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立岩真也「アフリカのエイズに向かうNGOをすこし手伝う」
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Tateiwa
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アフリカのエイズに
向
む
かうNGOをすこし
手伝
てつだ
う
立岩
たていわ
真
しん
也
2008/07/31
『
中央
ちゅうおう
評論
ひょうろん
』60-2(264, 2008 Summer):120-127(
中央大学
ちゅうおうだいがく
)
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*HIV/エイズ
関連
かんれん
のリレー
連載
れんさい
に
原稿
げんこう
依頼
いらい
を
受
う
けて
執筆
しっぴつ
↓
*
以下
いか
の
本
ほん
に
収録
しゅうろく
されました。
是非
ぜひ
お
買
か
い
求
もと
めください。
◆
稲場
いなば
雅紀
まさのり
・
山田
やまだ
真
しん
・
立岩
たていわ
真
しん
也 2008/11/30
『
流儀
りゅうぎ
――アフリカと
世界
せかい
に
向
むか
い
我
わ
が
邦
くに
の
来
き
し
方
かた
を
振
ふ
り
返
かえ
り
今後
こんご
を
考
かんが
える
二
ふた
つの
対話
たいわ
』
,
生活
せいかつ
書院
しょいん
,272p. ISBN:10 490369030X ISBN:13 9784903690308 2310
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
とくに
アフリカ
の
HIV/エイズ
のことについて、(
人文
じんぶん
社会
しゃかい
科学
かがく
系
けい
の)
研究
けんきゅう
者
しゃ
、
大学
だいがく
(
院
いん
)
生
せい
、そして
教育
きょういく
研究
けんきゅう
機関
きかん
がどんなふうに
関
かか
わっていこうとしているのかについて、
私
わたし
が
知
し
っていることに
限
かぎ
って、すこし
書
か
いてみる。なお、
書
か
けることは
限
かぎ
られている。
生存
せいぞん
学
がく
創成
そうせい
拠点
きょてん
のホームページ
http://www.arsvi.com
で
補
おぎな
ってください。(「
生存
せいぞん
学
がく
」で
検索
けんさく
すれば
最初
さいしょ
に
出
で
てくる。あとはページ
内
ない
を
検索
けんさく
してもらえれば。この
文章
ぶんしょう
も
掲載
けいさい
。
関連
かんれん
ファイルにリンクさせてある。)
■
世界
せかい
を
変
か
えた
人々
ひとびと
のことを
知
し
らせる
エイズで
世界
せかい
で
一
いち
日
にち
に
約
やく
八
はち
〇〇〇
人
にん
が
亡
な
くなっているなどと
聞
き
く。その
多
おお
くが、アフリカの、とくに
サハラ砂漠
さはらさばく
より
南
みなみ
の
地域
ちいき
の
人
ひと
たちだという。
それでアフリカに
行
い
って、
直接
ちょくせつ
にした
方
ほう
がよいことをするという
活動
かつどう
も
必要
ひつよう
ではある。とても
必要
ひつよう
である。そしてそのような
活動
かつどう
をしている
組織
そしき
もある。ただ、
他
た
のこともしなければならない。というのも、
問題
もんだい
は
政治
せいじ
経済
けいざい
の
問題
もんだい
でもあるからだ。
ご
存知
ぞんち
、だと
思
おも
うが、エイズは、
今
いま
はどうしようもない
病
やまい
ではない。
薬
くすり
をうまく
使
つか
えば、
発症
はっしょう
を
抑
おさ
えたり、
症状
しょうじょう
の
進行
しんこう
を
抑
おさ
えたりすることができる。
問題
もんだい
は、
薬
くすり
が
得
え
られないこと、
薬
くすり
が
買
か
えないことである。
そしてその
薬
くすり
は、それを
必要
ひつよう
としている
国
くに
でも、より
安
やす
く、
作
つく
れないことはない。けれども
薬
くすり
を
開発
かいはつ
した
会社
かいしゃ
だけがその
薬
くすり
を
売
う
れることにするなら、
値段
ねだん
は
高
たか
いままにとどまる。それで
買
か
えない。それで
死
し
んでしまう。それでは
困
こま
る。
そこで
様々
さまざま
な
動
うご
きを
起
お
こし、
訴
うった
えた
人
ひと
たちがいた。
例
たと
えば
南
みなみ
アフリカやケニアの
人
ひと
たち。そしてそれが
現実
げんじつ
のいくらかを
変
か
えてきた。
薬
くすり
の
値段
ねだん
が
引
ひ
き
下
さ
げられたり、
薬
くすり
を
作
つく
れる
国
くに
・
場所
ばしょ
が
増
ふ
えたりした。それに
製薬
せいやく
企業
きぎょう
やら、
各国
かっこく
政府
せいふ
やら、
様々
さまざま
が
絡
から
む
複雑
ふくざつ
な
動
うご
きがあった。
まず、その
様々
さまざま
な
出来事
できごと
、
経過
けいか
、
現実
げんじつ
を
調
しら
べて
伝
つた
える
必要
ひつよう
がある。
日本
にっぽん
のマスメディアではなかなか
難
むずか
しい。
研究
けんきゅう
者
しゃ
が
研究
けんきゅう
すべきことであるが、
研究
けんきゅう
者
しゃ
もとても
少
すく
ない。それはよろしくない。
ただいくつか、ないではない。この
経過
けいか
は、まず
林
はやし
達雄
たつお
の
『エイズとの
闘
たたか
い――
世界
せかい
を
変
か
えた
人々
ひとびと
の
声
こえ
』
(2005
年
ねん
、
岩波書店
いわなみしょてん
)に
書
か
かれている。
薄
うす
くて
安
やす
い
岩波
いわなみ
ブックレット。
以下
いか
、『
看護
かんご
教育
きょういく
』という
雑誌
ざっし
に
書
か
いた
その
本
ほん
の
紹介
しょうかい
から。
「いくらかでも
知
し
っている
人
ひと
なら、エイズになっても、
複数
ふくすう
の
薬剤
やくざい
を
適切
てきせつ
に
使
つか
っていけば、
死
し
なずにすむことは
知
し
っている。しかしその
薬
くすり
の
値段
ねだん
は
高
たか
い。そしてエイズになる
人
ひと
が
多
おお
い
地域
ちいき
は
貧
まず
しい
地域
ちいき
である。エイズによる
死者
ししゃ
が
世界
せかい
で
年
とし
に300
万
まん
人
にん
などと
聞
き
くと、そしてそれは
貧困
ひんこん
に
関
かか
わっていると
聞
き
くと、これは
最
もっと
もどうしようもない
事態
じたい
のようにも
思
おも
われる。
しかしこの
本
ほん
に
書
か
かれているのは、かなり
短
みじか
い
間
あいだ
に
事態
じたい
が
変
か
わった、
変
か
わっている、
変
か
えることができるということである。
依然
いぜん
、というかますます
厳
きび
しい
状況
じょうきょう
ではあるのだが、それでもやりようがあるということ、そしてその
土地
とち
土地
とち
のHIV
感染
かんせん
者
しゃ
本人
ほんにん
たち――このごろはPLWHA(HIV/エイズとともに
生
い
きる
人々
ひとびと
)と
言
い
ったりする――の
活動
かつどう
が、
事態
じたい
を
動
うご
かそうとしたこと、
実際
じっさい
に
動
うご
かしてきたことが
書
か
かれている。
政府
せいふ
が
動
うご
いて、あるいは
政府
せいふ
を
動
うご
かして、
米国
べいこく
その
他
た
に
抗
こう
し、まずうまくやった
国
くに
としてブラジルがあげられている。
特許
とっきょ
権
けん
が
設定
せってい
されている
薬
くすり
に
似
に
た
安
やす
い
薬
くすり
(ジェネリック
剤
ざい
)を
自国
じこく
で
作
つく
り、
政府
せいふ
が
無料
むりょう
で
供給
きょうきゅう
したのだ。その
後
ご
、やられた
側
がわ
が
反攻
はんこう
に
出
で
た。
米国
べいこく
が、
世界
せかい
貿易
ぼうえき
機関
きかん
(WTO)への
加盟
かめい
と
特許
とっきょ
を
厳
きび
しくする
法
ほう
とを
抱
だ
き
合
あ
わせにすることに
成功
せいこう
した。
日本
にっぽん
は
米国
べいこく
の
路線
ろせん
に
従
したが
う。それで
事態
じたい
はまた
厳
きび
しくなった。しかし、とりわけ
南
みなみ
アフリカにおける
闘争
とうそう
の
成功
せいこう
なとがあって、
事態
じたい
はまた
変化
へんか
することになる。そこには、
政策
せいさく
が
変
か
わるまで
薬
くすり
を
飲
の
まないという
行動
こうどう
に
出
で
たザッキー・アハマットという
南
みなみ
アフリカの
男
おとこ
がいたりもする。また、ケニアの
女性
じょせい
たちの
活動
かつどう
や、ウガンダの
対応
たいおう
などが
紹介
しょうかい
される。 まず、
世界
せかい
の
中
なか
でいま
一番
いちばん
知
し
られてよいことで、しかし
知
し
られていないことが
書
か
いてあるから、この
本
ほん
には
価値
かち
がある。そして、
世
よ
の
中
なか
で
知
し
られるべきことの
中
なか
には
苦
にが
いこともあり、むろんこの
主題
しゅだい
にもそういう
部分
ぶぶん
はあるのだが、もう
一
ひと
つ、
世界
せかい
は
変
か
えられる、やり
様
さま
はある、と
思
おも
える。その
流
なが
れを
感
かん
じることができる。」
この
本
ほん
を
書
か
いた
林
はやし
さんは
医師
いし
で、
日本
にっぽん
ボランティアセンターの
代表
だいひょう
(1993〜1995
年
ねん
)
等
とう
を
勤
つと
め、いまは
「アフリカ
日本
にっぽん
協議
きょうぎ
会
かい
(AJF)」
という
組織
そしき
の
代表
だいひょう
他
た
をしている
人
ひと
だ。こないだAJF(
上野
うえの
の
方
ほう
に
事務所
じむしょ
がある)に
寄
よ
った
時
とき
、
山田
やまだ
玲司
れいじ
の「
真剣
しんけん
バトルトーク・コミック」
[amazon]
『
絶望
ぜつぼう
に
効
き
くクスリ』
第
だい
11
巻
かん
(
小学館
しょうがくかん
、2007
年
ねん
、もとは『
週刊
しゅうかん
ヤングサンデー』
連載
れんさい
)に
出
で
ているのを
教
おし
えてもらった。
■
遠
とお
いところのことはしなくてよい、ことはない
私
わたし
はそのアフリカ
日本
にっぽん
協議
きょうぎ
会
かい
=AJFという
組織
そしき
を、いまその
事務
じむ
局長
きょくちょう
をしている
斉藤
さいとう
龍一郎
りゅういちろう
さん
から
知
し
らされて、
知
し
った。
大
おお
きな
組織
そしき
ではないが、いろいろなことをしていて、そのわりあい
大
おお
きな
部分
ぶぶん
としてエイズに
関
かか
わる
活動
かつどう
がある。
私
わたし
自身
じしん
は、アフリカに(
行
い
きたいとは
思
おも
うが)
行
おこな
ったこともない。どの
国
くに
がどこにあるのかもおぼつかない。それでもその
活動
かつどう
は
大切
たいせつ
なことだと
思
おも
った。いちおう
会員
かいいん
ではある。
ただ、
斉藤
さいとう
さんと
知
し
り
合
あ
いで、
彼
かれ
が
時々
ときどき
声
こえ
をかけてくれなければ、ほんとに
何
なに
もしなかっただろうと
思
おも
う。
斉藤
さいとう
さんは、
脳性
のうせい
まひの
人
ひと
の
介助
かいじょ
の
仕事
しごと
を
長
なが
いことをしてきた。それは
無償
むしょう
の
仕事
しごと
だった。
私
わたし
は、いまは「ケア」とか
呼
よ
ばれるそういう
仕事
しごと
についてもものを
書
か
いてきた。
一
いち
九
きゅう
九
きゅう
〇
年
ねん
に
初版
しょはん
が
出
で
た
『
生
なま
の
技法
ぎほう
』
という
本
ほん
が
最初
さいしょ
だったのだが、そこでは(
今
いま
でも)、その
仕事
しごと
にお
金
かね
を
払
はら
う――ただしそのお
金
かね
は「
社会
しゃかい
」が
出
だ
す――というかたちがよいと
私
わたし
は
主張
しゅちょう
している。
斉藤
さいとう
さんはそこのところに
疑問
ぎもん
を
感
かん
じて、それで
書評
しょひょう
のようなものを
書
か
いてくれたことがあった。そんなことがあって
知
し
り
合
あ
った。また、
私
わたし
の
同
どう
業者
ぎょうしゃ
で、やはりつきあいの
長
なが
い
市野川
いちのかわ
容
よう
孝
たかし
さん
(
社会
しゃかい
学
がく
、
東京
とうきょう
大学
だいがく
に
勤務
きんむ
)が、
同
おな
じ
人
じん
の
介助
かいじょ
をやっているといったことがわかったりもした。そんなこんなで、
間遠
まどお
ではあったのだがつきあいがあった。さきの
林
はやし
さんのブックレットのことも、どういうかたちでこの
話
はなし
を
世間
せけん
に
知
し
らせたらよいだろうというような
相談
そうだん
をして、それで
市野川
いちのかわ
さんが
出版
しゅっぱん
社
しゃ
の
方
ほう
に
打診
だしん
して、それで、というだんどりでことが
運
はこ
んだのだった。
その
以前
いぜん
だと、2002
年
ねん
、
林
はやし
さんが、ジョハネスバーグ(ヨハネスバーグ)サミット(
当時
とうじ
の
首相
しゅしょう
は
小泉
こいずみ
純一郎
じゅんいちろう
氏
し
)の
日本
にっぽん
政府
せいふ
代表
だいひょう
団
だん
顧問
こもん
団
だん
のメンバーになったことがあって、その
年
とし
の8
月
がつ
、
総理
そうり
大臣
だいじん
宛
あて
に「
日本
にっぽん
政府
せいふ
に
世界
せかい
エイズ・
結核
けっかく
・マラリア
対策
たいさく
基金
ききん
への
拠出
きょしゅつ
資金
しきん
の
増加
ぞうか
を
求
もと
める」という
要請
ようせい
を
行
おこ
なったことがある。その
本文
ほんぶん
は、
要
よう
するに
金
かね
を
出
しゅっ
せということだ。その
理由
りゆう
を
述
の
べる
部分
ぶぶん
など
関係
かんけい
する
文書
ぶんしょ
もHPに
載
の
っている。
「
日本
にっぽん
政府
せいふ
に
世界
せかい
エイズ・
結核
けっかく
・マラリア
対策
たいさく
基金
ききん
への
拠出
きょしゅつ
資金
しきん
の
増加
ぞうか
を
求
もと
める
日本国
にっぽんこく
総理
そうり
大臣
だいじん
小泉
こいずみ
純一郎
じゅんいちろう
殿
しんがり
バルセロナで
開
ひら
かれた
世界
せかい
エイズ
会議
かいぎ
で、
現代
げんだい
世界
せかい
が
直面
ちょくめん
しているエイズ
危機
きき
の
重大
じゅうだい
さが
改
あらた
めて
指摘
してき
され、また、
全
すべ
てのHIV
感染
かんせん
者
しゃ
がエイズ
治療
ちりょう
を
受
う
けることのできるようにすることは
私
わたし
たち
全員
ぜんいん
の
責務
せきむ
、ことに
世界
せかい
各国
かっこく
の
政治
せいじ
的
てき
指導
しどう
者
しゃ
の
指導
しどう
力
りょく
が
問
と
われる
課題
かだい
であることが
確認
かくにん
されたことを
踏
ふ
まえ、
以下
いか
、
要請
ようせい
します。
要
よう
請
1.
世界
せかい
エイズ・
結核
けっかく
・マラリア
対策
たいさく
基金
ききん
(
以下
いか
、「
世界
せかい
基金
ききん
」とする。)に、
拠出
きょしゅつ
を
確約
かくやく
した2
億
おく
米
あめりか
ドルを
早急
そうきゅう
に
拠出
きょしゅつ
することを
求
もと
める。
2.この2
億
おく
米
あめりか
ドルに
加
くわ
えて、
今年度
こんねんど
内
ない
に、3
億
おく
米
あめりか
ドルの
拠出
きょしゅつ
を
求
もと
める。
3.
世界
せかい
基金
ききん
には
最低限
さいていげん
の
予算
よさん
として
年間
ねんかん
100
億
おく
米
あめりか
ドルが
必要
ひつよう
であるとされており、この
基金
ききん
の
活動
かつどう
が
継続
けいぞく
する
限
かぎ
りにおいて、
年間
ねんかん
で
上述
じょうじゅつ
の5
億
おく
米
あめりか
ドルを
下回
したまわ
らない
金額
きんがく
の
拠出
きょしゅつ
を
継続
けいぞく
することを
求
もと
める。
4.
日本
にっぽん
政府
せいふ
は
世界
せかい
基金
ききん
の
活動
かつどう
において
主導
しゅどう
的
てき
な
役割
やくわり
を
果
は
たす、ということを
改
あらた
めて
確認
かくにん
し、
他
た
の
先進
せんしん
諸国
しょこく
に
対
たい
しても
世界
せかい
経済
けいざい
に
占
し
めるウェイトに
応
おう
じた
相応
そうおう
の
資金
しきん
拠出
きょしゅつ
を
積極
せっきょく
的
てき
に
行
おこな
うよう、
強
つよ
く
呼
よ
びかけることを
要請
ようせい
する。」
その
時
とき
、この
要請
ようせい
を
政府
せいふ
・
総理
そうり
大臣
だいじん
に
出
だ
すことに
賛同
さんどう
してくれるよう
呼
よ
びかける、その
呼
よ
びかけ
人
にん
に
加
くわ
わってくれないかと
言
い
われ、はいと
返事
へんじ
した。なにかメッセージを
書
か
けと
言
い
われたので、
以下
いか
のような
文章
ぶんしょう
を
送
おく
った。したのはそれだけだ。
「この
事態
じたい
に
対
たい
してできることをするのは、
言葉
ことば
そのままの
意味
いみ
での、あるいは
強
つよ
い
意味
いみ
での、
義務
ぎむ
である。つまり、それはただ
善意
ぜんい
によってなされることでなく、
私
わたし
たちが
否応
いやおう
なくすべきことであって、こんなことにこそ、
政府
せいふ
に
集
あつ
められた
税金
ぜいきん
が
使
つか
われるべきなのである。それを、してもよいがしなくてもよい
選択
せんたく
の
対象
たいしょう
であると、
拠出
きょしゅつ
をためらうことのできることだと、錯認してはならない。」
なんとなく「
海外
かいがい
援助
えんじょ
」は、
善意
ぜんい
、
自発
じはつ
性
せい
、せいぜい
義務
ぎむ
「
感
かん
」によってなされるものだという
感覚
かんかく
がある。それに
比
くら
べて、
国内
こくない
については、まがりなりにも、
暮
く
らしていけるだけのものを
得
え
られるのは
人
ひと
の
権利
けんり
であり、それを
保持
ほじ
するのは
義務
ぎむ
だということになる。さて、この
違
ちが
いを
正当
せいとう
化
か
する
理由
りゆう
があるかだ。いろいろ
考
かんが
えてもない、というのが
答
こたえ
になる。そのことを
私
わたし
は
言
い
っている。ちなみに、これは「
学問
がくもん
的
てき
」には「グローバル・ジャスティス」を
巡
めぐ
って
議論
ぎろん
されることでもあって、
人
ひと
によって
言
い
うことが
違
ちが
うのだが、
正解
せいかい
は
今
いま
述
の
べたとおりだ。
嫌
いや
だろうともったいなかろろうと、すべきことはしなければならん、ということになる。
■
政策
せいさく
に
関
かか
わるNGO、と
大学
だいがく
このNGOは
現地
げんち
で
活動
かつどう
するというタイプの
組織
そしき
ではない。
情報
じょうほう
を
集
あつ
め、
日本語
にほんご
にするとよいものは
日本語
にほんご
にし、
紙
かみ
媒介
ばいかい
やウェブで
流通
りゅうつう
させるといった
活動
かつどう
がその
一
ひと
つにある。そしてさきの
要請
ようせい
のように、
政府
せいふ
のしていることしていないことをチェックし、そして
意見
いけん
するといった
活動
かつどう
を
行
おこ
なってきた。もちろん
現地
げんち
での
直接
ちょくせつ
の
支援
しえん
活動
かつどう
は
大切
たいせつ
ではある。ただそれだけではないということだ。
「
政府
せいふ
」と
一言
ひとこと
で
言
い
っても、その
中
なか
はいろいろである。なにかはしようと
思
おも
っていることもある。たんに
知
し
らないということもある。
外交
がいこう
についてだと、とくにアフリカなどについては
手薄
てうす
になってしまっている。
政府
せいふ
・
議会
ぎかい
に
対
たい
する
働
はたら
きかけをロビイングと
言
い
うが、そんな
活動
かつどう
をする
組織
そしき
が
必要
ひつよう
である。また
政府
せいふ
も
何
なに
もしないわけにはいかないから、NGOに
何
なに
かをしてもらうこともある。それは
安上
やすあ
がりの
民間
みんかん
委託
いたく
ということにもなるのだが、NGOの
側
がわ
も
資金
しきん
源
げん
は
限
かぎ
られているし、そうした
仕事
しごと
を
受
う
けることがある。そしてそのことで
一定
いってい
の
影響
えいきょう
力
りょく
を
与
あた
えられる
場面
ばめん
もないではない。
そんなタイプのNPO・NGOは
日本
にっぽん
には
少
すく
ないのだが、
必要
ひつよう
だ。そしてそういう
組織
そしき
に
協力
きょうりょく
する
教育
きょういく
・
研究
けんきゅう
機関
きかん
もあったらいい。そんなことを
思
おも
ってきた。
とはいえ、
私
わたし
自身
じしん
は、
他
た
の
仕事
しごと
でいつも
目
め
一
いち
杯
はい
。ホームページに
関連
かんれん
情報
じょうほう
を
掲載
けいさい
するぐらいのことしかできなかった。ただ、こういう
方面
ほうめん
の
研究
けんきゅう
をしようかという
院生
いんせい
がしばらくいたこともあって、また
資金
しきん
調達
ちょうたつ
のためにというもくろみもあって、
冊子
さっし
を
作
つく
ることにした。
さきほど
紹介
しょうかい
した
林
はやし
さんの
本
ほん
はとてもコンパクトなものだった。
安
やす
く
買
か
えて、
早
はや
くわかってもらうというのが
目的
もくてき
だったから、それでよいのだが、
部数
ぶすう
は
少
すく
なくてよいから、もうすこし
詳
くわ
しいものがあってもよいということにもなった。
そこで、
林
はやし
さんのブックレットが
出
で
たのと
同
おな
じ2005
年
ねん
、AJFが
集
あつ
めてきた
資料
しりょう
をまとめて
冊子
さっし
にした。この
年
とし
に
第
だい
1
部
ぶ
から
第
だい
3
部
ぶ
まで3
冊
さつ
をつくった。その
後
ご
、2007
年
ねん
に
第
だい
4
部
ぶ
を
作
つく
った。
『
貧
まず
しい
国々
くにぐに
でのエイズ
治療
ちりょう
実現
じつげん
へのあゆみ――アフリカ
諸国
しょこく
でのPLWHAの
当事
とうじ
者
しゃ
運動
うんどう
、エイズ
治療
ちりょう
薬
やく
の
特許
とっきょ
権
けん
をめぐる
国際
こくさい
的
てき
な
論争
ろんそう
』
というたいへん
長
なが
いタイトルのもので、
第
だい
3
部
ぶ
までの
合本
がっぽん
版
ばん
が1500
円
えん
、
第
だい
4
部
ぶ
が500
円
えん
(PLWHA=HIV/エイズと
生
い
きる
人
ひと
)。
この
冊子
さっし
は、
4
よっ
つ
合
あ
わせるとけっこう
厚
あつ
いものになり、
手前味噌
てまえみそ
ではあるが、とてもおもしろい。それぞれの
紹介
しょうかい
はHPを
見
み
ていただくのがよい。ここでは
第
だい
2
部
ぶ
「
先進
せんしん
国
こく
・
途上
とじょう
国
こく
をつなぐPLWHA
自身
じしん
の
声
こえ
と
活動
かつどう
」についてだけざっと
紹介
しょうかい
しておく。
第
だい
1
章
しょう
「ザッキー・アハマットという
生
い
き
方
かた
」。
第
だい
2
章
しょう
「
南
なん
ア
以外
いがい
の
国
くに
の
状況
じょうきょう
」。
ザッキー・アハマット
は
南
みなみ
アフリカの
有名
ゆうめい
なPLWHAの
活動
かつどう
家
か
。いっときノーベル
平和
へいわ
賞
しょう
かという
噂
うわさ
があったりもした。さらに
林
はやし
さんの
本
ほん
にも
出
で
てくるケニア、ナイジェリア、モザンビークの
人
ひと
たちの
言葉
ことば
や
組織
そしき
の
行動
こうどう
が
詳
くわ
しく
紹介
しょうかい
されている。
第
だい
3
章
しょう
「ARVを
巡
めぐ
る
先進
せんしん
国
こく
での
争
あらそ
い」。アフリカ
日本
にっぽん
協議
きょうぎ
会
かい
の
事務
じむ
局員
きょくいん
・
稲場
いなば
雅紀
まさのり
「シアトルWТO
閣僚
かくりょう
会議
かいぎ
で
表面
ひょうめん
化
か
したエイズ
治療
ちりょう
薬
やく
と
知的
ちてき
所有
しょゆう
権
けん
の
問題
もんだい
」。あの
時
とき
にあったことが
記憶
きおく
の
片隅
かたすみ
か
彼方
かなた
かに
追
お
いやられてしまってはまずいわけで、この
報告
ほうこく
を
掲載
けいさい
。また
高橋
たかはし
慎一
しんいち
・
堀田
ほった
義太郎
よしたろう
「エイズ
危機
きき
における
米国
べいこく
患者
かんじゃ
運動
うんどう
の
軌跡
きせき
」は
米国
べいこく
内
ない
での
当人
とうにん
たちの
運動
うんどう
を
紹介
しょうかい
している。さらに、
米国
べいこく
の
女性
じょせい
のロースクールの
院生
いんせい
が「
国境
こっきょう
なき
医師
いし
団
だん
」と
協力
きょうりょく
しつながら、
製薬
せいやく
会社
かいしゃ
および
自
みずか
らが
属
ぞく
するエール
大学
だいがく
とやりあって、
特許
とっきょ
権
けん
の
不
ふ
行使
こうし
を
実現
じつげん
させた
過程
かてい
を
報道
ほうどう
した
記事
きじ
も
収録
しゅうろく
した。
第
だい
4
章
しょう
は「
途上
とじょう
国
こく
でのエイズ
治療
ちりょう
の
可能
かのう
性
せい
を
開
ひら
く――ブラジルの
挑戦
ちょうせん
」。
■
COE
そして
記録
きろく
を
辿
たど
ってみると、
林
はやし
さんの
本
ほん
が
出
で
て、
冊子
さっし
の
第
だい
1〜3
部
ぶ
を
出
だ
した
同
おな
じ2005
年
ねん
の11月、
林
はやし
さんに
大学
だいがく
(
院
いん
)に
来
き
て
話
はな
してもらっている。ただ、
私
わたし
のいる
研究
けんきゅう
科
か
――
私
わたし
は
先端
せんたん
総合
そうごう
学術
がくじゅつ
研究
けんきゅう
科
か
という
意味
いみ
不明
ふめい
な
名称
めいしょう
の、
学部
がくぶ
にくっついていない
大学院
だいがくいん
だけの
大学院
だいがくいん
にいる――に、この
種
たね
のことを
専
せん
門
もん
に
研究
けんきゅう
している
人
ひと
はおらず、
大学院生
だいがくいんせい
にもその
研究
けんきゅう
をという
人
ひと
はその
後
ご
はいなかったから、
誰
だれ
かやってくるまで、こんなことを
時々
ときどき
やっていくのかなという
感
かん
じだった。
そんなことをしているうちに、
大学
だいがく
教員
きょういん
界隈
かいわい
では
知
し
られているものだが、
国
くに
が
数
かず
を
限
かぎ
ったところにわりあい
大
おお
きめのお
金
かね
を
出
だ
してなにか(
研究
けんきゅう
を)させようというグローバルCOE(「
卓越
たくえつ
した
研究
けんきゅう
拠点
きょてん
」だそうだ)プログラムというものに
応募
おうぼ
しなければならないことになった。それで「
生存
せいぞん
学
がく
創成
そうせい
拠点
きょてん
――
障
さわ
老病
ろうびょう
異
こと
と
共
とも
に
暮
く
らす
世界
せかい
へ」という
企画
きかく
を
考
かんが
えた。その
全体
ぜんたい
についてはそのHPを
見
み
ていただくのがよいのだが、その
企画
きかく
の
一部
いちぶ
に「
連帯
れんたい
と
構築
こうちく
」という
項目
こうもく
がある。
文部
もんぶ
科学
かがく
省
しょう
・
日本
にっぽん
学術
がくじゅつ
振興
しんこう
会
かい
に
提出
ていしゅつ
した
計画
けいかく
書
しょ
のその
項目
こうもく
の
一部
いちぶ
の
説明
せつめい
として、
次
つぎ
のようにある。
「
医療
いりょう
援助
えんじょ
等
とう
に
直接
ちょくせつ
に
関
かか
わる
組織
そしき
とともに
世界
せかい
規模
きぼ
での
政策
せいさく
転換
てんかん
・
推進
すいしん
を
目指
めざ
す
組織
そしき
に
着目
ちゃくもく
する。アフリカのエイズの
問題
もんだい
に
関
かか
わってきたNGOの
代表
だいひょう
を
特別
とくべつ
招聘
しょうへい
教授
きょうじゅ
に
迎
むか
えた。さらにアジア、アフリカ
等
とう
の
研究
けんきゅう
機関
きかん
・
研究
けんきゅう
者
しゃ
、NGOの
活動
かつどう
との
連携
れんけい
を
強化
きょうか
し
研究
けんきゅう
を
遂行
すいこう
。
国際
こくさい
医療
いりょう
保険
ほけん
の
構想
こうそう
等
とう
、
国境
こっきょう
を
越
こ
えた
機構
きこう
の
可能
かのう
性
せい
を
研究
けんきゅう
、
財源
ざいげん
論
ろん
を
含
ふく
め
国際
こくさい
的
てき
な
社会
しゃかい
サービス
供給
きょうきゅう
システムの
提案
ていあん
を
行
おこな
う。」
大言壮語
たいげんそうご
ということはなろうが、それでもできるところからできることをしていこうと
思
おも
う。「グローバル」という
言葉
ことば
が
冠
かん
されているから――その
一
ひと
つ
前
まえ
のは「21
世紀
せいき
COE」というものだった――というのではなく、
当然
とうぜん
のこととして、
国内
こくない
に
起
お
こっていることに
限
かぎ
らなければならないことはない。そして、
世界
せかい
でなにがえらいことになっているかといえば、それはエイズである。こういう
単純
たんじゅん
な
発想
はっそう
だ。
そんなふうに
思
おも
ったから、COEの
選考
せんこう
の
前
まえ
から、2007
年
ねん
の4
月
がつ
から
林
はやし
さんに
特別
とくべつ
招聘
しょうへい
教授
きょうじゅ
というものになってもらった。なんだか
偉
えら
そうだが、
月
つき
5
万
まん
円
えん
、
賞与
しょうよ
等
とう
々なにもなし、という
役
やく
である。
気持
きも
ちとしては、
林
はやし
さん
個人
こじん
というより、AJFといっしょにやれることをやろうということでお
願
ねが
いした。そんな
計画
けいかく
を
作
つく
って
書類
しょるい
を
書
か
いて
出
だ
して、その
年
とし
の5
月
がつ
末
まつ
に
面接
めんせつ
試験
しけん
(ヒアリング)
を
受
う
けた。
結果
けっか
、
当
あ
たって、
昨年
さくねん
の7
月
がつ
頃
ごろ
から
始
はじ
まっている。
全体
ぜんたい
としては
着々
ちゃくちゃく
と
様々
さまざま
な
仕事
しごと
を
進
すす
めているが、この
部分
ぶぶん
はこれからという
感
かん
じではある。ただ、
今
いま
はまずはアフリカ
関連
かんれん
の
情報
じょうほう
を
斉藤
さいとう
さんたちに
集
あつ
めて
掲載
けいさい
してもらっている。と
書
か
いた
後
のち
、
今
いま
そうして
作
つく
ってもらったファイル
を
調
しら
べてみたら、
国
くに
別
べつ
、テーマ
別
べつ
、その
他
た
計
けい
116ファイル、すべて
文字
もじ
だけのファイルで
合
あ
わせて9メガバイト
強
きょう
という
量
りょう
になっている。だいたい0.5メガバイト
程度
ていど
(400
字
じ
×600
枚
まい
強
きょう
)で、それなりに
分量
ぶんりょう
のある
単行本
たんこうぼん
1
冊
さつ
の
文字
もじ
量
りょう
になるから、
既
すで
に20
冊
さつ
分
ぶん
の
情報
じょうほう
量
りょう
があるということである。この5
月
がつ
は「アフリカ
開発
かいはつ
会議
かいぎ
(TICAD)」
関連
かんれん
のニュースがあったりしたものだから、この
月
つき
の
そのファイル
(これだけで
本
ほん
1
冊
さつ
分
ぶん
の
分量
ぶんりょう
がある)へのアクセス
数
すう
は、HPにある1
万
まん
強
きょう
のファイルの
中
なか
で
第
だい
3
位
い
になった。
私
わたし
は、
多
おお
くの
主題
しゅだい
について、「
分析
ぶんせき
」の
手前
てまえ
の
基本
きほん
的
てき
なデータを
集
あつ
めて
公開
こうかい
することが、
研究
けんきゅう
機関
きかん
によってなされるべきだと
考
かんが
えている。そしてそれがあまりなされていないのが
残念
ざんねん
だと
思
おも
っている。まだ
本格
ほんかく
的
てき
に
始
はじ
めて1
年
ねん
経
た
っていないこの
作業
さぎょう
の
意義
いぎ
はとても
大
おお
きいと
思
おも
う。
そして、
昨年
さくねん
7
月
がつ
にはCOEの
企画
きかく
として、AJFの
事務
じむ
局員
きょくいん
をしている
稲場
いなば
雅紀
まさのり
さん
に、
私
わたし
がき
手
きて
になって
公開
こうかい
インタビューをした。その
一部
いちぶ
は
『
現代
げんだい
思想
しそう
』
という
雑誌
ざっし
の
2007
年
ねん
9
月
がつ
号
ごう
(
特集
とくしゅう
:
社会
しゃかい
の
貧困
ひんこん
/
貧困
ひんこん
の
社会
しゃかい
)
に
掲載
けいさい
された。さらにその「
完全
かんぜん
版
ばん
」が、
林
はやし
さんとともに
特別
とくべつ
招聘
しょうへい
教授
きょうじゅ
になってもらった
栗原
くりはら
彬
あきら
さん
(
社会
しゃかい
学
がく
)の
講義
こうぎ
とのカップリングで、
冊子
さっし
『
時空
じくう
から/へ――
水俣
みなまた
/アフリカ…を
語
かた
る
栗原
くりはら
彬
あきら
・
稲場
いなば
雅紀
まさのり
』
に
収録
しゅうろく
され、さらに
山田
やまだ
真
しん
さん
(
小児科
しょうにか
医
い
)へのインタビュー
他
た
を
合
あ
わせた
本
ほん
が
今年中
ことしじゅう
に
公刊
こうかん
されるはずだ。そこで
稲場
いなば
さんは、アフリカについて
語
かた
り、またロビイングなどによって
政策
せいさく
に
関
かか
わっていくNPO・NGOが
別
べつ
のタイプの
組織
そしき
と
同時
どうじ
に
存在
そんざい
することの
意義
いぎ
を
語
かた
っている。
それにしても「
研究
けんきゅう
」する
人
ひと
がもっといたらよい。
世界
せかい
のどこにいたってよいのだが、
大学院生
だいがくいんせい
になって(
後期
こうき
課程
かてい
から
入学
にゅうがく
も
可
か
)、
こちら
で
仕事
しごと
をしてもらってもよい。
南
みなみ
アフリカに
派遣
はけん
、ぐらいのことはできるはずだ。ご
検討
けんとう
ください。
◆
稲場
いなば
雅紀
まさのり
・
山田
やまだ
真
しん
・
立岩
たていわ
真
しん
也 2008/11/30
『
流儀
りゅうぎ
――アフリカと
世界
せかい
に
向
むか
い
我
わ
が
邦
くに
の
来
き
し
方
かた
を
振
ふ
り
返
かえ
り
今後
こんご
を
考
かんが
える
二
ふた
つの
対話
たいわ
』
,
生活
せいかつ
書院
しょいん
,272p. ISBN:10 490369030X ISBN:13 9784903690308 2310
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
UP:20080601 REV::
◇
HIV/エイズ
◇
アフリカ
日本
にっぽん
協議
きょうぎ
会
かい
(AJF)
◇
立岩
たていわ
真
しん
也
◇
Shin'ya Tateiwa
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