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東日本大震災 障害者関連報道
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 障害しょうがいしゃ関連かんれん報道ほうどう 2011ねんがつ 2(11にち〜20にち)

がつがつ 1(1〜10にち)がつ 2(11〜20にち)がつ 3(21〜30にち)がつがつがつがつ9月くがつ10がつ11月じゅういちがつ12月じゅうにがつ
災害さいがい障害しょうがいしゃ病者びょうしゃ東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい

作成さくせい有松ありまつ れい last update:20110629
以下いかについてはべつぺーじにも記事きじ掲載けいさいされています。
人工じんこう透析とうせき  ◆ALS

◆テレビ報道ほうどう

救援きゅうえん活動かつどう写真しゃしん https://picasaweb.google.com/107166457718666569802
 「マスコミやかく団体だんたい広報こうほうとう活用かつようできるように下記かきのURLに救援きゅうえん活動かつどう写真しゃしんをUPすることにしました。ご自由じゆうにダウンロードしてお使つかいください。」とのことです。

新聞しんぶん記事きじ見出みだ

◆2011/04/20 兵庫ひょうごけん保健ほけん在宅ざいたく訪問ほうもん活動かつどう 宮城みやぎ気仙沼けせんぬま 
神戸こうべ新聞しんぶん 2011/04/20
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003982337.shtml
◆2011/04/20 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい倉敷くらしきのNPO法人ほうじん「たけのこむら」、被災ひさいした障害しょうがいしゃびかけ /岡山おかやま
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/20 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20110420ddlk33040665000c.html
◆2011/04/20 日本にっぽん医師いしかい災害さいがい対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎ 拡大かくだい会議かいぎ現地げんちはなす─」を開催かいさい 日医にちい被災ひさいけんふくむ7けん医師いしかいがテレビ会議かいぎ意見いけん交換こうかん
日医にちいニュース 2011/04/20
http://www.med.or.jp/nichinews/n230420a.html
◆2011/04/20 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい首都しゅとけんから 計画けいかく停電ていでん足立あだち 職員しょくいん機転きてんすくったいのち
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/20
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110420dde003040033000c.html
◆2011/04/20 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこ 「屋内おくない退避たいひ」のみなみ相馬そうま、NPOが施設しせつ再開さいかい
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/20
http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20110420dde003040065000c.html
◆2011/04/20 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい視覚しかく障害しょうがいしゃ支援しえんとどかず 宮城みやぎ情報じょうほう保護ほご
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/20
http://mainichi.jp/select/today/news/20110420k0000e040064000c.html
◆2011/04/20 節電せつでんで”災害さいがい弱者じゃくしゃ”がこうむる「不都合ふつごう
asahi.com WEBRONZA 2011/04/20
http://webronza.asahi.com/politics/2011041900006.html?ref=left
◆2011/04/20 福島ふくしまだい原発げんぱつみなみ相馬そうま障害しょうがいしゃ施設しせつ再開さいかい
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/20
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110420k0000e040029000c.html
◆2011/04/20 災害さいがい関連かんれんふせぎたい」 社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん中辻なかつじ理事りじちょう
大阪おおさかにちにち新聞しんぶん 2011/04/20
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110420/20110420018.html
◆2011/04/20 社説しゃせつ 津波つなみ対策たいさく東北とうほく全国ぜんこく防災ぼうさいモデルに
世界せかい日報にっぽう 2011/04/20
http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh110420.htm
◆2011/04/20 仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん併設へいせつへ 被災ひさいけんけい100カ所かしょちょう
朝日新聞あさひしんぶん 2011/04/20
http://www.asahi.com/national/update/0419/TKY201104190511.html
◆2011/04/20 東京とうきょう区営くえい民間みんかん賃貸ちんたい 練馬ねりま住宅じゅうたく提供ていきょう あすから募集ぼしゅう
東京とうきょう新聞しんぶん 2011/04/20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110420/CK2011042002000020.html
◆2011/04/20 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん 9けんけい100カ所かしょ設置せっち−−厚労省こうろうしょう方針ほうしん
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/20 東京とうきょう朝刊ちょうかん
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110420ddm041040092000c.html
◆2011/04/20 希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい ボランティア 障害しょうがいしゃ救援きゅうえん本部ほんぶ設立せつりつ 長期ちょうき支援しえん態勢たいせい必要ひつよう
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/20 東京とうきょう朝刊ちょうかん
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110420ddm035040159000c.html
◆2011/04/20 自分じぶんいのち自分じぶんまも
読売新聞よみうりしんぶん 2011/04/20 和歌山わかやま
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20110419-OYT8T01216.htm
◆2011/04/20 原発げんぱつ周辺しゅうへんからの避難ひなんしゃ入居にゅうきょ300追加ついか募集ぼしゅう
日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2011/04/20
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE0E5E2E7E0EAE5E2E3EBE2E6E0E2E3E39EEAE1E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7
◆2011/04/19 仮設かせつ住宅じゅうたく通所つうしょ介護かいごなどのふくあい拠点きょてん併設へいせつを- 厚労省こうろうしょう被災ひさいけん事務じむ連絡れんらく
キャリアブレイン 2011/04/19
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/33742.html
◆2011/04/19 20〜30キロけん苦心くしん診療しんりょう 長期ちょうき入院にゅういん透析とうせきできず
asahi.com 2011/04/19
http://www.asahi.com/health/news/TKY201104180522.html
◆2011/04/19 東電とうでん原発げんぱつ事故じこ収束しゅうそくまで6〜9カ月かげつ
asahi.com 2011/04/19 MY TOWN埼玉さいたま
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001104190001
◆2011/04/19 仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご相談そうだん拠点きょてん被災ひさいけんに100カ所かしょちょう厚労省こうろうしょう
時事じじドットコム 2011/04/19
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041900597
◆2011/04/19 被災ひさい仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん設置せっち
TBS 2011/04/19
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4704237.html
◆2011/04/19 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 厚労省こうろうしょう被災ひさいの100カ所かしょ以上いじょう仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん設置せっち方針ほうしん
FNN 2011/04/19
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00197746.html
◆2011/04/19 仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん孤独こどくふせ
読売新聞よみうりしんぶん 2011/04/19
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39663
◆2011/04/19 東京とうきょう被災ひさいしゃ住宅じゅうたく 練馬ねりま提供ていきょう 21にちから募集ぼしゅう
東京とうきょう新聞しんぶん 2011/04/19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110419/CK2011041902000020.html
◆2011/04/19 練馬ねりま震災しんさい被災ひさいしゃらに住宅じゅうたく100提供ていきょう 家財道具かざいどうぐ用意ようい
日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2011/04/19
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE0E4EBEAE4E4EAE2E3EAE2E6E0E2E3E39EEAE1E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7
◆2011/04/19 被災ひさいから 透析とうせき避難ひなんした 患者かんじゃ700にん新潟にいがた東京とうきょう
asahi.com 2011/04/19
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201104190213.html
◆2011/04/18 被災ひさいしゃ預金よきんはらもどしについて
ケアマネジメント 2011/04/18
http://www.caremanagement.jp/news+article.storyid+8723.htm
◆2011/04/18 被災ひさいしゃ対象たいしょう入居にゅうきょしゃ募集ぼしゅう 21にちまで、春日部かすかべ
埼玉さいたま新聞しんぶん 2011/04/18
http://www.saitama-np.co.jp/news04/18/08.html
◆2011/04/18 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい派遣はけん応援おうえん /広島ひろしま
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/18 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110418ddlk34040505000c.html
◆2011/04/18 被災ひさいしゃ対象たいしょう入居にゅうきょしゃ募集ぼしゅう 21にちまで、春日部かすかべ
埼玉さいたま新聞しんぶん 2011/04/18
http://www.saitama-np.co.jp/news04/18/08.html
◆2011/04/18 停電ていでんいのち危機きき直結ちょっけつ 被災ひさい在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ
asahi.com 2011/04/18
http://www.asahi.com/health/news/TKY201104160424.html
◆2011/04/18 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい障害しょうがいしゃ雇用こよう助成じょせいきんなどの支給しきゅう要件ようけん 一部いちぶ緩和かんわ
障害しょうがいしゃ雇用こようインフォメーション 2011/04/18
http://www.challenged-info.com/news_r3T62yXoX.html?right
◆2011/04/17 震災しんさい社会しゃかい保障ほしょうささいをかんがえる好機こうきに(社説しゃせつ)
asahi.com 2011/04/17
http://www.asahi.com/paper/editorial20110417.html
◆2011/04/17 被災ひさいから 透析とうせき避難ひなんうえ 原発げんぱつ事故じこ治療ちりょう危機きき
asahi.com 2011/04/17
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201104170086.html
◆2011/04/17 生活せいかつ再建さいけん第一歩だいいっぽ いわきの被災ひさいしゃ雇用こよう
福島放送ふくしまほうそう 2011/04/17
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2011041710
◆2011/04/17 サポート情報じょうほう雇用こよう労働ろうどう 17にち現在げんざい
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/17
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110418k0000m040017000c.html
◆2011/04/17 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい:「生活せいかつ安定あんてい課題かだい」 支援しえんネットならが報告ほうこくかい−−奈良なら /奈良なら
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/17 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110417ddlk29040398000c.html
◆2011/04/17 ささえる人々ひとびと(5)NPO法人ほうじんくもりのちれ(大崎おおさき)スタッフ・佐藤さとうはるさん
河北かわきた新報しんぽう 2011/04/17
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1069/20110417_10.htm
◆2011/04/17 大震災だいしんさい 支援しえん
asahi.com 2011/04/17 MY TOWN石川いしかわ
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001104170002
◆2011/04/17 滋賀しが知的ちてき障害しょうがいしゃ給食きゅうしょくぶくろづく寄託きたく 被災ひさいどもに
中日新聞ちゅうにちしんぶん 2011/04/17
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110417/CK2011041702000119.html
◆2011/04/17 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい視覚しかく障害しょうがいしゃ支援しえん 長期ちょうきてき多角たかくてき
産経さんけい関西かんさい 2011/04/17
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/17/20110417-051861.php
◆2011/04/17 福島ふくしま知的ちてき障害しょうがい施設しせつまるごとれ 高崎たかさき・のぞみのえん
asahi.com 2011/04/17 MY TOWN群馬ぐんま
http://mytown.asahi.com/areanews/gunma/TKY201104160364.html
◆2011/04/16 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい避難ひなんしょそととどかぬ支援しえん アパートらし、ほう明文めいぶんなく
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/16 東京とうきょう夕刊ゆうかん
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110416dde041040009000c.html
◆2011/04/16 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい浅漬あさづけで再起さいきちかう…工場こうじょう全壊ぜんかい障害しょうがいしゃ施設しせつ
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/16
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110416k0000e040050000c.html
◆2011/04/16 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい:「精神せいしんめんのケアを」 医療いりょう活動かつどう医師いしらが報告ほうこく /大阪おおさか
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/16 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110416ddlk27040352000c.html
◆2011/04/16 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい岩手いわて宮城みやぎの32施設しせつ使用しよう不能ふのう
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/16
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110416k0000e040047000c.html
◆2011/04/16 生活せいかつ情報じょうほう自治体じちたい情報じょうほう
河北かわきた新報しんぽう 2011/04/16
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110416t13035.htm
◆2011/04/16 被災ひさいしゃ県内けんないへの避難ひなんしゃ 一時いちじ1000にん前後ぜんこう
信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん 2011/04/16
http://www.shinmai.co.jp/news/20110416/KT110415FTI090028000022.htm
◆2011/04/16 高知こうちけん被災ひさいに「しんのケアチーム」を派遣はけん
医療いりょう人材じんざいネット 2011/04/16
http://iryojinzai.net/664.html
◆2011/04/16 被災ひさいしゃしんのケアへ けん精神せいしん派遣はけん 広島ひろしま
産経さんけいニュース 2011/04/16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110416/hrs11041602080002-n1.htm
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいけいちょう栄養剤えいようざい供給きょうきゅうは5がつ後半こうはんから改善かいぜん
薬事やくじ日報にっぽう 2011/04/15
http://www.yakuji.co.jp/entry22753.html
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい介護かいご事業じぎょうしょ被災ひさい 通院つういん入浴にゅうよく困難こんなんに 「しわせ」懸念けねんこえ
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 東京とうきょう夕刊ゆうかん
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110415dde041040046000c.html
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいけん公営こうえい住宅じゅうたく募集ぼしゅうもうみ519けん/神奈川かながわ
カナコロ 2011/04/15
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104150033/
◆2011/04/15 介護かいご職員しょくいん被災ひさい派遣はけん登録とうろくしゃの7.5%- 厚労省こうろうしょう
キャリアブレイン 2011/04/15
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/33689.html
◆2011/04/15 停電ていでん在宅ざいたく医療いりょう混乱こんらん
読売新聞よみうりしんぶん 2011/04/15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110414-OYT8T01121.htm
◆2011/04/15 きょうのそう京都きょうと弁護士べんごしかい被災ひさいしゃ無料むりょう電話でんわ相談そうだん 三重みえ利典としのり弁護士べんごしく /京都きょうと
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110415ddlk26040389000c.html
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃ支援しえんしゃ精神せいしんめんケアを 現地げんち派遣はけん精神せいしん報告ほうこく /石川いしかわ
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20110415ddlk17040537000c.html
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい岩手いわてで「しんのケア」 けん医師いしら2カ月かげつはん派遣はけん /高知こうち
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20110415ddlk39040488000c.html
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい老人ろうじんホームや身障者しんしょうしゃ施設しせつ募金ぼきんあつ被災ひさいへ−−行橋ゆくはし /福岡ふくおか
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110415ddlk40040501000c.html
◆2011/04/15 あれから…:東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいから1カ月かげつ/4 福島ふくしまからの避難ひなんしゃにん /栃木とちぎ
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110415ddlk09040143000c.html
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい一時いちじ提供ていきょう住宅じゅうたく、あすから入居にゅうきょ−−いわき /福島ふくしま
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110415ddlk07040222000c.html
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい岩手いわて沿岸えんがん 被災ひさい取材しゅざいして いた言葉ことばめたい=久野くの華代はなよ
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110415ddlk01040094000c.html
◆2011/04/15 被災ひさい医療いりょう再建さいけん
しんぶん赤旗あかはた 2011/04/15
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-15/2011041514_01_1.html
◆2011/04/15 希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい ミニニュース 車椅子くるまいす義肢ぎし修理しゅうり
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 東京とうきょう朝刊ちょうかん
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110415ddm035040058000c.html
◆2011/04/15 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいしゃぶく法人ほうじんに1350まん補助ほじょきん支払しはらいへ−−岩手いわてけん
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/15 東京とうきょう朝刊ちょうかん
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110415ddm041040113000c.html
◆2011/04/15 被災ひさい支援しえんひかりのNPO奮闘ふんとう
読売新聞よみうりしんぶん 2011/04/15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20110414-OYT8T01044.htm
◆2011/04/14 原発げんぱつ30キロけん精神せいしん医療いりょう危機きき
読売新聞よみうりしんぶん 2011/04/14
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39534
◆2011/04/14 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいしゃぶく法人ほうじんに1350まんえん支払しはらい 岩手いわてけんくに
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/14
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110415k0000m040069000c.html
◆2011/04/14 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいすこしでもやくに… 尼崎あまがさき障害しょうがいしゃ団体だんたい、17にちから街頭がいとう募金ぼきん /兵庫ひょうご
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000245-mailo-l28
◆2011/04/14 希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい とおくの被災ひさいより NPO福祉ふくしネットほしおか徳岡とくおか八重子やえこさん
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/14 東京とうきょう朝刊ちょうかん
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110414ddm035040195000c.html
◆2011/04/14 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい障害しょうがいしゃ自己じこ負担ふたん免除めんじょ
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/14 東京とうきょう朝刊ちょうかん
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110414ddm002040062000c.html
◆2011/04/13 支援しえん
asahi.com 2011/04/13 マイタウン愛媛えひめ
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001104130001
◆2011/04/13 高齢こうれい障害しょうがいしゃ施設しせつごとれ、原発げんぱつ事故じこ避難ひなん指示しじ地域ちいき拡大かくだい視野しや計画けいかく/横浜よこはま
カナコロ 2011/04/13
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104130056/
◆2011/04/13 すくおう被災ひさい聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ けんろうあ協会きょうかいなどが支援しえん団体だんたい
岩手いわて日報にっぽう 2011/04/13
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110413_17
◆2011/04/13 千歳ちとせいずみ学園がくえん開発かいはつさん 被災ひさい障害しょうがいしゃ支援しえんであす岩手いわて出発しゅっぱつ
苫小牧とまこまいみんほう 2011/04/13
http://www.tomamin.co.jp/2011c/c11041304.html
◆2011/04/13 避難ひなんしょても生活せいかつ不安ふあん 雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたく仮設かせつ入居にゅうきょしゃ
岩手いわて日報にっぽう 2011/04/13
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110413_12
◆2011/04/13 しらかばちょう原発げんぱつ事故じこ /長野ながの
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/13 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110413ddlk20070039000c.html
◆2011/04/13 障害しょうがいあずかり生活せいかつ支援しえん NPO、震災しんさいあいだもなくサービス再開さいかい
河北かわきた新報しんぽう 2011/04/13
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110413t13044.htm
◆2011/04/13 やくててよかった」 けん一般いっぱんボランティアが報告ほうこく 福井ふくい
産経新聞さんけいしんぶん 2011/04/13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000034-san-l18
◆2011/04/13 手作てづくひん被災ひさい支援しえん 山科やましな障害しょうがいしゃ施設しせつ利用りようしゃ
京都きょうと新聞しんぶん 2011/04/13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000011-kyt-l26
◆2011/04/13 くるまから電源でんげん停電ていでんる 釜石かまいし重症じゅうしょう心身しんしん障害しょうがいしゃ
岩手いわて日報にっぽう 2011/04/13
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110413_13
◆2011/04/13 登別のぼりべつつきとらいおんが宮城みやぎ福祉ふくしかい商品しょうひん販売はんばい手助てだす
室蘭むろらんみんほう 2011/04/13
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/04/13/20110413m_05.html
◆2011/04/13 在宅ざいたく被災ひさいしゃ」の孤立こりつふかまる 高齢こうれい障害しょうがいしゃ支援しえんいそいで 茨城いばらき神栖かみす 6700断水だんすい
しんぶん赤旗あかはた 2011/04/13
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-13/2011041314_01_1.html
◆2011/04/13 支援しえん情報じょうほうQ&A〈25〉里親さとおや 自閉症じへいしょう
読売新聞よみうりしんぶん 2011/04/13
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◆2011/04/13 いえにこもるお年寄としよりにもおとどけ 支援しえんメンバー被災ひさい報告ほうこく
asahi.com MYTOWN岡山おかやま 2011/04/13
http://mytown.asahi.com/areanews/okayama/OSK201104120143.html
◆2011/04/13 災害さいがい弱者じゃくしゃ避難ひなん不安ふあん 個別こべつ計画けいかく策定さくていわずか
asahi.com MYTOWN鳥取とっとり 2011/04/13
http://mytown.asahi.com/areanews/tottori/OSK201104120149.html
◆2011/04/13 災害さいがい対策たいさく 予算よさんなお捻出ねんしゅつ みなと一部いちぶ事業じぎょう先送さきおく
東京とうきょう新聞しんぶん 2011/04/13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110413/CK2011041302000052.html
◆2011/04/13 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 成年せいねん後見こうけん制度せいどだい災害さいがい想定そうていせず 現状げんじょう把握はあくなど公的こうてき支援しえんを(1/3ページ)
産経さんけいニュース 2011/04/13
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110413/trd11041307420010-n1.htm
◆2011/04/13 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 成年せいねん後見こうけん制度せいどだい災害さいがい想定そうていせず 現状げんじょう把握はあくなど公的こうてき支援しえんを(2/3ページ)
産経さんけいニュース 2011/04/13
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110413/trd11041307420010-n2.htm
◆2011/04/13 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 成年せいねん後見こうけん制度せいどだい災害さいがい想定そうていせず 現状げんじょう把握はあくなど公的こうてき支援しえんを(3/3ページ)
産経さんけいニュース 2011/04/13
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110413/trd11041307420010-n3.htm
◆2011/04/13 被災ひさい障害しょうがいしゃ 雇用こよう相談そうだん窓口まどぐち
NHKニュース 2011/04/13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110413/t10015274431000.html
◆2011/04/13 高速こうそく道路どうろ各社かくしゃ被災ひさいしゃ対象たいしょう障害しょうがいしゃ割引わりびき有効ゆうこう期限きげん延長えんちょう
レスポンス 2011/04/13
http://response.jp/article/2011/04/13/154767.html
◆2011/04/13 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい津波つなみ補助ほじょきん停止ていし 陸前高田りくぜんたかた障害しょうがいしゃ施設しせつ
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/13
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110413k0000m040144000c.html
◆2011/04/13 社説しゃせつ計画けいかくてき避難ひなん 安心あんしんできるとケアを
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/13
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110413k0000m070131000c.html
◆2011/04/12 福祉ふくしネットワーク「震災しんさい関連かんれん情報じょうほう
NHK教育きょういく 2011/04/12 午後ごご8から午後ごご829ふん
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/
◆2011/04/12 被災ひさい在宅ざいたく医療いりょう長期ちょうき支援しえん必要ひつよう」−【震災しんさい1かげつ
医療いりょう介護かいごCBニュース 2011/04/12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000010-cbn-soci
◆2011/04/12 障害しょうがいあるどもかかえ、避難ひなんしょ避難ひなんできない」 きょうされんボランティア報告ほうこく
京都きょうとみんほう 2011/04/12
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/04/12/post_7780.php
◆2011/04/12 (48)後見人こうけんにん 災害さいがい弱者じゃくしゃささえに
YOMIURI ONLINE 2011/04/12
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39406
◆2011/04/12 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい障害しょうがいしゃ電話でんわ相談そうだん開設かいせつ 郡山こおりやま市民しみん団体だんたい /福島ふくしま
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/12 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110412ddlk07040167000c.html
◆2011/04/12 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいカ月かげつ いまなにができる】(2)ボランティア はなれていても…ネットで情報じょうほう発信はっしん
産経さんけいニュース 2011/04/12
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110412/trd11041207260003-n1.htm
◆2011/04/12 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい自治体じちたいとうに762おくえん特例とくれい交付こうふ
IBTimes 2011/04/12
http://jp.ibtimes.com/articles/17347/20110410/1302436800.htm
◆2011/04/12 希望きぼう新聞しんぶん岩手いわて東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい お役立やくだ情報じょうほう /岩手いわて
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/12 地方ちほうばん
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110412ddlk03040062000c.html
◆2011/04/12 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい在宅ざいたく障害しょうがいしゃ支援しえんとどかず 所持しょじきんもわずか
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/12
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110412k0000e040031000c.html
◆2011/04/12 病院びょういん福祉ふくし施設しせつ復旧ふっきゅうくに補助ほじょりつげ 厚労省こうろうしょう検討けんとう
日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2011/04/12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20110412-OYT8T00019.htm
◆2011/04/12 帰宅きたく困難こんなんしゃ対策たいさく課題かだい
読売新聞よみうりしんぶん 2011/04/12
◆2011/04/11 福祉ふくしネットワーク「震災しんさい関連かんれん情報じょうほう
NHK教育きょういく 2011/04/11 午後ごご8から午後ごご829ふん
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1104/110411.html
◆2011/04/11 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいおもわせさき…11にち現在げんざい
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000137-mai-soci
◆2011/04/11 震災しんさい関連かんれん情報じょうほう】ISFnet、被災ひさいしゃ優先ゆうせん採用さいようへ、復興ふっこう支援しえん雇用こよう拡大かくだい
BCN 2011/04/11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000018-bcn-sci
◆2011/04/11 介護かいご看護かんご資格しかくしゃの「予備よびやく制度せいど創設そうせつを−災害さいがいにらみNPOが要望ようぼう
医療いりょう介護かいごCBニュース 2011/04/11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000009-cbn-soci
◆2011/04/11 被災ひさい家族かぞく「1にちはや作業さぎょうしょ再開さいかいして」 きょうされんボランティア報告ほうこく
京都きょうとみんほう 2011/04/11
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/04/11/post_7778.php
◆2011/04/11 生活せいかつ拠点きょてんきずきたい」と被災ひさいしゃ公営こうえい住宅じゅうたく募集ぼしゅうはじまる/神奈川かながわ
カナコロ 2011/04/11
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104110044/
◆2011/04/11 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい障害しょうがいしゃらの不安ふあん解消かいしょう 補聴器ほちょうき眼鏡めがねなどの物資ぶっし提供ていきょうすす
産経さんけいニュース 2011/04/11
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110411/dst11041121210080-n1.htm
◆2011/04/11 高齢こうれい障害しょうがいしゃ雇用こよう支援しえん機構きこう
中小ちゅうしょう企業きぎょうビジネス支援しえんサイト 2011/04/11
http://j-net21.smrj.go.jp/headline/report/112392.shtml
◆2011/04/11 避難ひなんしょ発達はったつ障害しょうがいケア 神戸こうべ団体だんたいなど助言じょげん
神戸こうべ新聞しんぶん 2011/04/11
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0003948954.shtml
◆2011/04/11 特集とくしゅう東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 阪神はんしん淡路あわじ経験けいけんかてに 宮城みやぎ兵庫ひょうごのボランティア
神戸こうべ新聞しんぶん 2011/04/11
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003948827.shtml
◆2011/04/11 ハザードマップの改訂かいていばん 釧路くしろ
北海道新聞ほっかいどうしんぶん 2011/04/11
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/285180.html
◆2011/04/11 社説しゃせつ 「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいかなしみの1ヵ月かげつ 「救国きゅうこく」ではなく「救民きゅうみん」を
愛媛えひめ新聞しんぶん 2011/04/11
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201104112354.html
◆2011/04/11 希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい がんばろう
毎日新聞まいにちしんぶん 2011/04/11
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110411ddm035040010000c.html
◆2011/04/11 おもねがちかおもく 宮城みやぎ沿岸えんがん避難ひなんしゃ本社ほんしゃアンケート
河北かわきた新報しんぽう 2011/04/11
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110411t13027.htm



 
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兵庫ひょうごけん保健ほけん在宅ざいたく訪問ほうもん活動かつどう 宮城みやぎ気仙沼けせんぬま 
(神戸こうべ新聞しんぶん 2011ねん4がつ20日はつか)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003982337.shtml
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい津波つなみおそわれた宮城みやぎけん気仙沼けせんぬまなどで、兵庫ひょうご県内けんないから派遣はけんされた保健ほけん看護かんごが、被害ひがい比較的ひかくてき軽微けいびだった自宅じたくなどでごす高齢こうれいしゃ妊産婦にんさんぷ障害しょうがいしゃ100+ けんらを巡回じゅんかいし、健康けんこう維持いじ支援しえんつづけている。発生はっせいから1カ月かげつ以上いじょうぎ、体調たいちょう急変きゅうへんすくなくなったが、はな相手あいてがおらず、孤立こりつふかめる事例じれい目立めだつ。保健ほけんらは、被災ひさい体験たいけんかなしみをかたはじめたひとたちのこえに、じっとみみかたむける。
 「あのまごはうちにていたんです」。今月こんげつ15にちまごの20だい男性だんせい津波つなみくした同市どうしの80だい女性じょせいが、遺骨いこつかれた自宅じたくはなはじめた。血圧けつあつはかっていた保健ほけんで、兵庫ひょうごけん丹波たんば健康けんこう福祉ふくし事務所じむしょ佐野さの静子しずこさん(56)と豊岡とよおか健康けんこう福祉ふくし事務所じむしょ井上いのうえ典子のりこさん(46)は、めてうなずきかえす。女性じょせい震災しんさい胃腸いちょう病気びょうき悪化あっかして一時いちじ入院にゅういんしたが、体調たいちょう安定あんていしたため帰宅きたくしていた。
 地震じしん発生はっせいまご自動車じどうしゃ整備せいび資格しかくれたことを報告ほうこくていたという。その女性じょせいたくて、なみにのまれたらしい。「まごめておけば…」。女性じょせいはおえつをらしながら2あいだはなつづけた。
 気仙沼けせんぬまでは、兵庫ひょうご県内けんない保健ほけん看護かんごくわわり、被害ひがいおおきかった地域ちいき高血圧こうけつあつ糖尿とうにょうびょうなどがある高齢こうれいしゃらの全戸ぜんこ訪問ほうもん実施じっし地元じもと医療いりょう機関きかん被災ひさいするなかくすりれたり骨折こっせつしたりしても受診じゅしんできなかったひとつけ、現地げんち支援しえんする医師いしらにつなげた。  現在げんざいはストレスでねむれなくなったり、物資ぶっしすくなくても我慢がまんしたりするひとおおいという。佐野さのさんは「一緒いっしょらす家族かぞく気持きもちをためんでいる。ゆっくりとはなしくだけでも健康けんこう維持いじ役立やくだつはず」と指摘してきする。
 兵庫ひょうごけんは、6にん保健ほけんやく週間しゅうかん交代こうたい同市どうし宮城みやぎけん石巻いしのまきみなみ三陸さんりくまち派遣はけん兵庫ひょうごけん看護かんご協会きょうかい看護かんご気仙沼けせんぬま巡回じゅんかいしている。(本紙ほんし取材しゅざいはん岩崎いわさきのぼるこころざし)(2011/04/21 07:18)」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい倉敷くらしきのNPO法人ほうじん「たけのこむら」、被災ひさいした障害しょうがいしゃびかけ /岡山おかやま (毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ20日はつか 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20110420ddlk33040665000c.html
「◇「むかえにきたい」
 「大震災だいしんさいでおとうさん、おかあさんがなくなられたひと。ぼくたちのたけのこむらてください」−−。倉敷くらしき玉島道口たましまみちぐちのNPO法人ほうじん「たけのこむら」の藤枝ふじえだ一朗いちろう村長そんちょう(40)は、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいした知的ちてき障害しょうがいしゃ障害しょうがいびかけている。たけのこむら公的こうてき援助えんじょたよらず、自立じりつ目指めざし、障害しょうがいしゃにんふくむ8にん共同きょうどう生活せいかつしている。日々ひびはたけたがやし、備前焼びぜんやき埴輪はにわ(はにわ)を製作せいさくする生活せいかつおくる。
 助役じょやくとしてむらささえる藤岡ふじおか博昭ひろあきさん(83)は「村長そんちょうらは『たすけたい』とはなした。障害しょうがいしゃとしてつらいおもいをっているからだろう」とはなす。藤岡ふじおかさんには特殊とくしゅ学級がっきゅう教師きょうしだったオイルショック(73ねん)のころおしが「能率のうりつわるい」と会社かいしゃ解雇かいこされた経験けいけんがある。
 たけのこむららす水野みずの忠幸ただゆきさん(58)は「阪神はんしん大震災だいしんさいときなにかできたらいいなとかんじた。被災ひさいした障害しょうがいしゃのみなさんと一緒いっしょらしたい」。藤枝ふじえだ村長そんちょうも「農業のうぎょう備前焼びぜんやきつくっているとたのしい。みなさんをむかえるやさしいひとたちがっている」。藤岡ふじおかさんは「希望きぼうしゃがいればむかえにきたい」と笑顔えがおせた。
 たけのこむら連絡れんらくさき電話でんわ086・426・0820か電話でんわ086・523・5840。【石井いしいしょう】」(全文ぜんぶん)


 
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◆「日本にっぽん医師いしかい災害さいがい対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎ 拡大かくだい会議かいぎ現地げんちはなす─」を開催かいさい 日医にちい被災ひさいけんふくむ7けん医師いしかいがテレビ会議かいぎ意見いけん交換こうかん
(日医にちいニュース 2011ねん04がつ20日はつか)
http://www.med.or.jp/nichinews/n230420a.html
「「日本にっぽん医師いしかい災害さいがい対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎ 拡大かくだい会議かいぎ現地げんちはなす─」が3月22・29の両日りょうじつ日医にちい会館かいかん開催かいさいされた.
 会議かいぎでは,日医にちい災害さいがい対策たいさく本部ほんぶ被災ひさいけんふくななけん青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ秋田あきた山形やまがた福島ふくしま茨城いばらき)のかくけん医師いしかいとうをテレビ会議かいぎ回線かいせんでつなぎ,日医にちい常勤じょうきん役員やくいん現地げんちとの情報じょうほう交換こうかんおこなった.
 じゅうにち会議かいぎ横倉よこくら義武よしたけふく会長かいちょう司会しかい開会かいかい
 はじめに,今回こんかい東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんによりくなった会員かいいんふくおおくの方々かたがたたいし,全員ぜんいん黙祷もくとうささげた.
 冒頭ぼうとう原中はらなか勝征かつゆき会長かいちょうは,「今後こんごは,日医にちいとして,被災ひさいかくけん医師いしかいからのこまかい要望ようぼうとうきながら,長期ちょうき予想よそうされる救援きゅうえん活動かつどうたいし,かく地域ちいき先生せんせいかたちからわせ,住民じゅうみんのために努力どりょくしていく」とべ,協力きょうりょく要請ようせいした.
被災ひさいけん惨状さんじょうあきらかに
 つづいて,「かくけんからの報告ほうこく」として,齊藤さいとうまさる青森あおもりけん医師いし会長かいちょう石川いしかわ育成いくせい岩手いわてけん医師いし会長かいちょう伊東いとうじゅんづくり宮城みやぎけん医師いし会長かいちょうたに雄三ゆうぞう福島ふくしまけん医師いし会長かいちょう齋藤さいとうひろし茨城いばらきけん医師いし会長かいちょう坂本さかもと哲也てつや秋田あきたけん医師いしかいふく会長かいちょう有海ありうみ躬行きゅうこう山形やまがたけん医師いし会長かいちょうが,それぞれの被害ひがい状況じょうきょう概要がいようとう説明せつめいした.
 「青森あおもりけん」では人的じんてき被害ひがいはそれほどおおくなかった.「岩手いわてけん」では会員かいいんはちめい行方ゆくえ不明ふめいほん会議かいぎちゅうに,いちめい死亡しぼう確認かくにん)で,さんひゃくななじゅうきゅうカ所かしょ避難ひなんしょよんまんせんろくひゃくはちじゅうななめい避難ひなんしている.じゅうきゅうにちとどいた医薬品いやくひんとうについては感謝かんしゃしており,けん協力きょうりょくしつつ各地かくち配送はいそうしたが,まだりない状況じょうきょうである.「宮城みやぎけん」では会員かいいんきゅうめい死亡しぼう確認かくにんされ,せんひゃくななじゅうカ所かしょ避難ひなんしょじゅうさんまんろくせんめい避難ひなんしている.石巻いしのまき気仙沼けせんぬまなどは惨憺さんたん(たん)たる状況じょうきょうで,停電ていでん断水だんすいつづ困窮こんきゅうしている.「福島ふくしまけん」では太平洋たいへいよう沿岸えんがん津波つなみにより壊滅かいめつ状態じょうたいで,連絡れんらくのとれない会員かいいんさん〇%以上いじょういる.「茨城いばらきけん」ではぜん県下けんか医療いりょう機関きかんでインフラの破壊はかいこったが,すでにかなり復旧ふっきゅうした.ひゃくいちカ所かしょ避難ひなんしょさんせんひゃくめい避難ひなんしている.「秋田あきたけん」では,被災ひさいけんではあるが,隣県りんけんである岩手いわてけん中心ちゅうしんに,継続けいぞくした支援しえんおこなうためのシステムを構築こうちくしている.「山形やまがたけん」ではけん健康けんこう福祉ふくし協議きょうぎし,災害さいがい拠点きょてん病院びょういんとう施設しせつ中心ちゅうしんに,人工じんこう透析とうせき療養りょうよう患者かんじゃふくめ,けんがいからの被災ひさいしゃさんせんななひゃくさんじゅうめいれている.
 また,岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらきかくけんからは,「日本にっぽん医師いしかい災害さいがい医療いりょうチーム」(JMAT:Japan Medical Association Team)の活動かつどうたいして,おおくの感謝かんしゃこえせられていることが報告ほうこくされたほか,メンタルヘルスや慢性まんせい疾患しっかん悪化あっか予防よぼうなど,避難ひなん住民じゅうみん健康けんこう管理かんりへの継続けいぞくした支援しえんもとめられた.
 さらに,「日本にっぽん医師いしかいからの報告ほうこく」として,(いち)JMATの活動かつどうじょうきょうや,「避難ひなんしょなどにおけるトリアージカード」(石川いしかわひろおのれ常任じょうにん理事りじ),(検案けんあん担当たんとう派遣はけん高杉たかすぎ敬久たかひさ常任じょうにん理事りじ),(さん医薬品いやくひん搬送はんそう藤川ふじかわ謙二けんじ常任じょうにん理事りじ)―について,それぞれ説明せつめいおこなわれた.  そのの「意見いけん交換こうかん」では,「避難ひなんしょへの長期ちょうきにわたるのないJMATの派遣はけんをおねがいしたい」「インフルエンザ流行りゅうこうたいする検査けんさキットやタミフルとう供給きょうきゅうふくめた対策たいさく早急そうきゅうにおねがいしたい」など,さまざまな意見いけん要望ようぼうされた.
 日医にちいからは,羽生田はにゅうだしゅんふく会長かいちょうが,じゅうはちにち横倉よこくらふく会長かいちょうめいで「東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんによる被災ひさい患者かんじゃ受入うけいれ調査ちょうさ」を,岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらきのぞよんじゅうさん都道府県とどうふけん医師いしかい依頼いらいしていることを説明せつめい協力きょうりょく要請ようせいした.
 また,中川なかがわ俊男としおふく会長かいちょうは,厚生こうせい労働省ろうどうしょう保険ほけんきょく医療いりょうよりしめされた「被災ひさいしゃかか一部いちぶ負担ふたんきんとう取扱とりあつかい」について,じゅうにちづけ通知つうちしているとして,その周知しゅうちとう依頼いらいした.  さらに,今村いまむらさとし常任じょうにん理事りじは,物品ぶっぴん医薬品いやくひんとう具体ぐたいてきなニーズや派遣はけん医療いりょうチームの活動かつどうじょうきょうとう情報じょうほうけん医師いしかいでまとめて要望ようぼう連絡れんらくしてしいとし,保坂ほさかシゲリ常任じょうにん理事りじは,インフルエンザにかんして,「行政ぎょうせい備蓄びちくぶんこうインフルエンザやく使用しよう可能かのうになったむね厚労省こうろうしょうより通達つうたつているので,行政ぎょうせい相談そうだんしてしい」と説明せつめいした.鈴木すずき邦彦くにひこ常任じょうにん理事りじは,今後こんご再建さいけん支援しえんけた基礎きそ資料しりょうとするための「病院びょういんゆうゆか診療しんりょうしょ診療しんりょうしょ損壊そんかいじょうきょう調査ちょうさ」への協力きょうりょく要請ようせいした.
 じゅうきゅうにち会議かいぎでは,横倉よこくらふく会長かいちょう司会しかいのもと,冒頭ぼうとう原中はらなか会長かいちょうがあいさつをおこない,被災ひさいしゃ将来しょうらい展望てんぼうすこしでもあかるいものとなるよう,つづ努力どりょくしていく意向いこうしめした.
 そのかくけん医師いしかいからの報告ほうこくおこなわれた.
 石川いしかわ岩手いわてけん医師いし会長かいちょうは,けん沿岸えんがん医薬品いやくひんのサプライセンターをよんカ所かしょ設置せっちしたこととう報告ほうこくするとともに,今後こんご,JMATが撤収てっしゅうしたのち正念場しょうねんばかんがえ,内陸ないりく医師いしかい中心ちゅうしんに,“JMAT岩手いわて”の編成へんせいすすめていることをあきらかにした.
 伊東いとう宮城みやぎけん医師いし会長かいちょうは,避難ひなんしょにインフルエンザの流行りゅうこうられることからこうインフルエンザやく検査けんさキットを配布はいふしたことを報告ほうこくしたほか,被災ひさいした医療いりょう機関きかん復興ふっこう今後こんごおおきな課題かだいになっていると指摘してき.また,カルテをうしなってしまった医療いりょう機関きかんたいする診療しんりょう支払しはらいへの対応たいおうもとめた.
 たに福島ふくしまけん医師いし会長かいちょうは,原発げんぱつ事故じこ問題もんだいこういているとして,政府せいふたいし,正確せいかく一貫いっかんした情報じょうほう提供ていきょう要望ようぼう今後こんごは,被災ひさいした医師いしへの対応たいおう准看じゅんかん学校がっこう生徒せいと教員きょういんへの対応たいおう課題かだいになるとした.
 齋藤さいとう茨城いばらきけん医師いし会長かいちょうは,県内けんないがいからの避難ひなんみん対応たいおうするため,行政ぎょうせい協力きょうりょくして“茨城いばらきけん医師いしかい災害さいがい復興ふっこう医療いりょう連絡れんらく協議きょうぎかい”を開設かいせつしたことなどを説明せつめい.さらに緊急きんきゅう被曝ひばく(ひばく)医療いりょうたいする会員かいいんへの周知しゅうち徹底てっていもとめた.
 齊藤さいとう青森あおもりけん医師いし会長かいちょうは,地震じしん発生はっせい直後ちょくごにはおおくみられた避難ひなんみんも,現在げんざいってきているとしたほか,よんがつ以降いこうもJMAT派遣はけん継続けいぞく出来できるよう,努力どりょくしていく意向いこうしめした.
 小山田おやまだ秋田あきたけん医師いし会長かいちょうは,ぜん会員かいいん参加さんかした今回こんかい事態じたい対応たいおうしていることを説明せつめいするとともに,避難ひなんしょではくすり管理かんり重要じゅうようになるとして薬剤師やくざいしとも活動かつどうすることの重要じゅうようせい強調きょうちょうした.
 有海あるみ山形やまがたけん医師いし会長かいちょうは,行政ぎょうせい協力きょうりょくして,被災ひさいしゃ出来できるだけれるよう対応たいおうしているとしたほか,今後こんごいきなが支援しえんをしていくことが大事だいじになるとのかんがえをしめした.
被災ひさい現状げんじょうまえた日医にちい対応たいおう
 「日本にっぽん医師いしかいからの報告ほうこく」としては,まず,石井いしい正三しょうさん常任じょうにん理事りじから,さんじゅうさんじゅういちにち日程にってい被災ひさい訪問ほうもんべつ記事きじ参照さんしょう)し,られた情報じょうほうもと今後こんごのJMATの派遣はけん体制たいせいかんがえていきたいとの説明せつめいがなされた.
 三上みかみ裕司ゆうじ常任じょうにん理事りじは,避難ひなんしょでのしんのケアが必要ひつようになってきたとし,行政ぎょうせいの「しんのケアチーム」と調整ちょうせいして,日医にちいでも派遣はけんかんがえていく意向いこうしめした.さらに,医療いりょう機関きかん復興ふっこうかんしても福祉ふくし医療いりょう機構きこうとうもうれをおこなっていることを報告ほうこくした.
 今村いまむらさとし常任じょうにん理事りじは,じゅうはちにち開催かいさいされた民主党みんしゅとう東北とうほく関東大震災かんとうだいしんさい被災ひさいしゃ健康けんこう対策たいさくチーム」での討議とうぎ内容ないよう説明せつめい日医にちいからはJMATの状況じょうきょう被災ひさい患者かんじゃ受入うけいれ可能かのう病院びょういん調査ちょうさ医師いしかい病院びょういんゆうゆか診療しんりょうしょ)の結果けっか説明せつめいしたことを報告ほうこくした.
 高杉たかすぎ常任じょうにん理事りじは,被災ひさいけん遺体いたい見分けんぶん実施じっしじょうきょう説明せつめいし,「検視けんし行政ぎょうせい地元じもと警察けいさつ医師いしかい連携れんけいしておこなわなければうまくいかない」とべ,つづきの協力きょうりょくもとめた.
 石川いしかわ常任じょうにん理事りじは,さんじゅうさんじゅういち両日りょうじつ日刊にっかん地方ちほう意見いけん広告こうこく全国ぜんこくからおおくの医師いし被災ひさいかっています.」を掲載けいさいすること(べつ記事きじ参照さんしょう),JMAT派遣はけんしゃようビブスを作成さくせいしたことを説明せつめいした.
 鈴木すずき常任じょうにん理事りじは,医療いりょう支払しはらいかんして,通常つうじょう請求せいきゅう困難こんなん場合ばあいには,阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさいれいにならい,概算がいさん請求せいきゅう可能かのうなことを説明せつめいした.」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい首都しゅとけんから 計画けいかく停電ていでん足立あだち 職員しょくいん機転きてんすくったいのち
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110420dde003040033000c.html
「◇人工じんこう呼吸こきゅうくるまから電源でんげん確保かくほ
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい影響えいきょう計画けいかく停電ていでん実施じっしされた東京とうきょう足立あだちで、在宅ざいたく難病なんびょう患者かんじゃ人工じんこう呼吸こきゅう停止ていし寸前すんぜんになったため、職員しょくいん自動車じどうしゃのシガーソケットをとおしてカーバッテリーから電源でんげんる「非常ひじょう手段しゅだん」で急場きゅうばをしのいだ。東京電力とうきょうでんりょく今後こんご計画けいかく停電ていでん原則げんそく実施じっしとしているが、夏場なつば電力でんりょく不足ふそく危惧きぐ万一まんいちそなえ、連絡れんらく体制たいせい整備せいび予備よびバッテリーの補充ほじゅうなど準備じゅんびすすめている。【島田しまだ信幸のぶゆき
 足立あだちでは3がつ16〜18にちと22、23にち一部いちぶ地域ちいきで3あいだずつ計画けいかく停電ていでん実施じっしされた。難病なんびょう患者かんじゃらを支援しえんする西部せいぶ福祉ふくし事務所じむしょどう14にち計画けいかく停電ていでんそなえ、人工じんこう呼吸こきゅうやたん吸引きゅういん在宅ざいたく酸素さんそなどを必要ひつようとする患者かんじゃのうち、停電ていでん対応たいおうできないひと把握はあくすすめた。その結果けっか予備よびのバッテリーも酸素さんそボンベもないすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)の患者かんじゃが1にんいた。
 ALSは呼吸こきゅう必要ひつよう筋肉きんにくおとろえる難病なんびょう事務所じむしょ援護えんごがかり社会しゃかい福祉ふくし野坂のさか卓生たくおさん(39)は「停電ていでんにつながる」と危機ききかんおぼえ、すぐに人工じんこう呼吸こきゅうメーカーに予備よびバッテリーの在庫ざいこ確認かくにんしたが、メーカーからは「被災ひさいおくってしまい在庫ざいこはない」と回答かいとうかえってきた。奔走ほんそうするうち、患者かんじゃ訪問ほうもん看護かんご担当たんとうする病院びょういんから「くるまのシガーソケットから電気でんきれる」と連絡れんらくがあった。病院びょういんがわ作動さどう確認かくにんしてもらったところ利用りよう可能かのうだったため、準備じゅんびはいった。
 最初さいしょ計画けいかく停電ていでんどう15にち予定よていだったが直前ちょくぜん中止ちゅうしになった。だがどう16にち午前ごぜん20ふんから事務所じむしょに「計画けいかく停電ていでん実施じっし」と電話でんわはいった。突然とつぜん連絡れんらく野坂のさかさんは同僚どうりょう佐野さのひろしさん(40)と自転車じてんしゃ患者かんじゃたくかった。途中とちゅう国道こくどうかく信号しんごう停止ていしそなえて警察官けいさつかん何人なんにんっており「本当ほんとう停電ていでんするんだ」とかんじた。患者かんじゃたくくまでに信号しんごうはじめ、ペダルをこぐいきおいがした。
 やく15ふん患者かんじゃたくくと家族かぞく停電ていでんにぼうぜんとしていた。人工じんこう呼吸こきゅう内部ないぶバッテリーがれるまで、猶予ゆうよは40ふん程度ていど。「すぐにくるまうごかして」。家族かぞくうながし、患者かんじゃたくのワゴンしゃのシガーソケットに変圧へんあつをセットした。ガソリンが半分はんぶん程度ていどしかなく「どこまでつか。非常ひじょう手段しゅだんだ」と野坂のさかさんはかんじた。
 ガソリンスタンドにはれつができていた。給油きゅうゆまで2あいだかかり、りょうも20リットルまでとめているスタンドもあった。午前ごぜん50ふん、ワゴンしゃから通電つうでんはじまり、延長えんちょうコードを使つかってくるままどから自宅じたくまどとおして人工じんこう呼吸こきゅう電気でんきおくった。午後ごご23ふん患者かんじゃたく電気でんきメーターがうごし、「停電ていでん終了しゅうりょうしたんだ」と佐野さのさんはようやく安心あんしんした。
 患者かんじゃたくではどう17にち早朝そうちょうにも計画けいかく停電ていでんがあり、前日ぜんじつ午後ごごとどいた予備よびバッテリーで対応たいおうしたが、停電ていでん開始かいしから1あいだはんほどでれ、結局けっきょく患者かんじゃたくのワゴンしゃのバッテリーからふたた電源でんげんった。ワゴンしゃのガソリンは3ぶんの1までった。どう18にち停電ていでんはホームヘルパーが使つかっているくるま利用りようした。野坂のさかさんは「ガソリンがそこかないかでなかった」とかえる。メーカーからあらたな予備よびバッテリーがとどいたのは、このよるになってからだった。
 によると、最初さいしょ計画けいかく停電ていでんとなったどう16にち東電とうでんからの連絡れんらく直前ちょくぜん午前ごぜん20ふんごろだったという。事務所じむしょ下河辺しもこうべ純子じゅんこ所長しょちょう(49)は「人工じんこう呼吸こきゅう精密せいみつ機械きかいで、純正じゅんせいバッテリーでないと故障こしょうしかねない。として予備よびバッテリーの輸入ゆにゅう業者ぎょうしゃにおねがいした。東電とうでんには計画けいかく停電ていでんになるような事態じたいになったら余裕よゆうった事前じぜん連絡れんらくをしてほしい」と指摘してきしている。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこ 「屋内おくない退避たいひ」のみなみ相馬そうま、NPOが施設しせつ再開さいかい
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか 東京とうきょう夕刊ゆうかん)
http://mainichi.jp/life/health/fukushi/news/20110420dde003040065000c.html
「◇「障害しょうがいしゃささつづける」
 東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこともない、業務ぎょうむまっていた福島ふくしまけんみなみ相馬そうま障害しょうがいしゃ施設しせつふたたびスタートした。NPO法人ほうじん「さぽーとセンターぴあ」が運営うんえいする通所つうしょがたの「ぴーなっつ」と「ビーンズ」。一部いちぶ屋内おくない退避たいひ区域くいき指定していされた市内しないでは同様どうよう施設しせつ休止きゅうしつづいているが、ぴあはけん再開さいかいつよはたらきかけていた。「避難ひなんしょらせない障害しょうがいしゃ家族かぞくささえたい」。スタッフの共通きょうつうしたおもいだ。【和田わだ武士たけし
 「こんにちは! 元気げんきだった?」。今月こんげつ15にち。スタッフの佐藤さとうじょうひろさん(48)は市内しないの60だい女性じょせいかたたずね、体調たいちょう気遣きづかった。女性じょせいの20だい次女じじょは3ねんほどまえまで、ぴあの施設しせつかよっていたが、症状しょうじょう悪化あっかし、自宅じたくからられなくなっていた。放射ほうしゃせい物質ぶっしつろうえいが深刻しんこくするなか女性じょせい認知にんちしょう義父ぎふははかかえており、避難ひなんしょ生活せいかつができない。  女性じょせい次女じじょあんじる佐藤さとうさんはつきに2かいほど女性じょせいたくたずねる。屋内おくない退避たいひ指示しじのち定期ていきてき食料しょくりょうなどをとどけている。佐藤さとうさんについて、女性じょせいは「心強こころづよ存在そんざい。ありがたい」となみだかべた。
 市内しない障害しょうがいしゃ環境かんきょうは、震災しんさい原発げんぱつ事故じこさかい激変げきへんにさらされている。やく60にんいたぴあの施設しせつ利用りようしゃおおくがいち避難ひなんしょせ、原発げんぱつから20キロ圏内けんない2人ふたりけんがい病院びょういん入院にゅういんするなどした。このため、ぴあには「いつ再開さいかいするのか」と保護ほごしゃから相談そうだん電話でんわ相次あいついだ。
 「避難ひなんしょなどいつもとことなる環境かんきょうでの生活せいかつは、障害しょうがいしゃにさまざまな影響えいきょうをもたらす。保護ほごしゃのストレスもにかかる」。ぴあの代表だいひょう理事りじ青田あおた由幸よしゆきさん(56)はそう懸念けねんし、施設しせつ再開さいかい決断けつだん今月こんげつ中旬ちゅうじゅんまでにじゅうすうにんれた。
 だが、震災しんさいまえじゅうすうにんいたスタッフは避難ひなん退職たいしょくで6にんっている。原発げんぱつ動向どうこう心配しんぱいだ。それでも青田あおたさんは「まんいち緊急きんきゅうにはスタッフ、利用りようしゃ全員ぜんいん避難ひなんさせられるようにしている。可能かのうかぎり、利用りようしゃささつづけたい」とかたり、表情ひょうじょうめた。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい視覚しかく障害しょうがいしゃ支援しえんとどかず 宮城みやぎ情報じょうほう保護ほご
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか)
http://mainichi.jp/select/today/news/20110420k0000e040064000c.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい津波つなみおそわれた宮城みやぎけん沿岸えんがん視覚しかく障害しょうがいしゃのほとんどが、満足まんぞく支援しえんけられない状況じょうきょうになっている可能かのうせいたかいことが、社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん日本にっぽん盲人もうじん福祉ふくし委員いいんかい」の現地げんち調査ちょうさかった。けん個人こじん情報じょうほう保護ほご観点かんてんから、支援しえん団体だんたい氏名しめい住所じゅうしょなどを提供ていきょうしていないためで、おおくの視覚しかく障害しょうがいしゃ震災しんさいうしなったつえや音声おんせいパソコンなどの補助ほじょ機器きき補充ほじゅうできないまま、避難ひなん生活せいかついられているとみられる。
 けんなどによると、石巻いしのまき名取なとりなど沿岸えんがん13市町しちょうには全盲ぜんもうなどの重度じゅうど視覚しかく障害しょうがいしゃやく1250にん一方いっぽうにちめくら把握はあくしている視覚しかく障害しょうがいしゃは、日本にっぽん盲導犬もうどうけん協会きょうかいきゅう点字てんじ図書館としょかん利用りようしゃ名簿めいぼなどから抽出ちゅうしゅつしたやく280にんだけ。震災しんさいにちめくら設置せっちした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい視覚しかく障害しょうがいしゃ支援しえん対策たいさく本部ほんぶが、安否あんぴ確認かくにん支援しえん目的もくてきけん障害しょうがいしゃリストの提供ていきょうもとめたが、けんは「個人こじん情報じょうほうなのでせない」とこばんだ。
 対策たいさく本部ほんぶのメンバーは280にんのリストをたよりに自宅じたく病院びょういん、300カ所かしょちか避難ひなんしょあるき、地震じしんから1カ月かげつ以上いじょうぎてようやくけい2人ふたり死者ししゃ行方ゆくえ不明ふめいしゃのぞくほぼ全員ぜんいん生存せいぞん確認かくにんした。このあいだ安否あんぴ確認かくにん手間取てまどり、継続けいぞくてき支援しえん障害しょうがいしゃ捜索そうさくはできなかったという。
 280にんなか一人ひとり全盲ぜんもうひだりみみこえない気仙沼けせんぬま阿部あべ勇吉ゆうきちさん(85)は家族かぞく避難ひなんしょにいた。情報じょうほうげんのラジオと補聴器ほちょうきうしない、外界がいかいとの接点せってんはわずかにこえるみぎみみ家族かぞく言葉ことばたよるしかない。前立腺ぜんりつせんがんのためトイレにかようにも介助かいじょ必要ひつようだが、避難ひなんしょ職員しょくいん看護かんご阿部あべさんに障害しょうがいがあることはらなかった。
 同市どうし全盲ぜんもう女性じょせい(53)は独居どっきょで、地震じしん知人ちじんれられ避難ひなんしょにたどりいた。直後ちょくごいえ津波つなみ全壊ぜんかいし、つえや文字もじ装置そうちなど生活せいかつ必需ひつじゅひんすべてがながされた。1カ月かげつ以上いじょうがたった17にちにメンバーがおとずれるまで、満足まんぞく介助かいじょけられないまま1にんらしていた。
 おおくの障害しょうがいしゃ身着みきのままで避難ひなんしたといい、必需ひつじゅひん音声おんせいパソコンやラジオをうしない、必要ひつよう情報じょうほうられていないとみられる。けん沿岸えんがん13市町しちょうのこやく1000にん支援しえんじょうきょう確認かくにんしておらず、生活せいかつ改善かいぜんされない懸念けねんもある。けん障害しょうがい福祉ふくしは「障害しょうがいしゃ手帳てちょうひとすべてに支援しえん必要ひつようとはかぎらず、必要ひつようなら要請ようせいがあるはず。個人こじん情報じょうほうたるリストは提供ていきょうできない」としている。
 対策たいさく本部ほんぶ宮城みやぎけんコーディネーターの原田はらだ敦史あつしさん(39)は「本来ほんらい優先ゆうせんすべき社会しゃかいてき弱者じゃくしゃ支援しえん後手ごてまわった阪神はんしん大震災だいしんさい教訓きょうくんかされていない。宮城みやぎけんはや情報じょうほう提供ていきょうしてほしい」とはなしている。【鈴木すずきこずえ】」(全文ぜんぶん)


 
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節電せつでんで”災害さいがい弱者じゃくしゃ”がこうむる「不都合ふつごう
(asahi.com WEBRONZA 2011ねん04がつ20日はつか)
http://webronza.asahi.com/politics/2011041900006.html?ref=left
福島ふくしまだいいち原発げんぱつ事故じこで、首都しゅとけん中心ちゅうしん節電せつでんもとめられている。企業きぎょう節電せつでん対策たいさくすすみ、都内とないよるは、ビルや飲食いんしょくてん照明しょうめいとされ、まち全体ぜんたいくらくなった。節電せつでんこころがける家庭かてい急速きゅうそくえた。しかし、こうした社会しゃかい節電せつでんによって、障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃ病人びょうにんちいさな子供こどもをもつおやなど、生活せいかつおおきな支障ししょうきたすようになったひとたちもすくなくない。節電せつでんと”災害さいがい弱者じゃくしゃ”の生活せいかつとのいをどうつけるのか。※写真しゃしんは、休止きゅうししている東京とうきょう新橋しんばしえきのエスカレーター
節電せつでん励行れいこうそこねる「バリアフリー」環境かんきょう
櫻田さくらだあつし2011ねん04がつ20日はつか
 過日かじつ東京とうきょう築地つきじ朝日新聞あさひしんぶん本社ほんしゃ出向でむいたおり隣接りんせつする都営地下鉄とえいちかてつ大江戸おおえどせん築地つきじ市場いちばえき地上ちじょうきエスカレーターは、ぜん停止ていししていた。筆者ひっしゃは、「おいおい、どうやって地上ちじょうようか……」と一瞬いっしゅんまよった。筆者ひっしゃまよった所以ゆえんは、重度じゅうど身体しんたい障害しょうがいゆえ階段かいだんのぼりに難儀なんぎきたしているからである。東京とうきょう都下とか筆者ひっしゃ震災しんさい影響えいきょうなによりも実感じっかんするのは、こうした「エスカレーターが停止ていしした風景ふうけい」にせっした瞬間しゅんかんである。
 たとえば、「バリアフリー新法しんぽう高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃとう移動いどうとう円滑えんかつ促進そくしんかんする法律ほうりつ)」(平成へいせい18ねん12がつ20日はつか施行しこう)という法律ほうりつがある。これは、すで制定せいていされていた「交通こうつうバリアフリーほう高齢こうれいしゃ身体しんたい障害しょうがいしゃとう公共こうきょう交通こうつう機関きかん利用りようした移動いどう円滑えんかつ促進そくしんかんするほう)」と「ハートビルほう高齢こうれいしゃ身体しんたい障害しょうがいしゃとう円滑えんかつ利用りようできる特定とくてい建築けんちくぶつ建築けんちく促進そくしんかんする法律ほうりつ)」を統合とうごうした体裁ていさい法律ほうりつであり、具体ぐたいてきには、公共こうきょう交通こうつう機関きかん公共こうきょう施設しせつなどでエスカレーターやエレベーターのるい設置せっちしていくことを趣旨しゅしとしている。
 とはいえ、筆者ひっしゃ印象いんしょうでは、この法律ほうりつによって設置せっちされた地下鉄ちかてつ構内こうないのエレベーターを利用りようしているのは、その頻度ひんどからすれば、障害しょうがい人々ひとびと高齢こうれい人々ひとびとというよりも、「乳幼児にゅうようじをベビー・カーにせたわか母親ははおや」が相当そうとう割合わりあいめていよう。「バリアフリー新法しんぽう」は、実質じっしつじょう、「子育こそだ支援しえん」の枠組わくぐみとしても機能きのうしているのである。・・・・・つづきをむ(つづきは有料ゆうりょう会員かいいん登録とうろくしゃのみ)」(全文ぜんぶん)


 
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福島ふくしまだい原発げんぱつみなみ相馬そうま障害しょうがいしゃ施設しせつ再開さいかい
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110420k0000e040029000c.html
東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこともない、業務ぎょうむまっていた福島ふくしまけんみなみ相馬そうま障害しょうがいしゃ施設しせつふたたびスタートした。NPO法人ほうじん「さぽーとセンターぴあ」が運営うんえいする通所つうしょがたの「ぴーなっつ」と「ビーンズ」。一部いちぶ屋内おくない退避たいひ区域くいき指定していされた市内しないでは同様どうよう施設しせつ休止きゅうしつづいているが、ぴあはけん再開さいかいつよはたらきかけていた。「避難ひなんしょらせない障害しょうがいしゃ家族かぞくささえたい」。スタッフの共通きょうつうしたおもいだ。
 「こんにちは! 元気げんきだった?」。今月こんげつ15にち。スタッフの佐藤さとうじょうひろさん(48)は市内しないの60だい女性じょせいかたたずね、体調たいちょう気遣きづかった。女性じょせいの20だい次女じじょは3ねんほどまえまで、ぴあの施設しせつかよっていたが、症状しょうじょう悪化あっかし、自宅じたくからられなくなっていた。放射ほうしゃせい物質ぶっしつろうえいが深刻しんこくするなか女性じょせい認知にんちしょう義父ぎふははかかえており、避難ひなんしょ生活せいかつができない。
 女性じょせい次女じじょあんじる佐藤さとうさんはつきに2かいほど女性じょせいたくたずねる。屋内おくない退避たいひ指示しじのち定期ていきてき食料しょくりょうなどをとどけている。佐藤さとうさんについて、女性じょせいは「心強こころづよ存在そんざい。ありがたい」となみだかべた。
 市内しない障害しょうがいしゃ環境かんきょうは、震災しんさい原発げんぱつ事故じこさかい激変げきへんにさらされている。やく60にんいたぴあの施設しせつ利用りようしゃおおくがいち避難ひなんしょせ、原発げんぱつから20キロ圏内けんない2人ふたりけんがい病院びょういん入院にゅういんするなどした。このため、ぴあには「いつ再開さいかいするのか」と保護ほごしゃから相談そうだん電話でんわ相次あいついだ。
 「避難ひなんしょなどいつもとことなる環境かんきょうでの生活せいかつは、障害しょうがいしゃにさまざまな影響えいきょうをもたらす。保護ほごしゃのストレスもにかかる」。ぴあの代表だいひょう理事りじ青田あおた由幸よしゆきさん(56)はそう懸念けねんし、施設しせつ再開さいかい決断けつだん今月こんげつ中旬ちゅうじゅんまでにじゅうすうにんれた。
 だが、震災しんさいまえじゅうすうにんいたスタッフは避難ひなん退職たいしょくで6にんっている。原発げんぱつ動向どうこう心配しんぱいだ。それでも青田あおたさんは「まんいち緊急きんきゅうにはスタッフ、利用りようしゃ全員ぜんいん避難ひなんさせられるようにしている。可能かのうかぎり、利用りようしゃささつづけたい」とかたり、表情ひょうじょうめた。【和田わだ武士たけし】」(全文ぜんぶん)


 
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◆「災害さいがい関連かんれんふせぎたい」 社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん中辻なかつじ理事りじちょう
(大阪おおさかにちにち新聞しんぶん 2011ねん04がつ20日はつか)
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110420/20110420018.html
社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん神戸こうべ福生ふっさかい」(神戸こうべ兵庫ひょうご)の中辻なかつじ直行ちょっこう理事りじちょう(60)は、阪神はんしん大震災だいしんさい介護かいご施設しせつ被災ひさいしゃれ、そのも「阪神はんしん高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃネットワーク」をげて高齢こうれいしゃらの支援しえんつづけた。昨年さくねん11がつがんでぜん摘出てきしゅつし、いま骨髄こつづい異形いぎょうせい症候群しょうこうぐん治療ちりょうける。それでも「いのちあるかぎ震災しんさい弱者じゃくしゃ救済きゅうさいにあたりたい」。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいへスタッフをおくり、できるかぎりの支援しえんつづけるかんがえだ。
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい壊滅かいめつてき被害ひがいけている介護かいご施設しせつおおい。被害ひがいけた介護かいご施設しせつから避難ひなんした高齢こうれいしゃ介護かいご職員しょくいんらは、被害ひがいまぬかれた施設しせつ集中しゅうちゅうしている。
 余震よしんつづき、精神せいしんてき不安定ふあんていになった高齢こうれいしゃねむれなくなり、夜間やかんきたり、徘徊はいかい(はいかい)したりするケースもている。過密かみつ状態じょうたい施設しせつ寝泊ねとまりしながら仕事しごとにあたる介護かいご職員しょくいんつかれもピークにたっしている。
 中辻なかつじさんは阪神はんしん大震災だいしんさい経験けいけんから「介護かいご職員しょくいん最初さいしょっているが、ストレスで突然とつぜん職員しょくいんやパニック状態じょうたいになるなどの症状しょうじょうた。肉体にくたいてき精神せいしんてき限界げんかいは2週間しゅうかん被災ひさい当時とうじしゃのケア職員しょくいん休息きゅうそく必要ひつよう地震じしんから1カ月かげつ経過けいかしており、今後こんご全国ぜんこくからの介護かいご職員しょくいん派遣はけん必要ひつよう」とはなす。
 現在げんざい岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまの3けん全国ぜんこくからケア職員しょくいん一部いちぶ派遣はけんされているが、ちゅうつじさんが派遣はけんする社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん神戸こうべ福生ふっさかい」のスタッフはまだ、現地げんちから許可きょかていないため待機たいき状態じょうたいという。
 中辻なかつじさんが東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい危惧きぐするのは災害さいがい関連かんれん増加ぞうかだ。阪神はんしん大震災だいしんさいさい地震じしん発生はっせいからやくカ月かげつ高齢こうれいしゃ2700にん障害しょうがいしゃ200にんけい2900にん以上いじょう保護ほごしたが、「すべての高齢こうれいしゃ保護ほごできたわけでない。避難ひなんしょ劣悪れつあく生活せいかつ環境かんきょうなか健康けんこう高齢こうれいしゃまでが肺炎はいえんしん疾患しっかん慢性まんせい疾患しっかん悪化あっかなどで、次々つぎつぎ避難ひなんしょから救急きゅうきゅうしゃはこばれていった。とく肺炎はいえんになる高齢こうれいしゃおおく、“避難ひなんしょ肺炎はいえん”という言葉ことばまれた」とはなす。
 そして、阪神はんしん大震災だいしんさいのケースでは避難ひなんしょ健康けんこうがいして2犠牲ぎせいしゃとしてくなった高齢こうれいしゃ被災ひさい全体ぜんたいで500にんから1000にん推定すいていされている。
 中辻なかつじさんは「このままだと阪神はんしん大震災だいしんさい以上いじょうの2犠牲ぎせいしゃ高齢こうれいしゃしてしまう。2、3ねん寿命じゅみょうびたのはおまけ。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいにヘルパーを派遣はけんし、弱者じゃくしゃ救済きゅうさいのお手伝てつだいをしたい」とはなしている。」(全文ぜんぶん)


 
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社説しゃせつ 津波つなみ対策たいさく東北とうほく全国ぜんこく防災ぼうさいモデルに
(世界せかい日報にっぽう 2011ねん04がつ20日はつか)
http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh110420.htm
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによる岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまけん死者ししゃのうち、死因しいんの9わりちょう津波つなみによる水死すいしだったことがかった。津波つなみ東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしまだい原子力げんしりょく発電はつでんしょ事故じこにもつながった。ちか将来しょうらい予想よそうされるだい地震じしんでは、津波つなみ被害ひがいおおきいとみられる。今後こんご復興ふっこうで、東北とうほく全国ぜんこく防災ぼうさいモデルとなるようなまちづくりを期待きたいしたい。
水死すいし全体ぜんたいの9わりちょう
 警察庁けいさつちょうによると、11にちまでに検視けんしえた死者ししゃまん3135にんのうち、水死すいしが1まん2143にん全体ぜんたいの92・4%にのぼった。津波つなみ震災しんさい被害ひがいをいかにおおきくしたかがかる。
 東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようがわはこれまでも津波つなみおおきな被害ひがいしてきた。1896ねん明治めいじ三陸さんりく地震じしんや1933ねん昭和しょうわ三陸さんりく地震じしんでも、地震じしん津波つなみによっておおくの犠牲ぎせいしゃた。しかし、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい死者ししゃ行方ゆくえ不明ふめいしゃが2まん7000にん以上いじょう明治めいじ三陸さんりく地震じしんやくまん2000にん上回うわまわったほか、陸地りくち斜面しゃめんがった津波つなみたかさ「遡上そじょうだか」も38・9メートルを記録きろくするなど国内こくない最悪さいあく規模きぼとなった。
 今回こんかい津波つなみ福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じここした。地震じしん津波つなみ電源でんげんうしなわれ、原子げんし冷却れいきゃく機能きのう停止ていししたのが原因げんいんだ。東電とうでんは5・7メートルを想定そうていして原発げんぱつ建設けんせつしたが、実際じっさいは15メートルの津波つなみおそわれた。明治めいじ三陸さんりく地震じしんさい到達とうたつ高度こうど15メートル以上いじょう津波つなみ記録きろくされており、東電とうでん想定そうていうまかったとわざるをない。
 全国ぜんこく原発げんぱつも10メートル以下いか想定そうていしている。今回こんかい事故じこけ、電源でんげんしゃ配備はいび常用じょうようディーゼル発電はつでん代替だいたい電源でんげん確保かくほなどがすすみ、ぜん電源でんげん喪失そうしつ想定そうていした訓練くんれんおこなわれているが、適切てきせつ津波つなみ想定そうていもとづく一層いっそう安全あんぜん強化きょうかさく必要ひつようだ。
 三陸海岸さんりくかいがんには世界せかい有数ゆうすう規模きぼほこ防波堤ぼうはていがあった。だが、震災しんさいでは岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま海岸かいがん堤防ていぼう300キロのうち、やく190キロがぜん半壊はんかいした。堤防ていぼうによる津波つなみ対策たいさくには限界げんかいがあろう。
 かん直人なおと首相しゅしょう復興ふっこうけ「災害さいがいつよまちづくり」をかかげ、津波つなみ対策たいさくのため住宅じゅうたく高台たかだい内陸ないりくうつあんしめしている。鉄筋てっきんコンクリートづくりの中高層ちゅうこうそうビルを津波つなみ発生はっせい緊急きんきゅう避難ひなん場所ばしょ指定していする方針ほうしん自治体じちたいもある。英知えいち結集けっしゅうし、復興ふっこう青写真あおじゃしんなか津波つなみ対策たいさくをしっかりと位置付いちづけ、全国ぜんこくのモデルとなるような防災ぼうさい地域ちいきをつくってほしい。
 また冒頭ぼうとう調査ちょうさでは、年齢ねんれい判明はんめいした死者ししゃまん1108にんのうち、60さい以上いじょう死者ししゃけい7241にん全体ぜんたいの65・2%をめる。自宅じたくにいておくれたケースがすくなくないとみられ、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃのような災害さいがい弱者じゃくしゃ対策たいさくおおきな課題かだいだ。
 東北とうほくかぎらず、東海とうかいひがし南海なんかい南海なんかい地震じしんなどはちか将来しょうらい発生はっせいするかくりつたかいとされ、津波つなみ被害ひがいおおきいと予測よそくされている。今回こんかい教訓きょうくん将来しょうらいつたえていく工夫くふう必要ひつようだ。
地域ちいき特性とくせい見極みきわめよ
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでは津波つなみ被害ひがいおおきくしたが、95ねん阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさいでは死者ししゃやくわり家屋かおく倒壊とうかいなどによる圧死あっし窒息ちっそくだった。首都しゅと直下ちょっか地震じしんでは火災かさい被害ひがいひろげるとみられている。地域ちいきごとの特性とくせい見極みきわめ、それぞれにてきした対策たいさくもとめられる。」(全文ぜんぶん)


 
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仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん併設へいせつへ 被災ひさいけんけい100カ所かしょちょう
(朝日新聞あさひしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか)
http://www.asahi.com/national/update/0419/TKY201104190511.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃけの仮設かせつ住宅じゅうたくに、介護かいご保険ほけんサービスなどをけられる介護かいご拠点きょてん施設しせつ併設へいせつされる。厚生こうせい労働省ろうどうしょうが19にち被災ひさいけん通知つうち合計ごうけい100カ所かしょ以上いじょう整備せいび目指めざす。くに仮設かせつ住宅じゅうたくにこうした拠点きょてんづくりをうながすのははじめてで、設置せっち運営うんえいは、全額ぜんがく国費こくひまかな方針ほうしんだ。
 介護かいご必要ひつよう高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃらが仮設かせつ住宅じゅうたくらすには、日常にちじょう生活せいかつささえる態勢たいせいづくりが不可欠ふかけつだ。対象たいしょう青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき栃木とちぎ千葉ちば新潟にいがた長野ながのの9けん。1カ所かしょあたりの設置せっち運営うんえいやくせんまんえん試算しさんし、だい補正ほせい予算よさんあん被災ひさいしゃ生活せいかつ支援しえん対策たいさくやく70おくえん)の一部いちぶてる。
 拠点きょてんでは、デイサービスや訪問ほうもん介護かいご看護かんごなど介護かいご保険ほけんサービスがけられる。さらにはいしょくサービスや見守みまもり、しんのケアにつなぐ相談そうだんいん配置はいちされることになりそうだ。
 また、地域ちいき住民じゅうみんのニーズにあわせて、ボランティアの活動かつどう拠点きょてんや、どもをふくめた交流こうりゅうスペースにするなど自治体じちたい自由じゆう設計せっけいできるようにする。運営うんえいは、自治体じちたい地元じもと社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんなどに委託いたく津波つなみ事業じぎょうしょ流失りゅうしつした法人ほうじんなどの委託いたくうながすことで、雇用こよう対策たいさくにするねらいもある。
 今回こんかい厚労省こうろうしょう参考さんこうにしたのは、2004ねん中越なかごえ地震じしん新潟にいがたけん仮設かせつ住宅じゅうたく集会しゅうかいしょ設置せっちした介護かいごなどのサービスセンター。このとき同様どうようやく500ひとつの拠点きょてんもうければ、全体ぜんたいで100カ所かしょ以上いじょう整備せいび必要ひつようになると見積みつもった。」(全文ぜんぶん)


 
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◆【東京とうきょう区営くえい民間みんかん賃貸ちんたい 練馬ねりま住宅じゅうたく提供ていきょう あすから募集ぼしゅう
(東京とうきょう新聞しんぶん 2011ねん04がつ20日はつか)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110420/CK2011042002000020.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃけに、練馬ねりま区営くえい住宅じゅうたく民間みんかん賃貸ちんたい住宅じゅうたくなどやくひゃく用意よういし、じゅうがつまつまで無料むりょうす。じゅういちじゅうさんにち入居にゅうきょ希望きぼうしゃつのる。
 区内くない避難ひなんしている乳幼児にゅうようじ障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃのいるにん以上いじょう世帯せたいさい優先ゆうせんする。じゅうにち抽選ちゅうせんし、よんがつ下旬げじゅん以降いこう入居にゅうきょ予定よていわせは専用せんようダイヤル=でん0120(984)964=へ。」(募集ぼしゅう)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん 9けんけい100カ所かしょ設置せっち−−厚労省こうろうしょう方針ほうしん
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか 東京とうきょう朝刊ちょうかん)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110420ddm041040092000c.html
厚生こうせい労働省ろうどうしょうは19にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい宮城みやぎ岩手いわて福島ふくしまなど9けん仮設かせつ住宅じゅうたくのある地域ちいきに、介護かいごサービスの拠点きょてんもうけることをめた。高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ孤立こりつさせず、福祉ふくしサービスを充実じゅうじつさせるねらい。今年度こんねんどの1補正ほせい予算よさんに70おくえんみ、500世帯せたいに1カ所かしょけい100カ所かしょ程度ていど想定そうていしている。くにだい規模きぼ災害さいがいけ、こうした拠点きょてんづくりにすのははじめて。
 設置せっちされるのは3けんのほか、災害さいがい救助きゅうじょほう適用てきようされる青森あおもり茨城いばらき栃木とちぎ千葉ちば新潟にいがた長野ながのの6けん運営うんえい自治体じちたい社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんなどに委託いたくする。
 訪問ほうもん介護かいご訪問ほうもん看護かんご、デイサービスなどの福祉ふくしサービスの拠点きょてんとなるほか、自治体じちたい判断はんだんで、住民じゅうみんけの生活せいかつ相談そうだんやボランティアの活動かつどう拠点きょてん障害しょうがい子供こどもらの交流こうりゅうスペースなどにも活用かつようできるようにする。
 災害さいがい救助きゅうじょほうは50える仮設かせつ住宅じゅうたくのある地域ちいき集会しゅうかいしょつくることができるとさだめている。予算よさん岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまけんに10おく〜15おくえん手厚てあつ配分はいぶんする。【野倉のぐらめぐみ】」(全文ぜんぶん)


 
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希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい ボランティア 障害しょうがいしゃ救援きゅうえん本部ほんぶ設立せつりつ 長期ちょうき支援しえん態勢たいせい必要ひつよう
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか 東京とうきょう朝刊ちょうかん)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110420ddm035040159000c.html
障害しょうがいしゃ団体だんたい全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい(JIL)などが設立せつりつした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい障害しょうがいしゃ救援きゅうえん本部ほんぶ東京とうきょう)が、仙台せんだい福島ふくしまけん郡山こおりやまの2カ所かしょ拠点きょてんに、障害しょうがいしゃ被災ひさいじょうきょう確認かくにんし、相談そうだん支援しえん物資ぶっしとどける活動かつどうおこなっている。中西なかにし正司せいじ代表だいひょう(JIL常任じょうにん委員いいん)は「震災しんさい犠牲ぎせいしゃ行方ゆくえ不明ふめいしゃおおくはおくれた高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ。まだ余震よしん津波つなみのおそれもあり、長期ちょうき支援しえん態勢たいせいつくっていく必要ひつようがある」とかたる。
 学校がっこう体育館たいいくかん公民館こうみんかん使用しようされている避難ひなんしょは、廊下ろうか部屋へやとのあいだ段差だんさや、トイレの使つかいにくさなど障害しょうがいしゃにとって安全あんぜん場所ばしょとはいえない。「障害しょうがいおもひとほど、家族かぞくとともにのこされる」(中西なかにしさん)といい、被災ひさい巡回じゅんかいでは、在宅ざいたく障害しょうがいしゃがいることが前提ぜんていだ。介助かいじょ必要ひつようひとがいれば、障害しょうがいしゃ支援しえん知識ちしきったボランティアを派遣はけん。また、地元じもとのヘルパーらが従来じゅうらいおこなってきた家庭かていへの巡回じゅんかいのため必要ひつようなガソリンを、現地げんち提供ていきょうする支援しえんおこなってきた。
 大震災だいしんさい発生はっせいから1カ月かげつ以上いじょうぎ、「避難ひなんした親戚しんせきいえにいられなくなった」などとうしないかねない障害しょうがいしゃもいるという。障害しょうがいしゃ自立じりつするには共同きょうどう作業さぎょうしょなどの再開さいかい必要ひつようだが、地域ちいきによってはむずかしいケースもある。災害さいがい弱者じゃくしゃ支援しえん今後こんご重要じゅうようだ。中西なかにしさんは「現地げんちほねをうずめるくらいの気持きもちで活動かつどうができるひと団体だんたい協力きょうりょくしてほしい」とはなす。支援しえん物資ぶっし提供ていきょうやボランティアへの参加さんかなどを、「被災ひさいさわがいしゃセンターみやぎ」(仙台せんだい)のメール(cil.busshi@gmail.com)でけている。【最上もがみさとし
 □ちゅう自治体じちたい
 けんがいから被災ひさいへのボランティアじょうきょうつぎとおり。がれき撤去てっきょどろかきなど。移動いどう手段しゅだん食事しょくじ宿泊しゅくはくなどすべて自分じぶん確保かくほする。くぎをむけががえており、安全あんぜんくつちゅうきで補強ほきょうした長靴ながぐつ準備じゅんびを。災害さいがいボランティアセンター(VC)のウェブサイトなどで事前じぜん情報じょうほう確認かくにんし、むやみな電話でんわける。
 <宮城みやぎけん>(VCのサイトmsv3151.c−bosai.jp/)
 ◇岩沼いわぬま電話でんわ080・5949・7541〜2。直接ちょくせつセンターへ。8にん以上いじょう団体だんたい事前じぜん連絡れんらくを◇気仙沼けせんぬま電話でんわ080・5949・7475。直接ちょくせつセンターへ◇亘理わたりまち電話でんわ080・5949・7719(8時半じはん〜18
 ボランティアを希望きぼうするひとは、まず基本きほんてき情報じょうほう調しらべ、自分じぶんなにができるかかんがえよう。
 ○全国ぜんこく社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかい被災ひさい支援しえん災害さいがいボランティア情報じょうほう(www.saigaivc.com/)
 VC一覧いちらんのほか、基本きほんてき心構こころがまえをまとめている
 ○たすけあいジャパン(tasukeaijapan.jp/)
 ボランティアの募集ぼしゅう登録とうろく情報じょうほう種別しゅべつ地域ちいきべつなどで掲載けいさい
 ○Yahoo!ボランティア(volunteer.yahoo.co.jp/)
 支援しえん活動かつどうちゅう団体だんたいなどをまとめたほか、震災しんさい関連かんれんのイベントや募集ぼしゅう検索けんさく
 ○東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい支援しえん全国ぜんこくネットワーク(www.jpn−civil.net/)
 全国ぜんこくのNPO、NGOなどが多数たすう参加さんかするネットワーク。初心者しょしんしゃ資料しりょうやVCの設置せっちじょうきょう地図ちずなど」(全文ぜんぶん)


 
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自分じぶんいのち自分じぶんまも
(読売新聞よみうりしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか 和歌山わかやま)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20110419-OYT8T01216.htm
防災ぼうさいめんおくれ あらなお
けん 総合そうごう防災ぼうさい 防災ぼうさい企画きかくはん しゅ井清いせいたかし 班長はんちょう (48)
 地震じしん発生はっせいつたえる庁舎ちょうしゃないのテレビにをやると、東北とうほく地方ちほうおおきくながれにおそわれていることが画面がめんからつたわってきた。その段階だんかいで、県内けんないにも津波つなみ警報けいほう発令はつれいされるだろうとおもったが、まさかだい津波つなみ警報けいほうされるとはおもわなかった。
 三陸海岸さんりくかいがんなどへの津波つなみ到達とうたつつたえられたころから、気象庁きしょうちょう東北とうほく地方ちほう潮位ちょうい情報じょうほうなどが更新こうしんされなくなり、ただごとではない事態じたいきているとかんじた。災害さいがい対策たいさく本部ほんぶ設置せっち情報じょうほう収集しゅうしゅうわれながら、和歌山わかやまだい津波つなみせる可能かのうせいかんがえ、県内けんない人々ひとびと海岸かいがんからはなれるようにいのるばかりだった。
 過去かこなん津波つなみおそわれてきた三陸さんりく地方ちほうは、世界せかい最大さいだいきゅう防波堤ぼうはていといったハードめんでも、防災ぼうさい教育きょういくといったソフトめんでも、津波つなみ対策たいさく先進せんしん地域ちいきだった。昨年さくねん県内けんない市町村しちょうそんちょうあつめて和歌山わかやま市内しない開催かいさいした勉強べんきょうかいでは、宮城みやぎけん栗原くりはら危機きき管理かんりかん講師こうしをしてもらった。あれほど津波つなみそなえていた地域ちいき軒並のきな壊滅かいめつてき被害ひがいけたことに、しんじられないおもいだった。
 ちか将来しょうらい発生はっせい予想よそうされるひがし南海なんかい南海なんかい地震じしんで、県内けんないおおきな津波つなみ被害ひがい可能かのうせいがある。あれほどのだい津波つなみからのこるにはどうすればいいのか。震災しんさいすぐに、防災ぼうさいめんおくれているてんあらなおしをはじめた。
 いま避難ひなん誘導ゆうどう方法ほうほう物資ぶっし備蓄びちくじょうきょうなどについて、かく市町村しちょうそん担当たんとうしゃ一緒いっしょ確認かくにんすすめているが、もっとも重要じゅうようなのは、県民けんみんいちにんひとりに「自分じぶんいのち自分じぶんまもる」という意識いしきってもらうことだ。
 防災ぼうさい計画けいかく策定さくていや、防災ぼうさい訓練くんれんなどに総合そうごう防災ぼうさいに4ねんまえ赴任ふにんして以来いらい津波つなみからげる訓練くんれんや、近所きんじょひと高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ避難ひなん手助てだすけするよう援護えんごしゃ避難ひなん対策たいさくなどにんできたが、「わたしきているあいだにそんな地震じしんないでしょう」とわれるなど、反応はんのうにぶいことがおおかった。
 今回こんかい大震災だいしんさい県民けんみん危機ききかんたかまっているとおもうが、その一方いっぽうで、あまりにおおきな被害ひがいに、「津波つなみいえながされるので耐震たいしん家具かぐ固定こていなんて無駄むだ」「避難ひなんしょながされるならどこへげてもたすからない」といったこえもあるとく。
 いえ家具かぐ下敷したじきになれば、そのおそってくる津波つなみからげることはできないことや、あきらめずにすこしでも安全あんぜん場所ばしょげることが大切たいせつだということを、時間じかんがかかっても丁寧ていねい誤解ごかいなくつたえたい。
 今後こんごなんねん地震じしん津波つなみきず、県民けんみんから「結局けっきょく災害さいがいなんてきないやないか」とオオカミ少年しょうねんあつかいされ、批判ひはんされてもかまわない。
 今回こんかい被害ひがい想定そうてい以上いじょうのことがきる可能かのうせいかんがえておくことの大切たいせつさを実感じっかんさせられ、津波つなみおそろしさをあらためて認識にんしきした。だい地震じしん教訓きょうくんまなび、今後こんご県内けんない防災ぼうさい対策たいさくかさなければならない。そうしなければ、犠牲ぎせいになったひとたちに失礼しつれいだとおもっている。(ききて落合おちあい宏美ひろみ)(おわり)」(全文ぜんぶん)


 
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原発げんぱつ周辺しゅうへんからの避難ひなんしゃ入居にゅうきょ300追加ついか募集ぼしゅう
(日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2011ねん04がつ20日はつか)
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE0E5E2E7E0EAE5E2E3EBE2E6E0E2E3E39EEAE1E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7
東京とうきょう東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃや、福島ふくしまだい1・だい原子力げんしりょく発電はつでんしょ周辺しゅうへんんでいた都営とえい住宅じゅうたくなどを追加ついかする。すでにやく1300入居にゅうきょしゃ募集ぼしゅうしているが、さらにやく300ぶんくわえる。申込もうしこみ受付うけつけ期間きかん今月こんげつ26〜28にち抽選ちゅうせんて5がつ13にちから半年はんとし程度ていど家賃やちん共益きょうえき免除めんじょしたうえで住宅じゅうたく供給きょうきゅうする。
 都内とない避難ひなんしているひと対象たいしょうで、中学生ちゅうがくせい以下いかども、にん障害しょうがいしゃ難病なんびょう患者かんじゃ高齢こうれいしゃのいる世帯せたい優先ゆうせんする。寝具しんぐやガスコンロ、照明しょうめい器具きぐなど家財かざいそなえる。もうみの受付うけつけ場所ばしょ都庁とちょうだい2ほん庁舎ちょうしゃかい
または、被災ひさいしゃ無償むしょうれているきゅうグランドプリンスホテル赤坂あかさか(東京とうきょう千代田ちよだ)について、空室くうしつがあるためあらためて入居にゅうきょしゃ募集ぼしゅうする。利用りよう期限きげんは6がつまつまで。4月しがつ21,22にち都庁とちょうだい庁舎ちょうしゃかい入居にゅうきょもうみをける。」(全文ぜんぶん)


 
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仮設かせつ住宅じゅうたく通所つうしょ介護かいごなどのふくあい拠点きょてん併設へいせつを- 厚労省こうろうしょう被災ひさいけん事務じむ連絡れんらく
(キャリアブレイン 2011/0419にち)
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/33742.html
厚生こうせい労働省ろうどうしょうは4がつ19にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい仮設かせつ住宅じゅうたくに、デイサービスや訪問ほうもん介護かいごなどをふくむサポート拠点きょてん併設へいせつするようもとめる事務じむ連絡れんらくを、宮城みやぎけんなど9けんにあててした。拠点きょてん設置せっち費用ひよう人件じんけんなどの運営うんえい費用ひようについては、くにによる財政ざいせい支援しえん検討けんとうされている。
 対象たいしょうは、青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき栃木とちぎ千葉ちば新潟にいがた長野ながのの9けん
 仮設かせつ住宅じゅうたくへの併設へいせつもとめているのは、▽デイサービス▽居宅きょたく介護かいご支援しえん訪問ほうもん介護かいご訪問ほうもん看護かんご診療しんりょう機能きのうなどの居宅きょたくサービス▽はいしょくなどの生活せいかつ支援しえんサービス▽総合そうごうてき相談そうだん機能きのう高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃどもがあつまる地域ちいき交流こうりゅうスペース―などを、地域ちいき実情じつじょうおうじてふくあいてきんだ拠点きょてん厚労省こうろうしょう担当たんとうしゃは、「100かしょあまりが整備せいびされる見込みこみ」としている。
 厚労省こうろうしょうはサポート拠点きょてん運営うんえい主体しゅたいについて、社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん民間みんかん企業きぎょうへの委託いたく方式ほうしきなどを想定そうていしている。また、拠点きょてん運営うんえい主体しゅたい支払しはらわれる介護かいごサービスへの報酬ほうしゅうかんしては、「原則げんそくとしては、介護かいご保険ほけん対応たいおうすることが想定そうていされる」(担当たんとうしゃ)としているが、「事業じぎょう全体ぜんたい具体ぐたいてきなスキームはまっていない」(どう)という。」(全文ぜんぶん)


 
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◆20〜30キロけん苦心くしん診療しんりょう 長期ちょうき入院にゅういん透析とうせきできず
(asahi.com 2011ねん04がつ19にち)
http://www.asahi.com/health/news/TKY201104180522.html
福島ふくしまだいいち原発げんぱつから半径はんけい20〜30キロの屋内おくない退避たいひ自主じしゅ避難ひなん要請ようせい区域くいきで、住民じゅうみん十分じゅうぶん医療いりょう提供ていきょうできない状態じょうたいつづいている。避難ひなん要請ようせいともなって診療しんりょう入院にゅういんれに制約せいやくがあるためだ。区域くいきない医療いりょう機関きかんは、避難ひなんせずにらす患者かんじゃ避難ひなんしょからかよ患者かんじゃのため、苦心くしんしながら診療しんりょうしている。
 福島ふくしまけんみなみ相馬そうま原町はらまち屋内おくない退避たいひ区域くいきにある。政府せいふ自主じしゅ避難ひなん要請ようせい同市どうし人口じんこうは7まんせんにんから1まんにん程度ていどにまでったが、次第しだい住民じゅうみんもどり、要請ようせい有名ゆうめい無実むじつ現在げんざいは3まんせんにん程度ていどらすとみられる。
 どう区内くないのJR常磐ときわせん原ノ町はらのまちえきちかくの青空あおぞらかい大町おおまち病院びょういんしゅうはじめの18にちあさから患者かんじゃれつができた。外来がいらい患者かんじゃは195にん震災しんさいまえ半分はんぶん程度ていど回復かいふくした。
 とおくからかよひともいる。40キロほどはなれたどうけん伊達だて避難ひなんしょにいる男性だんせい(48)は、バスとレンタカーを使つかって片道かたみちあいだかけてやってた。「不整脈ふせいみゃくくすりれていた。いつもの先生せんせいてもらうと安心あんしんできる」
 どう病院びょういんでは原発げんぱつ事故じこ看護かんご職員しょくいん相次あいついで自主じしゅ避難ひなん屋内おくない退避たいひ区域くいきになったことでみなみ相馬そうま市内しないへの物流ぶつりゅうとどこおり、くすり不足ふそく深刻しんこくになった。このため、176にんいた入院にゅういん患者かんじゃ全員ぜんいんに3がつ21にちまでに退院たいいん転院てんいんしてもらい、いったんじた。
 もどってきた住民じゅうみんのために4がつにち外来がいらい診療しんりょう再開さいかい放射線ほうしゃせんふせぐため、原発げんぱつのある方角ほうがく玄関げんかん閉鎖へいさし、反対はんたいがわくちけた。通常つうじょうくすり配送はいそうまったため、くすり自衛隊じえいたいだんボールばことどけにくる。
 だが、十分じゅうぶん医療いりょうむずかしい。政府せいふはこの区域くいきでの長期ちょうき入院にゅういんれなどを制限せいげんしているため、入院にゅういん必要ひつよう患者かんじゃ病院びょういんおくっている。治療ちりょう時間じかんがかかる人工じんこう透析とうせき再開さいかいできない。原発げんぱつなんらかの緊急きんきゅう避難ひなんもとめられる可能かのうせいがあるからだ。
 猪又いのまた義光よしみつ院長いんちょうは「CTやMRIはうごいている。医師いしがいて看護かんごもどってきている。入院にゅういん患者かんじゃれはできるし、ぜひ再開さいかいしたいのだが……」となげく。
 同市どうしの20〜30キロ圏内けんないに20しょう以上いじょう用意よういする病院びょういんは7病院びょういん。うち大町おおまち病院びょういんふくむ5病院びょういん再開さいかいした。
 もうひとつの拠点きょてん病院びょういん渡辺わたなべ病院びょういん震災しんさいの3がつ15にちから外来がいらい診療しんりょうはストップし、くに指示しじ入院にゅういん患者かんじゃ避難ひなんさせわったどう19にちから休業きゅうぎょうしていた。
 渡辺わたなべ泰章やすあき理事りじちょうら5にん医師いしでシフトをみ、4がつにち診察しんさつ再開さいかいした。ただ、できるのは簡単かんたん検査けんさ診察しんさつだけだ。大町おおまち病院びょういん同様どうよう屋内おくない退避たいひ区域くいきにあるため、入院にゅういん患者かんじゃれられない。
 1にち平均へいきんやく130にん患者かんじゃおとずれる。甲状腺こうじょうせんわるくし、2ねん以上いじょう通院つういんしているえいはやし圭子けいこさん(56)は「悪化あっかしたら入院にゅういん必要ひつようになるかもしれない。でも、この病院びょういん入院にゅういんできないとなるとどうしたらいいんだろう」と不安ふあんくちにした。
 「入院にゅういんしての治療ちりょうができないのはまともな医療いりょう行為こういができないということ。地域ちいき医療いりょう崩壊ほうかいしている」と渡辺わたなべ理事りじちょうう。原町はらまち政府せいふから緊急きんきゅう避難ひなん準備じゅんび区域くいき指定していされる可能かのうせいたかいが、指定していされれば入院にゅういん患者かんじゃれられない状態じょうたいつづく。理事りじちょうは「緊急きんきゅう避難ひなん準備じゅんび区域くいきからはずしてもらいたい」とうったえる。
 みなみ相馬そうま入院にゅういん患者かんじゃは、きたとなり相馬そうまにある公立こうりつ相馬そうま総合そうごう病院びょういん相馬そうま中央ちゅうおう病院びょういん搬送はんそうされるケースがおおかった。だが、その2病院びょういんともすでにベッドすうの8〜9わり使用しようされているため、長期ちょうき入院にゅういん必要ひつようみなみ相馬そうま市民しみんれを断念だんねんしている。病院びょういん関係かんけいしゃは「地元じもと住民じゅうみん診療しんりょう優先ゆうせんせざるをない」からだという。このため、みなみ相馬そうまからの救急きゅうきゅう搬送はんそうやく60キロはなれた福島ふくしま市内しないなどの病院びょういんはこばれるケースも目立めだっている。
 けん地域ちいき医療いりょうはやし君雄きみお主幹しゅかんは「この地域ちいき医療いりょうをどうするか、くに方針ほうしんからず、けんうごけない。きびしい状況じょうきょうだ」とはなしている。
 文部もんぶ科学かがくしょう発表はっぴょう大町おおまち病院びょういん付近ふきん放射線ほうしゃせんりょう毎時まいじ0.3マイクロシーベルト。原発げんぱつからやく60キロはなれた福島ふくしま県庁けんちょう付近ふきん(1.2マイクロシーベルト)を下回したまわる。猪又いのまた院長いんちょうは「放射線ほうしゃせんりょうまった心配しんぱいない水準すいじゅん。このまま医療いりょうつづける」という。(編集へんしゅう委員いいん浅井あさい文和ふみかずたに雅紀まさのり田村たむらたかし木村きむら英昭ひであき)」(全文ぜんぶん)


 
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東電とうでん原発げんぱつ事故じこ収束しゅうそくまで6〜9カ月かげつ
(asahi.com 2011ねん04がつ19にち MY TOWN埼玉さいたま)
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001104190001
福島ふくしまだいいち原発げんぱつ事故じこ収束しゅうそくまで6〜9カ月かげつとした東京電力とうきょうでんりょく工程こうていひょう周辺しゅうへんから避難ひなんしたひと帰宅きたくできる時期じきしめされなかった。避難ひなん生活せいかつはどこまで長期ちょうきするのか。その見通みとおしがないなか本格ほんかくてきしょくさがしをはじめるひと明日あした生活せいかつなやひとがいる。
◇「はやかえりたい」「長期ちょうき職場しょくばを」 県内けんない避難ひなんしゃらのおも
 「いちにちはやかえりたいとおもっていたので、本当ほんとう残念ざんねんでならない」。さいたま自治じち人材じんざい開発かいはつセンターに避難ひなんしている双葉ふたばまち男性だんせい(59)は、東電とうでんしめした工程こうていひょうて、おもわずためいきたという。
 地元じもとではタクシー運転うんてんしゅをしていたが、土地とちかんのない埼玉さいたまけんでの運転うんてん自信じしんはなく、さい就職しゅうしょくむずかしいとかんじている。「さしあたりの生活せいかつはあるが、避難ひなん生活せいかつ半年はんとし以上いじょうおよぶとさすがにきびしい」。どうセンターの退去たいきょ期限きげん月末げつまつせまり、今後こんご生活せいかつをどうしようかおもなやんでいるとはなす。
 「しばらく福島ふくしまもどれそうにないことがはっきりした。できるだけ長期間ちょうきかんはたらける職場しょくばさがそうとおもう」。福島ふくしま小松こまつ弘幸ひろゆきさん(26)はこの避難ひなんさきどうセンターにされた求人きゅうじんのチラシに見入みいっていた。これまで県内けんない企業きぎょう中心ちゅうしんに8しゃわせたが、まだ仕事しごとまっていないという。
 浪江なみえまち水野みずの裕介ゆうすけさん(26)は「明日あした明後日みょうごにち生活せいかつをどうするかでせいいっぱい。半月はんつききゅうカ月かげつのことをかんがえる余裕よゆうは、いまわたしたちにはありません」とる。
 自宅じたく津波つなみながされ、妊娠にんしんカ月かげつつま2人ふたりども、人工じんこう透析とうせき必要ひつようとする義父ぎふ親戚しんせきけい11にん避難ひなん生活せいかつおくる。東電とうでん工程こうていひょう原発げんぱつ事故じこ収束しゅうそく見込みこみにぎず、安心あんしん安全あんぜん生活せいかつできるスケジュールではないとみる。「いま必死ひっし仕事しごとさがすだけです」
 東電とうでん手厳てきびしい意見いけんすくなくない。
 杉戸すぎとまちの「エコ・スポいずみ」に避難ひなんしている富岡とみおかまち肥料ひりょう会社かいしゃ経営けいえい南国なんごくあきらさん(63)は「6カ月かげつや9カ月かげつかえれるわけがない。東電とうでん政府せいふ信用しんようできない」とはなす。
 富岡とみおかまちはじめ、福島ふくしまだいいち原発げんぱつちかくの土壌どじょうがどの程度ていど放射能ほうしゃのう汚染おせんされているのか。その情報じょうほうがないためだ。「みんな今後こんご生活せいかつ設計せっけいもできずになやんでいる。放射能ほうしゃのう数値すうちれば、あきらめもつくかもしれないが」
 きゅう騎西きさい高校こうこう加須かぞ)に避難ひなんしている双葉ふたばまち加藤かとうひとしさん(57)も「いつ地元じもとかえれるかからず、工程こうていひょう判断はんだん材料ざいりょうにはならない」とめている。同町どうちょう男性だんせい(36)は「最終さいしゅうてき補償ほしょう全容ぜんようがわからないとさき計画けいかくてられない」とはなした。」(全文ぜんぶん)


 
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仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご相談そうだん拠点きょてん被災ひさいけんに100カ所かしょちょう厚労省こうろうしょう
(時事じじドットコム 2011ねん04がつ19にち)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041900597
厚生こうせい労働省ろうどうしょうは19にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまなど9けん仮設かせつ住宅じゅうたく地域ちいきに、介護かいごサービスを提供ていきょうしたり、生活せいかつ相談そうだんおうじたりするサポート拠点きょてんを100カ所かしょ以上いじょう設置せっちする方針ほうしんめた。今年度こんねんどだい補正ほせい予算よさんあん関係かんけい経費けいひ70おくえん計上けいじょう全額ぜんがく国庫こっこ補助ほじょでの設置せっち目指めざす。くにだい規模きぼ災害さいがいけて仮設かせつ介護かいご拠点きょてんつくるのははじめて。
 仮設かせつ住宅じゅうたく孤立こりつしがちな高齢こうれいしゃらをささえるのが目的もくてきで、500世帯せたいたいし1カ所かしょのサポート拠点きょてん設置せっち想定そうていしている。同省どうしょう同日どうじつ、9けん福祉ふくし担当たんとう部局ぶきょくたいし、拠点きょてん積極せっきょくてき整備せいびもとめる通知つうちした。
 同省どうしょうはサポート拠点きょてん機能きのうとして、デイサービスや訪問ほうもん介護かいご訪問ほうもん看護かんごといった介護かいご保険ほけんサービスにくわえ、(1)住民じゅうみんけの総合そうごう相談そうだん(2)ボランティアの活動かつどう拠点きょてん(3)障害しょうがいしゃどもたちがあつまれる地域ちいき交流こうりゅうスペース−などを例示れいじかく自治体じちたい地域ちいき実情じつじょうおうじたものをつくれるようにする。
 9けんは、青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき栃木とちぎ千葉ちば新潟にいがた長野ながの。」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさい仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん設置せっち
(TBS 2011ねん04がつ19にち)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4704237.html
細川ほそかわ厚生あつお労働ろうどう大臣だいじんは、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい仮設かせつ住宅じゅうたくに、今後こんご介護かいごなどのサービスをおこな拠点きょてん設置せっちする方針ほうしんあきらかにしました。
 「仮設かせつ住宅じゅうたくなどがつくられるところに 、介護かいご看護かんごのようなサービスステーションを設置せっちする」(細川ほそかわ律夫りつお厚生こうせい労働ろうどうしょう
 仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいごなどの拠点きょてん設置せっちされるのは、岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまなど9けんのおよそ100かしょです。
 高齢こうれいしゃのデイサービスをおこなったり、障害しょうがいしゃなどがあつまるスペースを設置せっちし、仮設かせつ住宅じゅうたく入居にゅうきょしたひと孤立こりつ孤独こどくふせぎたいとしています。
 2011年度ねんどだいいち補正ほせい予算よさんあんに70おくえん方針ほうしんで、くに費用ひようして仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん設置せっちするのははじめてのことです。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 厚労省こうろうしょう被災ひさいの100カ所かしょ以上いじょう仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん設置せっち方針ほうしん
FNN 2011/04/19
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00197746.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい対象たいしょうに、厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、100カ所かしょ以上いじょう仮設かせつ住宅じゅうたくに、デイサービスなどをおこな介護かいご拠点きょてん設置せっちする方針ほうしんかためた。
厚労省こうろうしょうは、被害ひがいおおきかった岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまなど、9つのけん仮設かせつ住宅じゅうたく対象たいしょうに、あわせて100カ所かしょ以上いじょう介護かいご拠点きょてん併設へいせつし、介護かいごようのトイレや浴室よくしつ調理ちょうりしつもうけたうえで、デイサービスをはじめ、障害しょうがいしゃどもがあつまるスペースなどを提供ていきょうする。
運営うんえいは、社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんなどに委託いたくし、サービス内容ないようは、それぞれのけん地域ちいき実情じつじょうおうじてめることになる。
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいにより、13まん6,438にん避難ひなん生活せいかつ余儀よぎなくされていて、厚労省こうろうしょうは、こうした拠点きょてん設置せっちで、介護かいご必要ひつよう高齢こうれいしゃなどの支援しえん強化きょうかする方針ほうしん。」(全文ぜんぶん)


 
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仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてん孤独こどくふせ
読売新聞よみうりしんぶん 2011/04/19
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39663
「9けん100かしょ厚労省こうろうしょう方針ほうしん
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいけん対象たいしょう厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、すくなくとも100かしょ以上いじょう仮設かせつ住宅じゅうたくに、デイサービスなどをおこな介護かいご保育ほいく拠点きょてん併設へいせつさせる方針ほうしんかためた。
 孤独こどくたきりなどをふせぐためで、19にちにも関係かんけいけん通知つうちする。運営うんえい地元じもと社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかいなどに委託いたくすることにしている。だい規模きぼ災害さいがいくに仮設かせつで“公設こうせつ民営みんえい”の介護かいご拠点きょてんをつくるのは、これがはじめて。
 対象たいしょうとなるのは青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき栃木とちぎ千葉ちば新潟にいがた長野ながのの9けん。2011年度ねんどだい補正ほせい予算よさんあんに70おくえん方針ほうしんで、被害ひがいおおきい岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまの3けんには10おく〜15おくえん重点じゅうてん配分はいぶんする。
 厚労省こうろうしょうによると、災害さいがい救助きゅうじょほうなどでは、50える仮設かせつ住宅じゅうたくには集会しゅうかいしょ併設へいせつできることになっている。この集会しゅうかいしょに、介護かいごようのトイレや浴室よくしつ調理ちょうりしつもうけることで、高齢こうれいしゃだけでなく障害しょうがいしゃどもれなどもあつまれるようにする。
 設備せつび人件じんけんで1かしょあたり年間ねんかんやく2000まんえんかかるとみられ、これらの費用ひよう全額ぜんがくくに負担ふたんする。サービス内容ないようは、デイサービス、訪問ほうもん介護かいご看護かんごはいしょくサービス、生活せいかつ相談そうだんのほか、障害しょうがいしゃどもがあつまる交流こうりゅうスペースの設置せっちなど。被災ひさいけん地域ちいき実情じつじょうおうじてえらべるようにする。
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでは、現在げんざいも13まんにん以上いじょう避難ひなん生活せいかついられており、高齢こうれいしゃ災害さいがい弱者じゃくしゃ死亡しぼうする事例じれい相次あいついでいる。介護かいご必要ひつよう高齢こうれいしゃ仮設かせつ住宅じゅうたくうつっても、十分じゅうぶん支援しえんがなければ孤独こどくなどをまねおそれもつよく、支援しえん拠点きょてん必要ひつようせい指摘してきされていた。
 2004ねんきた新潟にいがたけん中越なかこし地震じしんでは、社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん長岡ながおか市内しない仮設かせつ住宅じゅうたく介護かいご拠点きょてんをつくり、高齢こうれいしゃ孤独こどく防止ぼうし介護かいご予防よぼう成果せいかがあった。」(全文ぜんぶん)


 
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◆【東京とうきょう被災ひさいしゃ住宅じゅうたく 練馬ねりま提供ていきょう 21にちから募集ぼしゅう
(東京とうきょう新聞しんぶん 2011ねん04がつ19)にち
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110419/CK2011041902000020.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃけに、練馬ねりま区営くえい住宅じゅうたく民間みんかん賃貸ちんたい住宅じゅうたくなどやくひゃく用意よういじゅうがつまつまで無料むりょうす。じゅういちじゅうさんにち入居にゅうきょ希望きぼうしゃつのる。
 区内くない避難ひなんしている乳幼児にゅうようじ障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃのいるにん以上いじょう世帯せたいさい優先ゆうせんする。じゅうにち抽選ちゅうせんし、よんがつ下旬げじゅん以降いこう入居にゅうきょ予定よていわせは専用せんようダイヤル=でん0120(984)964=へ。」(全文ぜんぶん)


 
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練馬ねりま震災しんさい被災ひさいしゃらに住宅じゅうたく100提供ていきょう 家財道具かざいどうぐ用意ようい
(日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2011ねん04がつ19)
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE0E4EBEAE4E4EAE2E3EAE2E6E0E2E3E39EEAE1E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7
東京とうきょう練馬ねりま大震災だいしんさい被災ひさいしゃや、避難ひなん指示しじされた福島ふくしまだい1原子力げんしりょく発電はつでんしょ周辺しゅうへん住民じゅうみんらに、区営くえい住宅じゅうたくなどやく100無償むしょう提供ていきょうする。期間きかん今年ことし10がつまつまでで、すでにどう区内くない避難ひなんしている世帯せたい対象たいしょう受付うけつけ期間きかんは4がつ21〜23にちで、乳幼児にゅうようじにん障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃのいる世帯せたい優先ゆうせんして供給きょうきゅうする。公開こうかい抽選ちゅうせんにより入居にゅうきょしゃめる。
 提供ていきょうするのは区営くえい住宅じゅうたくのほか、民間みんかん業者ぎょうしゃからげる賃貸ちんたい住宅じゅうたく区民くみん無償むしょう提供ていきょうした空家あきや寝具しんぐやテレビなど家財道具かざいどうぐ用意よういする。4がつ下旬げじゅんから入居にゅうきょはじめる。」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさいから 透析とうせき避難ひなんした 患者かんじゃ700にん新潟にいがた東京とうきょう
(asahi.com 2011ねん04がつ19にち)
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201104190213.html
震災しんさいにち夕方ゆうがた福島ふくしまけんいわき会社かいしゃいん鈴木すずき正雄まさおさん(56)は、人工じんこう透析とうせきけにったかかりつけのいわき泌尿器ひにょうき病院びょういんげん・いわき泌尿器ひにょうき)で、集団しゅうだん避難ひなん計画けいかくった。
 地震じしん福島ふくしまだいいち原発げんぱつ事故じこくわわり、この病院びょういん大勢おおぜい患者かんじゃ透析とうせきつづけるのはむずかしい。鈴木すずきさんかた原発げんぱつ事故じこともな避難ひなん屋内おくない退避たいひ区域くいきそと家族かぞく相談そうだんし、一人ひとり集団しゅうだん避難ひなんくわわることにした。
 3月さんがつ17にちあさやく700にん患者かんじゃあつまり、やく20だいのバスで新潟にいがた東京とうきょう千葉ちばへ。鈴木すずきさんらやく150にん新潟にいがた避難ひなんした。
 避難ひなんさき鈴木すずきさんは、どう病院びょういん系列けいれつがい透析とうせき施設しせつ透析とうせきけていたひとはなしみみにした。
 震災しんさい施設しせつがわから「明日あしたから透析とうせきができない」とわれ、紹介しょうかいじょう南隣みなみどなり茨城いばらきけん方面ほうめん施設しせつ一覧いちらんひょうわたされ、自分じぶんさがすよううながされた――。
 原発げんぱつ周辺しゅうへんおおくの医療いりょう機関きかん混乱こんらんしていた。断水だんすい余震よしん給水きゅうすいかんこわれ、患者かんじゃ状態じょうたいおう透析とうせき中身なかみ最小限さいしょうげんしぼることも。ガソリン不足ふそくくわえ、職員しょくいん被災ひさい深刻しんこくだった。
 いわき泌尿器ひにょうき病院びょういんにも地震じしん津波つなみ自宅じたくうしなった職員しょくいんがいた。原発げんぱつ事故じこ妊娠にんしんちゅう幼児ようじ介護かいご必要ひつよう家族かぞくがいる看護かんごらに出勤しゅっきんしなくていいとつたえた。はたらけるじゅうすうにん早朝そうちょうから翌日よくじつ未明みめいまで透析とうせきつづけ、2あいだほどの仮眠かみんからだやすめた。
 震災しんさいにちよる職員しょくいん疲労ひろうがピークに。「もうつづけられない」。川口かわぐちひろし(かわぐち・ひろし)院長いんちょう関東かんとう新潟にいがた病院びょういんたすけをもとめた。これが異例いれい集団しゅうだん避難ひなんにつながった。
 避難ひなんしてやく週間しゅうかん川口かわぐちさんはいわきの様子ようすもどった。あいだもなく常磐ときわどう通行つうこう可能かのう区間くかんび、水道すいどう復旧ふっきゅうする見通みとおしとわかった。避難ひなんしていた職員しょくいんらももどはじめていた。状況じょうきょう総合そうごうすると、患者かんじゃにんあたり3〜4あいだ透析とうせき可能かのうだと判断はんだんもどれるひとには希望きぼうおうじてもどってもらうことにした。
 27にち新潟にいがた東京とうきょうからけい84にんがまずもどった。会社かいしゃ再開さいかいした鈴木すずきさんは、電話でんわ仕事しごと連絡れんらくをとりながら「はやかえりたい」とおもっていた。4月しがつにちだいじんかえり、翌日よくじつ復帰ふっきした。  混乱こんらんなかで、いのちをつなぐ透析とうせきつづけるのは、自分じぶんちからだけではむずかしかった。病院びょういんへの感謝かんしゃをかみしめる。(寺崎てらさき省子しょうこ)」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさいしゃ預金よきんはらもどしについて
(ケアマネジメント 2011ねん04がつ18にち)
http://www.caremanagement.jp/news+article.storyid+8723.htm
厚生こうせい労働省ろうどうしょうは4がつ14にち介護かいご保険ほけん最新さいしん情報じょうほうVol.190「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいともな障害しょうがいしゃおよ高齢こうれいしゃ預金よきん通帳つうちょう紛失ふんしつした場合ばあいとうにおける預金よきん払戻はらいもどしについて」を発出はっしゅつした。今回こんかい老健ろうけんきょくからではなく、援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし 障害しょうがい福祉ふくし全国ぜんこく都道府県とどうふけんおよび指定してい都市とし中核ちゅうかく民生みんせい主管しゅかんての発出はっしゅつ
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでは、津波つなみによる被害ひがいですべてをながされてしまった被災ひさいしゃおおいため、金融きんゆうちょうから金融きんゆう機関きかんたいして、預金よきん通帳つうちょう印鑑いんかん紛失ふんしつした場合ばあいでも、本人ほんにんであることが確認かくにんできる書類しょるい提示ていじにより金融きんゆう機関きかん預金よきん払戻はらいもどしにおうじるとともに、本人ほんにんであることが確認かくにんできる書類しょるい紛失ふんしつしてしまった場合ばあいについても、住所じゅうしょ氏名しめいとうき、登録とうろく内容ないようとの一致いっち確認かくにんしたうえで払戻はらいもどしをおこなうなど、柔軟じゅうなん対応たいおうおこなうよう要請ようせいされている。
それによると、預金よきんしゃ本人ほんにん死亡しぼう行方ゆくえ不明ふめいに、おやども・配偶はいぐうしゃなどのほうから預金よきん払出はらいだしのもとめがあった場合ばあいには、必要ひつよう要件ようけんたすことを確認かくにんしたうえで一定いってい金額きんがく払出はらいだしにおうじる。
また、金融きんゆう機関きかんとう預金よきん証書しょうしょ通帳つうちょう紛失ふんしつした場合ばあいでも預金よきんしゃであることを確認かくにんして払戻はらいもどしにおうずること。届出とどけで印鑑いんかんのない場合ばあいには、拇印ぼいんにておうずること、事情じじょうによっては定期ていき預金よきん定期ていき積立つみたてきんとう期限きげんぜんはらもどしにおうずること、などがまれている。
今回こんかいは、さらに単独たんどく金融きんゆう機関きかんおもむくことの困難こんなん障害しょうがいしゃおよ高齢こうれいしゃ預金よきん払戻はらいもどしが円滑えんかつおこなわれるよう適切てきせつ支援しえんびかけるもので、こうした事案じあんについて相談そうだんできる窓口まどぐち紹介しょうかいしている。周囲しゅうい支援しえんしゃはぜひ協力きょうりょくされたい。
被災ひさいともな金融きんゆう相談そうだん窓口まどぐち
1)東北とうほく財務局ざいむきょく金融きんゆう相談そうだん窓口まどぐち
住所じゅうしょ宮城みやぎけん仙台せんだい青葉あおば本町ほんちょう3-3-1 仙台せんだい合同庁舎ごうどうちょうしゃ4F)
専用せんようダイヤル:022-721-7078
受付うけつけ:つききん祝日しゅくじつのぞく)9:00〜17:45
2)青森あおもり財務ざいむ事務所じむしょ理財りざい 
電話でんわ:017-722-1463
受付うけつけ:つききん祝日しゅくじつのぞく)8:30〜17:15
3)盛岡もりおか財務ざいむ事務所じむしょ理財りざい
電話でんわ:019-625-3353
受付うけつけ:つききん祝日しゅくじつのぞく)8:30〜17:15
4)秋田あきた財務ざいむ事務所じむしょ理財りざい
電話でんわ:018-862-4193
受付うけつけ:つききん祝日しゅくじつのぞく)8:30〜17:15
5)山形やまがた財務ざいむ事務所じむしょ理財りざい
電話でんわ:024-535-0303
受付うけつけ:つききん祝日しゅくじつのぞく)8:30〜17:15
金融きんゆうちょうのホームページ」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさいしゃ対象たいしょう入居にゅうきょしゃ募集ぼしゅう 21にちまで、春日部かすかべ
(埼玉さいたま新聞しんぶん 2011ねん04がつ18にち)
http://www.saitama-np.co.jp/news04/18/08.html
春日部かすかべは、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしたひと対象たいしょうにした住宅じゅうたく(15ぶん)の入居にゅうきょしゃを18にち〜21にちまで募集ぼしゅうする。
 この住宅じゅうたく東京電力とうきょうでんりょく幸松ゆきまつ社宅しゃたく春日部かすかべ丁目ちょうめ)で、春日部かすかべえきまで徒歩とほ13ふん建物たてもの耐火たいかづくり4かいてで、間取まどりは3DK(面積めんせきは76平方へいほうメートル)。駐車ちゅうしゃじょうもある。
 申請しんせい資格しかくしゃは、どう震災しんさい住宅じゅうたくうしなったひと東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしまだい1、だい原発げんぱつ事故じこによる避難ひなんしゃ屋内おくない退避たいひ指示しじけている地域ちいき居住きょじゅうしゃで、5がつにちまでに入居にゅうきょ可能かのうであること。
 入居にゅうきょ期間きかんは2012ねんがつ31にちまで。このあいだ住宅じゅうたく駐車ちゅうしゃじょう使用しよう無償むしょう提供ていきょうされる。いぬねこなどの動物どうぶつ飼育しいくすることはできない。
 受付うけつけ場所ばしょは、市役所しやくしょかい建築けんちく住宅じゅうたく担当たんとう窓口まどぐち受付うけつけ時間じかん午前ごぜん30ふんから午後ごごまで。抽選ちゅうせんは25にち午前ごぜん10から、市役所しやくしょだい別館べっかん会議かいぎしつおこなわれ、公開こうかいされる。高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ乳幼児にゅうようじにんがいる世帯せたいどう市内しない避難ひなんしている世帯せたい抽選ちゅうせん倍率ばいりつ優遇ゆうぐうされる。
 わせはどう担当たんとうTELてる048・736・1111、内線ないせん3619)へ。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい派遣はけん応援おうえん /広島ひろしま
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ18にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110418ddlk34040505000c.html
「▽けんは18にちから、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃしんのケアを支援しえんするため、福島ふくしまけん精神せいしんらを派遣はけんする。震災しんさいから1カ月かげつ経過けいかし、避難ひなんしょ生活せいかつ長期ちょうきで、精神せいしんてき被害ひがいへの対応たいおう重要じゅうようになってきたため。18にちから順次じゅんじ派遣はけんするみっつの医療いりょうチームに精神せいしん保健所ほけんじょちょうれる。また、けんは18にちから、どものしんのケアや発達はったつ障害しょうがい支援しえんのため、こども家庭かていセンターの児童じどう福祉ふくし児童じどう心理しんりかく1人ひとり宮城みやぎけん気仙沼けせんぬま派遣はけんする。」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさいしゃ対象たいしょう入居にゅうきょしゃ募集ぼしゅう 21にちまで、春日部かすかべ
(埼玉さいたま新聞しんぶん 2011ねん04がつ18にち)
http://www.saitama-np.co.jp/news04/18/08.html
春日部かすかべは、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしたひと対象たいしょうにした住宅じゅうたく(15ぶん)の入居にゅうきょしゃを18にち〜21にちまで募集ぼしゅうする。
 この住宅じゅうたく東京電力とうきょうでんりょく幸松ゆきまつ社宅しゃたく春日部かすかべ丁目ちょうめ)で、春日部かすかべえきまで徒歩とほ13ふん建物たてもの耐火たいかづくり4かいてで、間取まどりは3DK(面積めんせきは76平方へいほうメートル)。駐車ちゅうしゃじょうもある。
 申請しんせい資格しかくしゃは、どう震災しんさい住宅じゅうたくうしなったひと東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしまだい1、だい原発げんぱつ事故じこによる避難ひなんしゃ屋内おくない退避たいひ指示しじけている地域ちいき居住きょじゅうしゃで、5がつにちまでに入居にゅうきょ可能かのうであること。
 入居にゅうきょ期間きかんは2012ねんがつ31にちまで。このあいだ住宅じゅうたく駐車ちゅうしゃじょう使用しよう無償むしょう提供ていきょうされる。いぬねこなどの動物どうぶつ飼育しいくすることはできない。
 受付うけつけ場所ばしょは、市役所しやくしょかい建築けんちく住宅じゅうたく担当たんとう窓口まどぐち受付うけつけ時間じかん午前ごぜん30ふんから午後ごごまで。抽選ちゅうせんは25にち午前ごぜん10から、市役所しやくしょだい別館べっかん会議かいぎしつおこなわれ、公開こうかいされる。高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ乳幼児にゅうようじにんがいる世帯せたいどう市内しない避難ひなんしている世帯せたい抽選ちゅうせん倍率ばいりつ優遇ゆうぐうされる。
 わせはどう担当たんとうTELてる048・736・1111、内線ないせん3619)へ。」(全文ぜんぶん)


 
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停電ていでんいのち危機きき直結ちょっけつ 被災ひさい在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ
(asahi.com 2011ねん04がつ18にち)
http://www.asahi.com/health/news/TKY201104160424.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい余震よしんつづなか被災ひさいには、停電ていでんいのち危機きき直結ちょっけつする重度じゅうど在宅ざいたく障害しょうがいしゃがいる。避難ひなんしょでの集団しゅうだん生活せいかつむずかしく、電動でんどうのたん吸引きゅういん人工じんこう呼吸こきゅう必要ひつようひとたちだ。自動車じどうしゃからの電源でんげんでしのいだり、緊急きんきゅう入院にゅういん余儀よぎなくされたり……。家族かぞく周囲しゅうい懸命けんめい介護かいごろうとしている。
 岩手いわてけん釜石かまいし甲子こうしまち菊池きくち裕子ゆうこさん(27)は生後せいご10カ月かげつあやまって風呂ふろのこち、のう障害しょうがいからからだ不自由ふじゆうになった。居間いまのベッドにたきり状態じょうたいで、はは紀子のりこさん(61)がつきっきりで介護かいごしてきた。
 流動りゅうどうしょく食事しょくじくすりを1にちかいはなからかんとおしておくむ。むせてせきむなどからだがこわばる兆候ちょうこうるたびに、電動でんどう吸引きゅういんでたんをさないと、すぐに呼吸こきゅう困難こんなんになる。
 あのおおきなれでたなのものが次々つぎつぎち、裕子ゆうこさんはパニック状態じょうたいに。紀子のりこさんはとっさに裕子ゆうこさんのうえおおいかぶさり、きしめてまもった。ちち俊二しゅんじさん(63)は日課にっかのウオーキングで外出がいしゅつしていた。いそいで帰宅きたくすると、裕子ゆうこさんはおだやかなかおもどった。
 しかし、地震じしん同時どうじ停電ていでん裕子ゆうこさんの呼吸こきゅうると、たん吸引きゅういん必要ひつようせまっていた。俊二しゅんじさんは機転きてんかせ、玄関げんかんまえ乗用車じょうようしゃのエンジンをかけてシガーソケットから電源でんげんり、延長えんちょうコードで吸引きゅういんにつなぎ、ことなきをた。
 停電ていでんつづいた。のこっていたガソリンは3ぶんの1程度ていど。「電気でんきもどるか、ガソリンがなくなるのがさきか」とあんじる日々ひびつづいた。窮状きゅうじょうった親族しんぞくがガソリンスタンドにならび、今日きょうは3リットル、つぎは10リットルととどけてくれた。
 暗闇くらやみなか、ろうそくと懐中かいちゅう電灯でんとう流動りゅうどうしょく準備じゅんび注入ちゅうにゅう、たん吸引きゅういんをするよるは6日間にちかんつづいた。地震じしんから6にちの16にち午後ごご50ふん電気でんきもどったときは家族かぞくにん拍手はくしゅよろこんだ。
 おおきな余震よしんがくると裕子ゆうこさんはみだしてすこともあるが、紀子のりこさんは「ささえてくれるひとがいっぱいいて、ここまでこられた。この笑顔えがおわたしたちをすくってくれています」とはなす。
     ◇
 岩手いわてけん陸前高田りくぜんたかた市立しりつ高田たかだだいいち中学校ちゅうがっこうねん菅野かんの優希ゆうきくん(14)は脊髄せきずい(せきずい)せいすじ萎縮いしゅくしょう。2さいのときに発症はっしょうした。
 いえでも学校がっこうでも特注とくちゅうくるまイスで元気げんきはしまわるが、筋肉きんにく日々ひびおとろえていて、集団しゅうだん生活せいかつでの寝起ねおきは困難こんなんだ。体力たいりょくよわく、風邪かぜなどもひきやすい。よるは、呼吸こきゅう困難こんなんになるために人工じんこう呼吸こきゅう装着そうちゃくする。
 地震じしん初日しょにち優希ゆうきくん同級生どうきゅうせいらと体育館たいいくかん避難ひなん市内しないはほぼ全域ぜんいき停電ていでんだったため、担任たんにん教諭きょうゆらが救急きゅうきゅう隊員たいいん事情じじょう説明せつめいし、かかりつけでもある県立けんりつ大船渡おおふなと病院びょういん緊急きんきゅう入院にゅういんした。
 いま停電ていでんつづいえにはもどれず、はは光子みつこさん(37)は自閉症じへいしょうおとうと小学しょうがく年生ねんせいほしじゅ(としき)くん(11)をれて毎晩まいばんおな病室びょうしつゆかまりんでいる。余震よしんがあると興奮こうふん気味ぎみほしいつきくん手足てあし不自由ふじゆうあににごはんべさせ、おむつをえ、お風呂ふろからだあらってあげる。
 停電ていでん自宅じたくでは、おっと雅人まさとさん(47)と義父ぎふははつが、避難ひなんしょにいないため支援しえん物資ぶっし配給はいきゅうもないし、風呂ふろにもれない。在宅ざいたく障害しょうがい帰宅きたくできるめどはない。
 岩手いわてけん重症じゅうしょう心身しんしん障害しょうがいしゃ)をまもかい平野ひらのいさお会長かいちょう)によると、県内けんない被災ひさい沿岸えんがんにはこうした在宅ざいたく重症じゅうしょうしゃは25にん病院びょういん施設しせつはいっているひとたちはやく80にんいるという。(本田ほんだ雅和まさかず)」(全文ぜんぶん)


 
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◆【東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい障害しょうがいしゃ雇用こよう助成じょせいきんなどの支給しきゅう要件ようけん 一部いちぶ緩和かんわ
(障害しょうがいしゃ雇用こようインフォメーション 2011ねん04がつ18にち)
http://www.challenged-info.com/news_r3T62yXoX.html?right
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによる今回こんかい緊急きんきゅう措置そち
独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん高齢こうれい障害しょうがいしゃ雇用こよう支援しえん機構きこう以下いかどう機構きこう)では、今月こんげつ6にち障害しょうがいしゃ雇用こようかんするかく助成じょせいきん支給しきゅう要件ようけん一部いちぶ緩和かんわなどについて発表はっぴょうした。どう機構きこうでは今回こんかい震災しんさい被災ひさいした企業きぎょう事業じぎょうしょなどにたい相談そうだんするようびかけている。
申請しんせい期限きげん延長えんちょう特例とくれい支給しきゅうみとめられる助成じょせいきん
今回こんかい特例とくれい支給しきゅう対象たいしょうとなるのは、現在げんざい申請しんせいちゅう案件あんけん現時点げんじてん支給しきゅう決定けっていりていない案件あんけんのうち、震災しんさい被害ひがいけて使用しようできなくなった施設しせつ設備せつびなど。なお、すで助成じょせい対象たいしょうとなっている施設しせつ設備せつび損壊そんかいなどの被害ひがいけ、わりの物件ぶっけん設備せつび整備せいび必要ひつようとする場合ばあい支給しきゅう対象たいしょうとなる。
また、雇用こようしている障害しょうがいしゃ被災ひさいをしており、勤務きんむができない状況じょうきょうにありながらも、今後こんご職場しょくば復帰ふっきはかるために必要ひつよう対応たいおうや、業務ぎょうむ再開さいかいけての措置そちつづけている場合ばあいには、その対応たいおう措置そちたいしても助成じょせい対象たいしょうになる。
申請しんせい書類しょるいなどの喪失そうしつやデータの紛失ふんしつなどの被害ひがいおおきい。したがってめられた申請しんせい期限きげんない手続てつづきが完了かんりょうしていないかく請求せいきゅうについても、申請しんせい延長えんちょうみとめられている。
当面とうめん被害ひがい甚大じんだい東北とうほく5けんにて適用てきよう
この緊急きんきゅう措置そち青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき適用てきよう今後こんご被災ひさいじょうきょうにより、地域ちいき拡大かくだいされる場合ばあいには別途べっと告知こくちされる。
わせ・相談そうだんは、どう機構きこう障害しょうがいしゃ助成じょせい 助成じょせい管理かんり(03−5400−1616)まで。」(全文ぜんぶん)


 
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震災しんさい社会しゃかい保障ほしょうささいをかんがえる好機こうきに(社説しゃせつ)
(asahi.com 2011ねん04がつ17にち)
http://www.asahi.com/paper/editorial20110417.html
ゆう悲劇ひげきを、国民こくみん全体ぜんたいささいを強化きょうかする議論ぎろんにつなげたい。
 被災ひさいでは、身着みきのままで避難ひなんしたひとたちのおおくが、不十分ふじゅうぶんながら医療いりょう介護かいごけられている。この「たりまえ」が維持いじされているのは、それに従事じゅうじするひとたちの献身けんしんてき努力どりょくがあるからだ。
 家族かぞく安否あんぴ確認かくにんできないまま、患者かんじゃ対応たいおうつづけた医師いし看護かんごがいる。停電ていでんあいだ入居にゅうきょしゃ人工じんこう呼吸こきゅうめないため、自家じか発電はつでん燃料ねんりょう確保かくほはしまわった施設しせつ職員しょくいんがいる。
不可欠ふかけつ財政ざいせい基盤きばん
 しかし、献身けんしんだけでは長続ながつづきしないこともあきらかだ。必要ひつようひとにサービスが提供ていきょうされる状態じょうたい永続えいぞくさせるには、公的こうてき財政ざいせい基盤きばん不可欠ふかけつである。
 日本にっぽんには、医療いりょう介護かいご公的こうてき保険ほけんがあり、医療いりょうなら3わり介護かいごなら1わり自己じこ負担ふたんでサービスをけられる。今回こんかい被災ひさいしゃ場合ばあい自己じこ負担ふたん免除めんじょされており、その費用ひよう補正ほせい予算よさん計上けいじょうされる。
 こうした「たりまえ」の社会しゃかい保障ほしょうは、わたしたちがはら保険ほけんりょうぜいささえられている。
 ところが、この仕組しくみは深刻しんこく問題もんだいかかえている。
 震災しんさいまえ日本にっぽんで、津波つなみせられていたのは人口じんこう高齢こうれい少子化しょうしかだった。
 ささしゅるなか、ささえられるがわえ、社会しゃかい保障ほしょう費用ひようふくらみつづける。しかも、かなりの部分ぶぶん借金しゃっきんまかない、次世代じせだいへツケをまわしている。
 このままでは「ささい」を維持いじできない。そんな危機ききかんから、社会しゃかい保障ほしょうぜい一体いったいてき改革かいかくしようというのが、政治せいじにとって重要じゅうよう課題かだいだった。
 その青写真あおじゃしんえが首相しゅしょう官邸かんていの「集中しゅうちゅう検討けんとう会議かいぎ」は、震災しんさい影響えいきょう本格ほんかくてき検討けんとうおくれていたが、担当たんとう与謝野よさのかおる経済けいざい財政ざいせいしょう月内げつないには正式せいしき会議かいぎ再開さいかいさせ、当初とうしょ予定よていどお一体いったい改革かいかくあんを6がつちゅうしめ意向いこうだ。
課題かだい整理せいり工夫くふう
 このうごきは評価ひょうかしたい。目下めした課題かだい原発げんぱつ事故じこへの対応たいおう被災ひさいしゃ生活せいかつ再建さいけんであることはもちろんだが、財政ざいせい悪化あっか社会しゃかい保障ほしょうのほころびという国難こくなんえたわけではない。むしろ、震災しんさいささいの必要ひつようせい痛感つうかんさせたいまこそ、受益じゅえき負担ふたんかんがえる好機こうきととらえるべきだ。
 まず、震災しんさい関連かんれんづけながら課題かだい整理せいりするところから議論ぎろんをスタートしてはどうか。
 被災ひさいしゃ生活せいかつささえるため、医療いりょう年金ねんきん介護かいご失業しつぎょう給付きゅうふ雇用こよう対策たいさくといった現行げんこう制度せいどが、どんな役割やくわりたしているか、あるいは不十分ふじゅうぶんなのか。
 おおくのひとたちが、すすんで義援金ぎえんきんせている。「自助じじょ」だけでは困難こんなん状況じょうきょうおちいった被災ひさいしゃ親身しんみかんがえてのことだろう。一方いっぽうで、「共助きょうじょ」のための保険ほけんりょう、「おおやけすけ」のためのぜいやすことに、まだおおくのひと納得なっとくしていない。なぜなのか。
 震災しんさいでは、カルテがうしなわれ、「んでいたくすりがわからない」という患者かんじゃすくなくなかった。社会しゃかい保障ほしょう個人こじん情報じょうほうをつなぐ共通きょうつう番号ばんごうせいがあれば、診察しんさつ履歴りれき調しらべやすく、災害さいがいなどでの治療ちりょう役立やくだつのではないか。
 負担ふたんめんでも、震災しんさいがもたらした影響えいきょうまえる必要ひつようがある。
 1補正ほせい予算よさんでは、基礎きそ年金ねんきん充当じゅうとうするはずだった2.5ちょうえん震災しんさい復旧ふっきゅうまわ方向ほうこうだ。
 ども手当てあて抜本ばっぽんてき見直みなおすことも検討けんとうがっている。
 ども手当てあては、これまですくなすぎた現役げんえき世代せだいへの給付きゅうふ充実じゅうじつする意味合いみあいもあった。けずらざるをえないなら、たか所得しょとくている高齢こうれいしゃ世帯せたいたいする課税かぜい強化きょうか年金ねんきん支給しきゅう開始かいし年齢ねんれいげなど、国民こくみんひろうすいたみをかちうすべもかんがえていくべきだろう。
っているふねひと
 すでに社会しゃかい保障ほしょう一般いっぱん歳出さいしゅつ半分はんぶん以上いじょうめている。必要ひつよう財源ざいげんをどんなかたちで、どれくらい準備じゅんびしていけばいいのか。
 総額そうがく16ちょうえんとも25ちょうえんともされる復興ふっこう費用ひよう今後こんご捻出ひねりだしていくには、前提ぜんていとなるくに財政ざいせいがきちんと健全けんぜんできるめどをてておかなければならない。
 日本にっぽん経済けいざいたいする震災しんさい打撃だげきおおきい現状げんじょうでは、消費しょうひぜい増税ぞうぜいをはじめ、負担ふたんぞう時期じきについては十分じゅうぶん配慮はいりょすべきだ。
 だが、すでに金融きんゆう市場いちばはじりじりと金利きんり上昇じょうしょう圧力あつりょくたかまっている。財源ざいげんのあてがないまま野放図のほうず借金しゃっきんふくらんでいけば、国際こくさい経済けいざいんだおおきな混乱こんらんにつながりかねない。消費しょうひぜい使つかみち社会しゃかい保障ほしょう限定げんていする目的もくてきぜいなど、国民こくみん納得なっとくいく負担ふたんのありかたについて、議論ぎろんめておく必要ひつようがある。
 震災しんさいとともに、人口じんこう高齢こうれい津波つなみえる。そのためには、与野党よやとう正面しょうめんからはな基盤きばん必要ひつようだ。とうちがってもっているふねひとつなのだ。
 国際こくさい社会しゃかい日本にっぽん政権せいけんのマネジメント能力のうりょくそのものを問題もんだいしつつある局面きょくめんでもある。危機きき対応たいおうのぞみつつ、山積さんせきする重要じゅうよう課題かだい目配めくばりした政策せいさく運営うんえいを、あらためてかん直人なおと首相しゅしょううながしたい。」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさいから 透析とうせき避難ひなんうえ 原発げんぱつ事故じこ治療ちりょう危機きき
(asahi.com 2011ねん04がつ17にち)
http://www.asahi.com/health/ikiru/TKY201104170086.html
東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしまだいいち原発げんぱつから40キロあまり。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいから5にちの3がつ16にちゆう福島ふくしまけんいわきのいわき泌尿器ひにょうき病院びょういんげん・いわき泌尿器ひにょうき)は人工じんこう透析とうせき患者かんじゃでごったがえしていた。
 原発げんぱつ事故じこ避難ひなん指示しじ区域くいき半径はんけい3キロ、10キロ、20キロとひろがり、区域くいきない系列けいれつ病院びょういん外来がいらい患者かんじゃ63にんや、系列けいれつがい医療いりょう機関きかん患者かんじゃおとずれるようになっていた。
 いわき泌尿器ひにょうき病院びょういんかよ同市どうし鈴木すずき正雄まさお(すずき・まさお)さん(56)が受付うけつけると、「あと4〜5あいだかかる」とげられた。
 透析とうせき機能きのう悪化あっかした患者かんじゃ腎臓じんぞうわり、血液けつえきから老廃ろうはいぶつ余分よぶん水分すいぶんのぞ治療ちりょうほうだ。定期ていきてきつづけないと体調たいちょう悪化あっかし、いのちにかかわる。透析とうせきには専用せんよう機器きき資材しざい電気でんきくわえ、大量たいりょうみずる。高齢こうれい患者かんじゃおおく、くるまでの送迎そうげいにはガソリンもかせない。
 だが、だい地震じしん断水だんすいになり、回復かいふく余震よしん給水きゅうすいかんこわれた。ガソリンも不足ふそくした。原発げんぱつ事故じこ不安ふあんくわわって状況じょうきょう刻々こくこくわるくなり、一部いちぶ医療いりょうスタッフらも避難ひなんさせた。
 鈴木すずきさんはおさないころから腎臓じんぞうわるかった。慢性まんせい腎臓じんぞうびょうのため、31さい透析とうせきはじめた。はは腎臓じんぞう移植いしょくしたが、腎臓じんぞう機能きのう悪化あっか。44さいのとき透析とうせき再開さいかいした。カーナビ関連かんれん会社かいしゃはたらきながら、しゅうにち仕事しごと夕方ゆうがたげ、よる10ごろまで4あいだ透析とうせきけてきた。
 3月さんがつ11にち会社かいしゃ休憩きゅうけい時間じかん自動じどう販売はんばいでコーヒーをおうとしたとき、携帯けいたい電話でんわにメールがとどいた。緊急きんきゅう地震じしん速報そくほうだった。直後ちょくごだい地震じしんきた。
 あわててそとた。仲間なかま余震よしんおさまるのをったが、やくあいだ帰宅きたくするようわれた。
 その透析とうせき病院びょういんくと、「今日きょうはできない。明日あしたください」とことわられた。翌日よくじつ昼間ひるまけられたが、いつもよりみじかい3あいだ。14にちも3あいだ。「つぎの16にち夕方ゆうがたごろにください」とわれた。
 その病院びょういんで4〜5時間じかんつようわれ、途方とほうれていると、「つぎ透析とうせきはないらしい」と患者かんじゃった。「透析とうせきけられなくなったら」。鈴木すずきさんは不安ふあんになった。そのとき職員しょくいんこえげた。
 「明日あした新潟にいがた東京とうきょううつります。希望きぼうするひとあさ時半じはんあつまってください」(寺崎てらさき省子しょうこ)」(全文ぜんぶん)


 
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生活せいかつ再建さいけん第一歩だいいっぽ いわきの被災ひさいしゃ雇用こよう
(福島放送ふくしまほうそう 2011ねん04がつ17にち)
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2011041710
「いわき窓口まどぐちとなって東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃ一時いちじ提供ていきょうする住宅じゅうたくのうち、雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたく入居にゅうきょが16にちはじまった。
 初日しょにち同市どうし内郷高坂うちごうたかさかまちの14かいての住居じゅうきょ(3DK)で9世帯せたいかぎ必要ひつよう書類しょるいり、間取まどりなどを確認かくにんした。
 同市どうし久之浜ひさのはままち食堂しょくどう経営けいえいしていた遠藤えんどう義康よしやすさん(52)は津波つなみ火災かさい自宅じたくけん店舗てんぽうしな知人ちじんたくなどを転々てんてんとした。
 ちち(79)、つま(51)、息子むすこにん入居にゅうきょ予定よていで「生活せいかつ再建さいけんへの第一歩だいいっぽ
 もう一度いちど食堂しょくどうをやりたい」とちかった。
 17にち以降いこう順次じゅんじ入居にゅうきょ手続てつづきがおこなわれる。
 ライフラインがととのっていないため実際じっさい生活せいかつするには数日すうじつかかる見込みこみ。
 入居にゅうきょしゃにはせられた支援しえん物資ぶっしからカセットこんろ、コメ、毛布もうふ食料しょくりょうひんなどの生活せいかつ必需ひつじゅひん日赤にっせきから洗濯せんたく冷蔵庫れいぞうこ、テレビ、炊飯すいはん電子でんしレンジ、電気でんきポットが支給しきゅうされる。
 入居にゅうきょもうみは2681けんあり、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃがいる世帯せたいなどを優先ゆうせんする。
 雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたく最大さいだいで781けん負担ふたん民間みんかんアパートなどはやくせん見込みこんでいる。」(全文ぜんぶん)


 
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◆サポート情報じょうほう雇用こよう労働ろうどう 17にち現在げんざい
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ17にち)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110418k0000m040017000c.html
「□未払みはら賃金ちんぎんばら制度せいど
 地震じしん津波つなみ被害ひがいにより事業じぎょうつづけられなくなった中小ちゅうしょう企業きぎょうはたらいていたひとたいし、くに企業きぎょうわり賃金ちんぎん一部いちぶばらいする。支払しはらわれるがくは、未払みはら賃金ちんぎん総額そうがくの8わり。ただし年齢ねんれいによって88まん〜296まんえん上限じょうげんがある。相談そうだん申請しんせいさき最寄もよりの労働ろうどう基準きじゅん監督かんとくしょへ。
 □労働ろうどうきょく出張しゅっちょう相談そうだん
 宮城みやぎ労働ろうどうきょく被災ひさいした労働ろうどうしゃくなった労働ろうどうしゃ遺族いぞくけに、労災ろうさい保険ほけんなどにかんする出張しゅっちょう相談そうだんを、県内けんない市町しちょうだい規模きぼ避難ひなんしょ避難ひなんしゃ100にん以上いじょう)で実施じっししている。
 ▽18にち岩沼いわぬま山元やまもとまち気仙沼けせんぬま▽19にち気仙沼けせんぬま仙台せんだい▽20にち気仙沼けせんぬま七ケ浜しちがはままち
 具体ぐたいてき出張しゅっちょうさき同局どうきょく労災ろうさい補償ほしょう電話でんわ022・299・8843)で確認かくにんを。
 □障害しょうがいしゃ雇用こよう相談そうだん
 被災ひさい地域ちいきかく障害しょうがいしゃ職業しょくぎょうセンターに特別とくべつ相談そうだん窓口まどぐち設置せっちし、失業しつぎょうしたり自宅じたく待機たいき不安ふあんかかえるひと相談そうだんおうじている。受付うけつけ時間じかんつき金曜きんようの845ふん〜17
 ▽青森あおもりけん電話でんわ017・774・7123▽岩手いわてけん電話でんわ019・646・4117▽宮城みやぎけん電話でんわ022・257・5601▽福島ふくしまけん電話でんわ024・522・2230▽茨城いばらきけん電話でんわ0296・77・7373」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい:「生活せいかつ安定あんてい課題かだい」 支援しえんネットならが報告ほうこくかい−−奈良なら /奈良なら
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ17にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110417ddlk29040398000c.html
「◇避難ひなんしゃにち用品ようひんなど提供ていきょう
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい県内けんない避難ひなんした被災ひさいしゃ支援しえんする民間みんかん組織そしき奈良なら災害さいがい支援しえんネット(支援しえんネットなら)」の活動かつどう報告ほうこくかいが16にち奈良ならであった。これまでに、14世帯せたいやく50にん市民しみんから提供ていきょうけた用品ようひんとどけるなどした。避難ひなんしゃなかには奈良ならへの移住いじゅうめたひともおり、反田そりた博俊ひろとし代表だいひょう(57)は「今後こんご長期ちょうきてき多様たよう支援しえんもとめられる」とはなしている。
 支援しえんネットならは奈良ならNPOセンターなどがびかけ、3月さんがつ21にち設立せつりつ被災ひさいしゃへの物資ぶっし提供ていきょう運搬うんぱんができるひと協力きょうりょくしゃとしてつのり、公営こうえい住宅じゅうたく入居にゅうきょした被災ひさいしゃなどを支援しえんしている。現在げんざい運送うんそう業者ぎょうしゃ国際こくさい協力きょうりょく機構きこうJICAじゃいか)のもとメンバーなど87にん登録とうろく被災ひさいしゃから要望ようぼうき、提供ていきょうされたカーテンや照明しょうめいけてまわり、中古ちゅうこ冷蔵庫れいぞうこ洗濯せんたくなどもはこんだ。
 避難ひなん長期ちょうきともない、「今後こんご被災ひさいしゃ生活せいかつ安定あんてい支援しえんするみが必要ひつよう」(反田そりた代表だいひょう)。「けんから炊飯すいはんもらったが、それだけあっても……」といった生活せいかつ資金しきんなやみや、就労しゅうろう希望きぼうこえているという。ちか車椅子くるまいす障害しょうがいしゃ避難ひなんする予定よていで、心身しんしんのサポートももとめられる。どうネットは今後こんご協力きょうりょくしゃ避難ひなんしゃ避難ひなんしゃ同士どうし交流こうりゅうもうけるなど、被災ひさいしゃ孤立こりつさせないみもはじめたいとしている。
 協力きょうりょくもうみやわせは支援しえんネットなら(0742・21・8211、http://nara-sien.net/)。【山田やまだひろし太郎たろう】」(全文ぜんぶん)


 
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ささえる人々ひとびと(5)NPO法人ほうじんくもりのちれ(大崎おおさき)スタッフ・佐藤さとうはるさん
(河北かほく新報しんぽう 2011ねん04がつ17にち)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1069/20110417_10.htm
「◎被災ひさいした発達はったつ障害しょうがいへのケア/不安ふあんかんさずせっする
 ―今回こんかい震災しんさい発達はったつ障害しょうがいあたえた影響えいきょうは。
 <おや感情かんじょう敏感びんかん
 「大崎おおさき加美かみまち発達はったつ障害しょうがいのデイサービスやショートステイ事業じぎょう展開てんかいしているが、わたしたちがあずかるどもたちはおや不安ふあんらぎを敏感びんかんかんっている。地震じしんそのものよりも、地震じしん今後こんごたいする『大人おとな不安ふあん』をかんじ、不安定ふあんていになっているようにえる」
 ―大人おとなどもたちにどうせっすればいいのか。
 「わたしたちスタッフもおなじように不安ふあん。でも、どもたちと一緒いっしょにいるときは不安ふあんかんさないように心掛こころがけ、『地震じしんなんてたいしたことないよ』というかおをしている」
 「たとえば停電ていでんしたときに『どうしよう』とさわぐのではなく、『仕方しかたない』と冷静れいせい対処たいしょする。それでどもたちも徐々じょじょいてくれる。震災しんさいきてしまったことはえられない。どもの障害しょうがい有無うむにかかわらず、まわりの大人おとな現実げんじついをつけることも大切たいせつだとおもう」
 ―被災ひさいした障害しょうがい家族かぞくつたえたいことは。
 無理むりせずあづけて
 「震災しんさい大変たいへんなときだからこそ、無理むりをしないで信頼しんらいできる事業じぎょうしょどもをあづけてほしい。『どもをよそにあづけるのは無責任むせきにん』となやんでいるおやもいるかもしれないけれど、そんなことはない。これかららしをなおしていくなかで、どもにかかりきりになれないときもあるとおもう」
 「いまわたしたちがあずかっているのは仙台せんだい大崎おおさき周辺しゅうへんどもがおおい。ガソリン不足ふそく解消かいしょうされたので、要望ようぼうがあれば沿岸えんがんどもたちも送迎そうげいきで対応たいおうできる」
 ―災害さいがい障害しょうがいしゃ支援しえん課題かだいは。
 <官民かんみん連携れんけい必要ひつよう
 「今回こんかい障害しょうがいしゃ福祉ふくしサービスを提供ていきょうするNPOなど民間みんかん団体だんたい行政ぎょうせいのネットワークがなく、かく団体だんたい個別こべつ行動こうどうせざるをなかった。たとえば、発達はったつ障害しょうがい家族かぞくのための福祉ふくし避難ひなんしょ事前じぜんめ、災害さいがいはNPOなどの専門せんもんがそこにあつまり、行政ぎょうせい物資ぶっし供給きょうきゅうする。そんな枠組わくぐみがあれば、もっとスピーディーで効率こうりつてき支援しえんができた」
 「福祉ふくし避難ひなんしょ災害さいがい人員じんいん配置はいち連絡れんらくさき物資ぶっし供給きょうきゅうルートをんだ危機きき管理かんりマニュアルをつくり、市町村しちょうそんえて行政ぎょうせい民間みんかん共有きょうゆうすることも必要ひつようだとおもう。日頃ひごろから障害しょうがいしゃせっする民間みんかん団体だんたい一人ひとりいちにん特徴とくちょうをよく理解りかいしている。うまく活用かつようしてほしい」
 ―くもりのちれのスタッフも被災ひさいした。
 「大崎おおさき市内しないわたし自宅じたくめなくなり、事務所じむしょ寝泊ねとまりしている。不安ふあんあせりをかんじることもある。でもいま福祉ふくしのプロとして、どもたちのらしに安定あんていもどしたい。スタッフ同士どうし率直そっちょく気持きもちをはなうことがたがいをまもることにもつながるとおもう」(ききて藤田ふじたあんずやつ
 <さとう・はれる> 大崎おおさき出身しゅっしん東北とうほく公益こうえき文科ぶんか大卒だいそつ社会しゃかい福祉ふくし。2008ねんからスタッフ。発達はったつ障害しょうがいいちあずかりの連絡れんらくさきは「カムカム2」0229(87)3912。」(全文ぜんぶん)


 
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大震災だいしんさい 支援しえん
(asahi.com 2011ねん04がつ17にち MY TOWN石川いしかわ)
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001104170002
「◇県内けんない避難ひなんしゃに「生活せいかつ手引てびき」◇
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいし、県内けんない避難ひなんしてきたひとたちの生活せいかつ支援しえんするため、けん生活せいかつ情報じょうほう相談そうだんさきなどをまとめた「生活せいかつ手引てびき」をつくった。かく市町しちょう独自どくじ実施じっししている行政ぎょうせいサービスのわせさきなども補足ほそく市町しちょうとおして避難ひなんしゃくばる。
 手引てびきには、生活せいかつ学費がくひけやどもたちのこころのケア、障害しょうがいしゃ支援しえんかんする相談そうだんさきなど、生活せいかつ密着みっちゃくした情報じょうほう中心ちゅうしん掲載けいさいされている。また、保険ほけんしょうくても病院びょういん診察しんさつけられるなどの情報じょうほうまれている。(井手いでさゆり)」(全文ぜんぶん)


 
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◆【滋賀しが知的ちてき障害しょうがいしゃ給食きゅうしょくぶくろづく寄託きたく 被災ひさいどもに
(中日新聞ちゅうにちしんぶん 2011ねん04がつ17にち)
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110417/CK2011041702000119.html
知的ちてき障害しょうがいがあるひと織物おりものやクッキーづくりに大津おおつ平津ひらつ福祉ふくし作業さぎょうしょ「れもん会社かいしゃ」が、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいどもにおく給食きゅうしょくぶくろ100まいつくり、募集ぼしゅうしていたボランティア連絡れんらく協議きょうぎかい寄託きたくした。
 協議きょうぎかい県民けんみんびかけていた募集ぼしゅう事業じぎょう支援しえんしてもらうばかりでなくひと手助てだすけがしたいとおうじた。
 作業さぎょうしょ出入でいりしているボランティアが、たて28センチ、よこ20センチのきんちゃくがたふくろつくり、7センチ四方しほうのハートマークをけた。作業さぎょうしょ利用りようしゃふくろのひもどおしを手伝てつだい、手紙てがみに「応援おうえんしています」「直接ちょくせつ手伝てつだいしたい」などメッセージをいてふくろれた。
 作業さぎょうした利用りようしゃにんらが、ボランティアれんきょうのある社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかいった。作業さぎょうしょ職員しょくいんは「被災ひさいのために利用りようしゃ一緒いっしょにできることはないかとおもい、製作せいさくした。利用りようしゃおもいがつたわってほしい」とはなした。 (布川ふかわつよし)」(全文ぜんぶん)


 
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◆【東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい視覚しかく障害しょうがいしゃ支援しえん 長期ちょうきてき多角たかくてき
(産経さんけい関西かんさい 2011ねん04がつ17にち)
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/17/20110417-051861.php
視覚しかく障害しょうがいしゃ関連かんれん団体だんたいがオールジャパン体制たいせい結集けっしゅう被災ひさい視覚しかく障害しょうがいしゃ本格ほんかくてき支援しえんする対策たいさく本部ほんぶが3がつ下旬げじゅん、「日本にっぽん盲人もうじん福祉ふくし委員いいんかい」(本部ほんぶ東京とうきょう)にがった。その一員いちいんで、阪神はんしん大震災だいしんさい視覚しかく障害しょうがいしゃ支援しえん対策たいさく本部ほんぶとなった日本にっぽんライトハウス情報じょうほう文化ぶんかセンター(大阪おおさか西にし)の岩井いわい和彦かずひこ顧問こもん(61)に、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいにおける被災ひさい支援しえん現状げんじょう課題かだいいた。(服部はっとり素子もとこ
 早急そうきゅう安否あんぴ確認かくにん必需ひつじゅひん提供ていきょう▽ボランティアの調整ちょうせい
 まず、「早急そうきゅうにすべきこと」として岩井いわいさんがあげたのは、被災ひさい地域ちいき居住きょじゅうする視覚しかく障害しょうがいしゃ安否あんぴ確認かくにん震災しんさいから1カ月かげつ以上いじょうぎたが、まだ所在しょざい不明ふめいしゃおおく、優先ゆうせんてき支援しえんいそがれる1にんらしや障害しょうがいしゃのみの世帯せたい把握はあく十分じゅうぶんとはいえない状況じょうきょうと、岩井いわいさんははなす。このため、関西かんさいからも調査ちょうさのためだいじんにん岩手いわてけん宮城みやぎけんはいり、名簿めいぼ安否あんぴ確認かくにんすすめているという。
 また、被災ひさい現状げんじょうとしては、避難ひなんしている視覚しかく障害しょうがいしゃでも、おおくはなにたずに避難ひなんしているとし、どう委員いいんかいが、しろつえや、音声おんせい時間じかんがわかる盲人もうじんよう時計とけい、メモをるための点字てんじばん体温計たいおんけいなどの物資ぶっし配布はいふおこなっているとかたった。
 さらに、東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこへの不安ふあんしていることにたいし、厚生こうせい労働省ろうどうしょう被災ひさいしゃのために発行はっこうしている「生活せいかつ支援しえんニュース」を、現地げんち有志ゆうしがマルチメディアデイジー(パソコンじょう文字もじ音声おんせいげるシステム)で編集へんしゅうどう委員いいんかい調査ちょうさいん避難ひなんしょ在宅ざいたく視覚しかく障害しょうがいしゃ配布はいふしている実態じったい紹介しょうかいした。
 今回こんかいのようなだい災害さいがいでは、緊急きんきゅうてき支援しえんのほか、長期ちょうきてき多面ためんてき支援しえん必要ひつようとなることも強調きょうちょう。「今後こんご被災ひさいまぬかれた点字てんじ図書館としょかん盲導犬もうどうけん協会きょうかい拠点きょてん施設しせつ整備せいびし、かく団体だんたいからスタッフを交代こうたい派遣はけん常駐じょうちゅうしていく」ことや、「障害しょうがいしゃとガイドヘルパーなどのボランティアをコーディネートしていく」ことを課題かだいにあげた。
 これらの課題かだい一方いっぽう岩井いわいさんが評価ひょうかしたのは、厚生こうせい労働省ろうどうしょうぜん都道府県とどうふけんに、避難ひなんしょ視聴覚しちょうかく障害しょうがいしゃへの情報じょうほう保障ほしょうとコミュニケーション支援しえんもとめ、避難ひなんしょのトイレや風呂ふろ配給はいきゅう場所ばしょ放送ほうそうやハンドマイクでらせ、食料しょくりょう救援きゅうえん物資ぶっしについても、障害しょうがいおうじた個別こべつ対応たいおうにより最新さいしん情報じょうほう確実かくじつつたえるよう要請ようせいしたこと。
 「阪神はんしん大震災だいしんさいで、われわれがった困難こんなん教訓きょうくんとしてかされ、今回こんかい震災しんさいで、障害しょうがいのあるひとへの情報じょうほう提供ていきょうのありかたわったことはひとつの成果せいか」とかたった。
 日本にっぽん盲人もうじん福祉ふくし委員いいんかい 盲人もうじん福祉ふくし増進ぞうしんはかることを目的もくてき昭和しょうわ?とし日本にっぽん盲人もうじんかい連合れんごう日本にっぽん盲人もうじん社会しゃかい福祉ふくし施設しせつ協議きょうぎかい全国ぜんこく盲学校もうがっこうちょうかいの3団体だんたいにより設立せつりつ(35ねんから社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん)。世界せかい盲人もうじん連合れんごう日本にっぽん代表だいひょうとして、盲人もうじん団体だんたいあいだでの国際こくさい交流こうりゅう日本にっぽん窓口まどぐち役割やくわりになう。
写真しゃしん説明せつめい】「長期ちょうきてき多面ためんてき支援しえん必要ひつよう」とはな岩井いわい和彦かずひこさん=大阪おおさか西にし」(全文ぜんぶん)


 
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福島ふくしま知的ちてき障害しょうがい施設しせつまるごとれ 高崎たかさき・のぞみのえん
(asahi.com 2011ねん04がつ17にち MY TOWN群馬ぐんま)
http://mytown.asahi.com/areanews/gunma/TKY201104160364.html
避難ひなん指示しじ圏内けんないにある福島ふくしまけん富岡とみおかまち知的ちてき障害しょうがいしゃ施設しせつ利用りようしゃらが15にち高崎たかさき寺尾てらおまち国立こくりつ重度じゅうど知的ちてき障害しょうがいしゃ総合そうごう施設しせつ「のぞみのえん」であらたな生活せいかつはじめた。
 社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん友愛会ゆうあいかい系列けいれつ施設しせつ利用りようしゃ67にんと、職員しょくいんやその家族かぞく46にん
 どうかい事務じむ局長きょくちょう寺島てらしま利文としふみさん(57)によると、どうかい障害しょうがいしゃ支援しえん施設しせつやグループホーム、授産じゅさん施設しせつなどを運営うんえいしている。
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいきた3がつ11にち自宅じたくからかよっていた利用りようしゃ職員しょくいんらもふくめ、やく70にん支援しえん施設しせつ不安ふあん一夜いちやごした。
 「原発げんぱつ危険きけんです。避難ひなんしてください」――。
 翌朝よくあさ消防しょうぼうだんがやってきて避難ひなんうながした。ほぼ身着みきのままでマイクロバス2だい分乗ぶんじょうし、避難ひなんさきさがした。いくつかのむらたずねたが、どこも「いっぱいです」とことわられた。
 「一部いちぶなられられるが、そのひとべつ避難ひなんさきさがしてほしい」とげられたことも。寺島てらしまさんは「全員ぜんいん面倒めんどうる」ことにこだわった。夕方ゆうがた、やっと福島ふくしまけん三春みはるまち公共こうきょう施設しせつれてくれた。
 「避難ひなんさきさがしでは『はやしゃち』のめんがあった。障害しょうがいしゃよわ立場たちばなのに」と寺島てらしまさん。
 三春みはるまちでは食事しょくじ暖房だんぼうもあり、そのてん不自由ふじゆうはなかった。一方いっぽうで、大部屋おおべやでの共同きょうどう生活せいかつでストレスをかんじる利用りようしゃもいた。福島ふくしまけん依頼いらい群馬ぐんまけん調整ちょうせいした結果けっか、のぞみのえん高崎たかさき公営こうえい住宅じゅうたくれることになった。
 どうえんにはやく350にん入所にゅうしょしているが、いていたりょう活用かつようしたり、施設しせつ改修かいしゅうしたりして人数にんずうぶん場所ばしょ確保かくほ。67にん利用りようしゃりょうなど3カ所かしょに、職員しょくいんちかくの雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたくなどに入居にゅうきょした。寺島てらしまさんは「これで利用りようしゃもリラックスできるとおもう」とよろこぶ。
 一方いっぽうで、以前いぜん自宅じたくからかよっていた利用りようしゃ施設しせつはいるため、夜間やかん必要ひつよう職員しょくいんすうえた。1人ひとりらしをしていた利用りようしゃ相部屋あいべやになるため、環境かんきょうわることも心配しんぱいだ。
 「もどれるならいつでも富岡とみおかもどりたい。もどれるめどがたないのがつらい」
 寺島てらしまさんがためいきをついた。(新宅しんたくあゆみ) 」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい避難ひなんしょそととどかぬ支援しえん アパートらし、ほう明文めいぶんなく
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ16にち 東京とうきょう夕刊ゆうかん)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110416dde041040009000c.html
「◇仙台せんだい自宅じたく損壊そんかい、99さいははら7にん
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによるだい津波つなみ自宅じたく被災ひさいし、家族かぞくのケアなどさまざまな事情じじょう避難ひなんしょにもせられないひとたちがいる。やむにやまれずアパートらしをしているが、現行げんこう災害さいがい救助きゅうじょほうでの支援しえんあみからこぼれるケースがている。専門せんもんは「支援しえん必要ひつようひとたすけられない矛盾むじゅんしょうじている」とほう弾力だんりょくてき運用うんよう必要ひつようせい指摘してきしている。【高橋たかはし宗男むねお
 「げるときせたのは懐中かいちゅう電灯でんとうふたつだけ。収入しゅうにゅうみちもなくなったし、本当ほんとう避難ひなんしょがいい。でも、ここにいるしかねえ」
 仙台せんだい若林わかばやし三本塚さんぼんつか北中きたじゅう谷地やち電気でんき工事こうじてん経営けいえい横田よこた一男かずおさん(73)がう。震災しんさい親類しんるいたくせていたが、今月こんげつにちにようやくつけたどう区内くないのアパートに入居にゅうきょした。3DKに一家いっかにんらしている。
 津波つなみ親類しんるい16にん死亡しぼうした。家族かぞく全員ぜんいんびることができたのは幸運こううんだったとおもっている。だが、避難ひなんしたどう区内くない小学校しょうがっこうははいちさん(99)は「さむさむい」とうったえた。両足りょうあし靴下くつしたかせ、さらに軍手ぐんてをかぶせたが、てい体温たいおんしょうなのか、2にちにはからだうごかせなくなった。
 昨年さくねんあきから悪性あくせいリンパ腫りんぱしゅ治療ちりょうちゅうだった長男ちょうなんいちきょうさん(45)も体調たいちょうくずした。いちきょうさんは、免疫めんえきりょく通常つうじょう半分はんぶん以下いか低下ていかしており、避難ひなんしょでは感染かんせんしょう大敵たいてきだった。つまやへさん(69)も心臓しんぞうわるく、医師いしにはできるだけ空気くうきのきれいなところでごすようすすめられていた。
 自宅じたく流失りゅうしつこそまぬかれたが、家屋かおく土台どだいからすうメートルずれ、敷地しきちない防風ぼうふうりんにひっかかっている。とてもめるような状態じょうたいではない。電気でんき工事こうじ機器きき兼業けんぎょうしていた農業のうぎょうよう機械きかいもすべてやられた。
 災害さいがい救助きゅうじょほうは、避難ひなんしょでの食事しょくじ生活せいかつ必需ひつじゅひん支給しきゅうさだめている。
 だが、個々ここ民間みんかん賃貸ちんたい住宅じゅうたくまで支援しえん物資ぶっしとどけるのは簡単かんたんではなく、横田よこたさん家族かぞくはアパートで自費じひ生活せいかつつづけている。
 「これからどれだけ医療いりょうがかかることか。余計よけいなおかねはかけたくない」と横田よこたさんははなす。アパートの家賃やちんなどについて区役所くやくしょ相談そうだんしたが、「個人こじんりた物件ぶっけん費用ひよう補填ほてん(ほてん)することは現状げんじょうでは無理むり」と説明せつめいされたという。
 同様どうようのケースは各地かくちており、かく市町村しちょうそんから相談そうだんけ、宮城みやぎけんはこうした民間みんかん住宅じゅうたくについて「契約けいやくまで遡及そきゅう(そきゅう)し、応急おうきゅう仮設かせつ住宅じゅうたくとしてみとめるなどの救済きゅうさい措置そち」をくにもとめている。
 災害さいがい救助きゅうじょほうなどで、避難ひなんしょでの生活せいかつ困難こんなん障害しょうがいしゃなどについて「福祉ふくし避難ひなんしょ」をもうけることがさだめられており、新潟にいがたけん中越なかこしおき地震じしんなど近年きんねん災害さいがい発生はっせいには、相応そうおう設備せつびそなえた老人ろうじん保健ほけん施設しせつ公共こうきょう施設しせつ指定していされた。だが、今回こんかい大震災だいしんさいでは避難ひなんしゃ人数にんずう膨大ぼうだいで、障害しょうがいしゃらが民間みんかん住宅じゅうたくはいるケースはえているとみられる。
 兵庫ひょうごけん震災しんさい復興ふっこう研究けんきゅうセンター事務じむ局長きょくちょう出口いでぐち俊一しゅんいち阪南大はんなんだい講師こうし災害さいがい復興ふっこう)は横田よこたさん一家いっかのケースについて「りた住宅じゅうたく福祉ふくし避難ひなんしょあつかいすることはできる」と制度せいど弾力だんりょくてき運用うんようすすめ、「災害さいがい救助きゅうじょほう県知事けんちじ適用てきようし、市町村しちょうそんちょう実行じっこうする。くににおうかがいをてるまえ市町村しちょうそんちょう実行じっこうすべきだ」とはなしている。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい浅漬あさづけで再起さいきちかう…工場こうじょう全壊ぜんかい障害しょうがいしゃ施設しせつ
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ16にち)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110416k0000e040050000c.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいではおおくの障害しょうがいしゃ施設しせつ設備せつび仕事しごとうしない、苦境くきょうたされている。岩手いわてけん田野畑たのはたむら授産じゅさん施設しせつ「ハックのいえ」(竹下たけした美恵子みえこ理事りじちょう)は津波つなみでイカ加工かこう工場こうじょう全壊ぜんかいし、収入しゅうにゅう大半たいはんたれた。再開さいかいのめどはたず、職員しょくいんらは経験けいけんのない農業のうぎょう活路かつろいだすことにした。そのきっかけは震災しんさい作業場さぎょうばれた中国人ちゅうごくじん避難ひなんしゃつくった漬物つけものあじだった。【せき雄輔ゆうすけ
 ◇避難ひなん中国人ちゅうごくじんがレシピ
 施設しせつにはおも知的ちてき障害しょうがいのある10〜70だいの25にんかよい、織物おりもの製品せいひん菓子かし加工かこう食品しょくひんなどをつくっている。震災しんさい竹下たけした理事りじちょう発案はつあん避難ひなんしょでの集団しゅうだん生活せいかつむずかしい障害しょうがいしゃ外国がいこくじんら25にんうみからはなれた作業場さぎょうばれた。
 そのなか勤務きんむさきりょうながされたちょうしずかすみ(ちょう・せいか)さん(33)ら中国人ちゅうごくじん女性じょせいにんがいた。言葉ことばはほとんどつうじなかったが、次第しだい一体いったいかんつよまり、避難ひなんしゃ料理りょうりうようになった。ちょうさんらがつくったのがきざんだキュウリをニンニクやネギ、唐辛子とうがらしなどとぜた浅漬あさづけで、「ごはんう」「はじめてのあじ」とだい好評こうひょうだった。
 うしなった水産すいさん加工かこうじょうからとしやく1000まんえん収入しゅうにゅうていた。施設しせつ存続そんぞくあやぶまれたが、竹下たけした理事りじちょうが「漬物つけもの野菜やさいからつくってそう」と職員しょくいん通所つうしょしゃこえけた。3がつまつちょうさんらはレシピをのこふたた日本にっぽんることを約束やくそくして帰国きこくした。
 その岩手いわてけん宮古みやふる農家のうかからやく10アールのはたけりることがまった。5がつちゅうたねまきなどをはじめ、あきにはインターネットなどをつうじて発売はつばいする予定よていだ。ちょうさんらのレシピをもと試作しさくひん改良かいりょうかさねている。通所つうしょしゃすうねんまえから水産すいさん加工かこうじょう就労しゅうろう訓練くんれんしていた金子かねこ忠次ただつぐさん(56)は「はたらいていないとかない。協力きょうりょくして頑張がんばりたい」と意気込いきごむ。
 竹下たけした理事りじちょうは「地震じしんでたくさんのものをうしなったが、あらたな出会であいやひとたすけがあってふたたあるせた。漬物つけもの田野畑たのはたむら名物めいぶつになるよう、気合きあいれてまえすすみたい」と笑顔えがおせた。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい:「精神せいしんめんのケアを」 医療いりょう活動かつどう医師いしらが報告ほうこく /大阪おおさか
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ16にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110416ddlk27040352000c.html
「◇スタッフ不足ふそく現状げんじょう
 から東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい派遣はけんされて医療いりょう活動かつどうなどにあたった医師いしらによる報告ほうこくかいが15にち大阪おおさか中央ちゅうおう大阪おおさか赤十字せきじゅうじ会館かいかんであった。被災ひさいしゃのPTSD(しんてき外傷がいしょうストレス障害しょうがい対策たいさくのために派遣はけんされた医師いしからは「被災ひさいでは元々もともと、コミュニティーのつながりがつよく、現在げんざい地域ちいきかなしみをめてささおうという雰囲気ふんいきがあるが、今後こんご精神せいしんめんでのケアが必要ひつようになる」という指摘してきがった。
 府内ふない医師いし保健ほけんやく170にん報告ほうこくいた。府立ふりつ病院びょういん機構きこう大阪おおさか住吉すみよし)の毛利もうりさとしこう医師いし岩手いわてけん大槌おおつちまち診療しんりょうじょうきょう報告ほうこくし、「元々もともと過疎かそ医師いし不足ふそくだったうえに、津波つなみ医師いし犠牲ぎせいになっている。医療いりょうスタッフが不足ふそくしており、長期ちょうきてき支援しえん必要ひつよう」とうったえた。
 どう機構きこう野田のだ哲朗てつろう医師いしどうけん山田やまだまち住民じゅうみん57にんから精神せいしんてきストレスなどについての相談そうだんけた。「津波つなみおそってきたときまえひとたすけられなかったことへの罪悪ざいあくかんくちにするひとおおかった」と指摘してきした。
 健康けんこうづくり診療しんりょう放射線ほうしゃせん技師ぎし小田おだあきらこれさんは福島ふくしまけん住民じゅうみん放射線ほうしゃせんばくりょう測定そくていにあたった。住民じゅうみんなかには、いったん避難ひなん福島ふくしまだい原発げんぱつちかくの自宅じたくもどってくるま家具かぐはこんできたひともいたという。くるまからはこうレベルの放射線ほうしゃせん測定そくていされたケースもあり、「いつ一時いちじ帰宅きたくができるのかを避難ひなんしゃはやしめさないと、次々つぎつぎ避難ひなん指示しじている区域くいきはいひとてくる」とはなした。【遠藤えんどう孝康たかやす】」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい岩手いわて宮城みやぎの32施設しせつ使用しよう不能ふのう
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ16にち)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110416k0000e040047000c.html
岩手いわて宮城みやぎりょうけんにある障害しょうがいしゃの「グループホーム」「ケアホーム」のうち、すくなくとも32施設しせつ震災しんさい使用しようできないことがりょうけんへの取材しゅざいでわかった。いずれも障害しょうがいしゃが「施設しせつ」でなく地域ちいきなからすためので、関係かんけいしゃは「いちにちはや再開さいかいできるよう支援しえんしてほしい」とうったえている。
 グループホームでは家事かじなどの支援しえんけながら、障害しょうがいしゃ自分じぶんたちで共同きょうどう生活せいかつおくっている。ケアホームはこれに生活せいかつ支援しえんいんというスタッフがき、食事しょくじ入浴にゅうよく介助かいじょなどの支援しえんけられる。
 岩手いわてけんによると、震災しんさい県内けんないけい13施設しせつ被災ひさいし、うち陸前高田りくぜんたかたでは市内しないにある6カ所かしょすべてのケアホームが全滅ぜんめつした。らしていた知的ちてき障害しょうがいしゃ28にん全員ぜんいん無事ぶじだったが、べつ障害しょうがいしゃ施設しせつ避難ひなんしたり、実家じっか帰省きせいしたりしてごしている。
 被災ひさいしたケアホームでらしながらクリーニングの仕事しごとをしていた40だい女性じょせいべつ障害しょうがいしゃ施設しせつ避難ひなん生活せいかつおくるが「はや自分じぶん部屋へやもどって、仕事しごとをしたい」とらす。
 支援しえんスタッフの菅野かんの志保しほさん(27)も「にちちゅうなにもできることがなく、避難ひなんしている施設しせつないでもがない。生活せいかつのリズムをうしなっており、はや居場所いばしょつくってほしい」とうったえている。
 また、宮城みやぎけんによると、どう県内けんないのグループホーム、ケアホーム335施設しせつのうち全壊ぜんかい使用しよう不能ふのうけい26施設しせつのぼる。福島ふくしま県内けんないでも8施設しせつ被災ひさいし、いずれも被害ひがい軽微けいびとみられるが、福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこ影響えいきょう一部いちぶ利用りようしゃ避難ひなん生活せいかつをしているという。
 新潟にいがたけん中越なかこし地震じしん(04ねん)では仮設かせつ住宅じゅうたくをグループホームに活用かつようするケースがあった。ただ「日本にっぽんグループホーム学会がっかい事務じむ局長きょくちょう室津むろつ滋樹しげきさんは「仮設かせつ住宅じゅうたくには障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃけの優先ゆうせんわく設定せっていされているが、一角いっかくにまとめてしまうと孤立こりつまねく。仮設かせつ住宅じゅうたくでもコミュニティーを形成けいせいできるよう、計画けいかくてき建設けんせつしていくべきだ」と指摘してきしている。【蒔田まきた備憲】」(全文ぜんぶん)


 
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生活せいかつ情報じょうほう自治体じちたい情報じょうほう
(河北かほく新報しんぽう 2011ねん04がつ16にち)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110416t13035.htm
「○岩沼いわぬま 罹災りさい(りさい)証明しょうめいしょ申請しんせいは28にちまで。市役所しやくしょかい午前ごぜん午後ごごけている。災害さいがい弔慰ちょういきん災害さいがい障害しょうがい見舞みまいきん自然しぜん災害さいがい見舞みまいきん被災ひさいしゃ生活せいかつ再建さいけん支援しえん住宅じゅうたく応急おうきゅう修理しゅうりけを21にち〜5がつ15にち市役所しやくしょかい実施じっしする。実施じっし対象たいしょう地区ちくは【21〜24にち相野あいのがまふじ曽根そね二野ふたのくら長谷ながたにがま新浜にいはまかばさき【25〜28にち矢野目やのめはやし早股はやまた寺島てらしま【29にち〜5がつ15にち】その地区ちく、28にちまでに申請しんせいできなかったひと。ブロック、コンクリートくず、電気でんき製品せいひんなどの災害さいがいごみの自己じこ搬入はんにゅうさき南浜みなみはま中央ちゅうおう病院びょういん東側ひがしがわ午前ごぜん正午しょうご午後ごご1〜4れる。連絡れんらくさき災害さいがい対策たいさく本部ほんぶ0223(22)1111。
 ○多賀城たがじょう 仙南せんなんせんしお広域こういき水道すいどう復旧ふっきゅう工事こうじ影響えいきょう断水だんすいつづいている。16にち給水きゅうすい場所ばしょ以下いかとおり。午前ごぜん時半じはん午後ごご高橋たかはし生活せいかつセンター、高崎たかさき宿舎しゅくしゃ集会しゅうかいしょまえ高崎たかさきちゅう総合そうごう体育館たいいくかん市川いちかわ配水はいすいまえ午前ごぜん時半じはん午後ごご上水道じょうすいどう庁舎ちょうしゃまえ午前ごぜん時半じはん〜10新田しんでんいち防災ぼうさい倉庫そうこまえ多賀城たがじょうしょう午前ごぜん11正午しょうご新田にった地区ちく公民館こうみんかん多賀城たがじょうちゅう留ケ谷とめがやごう公園こうえん明月めいげつビルまえ明月めいげつ丁目ちょうめ)。午後ごご〜3新田にったしん公園こうえん城南じょうなんしょう八幡やはた地区ちく公民館こうみんかん安倍あべ重機じゅうきまえさかえ丁目ちょうめ)。午後ごご〜5山王さんのうしょう浮島うきしま会館かいかん市民しみんプール、県営けんえい多賀城たがじょう八幡やはた住宅じゅうたくさくら丁目ちょうめ)、理研食品りけんしょくひんまえ宮内くない丁目ちょうめ)。
 ○栗原くりはら 被災ひさいしゃ総合そうごう相談そうだん窓口まどぐち本庁ほんちょう社会しゃかい福祉ふくし市内しない10カ所かしょ総合そうごう支所ししょ市民しみんサービスないにそれぞれもうけた。午前ごぜん午後ごご土日どにち祝日しゅくじつ開設かいせつする。
 仙台せんだい弁護士べんごしかいは24にち被災ひさいかんする無料むりょう法律ほうりつ相談そうだんかい図書館としょかんひらく。午前ごぜん午後ごご時半じはん相談そうだん時間じかんは1けんたり45ふんとし、予約よやく不要ふよう
 水道すいどうは14にち瀬峰せみね地区ちく全域ぜんいき復旧ふっきゅうした。
 ○登米とよね 姉妹しまい都市とし富山とやまけん入善にゅうぜんまち米沢よねざわ政明まさあき町長ちょうちょうが15にち市役所しやくしょおとずれ、義援金ぎえんきん見舞みまいきんけいやく377まんえん布施ふせ孝尚たかなお市長しちょうわたした。
 ○宮城みやぎけん七ケ浜しちがはままち 被災ひさいしゃ支援しえんかんする総合そうごう相談そうだん窓口まどぐちを18にち開設かいせつする。場所ばしょまち役場やくばとなりまち水道すいどう事業じぎょうしょ庁舎ちょうしゃかい土日どにち祝日しゅくじつひらく。時間じかん午前ごぜん午後ごご期間きかんは5がつ31にちまで。当初とうしょ地区ちくごとにける。【18にち湊浜みなとはま松ケ浜まつがはま【19.20にち菖蒲田浜しょうぶだはま【21.22にち花渕はなぶちはま【25にち吉田よしだはま代ケ崎浜よがさきはま。23、24の両日りょうじつと26にち以降いこう地区ちく指定していなし。
 18にちからけるだいぶん応急おうきゅう仮設かせつ住宅じゅうたく(115ぶん)のもうみは、30にちり。連絡れんらくさき地域ちいき福祉ふくし022(357)7449。
 仙南せんなんせんしお広域こういき水道すいどうは15にち利府りふまち漏水ろうすい箇所かしょ修繕しゅうぜん工事こうじわった。17にちからかく家庭かていつうすい予定よていだが、飲用いんようには水質すいしつ検査けんさ必要ひつようで、まち広報こうほうするまで洗濯せんたく風呂ふろなどにかぎって利用りようするようける。飲用いんようできるのは18にち以降いこう見込みこみ。
 ○利府りふまち 16にち給水きゅうすい場所ばしょ以下いかとおり。
 午前ごぜん午後ごごまち役場やくば午前ごぜん午後ごご神谷沢かみやさわグラウンド、利府りふ西中にしちゅう菅谷台すがやだいしょう、しらかしだいちゅう青山あおやましょう花園はなぞの丁目ちょうめ集会しゅうかいしょ野中のなか生活せいかつセンター、加瀬かせ生活せいかつセンター、利府りふさんしょう赤沼あかぬま公民館こうみんかん午前ごぜん午後ごご時半じはん春日しゅんじつ集会しゅうかいしょ午前ごぜん10午後ごご青葉台あおばだいごう公園こうえん午前ごぜん午後ごご浜田はまだ地区ちく浦嶋うらしまそう飲食いんしょくてん「やすらぎ」くち午後ごご〜6須賀すか地区ちく須賀すか集会しゅうかいしょ民宿みんしゅく「ハーバーハウスかなめ」まえ
 ○加美かみまち
 農産物のうさんぶつ直売ちょくばいしょ「やくらい土産みやげセンター」で16、17の両日りょうじつ、「チャリティーバザー」がひらかれる。地元じもと野菜やさい特製とくせいなべ料理りょうりかく家庭かていから提供ていきょうされた商品しょうひんなどを販売はんばいし、売上うりあげきん被災ひさい寄付きふする。午前ごぜん10午後ごご連絡れんらくさきくすり振興しんこう公社こうしゃ0229(67)3388。」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさいしゃ県内けんないへの避難ひなんしゃ 一時いちじ1000にん前後ぜんこう
(信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん 2011ねん04がつ16にち)
http://www.shinmai.co.jp/news/20110416/KT110415FTI090028000022.htm
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい影響えいきょう県内けんない避難ひなんしてきたひとかずが、把握はあくできただけで1せんにんえたことが15にちけん危機きき管理かんり集計しゅうけいかった。態勢たいせいととの地元じもともどったひともいるため、同日どうじつ時点じてんでは937にん東北とうほくかくけんのうち、震災しんさい被害ひがいくわ福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこ影響えいきょう深刻しんこくになっている福島ふくしまけんからの避難ひなんしゃおおく、825にんのぼる。
 どうによると、旅館りょかん・ホテルなどへの避難ひなんのぞき、県営けんえい住宅じゅうたく市町しちょう村営そんえい住宅じゅうたく県内けんない親戚しんせきたく福祉ふくし施設しせつなどへの避難ひなんしゃは13にちけい1016にんと、はじめて1せんにん突破とっぱ。14にちには1023にんまでえた。15にちには、けん知的ちてき障害しょうがいしゃ総合そうごう援護えんご施設しせつ西にしこまきょう」(駒ケ根こまがね上伊那かみいなぐん宮田みやたむら)に避難ひなんしていた福島ふくしまけん知的ちてき障害しょうがいしゃ職員しょくいんやく80にん地元じもとでの態勢たいせいととの帰省きせいした。
 福島ふくしまけん以外いがいかくけん避難ひなんしゃ内訳うちわけは15にち時点じてんで、宮城みやぎけん82にん岩手いわてけんが15にんなど。45市町村しちょうそんれをしており、もっとおおいのが長野ながのの126にん以下いか北佐久きたさくぐん軽井沢かるいざわまちの77にん飯田いいだの75にんつづいている。
 一方いっぽう下水内しもみのちぐんさかえむらからむらがい避難ひなんしているのは15にち時点じてんで153にんさき飯山いいのやまが147にん長野ながのが5にん中野なかの1人ひとりとなっている。
 けんは、県内けんない10カ所かしょ保健ほけん福祉ふくし事務所じむしょごとに、けんけん社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかいけん社会しゃかい福祉ふくしかいなどでつくる「被災ひさいしゃ生活せいかつ支援しえんチーム」を設置せっちしており、公営こうえい住宅じゅうたくへの入居にゅうきょ転入てんにゅうがく就業しゅうぎょう健康けんこう相談そうだんなどについて、おも関係かんけい機関きかんとの連絡れんらく調整ちょうせいたる。」(全文ぜんぶん)


 
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高知こうちけん被災ひさいに「しんのケアチーム」を派遣はけん
(医療いりょう人材じんざいネット 2011ねん04がつ16にち)
http://iryojinzai.net/664.html
高知こうちけんが13にち発表はっぴょうしたところによると、どうけん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいに「しんのケアチーム」を派遣はけんする。精神せいしん保険ほけんらによって構成こうせいするチームが精神せいしん医療いりょうてん、災害さいがいによるストレスになや被災ひさい住民じゅうみんしんのケアにたる。
しんのケアチーム」は、4がつ17にちから7がつ1にちにわたって、岩手いわてけん下閉伊しもへいぐん山田やまだまち派遣はけんされる。精神せいしん保健ほけん心理しんりとう専門せんもんしょく事務じむ職員しょくいんの4めいによって編成へんせいされる17チーム(合計ごうけい60めい)がわりで派遣はけんされ、期間きかんちゅうなく支援しえんおこな予定よてい被災ひさいによって機能きのうしなくなった精神せいしん医療いりょう補填ほてん精神せいしん医療いりょう機関きかん業務ぎょうむ支援しえんや、被災ひさいした精神せいしん障害しょうがいしゃ精神せいしん疾患しっかん患者かんじゃへの対応たいおう災害さいがいのストレスによってあらたにしょうじた精神せいしんてき問題もんだいかかえる被災ひさい住民じゅうみんについての対応たいおうおこなう。だいいちじんけん精神せいしん保健ほけん福祉ふくしセンター、児童じどう相談そうだんしょ職員しょくいん編成へんせいし、4がつ17にちから23にち帰着きちゃくまで活動かつどう予定よていという。」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさいしゃしんのケアへ けん精神せいしん派遣はけん 広島ひろしま
(産経さんけいニュース 2011ねん04がつ16にち)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110416/hrs11041602080002-n1.htm
被災ひさいした住民じゅうみんしんのケアのため、精神せいしんくわえたけん医療いりょう派遣はけんチームが15にち県庁けんちょう湯崎ゆざき英彦ひでひこ知事ちじ出発しゅっぱつ報告ほうこくをした。3チームが現地げんちおもむき、長期ちょうきする避難ひなん生活せいかつによる精神せいしんめん疲労ひろうや、しんてき外傷がいしょうストレス障害しょうがい(PTSD)などの対応たいおうにあたる。
 派遣はけんチームは県立けんりつ広島ひろしま病院びょういん中国ちゅうごく労災ろうさい病院びょういん広島大ひろしまだい病院びょういんの3医療いりょう機関きかん救命きゅうめい救急きゅうきゅう看護かんごかくチーム1にんずつ精神せいしんくわわる。保健所ほけんじょで1週間しゅうかん被災ひさいしゃのメンタルケアをふくめた診療しんりょうおこない、今後こんご必要ひつようとなる支援しえんニーズを調査ちょうさする。
 さらに、宮城みやぎ県内けんない児童じどう相談そうだんしょに、児童じどう福祉ふくしら2にん派遣はけんおおきな精神せいしんてきダメージをけた子供こどもしんのケアをするほか、発達はったつ障害しょうがい在宅ざいたく訪問ほうもんにも従事じゅうじする。またこの被災ひさい支援しえん活動かつどうおこなった広島ひろしま市立しりつ舟入ふないり病院びょういん県立けんりつ広島ひろしま病院びょういん医療いりょうチームが活動かつどう内容ないよう報告ほうこくした。」(全文ぜんぶん)


 
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◆【東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいけいちょう栄養剤えいようざい供給きょうきゅうは5がつ後半こうはんから改善かいぜん
(薬事やくじ日報にっぽう 2011ねん04がつ15にち)
http://www.yakuji.co.jp/entry22753.html
厚生こうせい労働省ろうどうしょうけいちょう栄養剤えいようざい供給きょうきゅうについて、4がつつづき2わり程度ていど不足ふそくするものの、5がつ後半こうはん以降いこう改善かいぜんし、6がつには震災しんさいまえどうりょう供給きょうきゅうできる見通みとおしをしめした。
 ただ、依然いぜんとして予断よだんゆるさないため、医療いりょう機関きかん薬局やっきょくでの通常つうじょう上回うわまわ在庫ざいこ保持ほじひかえや、医療いりょうしょくへのえ、長期ちょうき処方しょほう自粛じしゅく分割ぶんかつ調剤ちょうざい考慮こうりょあらためてもとめている。けいちょう栄養剤えいようざい代替だいたい可能かのう医療いりょうしょくについては、食品しょくひん業界ぎょうかい協力きょうりょくで、5がつまで昨年さくねんの1わり以上いじょう増産ぞうさん予定よていしているという。
 けいちょう栄養剤えいようざいは、容器ようき製造せいぞうする企業きぎょう被災ひさいして、エンシュアのかん製剤せいざい製造せいぞう中断ちゅうだんし、不足ふそくしょうじている。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい介護かいご事業じぎょうしょ被災ひさい 通院つういん入浴にゅうよく困難こんなんに 「しわせ」懸念けねんこえ
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ15にち 東京とうきょう夕刊ゆうかん)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110415dde041040046000c.html
震災しんさい避難ひなんしょ施設しせつき、家族かぞくやボランティアに見守みまもられながら生活せいかつしてきたよう介護かいごしゃおおくいる。避難ひなんしょ施設しせつから仮設かせつ住宅じゅうたくへの移転いてんすすなか在宅ざいたく介護かいごささえるヘルパー派遣はけん事業じぎょうしょやデイサービス施設しせつ被災ひさいした地域ちいきで、これまでとおりの生活せいかついとなめるか。介護かいご関係かんけいしゃからは「弱者じゃくしゃにしわせがいかなければいいが」と懸念けねんこえがる。
 岩手いわてけん山田やまだまち漁業ぎょぎょう佐藤さとう勝美かつみさん(62)は、人工じんこう透析とうせき自力じりきあるけないよう介護かいご3のおとうと善裕よしひろさん(56)と同居どうきょしていた。津波つなみ自宅じたく全壊ぜんかい避難ひなんしょからおとうとしゅうかい透析とうせきけさせようとしたが、事業じぎょうしょ車椅子くるまいす対応たいおう福祉ふくし車両しゃりょうがなくなった。町内ちょうないに10だいあった福祉ふくし車両しゃりょう震災しんさいだいに。佐藤さとうさんはおとうと車椅子くるまいす病院びょういんまでやく1キロし、病院びょういんでは2かいまで背負せおった。
 今月こんげつからは普通ふつうタクシーで送迎そうげい病院びょういんスタッフに背負せおってもらうが、「仮設かせつ住宅じゅうたくれたとしてもこのまま一緒いっしょらせるだろうか」と不安ふあんくちにする。
 岩手いわてけん大槌おおつちまちではまち社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかい全壊ぜんかいし、会長かいちょうふくむ5にん死亡しぼう行方ゆくえ不明ふめい非常勤ひじょうきん介護かいごしょくぜんやく20にん避難ひなん生活せいかつおくったりまちがいたりで契約けいやく解消かいしょうした。釜石かまいしでは断水だんすい長期間ちょうきかん入浴にゅうよくできていない在宅ざいたくよう介護かいごしゃもいるが、市内しないに5だいあった入浴にゅうよく介護かいごしゃ被災ひさいだいに。1だい追加ついか用意よういしたが、担当たんとうしゃは「5だい必要ひつよういちにちはや配備はいびけんなどにおねがいした」とはなす。
 岩手いわてけん介護かいご福祉ふくしかいは9にち被災ひさい避難ひなんしょ視察しさつ。「ボランティアのヘルパー4にん明日あしたかえる。継続けいぞくてき支援しえんがほしい」などのこえかれた。現地げんちりを志願しがんする介護かいご全国ぜんこくに250にん以上いじょういるため、ボランティア派遣はけん事業じぎょうしょ復興ふっこうをサポートする計画けいかくだ。
 視察しさつした佐藤さとう晋作しんさくふく会長かいちょうは「仮設かせつ住宅じゅうたくなどに移転いてん適切てきせつなケアができるよう地域ちいき事業じぎょうしょたいして長期間ちょうきかん支援しえん必要ひつようだ」とはなしている。
 津波つなみ山田やまだまち居宅きょたく介護かいご支援しえん事業じぎょうしょうしなかり事務所じむしょ設置せっちした阿部あべ秀典ひでのりさん(50)は「介護かいごサービスを利用りようしていたひと家族かぞくが、自宅じたくしょくうしなっており、よわいお年寄としよりにしわせがいかなければいいが」と懸念けねんしている。【関谷せきや俊介しゅんすけ】」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいけん公営こうえい住宅じゅうたく募集ぼしゅうもうみ519けん/神奈川かながわ
(カナコロ 2011ねん04がつ15にち)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104150033/
けんは15にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃ対象たいしょうにした県内けんない公営こうえい住宅じゅうたくの2募集ぼしゅうに、519けん応募おうぼがあったと発表はっぴょうした。募集ぼしゅう戸数こすうの575下回したまわったが、地域ちいきによっては入居にゅうきょ希望きぼう住宅じゅうたく提供ていきょうすう上回うわまわることも想定そうていされ、その場合ばあい抽選ちゅうせんめた順位じゅんいもとに、っていくという。
 入居にゅうきょは、65さい以上いじょう高齢こうれいしゃや3さい未満みまん乳幼児にゅうようじ重度じゅうど障害しょうがいしゃにんらのいる世帯せたい優先ゆうせんさせる。まず優先ゆうせん家庭かてい抽選ちゅうせん実施じっし。その、そのほかの家庭かていでも抽選ちゅうせんおこない、1〜519ばんまでぜん家庭かてい順位じゅんいさだめ、入居にゅうきょさきめていく。
 17にちには、かく家庭かていたいする、入居にゅうきょさき連絡れんらく開始かいしする。」(全文ぜんぶん)


 
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介護かいご職員しょくいん被災ひさい派遣はけん登録とうろくしゃの7.5%- 厚労省こうろうしょう
(キャリアブレイン 2011ねん04がつ15にち)
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/33689.html
厚生こうせい労働省ろうどうしょう把握はあくしている東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい派遣はけん可能かのう介護かいご職員しょくいんなど8000にんあまりにたいし、実際じっさい派遣はけんされたのは7.5%にたる600にん程度ていどにとどまることが、4がつ15にちまでにかった。震災しんさい発生はっせいから1かげつぎても、職員しょくいん派遣はけんおもうようにすすんでいない実態じったいあきらかになった。
 3月11にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい発生はっせいすると、厚労省こうろうしょうは15にちから、かく都道府県とどうふけんつうじて介護かいご施設しせつなどにたいし、被災ひさいした施設しせつ避難ひなんしょ派遣はけんできる職員しょくいん実数じっすう把握はあくはじめた。18にち以降いこう派遣はけん可能かのう人数にんずうなどを被災ひさいけん連絡れんらくし、25にちから派遣はけんはじめた。
 厚労省こうろうしょう発表はっぴょうによると、派遣はけん可能かのう介護かいご職員しょくいんなどの人数にんずうは8180にん(4がつ15にち時点じてん)で、これまでの派遣はけん実績じっせきが617にんだった。派遣はけんさき内訳うちわけは、岩手いわてけんに169にん宮城みやぎけんに329にん福島ふくしまけんに119にん。このうち、岩手いわてけんの28にん宮城みやぎけんの53にん福島ふくしまけんの17にんが、同日どうじつ時点じてん実際じっさい活動かつどうしている。
 □ニーズ調査ちょうさ限界げんかい
 厚労省こうろうしょう担当たんとうしゃは、派遣はけん実績じっせきが7.5%にとどまっている理由りゆうについて、「東北とうほく地方ちほうからはなれた地域ちいきからの派遣はけんや、2、3にち派遣はけん希望きぼうする介護かいご職員しょくいんと(長期ちょうき派遣はけんもとめる)被災ひさい施設しせつとの調整ちょうせいむずかしい場合ばあいもあるのではないか」とはなしている。
 また被災ひさいけんでは、介護かいご施設しせつたいして介護かいご職員しょくいん派遣はけんがどの程度ていど必要ひつようかはおおよそ把握はあくできているものの、居宅きょたくサービスの介護かいご事業じぎょうしょにおけるニーズは把握はあくれていない。岩手いわてけん担当たんとうしゃは、「インフラがこわれていることもあって、けん職員しょくいん出向でむいてニーズを調査ちょうさしている。しかし、施設しせつなどのおおきいところ調査ちょうさしたものの、通所つうしょ介護かいご訪問ほうもん介護かいご事業じぎょうしょはできていない」とかす。
 □行政ぎょうせいくわえ、事業じぎょうしゃ団体だんたい職能しょくのう団体だんたいちから
 被災ひさいけん職員しょくいん疲弊ひへいするなか厚労省こうろうしょうでは「場合ばあいによっては、ニーズをくみるのにれがある。普段ふだんから事業じぎょうしゃしたしみのある事業じぎょうしゃ団体だんたい職能しょくのう団体だんたい協力きょうりょく必要ひつようだろう」としており、かく団体だんたいとの連携れんけい強化きょうかしたいかんがえだ。
 このほか、社会しゃかい福祉ふくし施設しせつなどがれた被災ひさい高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃらは1613にんぜんしゅう143にんぞう県内けんない移動いどうふくむ)。内訳うちわけ岩手いわてけんから227にん増減ぞうげんなし)、宮城みやぎけんから952にんどう)、福島ふくしまけんから434にん(143にんぞう)だった。
 被災ひさいした岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまの3けん以外いがいにある社会しゃかい福祉ふくし施設しせつなどでは、被災ひさい高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃら5まん3405にん(213にんぞうぶんざらととのった。内訳うちわけは、高齢こうれいしゃ関係かんけい施設しせつ3まん6392にん(213にんぞう)、障害しょうがいしゃ関係かんけい施設しせつ8946にん増減ぞうげんなし)、児童じどう関係かんけい施設しせつ7148にんどう)、保護ほご施設しせつ919にんどう)。高齢こうれいしゃ関係かんけい施設しせつのうち、特別とくべつ養護ようご老人ろうじんホームは1まん2379にん(128にんぞう)、老人ろうじん保健ほけん施設しせつは6031にん(28にんぞう)となっている。」(全文ぜんぶん)


 
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停電ていでん在宅ざいたく医療いりょう混乱こんらん
(読売新聞よみうりしんぶん 2011ねん4がつ15にち)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110414-OYT8T01121.htm
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい県内けんないは、本震ほんしん余震よしんけいかいにわたって全域ぜんいき停電ていでんし、在宅ざいたく医療いりょう現場げんば混乱こんらんした。これまで経験けいけんがない長時間ちょうじかん広範囲こうはんい停電ていでんで、関係かんけいしゃ人工じんこう呼吸こきゅう電源でんげん確保かくほ患者かんじゃ安否あんぴ確認かくにんなどに奔走ほんそう電話でんわつうじず、緊急きんきゅう連絡れんらく体制たいせい機能きのうしなかった。さらに、7にち深夜しんや余震よしんきた停電ていでんで、酸素さんそ吸入きゅうにゅうをしていた尾花沢おばなざわ女性じょせい(63)が死亡しぼう関係かんけいしゃ衝撃しょうげきあたえた。在宅ざいたく医療いりょうになは、震災しんさい教訓きょうくんあらたな体制たいせいやマニュアルづくりをすすめている。
震災しんさい発生はっせいした3がつ11にちは、県内けんない全域ぜんいき停電ていでん村山むらやま保健所ほけんじょ山形やまがた)では、難病なんびょう人工じんこう呼吸こきゅう使つかっている管内かんない成人せいじん19にん安否あんぴ確認かくにんができないでいた。電気でんきささえている患者かんじゃいのち危機ききたされていた。
 午後ごごけん連絡れんらくして消防しょうぼう出動しゅつどう依頼いらいいちけんずつたずねてもらった。その結果けっか家族かぞくすで救急きゅうきゅう搬送はんそうしていたり、数時間すうじかん予備よびバッテリーを使用しようしたりしていたことがかり、午後ごご15ふん、ようやく全員ぜんいん生存せいぞん確認かくにんした。
 どう保健所ほけんじょでは2009ねんから、人工じんこう呼吸こきゅう使つか全員ぜんいんたいして、非常時ひじょうじ安否あんぴ確認かくにん方法ほうほう連絡れんらくさき明示めいじしたチェックリストを作成さくせいしていた。しかし、携帯けいたい電話でんわふくめ、電話でんわはほとんどつながらず、連絡れんらくることができなかった。
 その一方いっぽうで4がつにち自宅じたくで24あいだ酸素さんそ吸入きゅうにゅうをしていた尾花沢おばなざわ女性じょせい死亡しぼう判明はんめいした。
 女性じょせいたくには7にちひる酸素さんそ吸入きゅうにゅうあつか山形やまがた市内しない業者ぎょうしゃ訪問ほうもんしていた。退院たいいんから1週間しゅうかんがたち、機械きかい操作そうささい確認かくにんするためだった。「地震じしんがあったばかりだし、停電ていでん操作そうさ確認かくにんしましょう」。業者ぎょうしゃ常用じょうようボンベへのかた丁寧ていねい説明せつめい女性じょせい理解りかいし、問題もんだいはないようだった。
 7にち深夜しんや余震よしん発生はっせいふたた県内けんない全域ぜんいき停電ていでんした。発生はっせい直後ちょくご業者ぎょうしゃなん女性じょせいたく電話でんわしたがつうじなかった。日付ひづけわって8にち緊急きんきゅう連絡れんらくさき親類しんるい連絡れんらくがついたが、女性じょせいすでくなっていた。同居どうきょする母親ははおやも119ばんをしたが、つながらなかったという。
    ◇
 在宅ざいたく医療いりょう関係かんけいしゃ一様いちように、「ここまで長時間ちょうじかん広域こういき停電ていでんはじめて。電話でんわ連絡れんらくができないのは想定そうていがいだった」とかえる。
 村山むらやま保健所ほけんじょ中條ちゅうじょう貞子さだこ地域ちいき保健ほけん予防よぼう課長かちょうは、「非常時ひじょうじは、となりひとなどの地域ちいき住民じゅうみん市町村しちょうそんんだ対応たいおう必要ひつようで、そのためには、普段ふだんからの連携れんけい不可欠ふかけつ」と指摘してき今後こんご役割やくわり明示めいじなど、非常時ひじょうじ体制たいせい確認かくにんしていくという。
 一方いっぽうけん看護かんご協会きょうかい運営うんえいするむっつの訪問ほうもん看護かんごステーションでは、あらたなマニュアルづくりにわれている。
 停電ていでんかろうじてメールで連絡れんらくれたことから、メールの活用かつよう方法ほうほう検討けんとう非常時ひじょうじ家族かぞくへの指導しどう強化きょうかしていくつもりだ。
 けんは11にち女性じょせい死亡しぼうした事故じこをふまえ、医療いりょう機関きかん業者ぎょうしゃたいして、▽人工じんこう呼吸こきゅう予備よびバッテリー、常用じょうよう酸素さんそボンベの確認かくにん停電ていでんそなえたかりの準備じゅんび――などをびかける通知つうちした。
 けん健康けんこう福祉ふくし企画きかく大山おおやま敏之としゆきふく主幹しゅかんは、「今回こんかい経験けいけんかして、在宅ざいたく患者かんじゃ非常時ひじょうじ安全あんぜんはからなければならない」としている。」(全文ぜんぶん)


 
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◆きょうのそう京都きょうと弁護士べんごしかい被災ひさいしゃ無料むりょう電話でんわ相談そうだん 三重みえ利典としのり弁護士べんごしく /京都きょうと
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110415ddlk26040389000c.html
「◇行政ぎょうせいとボランティア連携れんけいを 孤立こりつしないよう情報じょうほう提供ていきょう
 京都きょうと弁護士べんごしかいは18にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃ対象たいしょう無料むりょう電話でんわ相談そうだんはじめる。16ねんまえ発生はっせいした阪神はんしん大震災だいしんさいでもどうかい相談そうだん実施じっし阪神はんしん大震災だいしんさいではどのような問題もんだいしょうじていたのか。当時とうじ相談そうだんおうじた三重みえ利典としのり弁護士べんごし(52)にいた。【ききて古屋敷ふるやしき尚子しょうこ
 −−当時とうじ現地げんちにもはいったそうですね
 被災ひさいしゃ相談そうだんおうじるため、現地げんち被害ひがいおおきさを体感たいかんしようと、阪神はんしん大震災だいしんさい発生はっせいから5、6にち友人ゆうじん神戸こうべった。野原のはらになった長田ながた、ビルが倒壊とうかいした中央ちゅうおうなど市内しないあるいてまわり、被害ひがいおおきさのほか地域ちいきによって被害ひがい内容ないようまったことなることにおどろいた。相談そうだん内容ないよう多岐たきにわたるとめた。
 −−相談そうだん内容ないようはどんなものだったのか
 京都きょうともどり、発生はっせいからやく10にちはじまった京都きょうと弁護士べんごしかい電話でんわ無料むりょう相談そうだん参加さんか地震じしん保険ほけん借地しゃくちけん問題もんだいなどこれまで対応たいおうしたことのない内容ないようばかりだったが、「絶対ぜったい機関きかんまわすな」を合言葉あいことばに、仲間なかま弁護士べんごし議論ぎろんをしながらこたえをした。
 「となりいえたおれかかってきている」との相談そうだんには、裁判所さいばんしょ機能きのうするまえには「身体しんたい危険きけんおよび、法的ほうてき責任せきにんわれないからとなりいえこわせ」とアドバイス。機能きのうもどしたのちは、隣家りんかぬし緊急きんきゅう解体かいたいめいじる仮処分かりしょぶん裁判所さいばんしょもうてるようすすめた。
 −−相談そうだんとおしてかんじた問題もんだいてん
 相談そうだん開始かいししてすぐ、障害しょうがいしゃ団体だんたいから電話でんわがあった。聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ避難ひなんしょすみやかにつたわらず、避難ひなんしょにたどりいても食料しょくりょう配布はいふこえこえない。いつ配布はいふがあるのかまわりの様子ようすをうかがいながらねむれない日々ひびごしていた。発達はったつ障害しょうがい子供こどもがいる家族かぞくなかには、れない避難ひなんしょさわぎ、迷惑めいわくになるからと車内しゃないごし、適切てきせつ情報じょうほう提供ていきょうけられずに孤立こりつしていった親子おやこもいた。
 ボランティア団体だんたい独自どくじ避難ひなんしょまわり、障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃ現状げんじょう把握はあくつとめていたが、行政ぎょうせい個人こじん情報じょうほう理由りゆう障害しょうがいしゃ情報じょうほう団体だんたい提供ていきょうせず、難航なんこうしていた。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでもこの状況じょうきょうわっていないようにおもう。行政ぎょうせいとボランティアが連携れんけいしてほしい。
 −−障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃ孤立こりつしないためにどうすればいいか
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被害ひがい範囲はんいひろく、らしていたまち仮設かせつ住宅じゅうたく建設けんせつ困難こんなん場所ばしょもあるとく。障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃをこれまでの生活せいかつけんとはことなる場所ばしょ移動いどうさせると、コミュニケーションがさらにとれなくなる。阪神はんしん大震災だいしんさいときのように仮設かせつ住宅じゅうたく孤独こどくする可能かのうせいもある。
 できるだけ地域ちいき住民じゅうみんとの関係かんけいたずに、仮設かせつ住宅じゅうたくつくることを希望きぼうする。また、他府県たふけん避難ひなんした被災ひさいしゃにも仮設かせつ住宅じゅうたく建設けんせつ情報じょうほうなどを提供ていきょうすることが大切たいせつだ。
 避難ひなんしてきた被災ひさいしゃたいして長期間ちょうきかん行政ぎょうせい適切てきせつ情報じょうほう提供ていきょうし、府民ふみんあたたかく見守みまもってほしい。けっして被災ひさいしゃ孤立こりつすることがないように。
 ◇現地げんちからにも対応たいおう
 京都きょうと弁護士べんごしかい実施じっしする今回こんかい法律ほうりつ相談そうだんおも府内ふないへの避難ひなんしゃ対象たいしょうだが、現地げんちからの電話でんわにも対応たいおうする。期間きかんは5がつ31にちまで。けは平日へいじつ午後ごご〜3時半じはん。フリーダイヤル(0120・80・8585)でかえ弁護士べんごし電話でんわをする。
 被災ひさい取引とりひきのある中小ちゅうしょう企業きぎょうしゃなどの相談そうだん弁護士べんごしかいのひまわりほっとダイヤル(0570・001・240)まで。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃ支援しえんしゃ精神せいしんめんケアを 現地げんち派遣はけん精神せいしん報告ほうこく /石川いしかわ
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20110415ddlk17040537000c.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい被災ひさいしゃ精神せいしんめんのケアにあたるけんの「こころのケアチーム」の活動かつどうちゅうあいだ報告ほうこくかいが13にち金沢かなざわ市内しないのホテルであった。現地げんち活動かつどうした医療いりょう関係かんけいしゃ今後こんご派遣はけん予定よていやく100にん参加さんかし、被災ひさいしゃ現状げんじょう支援しえんのありかたについてみみかたむけた。【宮嶋みやじまあずさかい
 チームは精神せいしん看護かんご手話しゅわ通訳つうやくしゃらで構成こうせい宮城みやぎけん石巻いしのまき市内しない避難ひなんしょ中心ちゅうしんに、精神せいしん障害しょうがい認知にんちしょう被災ひさいによる不眠ふみん心的しんてき外傷がいしょうストレス障害しょうがい(PTSD)をかかえる被災ひさいしゃ診療しんりょう活動かつどうやく週間しゅうかん交代こうたいおこなっている。
 3月さんがつ16にちからだいはんとして派遣はけんされた県立けんりつ高松たかまつ病院びょういん精神せいしん保健ほけん福祉ふくし石井いしいりょうめぐみさんは「地域ちいき復旧ふっきゅう度合どあいによって住民じゅうみん感情かんじょうこうぶりもことなる」と報告ほうこく現地げんち復旧ふっきゅう作業さぎょうにあたる自治体じちたい職員しょくいん医療いりょう関係かんけいしゃかかえる精神せいしんてき疲労ひろうについても言及げんきゅうし「遺体いたい土葬どそう担当たんとうしゃなどの疲弊ひへいはかなりのもの。支援しえんしゃのフォローもおおきな課題かだいだ」とした。
 3月さんがつ31にちからだいはんとして派遣はけんされた松原まつばら病院びょういん精神せいしん中本なかもとさとしかずさんは、時間じかん経過けいかにつれ、避難ひなんしょはなれて自宅じたく親類しんるいたくもど被災ひさいしゃえていることを報告ほうこく。「今後こんご訪問ほうもんさき自宅じたくなどにえることも必要ひつようしん問題もんだい自覚じかくしにくいため、問題もんだいかかえるひとをいかにせるかが課題かだいだ」とはなした。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい岩手いわてで「しんのケア」 けん医師いしら2カ月かげつはん派遣はけん /高知こうち
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20110415ddlk39040488000c.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃ精神せいしん医療いりょうめん支援しえんするけんの「しんのケアチーム」が、17にちから岩手いわてけん山田やまだまち派遣はけんされる。7月しちがつにちまでの2カ月かげつはん災害さいがいによるストレスで精神せいしんてき問題もんだいかかえる被災ひさい住民じゅうみん対応たいおうなどにあたる。
 けんによると、同町どうちょうでは13にち現在げんざい死傷ししょうしゃ533にん行方ゆくえ不明ふめいしゃ378にん確認かくにんされ、やく3500にん町内ちょうない33カ所かしょ避難ひなんしている。
 精神せいしんにん保健ほけん臨床りんしょう心理しんり専門せんもんしょくにん事務じむ職員しょくいんにんけいにんでチームをみ、5〜7日間にちかん派遣はけん。2カ月かげつはんけい17チーム(60にん)をおくむ。医師いし専門せんもんしょくは、公立こうりつ病院びょういん民間みんかん精神せいしん病院びょういんなどから参加さんかする。
 支援しえん内容ないようは、不眠ふみんなどPTSD(しんてき外傷がいしょうストレス障害しょうがい)の症状しょうじょうひと対象たいしょうとしたしんのケアや、被災ひさいした精神せいしん障害しょうがい精神せいしん疾患しっかんのあるひとらへの対応たいおうなど。
 どうは「大切たいせつほうくされるなどしてしんきずっている被災ひさいしゃらのため、すこしでもやくてたら」とはなしている。【せんわき康平やすひら】」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい老人ろうじんホームや身障者しんしょうしゃ施設しせつ募金ぼきんあつ被災ひさいへ−−行橋ゆくはし /福岡ふくおか
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110415ddlk40040501000c.html
行橋ゆくはし行事ぎょうじ有料ゆうりょう老人ろうじんホーム、アバンを運営うんえいするケアウェル(ゆたかじょう社長しゃちょう)は募金ぼきんばこ施設しせつないき、被災ひさいしゃ支援しえんびかけた。1号館ごうかん入所にゅうしょしゃ50にん)と2号館ごうかんどう98にん)でわせてやく40まんえんあつまり、毎日新聞まいにちしんぶん西部せいぶ社会しゃかい事業じぎょうだんなどをつうじて被災ひさいおくる。
 入所にゅうしょしゃ家族かぞく職員しょくいんやく80にん協力きょうりょくしており、1号館ごうかんゆたかせらあつし館長かんちょう(37)は「被災ひさい高齢こうれいしゃ施設しせつ被害ひがいけている。施設しせつ復旧ふっきゅうにつなげてほしい」とかたった。
 また、みやこまち節丸せつまる身体しんたい障害しょうがいしゃ療護りょうご施設しせつにしきりょうえん」(どう51にん)を運営うんえいする社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん豊津とよつ福祉ふくしかい」(安方やすかた哲也てつや理事りじちょう)と自治じちかい募金ぼきんやく70まんえんあつめており、ちか被災ひさいおくるという。池上いけがみ正二しょうじふく施設しせつちょう(60)は「被災ひさいした障害しょうがいしゃ役立やくだててもらいたい」とはなした。【降旗ふるはたえいほう
きょうちくばん〕」(全文ぜんぶん)


 
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◆あれから…:東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいから1カ月かげつ/4 福島ふくしまからの避難ひなんしゃにん /栃木とちぎ
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110415ddlk09040143000c.html
「◇住宅じゅうたく産科さんか確保かくほしたが…さきえず不安ふあんつの
 福島ふくしまけんからおおくの避難ひなん住民じゅうみんれている栃木とちぎけん今月こんげつ下旬げじゅん県営けんえい住宅じゅうたくなど2避難ひなんしょへの移転いてんはじまる予定よていだが、現状げんじょうでは家財道具かざいどうぐ自己じこ負担ふたん収入しゅうにゅう見通みとおしもなく、生活せいかつ用品ようひんもそろえられない避難ひなんしゃおおいことが予想よそうされる。妊娠にんしんちゅうのため、一足ひとあしさき宇都宮うつのみや県営けんえい住宅じゅうたく入居にゅうきょした熊谷くまがい雄次ゆうじさん(26)也佳さん、(24)夫婦ふうふも、なにもない部屋へやちゅういたようならしをつづけている。
 夫婦ふうふ福島ふくしまだい原発げんぱつ1〜4号機ごうきのある福島ふくしまけん大熊おおくままちから避難ひなんし、にん専用せんようとしてけんがあっせんした県営けんえい住宅じゅうたくで1にちかららしている。也佳さんは妊娠にんしん10カ月かげつ一応いちおういたものの、身寄みよりのない栃木とちぎでの生活せいかつをどうてていいのか戸惑とまどっている。  夫婦ふうふいえ震災しんさいかべがひびれ。直後ちょくご家族かぞく親類しんるいたちと町内ちょうない中学校ちゅうがっこう体育館たいいくかんせた。その原発げんぱつ事故じこ発生はっせい最低限さいていげん衣類いるいだけをして、家族かぞくらとくるまであてなく避難ひなんはじめた。やく週間しゅうかん避難ひなんしょ転々てんてんとしたが、雑魚寝ざこねつづけるのははや也佳さんには負担ふたんおおぎる。家族かぞくはなれ、夫婦ふうふにんだけで18にちからしばらくは都内とない親類しんるいたく間借まがりし、場所ばしょさがした。
 都営とえい住宅じゅうたく600利用りよう避難ひなんしゃれているときつけ応募おうぼした。高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ乳幼児にゅうようじとともににん優先ゆうせん対象たいしょうとなっていたはずだったが、抽選ちゅうせんれた。そこでつけたのが栃木とちぎけんにん専用せんよう住宅じゅうたくだった。
 けん産婦人科さんふじんかかいから、見知みしらぬ土地とち産婦人科さんふじんか紹介しょうかいしてもらえ「たすかった」と2人ふたりはなす。通常つうじょう妊娠にんしん初期しょきのうちに予約よやく必要ひつよう産科さんかおおい。臨月りんげつのおなかをかかえてあちこち病院びょういんさがすことはむずかしい。
 ただ、けんから提供ていきょうされたのは布団ふとんとガスコンロ、照明しょうめい、ベビーベッドだけ。カーテンもなく、底冷そこびえのする部屋へやには暖房だんぼう器具きぐもなかったが、2人ふたり勤務きんむさき避難ひなん指示しじ地区ちくないにあり、いつふたた収入しゅうにゅうられるかからない。避難ひなん指示しじ解除かいじょされればすぐにでも古里ふるさとかえりたい気持きもちもつよかった。いそぎ、テーブルとテレビ、じゅうたんをったが「えばますますもどれなくなる」とかんじている。
 けんからは担当たんとうしゃ定期ていきてきかよってケアにつとめ、相談そうだんにもおうじる。しかしそれでも、「さきえないのが不安ふあんらない土地とちむのも不安ふあんなにもかも不安ふあんだらけ」とはや也佳さん。2人ふたり生活せいかつ展望てんぼうえないままだ。【泉谷いずみやゆかり梨子なしご】」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい一時いちじ提供ていきょう住宅じゅうたく、あすから入居にゅうきょ−−いわき /福島ふくしま
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110415ddlk07040222000c.html
「いわきは14にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃいち提供ていきょう住宅じゅうたく入居にゅうきょを16にちはじめると発表はっぴょうした。用意よういする雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたくけん用意よういする民間みんかん住宅じゅうたくけい2300需要じゅよう見込みこんでいたが、8にちったもうみは2681けんのぼった。
 もうみは市民しみんが2044けん市外しがいからの避難ひなんしゃが637けん高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃがいる世帯せたい優先ゆうせんして順次じゅんじ入居にゅうきょすすめる。もうみがあったぶんだけ住宅じゅうたく準備じゅんびするが、辞退じたいしゃもあるとみられる。今月こんげつちゅうには入居にゅうきょ完了かんりょうさせる方針ほうしん
 入居にゅうきょしゃには物資ぶっし提供ていきょうするほか、日本赤十字社にほんせきじゅうじしゃから洗濯せんたくなどの「生活せいかつ家電かでんセット」が寄贈きぞうされる。【和泉いずみきよしたかし】」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい岩手いわて沿岸えんがん 被災ひさい取材しゅざいして いた言葉ことばめたい=久野くの華代はなよ
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110415ddlk01040094000c.html
つづける死者ししゃ行方ゆくえ不明ふめいしゃかずに、あしがすくんでいた。まち津波つなみながされたせいで、小高こだかやまにはりいた墓地ぼちばかりが、やたらといた。
 岩手いわてけん沿岸えんがん取材しゅざいはいって2にちの3がつ29にち釜石かまいし小学校しょうがっこう卒業そつぎょうしきで50だいくらいのおとこ先生せんせいなみだをぬぐっていた。親戚しんせきにん津波つなみくしたという。それ以上いじょう先生せんせいからどんな言葉ことばせば記事きじけるのかからなかった。
 「被災ひさいしゃかなしみをつたえる記事きじけないなら、一体いったいわたしなにをしにここへたんだろうか」とおもい、体調たいちょうもおかしくなって寝込ねこんでしまった。なさけなかった。「現場げんばたい」なんて無邪気むじゃきにこの仕事しごとえらんだ自分じぶんずかしかった。
 がさえてねむれないよる北海道ほっかいどうでこれまで取材しゅざいしたひとたちをおもした。事件じけん事故じこ家族かぞく犠牲ぎせいになったひと自分じぶん健康けんこう財産ざいさんうばわれたひと−−。おもすのもつらい出来事できごとでも、一生懸命いっしょうけんめい言葉ことばにしてくれた。そうしたひとたちのしんつよさにささえられて、わたし記事きじかせてもらってきた。だから、ここでも被害ひがいおおきさにとらわれず、一人ひとり一人ひとりことなる体験たいけんおもいをちゃんとかせてもらうしかないとおもった。また取材しゅざいかった。
 陸前高田りくぜんたかたった近江おうみひろみさんは、勤務きんむさき知的ちてき障害しょうがいしゃ授産じゅさん施設しせつ「あすなろホーム」で避難ひなん生活せいかつおくっていた。自宅じたく全壊ぜんかいし、おっと義理ぎりはは行方ゆくえからない。ともに避難ひなん生活せいかつおく次男じなん(21)はダウン症だうんしょう障害しょうがいがある。
 「遺体いたい安置あんちしょまわったけど、つけてあげられなかった。『つかりましたか』とたずねられるのがつらい」。ひろみさんは、さがしきれないことのつみ意識いしきくるしんでいた。
 けんがいにいる長男ちょうなん長女ちょうじょは、一緒いっしょまないかとさそってくれた。だが次男じなんは、となり大船渡おおふなとにある通所つうしょ施設しせつっているので、この土地とちらしたい。さいわい、自分じぶん職場しょくばも4がつにちから再開さいかいした。いそがしい日常にちじょうもどりつつある。
 だが、さきかんがえればかんがえるほど、ひかりよりやみいろくなる。つからない家族かぞくのことも、なくなった自宅じたくおもも、いまはしんおくにしまっている。でも「仮設かせつ住宅じゅうたくれたとして、一息ひといきついた瞬間しゅんかんに、つらい気持きもちにおそわれるんじゃないか」。被災ひさいしゃもどしつつある「日常にちじょう」とは、それほどはかない。同時どうじに、だからこそとうといものだとかんじる。
 新聞しんぶん事件じけん事故じこ重大じゅうだいせい記事きじおおきさで表現ひょうげんする。いま、大震災だいしんさい以外いがい出来事できごとが、ちいさくかんじられるかもしれない。この大震災だいしんさいだって、時間じかんがたてばどうなるかわからない。でも、一人ひとりいちにん体験たいけんおもさは、そんなものとは無関係むかんけいだ。わたし被害ひがいしゃ被災ひさいしゃこえみみかたむけ、その言葉ことばつづけていきたいとおもう。(北海道ほっかいどう報道ほうどう)」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさい医療いりょう再建さいけん
(しんぶん赤旗あかはた 2011ねん4がつ15にち)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-15/2011041514_01_1.html
だんれん緊急きんきゅう意見いけん交換こうかんかい
 全国ぜんこく保険ほけん団体だんたい連合れんごうかい住江すみえけんいさむ会長かいちょう)は14にち国会こっかいないで「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい地域ちいき医療いりょう復興ふっこう」をテーマに緊急きんきゅう意見いけん交換こうかんかいひらきました。日本にっぽん共産党きょうさんとう高橋たかはしちづ衆院しゅういん議員ぎいん田村たむら智子さとこ参院さんいん議員ぎいんをはじめ各党かくとう国会こっかい議員ぎいん秘書ひしょらが出席しゅっせきしました。
 あいさつにった住江すみえ会長かいちょうは「避難ひなんしょなどでの生活せいかつ改善かいぜんはいまなお遅々ちちとしてすすまず、人災じんさいいきたっしている」と指摘してき喫緊きっきん課題かだいとして▽仮設かせつ住宅じゅうたく建設けんせつをはじめ早急そうきゅう生活せいかつ改善かいぜん仮設かせつ住宅じゅうたく避難ひなんしょ周辺しゅうへんでの仮設かせつ診療しんりょうしょ設置せっち公的こうてき助成じょせいでしっかりおこなうこと▽避難ひなんしょにこれない障害しょうがいしゃよう介護かいごしゃへの訪問ほうもん診療しんりょう介護かいごについてだてをとること―など5てん提起ていきしました。
 宮城みやぎけん松島まつしままちにある診療しんりょうしょ浸水しんすいし、避難ひなんしょなどで診療しんりょうにあたっているけん保険ほけん協会きょうかい井上いのうえ博之ひろゆきふく理事りじちょう歯科しか)が被災ひさい現状げんじょう報告ほうこくしました。
 各地かくち支援しえんはいった医師いし歯科しか医師いし国会こっかい議員ぎいんらも、避難ひなんしょ衛生えいせい状態じょうたい食事しょくじ内容ないよう問題もんだいてん血圧けつあつ異常いじょうたか高齢こうれいしゃえているなど、現状げんじょうやとりくみの課題かだいくにたすべき役割やくわりなどについてはなしました。
 だんれん同日どうじつづけかん首相しゅしょう細川ほそかわ厚労相こうろうしょう国会こっかい議員ぎいんあてに「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいにおける被災ひさいしゃ医療いりょう医療いりょう提供ていきょう体制たいせい確保かくほかんする要請ようせい」を提出ていしゅつしました。」(全文ぜんぶん)


 
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希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい ミニニュース 車椅子くるまいす義肢ぎし修理しゅうり
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110415ddm035040058000c.html
「「日本にっぽん義肢ぎし協会きょうかい」(東京とうきょう文京ぶんきょう)など福祉ふくし用具ようぐ関係かんけい団体だんたいは「障害しょうがいしゃとう福祉ふくし用具ようぐ支援しえん本部ほんぶ」を設置せっちした。被災ひさいしゃ車椅子くるまいす義肢ぎしなどの簡単かんたん修理しゅうり新調しんちょう必要ひつよう場合ばあいなどの申請しんせい手続てつづきを支援しえんする。避難ひなんしょなどにスタッフが出張しゅっちょうする。
 わせはかくけん本部ほんぶへ。
 <岩手いわてけん
 義肢ぎし装具そうぐ担当たんとう平賀ひらが義肢ぎし製作所せいさくしょ 電話でんわ0198・23・4091、その福祉ふくし用具ようぐ担当たんとう=サンメディカル 電話でんわ019・614・2131、ケアテック 電話でんわ019・654・3638
 <宮城みやぎけん
 義肢ぎし装具そうぐ東北とうほく厚生こうせい興業こうぎょう 電話でんわ022・302・2421、その福祉ふくし用具ようぐ=ジェー・シー・アイ 電話でんわ022・344・3222
 <福島ふくしまけん
 義肢ぎし装具そうぐ東北とうほく装具そうぐ製作所せいさくしょ 電話でんわ024・546・1467、その福祉ふくし用具ようぐ=ファミリーケア 電話でんわ024・534・8858
 全国ぜんこく本部ほんぶ社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽん義肢ぎし協会きょうかいない 電話でんわ03・3811・0697」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいしゃぶく法人ほうじんに1350まん補助ほじょきん支払しはらいへ−−岩手いわてけん
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ15にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110415ddm041040113000c.html
岩手いわてけん陸前高田りくぜんたかた社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん愛育あいいくかい」の知的ちてき障害しょうがいしゃケアホームが津波つなみながされ、けん補助ほじょきん支払しはらいを見合みあわせていた問題もんだいで、けんは13にちくにけん補助ほじょきんけい1350まんえん全額ぜんがく支払しはらうことをめた。
 愛育あいいくかいによると、14にちけん担当たんとうしゃが「建物たてもの流失りゅうしつした状態じょうたいでも書類しょるいなどで施設しせつ完成かんせい確認かくにんできるかこく照会しょうかいしていたが、13にち了解りょうかいられた」と説明せつめい今月こんげつちゅうにも全額ぜんがく支払しはらうという。【蒔田まきた備憲】」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさい支援しえんひかりのNPO奮闘ふんとう
(読売新聞よみうりしんぶん 2011ねん4がつ15にち)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20110414-OYT8T01044.htm
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい発生はっせい直後ちょくご、いちはや救援きゅうえん物資ぶっし募集ぼしゅうはじめるなど、被災ひさい支援しえん奮闘ふんとうしているNPO法人ほうじんがある。訪問ほうもん介護かいごなどをおこなっているひかりの「ゆうかい」で、発生はっせい10にちには避難ひなんしょ物資ぶっしとどけた。「できることはなんでもしたい」。かいだいだんとして、避難ひなんしょ高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃのための介護かいごボランティア派遣はけんめた。(緒方おがた裕明ひろあき
 震災しんさい直後ちょくごゆうかい冨田とみた勝久かつひさ理事りじちょう(37)は新聞しんぶんやテレビで被災ひさいした高齢こうれいしゃらの姿すがたて、いちにちでもはや救援きゅうえん物資ぶっしとどけようとおもち、発生はっせいにちの3がつ13にちから物資ぶっし募集ぼしゅう市民しみんらからみずやインスタント食品しょくひん、お年寄としよようのおむつなどが次々つぎつぎせられた。
 けんがようやく救援きゅうえん物資ぶっし募集ぼしゅうはじめた数日すうじつどう21にちには、レンタルした2トントラック2だい物資ぶっし被災ひさい出発しゅっぱつ冨田とみた理事りじちょうらメンバーすうにん片道かたみちやく1400キロ、やく23あいだ運転うんてんして宮城みやぎけん石巻いしのまき避難ひなんしょとなっていた福祉ふくし施設しせつはことどけた。
 理事りじちょうらが避難ひなんしょたりにしたのは、あきらかに介護かいご必要ひつようおもわれる高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃらが自力じりき生活せいかつつづけている姿すがただった。
 ひかりもどったゆうかいメンバーらは物資ぶっし提供ていきょうつづ支援しえんさくとして、介護かいごのノウハウをかいのスタッフを派遣はけんして通院つういんものさい移動いどう中心ちゅうしん介護かいご支援しえんおこなうことをめた。現在げんざい、スタッフに同行どうこうする一般いっぱんボランティアを募集ぼしゅうするなど準備じゅんびすすめている。
 現地げんちまでの交通こうつうゆうかい負担ふたんし、食糧しょくりょうにち用品ようひんなどは各自かくじ準備じゅんびする。もうみは、電子でんしメール(yu‐kikai@cameo.plala.or.jp)か、ファクス(0833・76・0551)で。
 冨田とみた理事りじちょうは「これからは、ものより人手ひとで必要ひつよう時期じき避難ひなんしょがわ準備じゅんびととのえばすぐに派遣はけんできるよう態勢たいせいととのえたい」とはなしている。」(全文ぜんぶん)


 
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原発げんぱつ30キロけん精神せいしん医療いりょう危機きき
(読売新聞よみうりしんぶん 2011ねん4がつ14にち)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39534
くすり入手にゅうしゅ困難こんなん 外来がいらいボランティアたの
 福島ふくしまだいいち原発げんぱつ事故じこで、避難ひなん対象たいしょうとなった区域くいきかかえる福島ふくしまけん沿岸えんがん一帯いったい精神せいしん医療いりょう崩壊ほうかい危機ききにある。くに避難ひなん指示しじともな病院びょういん閉鎖へいさで、入院にゅういんできる精神せいしん病床びょうしょうはゼロ。外来がいらい診療しんりょう各地かくちのボランティア医師いしらが臨時りんじ精神せいしんひらくなどしてしのぎ、綱渡つなわた状態じょうたいつづいている。
 原発げんぱつから20キロ・メートル圏内けんない避難ひなん指示しじ区域くいきや、屋内おくない退避たいひとされた20〜30キロ・メートルけんふくあいそう地区ちくでは事故じこみなみ相馬そうま双葉ふたばまちで、精神せいしん病院びょういん精神せいしんのある一般いっぱん病院びょういん施設しせつ閉鎖へいさした。入院にゅういん患者かんじゃ各地かくち転院てんいんしたが、通院つういんしていた患者かんじゃ治療ちりょうからのこされた。
 統合とうごう失調しっちょうしょうなど精神せいしん疾患しっかん患者かんじゃは、継続けいぞくてき投薬とうやく必要ひつようひとおおいうえ、診療しんりょうけられない不安ふあんかんから症状しょうじょう悪化あっかする場合ばあいもある。しかし、病院びょういん閉鎖へいさとともに近辺きんぺん調剤ちょうざい薬局やっきょくまって一時いちじくすりれることもむずかしくなった。
 みなみ相馬そうま北側きたがわせっする相馬そうまでは、精神せいしん障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんしているNPO法人ほうじん「ひまわりのいえ」で、利用りようしゃおおくが、くすりがなくなって不安定ふあんてい状態じょうたいに。どう法人ほうじんは、医療いりょう関係かんけいしゃはたらきかけるなどし、なにとかけてもらった薬局やっきょくくすり調達ちょうたつ依頼いらい。それでも、患者かんじゃのもとにくすりとどくまで、当初とうしょは3にちもかかった。
 3月さんがつ29にちになってようやく、相馬そうま公立こうりつ相馬そうま総合そうごう病院びょういん臨時りんじ精神せいしん外来がいらい開設かいせつされた。福島ふくしま東京とうきょうなどからたボランティアの医師いし10にんほどが交代こうたい診療しんりょうたる。ただ、5がつ以降いこう継続けいぞくできるかは未定みてい閉鎖へいさしている病院びょういん再開さいかいするめどもたっていない。
 どう法人ほうじん創設そうせつしゃ村松むらまつ恵美子えみこさん(61)は「臨時りんじてき対応たいおうだけでは、いずれまた患者かんじゃのこされかねない。地域ちいき精神せいしん医療いりょうなおしをいそいでほしい」とびかけている。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいしゃぶく法人ほうじんに1350まんえん支払しはらい 岩手いわてけんくに
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ14にち)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110415k0000m040069000c.html
岩手いわてけん陸前高田りくぜんたかた社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん愛育あいいくかい」の知的ちてき障害しょうがいしゃケアホームが津波つなみながされ、けん補助ほじょきん支払しはらいを見合みあわせていた問題もんだいで、けんは13にちくにけん補助ほじょきんけい1350まんえん全額ぜんがく支払しはらうことをめた。
 愛育あいいくかいによると、14にちけん担当たんとうしゃが「建物たてもの流失りゅうしつした状態じょうたいでも書類しょるいなどで施設しせつ完成かんせい確認かくにんできるかこく照会しょうかいしていたが、13にち了解りょうかいられた」と説明せつめい今月こんげつちゅうにも全額ぜんがく支払しはらうという。【蒔田まきた備憲】」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいすこしでもやくに… 尼崎あまがさき障害しょうがいしゃ団体だんたい、17にちから街頭がいとう募金ぼきん /兵庫ひょうご
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ14にち)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000245-mailo-l28
尼崎あまがさき市内しないにある11の障害しょうがいしゃ団体だんたいからなる「市内しない障害しょうがいしゃ関連かんれん団体だんたい連絡れんらくかい」が17にちから、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいした障害しょうがいしゃのため、街頭がいとう募金ぼきんおこなう。どう連絡れんらくかい広瀬ひろせとおるさん(66)は「トイレや移動いどう手段しゅだんかぎられ、ストレスをかかえている障害しょうがいしゃおおいはず。一刻いっこくはやく、障害しょうがいしゃもと募金ぼきんとどけたい」とはなす。
 どう連絡れんらくかいによると、停電ていでん影響えいきょう人工じんこう呼吸こきゅう使つかえず、いのち危険きけんにさらされているきんジストロフィー患者かんじゃがいたり、たんを吸引きゅういんする機器ききなどがとどいていないなど、被災ひさい障害しょうがいしゃかれた状況じょうきょう深刻しんこくだという。
 広瀬ひろせさんは阪神はんしん大震災だいしんさいとき避難ひなんしょまわりポータブルトイレを配布はいふしたり、情報じょうほうつたえるボランティアをおこなった。避難ひなんしょ障害しょうがいしゃは、トイレにきやすいようにさむくち付近ふきんすわっていたり、視覚しかく聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ配給はいきゅう情報じょうほうられず食料しょくりょうこまっていた光景こうけいにした。「今回こんかいおなじことがこっているのではないか。すこしでもやくちたい」ともかたっている。
 募金ぼきん日程にっていは、17にち午前ごぜん10阪急はんきゅう塚口つかぐちえき南側みなみがわ▽18にち午前ごぜん10時半じはん阪急はんきゅう園田そのだえき▽19にち午前ごぜん1040ふん阪急はんきゅう武庫之荘むこのそうえき▽24にち午前ごぜん10阪神はんしん尼崎あまがさきえき北側きたがわどう連絡れんらくかい(090・4306・5522)。【大沢おおさわ瑞季みずき】〔阪神はんしんばん〕」(全文ぜんぶん)


 
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希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい とおくの被災ひさいより NPO福祉ふくしネットほしおか徳岡とくおか八重子やえこさん
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ14にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110414ddm035040195000c.html
「◇住民じゅうみんった支援しえんを−−NPO福祉ふくしネットほしおかホーム施設しせつちょう徳岡とくおか八重子やえこさん(59)=神戸こうべ垂水たるみ
 痛感つうかんしたのは、被災ひさいしゃ避難ひなんしょから仮設かせつ住宅じゅうたくへ、つぎ災害さいがい復興ふっこう住宅じゅうたくうつるたびにコミュニティーがこわされるということでした。住宅じゅうたく抽選ちゅうせんたったひとはずれたひと悲喜ひきこもごもが被災ひさいしゃしんきずつけました。
 そして分断ぶんだんされたコミュニティーにのこされたのは、独居どっきょ高齢こうれいしゃたちです。わたしたちのサービスの利用りようしゃでも孤独こどくがありました。
 「高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃたすい、安心あんしんしてらせる必要ひつよう」とかんがえた結果けっかしょう人数にんずう共同きょうどう生活せいかつする現在げんざい施設しせつを、民家みんか改装かいそうして設立せつりつしました。
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでも避難ひなんしょにいるみなさんのなかには今後こんご仮設かせつ住宅じゅうたく復興ふっこう住宅じゅうたくうつひともいるでしょう。行政ぎょうせい阪神はんしん大震災だいしんさい教訓きょうくんかし、避難ひなんしょ単位たんい移住いじゅうできるようにすべきです。孤独こどくなどの悲劇ひげきかえさないために、住民じゅうみんった支援しえん行政ぎょうせいのぞみます。
 被災ひさいしゃ方々かたがたは、いま将来しょうらいのことをかんがえられないとおもいます。でも「このまちきだ」というおもいだけはつづけてほしい。でないと、あたらしいまちづくりはできません。みんながしあわせにらすにはどうすればいいかをかんがえ、こえげてください。復興ふっこう神戸こうべでも、そうした地域ちいき住民じゅうみん自治じち機能きのうしています。【ききて内田うちだ幸一こういち】」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい障害しょうがいしゃ自己じこ負担ふたん免除めんじょ
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ14にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110414ddm002040062000c.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいした障害しょうがいしゃ施設しせつ知的ちてき障害しょうがい施設しせつ入所にゅうしょしゃ通所つうしょしゃについて、厚生こうせい労働省ろうどうしょうは13にち障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく利用りようしゃ負担ふたんがく全額ぜんがく免除めんじょし、食費しょくひ光熱こうねつ減免げんめんすることをめた。
 対象たいしょうになるのは、地震じしん津波つなみのため、家計かけいささえる家族かぞく死亡しぼう行方ゆくえ不明ふめいになったり、負傷ふしょうしたひとや、自宅じたくぜん半壊はんかいしたひとなど。同省どうしょうによると、どうほうもとづく利用りようしゃ負担ふたんの1カ月かげつ平均へいきんがくやく5000えん。【野倉のぐらめぐみ】」(全文ぜんぶん)


 
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支援しえん
(asahi.com 2011ねん04がつ13にち マイタウン愛媛えひめ)
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000001104130001
「◇つの
 ◇けん社協しゃきょうがボランティア募集ぼしゅう けん社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかいは5がつまつまで、災害さいがいボランティアの登録とうろくける。登録とうろくすると、けん社協しゃきょう職員しょくいん派遣はけんしている宮城みやぎけん女川おながわまちのほか、石巻いしのまき東松島ひがしまつしまなどからのボランティア募集ぼしゅう情報じょうほうが、けん社協しゃきょうから電子でんしメールでとどく。希望きぼうしゃけん社協しゃきょう地域ちいき福祉ふくしはんまで、ファクス(089・921・5289) か電子でんしメール(chiiki@ehime−shakyo.or.jp) でもうむ。
 ◇日本にっぽんALS協会きょうかいけん支部しぶけいちょう栄養剤えいようざい提供ていきょうびかけ すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS) の患者かんじゃ家族かぞくらでつくる日本にっぽんALS協会きょうかいけん支部しぶ中谷なかたに祐子ゆうこ支部しぶちょう) が、けいちょう栄養剤えいようざい「エンシュアリキッド」 の提供ていきょうびかけている。
  日本にっぽんALS協会きょうかい東京とうきょう千代田ちよだ) が、東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん医学いがくけい研究けんきゅう青木あおきただしこころざし教授きょうじゅから提供ていきょう依頼いらいけた。どう協会きょうかいによると、宮城みやぎけん石巻いしのまき市内しない病院びょういん不足ふそくしているという。どう協会きょうかい担当たんとうしゃは「神経しんけい難病なんびょう患者かんじゃだけでなく、くちからごはんをべられない高齢こうれいしゃにとっても必要ひつよう備蓄びちくしているひとはぜひ提供ていきょうしてしい」 とはなしている。
  提供ていきょうできるひとは、松山まつやま太山寺たいさんじまち2384番地ばんち市営しえい太山寺たいさんじ団地だんち3の10の中谷なかたに支部しぶちょう電話でんわ090・6880・9041、ファクス089・979・6506) まで。 」(全文ぜんぶん)


 
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高齢こうれい障害しょうがいしゃ施設しせつごとれ、原発げんぱつ事故じこ避難ひなん指示しじ地域ちいき拡大かくだい視野しや計画けいかく/横浜よこはま
(カナコロ 2011ねん04がつ13にち)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104130056/
福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこともな避難ひなん指示しじ地域ちいき拡大かくだい視野しやれ、横浜よこはまは13にち高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ施設しせつ入所にゅうしょしゃ職員しょくいんふく施設しせつごとれる態勢たいせいととのえたと発表はっぴょうした。福島ふくしまけん災害さいがい対策たいさく本部ほんぶ連絡れんらくしており、要請ようせいがあれば1、2週間しゅうかん車椅子くるまいすなど必要ひつよう機材きざいなどをそなえ、年内ねんないをめどにれる。
 横浜よこはま市内しない老人ろうじん福祉ふくしセンターなどで施設しせつごとに50にん程度ていどれる。げん段階だんかい特別とくべつ養護ようご老人ろうじんホームや介護かいご老人ろうじん保健ほけん施設しせつふくめ、120施設しせつやく500にんれが可能かのうという。また、市野いちのとう青少年せいしょうねん研修けんしゅうセンターでは、施設しせつ入所にゅうしょしている知的ちてき障害しょうがいしゃ100にん程度ていどれる。
 同行どうこうする職員しょくいんだけでは対応たいおうできない場合ばあい市内しない施設しせつ職員しょくいんらを施設しせつ派遣はけんする方針ほうしん。」(全文ぜんぶん)


 
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すくおう被災ひさい聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ けんろうあ協会きょうかいなどが支援しえん団体だんたい
(岩手いわて日報にっぽう 2011ねん04がつ13にち)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110413_17
けんろうあ協会きょうかいなど県内けんない団体だんたいはこのほど、「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい聴覚ちょうかくさわがいしゃ支援しえん岩手いわて本部ほんぶ」をげ、被災ひさい聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃしんのケアに本格ほんかくてきした。構成こうせい団体だんたい所属しょぞくする聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃらが被災ひさいおとずれ、補聴器ほちょうきなどの物資ぶっし支援しえんはもちろん、当事とうじしゃ同士どうしだからこそかるなやみや不安ふあんについてはなしいてまわる。
 どう本部ほんぶは3にち盛岡もりおか盛岡駅西通もりおかえきにしとおり丁目ちょうめのいわて県民けんみん情報じょうほう交流こうりゅうセンター(アイーナ)ない県立けんりつ視聴覚しちょうかくさわがいしゃ情報じょうほうセンターに設置せっちどう協会きょうかいのほか、岩手いわてめくらろうしゃともかいけん中途ちゅうとしつ聴・なん聴者ちょうしゃ協会きょうかいなどで構成こうせいし、情報じょうほう交換こうかんしながら被災ひさいした聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ支援しえんたる。
 「重要じゅうようなのはしんのケア。表情ひょうじょうこまかなからだうごきなど、聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ同士どうしだからこそかることがあるんです」。どう本部ほんぶ代表だいひょうつとめるけんろうあ協会きょうかい高橋たかはし幸子さちこ会長かいちょう説明せつめいする。
 高橋たかはし会長かいちょうらは3がつ27にち物資ぶっしたずさえ5チームにかれて沿岸えんがん被災ひさい訪問ほうもん被災ひさいではテレビがなかなかられず、視覚しかくによる情報じょうほうりたいなどストレスをかかえているひともいるという。
 ある避難ひなんしょでは、担当たんとうけん職員しょくいん筆談ひつだん対応たいおうしても、パニック状態じょうたいおさまらないひとがいた。そこに聴覚ちょうかく障害しょうがいのある支援しえんしゃおこなってはなしいたところ、気持きもちがき、笑顔えがおまでられるようになった。
 高橋たかはし会長かいちょうは「聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃには、おな立場たちばひとおこなって対応たいおうするのが一番いちばんいい。なんあしはこび、継続けいぞくしてそのひとにあった支援しえんすすめていきたい」とはなしている。」(全文ぜんぶん)


 
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千歳ちとせいずみ学園がくえん開発かいはつさん 被災ひさい障害しょうがいしゃ支援しえんであす岩手いわて出発しゅっぱつ
(苫小牧とまこまいみんほう 2011ねん04がつ13にち)
http://www.tomamin.co.jp/2011c/c11041304.html
岩手いわてけん山田やまだまち被災ひさいした障害しょうがいしゃ支援しえん施設しせつはまなす学園がくえん利用りようしゃらの生活せいかつ支援しえんのため、9にちから道内どうない福祉ふくし施設しせつ職員しょくいんら24にん順次じゅんじ現地げんち派遣はけんされている。千歳ちとせ市内しないからは千歳ちとせいずみ学園がくえん開発かいはついさおさん(34)が14にち出発しゅっぱつし、19にちまで支援しえん活動かつどうをする。
 岩手いわてけん依頼いらいけたみちが、道内どうないかく施設しせつ協力きょうりょくもとめてっている。10〜29にち看護かんごにんふくめた6にんずつ4はん交代こうたい支援しえんする。開発かいはつさんはだいはん現地げんちでは15〜19にちの5日間にちかん支援しえん活動かつどうたる。
 はまなす学園がくえん津波つなみ施設しせつ流失りゅうしつ利用りようしゃやく50にん職員しょくいんやく30にんは、被災ひさいしゃおなじく県立けんりつ陸中りくちゅう海岸かいがん青少年せいしょうねんいえ避難ひなんしたが、障害しょうがいしゃ区分くぶん5と重度じゅうど知的ちてき障害しょうがいったひとおおく「嘔吐おうと(おうと)などもひどく、職員しょくいんは48あいだ交代こうたい対応たいおうしている状況じょうきょういている」。11にちからは被災ひさいしゃかれ、きゅうホテル陸中りくちゅう海岸かいがんいた。支援しえん物資ぶっし徐々じょじょ充実じゅうじつしてきているという。
 みずからも被災ひさいしながら不眠ふみん不休ふきゅうはたら職員しょくいん支援しえんするための派遣はけん。15ねん以上いじょう経験けいけん開発かいはつさんは「生活せいかつ環境かんきょうすこわっただけで調子ちょうしわるくなる場合ばあいもあり、今回こんかい利用りようしゃのプレッシャーは想像そうぞうもつかない」とい、現地げんち職員しょくいん説明せつめいけながら、できるかぎりの手伝てつだいをしていきたい」とはなしている。」(全文ぜんぶん)


 
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避難ひなんしょても生活せいかつ不安ふあん 雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたく仮設かせつ入居にゅうきょしゃ
(岩手いわて日報にっぽう 2011ねん04がつ13にち)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110413_12
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい発生はっせいから1カ月かげつ経過けいかし、県内けんないでは避難ひなんしょから雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたく市営しえい住宅じゅうたく仮設かせつ住宅じゅうたくなどにうつひとはじめている。プライバシーが確保かくほされた生活せいかつよろこひとおお一方いっぽう生活せいかつ用品ようひん購入こうにゅう光熱こうねつ食費しょくひなど金銭きんせんめん負担ふたん生活せいかつ再建さいけんへの不安ふあん根強ねづよい。災害さいがい救助きゅうじょほうでは仮設かせつ住宅じゅうたく入居にゅうきょしゃへの食料しょくりょう配給はいきゅうなどは対象たいしょうがいになっているが、市町村しちょうそんもどこまで支援しえんすべきかあたまなやませている。
 大船渡おおふなと仮設かせつ住宅じゅうたく2200以上いじょうけん要望ようぼうし、市営しえい住宅じゅうたく雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたく123などを提供ていきょう避難ひなんしょからうつった住民じゅうみんおおくは「生活せいかつのペースをもどせた」とよろこぶ。
 だが、生活せいかつ用品ようひん食料しょくりょうひんなどはみずか購入こうにゅうする必要ひつようがある。雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたく菅原すがわらきよしさん(52)=同市どうし末崎まつさきまち=は「家電かでん全部ぜんぶそろえるのは家計かけいてききびしい。生活せいかつ見通みとおしはっていない」と危機ききかんいだく。
 同市どうし赤崎あかさきまち赤崎あかさき漁村ぎょそんセンターで避難ひなん生活せいかつおく鈴木すずき由香里ゆかりさん(34)は「どもが4にんいて仮設かせつ住宅じゅうたくうつりたいが、生活せいかつ捻出ねんしゅつ学校がっこうはどうするかなど心配しんぱいごときない」とはなす。
 同市どうし都市とし計画けいかく鈴木すずき康司こうじ建築けんちく住宅じゅうたく係長かかりちょうは「アンケートなどで不都合ふつごうてん改善かいぜんしていく。通常つうじょう生活せいかつもどせるよう万全ばんぜんくす」としている。
 宮古みやふるでは、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃふく世帯せたいなどに市営しえい住宅じゅうたく11雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたく59けい70用意ようい雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたくへの入居にゅうきょまった化粧けしょうざか昭三しょうぞうさん(72)、糸子いとこさん(65)夫婦ふうふ安堵あんどあんどする一方いっぽう、「さき不安ふあんおおきい。なにをするにも現金げんきん必要ひつよう当面とうめんは、電気でんきだい水道すいどうだいだけでも免除めんじょしてほしい」とうったえる。
 入居にゅうきょしゃにどこまで支援しえんすべきかあたまなやます。都市とし整備せいび久保田くぼた愛一郎あいいちろう部長ぶちょうは「入居にゅうきょしても避難ひなんしゃわりなく、負担ふたん極力きょくりょく軽減けいげんしなければいけない。当面とうめんカ月かげつ食料しょくりょうみずをできるかぎ無料むりょうくばりたい」とはなす。
 けんによると、災害さいがい救助きゅうじょほうでは仮設かせつ住宅じゅうたくなどへの入居にゅうきょ被災ひさいしゃ救助きゅうじょえることになるため、食料しょくりょうなどは入居にゅうきょしゃ確保かくほしなければならないという。県内けんない整備せいびする仮設かせつ住宅じゅうたくやくまんせん雇用こよう促進そくしん住宅じゅうたくなどをわせてやくまんには、日本赤十字社にほんせきじゅうじしゃから家電かでん製品せいひんおくられる予定よてい
 仮設かせつ住宅じゅうたく入居にゅうきょ開始かいしした陸前高田りくぜんたかたは、ぜん36(104にんぶん)に1にちしょく配給はいきゅう熊谷くまがい正文まさふみ財政ざいせい課長かちょうは「現状げんじょうると当面とうめん食料しょくりょう配給はいきゅう継続けいぞくする必要ひつようがある」とはなし、しばらくは実情じつじょうわせた対応たいおうになりそうだ。」(全文ぜんぶん)


 
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◆しらかばちょう原発げんぱつ事故じこ /長野ながの
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ13にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110413ddlk20070039000c.html
「M9のだい地震じしん大津おおつによる東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいから1カ月かげつぎた。映像えいぞう新聞しんぶんつたえる被災ひさい様子ようすや、深刻しんこく福島ふくしまだい原発げんぱつ事故じこ……。いち生涯しょうがいにも経験けいけんしないような災厄さいやくを、一瞬いっしゅんのうちに背負せおった人々ひとびとおもうと、しんがざわついて仕方しかたがない。
 先月せんげつ21にち福島ふくしまけん相馬そうま障害しょうがいしゃ支援しえん施設しせつから、小諸こもろ施設しせつ「やまびこえん」に集団しゅうだん避難ひなん入所にゅうしょした重度じゅうど身体しんたい障害しょうがいはんくい智正ともまささん(59)を先日せんじつ見舞みまった。「わたしたちは介護かいご必要ひつようはやさきつかり幸運こううんだった」と表情ひょうじょうあかるかった。
 一方いっぽうで、原発げんぱつ作業さぎょうしている東電とうでん社員しゃいん関連かんれん会社かいしゃ作業さぎょういん健康けんこう被害ひがいにかける。はんくいさんは、友人ゆうじん下請したう作業さぎょういんから「つねばくは覚悟かくごいのちけず作業さぎょうで、長生ながいきはできない」といていた。年間ねんかんばくりょう数日すうじつあいだび、交代こうたい要員よういんすくない状態じょうたいでの不安ふあん恐怖きょうふおもいやる。
 事故じこ評価ひょうかはチェルノブイリとおな最悪さいあくのレベル7にわった。いちにちはや収束しゅうそくねがうのみだ。【藤澤ふじさわ正和まさかず】」(全文ぜんぶん)


 
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障害しょうがいあずかり生活せいかつ支援しえん NPO、震災しんさいあいだもなくサービス再開さいかい
(河北かほく新報しんぽう 2011ねん04がつ13にち)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110413t13044.htm
仙台せんだい宮城野みやぎののNPO法人ほうじんコスモスクラブは東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいした障害しょうがいのあるどもたちを積極せっきょくてきれ、家庭かてい生活せいかつ再建さいけん後押あとおしした。どもをあづけているあいだいえ片付かたづけやものができるため、保護ほごしゃから好評こうひょうはくした。
 コスモスクラブは鶴谷つるがいしょう敷地しきちないにあり、障害しょうがい対象たいしょう放課後ほうかごのケアや、長期ちょうき休暇きゅうかちゅうにちちゅうあずかりサービスをおこなってきた。3月さんがつ11にち地震じしん電気でんきやガス、水道すいどうがストップし、当面とうめんれを中止ちゅうしする方針ほうしんだったという。
 佐藤さとう智香子ちかこ理事りじちょう(59)は15にち利用りようしゃ親子おやこ鶴谷つるたにしょう校庭こうていめたくるま寝泊ねとまりしていることをる。せま車内しゃないでの生活せいかつでストレスがたまることを心配しんぱいした佐藤さとうさんは施設しせつ開放かいほうし、親子おやこに2はくしてもらった。
 同時どうじに「いえ片付かたづけやものができず、こまっている親子おやこおおいはず」とかんがえ、3月さんがつ17にちから4がつにちまで、午前ごぜんちゅうからどもたちをれた。予想よそうどお利用りよう希望きぼうするひとおおく、10にん前後ぜんこうがクラブにとおったという。
 小学しょうがくねん長男ちょうなん(10)が利用りようするいずみのパート従業じゅうぎょういん女性じょせい(36)は「外出がいしゅつもままならなかったが、クラブの再開さいかいいえ片付かたづけやもの安心あんしんしてできた。とてもたすかった」とかえった。
 佐藤さとう理事りじちょうは「地震じしん学校がっこうやすみとなり、どものケアでこまった保護ほごしゃおおかった。すこしでもやくててうれしい」とはなしている。(末永すえなが智弘ともひろ)」(全文ぜんぶん)


 
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◆「やくててよかった」 けん一般いっぱんボランティアが報告ほうこく 福井ふくい
(産経新聞さんけいしんぶん 2011ねん04がつ13にち)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000034-san-l18
けん災害さいがい派遣はけんボランティアではじめて被災ひさい派遣はけんされた一般いっぱんボランティア6にんが12にち帰省きせいした。同行どうこうしたけん職員しょくいんが、同日どうじつ県庁けんちょうひらかれた震災しんさい対策たいさく支援しえん本部ほんぶ連絡れんらく会議かいぎ活動かつどう報告ほうこくした。
 6にんは8にちから、医療いりょう福祉ふくしボランティアとともに派遣はけんされ、岩手いわてけん陸前高田りくぜんたかた中心ちゅうしん活動かつどうおも支援しえん物資ぶっし仕分しわけや市立しりつ広田ひろた小学校しょうがっこう清掃せいそう広田ひろた地区ちく側溝そっこうどろげ、公衆こうしゅう浴場よくじょう設営せつえいなどにんだ。
 けんによると、現地げんち被災ひさいじょうきょうについて参加さんかしゃらは「絶句ぜっくするような現実げんじつだった」とはなしていたという。けん回収かいしゅうしたアンケートでは「技術ぎじゅつ見合みあった作業さぎょうができた」「すこしでもやくててよかった」とのこえがほとんどで、実働じつどう日数にっすうについて「ながい」とかんじた参加さんかしゃはいなかったとしている。
 けん派遣はけんボランティア登録とうろくしゃすうは12にち現在げんざいで1700にん以上いじょうけんは、順次じゅんじ派遣はけんするが、現地げんちでは施設しせつスタッフが被災ひさいし、老人ろうじんホームや障害しょうがいしゃ施設しせつなどの給食きゅうしょくサービスが停止ていししているといい、けん男女だんじょ参画さんかく県民けんみん活動かつどうは「需要じゅよう時々ときどきわるが、いま調理ちょうりのできる人材じんざいもとめられている。つづき、おおくのほう協力きょうりょくをおねがいしたい」とはなしていた。」(全文ぜんぶん)

 
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手作てづくひん被災ひさい支援しえん 山科やましな障害しょうがいしゃ施設しせつ利用りようしゃ
(京都きょうと新聞しんぶん 2011ねん04がつ13にち)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000011-kyt-l26
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい義援金ぎえんきんおくろうと、京都きょうと山科やましな知的ちてき障害しょうがいしゃ通所つうしょ施設しせつ新明しんめいじゅく」の利用りようしゃたちが手作てづくりの菓子かし食器しょっき販売はんばいしている。12にちにも左京さきょう商店しょうてんがい露天ろてん参加さんかし、青空あおぞらしたこえげておきゃくんでいた。
 おかね大切たいせつさや販売はんばいたのしさをろうとどう施設しせつ今年ことしがつから毎月まいつきかい左京さきょう田中たなか京極きょうごく商店しょうてんがい露天ろてん手作てづく商品しょうひん販売はんばいはじめた。
 3かいまえ震災しんさい発生はっせいし、施設しせつ利用りようしゃから「自分じぶんたちになにかできないか」とこえがった。当初とうしょどう施設しせつげの一部いちぶ寄付きふすることを提案ていあんしたが、利用りようしゃからのつよ希望きぼうげの全額ぜんがくと、利用りようしゃ施設しせつ職員しょくいん給与きゅうよ一部いちぶ被災ひさいおくることにめたという。
 先月せんげつ(22にち)につづき、12にちにも参加さんかした。利用りようしゃ13にんつくったパウンドケーキやクッキー、陶器とうきのカップや置物おきものといった商品しょうひんやく100てん募金ぼきんばこ店頭てんとうならべ、通行人つうこうにんに「みんなでつくりました」「おねがいします」とこえをかけ、笑顔えがお接客せっきゃくしていた。
 谷川たにがわ史朗しろう施設しせつちょう(47)は「利用りようしゃ頑張がんばっている姿すがたてもらい、被災ひさい支援しえんにも協力きょうりょくしていただいて、ひとひろがっていってほしい」とはなしている。
 次回じかいは5がつ18にち雨天うてん場合ばあいは23にち)に開催かいさいする。」(全文ぜんぶん)


 
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くるまから電源でんげん停電ていでんる 釜石かまいし重症じゅうしょう心身しんしん障害しょうがいしゃ
(岩手いわて日報にっぽう 2011ねん04がつ13にち)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110413_13
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいともな停電ていでんは、在宅ざいたく重症じゅうしょう心身しんしん障害しょうがいしゃにとって死活しかつ問題もんだい濃密のうみつ医療いりょうてきケアが必要ひつようで、電動でんどう医療いりょう機器きき手放てばなせないからだ。釜石かまいし甲子こうしまち菊池きくち裕子ゆうこさん(27)は、家族かぞく周囲しゅうい懸命けんめいささえで、震災しんさい発生はっせいから6日間にちかん停電ていでんり、笑顔えがおもどした。
 裕子ゆうこさんは施設しせつ入所にゅうしょせず、自宅じたくちち俊二しゅんじさん(63)、はは紀子のりこさん(61)との3にんらし。電動でんどうたん吸引きゅういんかせない。
 3月さんがつ11にち地震じしん発生はっせい俊二しゅんじさんは日課にっか散歩さんぽちゅういえにいた紀子のりこさんは、おおきなれにおどろたいをこわばらせた裕子ゆうこさんにおおいかぶさり、ぎゅっときしめつづけた。
 同市どうし甲子こうしまち地区ちく内陸ないりく津波つなみ被害ひがいまぬかれたものの、停電ていでんに。はしって帰宅きたくした俊二しゅんじさんが機転きてんかせ、くるまのシガーソケットから電源でんげん確保かくほし、たん吸引きゅういん作動さどうさせた。
 くるまのこっていたガソリンは半分はんぶん以下いか。1にちたっても、2にちたっても停電ていでんつづく。裕子ゆうこさんが体調たいちょうくずしても病院びょういんれてくのはむずかしいため、2人ふたり暗闇くらやみなかきっきりで裕子ゆうこさんにった。
 周囲しゅういがそんな日々ひびささえた。ヘルパーや訪問ほうもん看護かんご主治医しゅじい自分じぶん家族かぞくらが被災ひさいしながらも「ひろしちゃん、元気げんき?」と訪問ほうもん紫波しわまち親戚しんせきはガソリンをかきあつめてくれた。
 紀子のりこさんは「重症じゅうしょうしゃ周囲しゅういたすけがないときていけない。裕子ゆうこひとめぐまれているとつくづく実感じっかんした」と感謝かんしゃ。16にち夕方ゆうがた電気でんきがついたときは「おもわず拍手はくしゅしました」。
 4がつにち深夜しんやにまたはげしい余震よしんした裕子ゆうこさんだったが、両親りょうしんってきをもどし、8にちよるまでつづいた停電ていでんった。
 けん重症じゅうしょう心身しんしん障害しょうがいしゃ)をまもかい平野ひらのいさお会長かいちょう会員かいいん251にん)は震災しんさい発生はっせいどうかい把握はあくする陸前高田りくぜんたかたから宮古みやふるまでの在宅ざいたく重症じゅうしょうしゃ25にん安否あんぴ確認かくにんすすめ、全員ぜんいん無事ぶじ確認かくにんした。
 まえ無垢むく(むく)なみをひろげる裕子ゆうこさん。そのにぎりしめ、紀子のりこさんは「お世話せわになっているおおくの方々かたがた被災ひさいしんいたむ。いつの被災ひさい日常にちじょう生活せいかつもどり、笑顔えがおもどってほしい」とねがう。」(全文ぜんぶん)


 
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登別のぼりべつつきとらいおんが宮城みやぎ福祉ふくしかい商品しょうひん販売はんばい手助てだす
(室蘭むろらんみんほう 2011ねん04がつ13にち)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2011/04/13/20110413m_05.html
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいした施設しせつ支援しえんしようと、障害しょうがいしゃ就労しゅうろう継続けいぞく支援しえん施設しせつつきとらいおん」(登別のぼりべつさいわいまちつじいさお施設しせつちょう)は、宮城みやぎけん柴田しばたまち社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん「はらから福祉ふくしかい」(武田たけだもと理事りじちょう)があつか商品しょうひん販売はんばいはじめた。「登別のぼりべつから応援おうえんしたい」とちからめている。
 「はらから福祉ふくしかい」は宮城みやぎけん中心ちゅうしん授産じゅさん施設しせつ障害しょうがいしゃ就労しゅうろう支援しえん施設しせつ)とグループホームを運営うんえいしている。震災しんさい水道すいどう電気でんきなどライフラインが寸断すんだんされた。つきとらいおんは取引とりひきのあるどうかいを「たすけたい」と商品しょうひん販売はんばいすることにした。
 2種類しゅるいべる辣油らーゆ(らーゆ)と3種類しゅるい油揚あぶらあげ。べる辣油らーゆは「ずんだまめり」と「こあみり」で1250えん油揚あぶらあげは「味噌みそ(みそ)け」と「辛味噌からみそ」が1まい130えん、「味付あじつけいなり」は10まいり180えん売上うりあげきん全額ぜんがくどうかい支援しえんてる計画けいかくだ。
 つきとらいおんも震災しんさい豆乳とうにゅう仕入しいれができず、一時いちじスイーツなど主力しゅりょく商品しょうひん販売はんばい中止ちゅうしする影響えいきょうけたが、今月こんげつから人気にんきの5種類しゅるい豆腐とうふ商品しょうひんやプリン、シフォンケーキなどのさい販売はんばいをスタート。16にち午後ごご時半じはんどうには富士ふじまち市民しみん会館かいかん豆腐とうふやスイーツを販売はんばいする。
つじ施設しせつちょう宮城みやぎけんどうかいたいし「できることは積極せっきょくてきにお手伝てつだいしたい」とはなしている。
どうかい商品しょうひんさいわいまちどう施設しせつのほか、幌別ほろべつまち地域ちいき食堂しょくどう・ゆめみーるでもあつかっている。
わせはどう施設しせつ電話でんわ0143・88きょく1374ばん)へ。
粟田あわたじゅんじゅ)」(全文ぜんぶん)


 
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◆「在宅ざいたく被災ひさいしゃ」の孤立こりつふかまる 高齢こうれい障害しょうがいしゃ支援しえんいそいで 茨城いばらき神栖かみす 6700断水だんすい
(しんぶん赤旗あかはた 2011ねん04がつ13にち)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-13/2011041314_01_1.html
やく6700断水だんすいつづ茨城いばらきけん神栖かみす(かみす)東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい影響えいきょうでトイレや風呂ふろ使つかえない不自由ふじゆう生活せいかついられるなか、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ孤立こりつふかめています。姿すがたえにくい「在宅ざいたく被災ひさいしゃ」への支援しえんいそがれます。
 市営しえい住宅じゅうたくらす男性だんせい(80)は、りょうひざ障害しょうがいのあるつま(71)とおいろう介護かいご2人ふたり世帯せたいです。
 台車だいしゃわりにつまくるまいすにポリ容器ようきせて、給水きゅうすいしょ往復おうふくします。男性だんせいも13ねんまえ心臓しんぞう手術しゅじゅつをして身体しんたい障害しょうがいきゅうです。この1週間しゅうかん、「つかれた。きつい」とくちにする機会きかいえました。
 つまは「障害しょうがいしゃ入居にゅうきょしているとりながら、なぜ『大丈夫だいじょうぶか』と様子ようすないのか。おっとたおれたら2人ふたりぬしかない」とうったえます。
 断水だんすい復旧ふっきゅうりつは76・7%。飲料いんりょうすいの2ぶんの1をまかなう鰐川わにがわ浄水じょうすいじょう地震じしんによる液状えきじょう損壊そんかいし、仮設かせつかんでの復旧ふっきゅうは4がつ下旬げじゅんまでかかる見通みとおしです。また2000以上いじょう下水道げすいどう使用しよう制限せいげんしています。
 市内しない高齢こうれいしゃだけの家庭かていやく2300世帯せたい(うち独居どっきょやく1200世帯せたい)なのにたいし、高齢こうれいしゃたくへの飲料いんりょうすい配達はいたつはボランティアがおこなう1にち10けん前後ぜんこうにとどまります。は「独居どっきょ高齢こうれいしゃへの民生みんせい委員いいん訪問ほうもんつよめているが、困窮こんきゅう実態じったい把握はあくできていない部分ぶぶんはある」(長寿ちょうじゅ介護かいご)と説明せつめいします。
 「ちょっとそこまでくのにつかまらせて」と玄関げんかんさきからこえをかけてきたのは、ひとらしのあし不自由ふじゆう女性じょせい(70)。ものこうとんだタクシーのドアまで3メートル。周囲しゅういひと見当みあたりません。
 震災しんさい上下水道じょうげすいどう使つかえないので自炊じすいができず、女性じょせい市外しがい親戚しんせきとどけるスーパーのお弁当べんとう飲料いんりょうすいいのちをつないできました。しかし、それも最近さいきん途絶とだえがちです。洗濯せんたくできないため、べこぼしのあとがついたふく仕方しかたなくています。
つかれた様子ようす女性じょせいいます。「だれかが避難ひなんしょ食事しょくじってきてくれたら、みんなたすかるんだけど」 (本田ほんだゆうてん)」(全文ぜんぶん)


 
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支援しえん情報じょうほうQ&A〈25〉里親さとおや 自閉症じへいしょう
(読売新聞よみうりしんぶん 2011ねん04がつ13にち)
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/kansai1300412497075_02/news/20110413-OYT8T00116.htm?from=yoltop
「◇里親さとおやになりたい
 Q 両親りょうしんくした子供こどもちからになりたいです。どうすれば里親さとおやになれますか。
 A 全国ぜんこく里親さとおやかい東京とうきょう)によると、養子ようし縁組えんぐみ前提ぜんていとしない「養育よういく里親さとおや」になるには、まず、地元じもと児童じどう相談そうだんしょ登録とうろくされる必要ひつようがあります。研修けんしゅうのち自治体じちたい調査ちょうさけます。熱意ねついや、経済けいざいてき困窮こんきゅうしていないか、などの確認かくにんをして、半年はんとしほどかけて里親さとおや認定にんていけます。
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい発生はっせいどうかいは、やく1700世帯せたい里親さとおやが、おやうしなった子供こども可能かのうであることを表明ひょうめいしています。ただ、「今回こんかいはほとんどの場合ばあい親族しんぞく近隣きんりん里親さとおやさきとなるだろう」(清水しみず啓司けいじ事務じむ局長きょくちょう)というのがどうかい見通みとおしです。そのうえで「当会とうかいなど、被災ひさい子供こどものために支援しえんきんつのっている団体だんたい協力きょうりょくすることも、子供こどもたすけになるとおもいます」と、びかけておられます。
自閉症じへいしょうひと 心配しんぱい
 Q 被災ひさいでは、自閉症じへいしょうひとやご家族かぞくがどんな避難ひなん生活せいかつおくっているのか心配しんぱいです。
 A 自閉症じへいしょうひとたちは、とっさにひと意思いし疎通そつうをはかるのがむずかしく、避難ひなんしょらしをあきらめて、損壊そんかいした自宅じたくでご家族かぞく生活せいかつするケースもあるようです。
 日本にっぽん自閉症じへいしょう協会きょうかいは、災害さいがい役立やくだ支援しえんしゃけの「自閉症じへいしょうひとたちのための防災ぼうさいハンドブック」をホームページで公開こうかいし、大声おおごえしたりはしまわったりすることがあっても、「わがままではなく障害しょうがい特性とくせいであることをご理解りかいください」などとびかけています。ご近所きんじょ自閉症じへいしょうほう避難ひなんしてきた場合ばあいには、参考さんこうになるとおもいます。
 どう協会きょうかい担当たんとうしゃは「支援しえんしゃは、自閉症じへいしょうそだてた経験けいけんのあるひとこのましい」といいます。ノウハウをった団体だんたい協力きょうりょくもとめられますが、個人こじんでも知識ちしきがあってながくかかわれるほうは、各地かくち災害さいがいボランティアセンタ」(全文ぜんぶん)


 
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いえにこもるお年寄としよりにもおとどけ 支援しえんメンバー被災ひさい報告ほうこく
(asahi.com MYTOWN岡山おかやま 2011ねん04がつ13にち)
http://mytown.asahi.com/areanews/okayama/OSK201104120143.html
みずやカップめん生活せいかつ用品ようひんなど、被災ひさいのためにわたしたちがたくした支援しえん物資ぶっしは、どのように被災ひさいしゃとどいているのか。現地げんち見届みとどけた支援しえんプロジェクトのメンバーが様子ようすかたった。
 ベネッセホールディングスの福武ふくたけ總一郎そういちろう会長かいちょうびかけた「3・11支援しえんプロジェクト@岡山おかやま」。岡山おかやま人材じんざい育成いくせいじゅく岡山おかやま政経せいけいじゅく」の塾生じゅくせい中心ちゅうしんとなり、カップめんせんしょく、みそ90キロ、かみコップ3せんたまごまんせんなどをあつめた。
 ブラシやおむつ、果物くだものなどもんだ10トントラックは、3月さんがつ29にち岡山おかやま出発しゅっぱつ。メンバーは荷物にもつおくしたあと、電車でんしゃとレンタカーをいで被災ひさいはいった。
 仙台せんだいでは、NPOが連携れんけいしてつくった「宮城みやぎ復興ふっこう支援しえんセンター」がアンケート用紙ようし被災ひさいしゃくばり、回答かいとうもと物資ぶっしけていた。
 メンバーの渡辺わたなべ健太けんたさんがたずねた内陸ないりく住宅じゅうたくには、避難ひなんしょけず、いえにこもるお年寄としよりがたくさんいた。この時期じきはいりにくかった支援しえん物資ぶっしたまごとどけると、町内ちょうない会長かいちょう男性だんせいに「年寄としよりはスーパーに長時間ちょうじかんならべないから、たまご本当ほんとう貴重きちょう」とよろこばれたという。
 「被災ひさい必要ひつようとされる物資ぶっしは、流通りゅうつうやライフラインの状況じょうきょうによって刻々こくこくわるとった」。渡辺わたなべさんはそうかえる。
 メンバーの藤井ふじい美子よしこさんは、おむつやたまごブラシを仙台せんだい市内しない大学だいがくとどけた。これもアンケートの回答かいとう要望ようぼうおおかったもので、ボランティアの大学生だいがくせいたちが次々つぎつぎとどさきはこんでいった。
 「行政ぎょうせい大口おおぐち避難ひなんしょとどける物資ぶっしは、自宅じたくはなれにくい高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃにはとどきにくいようで、そこをNPOやボランティアがうまくおぎなっていた。そのノウハウを岡山おかやままなばなければ」とメンバーのきむせき圭子けいこさんははなす。
 プロジェクトのトラックは、連携れんけいする岡山おかやまあつめた物資ぶっしはこんだ。消防しょうぼうきょく担当たんとうしゃは「民間みんかんにはわたしたちにないノウハウがある。行政ぎょうせい民間みんかんいところをい、支援しえん役立やくだてていけたら」という。
 プロジェクトは現地げんちからのあらたな要請ようせいけ、今度こんどはたわしやモップなどの清掃せいそう用品ようひんや、缶切かんきりのいらない缶詰かんづめなどを募集ぼしゅうちゅう。17にちまできた北長瀬表きたながせおもてまち岡山おかやまドーム、ちゅう桑野くわの岡山おかやまふれあいセンターであつめ、18にち現地げんちおくす。
 わせは岡山おかやま政経せいけいじゅく(086・801・7824)へ。(柏崎かしわざき歓)」(全文ぜんぶん)


 
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災害さいがい弱者じゃくしゃ避難ひなん不安ふあん 個別こべつ計画けいかく策定さくていわずか
(asahi.com MYTOWN鳥取とっとり 2011ねん04がつ13にち)
http://mytown.asahi.com/areanews/tottori/OSK201104120149.html
だい災害さいがいきたとき、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃはすぐに避難ひなんすることがむずかしい「災害さいがい弱者じゃくしゃ」になるかもしれない。県内けんないでもかく市町村しちょうそん災害さいがいよう援護えんごしゃ避難ひなん対策たいさくすすめているが、個人こじんへの具体ぐたいてき支援しえん計画けいかくまで策定さくていできている自治体じちたいはほとんどない。近隣きんりん住民じゅうみん個人こじん情報じょうほうられたくないよう援護えんごしゃがいることや、高齢こうれいによる支援しえんざら不足ふそく課題かだいだ。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい発生はっせいから1カ月かげつぎた。
個人こじん情報じょうほう対策たいさくかべ
 災害さいがいよう援護えんごしゃ避難ひなん支援しえん対策たいさくかく自治体じちたい策定さくていする。対象たいしょうしゃ範囲はんい支援しえん体制たいせいめる「全体ぜんたい計画けいかく」と、実際じっさいよう援護えんごしゃいちにんひとりについて避難ひなん必要ひつよう人的じんてき物的ぶってき支援しえんめる「個別こべつ計画けいかく」がある。
 個別こべつ計画けいかくでは、地域ちいき民生みんせい委員いいん消防しょうぼうだん自主じしゅ防災ぼうさい組織そしき自治じちかいよう援護えんごしゃ名簿めいぼ必要ひつよう支援しえん情報じょうほう共有きょうゆうしてもらい、これらの委員いいん団員だんいん地域ちいき住民じゅうみん災害さいがい個々人ここじん担当たんとうする支援しえんしゃになる。
 3がつまつ時点じてんで、個別こべつ計画けいかくまで策定さくていみなのはなし浜町はまちょう鳥取とっとりのみ。鳥取とっとり場合ばあい支援しえんしゃまで情報じょうほう共有きょうゆうされているのはモデル事業じぎょう対象たいしょうとなった地区ちくかぎられている。
 計画けいかく策定さくていちゅう自治体じちたいは、民生みんせい委員いいん自治じちかい協力きょうりょくよう援護えんごしゃ情報じょうほうあつめ、必要ひつよう支援しえん検討けんとうしている。すでによう援護えんごしゃ情報じょうほう把握はあくしている自治体じちたいおおいが、支援しえんしゃ情報じょうほう共有きょうゆうする段階だんかい苦戦くせん個人こじん情報じょうほう近隣きんりんられたくないからと、よう援護えんごしゃことわられることもあるという。
 高齢こうれいすす自治体じちたいでは、よう援護えんごしゃ増加ぞうか支援しえんしゃすういつかないのが現状げんじょうだ。若桜わかさまち担当たんとうしゃは「仕事しごとがある昼間ひるま人口じんこう高齢こうれいしゃおおく、地域ちいき消防しょうぼうだんなどだけではまかなえない」。3がつまつ高齢こうれいりつが40.62%だった日野ひのまちでは、個人こじんでの支援しえんむずかしく、自治じちかい単位たんい支援しえん計画けいかく検討けんとうしている。
 個別こべつ計画けいかく策定さくていえたなし浜町はまちょうでも、支援しえんしゃ若者わかもの高齢こうれいしゃ2人ふたり体制たいせい担当たんとうしゃは「災害さいがいは24あいだこりうる。にちちゅうはたらきにているひとおおく、高齢こうれいしゃ同士どうし支援しえんしてもらう必要ひつようもある」とはなしている。(西村にしむら圭史けいし
    ◇
 災害さいがいよう援護えんごしゃ 高齢こうれいしゃ世帯せたいよう介護かいごしゃ障害しょうがいしゃ難病なんびょう患者かんじゃにん、5さい未満みまん乳幼児にゅうようじ日本語にほんご不慣ふなれな外国がいこくじんといった災害さいがい1人ひとり避難ひなんむずかしい住民じゅうみんのこと。このうち、避難ひなん対策たいさく対象たいしょうしゃ範囲はんい優先ゆうせん順位じゅんいかく自治体じちたいめる。政府せいふが2009年度ねんどをめどにかく市町村しちょうそん支援しえん方針ほうしん策定さくていするようびかけていた。」(全文ぜんぶん)


 
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災害さいがい対策たいさく 予算よさんなお捻出ねんしゅつ みなと一部いちぶ事業じぎょう先送さきおく
(東京とうきょう新聞しんぶん 2011ねん04がつ13にち)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110413/CK2011041302000052.html
みなとじゅうにち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいけたあらたな災害さいがい対策たいさくこうじるため、先月せんげつ議会ぎかいほん会議かいぎ議決ぎけつされたやくせんひゃくじゅうさんおくえん本年度ほんねんど一般いっぱん会計かいけい予算よさんについて、一部いちぶ事業じぎょう先送さきおくりするなどなおし、災害さいがい対策たいさく財源ざいげんてると発表はっぴょうした。
 災害さいがい緊急きんきゅう対策たいさくとして、復興ふっこう支援しえんのほか帰宅きたく困難こんなんしゃ対策たいさく高層こうそうマンションの防災ぼうさい対策たいさく充実じゅうじつ防災ぼうさい対策たいさく総合そうごう条例じょうれい検討けんとうなどじゅういち項目こうもくした。しかし、きびしい財政ざいせい状況じょうきょうまえ、基金ききんくずしはせず、事業じぎょう先送さきおくりによって財源ざいげん捻出ねんしゅつする。
 見直みなおすのは施設しせつづくり計画けいかく全般ぜんぱん保育園ほいくえん高齢こうれいしゃ施設しせつ建設けんせつなど、「子育こそだ支援しえん」「高齢こうれいしゃ支援しえん」「障害しょうがいしゃ支援しえん」にかかわるものは、なるべく先送さきおくりしないように配慮はいりょする。
 災害さいがい対策たいさく予算よさん規模きぼについては、は「これからちょうない議論ぎろんしてめる」としている。(中山なかやま高志たかし)」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 成年せいねん後見こうけん制度せいどだい災害さいがい想定そうていせず 現状げんじょう把握はあくなど公的こうてき支援しえんを(1/3ページ)
(産経さんけいニュース 2011ねん04がつ13にち)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110413/trd11041307420010-n1.htm
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいで、被災ひさい弱者じゃくしゃ保護ほごおおきな課題かだいとなっている。判断はんだん能力のうりょく不十分ふじゅうぶん認知にんちしょうひと障害しょうがいしゃなどを法律ほうりつ生活せいかつめん見守みまもる「成年せいねん後見こうけん制度せいど」では、世話せわをしていた後見人こうけんにん被災ひさいするなどして、制度せいど利用りようできなくなった後見人こうけんにん多数たすういるとみられる。専門せんもんは「現状げんじょう把握はあくいそぐなど、公的こうてき支援しえん必要ひつよう」と指摘してきする。(くさ健夫たけお

 ◇避難ひなんさきはなばな
 「『後見人こうけんにん安否あんぴ確認かくにん安全あんぜん確保かくほさい優先ゆうせんしてほしい』と会員かいいん指示しじしている。ただ、避難ひなんしてどこにったか把握はあくできていないといったケースはおおいのではないか」
 後見人こうけんにんける司法しほう書士しょしらで構成こうせいする公益社こうえきしゃだん法人ほうじん成年せいねん後見こうけんセンター・リーガルサポート」のあたま範之のりゆき専務せんむ理事りじは、震災しんさい影響えいきょうおおきさを説明せつめいする。
 「あずかっていた金融きんゆう機関きかん通帳つうちょうなどの書類しょるい記録きろくふくめ、事務所じむしょごと津波つなみながされてしまったケースはどうするか。福島ふくしまけんでは、後見人こうけんにん避難ひなんして事務所じむしょもどれないといった状況じょうきょうもあるようだ」」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 成年せいねん後見こうけん制度せいどだい災害さいがい想定そうていせず 現状げんじょう把握はあくなど公的こうてき支援しえんを(2/3ページ)
(産経さんけいニュース 2011ねん04がつ13にち)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110413/trd11041307420010-n2.htm
どう法人ほうじんでは、複数ふくすう後見こうけんけていた岩手いわてけん会員かいいんにん死亡しぼうしたため、家庭かてい裁判所さいばんしょ後任こうにん後見人こうけんにん選任せんにんすることになる。あたま専務せんむ理事りじは「時間じかんをかけず、応急おうきゅうてきにでもすみやかに選任せんにんしてもらえないものか」と憂慮ゆうりょする。最高さいこう裁判所さいばんしょ統計とうけいによると、平成へいせい21ねん選任せんにんされた後見人こうけんにんは、子供こども兄弟きょうだい配偶はいぐうしゃなど親族しんぞくが63・5%にのぼり、のこりは司法しほう書士しょし弁護士べんごし社会しゃかい福祉ふくしなどだ。
 こうした親族しんぞく後見人こうけんにんについて、あたま専務せんむ理事りじは「震災しんさい状況じょうきょうがどうなっているか一番いちばん心配しんぱいされる。(リーガルサポートや弁護士べんごしかいのような)組織そしき情報じょうほうたないため、家庭かてい裁判所さいばんしょなんらかのかたち安否あんぴ確認かくにんや、後見人こうけんにん活動かつどうできているかどうかの確認かくにんができないとなると心配しんぱいだ」と指摘してきする。
 ◇緊急きんきゅう対応たいおう不可欠ふかけつ
 成年せいねん後見こうけん制度せいどくわしい中央ちゅうおう大学だいがく法学部ほうがくぶ新井あらいまこと教授きょうじゅも「被災ひさいくなった後見人こうけんにん後見人こうけんにんがどれだけいるかなど、まずは現状げんじょう把握はあくを」と強調きょうちょうする。
 これにたいし、最高裁判所さいこうさいばんしょは「何事なにごともうてが前提ぜんていとなっており、裁判所さいばんしょから積極せっきょくてきうご制度せいどになっていない。くなった原因げんいん震災しんさいなのかを把握はあくするすべはない」(広報こうほう)とし、被災ひさい実態じったい把握はあくはできないとの見解けんかいしめす。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 成年せいねん後見こうけん制度せいどだい災害さいがい想定そうていせず 現状げんじょう把握はあくなど公的こうてき支援しえんを(3/3ページ)
(産経さんけいニュース 2011ねん04がつ13にち)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110413/trd11041307420010-n3.htm
「こうした見解けんかいについて、新井あらい教授きょうじゅは「あまりにも官僚かんりょうてき裁判所さいばんしょ後見人こうけんにん認容にんようしているのだから、活動かつどうできない状況じょうきょうたいして責任せきにんがあるはずだ」と批判ひはんする。そのうえで、「いまこそ生活せいかつ医療いりょう介護かいご福祉ふくしといった身上しんじょう監護かんご大切たいせつで、後見人こうけんにんくなった場合ばあいだれかがわりにすみやかなサポートをすることが必要ひつよう震災しんさい孤児こじ未成年みせいねん後見こうけんわせ、行政ぎょうせい特別とくべつチームをつく時限じげん立法りっぽうなどで緊急きんきゅう対応たいおうするなど、公的こうてき支援しえんかせない」と提言ていげんする。  新井あらい教授きょうじゅによると、成年せいねん後見こうけん制度せいど今回こんかいのようなだい規模きぼ災害さいがい想定そうていしていない。この制度せいどがこうした試練しれんにさらされるのは世界せかいてきにもはじめてで、海外かいがい関係かんけいしゃ注目ちゅうもくしているという。

用語ようご解説かいせつ成年せいねん後見こうけん制度せいど
 判断はんだん能力のうりょく不十分ふじゅうぶんひとたいし、後見人こうけんにん財産ざいさん管理かんり契約けいやくなどの法律ほうりつ生活せいかつめんささえる制度せいど後見人こうけんにん介護かいごサービスの契約けいやく代理だいりしたり、悪質あくしつ商法しょうほう詐欺さぎ親族しんぞくない財産ざいさんトラブルなどから本人ほんにんまもったりする。本人ほんにんまたは親族しんぞく身寄みよりのない場合ばあい市町村しちょうそんちょうが、家庭かてい裁判所さいばんしょに「申立もうしたて」をし、家裁かさい後見人こうけんにんえらぶ。通例つうれいでは、親族しんぞく後見人こうけんにんになると無償むしょうだが、第三者だいさんしゃでは費用ひようがかかる。制度せいどのうち、「法定ほうてい後見こうけん」では本人ほんにん判断はんだん能力のうりょくひくじゅんに「後見こうけん」「」「補助ほじょ」の3類型るいけいがある。健康けんこうなうちに、信頼しんらいする後見人こうけんにん契約けいやくしておく「任意にんい後見こうけん」もある。」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさい障害しょうがいしゃ 雇用こよう相談そうだん窓口まどぐち
(NHKニュース 2011ねん04がつ13にち)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110413/t10015274431000.html
被災ひさいでは、仕事しごとをしていたおおくの障害しょうがいしゃ失業しつぎょうしたり、自宅じたく待機たいきめいじられたりしていることから、厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、各地かくち障害しょうがいしゃ職業しょくぎょうセンターに専用せんよう相談そうだん窓口まどぐちもうけました。
厚生こうせい労働省ろうどうしょうによりますと、被災ひさい障害しょうがいしゃ職業しょくぎょうセンターには仕事しごとうしなったり、自宅じたく待機たいきめいじられたりして生活せいかつへの不安ふあんうったえる障害しょうがいしゃからの相談そうだんが、今月こんげつはいって50けんあませられているということです。このため各地かくち障害しょうがいしゃ職業しょくぎょうセンターは、相談そうだんおうじる専用せんよう電話でんわFAXふぁっくす、それにメールによる相談そうだん窓口まどぐちもうけました。受付うけつけはいずれも平日へいじつ午前ごぜん45ふんから午後ごごまでで、就職しゅうしょく相談そうだん職業しょくぎょう訓練くんれんなどの相談そうだんのほか、事業じぎょうしゃからの雇用こよう相談そうだんけています。厚生こうせい労働省ろうどうしょうは「事業じぎょうぬし雇用こよう調整ちょうせい助成じょせいきん活用かつようするなどして、障害しょうがいしゃ雇用こようまもってほしい」とびかけています。▽岩手いわてけん相談そうだん窓口まどぐち電話でんわが019−646ー4117、FAXふぁっくすが019−646−6860、メールアドレスがiwate-ctr@jeed.or.jpです。▽宮城みやぎけん電話でんわが022−257ー5601、FAXふぁっくすが022−257−5675、メールアドレスがmiyagi-ctr@jeed.or.jpです。▽福島ふくしまけん電話でんわが024−522ー2230、FAXふぁっくすが024−522−2261、メールアドレスがfukushima-ctr@jeed.or.jpです。」(全文ぜんぶん)


 
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高速こうそく道路どうろ各社かくしゃ被災ひさいしゃ対象たいしょう障害しょうがいしゃ割引わりびき有効ゆうこう期限きげん延長えんちょう
(レスポンス 2011ねん04がつ13にち)
http://response.jp/article/2011/04/13/154767.html
高速こうそく道路どうろ各社かくしゃは、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃで「有料ゆうりょう道路どうろ障害しょうがいしゃ割引わりびき制度せいど」をけているひと割引わりびき有効ゆうこう期限きげん延長えんちょうする特別とくべつ措置そち実施じっしする。
この特別とくべつ措置そちは、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいし、有料ゆうりょう道路どうろにおける障害しょうがいしゃ割引わりびき有効ゆうこう期限きげん更新こうしん手続てつづきができない利用りようしゃたいして、もうにより身体しんたい障害しょうがいしゃ手帳てちょう療育りょういく手帳てちょう記載きさい有効ゆうこう期限きげんかかわらず、2011ねん8がつ31にちまでの期間きかん割引わりびき適用てきようするもの。
対象たいしょうしゃは、岩手いわてけん宮城みやぎけん福島ふくしまけん青森あおもりけん茨城いばらきけん栃木とちぎけん千葉ちばけん福祉ふくし事務所じむしょとうから、身体しんたい障害しょうがいしゃ療育りょういく手帳てちょう交付こうふけ、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい以前いぜんから有料ゆうりょう道路どうろにおける障害しょうがいしゃ割引わりびき登録とうろくしているひと
手帳てちょう呈示ていじにより障害しょうがいしゃ割引わりびき利用りようしているひとは、手帳てちょう呈示ていじさい料金りょうきんしょ係員かかりいん東大とうだい震災しんさいにより更新こうしん手続てつづきができないむねもうることで適用てきようされる。ETCの場合ばあいは、有料ゆうりょう道路どうろETC割引わりびき登録とうろくがかり電話でんわもうむことが必要ひつようとなる。
どう措置そちは、割引わりびき有効ゆうこう期限きげん延長えんちょうするもので、手帳てちょう記載きさい事項じこう登録とうろく車両しゃりょうなど)を確認かくにんできない場合ばあいや、登録とうろくしゃ以外いがいくるまでの利用りよう場合ばあい対象たいしょうとならない。また、レンタカー、タクシー、けいトラック、借用しゃくよう自動車じどうしゃ車検しゃけんだいくるまとう対象たいしょうがいとなる。《編集へんしゅう》」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい津波つなみ補助ほじょきん停止ていし 陸前高田りくぜんたかた障害しょうがいしゃ施設しせつ
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ13にち)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110413k0000m040144000c.html
岩手いわてけん陸前高田りくぜんたかた社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん愛育あいいくかい」の知的ちてき障害しょうがいしゃケアホームが津波つなみながされ、けんが「建物たてもの完成かんせい確認かくにんできない」と補助ほじょきん支払しはらいを見合みあわせていることがかった。くにけん補助ほじょきんけい1350まんえん見込みこんで建設けんせつされ、完成かんせいしたばかりだった。法人ほうじんがわは「建物たてものはできていた」と反発はんぱつし、厚生こうせい労働省ろうどうしょうけん柔軟じゅうなん対応たいおうもとめている。
 どうホームは、障害しょうがいしゃ必要ひつよう支援しえんけながら自立じりつした生活せいかつおくる。定員ていいんにんで、けい部屋へや平屋ひらやてが2がつ10にち完成かんせいし、4がつにちにオープン予定よていだった。しかし3がつ11にち津波つなみ建物たてものながされ、コンクリートの土台どだいだけになった。
 愛育あいいくかいによると、建設けんせつやく2150まんえんの6わりあまりをくにけん補助ほじょきんまかな予定よていで、すで建築けんちく会社かいしゃへの支払しはらいはませた。しかし震災しんさいけん補助ほじょきん請求せいきゅうをしたところ「支払しはらいできるかからない」とわれたという。菅野かんの正明まさあき理事りじは「建物たてものうしなったうえ、補助ほじょきんれず、負債ふさいかかえるだけになってしまう。どうしたらいいのか」とはなす。
 けんさわがい保健ほけん福祉ふくしによると、補助ほじょきん支払しはらうには、けん職員しょくいん登記とうき簿などで完成かんせい確認かくにんしたうえ、現地げんち確認かくにん必要ひつようになる。現地げんち確認かくにんは15にち予定よていしていたが、建物たてもの全体ぜんたいながされていたため「ルールじょう支払しはらえない可能かのうせいがある」(担当たんとうしゃ)と判断はんだんしたという。
 一方いっぽう厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい福祉ふくし担当たんとうしゃは「建物たてもの登記とうき簿などで客観きゃっかんてき建設けんせつ完了かんりょうみとめられれば全額ぜんがく支払しはらいできる。けん対応たいおうさく調査ちょうさしたうえで回答かいとうすべきだ」とはなしている。地域ちいきらす障害しょうがいしゃ家族かぞくらでつくる「日本にっぽんグループホーム学会がっかい」の室津むろつ滋樹しげき事務じむ局長きょくちょうは「被災ひさいではほかにも同様どうようのケースがあるとかんがえられる。自治体じちたい前例ぜんれいしばられることなく対応たいおうしてほしい」ともとめている。【蒔田まきた備憲】」(全文ぜんぶん)


 
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社説しゃせつ計画けいかくてき避難ひなん 安心あんしんできるとケアを
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ13にち)
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110413k0000m070131000c.html
「どのくらい危険きけんなのか、避難ひなんすべきなのかどうか……。被災ひさいから1カ月かげつぎてもよくわからない福島ふくしまだい原発げんぱつ近隣きんりん住民じゅうみんたちの不安ふあんはいかばかりだろう。
 政府せいふ半径はんけい20キロ圏外けんがい放射線ほうしゃせん累積るいせき線量せんりょう年間ねんかん20ミリシーベルトにたっするおそれのある5市町村しちょうそん一部いちぶのぞく)を「計画けいかくてき避難ひなん区域くいき」に指定していし1カ月かげつ以内いない住民じゅうみん避難ひなんさせると発表はっぴょうした。また、20〜30キロけんのうち計画けいかくてき避難ひなん区域くいき指定していされなかった地域ちいきを「緊急きんきゅう避難ひなん準備じゅんび区域くいき」に指定してい緊急きんきゅう避難ひなんむずかしいどもや妊産婦にんさんぷよう介護かいごしゃらにはこの地域ちいきへの自粛じしゅくもとめるという。原発げんぱつからの距離きょり一律いちりつ屋内おくない退避たいひ指示しじしていたのにくらべ、放射線ほうしゃせんりょう風向かざむき、地形ちけいなどを考慮こうりょしたてん改善かいぜんみとめられる。ただ、現実げんじつはそう簡単かんたんではない。
 原発げんぱつから半径はんけい20〜30キロ圏内けんないでは「屋内おくない退避たいひ指示しじ」が当初とうしょ、ほとんどが圏外けんがい避難ひなんしょうつったが、現在げんざい自宅じたくもどったひとおおいという。避難ひなんしょかない障害しょうがい幼児ようじがしかられ、ストレスで異常いじょう行動こうどうせるようになった。よう介護かいごのお年寄としよりの状態じょうたいわるくなった。持病じびょうくすりがなくて発作ほっさこした。家族かぞくもうつ状態じょうたいになった。そうした理由りゆうでやむをもどってきたというのだ。
 しかし、ひらいている商店しょうてんはほとんどなく、そとからの物流ぶつりゅう業者ぎょうしゃやボランティアも30キロ圏内けんないはいひとすくなく、ガソリンやものくすり不足ふそく深刻しんこくだ。「配給はいきゅうしょに2あいだならんでジャガイモ3もらえた」「役所やくしょ職員しょくいんつかっているのでわるくてたのめない」。そんな住民じゅうみんたちのこえいて、支援しえんはいった医師いしは「診察しんさつ食料しょくりょうはこんだ」という。「過食かしょく視線しせん焦点しょうてんさだまらないなど心配しんぱい症状しょうじょうせるたちがいるが、おや余裕よゆうがなくてづかない」。心理しんりどものしん危機きき現地げんちからSOSをはっする。
 緊急きんきゅう避難ひなん準備じゅんび区域くいきでは保育ほいくしょ幼稚園ようちえん休園きゅうえんにし、いざというとき圏外けんがい避難ひなんできる準備じゅんび住民じゅうみんもとめるというが、もともと避難ひなんしょにいられないから自宅じたくもどってきた人々ひとびとなのだ。安心あんしんできる避難ひなんさきがなければ、いくら自粛じしゅくもとめられてもうごけないのはえている。このままでは「計画けいかくてき避難ひなん区域くいき」に指定していされた5市町村しちょうそんでも、お年寄としよりや障害しょうがいしゃらが最後さいごのこされるだろう。
 原発げんぱつ放射ほうしゃせい物質ぶっしつ放出ほうしゅつがいつおさまるのか、ていレベル放射能ほうしゃのう長期ちょうきてきにどのような影響えいきょうをもたらすのか予測よそくむずかしく、地元じもと自治体じちたい混乱こんらんしているなかで、政府せいふ住民じゅうみん安全あんぜんまも措置そち苦慮くりょするのはわかる。ただ、避難ひなん指示しじによって住民じゅうみん地域ちいきからいなくなれば、のこされるひとはますます困窮こんきゅうする。まずは必要ひつようなケアや安心あんしんできる場所ばしょ必要ひつようだ。」(全文ぜんぶん)


 
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福祉ふくしネットワーク「震災しんさい関連かんれん情報じょうほう
NHK教育きょういく 2011/04/12 午後ごご8から午後ごご829ふん
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1104/110412.html
内容ないよう
東日本ひがしにっぽんおそった巨大きょだい地震じしんから1かげつ福祉ふくしネットワークでは地震じしん直後ちょくごから、被災ひさいした障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃたちの状況じょうきょうつたえてきた。一部いちぶでは支援しえん復旧ふっきゅううごきがはじめたものの、おおくのひとたちはまだ、今後こんご生活せいかつをどうしていくのか、さきえない不安ふあんなかにいる。
今回こんかい番組ばんぐみでは、2日間にちかん連続れんぞくで、福祉ふくしネットワークが取材しゅざいつうじて把握はあくした障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃ被災ひさい全体ぜんたいぞうなどをつたえながら、被災ひさいじょうきょうもまだわからないなかで、被災ひさいしゃたちがこん直面ちょくめんする不安ふあんつたえる。
先月せんげつ24にち福島ふくしまけんいわきで、さまざまな支援しえんけて自立じりつした生活せいかつおくっていた、障害しょうがいしゃ74にんが、長野ながのけんへと集団しゅうだん避難ひなんをした。今後こんごどのように生活せいかつ再建さいけんしていくのか、ふるさとへのつよおもいのなかれる障害しょうがいしゃ姿すがたつめる。
出演しゅつえんしゃ
金子かねこ かつさん(慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく 教授きょうじゅ
VTR出演しゅつえん社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんいわき福音ふくいん協会きょうかい支援しえんけ、らしていらっしゃるさわ<害がある方々
電話でんわ出演しゅつえん山田やまだ ゆうさん(長野ながのけん福祉ふくし事業じぎょうだん アドバイザー)、こおり 信子のぶこさん(特定とくてい営利えいり法人ほうじんさぽーとセンターぴあ 施設しせつちょう
VTRナレーション:河野こうの多紀たき
関連かんれん情報じょうほう
番組ばんぐみでご紹介しょうかいした支援しえん窓口まどぐち
全国ぜんこく社会しゃかい就労しゅうろうセンター協議きょうぎかい 
郵便ゆうびん振替ふりかえ口座こうざ 00120−8−628368
口座こうざ名義めいぎ 義捐ぎえん金口きんぐち 社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん 全国ぜんこく社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかい
○きょうされん
郵便ゆうびん振替ふりかえ口座こうざ 00100−7−86225
口座こうざ名義めいぎ きょうされん自然しぜん災害さいがい支援しえん基金ききんこう」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさい在宅ざいたく医療いりょう長期ちょうき支援しえん必要ひつよう」−【震災しんさい1かげつ
(医療いりょう介護かいごCBニュース 2011ねん04がつ12にち)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000010-cbn-soci
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい在宅ざいたく医療いりょう現場げんばにもふかいダメージをあたえた。その“つまあと”のふかさをさぐった。
在宅ざいたくえたしとねかさ
 保健ほけん医療いりょう福祉ふくし連携れんけいにより生活せいかつささえる医療いりょう目指めざす「日本にっぽんプライマリ・ケア連合れんごう学会がっかい」は3がつ18にち以降いこう宮城みやぎけん気仙沼けせんぬまなどの被災ひさい医師いし派遣はけんし、在宅ざいたく医療いりょう支援しえん活動かつどうたっている。医師いし草場くさばてつあまねもその一人ひとりだ。草場くさばは、4がつ7にちから10日とおかまでのあいだ巡回じゅんかい療養りょうよう支援しえんたい一員いちいんとして活動かつどうした。
 活動かつどうちゅうとくいたのは、「震災しんさいあらたなしとねかさができてしまう患者かんじゃおおかったてん」だとう。
 草場くさばによると、気仙沼けせんぬま滞在たいざいちゅうは、1にちに3―5にん患者かんじゃ診察しんさつしてきたが、診察しんさつした患者かんじゃ全員ぜんいんしとねかさ確認かくにんされるめずらしくなかったという。9にち担当たんとうしたよう介護かいご5の男性だんせい(77)も、そんな患者かんじゃ一人ひとりだった。この男性だんせい場合ばあい震災しんさい発生はっせい市内しない病院びょういん入院にゅういんしているあいだに、鶏卵けいらんだいしとねかさこしにできてしまった。
 看護かんご協力きょうりょくし、壊死えしした組織そしき丁寧ていねいるなどの処置しょちほどこ草場くさば。すべての処置しょちえるまでに1あいだあまりがかかった。男性だんせい症状しょうじょうについて、草場くさばは「皮膚ひふ壊死えしし、皮下ひか組織そしきまでえる3だが、(傷口きずぐちからほねえる)4ちかづいている」とし、完治かんじまでには「うまくいって2かげつ場合ばあいによっては半年はんとしかかる」と見立みたてた。
停電ていでん原因げんいん
 なぜ震災しんさい発生はっせいしとねかさができる患者かんじゃえているのか―。日本にっぽんプライマリ・ケア連合れんごう学会がっかいのメンバーで、気仙沼けせんぬま市内しないで2にちから支援しえん活動かつどうたずさわってきた医師いし内山うちやまりょうは、震災しんさいともな停電ていでん最大さいだい原因げんいん指摘してきする。
停電ていでんちゅう電動でんどうベッドはうごかないし、エアマットも使つかえない。つまり、患者かんじゃはクッションもないかたいいすにずっとすわつづける状態じょうたいになる。この状態じょうたいだと、数時間すうじかんしとねかさができてしまう場合ばあいもある」
 なかには、ほねえるステージ4のしとねかさができ、緊急きんきゅう入院にゅういん余儀よぎなくされた患者かんじゃもいたという。こうした状況じょうきょうけ、日本にっぽんプライマリ・ケア連合れんごう学会がっかいでは、今後こんご半年はんとしあいだは、被災ひさい在宅ざいたく医療いりょうたいする支援しえん活動かつどうつづける予定よていだ。
地元じもと在宅ざいたく医療いりょう完全かんぜん復興ふっこうするまで、とし単位たんい時間じかん必要ひつようだろう。そのあいだ支援しえん継続けいぞくする必要ひつようがあるのではないか」(内山うちやま)
相次あいつ余震よしん関連かんれん
 震災しんさいともな停電ていでん在宅ざいたく医療いりょうおよぼした影響えいきょうは、しとねかさ増加ぞうかだけではない。患者かんじゃ生命せいめいにかかわる事態じたいこすときもある。人工じんこう呼吸こきゅうやたんの吸引きゅういん機械きかいうごかなくなる場合ばあいだ。
 実際じっさいさか総合そうごう病院びょういん(宮城みやぎけん塩釜しおがま)では、109にんいた在宅ざいたく医療いりょう患者かんじゃのうち、津波つなみくなったひと1人ひとりだったが、停電ていでんでたんの吸引きゅういん機械きかいうごかなくなり、死亡しぼうした患者かんじゃ2人ふたり確認かくにんされた。山形やまがたけん尾花沢おばなざわでも、7にち余震よしんともな停電ていでんで、酸素さんそ吸入きゅうにゅう使つかえなくなった63さい女性じょせい死亡しぼうしている。
 気象庁きしょうちょうは、マグニチュード7クラスの大型おおがた余震よしん今後こんご一定いってい期間きかん発生はっせいするとの見通みとおしをしめしている。つまり、「在宅ざいたく医療いりょう現場げんばにおける地震じしん関連かんれん」は、今後こんご発生はっせいする可能かのうせいがあるのだ。
 さらに、さか総合そうごう病院びょういん看護かんご高橋たかはし真由美まゆみは、在宅ざいたく医療いりょう復興ふっこうはじめた地域ちいきに、重症じゅうしょう患者かんじゃ集中しゅうちゅうする可能かのうせい問題もんだいする。実際じっさいどう病院びょういんでは、地域ちいきからうつって脊髄せきずい損傷そんしょうやALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)など重症じゅうしょう患者かんじゃ往診おうしんはじめる予定よていだという。
 高橋たかはしは「重症じゅうしょう患者かんじゃ場合ばあい処置しょち治療ちりょう時間じかんがかかる。今後こんご、こうした患者かんじゃがどんどんつづければ、以前いぜんから往診おうしんしていた患者かんじゃへの治療ちりょう手薄てうすになる可能かのうせい否定ひていできない。そうした状況じょうきょうふせぐためにも、在宅ざいたく医療いりょうたいするいきなが支援しえん必要ひつようではないか」とはなしている。」(全文ぜんぶん)


 
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◆「障害しょうがいあるどもかかえ、避難ひなんしょ避難ひなんできない」 きょうされんボランティア報告ほうこく
(京都きょうとみんほう 2011ねん04がつ12にち)
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/04/12/post_7780.php
「きょうされん京都きょうと支部しぶからボランティア派遣はけんされ、福島ふくしまけん郡山こおりやま市内しない障害しょうがいしゃ安否あんぴ確認かくにん生活せいかつ支援しえんんでいる、粟野あわのけんさん(27)=長岡京ながおかきょう障害しょうがいしゃ福祉ふくしサービス事業じぎょうしょあらぐさ=の現地げんち報告ほうこく紹介しょうかいします。
 11にちゆうおおきな余震よしんのちいちにちちゅうれているのではないかとかんじるほど余震よしん頻発ひんぱつしています。今日きょう(12にち)のいわき方面ほうめんでの活動かつどう中止ちゅうしになりました。今日きょう沿岸えんがん地域ちいきみなみ相馬そうま避難ひなんしょまわりです。同市どうし津波つなみおおきな被害ひがいけたうえに原発げんぱつ事故じこという複雑ふくざつ問題もんだいかかえています。
 今日きょうおとずれた避難ひなんしょで、昨日きのう食料しょくりょうがなくてこまっている」というになる電話でんわがあったという情報じょうほうはいりました。避難ひなんしょほう協力きょうりょくでそのほう連絡れんらくれました。
 そのほうは、「障害しょうがいのある2人ふたりどもがおり、避難ひなんしょはいるのがむずかしいので親戚しんせき知人ちじんいえ転々てんてんとしている。おっと震災しんさい失業しつぎょうして収入しゅうにゅうがなくなり、いま貯蓄ちょちくくずして生活せいかつしている。避難ひなんしょ物資ぶっしけてもらえないかと電話でんわした。社会しゃかい福祉ふくしから10まんえんけしてもらえるそうだが、かえせるあてもないので、りるとかえってしんどくなりそう」とはなしました。また、「どもたちもなが避難ひなん生活せいかつでパニックをこしている。にちちゅう居場所いばしょがほしい。ほかにもおな境遇きょうぐう家族かぞくがいる」ともはなしていました。
 避難ひなんしょ避難ひなんしていない、出来できないほうたちのかかえる問題もんだい把握はあくすることのむずかしさをかんじました。」(全文ぜんぶん)


 
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◆(48)後見人こうけんにん 災害さいがい弱者じゃくしゃささえに
(YOMIURI ONLINE 2011ねん04がつ12にち)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=39406
「かつてない規模きぼ震災しんさい被害ひがい発生はっせいしました。被災ひさいされたほうは、大変たいへんつらい、おおきなくるしみのなかにあるとおもいます。高齢こうれいしゃや、障害しょうがいをもったひとたちは、「災害さいがい弱者じゃくしゃ」といわれ、避難ひなんも、生活せいかつ再建さいけんおくれがちです。
 それだけに、認知にんちしょうなどで判断はんだん能力のうりょく減退げんたいしたひとには、成年せいねん後見こうけん制度せいど活用かつようして総合そうごうてき支援しえんをする必要ひつようがあります。
 成年せいねん後見こうけん制度せいどのうち、法定ほうてい後見こうけん制度せいどでは、判断はんだん能力のうりょく減退げんたい程度ていどかるひとには「補助ほじょ」、おもひとには「」、うしなってしまったひとには「後見こうけん」が開始かいしされ、それぞれ、補助ほじょじんじん成年せいねん後見人こうけんにんがついて支援しえんします。
 成年せいねん後見人こうけんにんなどは、本人ほんにんわって財産ざいさん管理かんりし、適切てきせつ福祉ふくし医療いりょうサービスなどをえらび、そのための契約けいやくをします。生活せいかつ再建さいけん支援しえんのための様々さまざま制度せいど利用りよう申請しんせいもできます。リフォームなどで本人ほんにんがうっかり納得なっとくできない契約けいやくむすんでしまったときには、すこともできます。したがって支援しえんのキーパーソンとなることができるわけです。
 おおくは親族しんぞくがなりますが、身寄みよりがない場合ばあいなどは、家庭かてい裁判所さいばんしょ弁護士べんごし社会しゃかい福祉ふくし司法しほう書士しょしなどのなかからえらびます。
 成年せいねん後見人こうけんにんなどがついていれば、災害さいがいでもすみやかに支援しえんけることができます。被災ひさい以外いがいでも、判断はんだん能力のうりょく減退げんたいしたひと保護ほご支援しえんのために積極せっきょくてき利用りよう検討けんとうされるべきです。(赤沼あかぬま康弘やすひろ弁護士べんごし)」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい障害しょうがいしゃ電話でんわ相談そうだん開設かいせつ 郡山こおりやま市民しみん団体だんたい /福島ふくしま
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ12にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110412ddlk07040167000c.html
被災ひさいした障害しょうがいしゃ電話でんわ相談そうだんろうと、市民しみん団体だんたいが「被災ひさいさわがいしゃ支援しえんセンターふくしま」を開設かいせつした。
 NPOや社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんつくる「日本にっぽん障害しょうがいしゃフォーラム」が今回こんかい震災しんさいけて郡山こおりやま運営うんえいしている。
 避難ひなんしょ車椅子くるまいすがない▽常備薬じょうびやく不足ふそくしているので医療いりょう機関きかんおしえてほしい▽知的ちてき障害しょうがい避難ひなんしょでパニック障害しょうがいこすので施設しせつ紹介しょうかいしてほしい−−などの相談そうだんける。普段ふだんから障害しょうがいしゃ相談そうだん専門せんもん職員しょくいんける。当面とうめん無休むきゅうわせは、024・925・2428(午前ごぜん10午後ごご)。【種市たねいち房子ふさこ】」(全文ぜんぶん)


 
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◆【東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいカ月かげつ いまなにができる】(2)ボランティア はなれていても…ネットで情報じょうほう発信はっしん
(産経さんけいニュース 2011ねん04がつ12にち)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110412/trd11041207260003-n1.htm
おおくのボランティアが全国ぜんこくからあつまり、「ボランティア元年がんねん」としょうされた阪神はんしん大震災だいしんさいから16ねん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい直後ちょくご現地げんちかったのは、経験けいけんしゃ中心ちゅうしんだった。しかし、現地げんちけなくてもインターネットというあらたなインフラを活用かつようし、自身じしんができる活動かつどうはじめたひともいる。こうしたあらたなボランティアは、従来じゅうらいがたボランティアとともに被災ひさいささえている。(森本もりもと昌彦まさひこみちまる摩耶まや
遠隔えんかくから支援しえん
 経験けいけんしゃにはむずかしい発生はっせい直後ちょくごのボランティアだが、今回こんかい震災しんさいではとおくから被災ひさいたすける“遠隔えんかくボランティア”が奏功そうこうした。
 被災ひさい混乱こんらんする医療いりょう物資ぶっし不足ふそくをいちはやつたえ、的確てきかく支援しえんにつなげたのが、地震じしん直後ちょくご医師いしらがげたメーリングリスト(ML)「地震じしん医療いりょうネット」だ。被災ひさいはたら医師いし応援おうえんはいった関係かんけいしゃが、病院びょういん被災ひさいじょうきょうから医薬品いやくひん在庫ざいこ衛生えいせい状態じょうたいまでおおくの情報じょうほうをメールでながした。
 それにたいする解決かいけつさくあつまった。発起人ほっきにん東大とうだい医科いかがく研究所けんきゅうじょうえ昌広まさひろとくにん教授きょうじゅ(42)は「現地げんち治療ちりょうできない患者かんじゃをどこにどうやってはこぶか。医薬品いやくひんをどうやって現地げんちとどけるか。MLで企業きぎょう支援しえん団体だんたいとつながり、人工じんこう透析とうせき患者かんじゃ介護かいご施設しせつ集団しゅうだん移送いそうすることができた」とかえる。」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい自治体じちたいとうに762おくえん特例とくれい交付こうふ
(IBTimes 2011ねん04がつ12にち)
http://jp.ibtimes.com/articles/17347/20110410/1302436800.htm
政府せいふ岩手いわて福島ふくしま宮城みやぎなど東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい自治体じちたいたいし、総額そうがく762おく2800まんえん特別とくべつ交付こうふぜい特例とくれい交付こうふめ、8にち交付こうふした。
 特例とくれい交付こうふはこの片山かたやま善博よしひろ総務そうむ大臣だいじん閣議かくぎ報告ほうこく現金げんきん交付こうふすることとなった。交付こうふ内訳うちわけ災害さいがい対策たいさくかか12月じゅうにがつ交付こうふぶん算定さんてい対象たいしょう経費けいひ一部いちぶとして504おくえん行政ぎょうせい機能きのう維持いじ、こどもや高齢こうれいしゃなど災害さいがいじゃくしゃたいする福祉ふくしサービス、就学しゅうがく支援しえん救助きゅうじょ消防しょうぼう活動かつどう衛生えいせい管理かんりなど被災ひさいしゃ支援しえんにかかる応急おうきゅう対応たいおう経費けいひに199おくえん被災ひさい地域ちいき応援おうえんようした経費けいひに59おくえんとなっている。
 交付こうふけたのは青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき栃木とちぎ千葉ちばの7けん県内けんない災害さいがい救助きゅうじょほう適用てきよう対象たいしょうとなった190市町村しちょうそん。これらの自治体じちたい交付こうふされた総額そうがくは704おく4300まんえん。これらの被災ひさい地域ちいき一定いってい以上いじょう応援おうえんおこなった自治体じちたいに57おく8600まんえん交付こうふされた。」(全文ぜんぶん)


 
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希望きぼう新聞しんぶん岩手いわて東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい お役立やくだ情報じょうほう /岩手いわて
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ12にち 地方ちほうばん)
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110412ddlk03040062000c.html
「◇相談そうだん窓口まどぐち
 ▽県警けんけい行方ゆくえ不明ふめいしゃ相談そうだんダイヤル 相談そうだんしゃ不明ふめいしゃ氏名しめい年齢ねんれい特徴とくちょうなどの情報じょうほう照合しょうごう安否あんぴ判明はんめい連絡れんらくする。24あいだ対応たいおう(0120・801・471)。
 ◇障害しょうがい相談そうだん
 けん被災ひさいらす障害しょうがいについての相談そうだん窓口まどぐち県立けんりつ療育りょういくセンターに設置せっちつき土曜どよう午前ごぜん午後ごごける。30にちまで。電話でんわ(080・1698・7882)。常時じょうじけの電子でんしメールはhattatu00@i-ryouiku.jp。
 ◇ホームステイ
 大阪おおさか被災ひさいした子供こどもたちのホームステイ希望きぼうしゃ募集ぼしゅうしている。18さい以下いか小中しょうちゅう高校生こうこうせいらが対象たいしょう。1学期がっきから1年間ねんかん府内ふない一般いっぱん家庭かていれ、ちかくの学校がっこうかよってもらう。家庭かていには定期ていきてきにききとりをし、必要ひつようおうじてしんのケアなどのサポートをする。原則げんそくとして被災ひさいしゃ費用ひよう負担ふたんはなく、食事しょくじ生活せいかつ用品ようひんなどは家庭かてい提供ていきょうする。わせは子育こそだ支援しえん(06・6944・7108)。
 ◇労働ろうどうしゃ事業じぎょうしゃ相談そうだん窓口まどぐち
 ▽岩手いわて労働ろうどうきょく雇用こよう均等きんとう震災しんさい特別とくべつ相談そうだん窓口まどぐち 震災しんさいともな解雇かいこなどの相談そうだんける。平日へいじつ午前ごぜん時半じはん午後ごご15ふん希望きぼうにより時間じかんたい出張しゅっちょう相談そうだん。(019・604・3010)▽けん社会しゃかい保険ほけん労務ろうむかい 震災しんさい津波つなみ関連かんれんしたきゅう失業しつぎょう手当てあて受給じゅきゅう労災ろうさい申請しんせい社会しゃかい保険ほけんりょう納付のうふなどについて対応たいおう平日へいじつ午後ごご1〜4電話でんわまたは来所らいしょよう予約よやく)で。(0800・800・5675)
 ◇運転うんてん免許めんきょさい交付こうふ
 県警けんけいは、運転うんてん免許めんきょしょううしなった被災ひさいしゃ対象たいしょうにしたさい交付こうふ申請しんせい臨時りんじ窓口まどぐち延長えんちょうして開設かいせつする。さい交付こうふ手数料てすうりょう(3650えん)は免除めんじょ顔写真かおじゃしん印鑑いんかん健康けんこう保険ほけんしょうなど本人ほんにん確認かくにん書類しょるいがない場合ばあい受理じゅりする。盛岡もりおか運転うんてん免許めんきょセンター(019・606・1251)。会場かいじょう開設かいせつ午前ごぜん10午後ごご)は県立けんりつ山田やまだだか=12、14にちさい交付こうふ予定よてい21にち)▽釜石かまいし地区ちく合同庁舎ごうどうちょうしゃ=13にち(20にち)▽陸前高田りくぜんたかた市立しりつだいいちちゅう=13にち(19にち)」(全文ぜんぶん)


 
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東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい在宅ざいたく障害しょうがいしゃ支援しえんとどかず 所持しょじきんもわずか
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ12にち)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110412k0000e040031000c.html
震災しんさいから1カ月かげつたつが、被災ひさい在宅ざいたく障害しょうがいしゃには、いまだ支援しえんとどいていない実態じったいがある。知的ちてき障害しょうがいのある長女ちょうじょ(29)らと宮城みやぎけん石巻いしのまき向陽こうようまち市営しえい住宅じゅうたくらす馬場ばばきりさん(69)は両足りょうあし不自由ふじゆう震災しんさい両手りょうてでつえをついてもの給水きゅうすいかけている。救援きゅうえん物資ぶっしりず、所持しょじきんのこりわずか。つきなん様子ようすたずねてきていた職員しょくいん震災しんさいあらわれない。馬場ばばさんは「だれかにこえをかけてほしい」と悲鳴ひめいげている。
 馬場ばばさんはもともと両足りょうあし障害しょうがいがあるうえ、2がつ21にち自転車じてんしゃっていて乗用車じょうようしゃとの交通こうつう事故じこい、右足みぎあし骨折こっせつ全治ぜんち週間しゅうかん重傷じゅうしょうい、市内しない病院びょういんはこばれた。3月さんがつ11にち入院にゅういんさき地震じしんおそわれた。ベッドがはげしくうごき、しがらみにつかまって必死ひっしえた。
 障害しょうがいしゃ施設しせつかよ長女ちょうじょとは即日そくじつ連絡れんらくがついた。安否あんぴからなかった同居どうきょ次男じなん震災しんさいにち病室びょうしつあらわれ、自宅じたくがかろうじて津波つなみ被害ひがいのがれたことをらせてくれた。次男じなんは「べるものがないから避難ひなんしょったが、『初日しょにちひと以外いがいはだめ』とれてくれなかった」とう。馬場ばばさんはまもなく退院たいいんし、むすめ施設しせつ浸水しんすい使つかえなくなったため自宅じたくもどった。避難ひなんしょたよれない3にん在宅ざいたく避難ひなん生活せいかつはじまった。
 自治じちかいつうじた救援きゅうえん物資ぶっしはごくわずか。知人ちじんけてくれるべい飲料いんりょうすいくわえても、とてもりない。自転車じてんしゃなら片道かたみち10ふんほどのスーパーや給水きゅうすいしょまで40ふんかけてあるき、長女ちょうじょ荷物にもつってもらってかえる。
 収入しゅうにゅう馬場ばばさんと長女ちょうじょ障害しょうがいしゃ年金ねんきんだが、あし治療ちりょうがかさみ、15にち振込ふりこみ予定よていまでのこり1まんえんしかない。生活せいかつ相談そうだんってくれていた職員しょくいん震災しんさいはまったくおとずれず、窮状きゅうじょううったえる相手あいてもいない。
 馬場ばばさんは以前いぜんからすすんでやっていた自宅じたくまえのごみ収集しゅうしゅうしょ整理せいりを、いま毎日まいにちつづけている。「つらいときほど頑張がんばらなくては」とおもうからだ。被災ひさいした家具かぐ衣類いるいなどがてられ、収集しゅうしゅうしょには大量たいりょうのごみがもる。馬場ばばさんは、それらを黙々もくもく片付かたづける。
 しんささえは家族かぞく存在そんざいだ。10にち午後ごご神奈川かながわけん平塚ひらつか長男ちょうなん家族かぞくから救援きゅうえん物資ぶっしとどいた。玄関げんかんさきだんボールばこひらくと、衣類いるい食料しょくりょうとともに、6さいまごいた手紙てがみはいっていた。小学校しょうがっこうがったばかりのおんなだ。
 「いちねんせいになりました。たくさんべんきょうして、ともだちたくさんつくるよ。またあそびにいくからまっててね。おげんきで」
 馬場ばばさんは「ささえてくれるひともいる。でも地域ちいきからは、わたしたちは見放みはなされている。だれかにこえをかけてほしい」とうったえる。【黒川くろかわすすむ】」(全文ぜんぶん)


 
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病院びょういん福祉ふくし施設しせつ復旧ふっきゅうくに補助ほじょりつげ 厚労省こうろうしょう検討けんとう
(日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2011ねん04がつ12にち)
厚生こうせい労働省ろうどうしょう東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい復旧ふっきゅうのための特別とくべつ立法りっぽうで、医療いりょう機関きかん社会しゃかい福祉ふくし施設しせつ保健所ほけんじょ火葬かそうじょう水道すいどうなどの復旧ふっきゅうたいするくに補助ほじょりつげる方針ほうしんかためた。現在げんざいの2ぶんの1を3ぶんの2程度ていどにする方向ほうこう民主党みんしゅとう調整ちょうせいする。
 宮城みやぎ福島ふくしま岩手いわて茨城いばらきなどの被災ひさいでは地震じしん津波つなみ建物たてもの損壊そんかいしたり、浸水しんすい医療いりょう機器きき故障こしょうしたりするなどで機能きのう不全ふぜんおちいった病院びょういんおおい。児童じどう福祉ふくし障害しょうがいしゃ福祉ふくし老人ろうじん関連かんれん施設しせつもボイラーなどの機器ききるい故障こしょうしたり、天井てんじょう落下らっかしたりするなど損壊そんかいした施設しせつが200をえた。
 宮城みやぎけんでは27ある火葬かそうじょう一部いちぶ損傷そんしょうなどで使つかえなくなり、山形やまがたけんなどに協力きょうりょくもとめたり、土葬どそうすすめたりするなど対応たいおう苦慮くりょしている。
 厚労省こうろうしょう被災ひさい医療いりょう福祉ふくしなどを早期そうきなおすため、くに補助ほじょりつげる必要ひつようがあると判断はんだんした。特別とくべつ立法りっぽうでは介護かいご保険ほけん障害しょうがいしゃ施設しせつなどの利用りようしゃ負担ふたんがく減免げんめんなどもむ。13にちにも民主党みんしゅとう厚生こうせい労働ろうどう部門ぶもん会議かいぎしめす。」(全文ぜんぶん)


 
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帰宅きたく困難こんなんしゃ対策たいさく課題かだい
(読売新聞よみうりしんぶん 2011ねん4がつ12にち)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20110412-OYT8T00019.htm
「トイレ確保かくほ 避難ひなんしょ案内あんない 民間みんかん協力きょうりょく不可欠ふかけつ
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい影響えいきょう帰宅きたくできなくなり、毛布もうふにくるまってさむさをしのぐ人々ひとびと(3がつ12にち午前ごぜんふん立川たつかわ柴崎しばざき体育館たいいくかんで) 多摩たま地区ちく最大さいだい震度しんどじゃく記録きろくした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい予想よそうされていたように、ターミナルえきにはおおくの帰宅きたく困難こんなんしゃがあふれた。ただ、首都しゅと直下ちょっかではなかったために被害ひがいすくなく、発生はっせい時間じかん昼間ひるまだったことから自治体じちたい職員しょくいんあつめやすかった。今回こんかい震災しんさいで“難民なんみん”となったのは立川たちかわ八王子はちおうじ町田まちだの3把握はあくするだけでやく6000にん多摩たま直下ちょっか地震じしん場合ばあい多摩たま地区ちくで46まんにん想定そうていされており、つぎそなえるため、なに課題かだいかをった。(漆間うるまあきら三浦みうら岩男いわお中居なかいひろおこり
立川たつかわえき
 JRや多摩たま都市としモノレール、立川たつかわ周辺しゅうへん商業しょうぎょう施設しせつなどの関係かんけいしゃは3がつ24にち帰宅きたく困難こんなんしゃ対策たいさくだいかい協議きょうぎかいひらこうとしていた矢先やさきだった。によると、やく2600にん帰宅きたく困難こんなんおちいった。
 従来じゅうらい計画けいかくでは避難ひなんしょとして、国営こくえい昭和しょうわ記念きねん公園こうえんふくむ4かしょ活用かつようする方針ほうしんだったが、うち1かしょは「えきからとおすぎる」という理由りゆうきょ使つかわないことに。あらたに柴崎しばざき体育館たいいくかん市民しみん会館かいかん開放かいほうして対応たいおうした。
 防災ぼうさいによると、協議きょうぎかい発足ほっそくおくれたのは、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ災害さいがいよう援護えんごしゃ名簿めいぼ作成さくせいや、無線むせんえの手続てつづきなどを優先ゆうせんしていたためと説明せつめいする。栗原くりはらひろし課長かちょうは「立川たちかわ被災ひさいした場合ばあい帰宅きたく困難こんなんしゃ対応たいおうはどうしても後回あとまわしになってしまう。そのため、えき周辺しゅうへん事業じぎょうしゃ協力きょうりょく不可欠ふかけつさい認識にんしきした」とべ、6がつをめどに仕切しきなおしの協議きょうぎかいひらくという。
八王子はちおうじえき
 「月並つきなみだが、訓練くんれん大切たいせつさをおもった」とはなすのは、やく1800にん市内しない施設しせつよるかした八王子はちおうじ加藤かとう雅己まさき防災ぼうさい課長かちょう同市どうしでは昨年さくねんがつ、JR八王子はちおうじ駅長えきちょう座長ざちょうに、鉄道てつどう会社かいしゃ周辺しゅうへん商店しょうてんがいなどを網羅もうらした協議きょうぎかいもうけ、帰宅きたく困難こんなんしゃ対策たいさくすすめてきた。昨年さくねん11がつには3000にん動員どういんした訓練くんれんもした。
 それでも、想定そうていがいのことがきた。トラブルのだい1はトイレ不足ふそく訓練くんれんでは百貨店ひゃっかてんなどのトイレが使つかえることを前提ぜんていにしていたが、普段ふだんきゃく上回うわまわ人々ひとびとめかけた商業しょうぎょう施設しせつ防犯ぼうはんじょう理由りゆうから次々つぎつぎみせめてしまい、担当たんとうしゃあおざめさせた。
 新宿しんじゅくなど主要しゅようえき閉鎖へいさつづなか困窮こんきゅうした状況じょうきょうさっしたJR八王子はちおうじえきが、ぎゃく改札かいさつないトイレを開放かいほうした。一部いちぶ商業しょうぎょう施設しせつ追随ついずいし、営業えいぎょう休止きゅうしのままトイレを開放かいほうした。「担当たんとうしゃレベルでたがいにかおり、連絡れんらくえた。そうでなくては臨機応変りんきおうへん対応たいおう不可能ふかのうだった」と、加藤かとう課長かちょうかえる。
町田まちだえき
 町田まちだえきでは、2009ねん帰宅きたく困難こんなんしゃ対応たいおうになう「防災ぼうさい協力きょうりょくかい」が結成けっせいされ、帰宅きたく困難こんなんしゃ対策たいさくでは多摩たま地区ちく先進地せんしんちとしてられる。今回こんかいやく1600にんふたつの施設しせつ収容しゅうようし、おおきなトラブルはなかった。乳幼児にゅうようじかかえたひとをソファのある部屋へやれるなど優先ゆうせん順位じゅんいをつけた対応たいおうもできた。
 出色しゅっしょくなのは今後こんごそなえ、帰宅きたく困難こんなんしゃやく200にんにアンケートを実施じっししたこと。その結果けっかによると、1避難ひなん場所ばしょがどこかを、72%が町田まちだえき案内あんない、19%が職員しょくいん誘導ゆうどうった。「えき案内あんないがかりおお配置はいちしてほしい」「連絡れんらくのため、携帯けいたい電話でんわ頻繁ひんぱん使つかうので、携帯けいたい電話でんわ充電じゅうでんコーナーをもうけてほしい」といった要望ようぼうせられ、今後こんご対応たいおう検討けんとうする。
 工学院大こうがくいんだい久田ひさた義昭よしあき教授きょうじゅ地震じしん防災ぼうさいがく)のはなし 「直下ちょっかがた地震じしんきれば、行政ぎょうせいは、けがにん救護きゅうご消火しょうか活動かつどう優先ゆうせんし、帰宅きたく困難こんなんしゃ対策たいさくまでまわらなくなってしまう。主要しゅようえきごとにえき周辺しゅうへん民間みんかんちから結集けっしゅうし、直下ちょっかがた地震じしん前提ぜんていに、弱者じゃくしゃ優先ゆうせんした、きめこまかいルールを策定さくていすることがもとめられている」」(全文ぜんぶん)


 
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福祉ふくしネットワーク「震災しんさい関連かんれん情報じょうほう
NHK教育きょういく 2011/04/11 午後ごご8から午後ごご829ふん
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1104/110411.html
内容ないよう
東日本ひがしにっぽんおそった巨大きょだい地震じしんから1かげつ福祉ふくしネットワークでは地震じしん直後ちょくごから、被災ひさいした障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃたちの状況じょうきょうつたえてきた。一部いちぶでは支援しえん復旧ふっきゅううごきがはじめたものの、おおくのひとたちはまだ、今後こんご生活せいかつをどうしていくのか、さきえない不安ふあんなかにいる。
今回こんかい番組ばんぐみでは、2日間にちかん連続れんぞくで、福祉ふくしネットワークが取材しゅざいつうじて把握はあくした障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃ被災ひさい全体ぜんたいぞうなどをつたえながら、被災ひさいじょうきょうもまだわからないなかで、被災ひさいしゃたちがこん直面ちょくめんする不安ふあんつたえる。
にちは、これまでさまざまな支援しえんけながら地域ちいきでのらしをおくることができていた、障害しょうがいのあるどもたちが、いまどんな不安ふあん直面ちょくめんしているのかをリポートする。
出演しゅつえんしゃ
柳田やなぎだ 邦男くにおさん(ノンフィクション作家さっか
かたり:河野こうの多紀たき
関連かんれん情報じょうほう
【VTR出演しゅつえん
石巻いしのまき避難ひなんしょ生活せいかつ余儀よぎなくされている重度じゅうど障害しょうがいおんな家族かぞく
発達はったつ障害しょうがい専門せんもん派遣はけんチーム
・みやぎ発達はったつ障害しょうがいサポートネット「にじ
震災しんさい恐怖きょうふからいえにひきこもりがちなおんな家族かぞく
相談そうだん窓口まどぐち
岩手いわてけん
岩手いわてけんでは、4がつにちから30にちまで、災害さいがい緊急きんきゅう相談そうだん窓口まどぐち設置せっちしました。
岩手いわて県立けんりつ療育りょういくセンターが窓口まどぐちです。
[知的ちてき障害しょうがい発達はったつ障害しょうがいがあるおさんの場合ばあい]
電話でんわ:080−1698−7882
[身体しんたい障害しょうがいがあるおさんの場合ばあい]
電話でんわ:080−1673−0916
宮城みやぎけん
[発達はったつ障害しょうがいのあるおさんの場合ばあい]
宮城みやぎけん発達はったつ障害しょうがいしゃ支援しえんセンター「えくぼ」
電話でんわ:022−376−5306
[その障害しょうがいのあるおさんの場合ばあい]
宮城みやぎけん中央ちゅうおう児童じどう相談そうだんしょ
電話でんわ:022−224−1532
仙台せんだい市内しないにおまいのほうは、どの障害しょうがいでも仙台せんだい発達はったつ相談そうだん支援しえんセンター「アーチル」が窓口まどぐちです。
電話でんわ:022−375−0110
福島ふくしまけん
[発達はったつ障害しょうがいのあるおさんの場合ばあい]
福島ふくしまけん発達はったつさわがいしゃ支援しえんセンター
電話でんわ:024−951−0352
[その障害しょうがいのあるおさん]
福島ふくしまけん中央ちゅうおう児童じどう相談そうだんしょ
電話でんわ:024−534−510」(全文ぜんぶん)


 
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◆<東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいおもわせさき…11にち現在げんざい
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん04がつ11にち)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000137-mai-soci
「○行方ゆくえ不明ふめいしゃ相談そうだんダイヤル          
岩手いわて県警けんけい 0120・801・471
宮城みやぎ県警けんけい 022・221・2000
福島ふくしま県警けんけい 0120・510・186
交通こうつう機関きかん                 
JR東日本じぇいあーるひがしにほん    050・2016・1600
JALじゃる国内線こくないせん)  0570・025・071
ANA(国内線こくないせん)  0570・029・222
通信つうしん・ライフライン            
NTT災害さいがいよう伝言でんごんダイヤル 171
日本にっぽん郵便ゆうびん 0120・2328・26
東北電力とうほくでんりょく 0120・175・366
医療いりょう                   
放射線ほうしゃせんばく相談そうだん
文部もんぶ科学かがくしょう健康けんこう相談そうだんホットライン 0120・755・199(9〜21
放射線医学総合研究所ほうしゃせんいがくそうごうけんきゅうじょ相談そうだん窓口まどぐち
        043・290・4003(9〜21
人工じんこう透析とうせき
岩手いわてけん 人工じんこう透析とうせき相談そうだん窓口まどぐち 019・629・5471
宮城みやぎけん 仙台社会保険病院せんだいしゃかいほけんびょういん 022・275・3111
(かかりつけ対応たいおうしていない場合ばあいのみ)
福島ふくしまけん けん地域ちいき医療いりょう窓口まどぐち 024・521・7221
<その
日本にっぽん医師いしかい    03・3946・2121
日本にっぽん糖尿とうにょうびょう協会きょうかい  0120・151・721
被災ひさいがん患者かんじゃホットライン(国立こくりつがん研究けんきゅうセンター)
   紹介しょうかいじょうあり=03・3547・5130(10〜16
   紹介しょうかいじょうなし=03・3547・5293(9〜18
てんかん支援しえんホットライン  054・245・5446
アレルギー支援しえんネットワーク 052・485・5208
生活せいかつ支援しえん                 
日弁連にちべんれん電話でんわ相談そうだん 0120・366・556(平日へいじつ10〜15
岩手いわて弁護士べんごしかい 019・604・7333(平日へいじつ13〜16
仙台せんだい弁護士べんごしかい 0120・216・151(平日へいじつ10〜16
福島ふくしまけん弁護士べんごしかい 024・534・1211(平日へいじつ14〜16
あしなが育英会いくえいかい 被災ひさいしゃ専用せんよう0120・77・8565
遺児いじらに特別とくべつ奨学しょうがくいちきん支給しきゅう
しん相談そうだん緊急きんきゅう電話でんわ 0120・111・916
(13〜22日本にっぽん臨床りんしょう心理しんりかいなど)
チャイルドライン支援しえんセンター
      0120・99・7777(つき16〜21
文化ぶんか共生きょうせいマネージャー全国ぜんこく協議きょうぎかい
 ▽英語えいご     080・3503・9306
中国語ちゅうごくご、スペインなどの窓口まどぐちあり)
震災しんさい関連かんれん悪質あくしつ商法しょうほう110番ひゃくとおばん0120・214・888(10〜16国民こくみん生活せいかつセンター。岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしまけん対象たいしょう
視聴覚しちょうかく障害しょうがいしゃけ>
 「全日本ぜんにほんろうあ連盟れんめい」や「全国ぜんこくめくらろうしゃ協会きょうかい」がウェブサイトで支援しえん情報じょうほうなどを提供ていきょう
省庁しょうちょう                   
住宅じゅうたく補修ほしゅう再建さいけん国交こっこうしょう開設かいせつ)0120・330・712
行政ぎょうせい相談そうだん東北とうほく管区かんく行政ぎょうせい評価ひょうかきょく)0120・511・556
    (茨城いばらき行政ぎょうせい評価ひょうか事務所じむしょ)0120・188・571
金融きんゆう相談そうだん東北とうほく財務局ざいむきょく)    022・721・7078
中小ちゅうしょう企業きぎょう相談そうだんけいさんしょう)   0570・064・350
農林のうりん水産すいさんぎょう被害ひがい相談そうだん農水省のうすいしょう)0120・355・567
年金ねんきん相談そうだん日本にっぽん年金ねんきん機構きこう) 0120・707・118
金融きんゆう機関きかんなど               
岩手銀行いわてぎんこう     0120・064・626
七十七銀行しちじゅうしちぎんこう    0120・78・1177
東邦銀行とうほうぎんこう     0120・104・157
ゆうちょ銀行ぎんこう   0120・108・420
東北とうほく労働ろうどう金庫きんこ   022・723・1111
住宅じゅうたく金融きんゆう支援しえん機構きこう 0120・086・353
日本にっぽん政策せいさく金融きんゆう公庫こうこ 0120・154・505
そんがいほけん相談そうだんしつ日本にっぽん損保そんぽ協会きょうかい
0120・107・808または03・3255・1306
地震じしん保険ほけん契約けいやく会社かいしゃ照会しょうかいセンター0120・501・331
生命せいめい保険ほけん相談そうだんしょ生保せいほ協会きょうかい) 0120・226・026
災害さいがい地域ちいき生保せいほ契約けいやく照会しょうかいセンター0120・001・731」(全文ぜんぶん)


 
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◆【震災しんさい関連かんれん情報じょうほう】ISFnet、被災ひさいしゃ優先ゆうせん採用さいようへ、復興ふっこう支援しえん雇用こよう拡大かくだい
(BCN 2011ねん04がつ11にち)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000018-bcn-sci
「アイエスエフネット(渡邉わたなべ幸義ゆきよし社長しゃちょう)は、4がつ11にち東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃ支援しえんするため、採用さいよう優遇ゆうぐう措置そち実施じっしすると発表はっぴょうした。
 同社どうしゃは「雇用こよう創造そうぞう」をテーマに、就労しゅうろう困難こんなんしゃ雇用こよう拡充かくじゅうさくんでいる。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでも、義援金ぎえんきん口座こうざ開設かいせつ物資ぶっし支援しえんなどにくわえ、「はたらうしなったほうへの雇用こよう提供ていきょうすることが、復興ふっこうにつながるなによりの支援しえん」と、採用さいよう優遇ゆうぐう措置そちこうじることにした。
 今回こんかい措置そちによる採用さいよう人数にんずうは100にん職種しょくしゅはエンジニアと営業えいぎょうで、専攻せんこう学科がっか経験けいけん有無うむ不問ふもん家族かぞくでの応募おうぼもできる。選考せんこうは、履歴りれきしょ職務しょくむ経歴けいれきしょ必要ひつようはなく、私服しふくでの面談めんだん入社にゅうしゃは、今年中ことしじゅうであれば希望きぼう入社にゅうしゃ選択せんたくできる。
 採用さいようになると、家族かぞく入寮にゅうりょうよう寮費りょうひ)ができ、1年間ねんかんはたらいて地元じもともど契約けいやく社員しゃいん正社員せいしゃいん本人ほんにん希望きぼう選択せんたくできる。採用さいようには、入社にゅうしゃ2かげつに3日間にちかん有給ゆうきゅう付与ふよ家族かぞく東北とうほく地方ちほうからしする場合ばあいは、同社どうしゃ費用ひよう負担ふたん増額ぞうがくする。
 アイエスエフネットは、2000ねん設立せつりつ以来いらい障害しょうがいしゃ知的ちてき障害しょうがいしゃ躁鬱病そううつびょうしゃ、ひきこもりなど、就労しゅうろう困難こんなんしゃ多数たすう採用さいようしている。(谷畑たにはたりょうたね)」(全文ぜんぶん)


 
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介護かいご看護かんご資格しかくしゃの「予備よびやく制度せいど創設そうせつを−災害さいがいにらみNPOが要望ようぼう
(医療いりょう介護かいごCBニュース 2011ねん04がつ11にち)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000009-cbn-soci
「NPO法人ほうじん高齢こうれい社会しゃかいをよくする女性じょせいかい」(樋口ひぐち恵子けいこ理事りじちょう)は4がつ11にち介護かいご福祉ふくしやホームヘルパー、看護かんごなどのゆう資格しかくしゃで、普段ふだん医療いりょう介護かいご現場げんばはたらいていないひとを、災害さいがい非常ひじょう呼集こしゅうできる「予備よびやく制度せいど」の創設そうせつもとめる要望ようぼうしょ細川ほそかわ律夫りつお厚生こうせい労働ろうどうしょうあてに提出ていしゅつした。
 要望ようぼうしょなかどうかいは、「人間にんげん生命せいめいささえるライフラインのにな」である介護かいご職員しょくいん災害さいがい確保かくほされないと、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃなどおおくの生命せいめいうしなわれると指摘してき普段ふだん資格しかくかしてはたらいていない介護かいごしょく看護かんご保健ほけんゆう資格しかくしゃが、災害さいがい非常ひじょう呼集こしゅうおうじて救援きゅうえんける予備よびやく制度せいど創設そうせつもとめている。介護かいごしょく予備よびやくとしすうかい研修けんしゅうけ、災害さいがいにはかく職能しょくのう団体だんたい招集しょうしゅうするイメージ。
 また、コミュニティーの再生さいせいはかるために、仮設かせつ住宅じゅうたくぐん中心ちゅうしん宿泊しゅくはく居住きょじゅうふく介護かいごサービスを提供ていきょうできる「ケアセンター」を設置せっちし、震災しんさい失業しつぎょうしたひと職員しょくいんとして雇用こようすることももとめている。担当たんとうしゃは、どうセンターに保育ほいくしょなどを隣接りんせつして、「世代せだいどもじゅうがた仮設かせつ住宅じゅうたく(コミュニティー)にすべきだ」とはなしている。
 このほか、被災ひさいでのよう介護かいご認定にんてい迅速じんそく法的ほうてきさだめるなど、介護かいご保険ほけん制度せいど災害さいがいにすぐ対応たいおうできるようにするための仕組しくみづくりももとめている。」(全文ぜんぶん)


 
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被災ひさい家族かぞく「1にちはや作業さぎょうしょ再開さいかいして」 きょうされんボランティア報告ほうこく
(京都きょうとみんほう 2011ねん04がつ11にち)
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/04/11/post_7778.php
「きょうされん京都きょうと支部しぶからボランティア派遣はけんされ、福島ふくしまけん郡山こおりやま市内しない障害しょうがいしゃ安否あんぴ確認かくにん生活せいかつ支援しえんんでいる、粟野あわのけんさん(27)=長岡京ながおかきょう障害しょうがいしゃ福祉ふくしサービス事業じぎょうしょあらぐさ=の現地げんち報告ほうこく紹介しょうかいします。
 今日きょう(11にち)は沿岸えんがんにあるに新地しんじまち避難ひなんしょまわりました。同町どうちょう福島ふくしまけん宮城みやぎけんさかいにあり、津波つなみおおきな被害ひがいけました。まち沿岸えんがん壊滅かいめつ状態じょうたいで、ほとんどの地域ちいき禁止きんしです。“本当ほんとうにここにまちがあったのか?”と不思議ふしぎ感覚かんかくおちいるほどです。避難ひなんしょとなっている保健ほけんセンターにも津波つなみはこんだすなのこっていました。
 知的ちてき障害しょうがい男性だんせいとともにどうセンターに避難ひなんしている家族かぞくは、「いつもトイレを1人ひとり出来できているが、避難ひなんしょ仮設かせつトイレなので心配しんぱい毎回まいかいついていっています。『はやいえかえりたい』とってかなくなり、ながされたいえせて納得なっとくしてもらいました。いまは1にちでもはや作業さぎょうしょ再開さいかいしてほしい。仕事しごとがなくても、見守みまもりだけでもいい」とはなしていました。そのほうかよわれている作業さぎょうしょ職員しょくいんさんは、なんとかはや再開さいかい出来できるようにと利用りようしゃほう家庭かてい訪問ほうもんをされていました。」(全文ぜんぶん)


 
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◆「生活せいかつ拠点きょてんきずきたい」と被災ひさいしゃ公営こうえい住宅じゅうたく募集ぼしゅうはじまる/神奈川かながわ
(カナコロ 2011ねん04がつ11にち)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1104110044/
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいしゃ対象たいしょうにした県内けんない公営こうえい住宅じゅうたくの2募集ぼしゅうが11にちはじまり、おおくの入居にゅうきょ希望きぼうしゃ受付うけつけ窓口まどぐちかれたけん住宅供給公社じゅうたくきょうきゅうこうしゃ横浜よこはまなか)をおとずれた。電話でんわなどをわせ、初日しょにち応募おうぼは256けん。14にちまで募集ぼしゅうし、抽選ちゅうせん入居にゅうきょしゃ決定けっていする。
 町営ちょうえい住宅じゅうたくふくめてけん一括いっかつして募集ぼしゅう用意よういしたのは575で、65さい以上いじょう高齢こうれいしゃや3さい未満みまん乳幼児にゅうようじ重度じゅうど障害しょうがいしゃにんらがいる家庭かてい優先ゆうせんする。
 福島ふくしまだい原発げんぱつから5キロの地点ちてん大熊おおくままち男性だんせい(37)は、一家いっかにん横浜よこはま都筑つづき親戚しんせきたく避難ひなん長女ちょうじょどう区内くない小学校しょうがっこう入学にゅうがくしたこともあり、「生活せいかつ拠点きょてんきずきたい」ともうみをめた。
 ただ、抽選ちゅうせん住宅じゅうたくたっても、「家財道具かざいどうぐ一切いっさいなく、自宅じたくりにもどることもできない。長女ちょうじょ新品しんぴんのランドセルもいたまま」という。「家族かぞく全員ぜんいん無事ぶじなのが、なにより。がんばりたい」とまえいた。
 わせは、けん住宅じゅうたく計画けいかく電話でんわ045(210)5990。」(全文ぜんぶん)


 
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◆【東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい障害しょうがいしゃらの不安ふあん解消かいしょう 補聴器ほちょうき眼鏡めがねなどの物資ぶっし提供ていきょうすす
(産経さんけいニュース 2011ねん04がつ11にち)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110411/dst11041121210080-n1.htm
東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいに、補聴器ほちょうき眼鏡めがねつえ(つえ)といった物資ぶっし提供ていきょうすすんでいる。いずれも障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃにとっては生活せいかつ必需ひつじゅひんだが、地震じしん津波つなみ混乱こんらんいえからせなかったり、紛失ふんしつしてしまったひとおおい。物資ぶっしには、利便りべんせい向上こうじょうという目的もくてきだけでなく「震災しんさいまえ生活せいかつちかづけることで、避難ひなん生活せいかつ不安ふあんやわらげてほしい」とのねがいもめられている。
 「津波つなみからげるときにみずがかかり、故障こしょうしてしまった」「もうすぐ電池でんちれてしまいそう」
 補聴器ほちょうきメーカーでつく社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽん補聴器ほちょうき工業こうぎょうかい」(東京とうきょう千代田ちよだ)には連日れんじつ避難ひなん生活せいかつおく聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃからの相談そうだんせられている。
 どうかいによると、精密せいみつ機器ききである補聴器ほちょうきみずよわく、あめ故障こしょうすることもあるだけでなく、避難ひなんするさい紛失ふんしつしてしまったひとすくなくない。電池でんち寿命じゅみょう補聴器ほちょうきのタイプによってことなるが、10にちから1カ月かげつほど。予備よび電池でんちたずにげたひとおおく、今後こんご電池でんちれで使つかえなくなるケースが続出ぞくしゅつするとみられる。
 補聴器ほちょうき使つかえなくなれば、避難ひなん生活せいかつへの影響えいきょうおおきい。補聴器ほちょうきくわしい第一生命だいいちせいめい経済けいざい研究所けんきゅうじょ水野みずの映子えいこ主任しゅにん研究けんきゅういんによると、平成へいせいねん阪神はんしん大震災だいしんさいでも、聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ防災ぼうさい無線むせんこえないためにおくれたり、避難ひなんしょ食事しょくじ配給はいきゅうそこねたりしたれいがあったという。水野みずの主任しゅにん研究けんきゅういんは「聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ外見がいけん区別くべつがつかない。情報じょうほうられないだけでなく、周囲しゅうい意思いし疎通そつうができないことで、精神せいしんてきにも負担ふたんつのらせてしまう」と懸念けねんする。
 このため、日本にっぽん補聴器ほちょうき工業こうぎょうかいでは会員かいいんメーカー14しゃ製品せいひん使用しようする被災ひさいしゃ対象たいしょうに、紛失ふんしつした補聴器ほちょうき代替だいたいひん電池でんち無償むしょう提供ていきょうした。かくメーカーの保管ほかんする顧客こきゃく情報じょうほうもと修理しゅうり調整ちょうせいおこなう。
 一方いっぽう老眼鏡ろうがんきょうやくまんせんほん被災ひさいおくったのは、福井ふくいけん眼鏡めがね協会きょうかいどうけんには全国ぜんこく眼鏡めがねメーカーのやく95%が集中しゅうちゅうする。協会きょうかいではやく30しゃからあつめた新品しんぴん老眼鏡ろうがんきょう自治体じちたいやボランティア団体だんたいたくし、避難ひなんしょとどけてもらった。「電気でんき復旧ふっきゅうしていない地域ちいきでは、活字かつじ情報じょうほうたよることになる。新聞しんぶんなどをさい役立やくだててほしい」と協会きょうかい坂野さかの喜一きいち専務せんむ理事りじ。「ものがえることは、避難ひなん生活せいかつ不安ふあんのぞくことにもつながる」ともはなす。
 視覚しかく障害しょうがいしゃようしろつえ国内こくないやくわり製造せいぞうシェアをつNPO法人ほうじんろくほし」(浜松はままつ)は、やく150ほん被災ひさい盲学校もうがっこうなどに発送はっそうつえ視覚しかく障害しょうがいしゃにんが4日間にちかんかけて製造せいぞうしたもので、せま避難ひなんしょでの生活せいかつわせ、ながさは88〜120センチと通常つうじょうよりみじかい。どう法人ほうじん斯波しば千秋ちあき理事りじちょう(62)は「視覚しかく障害しょうがいしゃのシンボルであるしろつえつことで、避難ひなん生活せいかつ手助てだすけしてくれるひとえるはず」と期待きたいせている。」(全文ぜんぶん)


 
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高齢こうれい障害しょうがいしゃ雇用こよう支援しえん機構きこう
(中小ちゅうしょう企業きぎょうビジネス支援しえんサイト 2011ねん04がつ11にち)
http://j-net21.smrj.go.jp/headline/report/112392.shtml
青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき栃木とちぎおよ千葉ちばの7けんにある地域ちいき障害しょうがいしゃ職業しょくぎょうセンターに「特別とくべつ相談そうだん窓口まどぐち」を設置せっちし、被災ひさいにより雇用こようしている障害しょうがいしゃ雇用こよう管理かんり不安ふあんかかえる事業じぎょうぬしからの相談そうだんおよ在職ざいしょくちゅう障害しょうがいしゃからの雇用こよう継続けいぞくかか相談そうだん対応たいおうしています。
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいかか地域ちいき障害しょうがいしゃ職業しょくぎょうセンターにおける「特別とくべつ相談そうだん窓口まどぐち設置せっちについてのおらせhttp://www.jeed.or.jp/information/info110404-01.html
」(全文ぜんぶん)


 
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避難ひなんしょ発達はったつ障害しょうがいケア 神戸こうべ団体だんたいなど助言じょげん
(神戸こうべ新聞しんぶん 2011ねん04がつ11にち)
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0003948954.shtml
緊張きんちょうやストレスがたかまると、自閉症じへいしょう注意ちゅうい欠陥けっかんどうせい障害しょうがい(ADHD)などの発達はったつ障害しょうがいがあるどもは、突然とつぜん大声おおごえげるなどの行動こうどう傾向けいこうがある。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさいでは、避難ひなん住民じゅうみんへの気兼きがねから、発達はったつ障害しょうがい家族かぞく避難ひなんしょはいらないという報道ほうどうもある。災害さいがい当事とうじしゃ家族かぞくにはどんな配慮はいりょ必要ひつようなのか。(黒川くろかわ裕生ゆうき
 発達はったつ障害しょうがいのう一部いちぶ先天的せんてんてき機能きのう障害しょうがいしょうじることが原因げんいんとされ、知的ちてきおくれがある場合ばあいとない場合ばあいがある。特徴とくちょうひとによってことなるが、コミュニケーションが苦手にがてで、言葉ことば額面がくめんどおったりその雰囲気ふんいきむことがむずかしかったりするケースがおおい。
 障害しょうがいしゃにん介護かいご必要ひつよう高齢こうれいしゃら「災害さいがい弱者じゃくしゃ」は、避難ひなんしょ生活せいかつ健常けんじょうしゃ以上いじょう困難こんなんがつきまとう。くには、災害さいがい弱者じゃくしゃ優先ゆうせんてき避難ひなんする「福祉ふくし避難ひなんしょ」について2008ねんにガイドラインをまとめたが、発達はったつ障害しょうがいしゃについては明確めいかく言及げんきゅうはない。障害しょうがいしゃ手帳てちょうたないひとおおく、自治体じちたい防災ぼうさい計画けいかくなどからもはずれがちという。
 震災しんさい日本にっぽん自閉症じへいしょう協会きょうかい避難ひなんしょでの注意ちゅういてんなどをホームページでけている。協会きょうかいによると、自閉症じへいしょう自閉症じへいしょうちか症状しょうじょうひとは、具合ぐあいわるよこになっているひとがいる→しずかにしなければならない、共同きょうどう生活せいかつではゆずう→迷惑めいわくにならないよういつもよりも我慢がまんするといったあえてくちにする必要ひつようのない事柄ことがら理解りかいするのがむずかしい。きゅうはししたり、大声おおごえしたりするなどの行動こうどう予想よそうされるという。「わがまま」ではなく「障害しょうがい特徴とくちょう」だが、十分じゅうぶんられていないためおや非難ひなんされることもある。
 協会きょうかいは、避難ひなんしょでは間仕切まじきりをもうける▽ぶりを使つかい、つたわるまで根気こんきよくはなける▽どもからはなせないおやのために食料しょくりょうなどの配給はいきゅう個別こべつで‐などの助言じょげんをしている。
 神戸こうべ拠点きょてん活動かつどうする「JAM(発達はったつがかりのあるをもつおやのサポートのかい)」のメンバーも被災ひさい発達はったつ障害しょうがいあんじる。ふく代表だいひょう藤尾ふじおさおりさん(39)=同市どうしきた=の長男ちょうなんタケルくん(13)は自閉症じへいしょう突然とつぜん大声おおごえげたり、片時かたときまらずうごまわったりする。「このかかえての避難ひなんしょでの生活せいかつなど想像そうぞうもできない。はなすとどこかにってしまうという不安ふあんもあり、でないとおもう。知的ちてき精神せいしん身体しんたい障害しょうがいちがい、福祉ふくし支援しえん十分じゅうぶんけられないのではないか」と心配しんぱいする。
 のメンバーからは、状況じょうきょう変化へんかれるまで個別こべつのスペースがほしい▽障害しょうがいしめすワッペンがあれば理解りかいられる▽避難ひなんしょりまとめる立場たちばひと周囲しゅうい障害しょうがい特性とくせいつたえる‐などの提案ていあんた。
 JAM代表だいひょう重松しげまつるみさん(62)=同市どうしきた=は「『大変たいへんね』というねぎらいの一言ひとことすくわれるおやもいます。発達はったつ障害しょうがい家族かぞくにはやさしい気持きもちでせっしてくれれば」とける。」(全文ぜんぶん)


 
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◆【特集とくしゅう東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 阪神はんしん淡路あわじ経験けいけんかてに 宮城みやぎ兵庫ひょうごのボランティア 
(神戸こうべ新聞しんぶん 2011ねん04がつ11にち)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003948827.shtml
被災ひさいでは避難ひなん生活せいかつが1カ月かげつおよび、被災ひさいしゃ体調たいちょう心理しんりめんのケアがもとめられている。避難ひなんしょでは、16ねんまえ阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさいがった兵庫ひょうごけんかくボランティア団体だんたいが、経験けいけんかした生活せいかつ支援しえんをしている。
 NPO法人ほうじん阪神はんしん高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ支援しえんネットワーク」(神戸こうべ西にし)は、宮城みやぎけん気仙沼けせんぬまめん中学校ちゅうがっこう拠点きょてんに、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃ健康けんこうチェックを24あいだ態勢たいせいつづける。10にち現地げんちりした黒田くろだ裕子ゆうこ理事りじちょうは「被災ひさいしゃ孤立こりつさせず、安心あんしんして生活せいかつしてもらうことが大事だいじ。1年間ねんかん見守みまもっていきたい」とはなす。
 地震じしんの10にち気仙沼けせんぬま小泉こいずみ中学校ちゅうがっこうはいり、仮設かせつシャワーしつ設置せっちしたNPO法人ほうじん「ひまわりのゆめ企画きかく」(神戸こうべ垂水たるみ)。まりみで活動かつどうする荒井あらい代表だいひょうは、「阪神はんしん淡路あわじ経験けいけんからなにこまっているかかる」と洗濯せんたくんだ。
 神戸こうべ市内しないのボランティア団体だんたいでつくる「チーム神戸こうべ」の金田かねだ真須美ますみ代表だいひょうは、石巻いしのまきみなと小学校しょうがっこう高齢こうれいしゃ見守みまもりやどものあそ相手あいてになう。「避難ひなんしゃはかなりつかれている。ボランティアもりない。どんどんて」とびかけている。
本紙ほんし取材しゅざいはん岸本きしもと達也たつや岩崎いわさきのぼるこころざし)」(全文ぜんぶん)


 
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◆ハザードマップの改訂かいていばん 釧路くしろ
(北海道新聞ほっかいどうしんぶん 2011ねん04がつ11にち)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/285180.html
「【釧路くしろ釧路くしろ地震じしん津波つなみさい避難ひなんさきしめ市民しみんけハザードマップ(災害さいがい測地そくち)に、くるまいすのひと対応たいおうした施設しせつかどうかの情報じょうほうくわえた改訂かいていばん作成さくせい4月しがつから配布はいふはじめた。(小坂こさか洋右ようすけ
 およそ500ねん間隔かんかくきてきたとされるだい地震じしんそなえたもの。2007年度ねんど作成さくせい初版しょはんでは区別くべつはしていなかったが、昨年さくねんがつきたチリだい地震じしん避難ひなん態勢たいせい検証けんしょうする過程かていくるまいすのひとがトイレが使つかえずこまった事例じれい報告ほうこくされたため、かるかたちつくなおした。
 避難ひなんさき指定していされている公共こうきょう施設しせつ学校がっこう町内ちょうない会館かいかんなどに照会しょうかいした結果けっか音別おんべつ地区ちくのぞ津波つなみ緊急きんきゅういち避難ひなん施設しせつ26カ所かしょのうちくるまいすようトイレが完備かんびした施設しせつは16カ所かしょ指定してい避難ひなん施設しせつでは184カ所かしょちゅう97カ所かしょあり、それぞれピンク色ぴんくいろにして地図ちずとした。くるまいす対応たいおうマップの作成さくせいは、釧根くしね管内かんないでははじめて。
 また、避難ひなん長引ながび場合ばあいにケアが必要ひつよう高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃにんなどを専用せんようスペースに収容しゅうようする「福祉ふくし避難ひなんしょ」もあらたに明記めいき生涯しょうがい学習がくしゅうセンターや鳥取とっとりコミュニティセンターなど中心ちゅうしん市街地しがいちには4カ所かしょ指定していされている。

 は「色分いろわけはしなかったものの、緊急きんきゅういち施設しせつとなっている市内しないの7ホテルも、くるまいす対応たいおうかんがえてもらっていい」(総務そうむ)としている。
 釧路くしろくるまいすのかい渥美あつみ利之としゆきふく会長かいちょう(72)は「利用りようできる施設しせつがどこにあるか、かりやすく、ありがたい。ただ、マップをると対応たいおうのあるなしに地域ちいきてきかたよりがられるので、今後こんご解消かいしょうしていってほしい」と要望ようぼうくわえた。
 4せん印刷いんさつし、市役所しやくしょ窓口まどぐちなどで配布はいふわせは(でん)0154・31・4207。」(全文ぜんぶん)


 
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社説しゃせつ 「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいかなしみの1ヵ月かげつ 「救国きゅうこく」ではなく「救民きゅうみん」を
(愛媛えひめ新聞しんぶん 2011ねん04がつ11にち)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201104112354.html
地震じしんから1カ月かげつもたてば復興ふっこうのつちおんひびいていてもおかしくないはずだ。しかし、そのおと弱々よわよわしい。被災ひさい疲労ひろう極限きょくげんたっしている。えない明日あしたへの不安ふあんしつぶされようとしている。
 観測かんそく史上しじょう最大さいだい地震じしんきょ大津おおつ東日本ひがしにっぽんおそってからきょうで1カ月かげつ。1まんひと行方ゆくえれず、いまだ被害ひがい全容ぜんようがつかめない。
 肉親にくしん知己ちきうしない、仕事しごとうばわれたひと大勢おおぜいいる。15まんにん以上いじょう避難ひなん生活せいかつおくなか、7にち深夜しんや宮城みやぎけんおきつよ余震よしんきた。震災しんさい現在進行形げんざいしんこうけいであり、復興ふっこうへのみちのりのけわしさをおもらされる。
 東北とうほくおそうのは原発げんぱつ事故じことのふくあい災害さいがいだ。福島ふくしまだい原発げんぱつ事態じたい収束しゅうそくにめどがたたない。程度ていどはどうあれ、人為じんいによるりくうみ放射能ほうしゃのう汚染おせんつづく。科学かがく過信かしんし、安全あんぜんへの研究けんきゅうそなえをおろそかにした代償だいしょうはあまりにおおきすぎる。
 災害さいがい社会しゃかい病巣びょうそう瞬時しゅんじかびがらせてしまう。
 おおきな被害ひがいけたのは地方ちほうだ。支援しえん物資ぶっし停滞ていたい復旧ふっきゅう作業さぎょう難航なんこうは、被災ひさいひろさだけが原因げんいんではない。地方ちほう過疎かそ高齢こうれいなやまされ、地域ちいき社会しゃかい機能きのうよわり、住民じゅうみん行政ぎょうせい産業さんぎょう震災しんさいまえから疲弊ひへいしきっていた。窮状きゅうじょう足元あしもとをみるかのように原発げんぱつマネーを投下とうかし、中央ちゅうおう従属じゅうぞくいたがゆえのあやまちは見落みおとせない。
 「震災しんさい被害ひがい平等びょうどうおとずれない」という言葉ことばがある。
 場所ばしょいえ社会しゃかいてき立場たちば生死せいし明暗めいあんさえける。阪神はんしん大震災だいしんさい教訓きょうくんだ。甚大じんだい被害ひがいけるのは貧困ひんこんそうであり、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃどもたちだった。いま東北とうほく避難ひなんしょ心身しんしんいためるのも、いのちとすのもよわものからだ。
 災害さいがい弱者じゃくしゃとは社会しゃかいてき弱者じゃくしゃである。あらゆる格差かくさ震災しんさいまえから放置ほうちされてきたものだ。政治せいじ役割やくわりおおきいはずなのに、いたずらに利害りがい対立たいりつをあおるばかりだった。震災しんさいの「政治せいじ休戦きゅうせん」もばかりで、機能きのう不全ふぜんだっせずにいる。
 政治せいじ被災ひさいしゃかなしみをれているか。
 災害さいがい救援きゅうえんがくおこした関西学院大かんせいがくいんだい教授きょうじゅ野田のだ正彰まさあきさんは、本紙ほんしへの寄稿きこうで「個々ここかなしみをり、個々ここ信頼しんらいもどせる社会しゃかいをつくらなければならない」とうったえた。
 社会しゃかいいまこそ、かなしみの本質ほんしつ理解りかいし、信頼しんらいせいたかめなければ、声高こわだかさけばれる「ひとつになろう」のスローガンはまやかしになってしまう。
 地域ちいき再生さいせいなしに復興ふっこうはありえない。政府せいふがきょうにも設置せっちする復興ふっこう構想こうそう会議かいぎには大胆だいたん視座しざもとめられる。東京とうきょういちきょく集中しゅうちゅう是正ぜせいし、あらたな東北とうほく姿すがた地域ちいきとともにえがくべきだ。大量たいりょう生産せいさん大量たいりょう消費しょうひから、たけった持続じぞく可能かのう社会しゃかいへ。かちい、個々ここ幸福こうふく追求ついきゅうできる社会しゃかいへ。「救国きゅうこく」ではなく「救民きゅうみん」をかかげてもらいたい。」(全文ぜんぶん)


 
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希望きぼう新聞しんぶん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい がんばろう
(毎日新聞まいにちしんぶん 2011ねん4がつ11にち)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110411ddm035040010000c.html
「○岡山おかやまけん倉敷くらしきのNPO法人ほうじん「たけのこむら助役じょやく藤岡ふじおか博昭ひろあきさん(83)
 たけのこむら障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃ農業のうぎょうをし、陶芸とうげいをしながら共同きょうどう生活せいかつおくむらです。「いちはいみずあたえられるより井戸いどろう」と公的こうてき援助えんじょたよらず、自立じりつ目指めざしています。
 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい状況じょうきょうがテレビでながれたとき、知的ちてき障害しょうがい藤枝ふじえだ一朗いちろう村長そんちょう(40)が「たすけたい」といました。いままで自分じぶんたちが障害しょうがいしゃとしてつらいおもいをしてきたからだとおもいます。災害さいがい障害しょうがいしゃへの援助えんじょ後回あとまわしになりがちです。藤枝ふじえだ村長そんちょう被災ひさい障害しょうがいしゃけ「大震災だいしんさいでおとうさん、おかあさんがなくなられたひと。ぼくたちのたけのこむらてください」とびかけています。
 希望きぼうしゃがいれば現地げんちむかえにいきます。たけのこむら電話でんわ086・426・0820か電話でんわ086・523・5840まで連絡れんらくをください。」(全文ぜんぶん)


 
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おもねがちかおもく 宮城みやぎ沿岸えんがん避難ひなんしゃ本社ほんしゃアンケート
(河北かほく新報しんぽう 2011ねん04がつ11にち)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110411t13027.htm
河北新報社かほくしんぽうしゃが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい津波つなみおおきな被害ひがいけた宮城みやぎけん沿岸えんがん避難ひなんしゃ実施じっししたアンケートでは、津波つなみ対策たいさく課題かだい指摘してきされ、今後こんごそなえについても貴重きちょう意見いけんせられた。家族かぞく自宅じたく地域ちいきたいするさまざまなおもい、将来しょうらいへの不安ふあんもつづられた。
複雑ふくざつ 自宅じたくあった場所ばしょふたたみたいか>
 「自宅じたくのあった場所ばしょふたたみたいか」との質問しつもんせられたおおくの回答かいとうからは、津波つなみへの恐怖きょうふいえ地域ちいきへの愛着あいちゃくとのあいだれる避難ひなんしゃおもいがれる。
 回答かいとうした394にんのうち、半数はんすうちかい189にんが「みたくない」をえらんだ。住民じゅうみんおおくは、地盤じばん沈下ちんか防潮ぼうちょうりん防潮ぼうちょうつつみ崩壊ほうかいなど、震災しんさいによって住環境じゅうかんきょう危険きけんにさらされている。
 石巻いしのまき末永すえながひかりたいらさん(65)は「地盤じばん沈下ちんかで、自宅じたくちかくまで海水かいすいながんでいる」とかす。亘理わたりまち男性だんせい(69)は「堤防ていぼうれ、自宅じたくがあった場所ばしょからうみえる。台風たいふうたら不安ふあんだ」という。
 石巻いしのまき吉田よしだ恵美えみさん(36)は「どものころから見慣みなれたうみが、おも友人ゆうじんうばったことが、一生いっしょうしんからえないだろう」とつづる。
 津波つなみ恐怖きょうふ体験たいけんしても、なお「みたい」とうったえる住民じゅうみんは87にん。いずれもいえ地域ちいきへのつよ愛着あいちゃくをにじませた。
 山元やまもとまちのイチゴ農家のうか渡辺わたなべ庚午こうごろうさん(81)は「農地のうちがある。先祖せんぞはかまもりたい」といちにちはや農地のうち整備せいびのぞむ。多賀城たがじょう半沢はんざわ孝史たかしさん(38)は「先祖せんぞだいがれてきたいえなのでまもっていきたい」とする。
 現時点げんじてんで「めかねている」住民じゅうみんは90にん。「からない」とした28にんともに、なやみはふかい。
 山元やまもとまち女性じょせい(20)は「地域ちいき方々かたがたもいいじんみやすかったけど、また津波つなみたらとおもうとこわい」とこたえ、みなみ三陸さんりくまち男性だんせいは「自分じぶんまちきだが、このせんどうなるのか」と将来しょうらい不安ふあんしるした。
教訓きょうくん 避難ひなん場所ばしょ行動こうどう自治体じちたい対策たいさく
 アンケートからは住民じゅうみん避難ひなん行動こうどう同時どうじに、避難ひなん場所ばしょ問題もんだいてんかんできた。今回こんかいだい津波つなみ濁流だくりゅうせまられたり、のみまれたりした避難ひなん場所ばしょすくなくなく、指定してい避難ひなん場所ばしょ選定せんていふくめた自治体じちたい防災ぼうさいかたに、避難ひなんしゃきびしい見方みかたをしている。
 だい津波つなみさいにいた場所ばしょは、「高台たかだいたか建物たてものなどの避難ひなん場所ばしょ」が36.5%でもっとおおく、いで「自宅じたく勤務きんむさき学校がっこう訪問ほうもんさきなど」31.9%、「避難ひなん場所ばしょかう途中とちゅう」15.7%、「移動いどうちゅう」8.9%だった。
 「避難ひなん場所ばしょ」とこたえたひとに、安全あんぜん確保かくほされていたかどうかいたところ、「安全あんぜんだった」は50.6%にとどまった。「安全あんぜんだったが、津波つなみせまり、危険きけんかんじた」が27.7%にたっしたほか、「津波つなみせ、危険きけんだった」も18.3%にのぼった。
指定してい避難ひなん場所ばしょ再考さいこうもとめるこえ複数ふくすうせられた。仙台せんだい男性だんせい(38)は「避難ひなんしょ指定していされている小中学校しょうちゅうがっこうのそばに、津波つなみ被害ひがい予想よそう区域くいき看板かんばんがあった。実際じっさい避難ひなんしてくなったほうもいた」と指摘してき同市どうし大友おおともすすむさん(65)は「地震じしん津波つなみ避難ひなん場所ばしょべつかんがえるべきだ」と提案ていあんする。
 地震じしん津波つなみたいする自治体じちたいそなえについて「対策たいさく不十分ふじゅうぶん」が50.3%でもっとおおく、いで「対策たいさく十分じゅうぶんだったが、やくにたなかった」26.7%、「対策たいさく十分じゅうぶん」8.4%だった。
 避難ひなんしゃからは「今回こんかい津波つなみ被害ひがいまえた防災ぼうさい計画けいかく策定さくていすべきだ」「つよ堤防ていぼうつくってほしい」など、一層いっそう充実じゅうじつした防災ぼうさい対策たいさくのぞこえせられた。
 一方いっぽう住民じゅうみん避難ひなん行動こうどうにも課題かだいがあった。震源しんげんちか地震じしんによる津波つなみ避難ひなんは、高齢こうれいしゃ障害しょうがいしゃよう援護えんごしゃくるま搬送はんそうするケースをのぞき、自分じぶんあし高台たかだいげるのが原則げんそくとされる。一般いっぱんてき道路どうろ津波つなみとおみちとなりやすく、渋滞じゅうたいした場合ばあい津波つなみからげられないためだ。
 避難ひなん場所ばしょげたひとに、移動いどう手段しゅだんたずねたところ、くるまが164にん全体ぜんたいの6わりめ、徒歩とほあしは87にん。バイクや自転車じてんしゃ10にん家族かぞく住民じゅうみん介助かいじょにんだった。
不安ふあん 要望ようぼう
 被害ひがいけたいえ再建さいけん修復しゅうふく仕事しごと生活せいかつどもの教育きょういく…。アンケートでは、今後こんご展望てんぼうえがけず、おおくの不安ふあん課題かだいかかえる被災ひさいしゃ姿すがたがあらためてかんだ。
 避難ひなんしょ生活せいかつつづ被災ひさいしゃにとって、安定あんていしたらしの確保かくほ切実せつじつねがいだ。
 東松島ひがしまつしま女性じょせい(18)は「はや避難ひなんしょかららしたい。仮設かせつ住宅じゅうたく、アパートなどれるところりたい」とのぞむ。女川おながわまち木村きむら佳代子かよこさん(62)は「高齢こうれいしゃ年金ねんきん生活せいかつしゃおおいので、町営ちょうえいのアパートをててほしい」ともとめた。
 すべてをうしない、途方とほうれる子育こそだ世代せだい被災ひさいしゃおおい。
 仙台せんだい女性じょせい(36)は「いえながされたうえおっと仕事しごとうしなった。のこったのは18ねんもある住宅じゅうたくローンだけ。3にんどもがいる。どうしたらよいかからない」と窮状きゅうじょううったえる。
 いえくるまのローンをかかえながら子育こそだてをする多賀城たがじょう小幡おばた利津子りつこさん(39)は「さきえず不安ふあんだらけ。たすけて」と切実せつじつこえせた。
 くに住宅じゅうたく全壊ぜんかい世帯せたいに35まんえんなどの義援金ぎえんきん配分はいぶんめたが、生活せいかつなどの支援しえん喫緊きっきん課題かだいだ。みなみ三陸さんりくまち男性だんせい(57)は「いちきんがないとどうしようもない。つぎ生活せいかつかんがえられない」、東松島ひがしまつしま女性じょせい(42)も「ある程度ていど家財かざいをそろえるための支援しえんを」とうったえる。
 行政ぎょうせい対応たいおう情報じょうほう不足ふそくへの不満ふまんこえ相次あいついだ。「情報じょうほうをもっとおおく、はやしてほしい」(石巻いしのまき男性だんせい)「まち情報じょうほう発信はっしんがなく、ここは被害ひがいがないとおもっている友人ゆうじんもいる」(山元やまもとまち男性だんせい)「仙台せんだい対応たいおう非常ひじょうおそい。被災ひさいしゃ震災しんさい当日とうじつからときまったままだ。いちがいると普段ふだんどおりの生活せいかつにみんなもどっていて、あせりをかんじる」(仙台せんだい女性じょせい
 行政ぎょうせいたいしては、まちづくり計画けいかく将来しょうらいぞう早期そうき作成さくせい提示ていじもとめるこえ目立めだった。」(全文ぜんぶん)

作成さくせい有松ありまつ れい
UP:20110501 REV:20110412,14,18,19,20,21,22,23,25,27,28,0501,0629
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