かいとう
はない)
指導
しどう
等
とう
については、
訪問
ほうもん
看護
かんご
等
とう
に
委
ゆだ
ねられると
考
かんが
える。
Q 24
時
じ
間
あいだ
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
国
くに
や
自治体
じちたい
の
位置
いち
づけが
明確
めいかく
な
体系
たいけい
図
ず
が
必要
ひつよう
。
A
検討
けんとう
し、
作成
さくせい
します。
意見
いけん
医療
いりょう
行為
こうい
であることを
明確
めいかく
に
定義
ていぎ
し、
危険
きけん
性
せい
をかんがみる
視点
してん
が
必要
ひつよう
。
Q
当面
とうめん
の
措置
そち
を
明確
めいかく
に
記
しる
す
必要
ひつよう
があるのではないか。
A
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
充実
じゅうじつ
等
とう
により
適時
てきじ
適切
てきせつ
に
見直
みなお
す。
今
いま
の
状況
じょうきょう
では、いつごろまでに
は
定義
ていぎ
は
難
むずか
しい。
意見
いけん
当面
とうめん
の
措置
そち
という
表現
ひょうげん
ではなく、ある
段階
だんかい
で
区切
くぎ
って、これまで
行
い
ってき
たことに
対
たい
する
評価
ひょうか
や
改善
かいぜん
などについてすべきである。
意見
いけん
非
ひ
医療
いりょう
職
しょく
による
吸引
きゅういん
をみとめたわけではない。したがって、
見直
みなお
しの
時期
じき
を
明示
めいじ
すべき。
Q
家族
かぞく
以外
いがい
の
物
もの
がたんの
吸引
きゅういん
する
際
さい
の
質
しつ
の
担保
たんぽ
はどのようにするのか。この
案
あん
以外
いがい
の
内容
ないよう
をしたときの
違法
いほう
性
せい
は。
Q この
案
あん
は
私的
してき
関係
かんけい
にもとづくものではなく、
制度
せいど
上
じょう
の
話
はなし
ではないのか。
Q
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
が
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
がたんの
吸引
きゅういん
をすることに
対
たい
するこれまでの
否定
ひてい
の
態度
たいど
から、
容認
ようにん
に
動
うご
いた、
理由
りゆう
を
明示
めいじ
すべきでは。
A
分科
ぶんか
会
かい
での
議論
ぎろん
に
基
もと
づいて
示
しめ
したい。
意見
いけん
国
くに
と
自治体
じちたい
の
役割
やくわり
、
責務
せきむ
を
明確
めいかく
にするべきである。
案
あん
には
国
くに
がでてきてい
ない。
意見
いけん
在宅
ざいたく
医療
いりょう
を
深
ふか
める
議論
ぎろん
の
場
ば
を
別
べつ
の
場
ば
でもつべきである。
Q
医
い
行為
こうい
についての
判断
はんだん
を
看護
かんご
師
し
がすべきなのか。
A たんの
吸引
きゅういん
に
限
かぎ
った
話
はなし
ではないので、そのテーマについては、
別
べつ
の
場
ば
で
議論
ぎろん
すべき。
次回
じかい
5月13
日
にち
18:00−20:00
場所
ばしょ
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
9F
省議
しょうぎ
室
しつ
資料
しりょう
1
1、
趣旨
しゅし
○ ALS
患者
かんじゃ
に
対
たい
する
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
(
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
師
し
以外
いがい
の
者
もの
をいう。以
下
した
「
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
」という)によるたんの
吸引
きゅういん
については、
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
に
より
十分
じゅうぶん
にサービスが
提供
ていきょう
されるならば、
実施
じっし
する
必要
ひつよう
はないと
考
かんが
えられる。
○ しかしながら、
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
の
現状
げんじょう
にかんがみれば、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
によるた
んの
吸引
きゅういん
の
実施
じっし
についても、
一定
いってい
の
条件
じょうけん
の
下
した
では
当面
とうめん
の
措置
そち
として
行
おこな
うこともや
むを
得
え
ないものと
考
かんが
えられる。この
場合
ばあい
においても、
医療
いりょう
サービスを
受
う
ける
機会
きかい
が
閉
と
ざされることのないようにすべきである。
○ なお、この
取
と
り
扱
あつか
いについては、
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスの
更
さら
なる
充実
じゅうじつ
やたん
の
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
の
開発
かいはつ
・
普及
ふきゅう
の
進展
しんてん
等
とう
、
今後
こんご
のおける
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
変化
へんか
に
応
おう
じ
て、
適宜
てきぎ
適切
てきせつ
に
見直
みなお
すことが
必要
ひつよう
である。
○
以下
いか
は、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
患者
かんじゃ
に
対
たい
してたんの
吸引
きゅういん
を
行
おこな
う
場合
ばあい
の
条件
じょうけん
を
示
しめせ
したものである。
2、
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
管理
かんり
○
主治医
しゅじい
は、
患者
かんじゃ
の
病状
びょうじょう
を
把握
はあく
し、
退院
たいいん
が
可能
かのう
かどうかについても
判断
はんだん
を
行
おこな
う。
○
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
患者
かんじゃ
が
入院
にゅういん
から
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
する
前
まえ
に、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
に
ついて、
家族
かぞく
や
専門
せんもん
病院
びょういん
の
専門医
せんもんい
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
患
者
もの
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
に
関
かか
わる
者
もの
の
役割
やくわり
や
連携
れんけい
体制
たいせい
などの
状況
じょうきょう
を
把握
はあく
・
確認
かくにん
する。
○
主治医
しゅじい
は、
患者
かんじゃ
や
家族
かぞく
に
対
たい
して、
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
することについて、
事前
じぜん
に
「
説明
せつめい
」を
適切
てきせつ
に
行
おこな
い、「
同意
どうい
」を
適正
てきせい
に
得
え
る。
○
家族
かぞく
は、
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
への
移行
いこう
に
備
そな
え、
物品
ぶっぴん
等
とう
必要
ひつよう
な
準備
じゅんび
を
関係
かんけい
者
しゃ
の
連携
れんけい
の
下
した
に
行
おこな
う。
○
家族
かぞく
、
地域
ちいき
の
主治医
しゅじい
、
専門
せんもん
病院
びょういん
の
専門医
せんもんい
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
、
家
いえ
族
ぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
に
関
かか
わる
者
もの
は、
患者
かんじゃ
が
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
した
後
のち
も、
相互
そうご
に
密接
みっせつ
な
連携
れんけい
を
確保
かくほ
する。
3、
在宅
ざいたく
患者
かんじゃ
の
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
○
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
について、
定期
ていき
的
てき
な
診療
しんりょう
や
訪問
ほうもん
看護
かんご
を
行
くだり
い、
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
を
行
おこな
う。
4、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
する
教育
きょういく
○
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
して、ALSやたんの
吸引
きゅういん
に
関
せき
する
必要
ひつよう
な
知識
ちしき
を
習得
しゅうとく
させるとともに、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
についてのたんの
吸引
きゅういん
方法
ほうほう
につ
いての
指導
しどう
を
行
おこな
う。
5、
患者
かんじゃ
との
関係
かんけい
○
患者
かんじゃ
は、
必要
ひつよう
な
知識
ちしき
及
およ
びたんの
吸引
きゅういん
の
方法
ほうほう
を
習得
しゅうとく
した
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
してたんの
吸引
きゅういん
について
依頼
いらい
するとともに、
当該
とうがい
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
自己
じこ
のたんの吸
引
実施
じっし
することについて
文書
ぶんしょ
により
同意
どうい
する。
6、
医師
いし
・
看護
かんご
職員
しょくいん
との
連携
れんけい
による
適正
てきせい
なたんの
吸引
きゅういん
の
実施
じっし
(
注
ちゅう
:
別紙
べっし
参
さん
照
あきら
)
○
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
の
下
した
で
当該
とうがい
患者
かんじゃ
に
対
たい
して
適切
てきせつ
な
訪問
ほうもん
看護
かんご
体制
たいせい
がとられ
ていることを
原則
げんそく
とし、
当該
とうがい
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
は、
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
の
指導
しどう
の
下
もと
で、
家族
かぞく
及
およ
び
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
との
連携
れんけい
を
密
みつ
にして、
適正
てきせい
なたんの
吸引
きゅういん
を
実施
じっし
する。
○ この
場合
ばあい
において、
気管
きかん
カニューレ
下端
かたん
より
肺
はい
側
がわ
の
気管
きかん
内
ない
吸引
きゅういん
について
は、
迷走
めいそう
神経
しんけい
層
そう
を
刺激
しげき
することにより、
呼吸
こきゅう
停止
ていし
や
心
しん
停止
ていし
を
引
ひ
き
起
お
こす
可能
かのう
性
せい
が
あるなど、
危険
きけん
性
せい
が
高
たか
いことから、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
行
おこな
うたんの
吸引
きゅういん
の
範囲
はんい
は、
口
くち
鼻腔
びこう
内
ない
吸引
きゅういん
及
およ
び
気管
きかん
カニューレ
内部
ないぶ
までの
気管
きかん
内
ない
吸引
きゅういん
を
限度
げんど
とする。
○
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
定期
ていき
的
てき
に
当該
とうがい
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
がたんの
吸引
きゅういん
を
適正
てきせい
に
行
おこな
うことができていることを
確認
かくにん
する。
7、
緊急
きんきゅう
時
じ
の
連絡
れんらく
・
支援
しえん
体制
たいせい
の
確保
かくほ
○
家族
かぞく
、
地域
ちいき
の
主治医
しゅじい
、
専門
せんもん
病院
びょういん
の
専門医
せんもんい
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
、
家
いえ
族
ぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
の
間
あいだ
で、
緊急
きんきゅう
時
じ
の
連絡
れんらく
・
支援
しえん
体制
たいせい
を
確保
かくほ
する。
資料
しりょう
2
1、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
向上
こうじょう
を
図
はか
るための
措置
そち
について
(1)
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
サービスの
充実
じゅうじつ
@
施策
しさく
の
総合
そうごう
的
てき
な
推進
すいしん
○ ALSは、
筋
すじ
萎縮
いしゅく
と
筋力
きんりょく
低下
ていか
が
特徴
とくちょう
的
てき
な
疾患
しっかん
であり、
徐々
じょじょ
に
全身
ぜんしん
に
広
ひろ
が
り、
歩行
ほこう
困難
こんなん
になるほか、
言語
げんご
障害
しょうがい
、
嚥下
えんか
障害
しょうがい
、
呼吸
こきゅう
障害
しょうがい
に
及
およ
ぶものであり、
病
やまい
気
き
の
進行
しんこう
により、コミュニケーションも
阻害
そがい
され、ベッド
上
じょう
の
生活
せいかつ
を
強
し
いられる
患者
かんじゃ
の
苦悩
くのう
は
計
はか
り
知
し
れない。
○
患者
かんじゃ
は
長期
ちょうき
にわたる
療養
りょうよう
を
余儀
よぎ
なくされている
状況
じょうきょう
にあり、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
しながら
在宅
ざいたく
で
療養
りょうよう
している
患者
かんじゃ
にとっては、
頻繁
ひんぱん
にたんの
吸引
きゅういん
が
必要
ひつよう
な
こともあり、
患者
かんじゃ
及
およ
び
患者
かんじゃ
を
介護
かいご
する
家族
かぞく
にとっての
負担
ふたん
は
大
おお
きい。
○ こうした
現状
げんじょう
を
踏
ふ
まえ、
患者
かんじゃ
のQOLの
向上
こうじょう
や
患者
かんじゃ
及
およ
び
家族
かぞく
の
負担
ふたん
の
軽
かる
減
げん
を
図
はか
るため、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
更
さら
なる
向上
こうじょう
が
求
もと
められており、
患者
かんじゃ
が
家族
かぞく
の
介護
かいご
のみに
依存
いぞん
しなくても、
円滑
えんかつ
な
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
生活
せいかつ
を
送
おく
ることができるよ
う、
以下
いか
のような
施策
しさく
を
総合
そうごう
的
てき
に
推進
すいしん
していく
必要
ひつよう
がある。
A
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスの
充実
じゅうじつ
と
質
しつ
の
向上
こうじょう
○
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
生活
せいかつ
を
支援
しえん
するためには、
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスが
十
じゅう
分
ぶん
に
提供
ていきょう
されることが
重要
じゅうよう
であり、
引
ひ
き
続
つづ
き
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスの
充実
じゅうじつ
を
図
はか
ってい
くことが
求
もと
められる。
○ また、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
が
必要
ひつよう
なときに
適切
てきせつ
な
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスがを
受
う
け
ることができるようにするためには、
診療
しんりょう
報酬
ほうしゅう
で
定
さだ
められた
回数
かいすう
を
超
こ
える
訪問
ほうもん
看
み
護
まもる
の
提供
ていきょう
を
可能
かのう
としている「
在宅
ざいたく
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
使用
しよう
特定
とくてい
疾患
しっかん
患者
かんじゃ
訪問
ほうもん
看護
かんご
治療
ちりょう
研究
けんきゅう
事業
じぎょう
」を
活用
かつよう
することが
重要
じゅうよう
であることから、
実施
じっし
主体
しゅたい
である
都道府県
とどうふけん
に
対
たい
して
事業
じぎょう
の
周知
しゅうち
徹底
てってい
を
図
はか
るとともに、その
取
と
り
組
く
みを
促進
そくしん
していくことが
必要
ひつよう
であ
る。
○ さらに、24
時
じ
間
あいだ
の
巡回
じゅんかい
型
がた
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
実施
じっし
に
向
む
けては、
同
どう
一
いち
日
にち
に
一人
ひとり
の
利
り
用
よう
者
しゃ
に
対
たい
し、
複数
ふくすう
の
訪問
ほうもん
看護
かんご
事業
じぎょう
所
しょ
(
訪問
ほうもん
看護
かんご
を
実施
じっし
する
医療
いりょう
機関
きかん
及
およ
び
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステーションをいう、
以下
いか
同
おな
じ)から
複
ふく
数
すう
回
かい
の
訪問
ほうもん
看護
かんご
を
行
おこな
えるようにする
必要
ひつよう
があることから
診療
しんりょう
報酬
ほうしゅう
上
じょう
の
要件
ようけん
について
検討
けんとう
するこが
望
のぞ
まれる。
○
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
質
しつ
の
確保
かくほ
については、
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
に
対
たい
する
研修
けんしゅう
や
潜在
せんざい
看護
かんご
師
し
に
対
たい
する
研修
けんしゅう
等
とう
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスを
担
にな
うべき
看護
かんご
職員
しょくいん
の
質
しつ
を
高
たか
めるための
施策
しさく
を
講
こう
ずるべきである。
B
医療
いりょう
サービスと
福祉
ふくし
サービスの
適切
てきせつ
な
連携
れんけい
確保
かくほ
○ ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
の
支援
しえん
に
関
かん
しては、
医療
いりょう
機関
きかん
、
訪問
ほうもん
看護
かんご
事業
じぎょう
所
しょ
、
訪問
ほうもん
介護
かいご
事業
じぎょう
所
しょ
などのサービス
提供
ていきょう
機関
きかん
、あるいは、
都道府県
とどうふけん
の
保健所
ほけんじょ
や
市区
しく
町
まち
村
むら
の
担当
たんとう
部局
ぶきょく
など、
医療
いりょう
や
福祉
ふくし
などの
関係
かんけい
機関
きかん
が
多岐
たき
にわたっているが、
各種
かくしゅ
サービスの
患者
かんじゃ
への
提供
ていきょう
についての
総合
そうごう
的
てき
な
連携
れんけい
・
調整
ちょうせい
が
十分
じゅうぶん
とは
言
い
えない
状況
じょうきょう
にあることから、
各
かく
機関
きかん
が
相互
そうご
の
連携
れんけい
を
適切
てきせつ
に
図
はか
り、
地域
ちいき
でのチームケア
体制
たいせい
を
確立
かくりつ
していくことが
求
もと
められている。
○
医学
いがく
的
てき
な
管理
かんり
が
必要
ひつよう
である
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
については、チームケア
体制
たいせい
において、
主治医
しゅじい
が
中心
ちゅうしん
となるべきであるが、その
際
さい
、
患者
かんじゃ
の
退院
たいいん
時
じ
指導
しどう
に
医療
いりょう
や
福祉
ふくし
の
関係
かんけい
者
しゃ
を
参加
さんか
させるなどにより、
入院
にゅういん
期間
きかん
中
ちゅう
から
地域
ちいき
でのチームケア
体
たい
制
せい
の
確立
かくりつ
を
図
はか
るべきである。なお、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
主治医
しゅじい
に
対
たい
しては、ALS
に
関
かん
する
専門
せんもん
知識
ちしき
などについて
情報
じょうほう
提供
ていきょう
が
行
おこな
われることが
必要
ひつよう
である。
○ また、
介護
かいご
保険
ほけん
制度
せいど
の
導入
どうにゅう
に
伴
ともな
い、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
の
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
への
関
かか
わり
が
弱
よわ
まったという
指摘
してき
があるが、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
を
支援
しえん
するチームケア
体制
たいせい
の
確
かく
立
だて
の
上
うえ
で、
医療
いりょう
のニーズが
高
たか
い
患者
かんじゃ
にとって、
各種
かくしゅ
サービスが
最適
さいてき
な
組
く
み
合
あ
わせ
となるようにするためには、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
等
とう
が
担
にな
うべき
総合
そうごう
的
てき
な
調整
ちょうせい
機能
きのう
はこれ
までと
同様
どうよう
重要
じゅうよう
であり、
今後
こんご
とも
当該
とうがい
機能
きのう
の
充実
じゅうじつ
強化
きょうか
を
図
はか
るべきである。
C
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
を
支援
しえん
する
機器
きき
の
開発
かいはつ
○ たんの
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
等
とう
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
を
支援
しえん
する
機器
きき
の
開発
かいはつ
・
普及
ふきゅう
の
促進
そくしん
は、
患者
かんじゃ
及
およ
び
家族
かぞく
の
負担
ふたん
の
軽減
けいげん
に
資
し
するものであることから、
引
ひ
き
続
つづ
き
機器
きき
の
研究
けんきゅう
開
ひらく
発
はつ
の
促進
そくしん
を
図
はか
るための
措置
そち
を
講
こう
じるべきである。
D
家族
かぞく
の
休息
きゅうそく
(レスパイト)の
確保
かくほ
○
家族
かぞく
に
必要
ひつよう
な
休息
きゅうそく
(レスパイト)を
確保
かくほ
し、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
向上
こうじょう
を
図
はか
るため、
今後
こんご
とも、
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
等
とう
のホームヘルプサービス
事業
じぎょう
、ショー
トスティやディサービス
事業
じぎょう
などの
各種
かくしゅ
の
施策
しさく
の
充実
じゅうじつ
を
図
はか
っていく
必要
ひつよう
がある。
○ なお、
都道府県
とどうふけん
や
市町村
しちょうそん
において、
独自
どくじ
に
先進
せんしん
的
てき
な
事業
じぎょう
に
取
と
り
組
く
んでい
るところもあり、これらの
施策
しさく
が
有効
ゆうこう
に
活用
かつよう
され、また、
各地
かくち
における
取
と
り
組
く
み
の
参考
さんこう
となるように、
各種
かくしゅ
施策
しさく
の
情報
じょうほう
提供
ていきょう
や
周知
しゅうち
に
努
つと
めるべきである。
(2)
入院
にゅういん
と
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
の
的確
てきかく
な
組
く
み
合
あ
わせ
@
入院
にゅういん
から
在宅
ざいたく
への
円滑
えんかつ
な
移行
いこう
○
在宅
ざいたく
への
移行
いこう
の
判断
はんだん
は、
医師
いし
の
判断
はんだん
に
基
もと
づくものであるが、
患者
かんじゃ
の
病状
びょうじょう
や
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
も
踏
ふ
まえた、
適切
てきせつ
な
退院
たいいん
時
じ
指導
しどう
の
実施
じっし
を
促進
そくしん
するため、
退院
たいいん
時
じ
指導
しどう
の
基本
きほん
的
てき
なルール
作
づく
りが
必要
ひつよう
である。
A
緊急
きんきゅう
時
じ
等
とう
の
入院
にゅういん
施設
しせつ
の
確保
かくほ
○
患者
かんじゃ
の
病態
びょうたい
急変
きゅうへん
などに
対応
たいおう
するため、
入院
にゅういん
施設
しせつ
を
確保
かくほ
するための
施策
しさく
の
充実
じゅうじつ
が
必要
ひつよう
である。
2、 たんの
吸引
きゅういん
について
(1) たんの
吸引
きゅういん
の
安全
あんぜん
な
実施
じっし
@
専門
せんもん
的
てき
排
はい
たん
法
ほう
の
普及
ふきゅう
○
専門
せんもん
的
てき
排
はい
たん
法
ほう
(
体位
たいい
排
はい
たん
法
ほう
、
呼吸
こきゅう
介助
かいじょ
法
ほう
(スクィージング)、
軽
けい
打
だ
法
ほう
、
振動
しんどう
法
ほう
など)が
適切
てきせつ
に
実施
じっし
されれば、たんの
吸引
きゅういん
回数
かいすう
を
減少
げんしょう
させることがで
きることから、たんの
吸引
きゅういん
に
伴
ともな
う
患者
かんじゃ
及
およ
び
家族
かぞく
の
負担
ふたん
の
軽減
けいげん
を
図
はか
るためにも、
専
せん
門
もん
的
てき
排
はい
たん
法
ほう
の
普及
ふきゅう
促進
そくしん
に
努
つと
める
必要
ひつよう
がある。
A
日常
にちじょう
的
てき
なたんの
吸引
きゅういん
に
関
かん
する
適切
てきせつ
な
対応
たいおう
○
日常
にちじょう
的
てき
なたんの
吸引
きゅういん
については、
行為
こうい
の
危険
きけん
性
せい
に
応
おう
じた
適切
てきせつ
な
対応
たいおう
(プ
ロトコル)を
示
しめ
すことが
必要
ひつよう
である。
(2)
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
によるたんの
吸引
きゅういん
について
○
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
(
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
以外
いがい
の
者
もの
をいう。
以下
いか
「
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
」という)によるたんの
吸引
きゅういん
の
是非
ぜひ
を
論
ろん
じるのであれば、
医療
いりょう
と
福祉
ふくし
の
関係
かんけい
、
それぞれの
役割
やくわり
分担
ぶんたん
も
含
ふく
めて、
在宅
ざいたく
医療
いりょう
に
携
たずさ
わる
者
もの
の
行
おこな
う
業務
ぎょうむ
や
在宅
ざいたく
医療
いりょう
そのも
ののあり
方
かた
についての
議論
ぎろん
が
必要
ひつよう
であるという
意見
いけん
があった。
○ これに
対
たい
し、
当面
とうめん
する
問題
もんだい
について、
次
つぎ
のような
対応
たいおう
を
急
いそ
ぐべきである
との
意見
いけん
が
多
おお
かった。
○ ALS
患者
かんじゃ
に
対
たい
する
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
によるたんの
吸引
きゅういん
については、
医師
いし
及
び
看護
かんご
職員
しょくいん
により
十分
じゅうぶん
にサービスが
提供
ていきょう
されるならば、
実施
じっし
する
必要
ひつよう
はないと
考
こう
えられる。
○ しかしながら、
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
の
現状
げんじょう
にかんがみれば、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
によるた
んの
吸引
きゅういん
の
実施
じっし
についても、
一定
いってい
の
条件
じょうけん
の
下
した
では
当面
とうめん
の
措置
そち
として
行
おこな
うこともや
むを
得
え
ないものと
考
かんが
えられる。この
場合
ばあい
においても、
医療
いりょう
サービスを
受
う
ける
機会
きかい
が
閉
と
ざされることのないようにすべきである。
○ なお、この
取
と
り
扱
あつか
いについては、
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスの
更
さら
なる
充実
じゅうじつ
やたん
の
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
の
開発
かいはつ
・
普及
ふきゅう
の
進展
しんてん
等
とう
、
今後
こんご
のおける
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
変化
へんか
に
応
おう
じ
て、
適宜
てきぎ
適切
てきせつ
に
見直
みなお
すことが
必要
ひつよう
である。
○
以下
いか
は、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
患者
かんじゃ
に
対
たい
してたんの
吸引
きゅういん
を
行
おこな
う
場合
ばあい
の
条件
じょうけん
を
示
しめせ
したものである。
@
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
管理
かんり
○
主治医
しゅじい
は、
患者
かんじゃ
の
病状
びょうじょう
を
把握
はあく
し、
退院
たいいん
が
可能
かのう
かどうかについても
判断
はんだん
を
行
おこな
う。
○
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
患者
かんじゃ
が
入院
にゅういん
から
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
する
前
まえ
に、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
に
ついて、
家族
かぞく
や
専門
せんもん
病院
びょういん
の
専門医
せんもんい
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
患
者
もの
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
に
関
かか
わる
者
もの
の
役割
やくわり
や
連携
れんけい
体制
たいせい
などの
状況
じょうきょう
を
把握
はあく
・
確認
かくにん
する。
○
主治医
しゅじい
は、
患者
かんじゃ
や
家族
かぞく
に
対
たい
して、
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
することについて、
事前
じぜん
に
「
説明
せつめい
」を
適切
てきせつ
に
行
おこな
い、「
同意
どうい
」を
適正
てきせい
に
得
え
る。
○
家族
かぞく
は、
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
への
移行
いこう
に
備
そな
え、
物品
ぶっぴん
等
とう
必要
ひつよう
な
準備
じゅんび
を
関係
かんけい
者
しゃ
の
連携
れんけい
の
下
した
に
行
おこな
う。
○
家族
かぞく
、
地域
ちいき
の
主治医
しゅじい
、
専門
せんもん
病院
びょういん
の
専門医
せんもんい
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
、
家
いえ
族
ぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
に
関
かか
わる
者
もの
は、
患者
かんじゃ
が
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
した
後
のち
も、
相互
そうご
に
密接
みっせつ
な
連携
れんけい
を
確保
かくほ
する。
A
在宅
ざいたく
患者
かんじゃ
の
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
○
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
について、
定期
ていき
的
てき
な
診療
しんりょう
や
訪問
ほうもん
看護
かんご
を
行
くだり
い、
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
を
行
おこな
う。
B
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
する
教育
きょういく
○
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
して、ALSやたんの
吸引
きゅういん
に
関
せき
する
必要
ひつよう
な
知識
ちしき
を
習得
しゅうとく
させるとともに、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
についてのたんの
吸引
きゅういん
方法
ほうほう
につ
いての
指導
しどう
を
行
おこな
う。
C
患者
かんじゃ
との
関係
かんけい
○
患者
かんじゃ
は、
必要
ひつよう
な
知識
ちしき
及
およ
びたんの
吸引
きゅういん
の
方法
ほうほう
を
習得
しゅうとく
した
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
してたんの
吸引
きゅういん
について
依頼
いらい
するとともに、
当該
とうがい
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
自己
じこ
のたんの吸
引
実施
じっし
することについて
文書
ぶんしょ
により
同意
どうい
する。
D
医師
いし
・
看護
かんご
職員
しょくいん
との
連携
れんけい
による
適正
てきせい
なたんの
吸引
きゅういん
の
実施
じっし
(
注
ちゅう
:
別紙
べっし
参
さん
照
あきら
)
○
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
の
下
した
で
当該
とうがい
患者
かんじゃ
に
対
たい
して
適切
てきせつ
な
訪問
ほうもん
看護
かんご
体制
たいせい
がとられ
ていることを
原則
げんそく
とし、
当該
とうがい
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
は、
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
の
指導
しどう
の
下
もと
で、
家族
かぞく
及
およ
び
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
との
連携
れんけい
を
密
みつ
にして、
適正
てきせい
なたんの
吸引
きゅういん
を
実施
じっし
する。
○ この
場合
ばあい
において、
気管
きかん
カニューレ
下端
かたん
より
肺
はい
側
がわ
の
気管
きかん
内
ない
吸引
きゅういん
について
は、
迷走
めいそう
神経
しんけい
層
そう
を
刺激
しげき
することにより、
呼吸
こきゅう
停止
ていし
や
心
しん
停止
ていし
を
引
ひ
き
起
お
こす
可能
かのう
性
せい
が
あるなど、
危険
きけん
性
せい
が
高
たか
いことから、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
行
おこな
うたんの
吸引
きゅういん
の
範囲
はんい
は、
口
くち
鼻腔
びこう
内
ない
吸引
きゅういん
及
およ
び
気管
きかん
カニューレ
内部
ないぶ
までの
気管
きかん
内
ない
吸引
きゅういん
を
限度
げんど
とする。
○
主治医
しゅじい
・
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
定期
ていき
的
てき
に
当該
とうがい
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
がたんの
吸引
きゅういん
を
適正
てきせい
に
行
おこな
うことができていることを
確認
かくにん
する。
E
緊急
きんきゅう
時
じ
の
連絡
れんらく
・
支援
しえん
体制
たいせい
の
確保
かくほ
○
家族
かぞく
、
地域
ちいき
の
主治医
しゅじい
、
専門
せんもん
病院
びょういん
の
専門医
せんもんい
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
、
家
いえ
族
ぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
の
間
あいだ
で、
緊急
きんきゅう
時
じ
の
連絡
れんらく
・
支援
しえん
体制
たいせい
を
確保
かくほ
する。
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
のたんの
吸引
きゅういん
における
訪問
ほうもん
看護
かんご
と
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
との
連携
れんけい
「
都道府県
とどうふけん
」
↓
「
専門
せんもん
病院
びょういん
の
専門医
せんもんい
」→ 「
保健所
ほけんじょ
」(ALS
患者
かんじゃ
と
家族
かぞく
への
相談
そうだん
、
支
ささえ
援、
地域
ちいき
連
れん
↑↓ ↓ ↓ 携、ネットワーク
作
づく
り、
情報
じょうほう
提供
ていきょう
等
とう
の
責務
せきむ
)
「
地域
ちいき
の
主治医
しゅじい
」 → → → 「
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
」 ← ヘルパー、ボランティ
ア
等
とう
(
訪問
ほうもん
看護
かんご
指示
しじ
書
しょ
) ↑ ↑
⇔ 「
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステーション」 (
訪問
ほうもん
看護
かんご
計画
けいかく
に
基
もと
づ
く
指導
しどう
)
(
同行
どうこう
訪問
ほうもん
・
連絡
れんらく
・
相談
そうだん
・
報告
ほうこく
)
(
定期
ていき
訪問
ほうもん
、24
時
じ
間
あいだ
対応
たいおう
等
とう
、
緊急
きんきゅう
時
じ
訪問
ほうもん
)
>TOP
◆2003/04/22 「
難病
なんびょう
ALS:
患者
かんじゃ
のたん
吸引
きゅういん
、ヘルパーも
可能
かのう
厚労省
こうろうしょう
分科
ぶんか
会
かい
」
『
毎日新聞
まいにちしんぶん
』
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030422k0000e040050002c.html
「
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
の「
新
あら
たな
看護
かんご
のあり
方
かた
に
関
かん
する
検討
けんとう
会
かい
」の
分科
ぶんか
会
かい
は22
日
にち
、
全身
ぜんしん
の
筋肉
きんにく
が
動
うご
かなくなる
難病
なんびょう
のALS(
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)
患者
かんじゃ
に
対
たい
する、たんの
吸引
きゅういん
を
一定
いってい
の
条件下
じょうけんか
でヘルパーやボランティアにも
容認
ようにん
すべきだとの
意見
いけん
をまとめた。
坂口
さかぐち
力
つとむ
厚労相
こうろうしょう
が
近
ちか
く
最終
さいしゅう
決定
けってい
する。
吸引
きゅういん
は
医師
いし
、
看護
かんご
師
し
とその
指導
しどう
を
受
う
けた
家族
かぞく
しか
認
みと
められておらず、
家族
かぞく
に
重
おも
い
負担
ふたん
がかかっていた。
分科
ぶんか
会
かい
は
家族
かぞく
の
負担
ふたん
軽減
けいげん
から、ヘルパーなど
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
による
吸引
きゅういん
を
行
おこな
うこともやむを
得
え
ないと
結論
けつろん
付
づ
け、その
条件
じょうけん
として(1)
患者
かんじゃ
は
文書
ぶんしょ
で
同意
どうい
をする(2)
主治医
しゅじい
や
看護
かんご
職員
しょくいん
による
吸引
きゅういん
指導
しどう
(3)
緊急
きんきゅう
時
じ
の
連絡
れんらく
・
支援
しえん
体制
たいせい
の
確保
かくほ
――などを
挙
あ
げた。
ALSは
原因
げんいん
不明
ふめい
の
筋
すじ
委縮
いしゅく
と
筋力
きんりょく
低下
ていか
が
進行
しんこう
する
病気
びょうき
で、
根本
こんぽん
的
てき
な
治療
ちりょう
法
ほう
は
確立
かくりつ
されていない。
症状
しょうじょう
が
進
すす
んで
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
すると、
第三者
だいさんしゃ
が
一定
いってい
時間
じかん
ごとにのどに
管
かん
を
挿入
そうにゅう
し、たんを
吸引
きゅういん
する
必要
ひつよう
がある。
吸引
きゅういん
は
法的
ほうてき
には
医療
いりょう
行為
こうい
だが、
主治医
しゅじい
などが
十分
じゅうぶん
に
対応
たいおう
することができないため、
家族
かぞく
による
実施
じっし
は
例外
れいがい
的
てき
に
認
みと
められている。
しかし、ヘルパーなどによる
実施
じっし
は
緊急
きんきゅう
時
じ
しか
認
みと
められておらず、
家族
かぞく
が24
時
じ
間
あいだ
付
つ
き
添
そ
っている
例
れい
も
多
おお
い。
約
やく
30
分
ふん
ごとに
吸引
きゅういん
が
必要
ひつよう
な
場合
ばあい
もあり、
患者
かんじゃ
団体
だんたい
は
昨年
さくねん
11
月
がつ
、「
患者
かんじゃ
と
家族
かぞく
が
共倒
ともだお
れになる」としてへルパーなどの
吸引
きゅういん
を
認
みと
めるよう、
坂口
さかぐち
厚労相
こうろうしょう
に
要望
ようぼう
していた。
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
に
医療
いりょう
費
ひ
を
助成
じょせい
する
特定
とくてい
疾患
しっかん
治療
ちりょう
研究
けんきゅう
事業
じぎょう
の
適用
てきよう
を
受
う
けているALS
患者
かんじゃ
は6180
人
にん
(01
年度
ねんど
末
まつ
現在
げんざい
)。」【
須山
すやま
勉
つとむ
】
[
毎日新聞
まいにちしんぶん
4
月
がつ
22
日
にち
] ( 2003-04-22-15:24 )
>TOP
◆2003/04/23 「「たん
吸引
きゅういん
」、ヘルパーらに
解禁
かいきん
ALS
患者
かんじゃ
に
限
かぎ
り」
『
朝日新聞
あさひしんぶん
』2003/04/23
「
医療
いりょう
行為
こうい
とされるたんの
吸引
きゅういん
について、
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
の
分科
ぶんか
会
かい
は22
日
にち
、
自宅
じたく
で
療養
りょうよう
する
筋
すじ
萎縮
いしゅく
(いしゅく)
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)の
患者
かんじゃ
に
限
かぎ
り、
一定
いってい
の
条件
じょうけん
でホームヘルパーらにも
認
みと
める
方向
ほうこう
でまとまった。
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
をつけたALS
患者
かんじゃ
のたん
吸引
きゅういん
は24
時
じ
間
あいだ
休
やす
みなく
必要
ひつよう
で、
医師
いし
や
看護
かんご
師
し
では
十分
じゅうぶん
な
対応
たいおう
ができないために
家族
かぞく
の
負担
ふたん
が
大
おお
きく、
患者
かんじゃ
団体
だんたい
が
要望
ようぼう
していた。
医師
いし
法
ほう
は、
医師
いし
以外
いがい
が
業務
ぎょうむ
として
医療
いりょう
行為
こうい
をすることを
禁
きん
じている。
看護
かんご
師
し
は
医師
いし
の
指示
しじ
で
可能
かのう
で、
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
では
患者
かんじゃ
の
家族
かぞく
も
事実
じじつ
上
じょう
認
みと
められてきた。
医療
いりょう
行為
こうい
を
定義
ていぎ
した
明文
あきふみ
規定
きてい
はないが、のどや
気道
きどう
にたまったたんの
吸引
きゅういん
は
医療
いりょう
行為
こうい
とされてきた。
現実
げんじつ
には
家族
かぞく
からの
求
もと
めに
応
おう
じて
実施
じっし
しているヘルパーもいる。
分科
ぶんか
会
かい
では、たん
吸引
きゅういん
は
医療
いりょう
行為
こうい
との
解釈
かいしゃく
は
変
か
えないまま、
十分
じゅうぶん
な
訪問
ほうもん
看護
かんご
体制
たいせい
が
整
ととの
うまでの
措置
そち
として、
一定
いってい
の
条件
じょうけん
で
家族
かぞく
以外
いがい
のヘルパーやボランティアらにも
認
みと
めることでほぼ
合意
ごうい
した。
条件
じょうけん
として▽
主治医
しゅじい
か
看護
かんご
師
し
から
吸引
きゅういん
方法
ほうほう
の
指導
しどう
を
受
う
ける▽
患者
かんじゃ
自身
じしん
が
文書
ぶんしょ
で
同意
どうい
する▽
主治医
しゅじい
らとの
緊急
きんきゅう
時
じ
の
連絡
れんらく
・
支援
しえん
体制
たいせい
の
確保
かくほ
――などを
挙
あ
げている。
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
付
つ
けて
自宅
じたく
で
療養
りょうよう
している
患者
かんじゃ
は
約
やく
1
万
まん
人
にん
、うちALS
患者
かんじゃ
は
約
やく
1100
人
にん
と
推計
すいけい
される。
筋
きん
ジストロフィーなど
別
べつ
の
病気
びょうき
の
患者
かんじゃ
にも
認
みと
めるかは、ここでは
議論
ぎろん
されていない。」
>TOP
◆Date: Mon, 21 Apr 2003 05:03:19 +0900
ヘルパー
等
とう
吸引
きゅういん
問題
もんだい
TV
放映
ほうえい
のお
知
し
らせ
各位
かくい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
理事
りじ
の
金沢
かなざわ
です。
4
月
がつ
26
日
にち
(
土
ど
)18:30〜19:00 TBSニュースの
森
もり
で
ヘルパー
等
とう
の
吸引
きゅういん
問題
もんだい
が
取
と
り
上
あ
げられる
予定
よてい
になって
いますのでお
知
し
らせします。
今回
こんかい
は
東京
とうきょう
都
と
世田谷
せたがや
区
く
のALS
患者
かんじゃ
さん
宅
たく
でヘルパー
さんが
吸引
きゅういん
をしている
場面
ばめん
を
放映
ほうえい
し、
掘
ほ
り
下
さ
げたものになると
聞
き
いています。
ご
家族
かぞく
、
介護
かいご
事業
じぎょう
所
しょ
もオープンになり、いろいろな
外圧
がいあつ
が
かかるかも
知
し
れないことを
承知
しょうち
の
上
うえ
でのことです。
現在
げんざい
、
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
医
い
政局
せいきょく
設置
せっち
の
分科
ぶんか
会
かい
で
吸引
きゅういん
問題
もんだい
が
検討
けんとう
され、
世間
せけん
でクローズアップされていることもあり、4
月
がつ
から
始
はじめ
まった
支援
しえん
費
ひ
によるヘルパー
派遣
はけん
において、
一部
いちぶ
で
「ヘルパーが
吸引
きゅういん
をしてはいけない」ことが
一
いち
面
めん
的
てき
に
強調
きょうちょう
され
困
こま
った
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
がでてきています。
今回
こんかい
の
放映
ほうえい
で、もし
事業
じぎょう
所
しょ
や
家族
かぞく
に
圧力
あつりょく
がかかるようなことが
あれば、
断固
だんこ
たる
抗議
こうぎ
と
支援
しえん
が
必要
ひつよう
と
思
おも
っています。
責任
せきにん
は「ヘルパー
等
とう
介護
かいご
人
じん
の
吸引
きゅういん
ができなければ
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
が
共倒
ともだお
れになるので
改善
かいぜん
して
欲
ほ
しい」との
要望
ようぼう
をしているのにも
かかわらず、
対応
たいおう
できていない、
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
にあると
思
おも
っております。
4
月
がつ
22
日
にち
(
火
ひ
)10:00〜12:00
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
9
階
かい
会議
かいぎ
室
しつ
で
第
だい
7
回
かい
分科
ぶんか
会
かい
が
開催
かいさい
されます。
都合
つごう
のつくかたはできるだけ
参加
さんか
し
傍聴
ぼうちょう
してください。15
日
にち
の
分科
ぶんか
会
かい
では
主
おも
にこれまでの
議論
ぎろん
の
整理
せいり
と
家族
かぞく
の
吸引
きゅういん
実施
じっし
の
法的
ほうてき
是非
ぜひ
が
検討
けんとう
されました。
傍聴
ぼうちょう
したかぎり
では
坂口
さかぐち
大臣
だいじん
が
先日
せんじつ
、
記者
きしゃ
の
質問
しつもん
に
対
たい
し「
意見
いけん
がまとまらなければ
両論
りょうろん
併記
へいき
でもやむをえない。その
場合
ばあい
は
私
わたし
が
結論
けつろん
を
出
だ
す」との
答弁
とうべん
も
あってか、
看護
かんご
職
しょく
関係
かんけい
委員
いいん
は「ヘルパー
等
とう
介護
かいご
人
じん
の
吸引
きゅういん
実施
じっし
」につ
いて
是非
ぜひ
の
見解
けんかい
についてはっきり
表明
ひょうめい
せず、
議論
ぎろん
は
噛
か
み
合
あ
わず、
紛
まがえ
糾の
感
かん
すら
受
う
けました。
分科
ぶんか
会
かい
の
結論
けつろん
が
両論
りょうろん
併記
へいき
で
大臣
だいじん
に
決断
けつだん
を
仰
あお
ぐなどの
結果
けっか
になるよう
なことは、
難
むずか
しい
問題
もんだい
とはいえ、
各
かく
分野
ぶんや
の
有識者
ゆうしきしゃ
が3
ヶ月
かげつ
も
検討
けんとう
され
ており、
非常
ひじょう
に
残念
ざんねん
なことであり、いったい
誰
だれ
のために
検討
けんとう
会
かい
をして
いるのかとの
感想
かんそう
を
抱
いだ
かざるをえません。
分科
ぶんか
会
かい
委員
いいん
の
鋭意
えいい
検討
けんとう
をお
願
ねが
いすると
共
とも
に、
関係
かんけい
者
しゃ
皆
みな
さんの
注視
ちゅうし
を
呼
よ
びかけます。
金沢
かなざわ
公明
こうめい
E−Mail
zad97059@pine.zero.ad.jp
◆「ALSを
楽
たの
しく
生
い
きる」のビデオライブコーナーに
録画
ろくが
http://www.alpha-planning.com/als_enjoy.html
>TOP
◆2003/05/02 「ALS たんぱく
質
しつ
異常
いじょう
で
筋
すじ
萎縮
いしゅく
──
国際
こくさい
チーム
確認
かくにん
」
『
読売新聞
よみうりしんぶん
』2003/05/02
朝刊
ちょうかん
「
宇宙
うちゅう
論
ろん
で
有名
ゆうめい
な
英国
えいこく
のホーキング
博士
はかせ
がかかっている
事
こと
で
知
し
られる「
筋
すじ
萎縮
いしゅく
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)」などの
難病
なんびょう
は、
神経
しんけい
細胞
さいぼう
内
ない
で
老廃
ろうはい
物
ぶつ
を
運
はこ
ぶたんぱく
質
しつ
「ダイニン」の
異常
いじょう
で
起
お
きる
事
こと
を,
通信
つうしん
総合
そうごう
研究所
けんきゅうじょ
の
平岡
ひらおか
泰
やすし
グループリーダーらが
参加
さんか
する
日
にち
英
えい
独
どく
の
国際
こくさい
研究
けんきゅう
チームがマウスの
実験
じっけん
で
確認
かくにん
した。
成果
せいか
は2
日
にち
付
づけ
の
米
べい
科学
かがく
誌
し
サイエンスに
掲載
けいさい
される。
ダイニンはヒトから
酵母
こうぼ
菌
きん
まで
広
ひろ
く
存在
そんざい
し、
細胞
さいぼう
内
ない
で
物質
ぶっしつ
を
運
はこ
ぶ
役割
やくわり
を
持
も
っている。
動物
どうぶつ
の
神経
しんけい
細胞
さいぼう
では、
細胞
さいぼう
から
長
なが
く
伸
の
びて
情報
じょうほう
を
伝
つた
える「
軸
じく
索
さく
」の
末端
まったん
から、
老廃
ろうはい
物
ぶつ
を
回収
かいしゅう
していることが
知
し
られていた。
研究
けんきゅう
チームは、ダイニンに
異常
いじょう
を
起
お
こしたマウスが、
神経
しんけい
細胞
さいぼう
の
異常
いじょう
を
進行
しんこう
させて
筋肉
きんにく
が
萎縮
いしゅく
するALSなどの
難病
なんびょう
と
同様
どうよう
症状
しょうじょう
を
起
お
こすことを
発見
はっけん
。その
神経
しんけい
細胞
さいぼう
には
老廃
ろうはい
物
ぶつ
が
大量
たいりょう
に
蓄積
ちくせき
し
神経
しんけい
細胞
さいぼう
が
死滅
しめつ
していたため、ダイニンの
動
うご
きを
観察
かんさつ
。
正常
せいじょう
な
場合
ばあい
は
時速
じそく
3ミリ
前後
ぜんこう
で
動
うご
くのに、
異常
いじょう
なものは
遅
おそ
くなり、
半分
はんぶん
は
停止
ていし
していた。」
◆2003/05/02 「<ALS>
原因
げんいん
たんぱく
質
しつ
突
つ
き
止
と
める
日
にち
独
どく
英
えい
研究
けんきゅう
グループ」
毎日新聞
まいにちしんぶん
ニュース
速報
そくほう
「
筋肉
きんにく
が
次第
しだい
に
動
うご
かなくなる
神経
しんけい
の
難病
なんびょう
、
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)を
引
ひ
き
起
お
こすと
見
み
られるたんぱく
質
しつ
を、
通信
つうしん
総合
そうごう
研究所
けんきゅうじょ
など
日本
にっぽん
、ドイツ、
英国
えいこく
の
共同
きょうどう
研究
けんきゅう
グループがマウスを
使
つか
った
実験
じっけん
で
突
つ
き
止
と
めた。
同様
どうよう
のたんぱく
質
しつ
は
人間
にんげん
にも
存在
そんざい
しており、
人間
にんげん
の
患者
かんじゃ
も
同
おな
じ
仕組
しく
みで
発症
はっしょう
している
可能
かのう
性
せい
が
高
たか
いという。
早期
そうき
診断
しんだん
や
治療
ちりょう
につながる
成果
せいか
で、2
日
にち
発行
はっこう
の
米
べい
科学
かがく
誌
し
「サイエンス」に
発表
はっぴょう
した。
研究
けんきゅう
グループは、
遺伝子
いでんし
を
無作為
むさくい
に
破壊
はかい
したマウスの
受精卵
じゅせいらん
を
育
そだ
て、
成長
せいちょう
したマウスのうち、ALSの
症状
しょうじょう
を
示
しめ
したマウスを
解析
かいせき
した。
その
結果
けっか
、ALSマウスは、「ダイニン」と
呼
よ
ばれるたんぱく
質
しつ
を
構成
こうせい
する
アミノ酸
あみのさん
の
配列
はいれつ
が、
通常
つうじょう
とは
違
ちが
っていることが
分
わ
かった。
ダイニンは
神経
しんけい
細胞
さいぼう
に
神経
しんけい
伝達
でんたつ
物質
ぶっしつ
などを
運
はこ
ぶ
働
はたら
きがあり、この
異常
いじょう
が
原因
げんいん
でマウスの
成長
せいちょう
とともに
神経
しんけい
細胞
さいぼう
の
数
かず
が
減少
げんしょう
し、
筋肉
きんにく
の
働
はたら
きも
低下
ていか
したと
考
かんが
えられるという。
ALSは、
約
やく
9
割
わり
の
患者
かんじゃ
で
原因
げんいん
が
特定
とくてい
されていなかった。」[2003-05-02-03:10]
◆2003/05/02 「
運動
うんどう
神経
しんけい
異常
いじょう
の
仕組
しく
み
解明
かいめい
難病
なんびょう
のALSなど」
共同通信
きょうどうつうしん
「
難病
なんびょう
の
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)など
運動
うんどう
神経
しんけい
の
異常
いじょう
による
疾患
しっかん
は、
神経
しんけい
細胞
さいぼう
の
中
なか
で
物質
ぶっしつ
を
輸送
ゆそう
する
分子
ぶんし
の
異常
いじょう
が
原因
げんいん
の
一
ひと
つであることを、
通信
つうしん
総合
そうごう
研究所
けんきゅうじょ
関西
かんさい
先端
せんたん
研究
けんきゅう
センター(
神戸
こうべ
市
し
)の
平岡
ひらおか
泰
やすし
グループリーダーらがマウスで
解明
かいめい
、2
日
にち
付
づけ
の
米
べい
科学
かがく
誌
し
サイエンスに
発表
はっぴょう
した。
平岡
ひらおか
さんらは、ALSに
似
に
た
進行
しんこう
性
せい
の
運動
うんどう
神経
しんけい
疾患
しっかん
の
症状
しょうじょう
を
示
しめ
すマウスを
作
つく
り、
遺伝子
いでんし
を
調
しら
べた。その
結果
けっか
、
神経
しんけい
細胞
さいぼう
の
中
なか
の
微小
びしょう
管
かん
に
沿
そ
って、
貨車
かしゃ
のように
行
い
き
交
か
う
分子
ぶんし
モーター「ダイニン」の
遺伝子
いでんし
が、
正常
せいじょう
なマウスと
異
こと
なっていた。
ダイニンは、
神経
しんけい
末
まつ
端
はし
で
使
つか
われた
不要
ふよう
な
タンパク質
たんぱくしつ
を
分解
ぶんかい
処理
しょり
するため、
細胞
さいぼう
体
たい
に
運搬
うんぱん
する
役割
やくわり
を
担
にな
っている。
平岡
ひらおか
さんらは、ダイニンが
正常
せいじょう
に
働
はたら
かない
結果
けっか
、
運動
うんどう
神経
しんけい
に
不要
ふよう
な
タンパク質
たんぱくしつ
がたまるなどして
細胞
さいぼう
が
死
し
ぬとみている。
平岡
ひらおか
さんは「
人
ひと
の
病気
びょうき
も
同
おな
じメカニズムと
確認
かくにん
できれば、
診断
しんだん
や
治療
ちりょう
に
役立
やくだ
つ」と
話
はな
している。」(
共同通信
きょうどうつうしん
)[5
月
がつ
2
日
にち
5
時
じ
51
分
ふん
更新
こうしん
]
◆2003/05/02
老廃
ろうはい
物
ぶつ
運
はこ
ぶたんぱく
質
しつ
が
変異
へんい
=
筋肉
きんにく
が
委縮
いしゅく
する
難病
なんびょう
−
日
にち
英
えい
独
どく
チーム
時事通信
じじつうしん
ニュース
速報
そくほう
運動
うんどう
神経
しんけい
に
障害
しょうがい
があり、
筋力
きんりょく
が
低下
ていか
する
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)などの
難病
なんびょう
は、「ダイニン」と
呼
よ
ばれる
老廃
ろうはい
物
ぶつ
を
運
はこ
ぶたんぱく
質
しつ
の
変異
へんい
が
原因
げんいん
の
1
ひと
つとみられることが
分
わ
かった。
通信
つうしん
総合
そうごう
研究所
けんきゅうじょ
など
日本
にっぽん
、
英国
えいこく
、ドイツの
共同
きょうどう
研究
けんきゅう
チームがマウスなどの
実験
じっけん
で
解明
かいめい
し、2
日
にち
付
づけ
の
米
べい
科学
かがく
誌
し
サイエンスに
発表
はっぴょう
した。
[
時事通信社
じじつうしんしゃ
]
[2003-05-02-06:05]
>TOP
◆2003/05/05
難病
なんびょう
ALSの
進行
しんこう
抑制
よくせい
か
岡山大
おかやまだい
の
栄養
えいよう
因子
いんし
投与
とうよ
で
共同通信
きょうどうつうしん
ニュース
速報
そくほう
「
岡山大
おかやまだい
病院
びょういん
神経
しんけい
内科
ないか
(
阿部
あべ
康二
こうじ
教授
きょうじゅ
)などが
進
すす
めている
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)
患者
かんじゃ
の
脊髄
せきずい
(せきずい)に
特殊
とくしゅ
な
タンパク質
たんぱくしつ
「
神経
しんけい
栄養
えいよう
因子
いんし
」を
直接
ちょくせつ
投与
とうよ
する
臨床
りんしょう
試験
しけん
で、
患者
かんじゃ
の
症状
しょうじょう
の
進行
しんこう
が
遅
おそ
くなる
効果
こうか
がうかがえることが
四
よん
日
にち
、
分
わ
かった。
最終
さいしゅう
的
てき
な
有効
ゆうこう
性
せい
の
判定
はんてい
には、さらに
多数
たすう
の、
多様
たよう
な
症状
しょうじょう
の
患者
かんじゃ
で
確
たし
かめる
必要
ひつよう
があるが、
同
どう
教授
きょうじゅ
は、
神経
しんけい
栄養
えいよう
因子
いんし
の
効果
こうか
が
認
みと
められるのは
世界
せかい
でも
初
はじ
めてとしている。
近
ちか
く
論文
ろんぶん
にまとめ、
学会
がっかい
などで
発表
はっぴょう
する。
ALSは
全身
ぜんしん
の
筋肉
きんにく
が
徐々
じょじょ
に
委縮
いしゅく
する
難病
なんびょう
で、
決定的
けっていてき
な
薬剤
やくざい
や
治療
ちりょう
法
ほう
は
見
み
つかっていない。
臨床
りんしょう
試験
しけん
は
同
どう
病院
びょういん
麻酔
ますい
蘇生
そせい
(そせい)
科
か
と
合同
ごうどう
で
二
に
○○○
年
ねん
十二月
じゅうにがつ
から
実施
じっし
。
神経
しんけい
細胞
さいぼう
が
死
し
ぬのを
防
ふせ
ぐ
栄養
えいよう
因子
いんし
「IGF1」を、
患者
かんじゃ
の
体
からだ
に
埋
う
め
込
こ
んだ
微小
びしょう
容器
ようき
を
通
つう
じて
脊髄
せきずい
に
直接
ちょくせつ
注入
ちゅうにゅう
した。
発病
はつびょう
三
さん
年
ねん
以内
いない
で
三
さん
十
じゅう
―
六
ろく
十
じゅう
代
だい
の
患者
かんじゃ
九
きゅう
人
にん
を
低
てい
用量
ようりょう
(
五
ご
人
にん
)と
六
ろく
倍
ばい
の
高
こう
用量
ようりょう
(
四
よん
人
にん
)の
二
に
群
ぐん
に
分
わ
け、
九
きゅう
カ月
かげつ
間
あいだ
継続
けいぞく
して
投与
とうよ
し、
手足
てあし
のまひなどを
比較
ひかく
した
結果
けっか
、
高
こう
用量
ようりょう
の
患者
かんじゃ
は
低
てい
用量
ようりょう
群
ぐん
に
比
くら
べ、
症状
しょうじょう
の
進
すす
む
速度
そくど
がほぼ
半分
はんぶん
に
抑
おさ
えられたという。
神経
しんけい
栄養
えいよう
因子
いんし
は
タンパク質
たんぱくしつ
のため、
静脈
じょうみゃく
注射
ちゅうしゃ
や
経口
けいこう
投与
とうよ
では
脳
のう
や
脊髄
せきずい
に
直接
ちょくせつ
は
届
とど
かない。(
了
りょう
)」[2003-05-05-07:57]
>TOP
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
による
第
だい
8
回
かい
ヘルパーの
吸引
きゅういん
検討
けんとう
会
かい
結果
けっか
報告
ほうこく
*
海野
うみの
さんより
[maee:0938]
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
による
第
だい
8
回
かい
ヘルパーの
吸引
きゅういん
検討
けんとう
会
かい
結果
けっか
報告
ほうこく
Date: Wed, 14 May 2003 07:44:58 +0900
各位
かくい
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
(
第
だい
8
回
かい
=
最終
さいしゅう
回
かい
)
日時
にちじ
:
平成
へいせい
15
年
ねん
5
月
がつ
13
日
にち
(
火
ひ
)18:00-20:00
場所
ばしょ
:
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
省議
しょうぎ
室
しつ
(9
階
かい
)
昨日
きのう
、
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
にて
分科
ぶんか
会
かい
最終
さいしゅう
回
かい
が
行
おこな
われました。
報道
ほうどう
等
とう
にもあるとおり、
家
いえ
族
ぞく
以外
いがい
の
者
もの
によるたんの
吸引
きゅういん
を
一定
いってい
の
条件
じょうけん
の
下
した
、
暫定
ざんてい
的
てき
に
認
みと
めることとなるが、
疾患
しっかん
や
場所
ばしょ
が
限定
げんてい
されていたり、ヘルパーがたんの
吸引
きゅういん
を
業
ごう
として
行
おこな
うものでは
ないので、
必
かなら
ずしも
引
ひ
き
受
う
ける
義務
ぎむ
は
発生
はっせい
しない
等
ひとし
、
問題
もんだい
点
てん
があります。
分科
ぶんか
会
かい
報告
ほうこく
書
しょ
案
あん
(
長文
ちょうぶん
なのでお
時間
じかん
のある
時
とき
に)。
「
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
」
報告
ほうこく
書
しょ
(
案
あん
)
1.はじめに
○ ALS
患者
かんじゃ
のたんの
吸引
きゅういん
については、
当該
とうがい
行為
こうい
が
患者
かんじゃ
の
身体
しんたい
に
及
およ
ぼす
危険
きけん
性
せい
にかんがみ、
原則
げんそく
として、
医師
いし
又
また
は
看護
かんご
職員
しょくいん
が
行
おこな
うべきものとされてきた。
○
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
にとっては、
頻繁
ひんぱん
にたんの
吸引
きゅういん
が
必要
ひつよう
であることから、
家族
かぞく
が24
時
じ
間
あいだ
体制
たいせい
で
介護
かいご
を
行
おこな
っているなど、
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
の
負担
ふたん
が
非常
ひじょう
に
大
おお
きくなっ
ており、その
負担
ふたん
の
軽減
けいげん
を
図
はか
ることが
求
もと
められている。
○ このような
現状
げんじょう
にかんがみ、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
に
対
たい
するたんの
吸引
きゅういん
行為
こうい
につい
ての
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
の
負担
ふたん
の
軽減
けいげん
を
図
はか
るための
方策
ほうさく
について
検討
けんとう
するため、
平成
へいせい
15
年
とし
2
月
がつ
3
日
にち
に
当
とう
分科
ぶんか
会
かい
が
設置
せっち
された。
○
当
とう
分科
ぶんか
会
かい
においては、
患者
かんじゃ
家族
かぞく
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、ヘルパー
等
とう
の
関係
かんけい
者
しゃ
からヒアリ
ングを
行
おこな
うなど、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
生活
せいかつ
の
質
しつ
の
向上
こうじょう
を
図
はか
るための
看護
かんご
師
し
等
とう
の
役割
やくわり
及
およ
びALS
患者
かんじゃ
に
対
たい
するたんの
吸引
きゅういん
行為
こうい
の
医学
いがく
的
てき
・
法律
ほうりつ
学
がく
的
てき
整理
せいり
について、
回
かい
にわたって
検討
けんとう
してきたところである。
○
今般
こんぱん
、
当
とう
分科
ぶんか
会
かい
として、これまでの
議論
ぎろん
を
整理
せいり
し、
本
ほん
報告
ほうこく
書
しょ
を
取
と
りまとめた
ので、これを
公表
こうひょう
するものである。
2.
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
向上
こうじょう
を
図
はか
るための
措置
そち
について
(1)
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
サービスの
充実
じゅうじつ
@
施策
しさく
の
総合
そうごう
的
てき
な
推進
すいしん
○ ALS(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)は、
筋
すじ
萎縮
いしゅく
と
筋力
きんりょく
低下
ていか
が
特徴
とくちょう
的
てき
な
疾患
しっかん
であ
り、
徐々
じょじょ
に
全身
ぜんしん
に
拡
ひろ
がり、
歩行
ほこう
困難
こんなん
になるほか、
言語
げんご
障害
しょうがい
、
嚥下
えんか
障害
しょうがい
、
呼吸
こきゅう
障害
しょうがい
に
及
およ
ぶものであり、
病気
びょうき
の
進行
しんこう
により、コミュニケーションも
阻害
そがい
され、ベッド
上
うえ
の
生活
せいかつ
を
強
し
いられる
患者
かんじゃ
の
苦悩
くのう
は
計
はか
り
知
し
れない。
○
患者
かんじゃ
は
長期
ちょうき
にわたる
療養
りょうよう
を
余儀
よぎ
なくされている
状況
じょうきょう
にあり、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
装
そう
着
ちゃく
しながら
在宅
ざいたく
で
療養
りょうよう
している
患者
かんじゃ
にとっては、
頻繁
ひんぱん
にたんの
吸引
きゅういん
が
必要
ひつよう
なこと
もあり、
患者
かんじゃ
及
およ
び
患者
かんじゃ
を
介護
かいご
する
家族
かぞく
にとっての
負担
ふたん
は
大
おお
きい。
○ こうした
現状
げんじょう
を
踏
ふ
まえ、
患者
かんじゃ
のQOLの
向上
こうじょう
や
患者
かんじゃ
及
およ
び
家族
かぞく
の
負担
ふたん
の
軽減
けいげん
を
図
はか
るため、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
更
さら
なる
向上
こうじょう
が
求
もと
められており、
患者
かんじゃ
が
家
いえ
族
ぞく
の
介護
かいご
のみに
依存
いぞん
しなくても、
円滑
えんかつ
な
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
生活
せいかつ
を
送
おく
ることができるよう、
以下
いか
のような
施策
しさく
を
総合
そうごう
的
てき
に
推進
すいしん
していく
必要
ひつよう
がある。
A
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスの
充実
じゅうじつ
と
質
しつ
の
向上
こうじょう
○
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
生活
せいかつ
を
支援
しえん
するためには、
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスが
十分
じゅうぶん
に
提供
ていきょう
されることが
重要
じゅうよう
であり、
引
ひ
き
続
つづ
き
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスの
充実
じゅうじつ
を
図
はか
っていく
ことが
求
もと
められる。
○ また、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
が
必要
ひつよう
なときに
適切
てきせつ
な
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスを
受
う
けるこ
とができるようにするためには、
診療
しんりょう
報酬
ほうしゅう
で
定
さだ
められた
回数
かいすう
を
超
こ
える
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
費用
ひよう
を
補助
ほじょ
している「
在宅
ざいたく
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
使用
しよう
特定
とくてい
疾患
しっかん
患者
かんじゃ
訪問
ほうもん
看護
かんご
治療
ちりょう
研究
けんきゅう
事業
じぎょう
」
を
積極
せっきょく
的
てき
に
活用
かつよう
するよう、
実施
じっし
主体
しゅたい
である
都道府県
とどうふけん
に
対
たい
して
事業
じぎょう
の
周知
しゅうち
徹底
てってい
を
図
ず
り、その
取組
とりくみ
を
促進
そくしん
していく
必要
ひつよう
がある。
○ さらに、24
時
じ
間
あいだ
の
巡回
じゅんかい
型
がた
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
実施
じっし
に
向
む
けては、
同
どう
一
いち
日
にち
に、
一人
ひとり
の
利
り
用
よう
者
しゃ
に
対
たい
し、
複数
ふくすう
の
訪問
ほうもん
看護
かんご
事業
じぎょう
所
しょ
(
訪問
ほうもん
看護
かんご
を
実施
じっし
する
医療
いりょう
機関
きかん
及
およ
び
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステーションをいう。
以下
いか
同
おな
じ。)から
複
ふく
数
すう
回
かい
の
訪問
ほうもん
看護
かんご
を
行
おこな
えるようにする必
要
よう
があることから
診療
しんりょう
報酬
ほうしゅう
上
じょう
の
要件
ようけん
について
検討
けんとう
することが
望
のぞ
まれる。
○
訪問
ほうもん
看護
かんご
の
質
しつ
の
確保
かくほ
については、
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
に
対
たい
する
研修
けんしゅう
や
潜在
せんざい
看護
かんご
師
し
に
対
たい
する
研修
けんしゅう
等
とう
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスを
担
にな
うべき
看護
かんご
職員
しょくいん
の
質
しつ
を
高
たか
めるための
施策
しさく
を
講
こう
ず
るべきである。
B
医療
いりょう
サービスと
福祉
ふくし
サービスの
適切
てきせつ
な
連携
れんけい
確保
かくほ
○ ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
の
支援
しえん
に
関
かん
しては、
医療
いりょう
機関
きかん
、
訪問
ほうもん
看護
かんご
事業
じぎょう
所
しょ
、
訪問
ほうもん
介護
かいご
事業
じぎょう
所
しょ
などのサービス
提供
ていきょう
機関
きかん
、あるいは、
都道府県
とどうふけん
等
とう
の
保健所
ほけんじょ
や
市区
しく
町村
ちょうそん
の
担当
たんとう
部局
ぶきょく
など、
医療
いりょう
や
福祉
ふくし
などの
関係
かんけい
機関
きかん
が
多岐
たき
にわたっているが、
各種
かくしゅ
サー
ビスの
患者
かんじゃ
への
提供
ていきょう
についての
総合
そうごう
的
てき
な
連携
れんけい
・
調整
ちょうせい
が
十分
じゅうぶん
とは
言
い
えない
状況
じょうきょう
にあ
ることから、
各
かく
機関
きかん
が
相互
そうご
の
連携
れんけい
を
適切
てきせつ
に
図
はか
り、
地域
ちいき
でのチームケア
体制
たいせい
を
確立
かくりつ
していくことが
求
もと
められている。このため、
国
くに
及
およ
び
地方
ちほう
公共
こうきょう
団体
だんたい
において、
引
び
き
続
つづ
き、
各
かく
機関
きかん
の
連携
れんけい
体制
たいせい
や
地域
ちいき
のチームケア
体制
たいせい
の
確立
かくりつ
を
支援
しえん
するための
施策
しさく
を
講
こう
ずるべきである。
○
医学
いがく
的
てき
な
管理
かんり
が
必要
ひつよう
である
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
については、チームケア
体
たい
制
せい
において、
主治医
しゅじい
(
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
や
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
)が
中心
ちゅうしん
となるべきで
ある。また、
患者
かんじゃ
の
退院
たいいん
時
じ
指導
しどう
に
際
さい
しては、
医療
いりょう
や
福祉
ふくし
の
関係
かんけい
者
しゃ
を
参加
さんか
させるな
ど、
入院
にゅういん
期間
きかん
中
ちゅう
から
地域
ちいき
でのチームケア
体制
たいせい
の
確立
かくりつ
を
図
はか
るべきである。なお、
在
ざい
宅
たく
ALS
患者
かんじゃ
の
主治医
しゅじい
に
対
たい
しては、ALSに
関
かん
する
情報
じょうほう
提供
ていきょう
が
行
おこな
われることが必
要
よう
である。また、
国
くに
及
およ
び
地方
ちほう
公共
こうきょう
団体
だんたい
において、「
特定
とくてい
疾患
しっかん
医療
いりょう
従事
じゅうじ
者
しゃ
研修
けんしゅう
」や
「
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
等
とう
ホームヘルパー
養成
ようせい
研修
けんしゅう
事業
じぎょう
」など、
医療
いりょう
や
福祉
ふくし
の
関係
かんけい
者
しゃ
の
研修
けんしゅう
を
引
ひ
き
続
つづ
き
適切
てきせつ
に
実施
じっし
する
必要
ひつよう
がある。
○ また、
介護
かいご
保険
ほけん
制度
せいど
の
導入
どうにゅう
に
伴
ともな
い、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
等
とう
の
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
への
関
かか
わりが
弱
よわ
まったという
指摘
してき
もあるが、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
を
支援
しえん
するチームケア
体制
たいせい
の
確立
かくりつ
の
上
うえ
で、
医療
いりょう
のニーズが
高
たか
い
患者
かんじゃ
にとって、
各種
かくしゅ
サービスが
最適
さいてき
な
組
く
み
合
あ
わせと
なるようにするためには、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
等
とう
が
担
にな
うべき
総合
そうごう
的
てき
な
調整
ちょうせい
機能
きのう
は
極
きわ
めて
重要
じゅうよう
であり、
今後
こんご
とも
当該
とうがい
機能
きのう
の
充実
じゅうじつ
強化
きょうか
を
図
はか
るべきである。
○ なお、
平成
へいせい
15
年度
ねんど
から
開始
かいし
される
難病
なんびょう
相談
そうだん
・
支援
しえん
センター
事業
じぎょう
を
推進
すいしん
す
るなど、ALS
患者
かんじゃ
や
家族
かぞく
に
対
たい
する
相談
そうだん
・
支援
しえん
などを
充実
じゅうじつ
させる
必要
ひつよう
がある。
C
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
を
支援
しえん
する
機器
きき
の
開発
かいはつ
○ たんの
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
等
とう
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
を
支援
しえん
する
機器
きき
の
開発
かいはつ
・
普及
ふきゅう
の
促進
そくしん
は、
患者
かんじゃ
及
およ
び
家族
かぞく
の
負担
ふたん
の
軽減
けいげん
に
資
し
するものであることから、
引
ひ
き
続
つづ
き
機器
きき
の
研究
けんきゅう
開発
かいはつ
及
び
普及
ふきゅう
の
促進
そくしん
を
図
はか
るための
措置
そち
を
講
こう
じるべきである。
D
家族
かぞく
の
休息
きゅうそく
(レスパイト)の
確保
かくほ
○
家族
かぞく
に
必要
ひつよう
な
休息
きゅうそく
(レスパイト)を
確保
かくほ
し、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
向
むかい
上
うえ
を
図
はか
るため、
今後
こんご
とも、ホームヘルプサービス
事業
じぎょう
、ショートステイやデイ
サービス
事業
じぎょう
などの
各種
かくしゅ
の
施策
しさく
の
充実
じゅうじつ
を
図
はか
っていく
必要
ひつよう
がある。
○ なお、
都道府県
とどうふけん
や
市町村
しちょうそん
において、
独自
どくじ
に
先進
せんしん
的
てき
な
事業
じぎょう
に
取
と
り
組
く
んでいると
ころもあり、これらの
施策
しさく
が
有効
ゆうこう
に
活用
かつよう
され、また、
各地
かくち
における
取組
とりくみ
の
参考
さんこう
と
なるように、
各種
かくしゅ
施策
しさく
の
情報
じょうほう
提供
ていきょう
や
周知
しゅうち
に
努
つと
めるべきである。
(2)
入院
にゅういん
と
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
の
的確
てきかく
な
組合
くみあわ
せ
@
入院
にゅういん
から
在宅
ざいたく
への
円滑
えんかつ
な
移行
いこう
○
在宅
ざいたく
への
移行
いこう
の
判断
はんだん
は、
医師
いし
の
判断
はんだん
に
基
もと
づくものであるが、
患者
かんじゃ
の
病状
びょうじょう
や患
者
もの
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
も
踏
ふ
まえた、
適切
てきせつ
な
退院
たいいん
時
じ
指導
しどう
の
実施
じっし
を
促進
そくしん
するため、
退院
たいいん
時
じ
指導
しどう
の
基本
きほん
的
てき
なルール
作
づく
りが
必要
ひつよう
である。
A
緊急
きんきゅう
時
じ
等
とう
の
入院
にゅういん
施設
しせつ
の
確保
かくほ
○
患者
かんじゃ
の
病態
びょうたい
急変
きゅうへん
などに
対応
たいおう
するため、
引
ひ
き
続
つづ
き
入院
にゅういん
施設
しせつ
を
確保
かくほ
するための
施
ほどこせ
策
さく
の
推進
すいしん
が
必要
ひつよう
である。
3.たんの
吸引
きゅういん
行為
こうい
について
(1) たんの
吸引
きゅういん
の
安全
あんぜん
な
実施
じっし
@
専門
せんもん
的
てき
排
はい
たん
法
ほう
の
普及
ふきゅう
○
専門
せんもん
的
てき
排
はい
たん
法
ほう
(
体位
たいい
排
はい
たん
法
ほう
、
呼吸
こきゅう
介助
かいじょ
法
ほう
(スクィージング)、
軽
けい
打
だ
法
ほう
、
振動
しんどう
法
ほう
など)が
適切
てきせつ
に
実施
じっし
されれば、たんの
吸引
きゅういん
の
回数
かいすう
を
減少
げんしょう
させることができ
ることから、たんの
吸引
きゅういん
に
伴
ともな
う
患者
かんじゃ
及
およ
び
家族
かぞく
の
負担
ふたん
の
軽減
けいげん
を
図
はか
るためにも、
専門
せんもん
的
てき
排
はい
たん
法
ほう
の
普及
ふきゅう
促進
そくしん
に
努
つと
める
必要
ひつよう
がある。
A
日常
にちじょう
的
てき
なたんの
吸引
きゅういん
に
関
かん
する
適切
てきせつ
な
対応
たいおう
○
日常
にちじょう
的
てき
なたんの
吸引
きゅういん
については、
行為
こうい
の
危険
きけん
性
せい
に
応
おう
じた
適切
てきせつ
な
対応
たいおう
(プロト
コル)を
示
しめ
すことが
必要
ひつよう
である。
(2)
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
によるたんの
吸引
きゅういん
について
○ たんの
吸引
きゅういん
は、その
危険
きけん
性
せい
を
考慮
こうりょ
すれば、
医師
いし
又
また
は
看護
かんご
職員
しょくいん
が
行
おこな
うことが
原
はら
則
のり
であり、ALS
患者
かんじゃ
に
対
たい
する
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
(
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
を
除
のぞ
く。
以下
いか
「
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
」という。)によるたんの
吸引
きゅういん
については、
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
に
より
十分
じゅうぶん
にサービスが
提供
ていきょう
されるならば、
実施
じっし
する
必要
ひつよう
はないと
考
かんが
えられる。
○ しかしながら、たんの
吸引
きゅういん
は
頻繁
ひんぱん
に
行
おこな
う
必要
ひつよう
があることから、
大
だい
部分
ぶぶん
の
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
において、
医師
いし
や
看護
かんご
職員
しょくいん
によるたんの
吸引
きゅういん
に
加
くわ
えて、
家族
かぞく
が
行
おこな
って
いるのが
現状
げんじょう
であり、
家族
かぞく
の
負担
ふたん
軽減
けいげん
が
求
もと
められている。このような
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
の
現状
げんじょう
にかんがみれば、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
によるたんの
吸引
きゅういん
の
実施
じっし
についても、
一定
いってい
の
条件
じょうけん
の
下
した
では、
当面
とうめん
の
措置
そち
として
行
おこな
うこともやむを
得
え
ないものと
考
かんが
えられる。こ
の
場合
ばあい
においても、
医療
いりょう
サービスを
受
う
ける
機会
きかい
が
閉
と
ざされることのないよう、
医
い
師
し
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
が
積極
せっきょく
的
てき
に
関
かか
わっていくべきである。
○ なお、この
取扱
とりあつか
いについては、
訪問
ほうもん
看護
かんご
サービスの
更
さら
なる
充実
じゅうじつ
やたんの
自動
じどう
吸引
きゅういん
装置
そうち
の
開発
かいはつ
・
普及
ふきゅう
の
進展
しんてん
等
とう
、
今後
こんご
における
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
変化
へんか
に
応
おう
じて、
適
てき
宜
むべ
・
適切
てきせつ
に
見直
みなお
すことが
必要
ひつよう
であり、まずは3
年
ねん
後
ご
に
今回
こんかい
の
措置
そち
の
実施
じっし
状
じょう
況
きょう
や
在
ざい
宅
たく
ALS
患者
かんじゃ
を
取
と
り
巻
ま
く
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
整備
せいび
状
じょう
況
きょう
等
とう
について
確認
かくにん
すべきである。
○ また、
今回
こんかい
の
措置
そち
は
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
現状
げんじょう
にかんがみ、
当面
とうめん
やむ
を
得
え
ない
措置
そち
として
実施
じっし
するものであって、ホームヘルパー
業務
ぎょうむ
として
位置付
いちづ
け
られるものではないが、
医療
いりょう
と
福祉
ふくし
の
関係
かんけい
、それぞれの
役割
やくわり
分担
ぶんたん
も
含
ふく
めて、
在宅
ざいたく
医療
いりょう
に
携
たずさ
わる
者
もの
の
行
おこな
う
業務
ぎょうむ
や
在宅
ざいたく
医療
いりょう
そのものの
在
あ
り
方
かた
についての
議論
ぎろん
が
必要
ひつよう
で
あるという
意見
いけん
もあり、これについては、
今後
こんご
検討
けんとう
すべき
課題
かだい
であると
考
かんが
える。
○
以下
いか
は、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
患者
かんじゃ
に
対
たい
してたんの
吸引
きゅういん
を
行
おこな
う
場合
ばあい
の
条件
じょうけん
を
示
しめ
した
ものである。
)
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
管理
かんり
○
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
は、
患者
かんじゃ
の
病状
びょうじょう
等
とう
を
把握
はあく
し、
退院
たいいん
が
可能
かのう
かどうかについて
総合
そうごう
的
てき
に
判断
はんだん
を
行
おこな
う。
○
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
患者
かんじゃ
が
入院
にゅういん
から
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
する
前
まえ
に、
当
とう
該患
者
もの
について、
家族
かぞく
や
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
に
関
かか
わる
者
もの
の
役割
やくわり
や
連携
れんけい
体制
たいせい
などの
状況
じょうきょう
を
把握
はあく
・
確認
かくにん
する。
○
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
は、
患者
かんじゃ
や
家族
かぞく
に
対
たい
して、
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
することについて、
事前
じぜん
に
説明
せつめい
を
適切
てきせつ
に
行
おこな
い、
患者
かんじゃ
の
理解
りかい
を
得
え
る。
○
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
や
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
への
移行
いこう
に
備
そな
え、
医療
いりょう
機器
きき
・
衛生
えいせい
材料
ざいりょう
等
とう
必要
ひつよう
な
準備
じゅんび
を
関係
かんけい
者
しゃ
の
連携
れんけい
の
下
した
に
行
おこな
う。
医療
いりょう
機器
きき
・
衛生
えいせい
材料
ざいりょう
等
とう
については、
患者
かんじゃ
の
状態
じょうたい
に
合
あ
わせ、
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
や
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
が
必要
ひつよう
かつ
十分
じゅうぶん
に
患者
かんじゃ
に
提供
ていきょう
することが
必要
ひつよう
である。
○
家族
かぞく
、
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
、
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
に
関
かか
わる
者
もの
は、
患者
かんじゃ
が
在宅
ざいたく
に
移行
いこう
した
後
のち
も、
相互
そうご
に
密
みつ
接
せっ
な
連携
れんけい
を
確保
かくほ
する。
)
在宅
ざいたく
患者
かんじゃ
の
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
○
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
や
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
について、
定
じょう
期
き
的
てき
な
診療
しんりょう
や
訪問
ほうもん
看護
かんご
を
行
おこな
い、
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
を
行
おこな
う。
)
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
する
教育
きょういく
○
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
や
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
し
て、ALSやたんの
吸引
きゅういん
に
関
かん
する
必要
ひつよう
な
知識
ちしき
を
習得
しゅうとく
させるとともに、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
に
ついてのたんの
吸引
きゅういん
方法
ほうほう
についての
指導
しどう
を
行
おこな
う。
)
患者
かんじゃ
との
関係
かんけい
○
患者
かんじゃ
は、
必要
ひつよう
な
知識
ちしき
及
およ
びたんの
吸引
きゅういん
の
方法
ほうほう
を
習得
しゅうとく
した
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
に
対
たい
して
たんの
吸引
きゅういん
について
依頼
いらい
するとともに、
当該
とうがい
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
自己
じこ
のたんの
吸引
きゅういん
を
実施
じっし
することについて、
文書
ぶんしょ
により
同意
どうい
する。
)
医師
いし
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
との
連携
れんけい
による
適正
てきせい
なたんの
吸引
きゅういん
の
実施
じっし
(
注
ちゅう
:
別紙
べっし
参照
さんしょう
)
○
適切
てきせつ
な
医学
いがく
的
てき
管理
かんり
の
下
もと
で、
当該
とうがい
患者
かんじゃ
に
対
たい
して
適切
てきせつ
な
訪問
ほうもん
看護
かんご
体制
たいせい
がとられて
いることを
原則
げんそく
とし、
当該
とうがい
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
は、
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
や
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
の
指導
しどう
の
下
もと
で、
家族
かぞく
、
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
、
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
との
連携
れんけい
を
密
みつ
にして、
適正
てきせい
なたんの
吸引
きゅういん
を
実施
じっし
する。
○ この
場合
ばあい
において、
気管
きかん
カニューレ
下端
かたん
より
肺
はい
側
がわ
の
気管
きかん
内
ない
吸引
きゅういん
については、
迷走
めいそう
神経
しんけい
そうを
刺激
しげき
することにより、
呼吸
こきゅう
停止
ていし
や
心
しん
停止
ていし
を
引
ひ
き
起
お
こす
可能
かのう
性
せい
があ
るなど、
危険
きけん
性
せい
が
高
たか
いことから、
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
が
行
おこな
うたんの
吸引
きゅういん
の
範囲
はんい
は、
口
くち
鼻
はな
腔内
吸引
きゅういん
及
およ
び
気管
きかん
カニューレ
内部
ないぶ
までの
気管
きかん
内
ない
吸引
きゅういん
を
限度
げんど
とする。
○
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
や
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
及
およ
び
看護
かんご
職員
しょくいん
は、
定期
ていき
的
てき
に、
当該
とうがい
家族
かぞく
以
外
そと
の
者
もの
がたんの
吸引
きゅういん
を
適正
てきせい
に
行
おこな
うことができていることを
確認
かくにん
する。
)
緊急
きんきゅう
時
じ
の
連絡
れんらく
・
支援
しえん
体制
たいせい
の
確保
かくほ
○
家族
かぞく
、
入院
にゅういん
先
さき
の
医師
いし
、
在宅
ざいたく
のかかりつけ
医
い
、
看護
かんご
職員
しょくいん
、
保健所
ほけんじょ
保健
ほけん
師
し
及
およ
び
家
いえ
族
ぞく
以外
いがい
の
者
もの
等
とう
の
間
あいだ
で、
緊急
きんきゅう
時
じ
の
連絡
れんらく
・
支援
しえん
体制
たいせい
を
確保
かくほ
する。
4 おわりに
○
本
ほん
検討
けんとう
会
かい
では、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
環境
かんきょう
の
向上
こうじょう
を
図
はか
るとともに、
患者
かんじゃ
及
およ
び
家族
かぞく
の
負担
ふたん
を
軽減
けいげん
する
観点
かんてん
から、
必要
ひつよう
な
措置
そち
について
検討
けんとう
を
重
かさ
ねてきた。
○ これらの
措置
そち
が
有効
ゆうこう
に
機能
きのう
するためには、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
療養
りょうよう
生活
せいかつ
を
支援
しえん
する
関係
かんけい
者
しゃ
が
一体
いったい
となって
取
と
り
組
く
むことが
不可欠
ふかけつ
であり、
国
くに
及
およ
び
地方
ちほう
公共
こうきょう
団体
だんたい
を
始
はじ
め、
関係
かんけい
者
しゃ
の
更
さら
なる
努力
どりょく
を
期待
きたい
するとともに、これらの
措置
そち
を
通
つう
じて、
患者
かんじゃ
及
び
家族
かぞく
の
療養
りょうよう
環境
かんきょう
が
向上
こうじょう
していくことが
望
のぞ
まれる。
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
茨城
いばらき
県
けん
支部
しぶ
海野
うみの
幸太郎
こうたろう
mail:kotaro_unno@mui.biglobe.ne.jp
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
>TOP
◆2003/05/14 「<ALS
治療
ちりょう
>メチルコバラミンの
大量
たいりょう
投与
とうよ
で
鈍化
どんか
徳島
とくしま
大発
だいはつ
」
毎日新聞
まいにちしんぶん
ニュース
速報
そくほう
「
全身
ぜんしん
の
筋肉
きんにく
が
次第
しだい
に
動
うご
かなくなる
難病
なんびょう
、
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)の
進行
しんこう
を、ビタミンB12に
似
に
た
物質
ぶっしつ
・メチルコバラミンの
大量
たいりょう
投与
とうよ
で
遅
おく
らせられる
可能
かのう
性
せい
があることが
分
わ
かり、
徳島大
とくしまだい
医学部
いがくぶ
の
梶
かじ
龍
りゅう
兒
じ
教授
きょうじゅ
らのグループが13
日
にち
、
発表
はっぴょう
した。
副作用
ふくさよう
も
小
ちい
さいといい、
同
どう
グループは、
今後
こんご
も
研究
けんきゅう
を
重
かさ
ね、
薬
くすり
としての
実用
じつよう
化
か
を
目指
めざ
す。
ALSは
発症
はっしょう
後
ご
2、3
年
ねん
で
呼吸
こきゅう
筋
すじ
がまひし
死亡
しぼう
するか、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
使用
しよう
を
余儀
よぎ
なくされる。
多
おお
くが40
歳
さい
以上
いじょう
で
発症
はっしょう
、
全国
ぜんこく
に
患者
かんじゃ
約
やく
5000
人
にん
がいる。
運動
うんどう
神経
しんけい
細胞
さいぼう
間
あいだ
の
情報
じょうほう
伝達
でんたつ
物質
ぶっしつ
・
グルタミン酸
ぐるたみんさん
の
過剰
かじょう
分泌
ぶんぴつ
が
原因
げんいん
の
一
ひと
つと
指摘
してき
されている。
同
どう
グループは95
年
ねん
3
月
がつ
〜02
年
ねん
10
月
がつ
、
グルタミン酸
ぐるたみんさん
の
毒性
どくせい
を
軽減
けいげん
するメチルコバラミンを、
患者
かんじゃ
18
人
にん
に
週
しゅう
2
回
かい
(1
回
かい
当
あ
たり50ミリグラム)、
筋肉
きんにく
注射
ちゅうしゃ
で
投与
とうよ
。
非
ひ
投与
とうよ
の
患者
かんじゃ
16
人
にん
と
比較
ひかく
した。
この
結果
けっか
、
非
ひ
投与
とうよ
の
患者
かんじゃ
全員
ぜんいん
が
観察
かんさつ
開始
かいし
から32
カ月
かげつ
以内
いない
に
死亡
しぼう
または、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
使
つか
わなければならなかったが、
投与
とうよ
した
患者
かんじゃ
は
観察
かんさつ
期限
きげん
の02
年
ねん
10
月
がつ
を
過
す
ぎても11
人
にん
が
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
なしで
生存
せいぞん
できた。
同
どう
グループによると、ALSの
唯一
ゆいいつ
の
薬
くすり
、リルゾールは
吐
は
き
気
け
やむかつきなど
副作用
ふくさよう
が
大
おお
きい。これに
対
たい
し、メチルコバラミンは
元々
もともと
ビタミンB12と
近
ちか
い
物質
ぶっしつ
のため、
副作用
ふくさよう
は
軽度
けいど
の
肝
かん
機能
きのう
障害
しょうがい
や
皮膚
ひふ
の
発
はっ
しんに
限
かぎ
られている。」【
中村
なかむら
敦
あつし
茂
しげる
】
[2003-05-14-02:05]
◆2003/05/13
難病
なんびょう
ALSの
生存
せいぞん
率
りつ
向上
こうじょう
徳島大
とくしまだい
がビタミン
様
さま
物質
ぶっしつ
で
共同通信
きょうどうつうしん
ニュース
速報
そくほう
ビタミンに
似
に
た
物質
ぶっしつ
の
大量
たいりょう
投与
とうよ
が、
難病
なんびょう
の
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)の
進行
しんこう
を
遅
おく
らせ、
生存
せいぞん
率
りつ
を
高
たか
める
効果
こうか
があるとの
研究
けんきゅう
成果
せいか
を
徳島大
とくしまだい
の
梶
かじ
龍
りゅう
児
じ
教授
きょうじゅ
(
神経
しんけい
内科
ないか
)が
十
じゅう
二
に
日
にち
までにまとめた。
横浜
よこはま
市
し
で
開
ひら
かれる
日本
にっぽん
神経
しんけい
学会
がっかい
で
十
じゅう
五
ご
日
にち
発表
はっぴょう
する。
実用
じつよう
化
か
にはさらに
多
おお
くの
患者
かんじゃ
で
厳密
げんみつ
な
臨床
りんしょう
試験
しけん
を
行
おこな
う
必要
ひつよう
があるが、
新
あたら
しい
治療
ちりょう
法
ほう
の
開発
かいはつ
に
結
むす
び
付
つ
くことが
期待
きたい
される。
ALSは、
運動
うんどう
神経
しんけい
が
侵
おか
され
筋肉
きんにく
が
委縮
いしゅく
する
原因
げんいん
不明
ふめい
の
病気
びょうき
で、
脳
のう
内
ない
の
神経
しんけい
伝達
でんたつ
物質
ぶっしつ
である
グルタミン酸
ぐるたみんさん
が
過剰
かじょう
になり、
神経
しんけい
細胞
さいぼう
に
影響
えいきょう
を
与
あた
えるのが
一因
いちいん
だとの
説
せつ
がある。
和泉
いずみ
唯
ゆい
信
しん
助手
じょしゅ
ら
研究
けんきゅう
グループは、ビタミンB12に
似
に
た
物質
ぶっしつ
「メチルコバラミン」がグルタミ
ン
酸
さん
の
影響
えいきょう
を
軽減
けいげん
すると
考
かんが
え、
患者
かんじゃ
を
投与
とうよ
と
非
ひ
投与
とうよ
の
二
に
グループに
分
わ
けて
調
しら
べた。
その
結果
けっか
、
投与
とうよ
しなかった
十
じゅう
六
ろく
人
にん
はその
後
ご
半年
はんとし
―
二
に
年
ねん
八
はち
カ月
かげつ
で
全員
ぜんいん
死亡
しぼう
。これに
対
たい
し、
週
しゅう
に
二
に
回
かい
注射
ちゅうしゃ
した
患者
かんじゃ
は
十
じゅう
八
はち
人
にん
のうち
十
じゅう
一
いち
人
にん
が
投与
とうよ
から
一
いち
年
ねん
―
三
さん
年
ねん
七
なな
カ月
かげつ
たった
二
に
○○
二
に
年
ねん
十
じゅう
月
がつ
末
まつ
の
時点
じてん
で、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
着
つ
けずに
生存
せいぞん
していた。
梶
かじ
教授
きょうじゅ
は「
協力
きょうりょく
企業
きぎょう
を
見
み
つけ、
他
た
の
医療
いりょう
機関
きかん
と
共同
きょうどう
で、
大
だい
規模
きぼ
な
臨床
りんしょう
試験
しけん
を
実施
じっし
、
効果
こうか
を
確
たし
かめたい」と
話
はな
している。(
了
りょう
)」[2003-05-13-08:46]
>TOP
◆2003/06/12 「
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
の
支援
しえん
急
いそ
げ
停電
ていでん
時
じ
の
対応
たいおう
など、
行政
ぎょうせい
・
医療
いりょう
一体
いったい
で /
宮城
みやぎ
」
『
朝日新聞
あさひしんぶん
』2003/06/12
朝刊
ちょうかん
:27(
宮城
みやぎ
1)
「
先月
せんげつ
26
日
にち
の
地震
じしん
をきっかけに
各地
かくち
で
防災
ぼうさい
体制
たいせい
の
見直
みなお
しが
進
すす
む
中
なか
、ライフラインの
断絶
だんぜつ
が
生命
せいめい
にかかわる
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
らへの
取
と
り
組
く
みの
遅
おく
れが
指摘
してき
されている。
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
のトラブルや
安全
あんぜん
な
場所
ばしょ
への
避難
ひなん
など、
家族
かぞく
だけでは
支
ささ
えきれないためだ。
東海
とうかい
地震
じしん
が
予想
よそう
される
静岡
しずおか
県
けん
では
支援
しえん
マニュアルを
作成
さくせい
しており、
県内
けんない
でもサポート
体制
たいせい
の
整備
せいび
が
求
もと
められている。(
牧
まき
陽子
ようこ
)
仙台
せんだい
市
し
泉
いずみ
区
く
の
和
かず
川
がわ
次男
つぐお
さん(53)は、
県
けん
が
指定
してい
する
特定
とくてい
疾患
しっかん
の
一
ひと
つ、
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)のため、10
年
ねん
以上
いじょう
寝
ね
たきりで
暮
く
らす。ALSはせき
髄
ずい
の
神経
しんけい
がおかされ、
次第
しだい
に
全身
ぜんしん
の
筋肉
きんにく
が
動
うご
かなくなる
難病
なんびょう
だ。
和
かず
川
がわ
さんは
病気
びょうき
が
進
すす
んで
自分
じぶん
で
呼吸
こきゅう
できないため、
電動
でんどう
の
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
と、たんをとるための
吸引
きゅういん
器
き
を
装着
そうちゃく
。
機械
きかい
の
故障
こしょう
や
停止
ていし
は
命
いのち
にかかわる。
自宅
じたく
で
介護
かいご
にあたる
妻
つま
、はつみさん(50)は「
先月
せんげつ
26
日
にち
の
地震
じしん
では
幸
さいわ
い
機械
きかい
に
故障
こしょう
はなかったけれど、
大
おお
きな
地震
じしん
は
不安
ふあん
です」と
話
はな
す。
「
夫
おっと
の
命
いのち
は
家族
かぞく
で
守
まも
る」と、
停電
ていでん
にも
応
おう
じられるよう、
予備
よび
のバッテリーや
非
ひ
常用
じょうよう
の
手動
しゅどう
器具
きぐ
を
用意
ようい
しているが、
家屋
かおく
が
崩
くず
れ、
次男
つぐお
さんの
避難
ひなん
が
必要
ひつよう
な
時
とき
には
家族
かぞく
の
力
ちから
だけでは
足
た
りない。
地震
じしん
で
機械
きかい
が
故障
こしょう
しても
携帯
けいたい
電話
でんわ
など
通信
つうしん
手段
しゅだん
がマヒし、
助
たす
けが
呼
よ
べない
恐
おそ
れもある。はつみさんは「
看護
かんご
師
し
さんや
医療
いりょう
機器
きき
メーカー、
地域
ちいき
の
人
ひと
など、
出来
でき
るだけ
多
おお
くの
人
ひと
にかけつけてもらえるよう、
日頃
ひごろ
からお
願
ねが
いしています」と
話
はな
す。
ALSのほか、パーキンソン
病
びょう
やスモンなど、
県
けん
が
特定
とくてい
疾患
しっかん
に
指定
してい
する45
難病
なんびょう
の
患者
かんじゃ
は1
万
まん
人
にん
以上
いじょう
。
難病
なんびょう
だけでなく、
交通
こうつう
事故
じこ
や
脳卒中
のうそっちゅう
など、
誰
だれ
もが
起
お
きる
可能
かのう
性
せい
のある
事故
じこ
や
病気
びょうき
の
後遺症
こういしょう
が
原因
げんいん
で、
電動
でんどう
の
吸引
きゅういん
器
き
を
使
つか
って
生活
せいかつ
する
人
ひと
も
多
おお
くいる。こうした
人
ひと
たちにとって、ライフラインの
断絶
だんぜつ
はすぐに、
生命
せいめい
に
影響
えいきょう
する。
県
けん
は
難病
なんびょう
の
中
なか
でも
症状
しょうじょう
の
重
おも
いALS
患者
かんじゃ
について、
電力
でんりょく
会社
かいしゃ
や
消防
しょうぼう
に
患者
かんじゃ
の
存在
そんざい
を
知
し
らせ、
配慮
はいりょ
してくれるよう4
年
ねん
前
まえ
に
依頼
いらい
した。
患者
かんじゃ
がどこに
搬送
はんそう
されてもすぐに
対処
たいしょ
できるよう、
病状
びょうじょう
やかかりつけ
医
い
を
記
しる
した
手帳
てちょう
も
配布
はいふ
した。だが、それ
以外
いがい
の
患者
かんじゃ
への
支援
しえん
はまだ
手
て
つかずの
状態
じょうたい
だ。
東海
とうかい
地震
じしん
が
懸念
けねん
される
静岡
しずおか
県
けん
では、こうした
人
ひと
たちのために
医療
いりょう
、
福祉
ふくし
、
防災
ぼうさい
関係
かんけい
者
しゃ
が
共同
きょうどう
で
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
支援
しえん
マニュアルを1
月
がつ
に
作成
さくせい
した。
在宅
ざいたく
患者
かんじゃ
を
診察
しんさつ
する
仙台
せんだい
往診
おうしん
クリニックの
川島
かわしま
孝一
こういち
郎
ろう
医師
いし
は、
支援
しえん
体制
たいせい
の
必要
ひつよう
性
せい
を
強調
きょうちょう
する。「
吸引
きゅういん
器
き
を
使
つか
う
患者
かんじゃ
の
中
なか
には
非常時
ひじょうじ
に
代替
だいたい
できる
器具
きぐ
を
持
も
っていない
人
ひと
も
多
おお
い。
患者
かんじゃ
自身
じしん
の
危機
きき
管理
かんり
と、
患者
かんじゃ
や
家族
かぞく
を
支援
しえん
するための
行政
ぎょうせい
や
医療
いりょう
関係
かんけい
者
しゃ
の
対応
たいおう
が
必要
ひつよう
です」
【
写真
しゃしん
説明
せつめい
】
自宅
じたく
で
療養
りょうよう
する
和
かず
川
がわ
次男
つぐお
さんと、
介護
かいご
にあたる
妻
つま
はつみさん=
仙台
せんだい
市内
しない
で」
>TOP
◆2003/08/11 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
はずれ、ALSの
男性
だんせい
死亡
しぼう
医療
いりょう
事故
じこ
か」
『
朝日新聞
あさひしんぶん
』
「
青森
あおもり
県
けん
三沢
みさわ
市
し
の
市立
しりつ
三沢
みさわ
病院
びょういん
(
坂田
さかた
優
ゆう
院長
いんちょう
)に
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)で
入院
にゅういん
している
男性
だんせい
患者
かんじゃ
(74)の
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
が
外
はず
れ、
患者
かんじゃ
が
死亡
しぼう
していたことが11
日
にち
、
分
わ
かった。
三沢
みさわ
署
しょ
が
死因
しいん
などを
調
しら
べている。
同
どう
病院
びょういん
は
医療
いりょう
事故
じこ
の
可能
かのう
性
せい
があるとして、
記者
きしゃ
会見
かいけん
し、
公表
こうひょう
した。
病院
びょういん
の
説明
せつめい
では、7
日
にち
午前
ごぜん
6
時半
じはん
ごろ、
男性
だんせい
の
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
異常
いじょう
を
示
しめ
す
警報
けいほう
が
鳴
な
ったため、
看護
かんご
師
し
が
駆
か
けつけると、
気管
きかん
内
ない
に
挿入
そうにゅう
されているチューブと
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
接合
せつごう
部
ぶ
が
外
はず
れていた。
男性
だんせい
は
血圧
けつあつ
が
低下
ていか
、
医師
いし
が
蘇生
そせい
措置
そち
を
施
ほどこ
していったんは
回復
かいふく
したが、8
日
にち
午前
ごぜん
10
時
じ
ごろ
再
ふたた
び
容体
ようだい
が
悪化
あっか
、
約
やく
1
時
じ
間
あいだ
後
ご
に
亡
な
くなった。
男性
だんせい
は
重度
じゅうど
のALS
患者
かんじゃ
で、
自分
じぶん
で
体
からだ
を
動
うご
かすことは
出来
でき
ない
状態
じょうたい
だったという。」
(08/11 19:39)
◆2003/08/13 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
停止
ていし
し
患者
かんじゃ
死亡
しぼう
仙台
せんだい
・
長町
ながまち
病院
びょういん
」
『
河北
かほく
新報
しんぽう
』2003-08-13
「
仙台
せんだい
市
し
太白
たいはく
区
く
の
長町
ながまち
病院
びょういん
(
水戸部
みとべ
秀利
ひでとし
院長
いんちょう
)で2
日
にち
、
宮城
みやぎ
県内
けんない
の80
代
だい
の
男性
だんせい
入院
にゅういん
患者
かんじゃ
が
装着
そうちゃく
していた
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
が
停止
ていし
、
男性
だんせい
が
心肺
しんぱい
停止
ていし
状態
じょうたい
に
陥
おちい
り、2
日
にち
後
ご
に
死亡
しぼう
していたことが13
日
にち
分
わ
かった。
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
電源
でんげん
プラグがコンセントから
外
はず
れたのが
原因
げんいん
とみられ、
病院
びょういん
は
院内
いんない
に
事故
じこ
調査
ちょうさ
委員
いいん
会
かい
を
設置
せっち
した。
仙台
せんだい
南
みなみ
署
しょ
は
業務
ぎょうむ
上
じょう
過失
かしつ
致死
ちし
の
疑
うたが
いもあるとみて
捜査
そうさ
している。
病院
びょういん
の
説明
せつめい
によると、2
日
にち
午後
ごご
4
時半
じはん
ごろ、
看護
かんご
師
し
が
病室
びょうしつ
を
訪
おとず
れた
際
さい
、
男性
だんせい
が
顔面
がんめん
をそうはくにしていた。
心肺
しんぱい
停止
ていし
状態
じょうたい
だったため
医師
いし
らが
蘇生
そせい
を
試
こころ
み、
約
やく
25
分
ふん
後
ご
に
心臓
しんぞう
がいったん
動
うご
き
出
だ
したという。しかし、
低
てい
酸素
さんそ
による
脳
のう
障害
しょうがい
のため
意識
いしき
は
回復
かいふく
せず、4
日
にち
午前
ごぜん
11
時
じ
36
分
ふん
に
急性
きゅうせい
循環
じゅんかん
不全
ふぜん
で
死亡
しぼう
した。
男性
だんせい
は
低
てい
肺
はい
機能
きのう
などのため
昨年
さくねん
11
月
がつ
に
入院
にゅういん
、
気管
きかん
を
切開
せっかい
して
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
していた。
事故
じこ
当時
とうじ
、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
電源
でんげん
プラグが、ベッド
脇
わき
の
壁
かべ
にあるコンセントから
外
はず
れていた。
異常
いじょう
が
見
み
つかる30
分
ふん
ほど
前
まえ
のおむつ
交換
こうかん
で
看護
かんご
師
し
が
病室
びょうしつ
を
訪
おとず
れた
際
さい
は、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
に
不具合
ふぐあい
は
見
み
られなかったという。
電源
でんげん
プラグは
差
さ
し
込
こ
み
後
ご
に
回
まわ
してロックするタイプ。
電源
でんげん
が
落
お
ちるとアラームが
鳴
な
る
仕組
しく
みになっていたが、
音量
おんりょう
は
最小
さいしょう
に
絞
しぼ
られていた。4
人
にん
部屋
へや
で
他
た
の
入院
にゅういん
患者
かんじゃ
や
付添
つきそい
人
じん
もいたが、アラームが
作動
さどう
したのかどうかは
確認
かくにん
できていないという。
会見
かいけん
で
水戸部
みとべ
院長
いんちょう
は「
患者
かんじゃ
は
寝返
ねがえ
りもうてない
状態
じょうたい
で、
自
みずか
ら
電源
でんげん
プラグを
外
はず
す
可能
かのう
性
せい
は
極
きわ
めて
低
ひく
い。
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
安全
あんぜん
管理
かんり
に
重大
じゅうだい
な
落
お
ち
度
ど
があったとみられる」と
陳謝
ちんしゃ
した。
病院
びょういん
側
がわ
は2
日
にち
、
男性
だんせい
の
家族
かぞく
に
状況
じょうきょう
を
説明
せつめい
、4
日
にち
に
仙台
せんだい
南
みなみ
署
しょ
に
届
とど
けた。
同署
どうしょ
は5
日
にち
、
病院
びょういん
を
実況
じっきょう
見分
けんぶん
した。
仙台
せんだい
市
し
と
宮城
みやぎ
県
けん
も
来週
らいしゅう
、
立
た
ち
入
い
り
検査
けんさ
を
行
おこな
う。」
2003
年
ねん
08
月
がつ
13
日
にち
水曜日
すいようび
◆2003/08/13 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
のプラグ
抜
ぬ
け、80
代
だい
男性
だんせい
死亡
しぼう
仙台
せんだい
の
病院
びょういん
」
『
朝日新聞
あさひしんぶん
』
「
仙台
せんだい
市
し
太白
たいはく
区長
くちょう
町
まち
の
宮城
みやぎ
厚生
こうせい
協会
きょうかい
長町
ながまち
病院
びょういん
(158
床
しょう
、
水戸部
みとべ
秀利
ひでとし
院長
いんちょう
)に
入院
にゅういん
していた
宮城
みやぎ
県内
けんない
の80
代
だい
の
男性
だんせい
が、つけていた
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
のプラグがコンセントから
抜
ぬ
け、
死亡
しぼう
していたことが13
日
にち
明
あき
らかになった。
同
どう
病院
びょういん
は、
呼吸
こきゅう
器
き
がとまったことが
死亡
しぼう
につながったとして
遺族
いぞく
に
謝罪
しゃざい
した。
宮城
みやぎ
県警
けんけい
は
業務
ぎょうむ
上
じょう
過失
かしつ
致死
ちし
の
疑
うたが
いで
調
しら
べている。
病院
びょういん
の
説明
せつめい
では、プラグは
引
ひ
っ
張
ぱ
っただけでは
抜
ぬ
けにくいロック
式
しき
。
抜
ぬ
けるとアラームが
鳴
な
るが
聞
き
いた
人
ひと
はおらず、
抜
ぬ
けた
理由
りゆう
は
不明
ふめい
という。
男性
だんせい
は
肺
はい
機能
きのう
の
低下
ていか
などで
昨年
さくねん
11
月
がつ
に
入院
にゅういん
。
8月
はちがつ
2
日
にち
午後
ごご
4
時半
じはん
、
看護
かんご
師
し
が
異常
いじょう
に
気
き
づき、
医師
いし
が
手当
てあ
てをした
際
さい
にプラグが
抜
ぬ
けていることが
分
わ
かった。
男性
だんせい
は2
日
にち
後
ご
に
死亡
しぼう
した。」
(08/13 20:47)
>TOP
◆2003/09/03 「「ALS」
語
かた
り
交流
こうりゅう
患者
かんじゃ
ら1200
人
にん
、
支援
しえん
制度
せいど
など
討議
とうぎ
」
『
毎日新聞
まいにちしんぶん
』2003/09/03:26
新潟
にいがた
2
「
全身
ぜんしん
の
筋肉
きんにく
が
徐々
じょじょ
に
衰
おとろ
えていく
難病
なんびょう
、
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)の
患者
かんじゃ
らでつくる
団体
だんたい
「ALSと
共
とも
に
闘
たたか
い
歩
あゆ
む
会
かい
」はこのほど、
新潟
にいがた
市
し
の
朱鷺
とき
(とき)メッセで「
心
しん
の
翼
つばさ
を
広
ひろ
げよう」をテーマに
全国
ぜんこく
大会
たいかい
を
開
ひら
いた。
県内
けんない
外
がい
から
患者
かんじゃ
約
やく
50
人
にん
と
家族
かぞく
、ボランティアらのべ
約
やく
1200
人
にん
が
集
あつ
まり、
互
たが
いの
闘病
とうびょう
の
実際
じっさい
を
語
かた
り
合
あ
うなど
交流
こうりゅう
の
輪
わ
を
広
ひろ
げていた。
ALSは
運動
うんどう
神経
しんけい
が
次第
しだい
に
冒
おか
され、
筋肉
きんにく
の
動
うご
きが
低下
ていか
していく。
原因
げんいん
不明
ふめい
で、
薬
くすり
も
治療
ちりょう
法
ほう
も
確立
かくりつ
されていない。
患者
かんじゃ
数
すう
は
全国
ぜんこく
に
約
やく
6
千
せん
人
にん
、
県内
けんない
に
約
やく
150
人
にん
いるという。
症状
しょうじょう
が
進
すす
むと
車
くるま
いすや
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
使用
しよう
を
余儀
よぎ
なくされ、
外出
がいしゅつ
が
難
むずか
しくなる。
同
どう
会
かい
の
全国
ぜんこく
大会
たいかい
は
患者
かんじゃ
と
家族
かぞく
がともに
遠出
とおで
をする
数少
かずすく
ない
機会
きかい
という。
専門
せんもん
家
か
を
招
まね
いたシンポジウムでは、
都道府県
とどうふけん
で
支援
しえん
制度
せいど
にばらつきがある
現状
げんじょう
やヘルパーのあり
方
かた
などを
討議
とうぎ
した。
見附
みつけ
市
し
の
清水
しみず
国蔵
くにぞう
さん(50)は、
長距離
ちょうきょり
トラック
運転
うんてん
手
しゅ
だった5
年
ねん
前
まえ
に
発病
はつびょう
。
徐々
じょじょ
にハンドルが
重
おも
く
感
かん
じるようになっていた。
告知
こくち
された
時
とき
はショックで
絶望
ぜつぼう
した。「
全国
ぜんこく
大会
たいかい
は、ほかの
患者
かんじゃ
が
何
なに
を
生
い
き
甲斐
がい
にしているかをつかむ
大切
たいせつ
な
機会
きかい
なんです」と
話
はな
していた。」
◆2003/10/10 「ALS
患者
かんじゃ
在宅
ざいたく
支援
しえん
3か
年
ねん
計画
けいかく
12月に
中央
ちゅうおう
相談
そうだん
窓口
まどぐち
を
設置
せっち
」
http://club.carenet.co.jp/JM/2003/10/1010_05.asp?SID=
日
ひ
看
み
協
きょう
県
けん
看護
かんご
協会
きょうかい
中心
ちゅうしん
に
体制
たいせい
整備
せいび
日本
にっぽん
看護
かんご
協会
きょうかい
の
山崎
やまざき
摩耶
まや
常任
じょうにん
理事
りじ
は8
日
にち
、
同
どう
協会
きょうかい
のALS(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)
患者
かんじゃ
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
3か
年
ねん
計画
けいかく
について、
本紙
ほんし
の
取材
しゅざい
に
応
おう
じた。
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
装着
そうちゃく
のALS
患者
かんじゃ
は、
夜間
やかん
も
含
ふく
め
頻繁
ひんぱん
にたんの
吸引
きゅういん
が
必要
ひつよう
なことから、
患者
かんじゃ
・
家族
かぞく
の
負担
ふたん
軽減
けいげん
を
目的
もくてき
に、
今年
ことし
7
月
がつ
、
時限
じげん
措置
そち
として「
家族
かぞく
以外
いがい
の
者
もの
」にたんの
吸引
きゅういん
が
認
みと
められた。これを
受
う
け、
日
ひ
看
み
協
きょう
は、
約
やく
700
人
にん
といわれるALS
患者
かんじゃ
に
対
たい
して、
看護
かんご
職
しょく
が
患者
かんじゃ
ニーズに
対応
たいおう
できる
体制
たいせい
を
整備
せいび
する
計画
けいかく
を
立
た
てた。
患者
かんじゃ
ニーズ
把握
はあく
し
個別
こべつ
支援
しえん
計画
けいかく
の3
本
ほん
柱
ばしら
は、
(1)
患者
かんじゃ
ニーズの
把握
はあく
などALS
患者
かんじゃ
への
個別
こべつ
的
てき
支援
しえん
(2)
呼吸
こきゅう
管理
かんり
に
精通
せいつう
した
人材
じんざい
育成
いくせい
や
教育
きょういく
研修
けんしゅう
などのサービス
提供
ていきょう
体制
たいせい
強化
きょうか
(3)
政策
せいさく
的
てき
支援
しえん
の
要望
ようぼう
となっている。
ALS
患者
かんじゃ
の
個別
こべつ
的
てき
支援
しえん
は、
(1)
中央
ちゅうおう
でのコールセンターの
設置
せっち
(2)
都道府県
とどうふけん
での
患者
かんじゃ
ニーズ
把握
はあく
とサービス
提供
ていきょう
(3)
職能
しょくのう
間
あいだ
の
連携
れんけい
強化
きょうか
を
目的
もくてき
とした
県
けん
看護
かんご
協会
きょうかい
主催
しゅさい
による
関連
かんれん
職種
しょくしゅ
懇談
こんだん
会
かい
を
通
つう
じて
行
おこな
う。
具体
ぐたい
的
てき
には、
約
やく
700
人
にん
の
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
について、
各
かく
都道府県
とどうふけん
看護
かんご
協会
きょうかい
による
患者
かんじゃ
ニーズの
把握
はあく
と
並行
へいこう
し、
患者
かんじゃ
、
家族
かぞく
、
看護
かんご
師
し
に
対
たい
する
中央
ちゅうおう
相談
そうだん
窓口
まどぐち
(コールセンター)を12月に
設置
せっち
。
患者
かんじゃ
やサービスの
地域
ちいき
偏在
へんざい
を
踏
ふ
まえ、「
個別
こべつ
ニーズとその
対応
たいおう
、サービス
提供
ていきょう
について、
本人
ほんにん
の
了解
りょうかい
を
得
え
ながら
把握
はあく
していく」(
山崎
やまざき
常任
じょうにん
理事
りじ
)
考
かんが
え。
都道府県
とどうふけん
看護
かんご
協会
きょうかい
や
保健所
ほけんじょ
の
難病
なんびょう
担当
たんとう
保健
ほけん
師
し
、
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステーションなどに
情報
じょうほう
をフィードバックし、
支援
しえん
体制
たいせい
を
構築
こうちく
する。
推進
すいしん
リーダーの
中央
ちゅうおう
研修
けんしゅう
も
実施
じっし
一方
いっぽう
、サービス
提供
ていきょう
体制
たいせい
の
強化
きょうか
は、
(1)「
看護
かんご
師
し
等
とう
によるALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
支援
しえん
に
関
かん
する
分科
ぶんか
会
かい
」
報告
ほうこく
書
しょ
の
周知
しゅうち
・
啓発
けいはつ
(2)
質
しつ
の
高
たか
い
看護
かんご
ケアを
提供
ていきょう
するための
専門
せんもん
的
てき
呼吸
こきゅう
管理
かんり
ケアの
研修
けんしゅう
(3)
人材
じんざい
育成
いくせい
と
確保
かくほ
を
通
つう
じて
行
おこな
う。
12月には、
各
かく
都道府県
とどうふけん
で
教育
きょういく
研修
けんしゅう
面
めん
のけん
引
いん
役
やく
となる
推進
すいしん
リーダーの
中央
ちゅうおう
研修
けんしゅう
を
実施
じっし
するほか、
訪問
ほうもん
看護
かんご
師
し
らの
掘
ほ
り
起
お
こしも
行
おこな
い、マンパワーの
質量
しつりょう
面
めん
の
充実
じゅうじつ
に
取
と
り
組
く
む。
さらに、
現行
げんこう
の
制度
せいど
では、24
時
じ
間
あいだ
365
日
にち
の
支援
しえん
体制
たいせい
構築
こうちく
は
経済
けいざい
的
てき
に
困難
こんなん
との
声
こえ
が
現場
げんば
の
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステーションからあがっていることを
踏
ふ
まえ、
診療
しんりょう
報酬
ほうしゅう
の
要望
ようぼう
で、
(1)
長期
ちょうき
滞在
たいざい
型
がた
サービスの
評価
ひょうか
(2)
連続
れんぞく
滞在
たいざい
の
評価
ひょうか
(3)
複数
ふくすう
の
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステーションの
同
どう
一
いち
日
にち
の
訪問
ほうもん
評価
ひょうか
などを
要求
ようきゅう
していく。
また、
厚労省
こうろうしょう
の
来年度
らいねんど
予算
よさん
概算
がいさん
要求
ようきゅう
に、
訪問
ほうもん
看護
かんご
推進
すいしん
事業
じぎょう
として13
億
おく
円
えん
が
盛
も
り
込
こ
まれており、
予算
よさん
が
通
とお
れば、
小規模
しょうきぼ
多
た
機能
きのう
型
がた
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステーションによるALS
患者
かんじゃ
の
家族
かぞく
のためのレスパイトケア(
休息
きゅうそく
)
提供
ていきょう
も
含
ふく
めた24
時
じ
間
あいだ
ケアモデルや、
保健所
ほけんじょ
、
難病
なんびょう
拠点
きょてん
病院
びょういん
、
診療
しんりょう
所
しょ
、
訪問
ほうもん
看護
かんご
ステーションなどの
地域
ちいき
連携
れんけい
モデル
事業
じぎょう
を
実施
じっし
する
構
かま
えだ。
山崎
やまざき
常任
じょうにん
理事
りじ
は、24
時
じ
間
あいだ
365
日
にち
の
療養
りょうよう
支援
しえん
体制
たいせい
整備
せいび
は、「
本来
ほんらい
なら
国
くに
がやるべきことだが、
職能
しょくのう
団体
だんたい
として、
患者
かんじゃ
、
家族
かぞく
のために
組織
そしき
をあげて
取
と
り
組
く
む」と
語
かた
った。
情報
じょうほう
提供
ていきょう
:Japan Medicine(
株式会社
かぶしきがいしゃ
じほう)
◆2003/12/01 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
事故
じこ
、
対策
たいさく
進
すす
まず=
基準
きじゅん
不適合
ふてきごう
を
依然
いぜん
使用
しよう
−
全
ぜん
医
い
労
ろう
の
緊急
きんきゅう
調査
ちょうさ
」
「
国立
こくりつ
病院
びょういん
・
診療
しんりょう
所
しょ
の
約
やく
4
割
わり
で、
看護
かんご
師
し
が
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
警報
けいほう
が
鳴
な
っても
聞
き
こえない
経験
けいけん
をしていることが1
日
にち
、
全日本
ぜんにほん
国立
こくりつ
医療
いりょう
労働
ろうどう
組合
くみあい
(
全
ぜん
医
い
労
ろう
)の
緊急
きんきゅう
調査
ちょうさ
で
分
わ
かった。
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
の
基準
きじゅん
を
満
み
たさない
古
ふる
い
機器
きき
も
依然
いぜん
使
つか
われており、
同
どう
労連
ろうれん
は「
国立
こくりつ
施設
しせつ
は
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
使用
しよう
患者
かんじゃ
が
多
おお
く、その
事故
じこ
は
死
し
に
直結
ちょっけつ
するのに、
看護
かんご
師
し
の
配置
はいち
や
機器
きき
の
改善
かいぜん
などの
対策
たいさく
が
全然
ぜんぜん
進
すす
んでいない」と
指摘
してき
している。(
時事通信
じじつうしん
)[12月1
日
にち
8
時
じ
1
分
ふん
更新
こうしん
]」
*このファイルは
文部
もんぶ
科学
かがく
省
しょう
科学
かがく
研究
けんきゅう
費
ひ
補助
ほじょ
金
きん
を
受
う
けてなされている
研究
けんきゅう
(
基盤
きばん
(C)・
課題
かだい
番号
ばんごう
12610172)のための
資料
しりょう
の
一部
いちぶ
でもあります(〜2004.03)。
UP: 20030124 REV:0130,0206,28,0304,05,06,07,10,13,16,25,27,30, 0415,23,24,28,30,0505,07,08,10,11,14,15,19,21,27
0605,25,0701,14,18,28,29,0801,05,14 0908,09,0923,28 1008,15,18 1116,30 1217 20040117 0708
◇
ALS
◇
介助
かいじょ
・
介護
かいご
/
医療
いりょう
行為
こうい
?(「
吸引
きゅういん
問題
もんだい
」…)
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◇